JPH08127020A - 生コンクリートの練り上がり温度管理方法 - Google Patents
生コンクリートの練り上がり温度管理方法Info
- Publication number
- JPH08127020A JPH08127020A JP26850994A JP26850994A JPH08127020A JP H08127020 A JPH08127020 A JP H08127020A JP 26850994 A JP26850994 A JP 26850994A JP 26850994 A JP26850994 A JP 26850994A JP H08127020 A JPH08127020 A JP H08127020A
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- JP
- Japan
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- temperature
- control device
- raw concrete
- concrete
- station
- Prior art date
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- Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 生コンクリートの練り上がり温度を推定し、
生コンクリートの温度管理を容易にする。 【構成】 生コンクリート製造プラントの各材料計量槽
に温度センサ12を配設する。温度管理装置14に予め
使用する材料の比熱を入力記憶させておく。そして生コ
ンクリートを製造する時に、計量した各材料の計量値、
温度を温度管理装置14に取り込み、これらの計量値、
温度及び予め記憶している比熱とから生コンクリートの
練り上がり温度を推定する。また温度センサ12と温度
管理装置14とを1つの伝送路を共有する送信局と受信
局とよりなる多重伝送装置13により接続する。
生コンクリートの温度管理を容易にする。 【構成】 生コンクリート製造プラントの各材料計量槽
に温度センサ12を配設する。温度管理装置14に予め
使用する材料の比熱を入力記憶させておく。そして生コ
ンクリートを製造する時に、計量した各材料の計量値、
温度を温度管理装置14に取り込み、これらの計量値、
温度及び予め記憶している比熱とから生コンクリートの
練り上がり温度を推定する。また温度センサ12と温度
管理装置14とを1つの伝送路を共有する送信局と受信
局とよりなる多重伝送装置13により接続する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種材料を計量、混練
して生コンクリートを製造する生コンクリート製造プラ
ントにおける生コンクリートの練り上がり温度管理方法
に関する。
して生コンクリートを製造する生コンクリート製造プラ
ントにおける生コンクリートの練り上がり温度管理方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリートの施工時の重要な要素の一
つに生コンクリートの温度があり、この生コンクリート
の温度は、施工上の品質に影響を与えたり、運搬上の条
件にも影響を与える。
つに生コンクリートの温度があり、この生コンクリート
の温度は、施工上の品質に影響を与えたり、運搬上の条
件にも影響を与える。
【0003】特に、生コンクリートの温度が高くなる
と、水和反応が早くなって長期強度が低下しやすく、硬
化温度が高いために外気が急激に低下するとひび割れを
生じやすくなり、また、運搬時や打ち込みまでの間にス
ランプロスを生じやすいといった現象を起こしやすい。
と、水和反応が早くなって長期強度が低下しやすく、硬
化温度が高いために外気が急激に低下するとひび割れを
生じやすくなり、また、運搬時や打ち込みまでの間にス
ランプロスを生じやすいといった現象を起こしやすい。
【0004】そして、ダム工事などで使用されるマッシ
ブなコンクリートでは、生コンクリート自体の発熱も大
きく、それによる内部応力の影響が無視できないもので
あり、生コンクリートの温度管理を厳密に行なってい
る。
ブなコンクリートでは、生コンクリート自体の発熱も大
きく、それによる内部応力の影響が無視できないもので
あり、生コンクリートの温度管理を厳密に行なってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ホット
コンクリートのような特殊な生コンクリートを製造する
プラントではミキサに温度計を装備した例はあるが、一
般の生コンクリート製造プラントでは生コンクリートの
温度を測定するために温度計を装備している例は少な
く、また、練り上がりの生コンクリートの温度を推測す
るような装置を搭載したものも見あたらない。
コンクリートのような特殊な生コンクリートを製造する
プラントではミキサに温度計を装備した例はあるが、一
般の生コンクリート製造プラントでは生コンクリートの
温度を測定するために温度計を装備している例は少な
く、また、練り上がりの生コンクリートの温度を推測す
るような装置を搭載したものも見あたらない。
【0006】本発明は上記の点に鑑み、生コンクリート
製造プラントにおいて生コンクリートを製造する場合
に、練り上がりの生コンクリートの温度を推測するよう
にして生コンクリートの温度管理を行なうようにした生
コンクリートの練り上がり温度管理方法を提供すること
を目的とする。
製造プラントにおいて生コンクリートを製造する場合
に、練り上がりの生コンクリートの温度を推測するよう
にして生コンクリートの温度管理を行なうようにした生
コンクリートの練り上がり温度管理方法を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、請求項1記載の生コンクリートの練り上
がり温度管理方法にあっては、生コンクリートの各種材
料を計量する各計量槽にそれぞれ温度センサを配設する
と共に、該温度センサを温度管理装置に接続し、該温度
管理装置に予め生コンクリートの各種材料の比熱を入力
して記憶させておき、材料計量時に前記計量槽により計
量した各材料の温度と計量値とを前記温度管理装置に取
り込み、計量した各材料の比熱、温度、重量より生コン
クリートの練り上がり温度を推定するようにしたことを
特徴としている。
成するために、請求項1記載の生コンクリートの練り上
がり温度管理方法にあっては、生コンクリートの各種材
料を計量する各計量槽にそれぞれ温度センサを配設する
と共に、該温度センサを温度管理装置に接続し、該温度
管理装置に予め生コンクリートの各種材料の比熱を入力
して記憶させておき、材料計量時に前記計量槽により計
量した各材料の温度と計量値とを前記温度管理装置に取
り込み、計量した各材料の比熱、温度、重量より生コン
クリートの練り上がり温度を推定するようにしたことを
特徴としている。
【0008】また、請求項2記載の生コンクリートの練
り上がり温度管理方法にあっては、前記温度センサと温
度管理装置との接続には、主局となる受信局と、従属局
となる多数の送信局とを一本の伝送路により連結する多
重伝送装置を用い、温度センサを前記送信局に、温度管
理装置を前記受信局に接続したことを特徴としている。
り上がり温度管理方法にあっては、前記温度センサと温
度管理装置との接続には、主局となる受信局と、従属局
となる多数の送信局とを一本の伝送路により連結する多
重伝送装置を用い、温度センサを前記送信局に、温度管
理装置を前記受信局に接続したことを特徴としている。
【0009】
【作用】本発明の請求項1記載の生コンクリートの練り
上がり温度管理方法によれば、生コンクリートを製造す
る時に、各計量槽により材料を計量した時点で計量した
各材料の温度と計量した計量値とを検出する。検出した
温度と計量値は温度管理装置に送り込まれ、温度管理装
置では予め記憶させた各種材料の比熱と送り込まれた各
材料の温度及び重量とより生コンクリートの練り上がり
温度を演算して推定する。この推定した生コンクリート
の練り上がり温度を出力装置に出力させることにより生
コンクリートの練り上がり温度の管理情報を提供するこ
とができる。
上がり温度管理方法によれば、生コンクリートを製造す
る時に、各計量槽により材料を計量した時点で計量した
各材料の温度と計量した計量値とを検出する。検出した
温度と計量値は温度管理装置に送り込まれ、温度管理装
置では予め記憶させた各種材料の比熱と送り込まれた各
材料の温度及び重量とより生コンクリートの練り上がり
温度を演算して推定する。この推定した生コンクリート
の練り上がり温度を出力装置に出力させることにより生
コンクリートの練り上がり温度の管理情報を提供するこ
とができる。
【0010】また、本発明の請求項2記載の生コンクリ
ートの練り上がり温度管理方法によれば、一本の伝送路
に連結した多重伝送装置の送信局に温度センサを接続す
るので、温度計の増設も簡単に行なうことができるう
え、各計量槽に取り付ける複数の温度計の配線も計量槽
付近に設置する送信局までですみ、配線が簡素になる。
ートの練り上がり温度管理方法によれば、一本の伝送路
に連結した多重伝送装置の送信局に温度センサを接続す
るので、温度計の増設も簡単に行なうことができるう
え、各計量槽に取り付ける複数の温度計の配線も計量槽
付近に設置する送信局までですみ、配線が簡素になる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0012】生コンクリート製造プラントは概略図1の
ように構成される。1a〜1eはプラント上部に設けた
骨材貯蔵ビンであって、該骨材貯蔵ビン1a〜1eの上
位には傾斜ベルコン2により持ち上げた骨材を所定の骨
材貯蔵ビンに分配投入する分配シュート3を配設してい
る。
ように構成される。1a〜1eはプラント上部に設けた
骨材貯蔵ビンであって、該骨材貯蔵ビン1a〜1eの上
位には傾斜ベルコン2により持ち上げた骨材を所定の骨
材貯蔵ビンに分配投入する分配シュート3を配設してい
る。
【0013】骨材貯蔵ビン1a〜1eの下位には砂利計
量槽4及び砂計量槽5を配設しており、また、その側方
にはセメントを計量するセメント計量槽6及び混練水を
計量する水計量槽7を配設している。水計量槽7には混
和剤を計量する混和剤計量槽8を備えている。
量槽4及び砂計量槽5を配設しており、また、その側方
にはセメントを計量するセメント計量槽6及び混練水を
計量する水計量槽7を配設している。水計量槽7には混
和剤を計量する混和剤計量槽8を備えている。
【0014】各計量槽には各材料の重量を検出するロー
ドセル9を備えており、該ロードセル9はプラントを運
転制御する操作盤10に接続して各材料の計量制御を行
なうようにしている。また、これら計量槽の下位には計
量した各種材料を混練するミキサ11を配設している。
ドセル9を備えており、該ロードセル9はプラントを運
転制御する操作盤10に接続して各材料の計量制御を行
なうようにしている。また、これら計量槽の下位には計
量した各種材料を混練するミキサ11を配設している。
【0015】各計量槽には温度センサ12を配設してお
り、各温度センサ12により検出した温度データは多重
伝送装置13を介して操作室に設置された温度管理装置
14に送り込まれれて演算処理される。
り、各温度センサ12により検出した温度データは多重
伝送装置13を介して操作室に設置された温度管理装置
14に送り込まれれて演算処理される。
【0016】前記多重伝送装置13は図2に示すよう
に、操作室に設置された主局となる受信局15と計量槽
の近傍に設置された従属局となる複数の送信局16とか
ら成り、受信局15と各送信局16とはツイストペア線
又は同軸ケーブルから成る伝送路17により接続してお
り、多数の送信局16が一つの伝送路17を共有する形
となっている。
に、操作室に設置された主局となる受信局15と計量槽
の近傍に設置された従属局となる複数の送信局16とか
ら成り、受信局15と各送信局16とはツイストペア線
又は同軸ケーブルから成る伝送路17により接続してお
り、多数の送信局16が一つの伝送路17を共有する形
となっている。
【0017】受信局15は図3に示すような波高値が3
0Vの電源パルスAを発生する電源パルス発生部18と
波高値が10VのデータパルスBを受信するデータパル
ス受信部19及びパルスを計数するカウンター部20を
備え、更に、これらを駆動する電源部21や温度管理装
置14と接続するRS232Cインターフェース22を
備えている。
0Vの電源パルスAを発生する電源パルス発生部18と
波高値が10VのデータパルスBを受信するデータパル
ス受信部19及びパルスを計数するカウンター部20を
備え、更に、これらを駆動する電源部21や温度管理装
置14と接続するRS232Cインターフェース22を
備えている。
【0018】送信局16には前記電源パルスAを検出す
る電源パルス検出部23、各送信局16固有の自局番号
を設定する局番設定部24を備えると共に、温度センサ
12を電気的絶縁を施して接続するアイソレーション部
25、電圧信号を周波数信号に変換するV/F変換部2
6、V/F変換部26により変換された周波数信号をデ
ジタルデータ化してデータパルスBを発生するデータパ
ルス発生部27、パルスを計数するカウンタ部28、各
送信局16が同一位相、同一周波数の正確なクロックを
発生させるために各送信局共通の発振器29、データパ
ルスBを伝送路17に送り出すデータパルス送出部30
を備えている。
る電源パルス検出部23、各送信局16固有の自局番号
を設定する局番設定部24を備えると共に、温度センサ
12を電気的絶縁を施して接続するアイソレーション部
25、電圧信号を周波数信号に変換するV/F変換部2
6、V/F変換部26により変換された周波数信号をデ
ジタルデータ化してデータパルスBを発生するデータパ
ルス発生部27、パルスを計数するカウンタ部28、各
送信局16が同一位相、同一周波数の正確なクロックを
発生させるために各送信局共通の発振器29、データパ
ルスBを伝送路17に送り出すデータパルス送出部30
を備えている。
【0019】前記温度管理装置14は受信局15から通
信用のRS232Cインターフェース22を介して伝送
される温度データを記憶したり、入力部31より入力さ
れる各材料の比熱等のデータを記憶したり、温度データ
を演算処理するプログラムを記憶する記憶部32を備え
ると共に、これらのデータを演算処理して出力部33に
出力する演算処理部34を備えている。また、温度管理
装置14は前記操作盤10と接続して操作盤10により
受信する各計量槽よりの計量値を取り込むようにしてい
る。
信用のRS232Cインターフェース22を介して伝送
される温度データを記憶したり、入力部31より入力さ
れる各材料の比熱等のデータを記憶したり、温度データ
を演算処理するプログラムを記憶する記憶部32を備え
ると共に、これらのデータを演算処理して出力部33に
出力する演算処理部34を備えている。また、温度管理
装置14は前記操作盤10と接続して操作盤10により
受信する各計量槽よりの計量値を取り込むようにしてい
る。
【0020】次に、生コンクリートの練り上がり温度を
推定する手順について図4のフローチャートに基づいて
説明する。図中、S1〜S11はフローチャートの各ス
テップを示す。
推定する手順について図4のフローチャートに基づいて
説明する。図中、S1〜S11はフローチャートの各ス
テップを示す。
【0021】先ず初期設定として、温度管理装置14に
生コンクリート製造プラントで使用する各材料の比熱を
入力部31より図5に示す画面の表示に従って入力して
記憶部32に記憶させる(S1)。比熱の入力を終了す
るか否か判断し(S2)、終了であればENDに進み終
了する。比熱の入力を継続する場合はステップS1に戻
って入力を続行する。
生コンクリート製造プラントで使用する各材料の比熱を
入力部31より図5に示す画面の表示に従って入力して
記憶部32に記憶させる(S1)。比熱の入力を終了す
るか否か判断し(S2)、終了であればENDに進み終
了する。比熱の入力を継続する場合はステップS1に戻
って入力を続行する。
【0022】次いで、砂利、砂、セメント等の各材料の
計量を開始し(S3)、所定量計量した時点で各計量槽
に取り付けた温度センサ12により各材料の温度を検出
する(S4)。検出した各材料の温度を温度管理装置1
4に送り込む(S5)。
計量を開始し(S3)、所定量計量した時点で各計量槽
に取り付けた温度センサ12により各材料の温度を検出
する(S4)。検出した各材料の温度を温度管理装置1
4に送り込む(S5)。
【0023】この時、各送信局16は受信局より発生し
た電源パルスAを受信して駆動電源とすると共に、送信
局には局番設定部24に自局の局番を予め設定してお
り、各送信局では検出した温度データと共に自局番号を
クロックパルスに基づいて予め設定した時間差をカウン
タ部により計数しながらデータパルスBとして伝送路1
7に送出する。
た電源パルスAを受信して駆動電源とすると共に、送信
局には局番設定部24に自局の局番を予め設定してお
り、各送信局では検出した温度データと共に自局番号を
クロックパルスに基づいて予め設定した時間差をカウン
タ部により計数しながらデータパルスBとして伝送路1
7に送出する。
【0024】図3は電源パルスA間に温度データのデー
タパルスBを挿入した状態を示す伝送波形図であり、各
送信局8の送出データが電源パルスA間の部分に嵌め込
まれて伝送されている状態を示している。
タパルスBを挿入した状態を示す伝送波形図であり、各
送信局8の送出データが電源パルスA間の部分に嵌め込
まれて伝送されている状態を示している。
【0025】受信局15では図3に示すようなパルス信
号をデータパルス受信部19で受信すると、電源パルス
Aに同期させながら予め記憶している各送信局16の自
局番号に対応した時間差を基にデータパルスBを各送信
局16毎に分離しながら、データパルスBをカウンタ部
20で一定時間計数し、これによって各送信局16に対
応した温度センサ12の温度データをデジタルデータと
して読み取るのである。
号をデータパルス受信部19で受信すると、電源パルス
Aに同期させながら予め記憶している各送信局16の自
局番号に対応した時間差を基にデータパルスBを各送信
局16毎に分離しながら、データパルスBをカウンタ部
20で一定時間計数し、これによって各送信局16に対
応した温度センサ12の温度データをデジタルデータと
して読み取るのである。
【0026】この読み取った温度データをRS232C
インターフェース22を介して温度管理装置14に送り
込むのである。
インターフェース22を介して温度管理装置14に送り
込むのである。
【0027】次に、計量が完了すると、温度管理装置1
4では、操作盤10より計量した各計量データを取り込
み記憶する(S6)。そして各材料の計量値と温度デー
タが揃うと、これら計量値と温度データ及び予め材料毎
に入力記憶させている比熱とより材料の有する熱量を演
算し(S7)、更に練り混ぜにより発生する水和熱を演
算し(S8)、これらを合わせて生コンクリートの練り
上がり温度を推定する(S9)。
4では、操作盤10より計量した各計量データを取り込
み記憶する(S6)。そして各材料の計量値と温度デー
タが揃うと、これら計量値と温度データ及び予め材料毎
に入力記憶させている比熱とより材料の有する熱量を演
算し(S7)、更に練り混ぜにより発生する水和熱を演
算し(S8)、これらを合わせて生コンクリートの練り
上がり温度を推定する(S9)。
【0028】練り上がり温度の推定が完了するとその値
を図6に示すように表にしたり、また図7に示すように
グラフにして出力する(S10)。ここで温度の推定を
終了するか否か判断し(S11)、終了であればEND
に進み終了し、継続であればステップS3に戻って計量
待ちとなる。
を図6に示すように表にしたり、また図7に示すように
グラフにして出力する(S10)。ここで温度の推定を
終了するか否か判断し(S11)、終了であればEND
に進み終了し、継続であればステップS3に戻って計量
待ちとなる。
【0029】このようにして計量時に計量する各材料の
温度を検出すると共に、計量値を取り込み、これらから
生コンクリートの練り上がり温度を推定することができ
る。
温度を検出すると共に、計量値を取り込み、これらから
生コンクリートの練り上がり温度を推定することができ
る。
【0030】なお、ここでは温度管理装置14と温度セ
ンサ12との接続を多重伝送装置13により接続した例
によって説明したが、これらの接続は多重伝送装置13
だけではなく、個々の温度センサ12を信号線(温度セ
ンサが熱電対ならば補償導線等)によって直接温度管理
装置14に連結しても良い。
ンサ12との接続を多重伝送装置13により接続した例
によって説明したが、これらの接続は多重伝送装置13
だけではなく、個々の温度センサ12を信号線(温度セ
ンサが熱電対ならば補償導線等)によって直接温度管理
装置14に連結しても良い。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1の生コン
クリートの練り上がり温度管理方法にあっては、各種コ
ンクリート材料を計量する計量槽に温度センサ12を配
設し、計量した材料の計量値と温度及び比熱とより生コ
ンクリートの練り上がり温度を推定するようにしたの
で、生コンクリートの温度を厳密に管理する必要のある
場合に、その出荷時の温度管理を容易に行なうことがで
きる。
クリートの練り上がり温度管理方法にあっては、各種コ
ンクリート材料を計量する計量槽に温度センサ12を配
設し、計量した材料の計量値と温度及び比熱とより生コ
ンクリートの練り上がり温度を推定するようにしたの
で、生コンクリートの温度を厳密に管理する必要のある
場合に、その出荷時の温度管理を容易に行なうことがで
きる。
【0032】また、本発明の請求項1の生コンクリート
の練り上がり温度管理方法にあっては、多数の温度セン
サ12と温度管理装置14とを多重伝送装置13により
接続するようにしたので、温度センサ12と温度管理装
置14との間は一本の伝送路17ですむため、配線の簡
素化が図れてその手間を省くことができる。
の練り上がり温度管理方法にあっては、多数の温度セン
サ12と温度管理装置14とを多重伝送装置13により
接続するようにしたので、温度センサ12と温度管理装
置14との間は一本の伝送路17ですむため、配線の簡
素化が図れてその手間を省くことができる。
【図1】本発明の説明用概略構成図である。
【図2】多重伝送装置の概略構成図である。
【図3】電源パルスとデータパルスの関係を示す伝送波
形図である。
形図である。
【図4】本発明方法の手順を説明したフローチャートで
ある。
ある。
【図5】比熱の入力画面の一実施例を示す説明図であ
る。
る。
【図6】温度データの出力画面の一実施例を示す説明図
である。
である。
【図7】温度データの出力画面の一実施例を示す説明図
である。
である。
4…砂利計量槽 5…砂計量槽 6…セメント計量槽 7…水計量槽 8…混和剤計量槽 12…温度センサ 13…多重伝送装置 14…温度管理装
置 15…受信局 16…送信局 17…伝送路
置 15…受信局 16…送信局 17…伝送路
Claims (2)
- 【請求項1】生コンクリートの各種材料を計量する各計
量槽にそれぞれ温度センサを配設すると共に、該温度セ
ンサを温度管理装置に接続し、該温度管理装置に予め生
コンクリートの各種材料の比熱を入力して記憶させてお
き、材料計量時に前記計量槽により計量した各材料の温
度と計量値とを前記温度管理装置に取り込み、計量した
各材料の比熱、温度、重量より生コンクリートの練り上
がり温度を推定するようにしたことを特徴とする生コン
クリートの練り上がり温度管理方法。 - 【請求項2】前記温度センサと温度管理装置との接続に
は、主局となる受信局と、従属局となる多数の送信局と
を一本の伝送路により連結する多重伝送装置を用い、温
度センサを前記送信局に、温度管理装置を前記受信局に
接続したことを特徴とする請求項1記載の生コンクリー
トの練り上がり温度管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26850994A JPH08127020A (ja) | 1994-11-01 | 1994-11-01 | 生コンクリートの練り上がり温度管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26850994A JPH08127020A (ja) | 1994-11-01 | 1994-11-01 | 生コンクリートの練り上がり温度管理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08127020A true JPH08127020A (ja) | 1996-05-21 |
Family
ID=17459499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26850994A Pending JPH08127020A (ja) | 1994-11-01 | 1994-11-01 | 生コンクリートの練り上がり温度管理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08127020A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011140164A (ja) * | 2010-01-07 | 2011-07-21 | Hazama Corp | コンクリート管理方法及びシステム |
CN102528931A (zh) * | 2012-02-01 | 2012-07-04 | 中联重科股份有限公司 | 一种对外加剂加温的控制方法、装置及系统 |
CN115871109A (zh) * | 2022-12-15 | 2023-03-31 | 中铁大桥局集团有限公司 | 拌和站混凝土智能温度调节系统及方法 |
-
1994
- 1994-11-01 JP JP26850994A patent/JPH08127020A/ja active Pending
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