JPH08126791A - 洗濯機の洗剤自動投入装置 - Google Patents

洗濯機の洗剤自動投入装置

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Publication number
JPH08126791A
JPH08126791A JP6288610A JP28861094A JPH08126791A JP H08126791 A JPH08126791 A JP H08126791A JP 6288610 A JP6288610 A JP 6288610A JP 28861094 A JP28861094 A JP 28861094A JP H08126791 A JPH08126791 A JP H08126791A
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JP
Japan
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detergent
water
washing
housing section
detergent housing
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Pending
Application number
JP6288610A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Nakamura
哲 中村
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 横に並ぶ第1洗剤収容部と第2洗剤容部とを
備え、洗濯時に給水量が多くなっても第1洗剤収容部か
ら第2洗剤収容部へオーバーフローをさせないように改
良し、第1洗剤収容部のコンパクト化、および第2洗剤
収容部内の仕上げ剤の適切な投入を行なえる洗濯機の洗
剤自動投入装置を提供する。 【構成】 第1洗剤収容部13と第2洗剤収容部14と
に対応させて第1給水口体15、第2給水口体17を配
し、この各給水口体より適切な時期に給水されて、各洗
剤の溶けた水は第1洗剤収容部13では流水口21より
流れ出て、また第2洗剤収容部14ではサイフォン装置
22によって、洗濯兼脱水槽1へと注がれる。ここで洗
濯時には給水量も多いため第2洗剤収容部14の方へ溢
れ入る状況となるが、第1洗剤収容部14と第2洗剤収
容部13との間に存在する注水路23で洗濯兼脱水槽1
へとその溢水は導かれ第2洗剤収容部14には流入しな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、全自動洗濯機におい
て、洗濯行程とすすぎ行程とに洗濯用洗剤と仕上げ剤と
を自動的に投入することのできる洗濯機の洗剤自動投入
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ドラム式全自動洗濯機などの
全自動洗濯機において、例えば特公昭62−1754号
公報のように、複数の洗剤を自動的に投入する装置を有
する洗濯機がある。同号報の洗剤自動投入装置は、洗濯
用洗剤を収容した洗剤容器の中に、柔軟剤を収容した柔
軟剤容器を配すと共に、給水時に洗剤容器に入った水を
柔軟剤容器に導水するための導水管が洗剤容器から柔軟
剤容器へと向かって立設され、さらに柔軟剤容器内に満
ちた水を排水するためのサイフォン装置が設けられてい
る構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した洗
剤自動投入装置によって洗濯用洗剤と柔軟剤とがその必
要時に投入されるが、この洗剤自動投入装置は好ましく
は小型のもので洗濯機本体の洗濯水槽の上方に洗濯作業
の邪魔にならないように仕舞込まれて取り付けられるも
のとするのが良い。
【0004】そこで、上記公報の洗剤自動投入装置よ
り、簡易な構造で小型のもの、例えば、導水管を省き、
サイフォン装置を有した柔軟剤容器と洗剤容器とを横に
並べて設け、給水を各容器の上方開口に対応して設けた
注水口より行ない、洗剤容器からは水をオーバーフロー
して洗濯水槽へ注ぐようにした洗剤自動投入装置の採用
が考えられる。
【0005】しかし、このような給水方式の洗剤自動投
入装置の場合、洗濯機への給水量が多いと柔軟剤容器側
へ水が入り込む恐れがあり、従って、洗濯用洗剤投入部
はこれらを考慮して大きく設計しなければならないの
で、洗剤容器や注水口が大きくなっていた。
【0006】本発明は、上記点に鑑みなされたもので、
洗濯時給水量が多くても洗濯用洗剤容器側から柔軟剤容
器側へのオーバーフローをさせないように改造し、これ
によって洗濯用洗剤投入部を大きくしなくても済むと共
に、仕上げ剤の適切な投入を行なえる洗濯機の洗剤自動
投入装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、本体内に回転
駆動可能に支持された洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水
槽の上面開口に臨むように設けられ、洗濯時に投入され
る第1の洗剤を収容するとともに流水部を形成した上方
の開口されている第1洗剤収容部と、前記第1洗剤収容
部の横に配されて、すすぎ時に投入される第2の洗剤を
収容している第2洗剤収容部と、洗濯時及びすすぎ時に
前記洗濯兼脱水槽に洗濯水及びすすぎ水を前記第1洗剤
収容部及び第2洗剤収容部を通過させて供給する給水ホ
ースと、前記給水ホースからの給水を2系統に分岐する
と共に、各分岐水路に電磁弁が配設されている分岐配管
と、一方の前記分岐水路に連通して設けられ、洗濯時に
開かれる第1電磁弁にて前記第1洗剤収容部に給水する
第1給水口と、他方の前記分岐水路に連通して設けら
れ、すすぎ時に開かれる第2電磁弁にて前記第2洗剤収
容部に給水する第2給水口とを備え、前記第2洗剤収容
部は、前記第1洗剤収容部の上方開口からの溢水が流入
しないような距離を隔てて設けられていることを特徴と
する洗濯機の洗剤自動投入装置である。
【0008】
【作用】第1洗剤収容部と第2洗剤収容部とは、夫々に
対応する第1給水口体、第2給水口体より適切な時期に
給水されて、中の各洗剤が溶かされその水は、第1洗剤
収容部では流水部より流れ出て、また第2洗剤収容部で
はサイフォン装置によって、洗濯兼脱水槽へと注がれ
る。ここで、洗濯時には給水量も多いため第2洗剤収容
部の方へ溢れ入る状況となるが、第1洗剤収容部と第2
洗剤収容部との間に存在する注水路で洗濯兼脱水槽へと
その溢水は導かれ、第2洗剤収容部には流入しない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0010】1は全自動洗濯機2の本体ケース3の内部
に配した洗濯兼脱水槽(以下脱水槽と略記する)にし
て、該槽1の内底部に洗濯水流を発生させるパルセータ
4を有し、図示しない電動機により洗濯時には前記パル
セータ4が回転し、脱水時には前記脱水槽1が高速回転
して、洗濯動作が行なわれる。前記本体ケース3には、
各種の操作スイッチを備えるとともに、内部には洗濯機
を動作制御するためのマイコンなどを含む制御装置を有
する上部ケース5が設けられている。そして、この上部
ケース5には本発明に係る自動洗剤投入装置6が配され
ている。
【0011】次に、この自動洗剤投入装置6について説
明する。水道水の蛇口7に給水ホース8が接続され、そ
の先は二系統に分岐された分岐水路9a、9bの設けら
れた分岐配管10が接続されている。また、この分岐配
管10の各分岐水路9a、9bには夫々電磁弁11、1
2が設けられていて、洗濯時に一方の電磁弁11が開
き、すすぎ時にもう一方の電磁弁12が開いて、次述す
る第1の洗剤収容部13および第2の洗剤収容部14を
通じて、洗濯水とすすぎ水が前記脱水槽1に給水される
ようになっている。15は、一方の分岐水路9aの先に
配設され、第1の洗剤収容部13の上方に位置している
第1給水口体で、図3に示す側面形状を成すと共に、底
面に複数個の注水孔16が形成されている。17は、他
方の分岐水路9bの先に配設され、第2の洗剤収容部1
4の上方に位置している第2の給水口体であり、底面に
第1の給水口体15に設けられている注水孔16より少
ない数の注水孔18が形成されている。
【0012】ところで、上面を開口された箱型状をした
第1洗剤収容部13には、本洗い時に投入される洗濯用
粉末洗剤が入れられる。ここで、図6に示すように第1
洗剤収容部13は、後部を切り欠いて流水部21を形成
している。従って、第1給水口体15より水が入り続
け、流水部21より洗剤が水と共に脱水槽1へと入る。
【0013】一方、第1洗剤収容部13と同様の上面を
開口された箱型をした第2洗剤収容部14には、すすぎ
時に投入される液体仕上げ剤が入れられる。この第2洗
剤収容部14は、その周壁14aが第1洗剤収納部の各
側壁19a、19bと高さを同じくするか、少し低い高
さに揃って形成されている。そして、第2洗剤収容部1
4の底面には、第2給水口体17から水が入り、仕上げ
剤を薄めた時その水を排出するためのサイフォン式の排
水装置22が設けられている。従って、第2洗剤収容部
14内の水の高さが、サイフォン装置22を形成するサ
イフォン外管24とサイフォン内管25のうちサイフォ
ン外管24の高さとなると、サイフォン原理によって、
水がサイフォン内管25を通して自動的に排水され、脱
水槽1に注がれる。なお、仕上げ剤と洗濯用洗剤とで
は、使用される量が仕上げ剤の方が少ないので、そのた
め第2洗剤収容部14は第1洗剤収容部13より大きさ
(容積)が小さいものとなっている。
【0014】ここで、第1洗剤収容部13と第2洗剤収
容部14とは、所定の寸法距離だけ離間して設けられ、
両洗剤収容部13、14の間に注水路23を形成するよ
うにしている。これによって、給水量が多くなる洗濯時
に、第1洗剤収容部13に入った水が、その側壁19a
より溢れ出て第2洗剤収容部14に入ろうとしても、そ
の溢水は注水路23を流れ去り、脱水槽1へと導かれて
第2洗剤収容部14への流入を防ぐことができ、第1洗
剤収容部13と第2洗剤収容部14とがつながっていた
従来の洗剤投入装置の場合の欠点であった第1洗剤収容
部13からの溢水で第2洗剤収容部14内の仕上げ剤
も、洗濯時に投入されてしまうという不具合をなくすこ
とがきる。
【0015】上記構成によって、洗濯時に第1電磁弁1
1が開き、水が蛇口7→給水ホース8→分岐水路10→
第1給水口体15→第1洗剤容部13へと入る。そし
て、水は第1洗剤収容部13に入っている洗濯用洗剤を
流して、流水部21から脱水槽1へと入り、洗濯用粉末
洗剤が自動投入される。
【0016】次に、洗濯行程が終わり、すすぎ行程にな
った時は、第2電磁弁12が開き、水が蛇口7→給水ホ
ース8→分岐水管10→第2給水口体17→第2洗剤収
容部14へと入り、第2洗剤収容部14に入っている液
体仕上げ剤を水が流して脱水槽1へと投入させる。
【0017】そして、洗濯時に給水量が多くなっても、
第1洗剤収容部13から第2洗剤収容部14の方へ溢れ
ることなく、注水路23を通り脱水槽1へと入るので、
すすぎ時に入れられる仕上げ剤を流して無駄にしたり、
タイミングの悪い仕上げ剤投入となってしまう恐れを無
くせる。そして、第1洗剤収容部13より水が溢れ出て
も、上述の不都合は防止できるので、第1洗剤収容部1
3を小さいものとすることが可能となり、給水口体1
5、16を含めた洗剤投入装置全体をコンパクト化でき
る。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、洗濯兼脱
水槽の上方に臨むように設けられ、夫々給水時に流され
る洗濯用洗剤及び仕上げ剤を収納している第1洗剤収容
部と第2洗剤収容部とは離して、その間に第1洗剤収容
部からの溢れ出た水を直接脱水槽へと流下させる流水路
を有させるように構成したので、洗濯時に給水量が多く
なっても第2洗剤収容部の方へオーバーフローする恐れ
はなくなり、仕上げ剤を不経済に消費することなくがな
くなると共に、正規のタイミングで仕上げ剤を投入でき
るようになる。そして、水が溢れ出ても大丈夫なので第
1洗剤収容部を小さいものに形成することも可能とな
り、製造コストの低減および洗濯機自体の小型化が図れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】全自動洗濯機の概略側面断面図。
【図2】第1、第2の給水口体の平面図。
【図3】上記給水口体の側面図。
【図4】本発明に係る洗剤自動投入装置の平面図。
【図5】上記洗剤自動投入装置の側面図。
【図6】上記洗剤自動投入装置の外観図。
【符号の説明】
1 脱水槽 6 洗剤自動投入装置 10 分岐管 11、12 第1、2の電磁弁 13 第1洗剤収容部 14 第2洗剤収容部 15 第1給水口体 17 第2給水口体 21 流水部 23 注水路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体内に回転駆動可能に支持された洗濯兼
    脱水槽と、 前記洗濯兼脱水槽の上面開口に臨むように設けられ、洗
    濯時に投入される第1の洗剤を収容するとともに流水部
    を形成した上方の開口されている第1洗剤収容部と、 前記第1洗剤収容部の横に配されて、すすぎ時に投入さ
    れる第2の洗剤を収容している第2洗剤収容部と、 洗濯時及びすすぎ時に前記洗濯兼脱水槽に洗濯水及びす
    すぎ水を前記第1洗剤収容部及び第2洗剤収容部を通過
    させて供給する給水ホースと、 前記給水ホースからの給水を2系統に分岐すると共に、
    各分岐水路に電磁弁が配設されている分岐配管と、 一方の前記分岐水路に連通して設けられ、洗濯時に開か
    れる第1電磁弁にて前記第1洗剤収容部に給水する第1
    給水口と、 他方の前記分岐水路に連通して設けられ、すすぎ時に開
    かれる第2電磁弁にて前記第2洗剤収容部に給水する第
    2給水口とを備え、 前記第2洗剤収容部は、前記第1洗剤収容部の上方開口
    からの溢水が流入しないような距離を隔てて設けられて
    いることを特徴とする洗濯機の洗剤自動投入装置。
JP6288610A 1994-10-31 1994-10-31 洗濯機の洗剤自動投入装置 Pending JPH08126791A (ja)

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JP6288610A JPH08126791A (ja) 1994-10-31 1994-10-31 洗濯機の洗剤自動投入装置

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JP6288610A Pending JPH08126791A (ja) 1994-10-31 1994-10-31 洗濯機の洗剤自動投入装置

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JP (1) JPH08126791A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021058441A (ja) * 2019-10-08 2021-04-15 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 洗濯機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021058441A (ja) * 2019-10-08 2021-04-15 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 洗濯機

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