JPH08126624A - 生体磁気計測装置 - Google Patents

生体磁気計測装置

Info

Publication number
JPH08126624A
JPH08126624A JP6288753A JP28875394A JPH08126624A JP H08126624 A JPH08126624 A JP H08126624A JP 6288753 A JP6288753 A JP 6288753A JP 28875394 A JP28875394 A JP 28875394A JP H08126624 A JPH08126624 A JP H08126624A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
support arm
fulcrum axis
around
shakable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6288753A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayasu Takase
正康 高瀬
Hiroshi Mitsumata
広嗣 三俣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP6288753A priority Critical patent/JPH08126624A/ja
Publication of JPH08126624A publication Critical patent/JPH08126624A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 信号伝達用ケーブルの引き回しを簡単に行う
ことができるとともに、検査器を移動あるいは向き変更
する際にケーブル自重が操作抵抗になることがない生体
磁気計測装置を提供する。 【構成】 床面に設置された基台5に支持アーム6を支
点軸心a周りに上下揺動可能に取付けるとともに、この
支持アーム6の先端部に検査器7を首振り可能に装着
し、検査器7の後端から導出した信号伝達用のケーブル
4の中間部位を、支持アーム6の支点軸心aと略平行な
支点軸心c周りに揺動可能に基台5に連結したケーブル
支持アーム11の遊端部に、検査器7の首振り方向と略
同方向に首振り可能なケーブル保持具12を介して支持
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、生体活動電流源によ
って生じた微小な磁界を計測することで、病巣の位置や
大きさ等を認識する場合に使用される生体磁気計測装置
に係り、特に、検査器から導出される信号伝達用ケーブ
ルの支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】生体に刺激を与えると、細胞膜を挟んで
形成されている分極がこわれて生体活動電流が流れる。
この生体活動電流は、脳や心臓において現れ、脳波、心
電図として記録される。また、生体活動電流によって生
じる磁界は、脳磁図、心磁図として記録される。
【0003】近年、生体内の微小な磁界を計測する装置
として、SQUID(Superconducting Qantum Interfac
e Device :超電導量子干渉計)を用いたセンサが開発さ
れた。このセンサを患者の頭部の外側に置き、脳内に生
じた生体活動電流源による微小磁界をそのセンサで無侵
襲に計測することができる。計測された磁界データから
病巣に関連した生体活動電流源の位置、向き、大きさを
推定し、推定した生体活動電流源をX線CT装置やMR
I装置で得られた断層像上に表示させて患部等の物理的
位置の特定などに用いている。
【0004】そして、従来の生体磁気計測装置として
は、上記SQUIDを用いたセンサが組込まれた検査器
を、磁気シールドされた検査室の天井に設置したレール
に沿って移動可能に吊り下げ支持するとともに、検査器
から導出した信号伝達用ケーブルを、検査室の天井に配
備したケーブル支持枠に支持させるようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例には次のような問題点がある。検査器から導出
した信号伝達用ケーブルは、検査器の位置変更や向き変
更時に被検者やオペレータの邪魔にならないようにして
おく必要があり、そのために検査器の位置変更や向き変
更に応じてケーブルを引出したり縮めたりするケーブル
処理手段が必要となり、検査室の構造が大がかりで複雑
なものになりがちであった。
【0006】また、信号伝達用ケーブルの自重が検査器
に作用し、オペレータが手動で検査器を移動あるいは向
き変更するのに操作抵抗となることもあった。
【0007】この発明は、このような点に着目してなさ
れたものであって、信号伝達用ケーブルの引き回しを簡
単に行うことができるとともに、検査器を移動あるいは
向き変更する際にケーブル自重が操作抵抗になることが
ない生体磁気計測装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために次のような構成をとる。すなわち、この
発明の生体磁気計測装置は、床面に設置された基台に支
持アームを支点軸心周りに上下揺動可能に取付けるとと
もに、この支持アームの先端部に検査器を首振り可能に
装着し、検査器から導出した信号伝達用のケーブルの中
間部位を、支持アームの支点軸心と略平行な支点軸心周
りに揺動可能に基台に連結したケーブル支持アームの遊
端部に検査器の首振り方向と略同方向に首振り可能なケ
ーブル保持具を介して支持してあることを特徴とする。
【0009】
【作用】この発明の構成による作用は次のとおりであ
る。すなわち、支持アームの揺動、および、検査器自体
の首振りによって検査器の位置および姿勢を変更するの
に伴って、ケーブル支持アームが支点軸心周りに揺動す
るととに、ケーブル保持具自体が首振り作動して、ケー
ブルに無理をかけることなく、かつ、ケーブルの自重が
検査器に大きく作用しない状態で、ケーブルがケーブル
支持アームに保持される。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。図1は実施例装置の全体構成を示す側面図、
図2は要部の断面図、図3は実施例装置の斜視図であ
る。
【0011】図1に示すように、生体磁気計測装置1
は、被検者mが横臥するベッド2と共に、磁気シールド
された検査室3の内部に設置され、計測データ信号を伝
達するケーブル4が検査室3から外部に導出されて、演
算処理装置にデータ送信が行われるようになっている。
【0012】図3に示すように、生体磁気計測装置1自
体は、床面に設置された基台5と、これの上部に水平な
支点軸心aを介して上下揺動可能に連結した支持アーム
6と、その先端部に支点軸心aと平行な支点軸心bを介
して首振り可能に装着した検査器7とからなる。検査器
7に上記SQUIDを用いたセンサが液体ヘリウム等の
冷却媒体に浸漬されて組込まれ、検査器7の後端部に前
記ケーブル4がクランプ金具8を介して接続されてい
る。また、前記支持アーム6は支点軸心aを越えて反対
側にまで延出され、検査器7に対応する重さのバランス
ウエイト9が装備されている。
【0013】基台5の背面上部にはブラケット10が固
着され、これに前記支点軸心aと略平行な支点軸心cを
介して一定範囲で揺動可能にケーブル支持アーム11が
連結されて上方に延出されるとともに、このケーブル支
持アーム11の先端に前記支点軸心aと略平行な支点軸
心dを介して首振り可能に装着されたケーブル保持具1
2に、ケーブル4の中間部位が挿通保持されている。ま
た、ブラケット10に連結したガイド部材13にケーブ
ル4が挿通されて室外に導かれている。
【0014】前記ケーブル保持具12は、図2に示すよ
うに、2つのU字形金具12a,12bの間にケーブル
4を挿通保持して、ケーブル支持アーム11の先端に枢
支連結したものである。このケーブル保持具12とクラ
ンプ金具8との間、および、ケーブル保持具12とガイ
ド部材13との間において、ケーブル4には蛇腹状の保
護チューブ14が装着されている。また、ケーブル4自
体は、多数の信号線4a群の中心に芯材4bを入れた組
成となっており、適当な柔軟性と剛性を有したものに構
成されている。
【0015】そして、支持アーム6の支点軸心a周りの
揺動、および、検査器7自体の支点軸心b周りの首振り
によって検査器7の位置および姿勢を変更するのに伴っ
て、ケーブル支持アーム11が支点軸心c周りに揺動す
るととに、ケーブル保持具12自体が支点軸心d周りに
首振り作動して、ケーブル4に無理をかけることなく、
かつ、ケーブル4の自重が検査器7に大きく作用しない
状態で、ケーブル4を横振れなく保持するようになって
いる。結果、ケーブル4が被検者やオペレータの邪魔に
なることがなく、また、オペレータは検査器7を軽快に
操作することができる。
【0016】なお、検査器7に、上下の首振り機能のみ
ならず左右への首振り機能を備えた場合でも、ケーブル
4の柔軟性により、上記実施例装置のケーブル支持構造
でケーブル4を保持することができる。
【0017】また、ケーブル支持アーム11やケーブル
保持具12にも検査器7の首振り方向と同方向への首振
り(揺動)機能を備えておくことで、ケーブル4を保持
してもよい。
【0018】また、反対に、支持アーム6の揺動もしく
は検査器7の首振りのどちらか一方の移動量が少ない場
合は、移動の少ない方を可動させるためのケーブル支持
アーム11もしくはケーブル保持具12の支点を省略し
て、ケーブル4を保持してもよい。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明の生体磁気計測装置によれば、基台にケーブル支持ア
ームを装備して、その先端に首振り可能なケーブル保持
具を介してケーブルを保持するだけの構成によって、検
査器の位置変更や姿勢変更に対応してケーブルを無理な
く変形させて保持でき、検査室に大がかりなケーブル処
理手段を装備する必要がなくなり、設備の簡素化および
コストの低減が図ることができた。
【0020】また、ケーブル支持アームがケーブル自重
の多くを保持するので、検査器に働くケーブル自重が少
なくなり、操作抵抗少なく軽快にオペレータが検査器を
位置および姿勢変更することができ、取扱い性が高いも
のとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例装置の全体構成を示す側面図である。
【図2】要部の断面図である。
【図3】生体磁気計測装置の斜視図である。
【符号の説明】
4 ケーブル 5 基台 6 支持アーム 7 検査器 11 ケーブル支持アーム 12 ケーブル保持具 a 支点軸心 b 支点軸心 c 支点軸心 d 支点軸心

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面に設置された基台に支持アームを支
    点軸心周りに上下揺動可能に取付けるとともに、この支
    持アームの先端部に検査器を首振り可能に装着し、検査
    器から導出した信号伝達用のケーブルの中間部位を、支
    持アームの支点軸心と略平行な支点軸心周りに揺動可能
    に基台に連結したケーブル支持アームの遊端部に、検査
    器の首振り方向と略同方向に首振り可能なケーブル保持
    具を介して支持してあることを特徴とする生体磁気計測
    装置。
JP6288753A 1994-10-28 1994-10-28 生体磁気計測装置 Pending JPH08126624A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6288753A JPH08126624A (ja) 1994-10-28 1994-10-28 生体磁気計測装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6288753A JPH08126624A (ja) 1994-10-28 1994-10-28 生体磁気計測装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08126624A true JPH08126624A (ja) 1996-05-21

Family

ID=17734265

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6288753A Pending JPH08126624A (ja) 1994-10-28 1994-10-28 生体磁気計測装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08126624A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004215777A (ja) * 2003-01-10 2004-08-05 Kanazawa Inst Of Technology 脳磁気測定装置
JP2006158443A (ja) * 2004-12-02 2006-06-22 Shimadzu Corp 放射線撮影装置
JP2020519329A (ja) * 2017-05-12 2020-07-02 コンピューメディックス リミテッド マルチセンサ磁気監視−撮像システム
WO2023203636A1 (ja) * 2022-04-19 2023-10-26 Tdk株式会社 計測装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004215777A (ja) * 2003-01-10 2004-08-05 Kanazawa Inst Of Technology 脳磁気測定装置
JP2006158443A (ja) * 2004-12-02 2006-06-22 Shimadzu Corp 放射線撮影装置
JP4617857B2 (ja) * 2004-12-02 2011-01-26 株式会社島津製作所 放射線撮影装置
JP2020519329A (ja) * 2017-05-12 2020-07-02 コンピューメディックス リミテッド マルチセンサ磁気監視−撮像システム
US11766204B2 (en) 2017-05-12 2023-09-26 The Korea Research Institute of Standards and Science (“KRISS”) Multi-sensor magneto-monitoring-imaging system
WO2023203636A1 (ja) * 2022-04-19 2023-10-26 Tdk株式会社 計測装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2805599B2 (ja) 生体磁気測定装置及び方法
US5471985A (en) Biomagnetometer with whole head coverage of a seated or reclined subject
EP0460025A1 (en) Incubator with separated control and display module
JPH08191868A (ja) 腕置き台
Jousmäki et al. Cardiac artifacts in magnetoencephalogram
KR102067070B1 (ko) 다용도 초음파 프로브 거치대 장치
US5018724A (en) Arrangement for measuring physiologically generated weak biomagnetic signals while the examination subject is at rest and exercising
JPH08126624A (ja) 生体磁気計測装置
US5617856A (en) Biological information-measuring apparatus
US11666261B2 (en) Biomagnetism measurement device
JPH01140915U (ja)
CN211432917U (zh) 一种核磁共振头部固定装置
JP2968513B1 (ja) モニター付きスタンド装置
CN211325154U (zh) 一种超声科室用b超检查支架
CN111657999A (zh) 一种缓解超声医生职业损害的托臂助力架
JP2000175874A (ja) 磁気計測装置
CN216394099U (zh) 一种医疗超声波诊断仪探头支架
JPH10276997A (ja) 生体磁場計測装置
CN218635983U (zh) 一种腕式血压仪固定结构及车用座椅
CN220327470U (zh) 一种经食道超声检查装置
CN212307894U (zh) 一种缓解超声医生职业损害的托臂助力架
JP3231438B2 (ja) 生体磁気計測装置の支持装置
CN217263962U (zh) 一种用于心电图检查线缆的防缠绕机构
CN211022745U (zh) 一种tcd诊断老年痴呆过程中的辅助架
CN213189650U (zh) 一种便携式心电监护仪放置用放置座