JP3231438B2 - 生体磁気計測装置の支持装置 - Google Patents
生体磁気計測装置の支持装置Info
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- Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生体磁気計測装置の支
持装置に係り、特に天井等から垂下された大重量の生体
磁気計測装置のセンサーユニットを上下動自在に支持で
きるようにした生体磁気計測装置の支持装置に関する。
持装置に係り、特に天井等から垂下された大重量の生体
磁気計測装置のセンサーユニットを上下動自在に支持で
きるようにした生体磁気計測装置の支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、人体内部を非侵襲で検査する検査
装置が各種登場しており、その中に、37チャンネル生
体磁気計測装置「マグネティックソースイメージャー
(以下、MSIと記す)」(米国BTi社製)がある。
このMSIは、脳神経細胞の活動で発生する微弱な磁気
を計測し、脳機能を非侵襲的に安全に検査することがで
き、例えばてんかん患者の手術の治療計画の際に使用さ
れる。
装置が各種登場しており、その中に、37チャンネル生
体磁気計測装置「マグネティックソースイメージャー
(以下、MSIと記す)」(米国BTi社製)がある。
このMSIは、脳神経細胞の活動で発生する微弱な磁気
を計測し、脳機能を非侵襲的に安全に検査することがで
き、例えばてんかん患者の手術の治療計画の際に使用さ
れる。
【0003】前記MSIの概略構成は、図7に示すよう
に、微弱な磁気をも遮断する磁気シールドルーム101
の天井に高架移動式起重機(gantry)102が備えら
れ、この起重機102には患者の患部を計測するセンサ
ーユニット103が取り付けられている。センサーユニ
ット103の下方には患者用のベッド104が配置さ
れ、センサーユニット103の右方にはセンサーユニッ
トの位置を三次元で測定する三次元座標測定装置105
が配置されている。また、ビデオカメラ106が配置さ
れ、患者の状態を外部のモニターで観察できるようにな
っている。前記センサーユニット103と三次元座標測
定装置105は、外部の処理装置107に接続され、こ
の処理装置107には入出力装置108に接続されてい
る。
に、微弱な磁気をも遮断する磁気シールドルーム101
の天井に高架移動式起重機(gantry)102が備えら
れ、この起重機102には患者の患部を計測するセンサ
ーユニット103が取り付けられている。センサーユニ
ット103の下方には患者用のベッド104が配置さ
れ、センサーユニット103の右方にはセンサーユニッ
トの位置を三次元で測定する三次元座標測定装置105
が配置されている。また、ビデオカメラ106が配置さ
れ、患者の状態を外部のモニターで観察できるようにな
っている。前記センサーユニット103と三次元座標測
定装置105は、外部の処理装置107に接続され、こ
の処理装置107には入出力装置108に接続されてい
る。
【0004】前記センサーユニット103は、図8に示
すように、患者109の頭部に接近した状態で使用され
る。ここに、センサーユニット103の内部には液体ヘ
リウム,高感度の検出コイル,超高感度磁束計等が収納
され、その重量は約150kgと非常に重い。
すように、患者109の頭部に接近した状態で使用され
る。ここに、センサーユニット103の内部には液体ヘ
リウム,高感度の検出コイル,超高感度磁束計等が収納
され、その重量は約150kgと非常に重い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
大重量のセンサーユニット103は前記起重機102に
取り付けられているため、患者頭部109の近傍の所望
位置に移動させる際に、操作者は大きな力を必要とし、
また、前記所望位置にセットするには時間がかかってい
た。
大重量のセンサーユニット103は前記起重機102に
取り付けられているため、患者頭部109の近傍の所望
位置に移動させる際に、操作者は大きな力を必要とし、
また、前記所望位置にセットするには時間がかかってい
た。
【0006】そこで、本発明は上記課題を解決するため
になされたものであり、天井から垂下された生体磁気計
測装置を上下動自在に支持する生体磁気計測装置の支持
装置を提供することを目的とする。
になされたものであり、天井から垂下された生体磁気計
測装置を上下動自在に支持する生体磁気計測装置の支持
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、天井等から垂下された生体磁気
計測装置のセンサーユニットを支持する生体磁気計測装
置の支持装置において、前記支持装置は、上下方向に伸
縮するバランスシリンダのシリンダ本体と、このシリン
ダ本体に平行配置され前記支持装置に固定されたガイド
棒とを備え、このガイドには、前記センサーユニットの
上下動を停止せしめるブレーキ部材を備えて構成した。
に、請求項1の発明は、天井等から垂下された生体磁気
計測装置のセンサーユニットを支持する生体磁気計測装
置の支持装置において、前記支持装置は、上下方向に伸
縮するバランスシリンダのシリンダ本体と、このシリン
ダ本体に平行配置され前記支持装置に固定されたガイド
棒とを備え、このガイドには、前記センサーユニットの
上下動を停止せしめるブレーキ部材を備えて構成した。
【0008】
【0009】また、請求項2の発明の前記支持装置は、
この支持装置の不動部分に固定されたラックと、前記支
持装置の可動部分に固定され前記ラックに掛止される爪
部材と、前記バランスシリンダの空気漏れ及び手動停止
を検出し前記爪部材を前記ラックに掛止せしめる空気漏
れ検出装置と、を備えて構成した。
この支持装置の不動部分に固定されたラックと、前記支
持装置の可動部分に固定され前記ラックに掛止される爪
部材と、前記バランスシリンダの空気漏れ及び手動停止
を検出し前記爪部材を前記ラックに掛止せしめる空気漏
れ検出装置と、を備えて構成した。
【0010】
【作用】センサーユニットはバランスシリンダに固定さ
れて垂下されている。このバランスシリンダでは、セン
サーユニットの重量とバランスシリンダに供給されてい
る空気圧力とのバランスがとられ、センサーユニットを
極めて僅かの力で上下動させることができる。
れて垂下されている。このバランスシリンダでは、セン
サーユニットの重量とバランスシリンダに供給されてい
る空気圧力とのバランスがとられ、センサーユニットを
極めて僅かの力で上下動させることができる。
【0011】そして、センサーユニットを所望高さに設
定した場合には、ブレーキ部材を作動させ、センサーユ
ニットをガイド棒を介して支持装置に固定する。また、
バランスシリンダに空気漏れがあった場合には、空気漏
れ検出装置がその空気漏れを検出し、爪部材を作動させ
てラックに掛止させ、バランスシリンダの落下を確実に
防止する。
定した場合には、ブレーキ部材を作動させ、センサーユ
ニットをガイド棒を介して支持装置に固定する。また、
バランスシリンダに空気漏れがあった場合には、空気漏
れ検出装置がその空気漏れを検出し、爪部材を作動させ
てラックに掛止させ、バランスシリンダの落下を確実に
防止する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の支持装置を図示の実施例に基
づいて説明する。なお、説明済の部分には同一符号を付
し、重複記載を省略する。
づいて説明する。なお、説明済の部分には同一符号を付
し、重複記載を省略する。
【0013】図1に前記支持装置を含む生体磁気計測装
置のセンサーユニットの全体構成図を示す。図1に示す
ように、天井等には垂下板1が固定され、この垂下板1
には対向配置された支持装置2,3を介してセンサーユ
ニット103が支持されている。なお、前記第1,第2
支持装置2,3は同一構成をなしているので、前記第1
支持装置2についてのみ説明し、第2支持装置3の説明
を省略する。
置のセンサーユニットの全体構成図を示す。図1に示す
ように、天井等には垂下板1が固定され、この垂下板1
には対向配置された支持装置2,3を介してセンサーユ
ニット103が支持されている。なお、前記第1,第2
支持装置2,3は同一構成をなしているので、前記第1
支持装置2についてのみ説明し、第2支持装置3の説明
を省略する。
【0014】前記第1支持装置2は、各種部材を収納し
た筐体6と、所望の位置で垂下物をバランスシリンダに
供給されている空気圧力とバランスさせた状態で支持す
るバランスシリンダ4と、センサーユニット103の上
下動をガイドする2本のガイド棒10a,10bと、こ
れらガイド棒10a,10bに挿通された2個のスライ
ダ20a,20bと、所望の位置でセンサーユニット1
03を停止せしめる前記スライダ20aに連結されたブ
レーキ25と、前記バランスシリンダ4のシリンダ軸5
の上下動を前記スライダ20a,20bに伝える連結部
材15等により構成されている。また、前記センサーユ
ニット103の下端部にはフランジ103aが形成さ
れ、このフランジ103aには前記シリンダ軸5と連結
部材15が固定されると共に、操作者がセンサーユニッ
トを上下に移動する際の2個の取っ手103b(手前の
1個の取っ手のみ図示)と、操作者がブレーキ操作を行
う操作部(図5参照)が配設されている。
た筐体6と、所望の位置で垂下物をバランスシリンダに
供給されている空気圧力とバランスさせた状態で支持す
るバランスシリンダ4と、センサーユニット103の上
下動をガイドする2本のガイド棒10a,10bと、こ
れらガイド棒10a,10bに挿通された2個のスライ
ダ20a,20bと、所望の位置でセンサーユニット1
03を停止せしめる前記スライダ20aに連結されたブ
レーキ25と、前記バランスシリンダ4のシリンダ軸5
の上下動を前記スライダ20a,20bに伝える連結部
材15等により構成されている。また、前記センサーユ
ニット103の下端部にはフランジ103aが形成さ
れ、このフランジ103aには前記シリンダ軸5と連結
部材15が固定されると共に、操作者がセンサーユニッ
トを上下に移動する際の2個の取っ手103b(手前の
1個の取っ手のみ図示)と、操作者がブレーキ操作を行
う操作部(図5参照)が配設されている。
【0015】前記支持装置2は、図2〜図4に示すよう
に、横長の筐体6の中央長手方向に筒状のバランスシリ
ンダ4が、左端部を吊下げ部材4bにより揺動自在に支
持されている。ここに、バランスシリンダ4としては、
(株)椿本チェイン社製のバランスシリンダ(エアバラ
ンサ)が好適であり、その動作原理は、垂下物の重量と
空気圧力とがバランス状態となるように前記垂下物を支
持するようにしている。
に、横長の筐体6の中央長手方向に筒状のバランスシリ
ンダ4が、左端部を吊下げ部材4bにより揺動自在に支
持されている。ここに、バランスシリンダ4としては、
(株)椿本チェイン社製のバランスシリンダ(エアバラ
ンサ)が好適であり、その動作原理は、垂下物の重量と
空気圧力とがバランス状態となるように前記垂下物を支
持するようにしている。
【0016】前記バランスシリンダ4のシリンダ軸5の
先端部には、フランジ103aに固定された吊下げ部材
4cが揺動自在に支持され、また、前記先端部はほぼT
字状の連結部材15(図3参照)の右端部(先端部)に
固定されている。この連結部材15の左方部はスライダ
20a,20bに固定され、前記連結部材15の左端部
にはラック30に掛止する爪31を駆動するエアシリン
ダ32が固定されている。前記バランスシリンダ4のシ
リンダ本体4aの右端部のエア供給口4cの近傍には、
バランスシリンダ4のエア漏れを検出する圧力センサ4
0が配設されている。前記ラック30は、シリンダ本体
4aに平行に配設され、筐体6に固定されている。前記
エアシリンダ32の出力軸(図示せず)は前記爪31に
係合され、前記圧力センサ40がエア漏れを検出する
と、前記エアシリンダ32が作動され、前記爪31がラ
ック30に掛止される。
先端部には、フランジ103aに固定された吊下げ部材
4cが揺動自在に支持され、また、前記先端部はほぼT
字状の連結部材15(図3参照)の右端部(先端部)に
固定されている。この連結部材15の左方部はスライダ
20a,20bに固定され、前記連結部材15の左端部
にはラック30に掛止する爪31を駆動するエアシリン
ダ32が固定されている。前記バランスシリンダ4のシ
リンダ本体4aの右端部のエア供給口4cの近傍には、
バランスシリンダ4のエア漏れを検出する圧力センサ4
0が配設されている。前記ラック30は、シリンダ本体
4aに平行に配設され、筐体6に固定されている。前記
エアシリンダ32の出力軸(図示せず)は前記爪31に
係合され、前記圧力センサ40がエア漏れを検出する
と、前記エアシリンダ32が作動され、前記爪31がラ
ック30に掛止される。
【0017】前記ガイド棒10a,10bは、シリンダ
本体4aに沿って平行配列され、その左右端はそれぞれ
筐体6に固定されている。これらガイド棒10a,10
bには、前述の如く左右に摺動自在のスライダ20a,
20bが挿通され、前記ガイド棒10aにはセンサーユ
ニット103を所望位置に停止せしめるブレーキ25が
係合されている。このブレーキ25は、図4に示すよう
に、2枚の挟持片25a,25bを備え、この挟持片2
5a,25bの右端部にはエアシリンダ26の出力軸2
6aが係合され、前記エアシリンダ26の作動により前
記挟持片25a,25bが互いに引き付けられ、ガイド
棒10aをしっかり挟持してブレーキ作用をなす。
本体4aに沿って平行配列され、その左右端はそれぞれ
筐体6に固定されている。これらガイド棒10a,10
bには、前述の如く左右に摺動自在のスライダ20a,
20bが挿通され、前記ガイド棒10aにはセンサーユ
ニット103を所望位置に停止せしめるブレーキ25が
係合されている。このブレーキ25は、図4に示すよう
に、2枚の挟持片25a,25bを備え、この挟持片2
5a,25bの右端部にはエアシリンダ26の出力軸2
6aが係合され、前記エアシリンダ26の作動により前
記挟持片25a,25bが互いに引き付けられ、ガイド
棒10aをしっかり挟持してブレーキ作用をなす。
【0018】筐体6の左端部には、前記バランスシリン
ダ4,エアシリンダ26,32にエアを供給するエア供
給口41a,41bが配設され、前記エア供給口41a
は前記エア供給口4cに連結され、前記エア供給口41
bは前記エアシリンダ26,32に連結されている。
ダ4,エアシリンダ26,32にエアを供給するエア供
給口41a,41bが配設され、前記エア供給口41a
は前記エア供給口4cに連結され、前記エア供給口41
bは前記エアシリンダ26,32に連結されている。
【0019】前記フランジ103aには、図5に示すよ
うに、センサーユニット103のブレーキ操作をする操
作部47が配設され、操作部46には、所望の位置でブ
レーキをかけてセンサーユニット103の安定状態を確
保するブレーキ釦44と、ブレーキを解除するブレーキ
解除釦45が配設されている。
うに、センサーユニット103のブレーキ操作をする操
作部47が配設され、操作部46には、所望の位置でブ
レーキをかけてセンサーユニット103の安定状態を確
保するブレーキ釦44と、ブレーキを解除するブレーキ
解除釦45が配設されている。
【0020】次に、以上のように構成された支持装置
2,3の動作を図6に基づいて説明する。 通常の動作 先ず、操作者はセンサーユニット103を手動で押し上
げて天井側の上端部に上昇させておく(ステップS
1)。この状態で患者の頭部をセンサーユニット103
の下方に位置させる(ステップS2)。次いで、センサ
ーユニット103を患者の頭部のやや上方に下降させ、
一時的に停止させる(ステップS3)。更に、バランス
シリンダに供給されている空気圧力とほぼバランス状態
になっていて微動可能なセンサーユニット103の高さ
の微調整を行い(ステップS4)、微調整完了後、ブレ
ーキ釦44を押下してブレーキ25を作動させ完全に停
止せしめる(ステップS5)。センサーユニット103
が最適位置にセットされ停止された場合には、センサー
ユニット103を計測動作させて予め規定されている一
回目の計測を行う(ステップS6)。一回目の計測が終
了し、未だ計測すべき事項がある場合には(ステップS
7:No)、再びステップS4〜S7を繰り返す。そし
て、全ての計測事項が終了した場合には、計測を終了す
る(ステップS7:Yes)。 エア漏れの場合 エア漏れの場合には、約150kgものセンサーユニッ
ト103の支持制御が不能となり、落下の危険すら考え
られる。
2,3の動作を図6に基づいて説明する。 通常の動作 先ず、操作者はセンサーユニット103を手動で押し上
げて天井側の上端部に上昇させておく(ステップS
1)。この状態で患者の頭部をセンサーユニット103
の下方に位置させる(ステップS2)。次いで、センサ
ーユニット103を患者の頭部のやや上方に下降させ、
一時的に停止させる(ステップS3)。更に、バランス
シリンダに供給されている空気圧力とほぼバランス状態
になっていて微動可能なセンサーユニット103の高さ
の微調整を行い(ステップS4)、微調整完了後、ブレ
ーキ釦44を押下してブレーキ25を作動させ完全に停
止せしめる(ステップS5)。センサーユニット103
が最適位置にセットされ停止された場合には、センサー
ユニット103を計測動作させて予め規定されている一
回目の計測を行う(ステップS6)。一回目の計測が終
了し、未だ計測すべき事項がある場合には(ステップS
7:No)、再びステップS4〜S7を繰り返す。そし
て、全ての計測事項が終了した場合には、計測を終了す
る(ステップS7:Yes)。 エア漏れの場合 エア漏れの場合には、約150kgものセンサーユニッ
ト103の支持制御が不能となり、落下の危険すら考え
られる。
【0021】そこで、エア漏れの場合には圧力センサー
40がエア漏れを検知し、図示しない制御系によりエア
シリンダ32を作動せしめる。すると、エアシリンダ3
2の出力軸(図3参照)が押し出され、爪31をラック
30に掛止せしめる。この掛止により、前記爪31と連
結部材15等を介して一体に構成されたシリンダ軸5
と、筐体6に固定されたラック30とが掛止されること
になり、前記シリンダ軸5に固定されたセンサーユニッ
ト103の落下が防止される。
40がエア漏れを検知し、図示しない制御系によりエア
シリンダ32を作動せしめる。すると、エアシリンダ3
2の出力軸(図3参照)が押し出され、爪31をラック
30に掛止せしめる。この掛止により、前記爪31と連
結部材15等を介して一体に構成されたシリンダ軸5
と、筐体6に固定されたラック30とが掛止されること
になり、前記シリンダ軸5に固定されたセンサーユニッ
ト103の落下が防止される。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、セ
ンサーユニットをバランスシリンダを介して支持せしめ
るようにしたので、バランスシリンダに供給されている
空気圧力とセンサーユニットの重量とをバランスさせ、
センサーユニットを僅かの力で上下動させることがで
き、所望の高さに支持することができる。また、前記バ
ランスシリンダのエア漏れ時には圧力センサーがエア漏
れを検知し、落下防止装置(爪とラック)を作動させる
ので、センサーユニットの落下を防止することができ
る。
ンサーユニットをバランスシリンダを介して支持せしめ
るようにしたので、バランスシリンダに供給されている
空気圧力とセンサーユニットの重量とをバランスさせ、
センサーユニットを僅かの力で上下動させることがで
き、所望の高さに支持することができる。また、前記バ
ランスシリンダのエア漏れ時には圧力センサーがエア漏
れを検知し、落下防止装置(爪とラック)を作動させる
ので、センサーユニットの落下を防止することができ
る。
【図1】本発明の実施例の全体斜視図である。
【図2】前記実施例の支持装置を示す図であって、
(A)は平面図、(B)は側面図である。
(A)は平面図、(B)は側面図である。
【図3】前記実施例の連結部材およびその各種取付部材
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図4】前記実施例におけるブレーキを示す斜視図であ
る。
る。
【図5】前記実施例におけるセンサーユニットのフラン
ジに設けられた操作部を示す図である。
ジに設けられた操作部を示す図である。
【図6】前記実施例の動作フローチャートである。
【図7】従来の生体磁気計測装置の全体構成図である。
【図8】前記生体磁気計測装置のセンサーユニットの使
用状況を示す図である。
用状況を示す図である。
1…垂下板 2,3…支持装置 4…バランスシリンダ 5…シリンダ軸 6…筐体 10a,10b…ガイド棒 15…連結部材 20a、20b…スライダ 25…ブレーキ 26,32…エアシリンダ 30…ラック 31…爪 40…圧力センサー(空気漏れ検出装置) 101…シールドルーム 103…センサーユニット
Claims (2)
- 【請求項1】 天井等から垂下された生体磁気計測装置
のセンサーユニットを支持する生体磁気計測装置の支持
装置において、前記支持装置は、上下方向に伸縮するバ
ランスシリンダのシリンダ本体と、このシリンダ本体に
平行配置され前記支持装置に固定されたガイド棒とを備
え、このガイド棒には、前記センサーユニットの上下動
を停止せしめるブレーキ部材が設けられたことを特徴と
する生体磁気計測装置の支持装置。 - 【請求項2】 前記支持装置は、この支持装置の不動部
分に固定されたラックと、前記支持装置の可動部分に固
定され前記ラックに掛止される爪部材と、前記バランス
シリンダの空気漏れ及び手動停止を検出し前記爪部材を
前記ラックに掛止せしめる空気漏れ検出装置と、を備え
たことを特徴とする請求項1記載の生体磁気計測装置の
支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34205892A JP3231438B2 (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | 生体磁気計測装置の支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34205892A JP3231438B2 (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | 生体磁気計測装置の支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06181900A JPH06181900A (ja) | 1994-07-05 |
JP3231438B2 true JP3231438B2 (ja) | 2001-11-19 |
Family
ID=18350833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34205892A Expired - Fee Related JP3231438B2 (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | 生体磁気計測装置の支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3231438B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100350259C (zh) * | 2002-04-25 | 2007-11-21 | 株式会社爱德万测试 | 电子部件试验装置 |
CN100416286C (zh) * | 2002-04-25 | 2008-09-03 | 株式会社爱德万测试 | 电子部件试验装置 |
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1992
- 1992-12-22 JP JP34205892A patent/JP3231438B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN100350259C (zh) * | 2002-04-25 | 2007-11-21 | 株式会社爱德万测试 | 电子部件试验装置 |
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JPH06181900A (ja) | 1994-07-05 |
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