JPH08126528A - テ−ブル装置 - Google Patents

テ−ブル装置

Info

Publication number
JPH08126528A
JPH08126528A JP26713094A JP26713094A JPH08126528A JP H08126528 A JPH08126528 A JP H08126528A JP 26713094 A JP26713094 A JP 26713094A JP 26713094 A JP26713094 A JP 26713094A JP H08126528 A JPH08126528 A JP H08126528A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
top plate
legs
gas spring
leg
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP26713094A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2887080B2 (ja
Inventor
Kiyoshi Nakano
清 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOYO SHEET KK
France Bed Co Ltd
Original Assignee
TOYO SHEET KK
France Bed Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOYO SHEET KK, France Bed Co Ltd filed Critical TOYO SHEET KK
Priority to JP26713094A priority Critical patent/JP2887080B2/ja
Publication of JPH08126528A publication Critical patent/JPH08126528A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2887080B2 publication Critical patent/JP2887080B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は天板の高さを簡単かつ容易に変え
ることができるようにしたテ−ブル装置を提供すること
を目的とする。 【構成】 天板1の下面に所定方向に沿って設けられた
ガイド3bと、このガイドに平行な状態で支持され少な
くとも一方が移動自在に設けられた一対の移動軸5a、
5bと、一方の移動軸に上端が連結された第1の脚体6
aと、他方の移動軸に上端が連結されるとともに中途部
を上記第1の脚体の中途部に回動自在に連結した第2の
脚体6bと、上記第1の脚体と第2の脚体との上端間に
設けられ作動することで上記各脚体を起立方向へ付勢す
るガススプリング22と、このガススプリングによる上
記第1の脚体と第2の脚体との起伏動作に連動するよう
設けられこれら一対の脚体を起立状態から倒伏方向へ回
動させたときにこれら脚体を起立方向へ付勢する反力が
生じる圧縮コイルばね25とを具備したことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は天板の高さを無段階に
調節することができる構造のテ−ブル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、テ−ブル装置は天板と、この天
板を所定の高さで支持する脚体とから構成されている。
通常、上記脚体は上記天板を一定の高さで支持するよう
になっている。そのため、利用者の身長や用途などの利
用状態によっては予め定められた上記天板の高さでは使
用しずらいということがある。
【0003】そこで、上記天板の高さを調節できるよう
にすることが種々考えられている。その1つとして脚体
を伸縮自在な構成とすることで、上記天板を最も利用し
易い高さで支持するということが行われている。
【0004】しかしながら、そのような構成によると、
上記天板の高さを変える際に、複数の脚体を1本づつ長
さ調節しなければならないから、その調節操作に多くの
手間が掛り、実用的でないということがある。しかも、
そのような構成によると、天板の高さを変える際にはテ
−ブル装置を横転させなければならないから、天板上に
物品が載置されているような場合には、その物品をどか
さなければ調節できないということもある。
【0005】そこで、天板の高さを比較的容易に行える
ようにしたテ−ブル装置が開発されている。すなわち、
上記天板の下面の幅方向両側にそれぞれガイドレ−ルを
設け、このガイドレ−ルに、一対の脚体の一端に設けら
れたロ−ラを走行自在に係合させる。これら脚体はX時
城に交差させ、交差した中途部は回動自在に連結され
る。
【0006】また、天板の下面にはガススプリングが設
けられている。このガススプリングはシリンダと、この
シリンダから突出する方向に付勢されたロッドとを有
し、このロッドは先端を天板に連結し、上記シリンダは
一方の脚体の上端に連結して設けられる。
【0007】上記ロッドの先端には作動子が設けられて
いる。この作動子を押圧して上記ガススプリングのロッ
ク状態を解除すれば、上記ロッドがシリンダから突出す
る方向に付勢されるから、一対の脚体が倒伏した状態か
ら起立する方向に回動する。それによって、天板は下降
位置から上昇方向へ変位し、しかも途中の高さ位置で上
記ガススプリングの作動子をロック状態に戻せば、その
位置で上記天板を保持することができる。
【0008】ところで、このような構成のテ−ブル装置
において、天板を上昇させるに十分な力を有するガスス
プリングを用いると、天板を上昇させるときはよいのだ
が、上昇した天板を下降させる場合には、上記ガススプ
リングの作動力に抗して天板を押し下げなければならな
い。そのため、天板を下降させるのに大きな操作力を要
することになるから、操作性が悪いということがある。
逆に、天板を下降させ易いようにするため、力の弱いガ
ススプリングを用いると、上昇力が不足するから、円滑
に上昇させることができないということがある。
【0009】つまり、天板を上昇させるための駆動源と
してガススプリングを用いるようにしたのでは、ガスス
プリングの力は一定であるため、天板の上昇および下降
の両方向の操作を円滑に行うことができないということ
がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、テ−ブル
装置の天板の支持高さを変えるためにガススプリングを
用いると、ガススプリングの作動力は一定であるから、
十分な上昇力を得ようとすると、下降させる場合の操作
性が低下し、逆に下降させ易くすると、十分な上昇力が
得られないということがある。
【0011】この発明は上記事情に基づきなされたもの
で、その目的とするところは、ガススプリングを用いて
天板の高さ調節を容易に行うことができ、しかもその
際、天板の上昇および下降の両方の操作をし易くしたテ
−ブル装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明は、天板の高さを調節することのできるテ−
ブル装置において、上記天板の下面に所定方向に沿って
設けられた支持手段と、この支持手段に平行な状態で支
持され少なくとも一方が移動自在に設けられた一対の移
動軸と、一方の移動軸に上端が連結された第1の脚体
と、他方の移動軸に上端が連結されるとともに中途部を
上記第1の脚体の中途部に回動自在に連結した第2の脚
体と、上記第1の脚体と第2の脚体との上端間に設けら
れ作動することで上記各脚体を起立方向へ付勢するガス
スプリングと、このガススプリングによる上記第1の脚
体と第2の脚体との起伏動作に連動するよう設けられこ
れら一対の脚体を起立状態から倒伏方向へ回動させたと
きにこれら脚体を起立方向へ付勢する反力が生じる反力
発生手段とを具備したことを特徴とする。
【0013】
【作用】上記構成によれば、作動力の弱いガススプリン
グを用いて天板を比較的容易に下降させることができる
ようにしても、上記天板を下降させることで上昇方向へ
の反力が生じるから、その反力で上記天板を比較的円滑
に上昇させることもできる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1乃至図6はこの発明の一実施例のテ−ブル
装置を示し、このテ−ブル装置は図2と図3とに示すよ
うに矩形状の天板1を備えている。この天板1の下面に
はフレ−ム2が取り付けられている。このフレ−ム2は
天板1の下面に長手方向に所定間隔で取付けられた3本
の横杆3aと、これら横杆3aの両端に天板1の長手方
向に沿って取付けられた断面コ字状の一対のガイド3b
とからなる。
【0015】一対のガイド3bにはそれぞれ両端にロ−
ラ4が回転自在に取り付けられた一対の移動軸5a、5
bが移動自在に設けられている。つまり、一対のガイド
3bは支持手段を構成し、このガイド3bには上記2本
の移動軸5a、5bが平行な状態で移動自在に設けられ
ている。なお、ガイド3bの両末端には上記ロ−ラ4が
ガイドから外れるのを阻止するためのピン(図示せず)
が設けられている。
【0016】一方の移動軸5aの両端部には一対の第1
の脚体6aの上端が固着され、他方の移動軸5bの両端
部には一対の第2の脚体6bの上端が固着されている。
各一対の第1の脚体6aと第2の脚体6bとはX字状に
交差し、その交差した中途部は図4に示すように1本の
連結軸7によって枢着されている。この連結軸7には、
上記一対の第2の脚体6bの間の部分と、第1の脚体6
aと第2の脚体6bとの間の部分に、それぞれカラ−8
a、8bが外嵌されている。それによって、各脚体6
a、6bが変形しながら上記連結軸7の軸方向にずれる
のが防止されている。
【0017】各一対の脚体6a、6bの下端は、各脚体
の間隔よりも長尺な補強軸9によって連結されている。
この補強軸9の両端には合成樹脂などの滑沢性の材料に
よって形成された球状の接地部材11が取り付けられて
いる。この補強軸9によっても上記脚体6a、6bが補
強されている。
【0018】図1(a)〜(d)に示すように、上記一
対の移動軸5a、5bの中途部にはそれぞれブラケット
12a、12bが設けられている。一方の移動軸5aの
ブラケット12aには帯状の一対の内板13の一端が第
1の連結ピン14によって枢着され、他方の移動軸5b
のブラケット12bには同じく帯状の一対の外板15の
一端が第2の連結ピン16によって枢着されている。
【0019】上記内板13の一端側には第1の長溝17
が形成され、上記外板15の一端側には同じく第2の長
溝18が形成されている。上記内板13の他端には第1
のスライドピン19が取付けられ、この第1のスライド
ピン19は上記外板15の第2の長溝18にスライド自
在に挿入されている。上記外板15の他端には第2のス
ライドピン21が取付けられ、この第2のスライドピン
21は上記内板13の第1の長溝17にスライド自在に
挿入されている。
【0020】上記第1のスライドピン19にはガススプ
リング22のシリンダ22aの後端が枢着され、上記第
2のスライドピン21には上記ガススプリング22のロ
ッド22bの先端に設けられた連結子23が枢着されて
いる。
【0021】一対の内板13の一端側には、内板13の
約半分程度の長さの筒状体24が固定的に設けられてい
る。この筒状体24の一端面と上記第1のスライドピン
19との間には、反力発生手段としての圧縮コイルばね
25が上記シリンダ22aの外側に挿着されて介装され
ている。
【0022】上記筒状体24の第1の移動軸5b側に位
置する他端開口からは、図5(a)に示すように上記連
結子23が突出している。この連結子23はコ字状に形
成されていて、その中間部分からは上記ガススプリング
22の作動子26が突出している。上記連結子23の内
部には支軸28によって一端が回動自在に支持された回
動子27が設けられている。この回動子27の他端には
ワイヤ29の一端が連結されている。このワイヤ29は
図5(b)に示すようにガイドチュ−ブ31にスライド
自在に挿通されている。このガイドチュ−ブ31の一端
は上記筒状体24に固定されたブラケット32に連結さ
れている。
【0023】上記ワイヤ29の他端は、図4に示すよう
に上記フレ−ム2の中央の横杆3aの長手方向一端に回
動自在に取付けられた作動部材32に連結されている。
この作動部材32には、一端側が上記横杆3aの下面側
に位置し、他端側が上記横杆3aの末端よりも外方に延
出する長さのスライド孔33が上記横杆3aの長手方向
に沿って形成されている。このスライド孔33には帯状
の取付け板34がスライド自在に設けられ、この取付け
板34にはスライダ35が固着されている。このスライ
ダ35にはハンドル36が設けられている。また、スラ
イダ35はばね37によって引張り方向に付勢されてい
る。
【0024】上記ハンドル36によってスライダ35を
ばね37の付勢力に抗して図4に矢印aで示す水平方向
へスライドさせ、取付け板34を横杆3aの下面からず
らし、ついで矢印bで示す上昇方向へ回動させれば、そ
の回動に上記作動部材32が連動するから、この作動部
材32に連結されたワイヤ29が引っ張られることにな
る。つまり、ワイヤ29はハンドル38を2段階操作し
なければ引張ることができないから、その誤操作を防止
できる。
【0025】上記ハンドル36によってワイヤ29が引
かれると、図5(b)に示す回動子27が矢印c方向へ
回動する。それによって、ガススプリング22の作動子
26が押圧され、ガススプリング22のロック状態が解
除されるから、所定の作動力でそのロッド22bがシリ
ンダ22aから突出する。
【0026】図1(a)、(b)はガススプリング22
が作動した状態を示している。ガススプリング22のロ
ッド22bがシリンダ22aから突出してその全長が伸
長すると、内板13の他端に設けられた第1のスライド
ピン19が外板15に設けられた第2の長溝18をスラ
イドし、外板15の他端に設けられた第2のスライドピ
ン21が内板13の一端側に設けられた第1の長溝17
をスライドする。
【0027】それによって、内板13と外板15とは、
互いに重合する方向へスライドすることになるから、こ
れら内板13と外板15とがなす長さが縮小する。内板
13と外板15との一端はそれぞれ移動軸5a、5bに
連結されている。
【0028】このように、ガススプリング22が作動し
て内板13と外板15とがなす長さが縮小すれば、図3
(a)に寸法Aで示すように一対の移動軸5a、5bの
間隔も小さくなるから、各移動軸5a、5bに上端が連
結された一対の脚体6a、6bが起立方向へ回動するこ
とになる。一対の脚体6a、6bが起立方向へ回動すれ
ば、これら脚体によって支持された天板1が上昇方向に
変位する。つまり、天板1を上昇させることができる。
【0029】上記ガススプリング22の上記ハンドル3
6による操作を、そのロッド22bがストロ−クエンド
まで突出する途中で解除すれば、そのときの高さで上記
天板1を位置決めすることができる。つまり、天板1は
任意の高さで保持することができる。
【0030】上昇位置に保持された天板1を下降させる
場合には、ガススプリグ22をハンドル36によって作
動状態にして天板1を押し下げる。それによって、起立
状態に保持された一対の脚体6a、6bは倒伏方向へ回
動するから、第1のスライドピン19と第2のスライド
ピン21とが各長溝17、18を上昇時とが逆方向にス
ライドし、それに内板13と外板15とが連動する。つ
まり、内板13と外板15とはこれらがなす長さ寸法が
増大する方向へスライドする。
【0031】このとき、ガススプリング22はロッド2
2bが作動力に抗してシリンダ22a内へ没入する方向
へスライドし、また筒状体24の端面と第1のスライド
ピン19との間隔が縮小するから、これらの間に設けら
れた圧縮コイルばね25は圧縮されて反発力を生じるこ
とになる。
【0032】図1(c)、(d)はガススプリング22
のロッド22bが没入方向のストロ−クエンドまで圧縮
された状態を示し、図2(a)、(b)は天板1を下降
状態に変位させた状態を示している。天版を下降させ、
脚体6a、6bを倒伏させれば、図2(a)に寸法Bで
示すように、一対の移動軸5a、5bの間隔が図3
(a)に示す寸法Aよりも大きくなる。
【0033】図2、3あるいは図4に示すように、上記
フレ−ム1の中央の横杆3aの長手方向中央部分の下面
には中央リンク41の長さ方向中央が枢着されている。
この中央リンク41には、一端に第1の補助リンク42
の一端が枢着され、他端に第1の補助リンク42と同じ
長さの第2の補助リンク43の一端が枢着されている。
第1の補助リンク42の他端は第1の移動軸5aの一端
部に枢着され、第2の補助リンク43の他端部は第2の
移動軸5bの他端部に枢着されている。
【0034】したがって、一対の移動軸6a、6bが一
対のガイド3bに沿って接近する方向あるいは離間する
方向へスライドするとき、その移動量に応じて中央リン
ク41が回動するから、一対の移動軸6a、6bの天板
1の長手方向に沿う左右方向の移動量が中央の横杆3a
を基準にして一致することになる。
【0035】つぎに、上記構成のテ−ブル装置を、天板
1の高さを変えて使用する場合について説明する。図3
(a)、(b)に示すように天板1が上昇状態で保持さ
れているときには、図1(a)、(b)に示すようにガ
ススプリング22のロッド22bがシリンダ22aから
突出したしている。
【0036】このような状態から上記天板1を下降させ
るには、ハンドル36を操作してワイヤ29を引き、回
動子27を回動させて上記ガススプリング22の作動子
26を押圧し、ガススプリング22のロック状態を解除
する。ついで、天板1を下方へ押圧して下降させる。そ
の押圧力によって、上記ガススプリング22のロッド2
2bがシリンダ22a内へ没入するから、図1(c)、
(d)に示すように内板13と外板15とがずれる方向
へスライドして一対の移動軸5a、5bの間隔が拡大さ
れる。それによって、各移動軸5a、5bに上端を連結
した一対の脚体6a、6bが図3(b)に示す起立状態
から図2(b)に示す倒伏方向へ回動するから、上記天
板1の支持高さを低くすることができる。
【0037】天板1が図3(b)に示す位置から図2
(b)に示す位置へ変位する途中の位置で上記ハンドル
36の操作を解除すれば、その高さで上記天板1を保持
することができる。
【0038】天板1を下降させるにつれて圧縮コイルば
ね25の圧縮量が増大するから、天板1を下降させるに
要する操作力が増大する。つまり、圧縮コイルばね25
には圧縮されることで反発力が蓄積される。しかしなが
ら、天板1の高さが低くなれば、その天板1の押し下げ
操作は、操作者が天板1に体重を掛けながら押し下げる
ことができるから、圧縮コイルばね25に反発力が蓄積
されても、その操作性が大幅に低下するようなことがな
い。
【0039】一方、図2(a)、(b)に示すように、
下降させた天板1を図3(a)、(b)に示すように上
昇させる場合には、ハンドル36を操作してガススプリ
ング22の作動子26を押圧する。それによって、ガス
スプリング22はロック状態が解除され、そのロッド2
2bは突出する方向に付勢されるから、一対の移動軸5
a、5bが接近する方向にスライドする。したがって、
一対の脚体6a、6bは図2(b)に示す倒伏した状態
から図3(c)に示す起立方向へ回動するから、天板1
の支持高さを上昇させることができる。このとき、一対
の脚体6a、6bを起立方向へ付勢する力は、ガススプ
リング22だけでなく、圧縮された圧縮コイルばね25
の復元力も加わる。
【0040】したがって、ガススプリング22に力の弱
いものを用いても、上記圧縮コイルばね25の復元力に
よって天板1を確実に上昇させることができる。また、
力の弱いガススプリング22を用いれば、上昇した天板
1を下降させる場合、ガススプリング22のロッド22
bを軽い力でシリンダ22aへ没入させることができる
から、その操作性も向上することになる。
【0041】つまり、力の弱いガススプリング22を用
いることで、天板1を下降させ易くしても、天板1を下
降させることで、圧縮コイルばね25が圧縮されて反発
力が蓄積される構成であるから、下降させた天板1はガ
ススプリング22の力と圧縮コイルばね25の復元力と
が相俟って確実に上昇させることができる。
【0042】図6はこの発明のほかの実施例を示す。な
お、上記一実施例と同一部分には同一記号を付して説明
を省略する。すなわち、この実施例は、天板1を下降さ
せたときに、反発力を発生する手段として、上記一実施
例に示された圧縮ばね25に代わり、引張りばね51を
用いるようにした。つまり、天板1を下降させたとき
に、一対の移動軸5a、5bの間隔が拡大されることに
着目し、これら移動軸5a、5b間に引張りばね51を
張設するようにした。
【0043】それによって、天板1を下降させると、上
記引張りばね51が伸びて反発力が蓄積されるから、天
板1を上昇させるときには、ガススプリング22の力と
上記引張りばね51の復元力とが作用する。したがっ
て、ガススプリング22の力が弱くても、天板1を確実
に上昇させることができる。
【0044】なお、上記各実施例では一対の移動軸をそ
れぞれガイドに移動自在に支持するようにしたが、一方
の井戸委軸だけをスライド自在に設け、他方の移動軸を
移動不能な構成としても差し支えなく、要は一対の脚体
が起伏できればよい。
【0045】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、ガ
ススプリングを用いて一対の脚体を起伏させるようにし
ているから、上記脚体を任意の回動角度で保持できる。
そのため、上記天板を上記脚体の回動角度に応じた、任
意の高さ、つまり無段階で保持することが可能となる。
しかも、天板の高さの調節は、天板を水平に上下動させ
て行えるから、天板上の物品をどけることなく操作で
き、非常に便利である。
【0046】さらに、天板を下降させることで、上昇方
向に反発力が蓄積される構成としたから、天板を上昇さ
せる方向に作用するガススプリングの力が弱くても、上
記天板を上記反発力によって確実に上昇させることがで
きる。換言すれば、天板を確実に上昇させるために力の
強いガススプリングを用いずにすむから、下降せるとき
の操作性も向上することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はこの発明の一実施例を示すガススプリ
ングが縮小した状態の平面図、(b)は同じく側面図、
(c)はガススプリングが伸長した状態の平面図、
(d)は同じく側面図。
【図2】(a)は同じく天板が下降した状態のテ−ブル
装置の平面図、(b)は同じく側面図。
【図3】(a)は同じく天板が上昇した状態のテ−ブル
装置の平面図、(b)は同じく側面図。
【図4】同じくワイヤを操作する操作機構が設けられた
天板の一部分の拡大側面図。
【図5】(a)は同じくガススプリング先端部分の拡大
変面図、(b)は同じく図5(a)のY−Y線に沿う断
面図、(c)は同じく図5(a)のZ−Z線に沿う断面
図。
【図6】この発明のほかの実施例を示すテ−ブル装置の
平面図。
【符号の説明】
1…天板、3b…ガイド(支持手段)、5a、5b…移
動軸、6a…第1の脚体、6b…第2の脚体、段)、2
2…ガススプリング、25…圧縮コイルばね(反力発生
手段)、51…引張りばね(反力発生手段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板の高さを調節することのできるテ−
    ブル装置において、上記天板の下面に所定方向に沿って
    設けられた支持手段と、この支持手段に平行な状態で支
    持され少なくとも一方が移動自在に設けられた一対の移
    動軸と、一方の移動軸に上端が連結された第1の脚体
    と、他方の移動軸に上端が連結されるとともに中途部を
    上記第1の脚体の中途部に回動自在に連結した第2の脚
    体と、上記第1の脚体と第2の脚体との上端間に設けら
    れ作動することで上記各脚体を起立方向へ付勢するガス
    スプリングと、このガススプリングによる上記第1の脚
    体と第2の脚体との起伏動作に連動するよう設けられこ
    れら一対の脚体を起立状態から倒伏方向へ回動させたと
    きにこれら脚体を起立方向へ付勢する反力が生じる反力
    発生手段とを具備したことを特徴とするテ−ブル装置。
JP26713094A 1994-10-31 1994-10-31 テ−ブル装置 Expired - Lifetime JP2887080B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26713094A JP2887080B2 (ja) 1994-10-31 1994-10-31 テ−ブル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26713094A JP2887080B2 (ja) 1994-10-31 1994-10-31 テ−ブル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08126528A true JPH08126528A (ja) 1996-05-21
JP2887080B2 JP2887080B2 (ja) 1999-04-26

Family

ID=17440497

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26713094A Expired - Lifetime JP2887080B2 (ja) 1994-10-31 1994-10-31 テ−ブル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2887080B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018072365A1 (zh) * 2016-10-21 2018-04-26 深圳米乔科技有限公司 一种升降桌

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018072365A1 (zh) * 2016-10-21 2018-04-26 深圳米乔科技有限公司 一种升降桌
US10694841B2 (en) 2016-10-21 2020-06-30 Shenzhen MiniCute Technology Co. Ltd. Lifting desk

Also Published As

Publication number Publication date
JP2887080B2 (ja) 1999-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5615451A (en) Roller assembly lift mechanism
US10398932B2 (en) Treadmill including a lift assistance mechanism
US8663070B2 (en) Elliptical exercise apparatus
CN104541224B (zh) 柔性构件面板支架
WO2014083117A1 (de) Stativ mit einer ein- und ausklappbaren aufstandsfläche
CN214855133U (zh) 升降工作台
US20040065238A1 (en) Elevational adjusting device using air pressure rod to lift object
JPH08126528A (ja) テ−ブル装置
JP2887081B2 (ja) テーブル装置
US5570485A (en) Bed assembly
US6170914B1 (en) Chair having seat elevating device
KR20130122861A (ko) 발판을 구비한 클램핑 장치
JP3640309B2 (ja) テーブル装置における昇降脚の昇降動作の拘束解除操作機構
JP4001506B2 (ja) ベッド用テーブル装置
DE102019113239B4 (de) Notenständer
CN210680885U (zh) 解锁装置及童车
CA2112065A1 (en) Laterally movable mechanism of a vehicle
JPH077816Y2 (ja) 折り畳み式側柵
US20040065239A1 (en) Elevational adjusting device using air pressure rod to lift object
JPH07275042A (ja) テ−ブル装置
JP3506626B2 (ja) テーブル装置
JP3795179B2 (ja) テーブル天板昇降装置
DE3619842A1 (de) Mobiles gestell zum aufspannen von als fotohintergrund dienenden leinwaenden
JPH08915Y2 (ja) 椅子のヘッドレスト装置
JPH07275043A (ja) 制動装置

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100212

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110212

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120212

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120212

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130212

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130212

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140212

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150212

Year of fee payment: 16

EXPY Cancellation because of completion of term