JPH08125914A - 画像入力装置 - Google Patents

画像入力装置

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JPH08125914A
JPH08125914A JP6262740A JP26274094A JPH08125914A JP H08125914 A JPH08125914 A JP H08125914A JP 6262740 A JP6262740 A JP 6262740A JP 26274094 A JP26274094 A JP 26274094A JP H08125914 A JPH08125914 A JP H08125914A
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power
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camera control
input device
memory
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JP6262740A
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Toshihiko Yokoyama
敏彦 横山
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電源を切断しても、プリセットしたカメラ制
御値を保存し、次の電源投入直後に再利用できるように
する。 【構成】 電源投入時には、パン角、チルト角、ズーム
位置、フォーカス位置及び露出値などからなるカメラ制
御値は、RAM16に複数セット、記憶される。電源ス
イッチ54がオフになっても、電圧保持回路56がシス
テム電源を一定期間保持する。電圧検出回路58が電源
スイッチ58のオフを検出すると、CPU52はRAM
16に記憶されるカメラ制御値をEEPROM50に書
き込む。電源が投入されたとき、CPU52は、EEP
ROM50に記憶されるカメラ制御値をRAM16に転
送する。CPU52はまた、電源投入後にRAM16に
記憶されるカメラ制御値に変更があったときのみ、RA
M16に記憶されるカメラ制御値をEEPROM50に
書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像入力装置に関し、
例えば、テレビ会議システムで会議参加者又は会議資料
などを画像入力するのに適した雲台付きの画像入力装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の雲台一体型カメラの概略
構成ブロック図を示す。10は装置全体を制御するCP
U、12はCPU10に接続するCPUバス、14は制
御プログラム及び固定定数等を記憶するROM、16は
データの一時記憶に使用されるRAM、18はデータを
CPUバス12にシリアル入出力するSIO、20は、
シリアル入出力コネクタ22に接続される外部機器とS
IO18との間を仲立ちし、データを送受信するデータ
・トランシーバ、24はCPUバス12にデータをパラ
レル入出力するPIO、26は、遠隔制御装置(いわゆ
る、リモコン装置)からの光信号を受信する赤外線受光
センサである。
【0003】28は、撮影レンズと当該撮影レンズによ
る光信号を電気信号を変換する撮像素子とからなる撮像
部、30は撮像部28の出力電気信号をビデオ信号に変
換する信号処理回路、32は信号処理回路30から出力
されるビデオ信号を外部に出力するビデオ出力端子、3
4はパン・モータ36を駆動するパン・モータ駆動回
路、38はチルト・モータ40を駆動するチルト・モー
タ駆動回路である。
【0004】上記構成からなる従来の雲台一体型カメラ
の動作を以下に簡単に説明する。撮像部28によって撮
像された画像信号は、信号処理回路30により所定規格
のビデオ信号に変換され、ビデオ出力端子32に外部に
出力される。ビデオ出力端子32にモニタを接続すれ
ば、撮像部28による撮影画像を見ることが出来る。
【0005】赤外線受光センサ26は、図示しないリモ
コン装置から送られてくる光制御信号を受光し、電気信
号に変換する。受光センサ26の出力は、PIO24及
びCPUバス12を介してCPU10に転送される。こ
れにより、CPU10はリモコン装置からの指令を認識
する。
【0006】シリアル入出力コネクタ22には、コンピ
ュータなどが接続される。このコンピュータなどからの
制御命令が、シリアル入出力コネクタ22、データ・ト
ランシーバ20、SIO18及びCPUバス12を介し
てCPU10に転送される。これにより、CPU10
は、コネクタ22に接続されたコンピュータなどからの
命令を認識する。CPU10はまた、外部に接続された
コンピュータなどからの命令に対し応答データを送信す
る必要があるときは、CPUバス12、SIO18、デ
ータ・トランシーバ20及びコネクタ22を介して外部
に応答データを送信することができる。
【0007】このようにして、リモコン装置又は外部接
続されたコンピュータなどからの命令に従い、CPU1
0は各部を次のように制御する。
【0008】即ち、受信した命令がシャッタ速度の変
更、ズーム及びフォーカスなどの撮像系に関する命令の
とき、CPU10は、PI○24を介して撮像部28を
その命令に応ずるように制御する。
【0009】受信した命令がビデオ出力モードの変更、
及び画面のミュートなどの信号処理系に関する命令のと
き、CPU01は、PIO24を介して信号処理回路3
0をその命令に応ずるように制御する。
【0010】受信した命令がパン・モータ36を駆動す
る命令のとき、CPU10は、PI○24を介してパン
・モータ駆動回路34にパン・モータ駆動制御信号を出
力する。パン・モータ駆動回路34は、この制御信号に
従ったパン位置にパン・モータ36を駆動する。
【0011】受信した命令がチルト・モータ40を駆動
する命令のとき、CPU10は、PI○24を介してチ
ルト・モータ駆動回路38にチルト・モータ駆動制御信
号を出力する。チルト・モータ駆動回路38は、この制
御信号に従ったチルト位置にチルト・モータ40を駆動
する。
【0012】CPU10はまた、各部の現状値のみなら
ず、例えば、パン角、チルト角及びズーム位置などから
なるカメラ制御情報を複数、RAM16に記憶させてお
くことが出来る。カメラ制御情報には他に、絞り値、フ
ォーカス、及び信号処理回路30における制御値を含め
ることができる。RAM16に記憶される任意のカメラ
制御情報を指定することで、カメラの向きと変倍率など
を所望の状態に即座に制御できるようになる。図3は、
RAM16に記憶されるn個のカメラ制御情報のメモリ
マップを示す。各カメラ制御情報は、パン角、チルト角
及びズーム位置からなる。
【0013】このようにカメラ制御値の組合せを複数、
予めRAM16に記憶しておく。これにより、必要によ
り、そのカメラ制御情報の番号をリモコン装置又は外部
接続のコンピュータから指示するだけで、各部を所望の
状態に即座に設定できるようになる。即ち、CPU10
は、指定された番号のカメラ制御情報をRAM16から
読み出し、そこに含まれるパン角、チルト角及びズーム
位置になるように、パン・モータ36、チルト・モータ
40及び撮像部28を制御する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来例では、
カメラ制御情報を揮発性メモリであるRAM16に記憶
するので、装置の電源を切断すると、記憶されたカメラ
制御情報が消去されてしまい、再び電源を投入したとき
には、改めて1又は2以上の必要なカメラ制御情報をR
AM16に記憶させる作業をしなければならなかった。
【0015】本発明は、このような面倒を無くした画像
入力装置を提示することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像入力装
置は、光信号を電気信号に変換する撮像手段と、当該撮
像手段の出力をビデオ信号に変換する信号処理手段と、
当該撮像手段の撮影視界の光軸を、少なくとも1軸方向
について変更自在な光軸制御手段とを有する画像入力装
置であって、少なくとも1以上の管理情報を記憶する揮
発性メモリ手段と、当該少なくとも1以上の管理情報を
記憶する不揮発性メモリ手段と、電源入力がオフになる
ことを検出する電源オフ検出手段と、電源入力がオフに
なった後の所定期間、システム電源を保持する電源手段
と、電源投入に従い、当該不揮発性メモリ手段に記憶さ
れる少なくとも1以上の管理情報を当該揮発性メモリ手
段に転送し、当該電源オフ検出手段の電源オフ検出出力
に従い、当該揮発性メモリ手段に記憶される少なくとも
1以上の管理情報を当該不揮発性メモリ手段に書き込む
制御手段とを設けたことを特徴とする。
【0017】更に、電源投入後の、上記揮発性メモリ手
段に記憶される少なくとも1以上の管理情報の変更を検
知する変更検知手段を設け、上記制御手段は、当該変更
検知手段の検知出力に応じて、当該変更があったとき
に、上記揮発性メモリ手段に記憶される少なくとも1以
上の管理情報を上記不揮発性メモリ手段に書き込むよう
にした。
【0018】上記不揮発性メモリ手段のメモリ領域が複
数のメモリ・ブロックに区分され、各メモリ・ブロック
には当該メモリ・ブロックにおける書き込み回数を記憶
する領域が設定されており、上記制御手段が、任意のメ
モリ・ブロックへの書き込み回数をカウントする書き込
み回数カウント手段と、書き込み回数が所定値以上にな
ると、上記少なくとも1以上の管理情報を別のメモリ・
ブロックに書き込むようにする書き込みブロック変更手
段とを具備する。
【0019】又は、上記不揮発性メモリ手段のメモリ領
域が複数のメモリ・ブロックに区分され、上記制御手段
が、任意のあるメモリ・ブロックへの書き込みデータの
エラーをチェックするエラー・チェック手段と、当該エ
ラー・チェック手段によりエラーが検出されると、上記
少なくとも1以上の管理情報を別のメモリ・ブロックに
書き込むようにする書き込みブロック変更手段とを具備
する。
【0020】上記管理情報は、カメラ制御情報を含む。
カメラ制御情報は、撮影光軸の方位情報、撮影光軸の変
更速度情報、ズーム位置情報、フォーカス位置情報、露
出位置情報、シャッタ速度情報、バックライト制御情報
及びシェーディング補正情報の1以上を含む。
【0021】
【作用】上記不揮発性メモリ手段により、カメラ制御情
報のような管理情報を、電源切断によっても保持でき、
電源を再度投入すると、不揮発性メモリ手段に記憶され
る管理情報が揮発性メモリ手段に戻される。これによ
り、再度、電源を投入したときに、種々のカメラ制御値
を再設定する必要が無くなり、操作性が向上する。
【0022】カメラ制御情報に変更があったときに不揮
発性メモリ手段に書き込むようにしたので、不揮発性メ
モリ手段に不必要に書き込みを行なうことがなくなる。
この結果、書き込み回数に制限のあるメモリ素子でも、
長期にわたって利用できるようになる。
【0023】書き込み回数又はエラー数をモニタするこ
とで、別のメモリ・ブロックへカメラ制御情報を書き込
むようにすることで、信頼性を高まる。
【0024】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0025】図1は、本発明の一実施例の概略構成ブロ
ック図を示す。図2と同じ構成要素には同じ符号を付し
てある。本実施例では、CPUバス12に、不揮発性メ
モリとしてのEEPROM50を接続し、CPU52に
はCPU10の機能に加えて、RAM16に記憶される
カメラ制御情報を、電源遮断時にEEPROM50にバ
ックアップし、電源投入時には、EEPROM50にバ
ックアップされているカメラ制御情報をRAM16にリ
ストアする機能を付加してある。外部の商用電源は電源
スイッチ54を介して、電源切断時に一定時間出力電圧
を保持する電圧保持回路56に印加され、電圧保持回路
56の出力がシステム電源として各部に供給されてい
る。58は電源切断(電源スイッチ54のオフ又は外部
商用電源のオフ)を検知する電圧検出回路であり、その
検出出力はPIO24及びCPUバス12を介してCP
U52に伝達される。
【0026】図4は、電圧保持回路56及び電圧検出回
路58の回路例を示す。図示しないACアダプタからの
外部商用電源は、電源スイッチ54を介して電圧保持回
路56及び電圧検出回路58に印加される。
【0027】電圧保持回路56では、外部商用電源は、
電圧保持用コンデンサ60と電圧調整回路62に印加さ
れる。電圧調整回路62は、外部商用電源の直流電圧を
所定のシステム電源電圧、例えば、5Vにする。電圧調
整回路62の出力電圧が、システム電源として各部に供
給される。電圧調整回路62の出力は発振防止用コンデ
ンサ64を介してアースに接続する。
【0028】一方、電圧検出回路58では、電源スイッ
チ54からの電源電圧は、抵抗66,68により分圧さ
れて比較回路70の一方の入力に印加される。比較回路
70の他方の入力には、バイアス電圧72が印加されて
おり、比較回路70は両入力のどちらが高いかを示す2
値信号をPIO24に出力する。即ち、外部商用電源電
圧が十分高く、従ってバイアス電圧72より高いときに
は、比較回路70はロー信号を出力し、外部商用電源電
圧がバイアス電圧72より低くなると、比較回路70は
ハイ信号を出力する。
【0029】電源投入状態での各部の動作は従来例と同
じである。以下では、本実施例の特徴的な動作、即ち、
電源投入時と切断時におけるカメラ制御情報の取り扱い
について具体的に説明する。
【0030】電源スイッチ54(又は外部商用電源)が
オフにされると、電圧検出回路58は、それを検出して
CPU52に通知する。電源スイッチ54(又は外部商
用電源)がオフになっても、電圧保持回路56がシステ
ム電源を所定時間保持するので、各部、特に、CPU5
2、RAM16及びEEPROM50は電源供給状態に
あり、動作可能である。CPU52は電圧検出回路58
からの電源オフ検出信号に応じて、RAM16に記憶さ
れる全部の、又は電源投入後に更新されたカメラ制御情
報をEEPROM50に転送する。
【0031】EEPROMは広義には、いわゆるフラッ
シュ・メモリを含むが、狭義のEEPROMはフラッシ
ュ・メモリよりも安価であるものの、書き換え可能な回
数がフラッシュ・メモリに比べて少ない。例えば、現在
市販されている狭義のEEPROMで、10万回/アド
レス程度である。従って、頻繁にデータを書き込む用途
には元来向いていないが、本実施例では、以下のような
工夫を加えることで、長期の使用を可能にしている。
【0032】図5は、EEPROM50のメモリ・マッ
プを示す。本実施例では、EEPROM50の記憶領域
をK個のメモリ・ブロック80−1〜80−Kと、使用
中のメモリ・ブロック80−1,・・・,又は80−K
を示すブロック選択情報を記憶するブロック選択情報格
納エリア82に分ける。各メモリ・ブロック80−1〜
80−Kは、当該メモリ・ブロックの書き込み回数を記
憶する書き込み回数カウント情報格納エリア84と、n
個のカメラ制御情報格納エリア86−1〜86−nから
なる。各カメラ制御情報格納エリア86−1〜86−n
には、パン角情報、チルト角情報、ズーム位置情報、フ
ォーカス位置情報、露出値情報、シャッタ速度情報、バ
ックライト制御情報、パン・モータ速度情報及びチルト
・モータ速度情報が格納される。
【0033】図6は、カメラ制御情報に関する本実施例
の動作フローチャートを示す。CPU52は、図6に示
すフローチャートに従って、RAM16に記憶されるカ
メラ制御情報をEEPROM50に格納する。
【0034】電源スイッチ54がオンになり、システム
電源が供給されると、CPU52は、図2に示すフロー
チャートを実現するプログラムに従って動作を開始す
る。リモコン装置又は外部接続するコンピュータからカ
メラ制御情報の更新要求があるかどうかを調べ(S1,
S2)、更新要求があれば、その更新要求に応じて、R
AM16に記憶されるカメラ制御情報を更新し、又は新
たなカメラ制御情報をRAM16に格納し、更新の事実
をRAM16の所定箇所に記憶する(S3)。
【0035】電圧検出回路58の出力が電源遮断を示す
まで(S4)、S1,S2,S3を繰り返す。電源が遮
断されると、RAM16を参照して、カメラ制御情報の
更新の有無を調べ(S5)、更新されていれば、RAM
16に記憶されるカメラ制御情報をEEPROM50に
書き込み(S6)、更新されていなければ、そのまま終
了する。
【0036】電圧保持回路56は、電源スイッチ54が
オフになった後、少なくともS6の処理を終了するまで
の一定期間、システム電源電圧を維持するように設計さ
れる。
【0037】このように、EEPROM50への書き込
みを、電源切断時でしかもカメラ制御情報が更新された
場合にのみ実行されるので、書き込み回数を極めて少な
くできる。
【0038】図7は、図6のS6の詳細なフローチャー
トを示す。先ず、EEPROM50のブロック選択情報
格納エリア82からブロック選択情報を読み出し(S1
1)、そこに指定されているメモリ・ブロック80−
1,・・・,又は80−KにRAM16からのカメラ制
御情報を書き込む(S12)。例えば、ブロック選択情
報格納エリア82に第1メモリ・ブロック80−1を指
定する情報が書かれていれば、第1メモリ・ブロック8
0−1にカメラ制御情報を書き込む。RAM16に記憶
されるカメラ制御情報は、その番号順に読み出され、E
EPROM50の、指定されたメモリ・ブロック(例え
ば、ブロック80−1)のカメラ制御情報格納エリア8
6−1〜86−nに番号順に書き込まれる。
【0039】CPU52は、EEPROM50の選択さ
れたメモリ・ブロックへのカメラ制御データの書き込み
を終了すると(S12)、次に、そのメモリ・ブロック
の書き込み回数カウント情報格納エリア84から書き込
み回数を読み出し、1を加算して、書き込み回数カウン
ト情報格納エリア84に書き込む(S13)。書き込み
回数カウンタ値と所定の一定値とを比較し(S14)、
書き込みカウンタ値が一定値以上であれば(S15)、
メモリ・ブロック選択情報格納エリア82のブロック選
択情報を、別のブロック(通常は、次のブロック)を指
定するように更新する(S15)。例えば、今までブロ
ック選択情報格納エリア82に第1ブロック80−1を
選択する情報が格納されていたのであれば、第2ブロッ
ク80−2を選択する情報に更新する。
【0040】上記実施例では、EEPROM50の書き
込み回数をメモリ・ブロック単位でカウントして、カメ
ラ制御情報の格納ブロックを変更しているが、EEPR
OM50にカメラ制御データを書き込む毎にエラーをチ
ェックし、そのブロックにエラーが発生するようになっ
たら、カメラ制御データの格納ブロックを変更するよう
にしてもよい。このようにすれば、書き込み回数カウン
ト情報格納エリア84を設けなくてよくなる。更には、
上記実施例では、カメラ制御データの格納ブロックを変
更する書き込み回数は安全を見込んで控え目に決定され
ることになるので、現実には変更しなくて良い状況で
も、カメラ制御データの格納ブロックを早めに変更する
ことになり、それだけ、利用期間が短くなる。エラー・
チャックによりカメラ制御データの格納ブロックを変更
するようにすれば、各メモリ・ブロックを限界まで利用
できるので、利用期間が非常に長くなる。
【0041】図8は、その変更例におけるEEPROM
50のメモリ・マップを示す。図5との相違は、上述し
たように、各メモリ・ブロックに書き込み回数カウント
情報格納エリア84を設けない点である。
【0042】図9は、図7に代わるCPU52の動作フ
ローチャートである。先ず、EEPROM50のブロッ
ク選択情報格納エリア82からブロック選択情報を読み
出し(S21)、そこに指定されているメモリ・ブロッ
ク80−1,・・・,又は80−KにRAM16からの
カメラ制御情報を書き込む(S12)。ここまでは、図
6と同じである。
【0043】EEPROM50の選択されたメモリ・ブ
ロックへのカメラ制御データの書き込みが終了すると
(S22)、CPU52は、S22で書き込んだカメラ
制御データを読み出し(S23)、書き込み前のカメラ
制御データと比較して(S24)、エラーの有無を調べ
る。エラーが無ければ終了し8S25)、エラーがあれ
ば(S25)、メモリ・ブロック選択情報格納エリア8
2のブロック選択情報を、別のブロック(通常は、次の
ブロック)を指定するように更新して(S26)、S2
1〜S25を繰り返す。
【0044】図10は、電圧保持回路56及び電圧検出
回路58の別の回路例を示す。図4と異なるのは、比較
回路70の代わりにA/D変換器90を使用した点であ
り、その他は同じである。
【0045】図11は、電圧保持回路56及び電圧検出
回路58の更に別の回路例を示す。図4と異なるのは、
比較回路70の代わりに、電源スイッチ54に連動する
スイッチ92を設け、その開閉により電源切断を直接検
出するようにした点であり、その他は同じである。
【0046】以上では、雲台部とカメラ部を一体化した
場合について説明しているが、雲台部とカメラ部が別体
であり、必要により組み合せて使用されるものであって
もよいことは勿論である。
【0047】不揮発性メモリとしてEEPROMを例示
したが、揮発性メモリを電池で常時バックアップするよ
うにしたメモリ手段も、本発明の不揮発性メモリに含ま
れる。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、カメラ制御情報のような管理情報
を電源切断によっても保持できる。従って、再度、電源
を投入したときに、種々のカメラ制御値を再設定する必
要が無くなり、操作性が向上する。
【0049】カメラ制御情報に変更があったときに不揮
発性メモリ手段に書き込むようにしたので、不揮発性メ
モリ手段に不必要に書き込みを行なうことがなくなり、
書き込み回数に制限のあるメモリ素子でも、長期にわた
って利用できるようになる。
【0050】書き込み回数又はエラー数をモニタするこ
とで、別のメモリ・ブロックへ管理情報を書き込むよう
にすることで、信頼性を高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の概略構成ブロック図であ
る。
【図2】 従来例の概略構成ブロック図である。
【図3】 従来例でRAM16に記憶されるカメラ制御
情報のメモリ・マップである。
【図4】 電圧保持回路56及び電圧検出回路58の回
路例である。
【図5】 本実施例のEEPROM50のメモリ・マッ
プである。
【図6】 カメラ制御情報に関する本実施例の動作フロ
ーチャートである。
【図7】 図6のS6の詳細なフローチャートである。
【図8】 変更実施例におけるEEPROM50のメモ
リ・マップである。
【図9】 変更実施例におけるCPU52の動作フロー
チャートである。
【図10】 電圧保持回路56及び電圧検出回路58の
別の回路例である。
【図11】 電圧保持回路56及び電圧検出回路58の
更に別の回路例である。
【符号の説明】
10:CPU 12:CPUバス 14:ROM 16:RAM 18:SIO 20:データトランシーバ 22:シリアルI/Oコネクタ 24:PIO 26:赤外線受光センサー 28:撮像部 30:信号処理回路 32:ビデオ出力端子 34:パン・モータ駆動回路 36:パン・モータ 38:チルト・モータ駆動回路 40:チルト・モータ 50:EEPROM 52:CPU 54:電源スイッチ 56:電圧保持回路 58:電圧検出回路 60:電圧保持用コンデンサ 62:電圧調整回路 64:発振防止用コンデンサ 66,68:抵抗 70:比較回路 72:バイアス電圧 80−1〜80−K:メモリ・ブロック 82:ブロック選択情報格納エリア 84:書き込み回数カウント情報格納エリア 86−1〜86−n:カメラ制御情報格納エリア 90:A/D変換器 92:スイッチ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光信号を電気信号に変換する撮像手段
    と、当該撮像手段の出力をビデオ信号に変換する信号処
    理手段と、当該撮像手段の撮影視界の光軸を、少なくと
    も1軸方向について変更自在な光軸制御手段とを有する
    画像入力装置であって、少なくとも1以上の管理情報を
    記憶する揮発性メモリ手段と、当該少なくとも1以上の
    管理情報を記憶する不揮発性メモリ手段と、電源入力が
    オフになることを検出する電源オフ検出手段と、電源入
    力がオフになった後の所定期間、システム電源を保持す
    る電源手段と、電源投入に従い、当該不揮発性メモリ手
    段に記憶される少なくとも1以上の管理情報を当該揮発
    性メモリ手段に転送し、当該電源オフ検出手段の電源オ
    フ検出出力に従い、当該揮発性メモリ手段に記憶される
    少なくとも1以上の管理情報を当該不揮発性メモリ手段
    に書き込む制御手段とを設けたことを特徴とする画像入
    力装置。
  2. 【請求項2】 更に、電源投入後の、上記揮発性メモリ
    手段に記憶される少なくとも1以上の管理情報の変更を
    検知する変更検知手段を設け、上記制御手段は、当該変
    更検知手段の検知出力に応じて、当該変更があったとき
    に、上記揮発性メモリ手段に記憶される少なくとも1以
    上の管理情報を上記不揮発性メモリ手段に書き込む請求
    項1に記載の画像入力装置。
  3. 【請求項3】 上記不揮発性メモリ手段のメモリ領域が
    複数のメモリ・ブロックに区分され、各メモリ・ブロッ
    クには当該メモリ・ブロックにおける書き込み回数を記
    憶する領域が設定されており、上記制御手段が、任意の
    メモリ・ブロックへの書き込み回数をカウントする書き
    込み回数カウント手段と、書き込み回数が所定値以上に
    なると、上記少なくとも1以上の管理情報を別のメモリ
    ・ブロックに書き込むようにする書き込みブロック変更
    手段とを具備する請求項1又は2に記載の画像入力装
    置。
  4. 【請求項4】 上記不揮発性メモリ手段のメモリ領域が
    複数のメモリ・ブロックに区分され、上記制御手段が、
    任意のあるメモリ・ブロックへの書き込みデータのエラ
    ーをチェックするエラー・チェック手段と、当該エラー
    ・チェック手段によりエラーが検出されると、上記少な
    くとも1以上の管理情報を別のメモリ・ブロックに書き
    込むようにする書き込みブロック変更手段とを具備する
    請求項1又は2に記載の画像入力装置。
  5. 【請求項5】 上記管理情報が、カメラ制御情報を含む
    請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像入力装置。
  6. 【請求項6】 上記カメラ制御情報が、撮影光軸の方位
    情報、撮影光軸の変更速度情報、ズーム位置情報、フォ
    ーカス位置情報、露出位置情報、シャッタ速度情報、バ
    ックライト制御情報及びシェーディング補正情報の1以
    上を含む請求項5に記載の画像入力装置。
  7. 【請求項7】 上記撮像手段、上記信号処理手段及び上
    記光軸制御手段が一体となっている請求項1乃至6の何
    れか1項に記載の画像入力装置。
  8. 【請求項8】 上記撮像手段、上記信号処理手段及び上
    記光軸制御手段のいずれかが別体になっている請求項1
    乃至6の何れか1項に記載の画像入力装置。
  9. 【請求項9】 上記不揮発性メモリ手段がEEPROM
    である請求項1乃至8の何れか1項に記載の画像入力装
    置。
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