JPH08124624A - トグルリンク回転カバー一体形コネクタ - Google Patents

トグルリンク回転カバー一体形コネクタ

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JPH08124624A
JPH08124624A JP25993494A JP25993494A JPH08124624A JP H08124624 A JPH08124624 A JP H08124624A JP 25993494 A JP25993494 A JP 25993494A JP 25993494 A JP25993494 A JP 25993494A JP H08124624 A JPH08124624 A JP H08124624A
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cover
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connector body
rotary shaft
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JP25993494A
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Kazutomi Sato
一臣 佐藤
Toshihiro Kume
利浩 久米
Yoshiaki Ichimura
義昭 市村
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カバーを紛失することがなく、また、外観上
の体裁が良く、更に、カバーがコネクタ本体に密着かん
合するコネクタを提供する。 【構成】 (c)において、カバー5をコネクタ本体1
にかん合部2に接近させると、第1リンク7と第2リン
ク8とは、回転軸10を中心に折りたたまれて(b)に
到り、更に進んで(a)に到って、カバー5は、コネク
タ本体1のかん合部2にかん合する。カバー5のシール
面6にゴム板を張ると、カバー5とコネクタ本体1との
間は、シールされる。(b)から(a)に到る際、回転
軸10が、回転軸9と中心軸11とを結ぶ直線の延長線
上に位置したとき、カバー5とコネクタ本体1とが最も
接近し、ゴム板が最も圧縮され、そこより若干行き過ぎ
た位置で、カバー及び両リンクは、静止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、相手側コネクタと未か
ん合時に、かん合面がカバーで保護される(場合によっ
ては防塵、防水等のために強くシールされる)タイプの
コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコネクタ本体とそのカバーとの関
連構造は、次の二様があった。
【0003】(1)コネクタ本体とカバーとは、完全に
分離されている(以下「カバー分離式」という。)。
【0004】(2)コネクタ本体にカバーがひも等によ
って結ばれている(以下「ひも結合式」という。)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のカバー分離式に
は、カバーをコネクタ本体からはずしたときに、紛失す
るという欠点があり、また、ひも結合式には、コネクタ
かん合時に、カバーがぶらぶら揺れ動き、納まり状態が
悪いという欠点があった。
【0006】そこで、本発明は、前記従来のコネクタ本
体とカバーとの二様の関連構造の欠点を改良し、カバー
を紛失することがなく、また、外観上の体裁が良く、更
に、カバーをコネクタ本体にかけたとき、密着かん合す
るコネクタを提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、次の手段を採用する。
【0008】(1)コネクタ本体の一面の相手側コネク
タとのかん合部とシール面を、中央部に中心軸を、それ
ぞれ設け、前記かん合部にかけることができるカバーに
シール面と回転軸を設け、この回転軸に第1リンクの一
端を取付け、この第1リンクの他端を他の回転軸により
第2リンクの一端に連結し、前記第1のリンクと前記第
2リンクとの所定角度以上の相対回転を阻止するストッ
パを設け、前記第2リンクの他端を前記コネクタ本体の
中心軸に取付けるトグルリンク回転カバー一体形コネク
タ。
【0009】なお、前記ストッパは、前記第1リンクに
設けた凹所壁とこの凹所壁に当接することができる前記
第2リンクに設けた周辺部、及び、前記第1リンクに設
けたピンとこのピンに当接することができる前記第2リ
ンクに設けたピン等の手段を含むものである。
【0010】(2)前記コネクタ本体の一面と対向する
一面にカバーがかん合することができるカバー退避部を
設ける前記(1)記載のトグルリンク回転カバー一体形
コネクタ。
【0011】(3)前記カバーのシール面又は前記コネ
クタ本体のシール面の少なくとも一方にゴム板等のパッ
キングを設ける前記(1)記載のトグルリンク回転カバ
ー一体形コネクタ。
【0012】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。
【0013】図1(a)〜(e)は、本発明の一実施例
の一連の動作を順次示し、図2は、本発明の一実施例に
おけるカバーがコネクタ本体から最も離隔した状態を示
す斜視図である。
【0014】順序としては、図1(a)のカバーをコネ
クタ本体にかけた状態から開始し、図1(b)、
(c)、(d)を経て、(e)のコネクタが相手側コネ
クタとかん合する準備が完了した状態に到達するのであ
るが、ここでは、便宜上、(c)の状態から説明する。
【0015】コネクタ本体1には、その上部にかん合部
2とシール面3、下部にカバー退避部4、中央部に中心
軸11を、それぞれ設ける。コネクタ本体1のかん合部
2にかけるべきカバー5の下部には、シール面6と回転
軸9を、設ける。カバー5の回転軸9に第1リンク7の
上部を取付け、第1リンク7の下部を回転軸10により
第2リンク8の上部に連結し、第2リンク8の下部をコ
ネクタ本体の1の中心軸11に取付ける。なお、コネク
タ本体1にケーブル14を接続する。
【0016】図1(c)は、カバー5とコネクタ本体1
とを連結する第1リンク7と第2リンク8とが最も伸長
して一直線状になった状態を示し、カバー5は、コネク
タ本体1のかん合部2からはずれており、コネクタ本体
1の中心軸11を中心に回転することができる。この状
態から、第1リンク7と第2リンク8とを一直線状にな
るように維持したまま、カバー5を右方向回転すると、
そのシール面6は、2点鎖線の軌跡を描き、この軌跡
は、コネクタ本体1の対角寸法の半分Rより外側を通る
ので、カバー5は、支障なく180°反対側へ移動する
ことができる。
【0017】続いて、カバー5をコネクタ本体1のカバ
ー退避部4に接近させると、第1リンク7と第2リンク
8とは、回転軸10を中心に折りたたまれて(d)の状
態に到り、更に進んで(e)の状態に到って、カバー5
は、コネクタ本体1のカバー退避部4にかん合する。
【0018】また、図1(c)の状態において、カバー
5をコネクタ本体1のかん合部2に接近させると、第1
リンク7と第2リンク8とは、回転軸10を中心に折り
たたまれて(b)の状態に到り、更に進んで(a)の状
態に到って、カバー5は、コネクタ本体1のかん合部2
にかん合する。
【0019】カバー5のシール面6に弾性を有するゴム
板を張ると、カバー5とコネクタ本体1との間は、シー
ルされることになる。なお、コネクタ本体1のシール面
3にゴム板を張ることもできる。
【0020】また、図1(b)の状態から(a)の状態
に到る際、回転軸10が、回転軸9と中心軸11とを結
ぶ直線の延長線上に位置したとき、カバー5とコネクタ
本体1とが最も接近し、シール用のゴム板が最も圧縮さ
れ、そこより若干行き過ぎた位置で、カバー5並びに第
1リンク7及び第2リンク8は、静止する。なぜなら、
回転軸10は、上方へ引張られる力を受けるため、第2
リンク8は、シール用のゴム板の弾性復元力により中心
軸11を中心に右方向回転しようとするが、第1リンク
7の凹所壁12が第2リンク8の周辺部13に当接し、
第1リンク7と第2リンク8とは、それ以上動くことが
できないからである。第1リンク7の凹所壁12と第2
リンク8の周辺部13とは、設計変更を施して相互に逆
の部材に設けることができる。更に、第1リンク7と第
2リンク8との所定角度以上の相対回転を阻止するスト
ッパとして、第1リンク7にピンを設け、このピンに当
接するピンを第2リンク8に設ける等の手段を講ずるこ
とができる。
【0021】
【発明の効果】前記のように構成された本発明によれ
ば、次の効果を奏する。
【0022】(1)カバーとコネクタ本体とは、リンク
機構で結合されているから、カバーを紛失することがな
い。
【0023】(2)コネクタと相手側コネクタとのかん
合離脱操作を行うとき、カバーをコネクタ本体のカバー
退避部にかん合するので、かん合離脱操作の支障になら
ない。
【0024】(3)カバーをコネクタ本体のカバー退避
部にかん合するので、外観上の体裁が良い。
【0025】(4)カバーのシール面又はコネクタ本体
のシール面の少なくとも一方にパッキングを設けること
により、カバーとコネクタ本体との間のシールを確実に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の正面図であり、カバーがコ
ネクタ本体のかん合部にかかった状態からコネクタ本体
のカバー退避部にかん合した状態までに到る過程を、順
次(a)〜(e)に示す。
【図2】本発明の一実施例の斜視図である。
【符号の説明】
1 コネクタ本体 2 かん合部 3 シール面 4 カバー退避部 5 カバー 6 シール面 7 第1リンク 8 第2リンク 9 回転軸 10 回転軸 11 中心軸 12 凹所壁 13 周辺部 14 ケーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタ本体の一面に相手側コネクタと
    のかん合部とシール面を、中央部に中心軸を、それぞれ
    設け、前記かん合部にかけることができるカバーにシー
    ル面と回転軸を設け、この回転軸に第1リンクの一端を
    取付け、この第1リンクの他端の回転軸により第2リン
    クの一端に連結し、前記第1のリンクと前記第2リンク
    との所定角度以上の相対回転を阻止するストッパを設
    け、前記第2リンクの他端を前記コネクタ本体の中心軸
    に取付けることを特徴とするトグルリンク回転カバー一
    体形コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記コネクタ本体の一面と対向する一面
    にカバーがかん合することができるカバー退避部を設け
    ることを特徴とする請求項1記載のトグルリンク回転カ
    バー一体形コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記カバーのシール面又は前記コネクタ
    本体のシール面の少なくとも一方にパッキングを設ける
    ことを特徴とする請求項1記載のトグルリンク回転カバ
    ー一体形コネクタ。
JP25993494A 1994-10-25 1994-10-25 トグルリンク回転カバー一体形コネクタ Expired - Fee Related JP2751012B2 (ja)

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US08/547,149 US5609492A (en) 1994-10-25 1995-10-24 Electrical connector having linkage connecting cap with connector housing
CA002161365A CA2161365A1 (en) 1994-10-25 1995-10-25 Electrical connector having linkage connecting cap with connector housing
EP95116788A EP0709924A3 (en) 1994-10-25 1995-10-25 Electrical connector with hinged connection cover on the connector housing

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JP2751012B2 JP2751012B2 (ja) 1998-05-18

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