JPH08123453A - カラオケ装置 - Google Patents

カラオケ装置

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JPH08123453A
JPH08123453A JP6257927A JP25792794A JPH08123453A JP H08123453 A JPH08123453 A JP H08123453A JP 6257927 A JP6257927 A JP 6257927A JP 25792794 A JP25792794 A JP 25792794A JP H08123453 A JPH08123453 A JP H08123453A
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Yuji Inoue
裕司 井上
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Abstract

(57)【要約】 【構成】外部のリモコンAから指令を受信する光センサ
などを有するリモコン指令受理部1、1’、リモコン指
令受理部1または1’で受理した指令を処理、さらに装
置全体を制御する制御部2、曲と歌詞、さらには景色な
どが入力された複数枚のCDを配設し、制御部2からの
指令により1枚のCDを選択し再生する再生部3、再生
されたCDの歌詞や背景となる景色などを表示する表示
部4、再生されたCDの曲を伴奏する音声出力部5、そ
してデータを記憶するメモリ部6よりなり、リモコン指
令受理部1および/または1’でリモコンから規定時間
内なたは連続してに同じ指令を受理したときに、制御部
2は後から受理した指令を受け付けないように制御す
る。 【効果】リモコン指令受理部での所定時間内または連続
した同一の指令により同じ曲が連続して演奏されること
がないカラオケ装置を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、選択した曲のコード番
号等の入力をリモコンからの送信により行うカラオケ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカラオケ装置は、カラオケ専用の
本に曲名・歌手名等と一緒に記載されているコード番号
をリモコンからカラオケ装置に指令を送信することによ
り希望の曲が演奏され、歌詞や景色等が表示されるよう
に構成されていた。
【0003】すなわち、リモコン指令受理部がリモコン
から送信されたコード番号を受理し、このコード番号を
制御部から再生部に伝達させ、再生部でコード番号に対
応する曲、歌詞、さらには景色などが入力されているC
Dなどのソフトを再生させ、その情報を表示部で表示
し、かつ音声出力部から曲を伴奏することにより希望の
曲が演奏され、歌詞や景色等を表示していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のカラ
オケ装置では、リモコンから指令を送信するときに入力
した指令がカラオケ装置本体に確かに送信されたかどう
かが判断できず、連続してもう一度同じ指令を送信して
しまった場合、あるいはリモコンの操作が不慣れな人が
誤って連続して送信ボタンを押してしまった場合には、
同じ曲が連続して演奏されてしまうという問題があっ
た。
【0005】また、従来より、リモコンの送信方向の死
角をなくすために、リモコン指令受理部を複数配設した
カラオケ装置がある。その場合、リモコンから指令を送
信した際に、複数のリモコン指令受理部が受理してしま
うことがあり、同じ曲が連続して演奏されてしまう問題
があった。
【0006】また、複数のリモコンを使用した場合に
は、同じ指令をそれぞれのリモコンでほぼ同時間に送信
する可能性があり、その際には同じ曲が連続して演奏さ
れてしまうという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題に鑑
みてなされたものであり、少なくともリモコン指令を受
ける1または複数のリモコン指令受理部、景色や歌詞な
どを表示する表示部、曲を伴奏する音声出力部、曲や歌
詞などが入力されたソフトを再生する再生部、および前
記各部を制御する制御部よりなるカラオケ装置におい
て、前記制御部は前記1または複数のリモコン指令受理
部で、リモコンから規定時間内にまたは連続して同じ指
令を受理したときに、後から受理した指令を受け付けな
いようにカラオケ装置を構成したものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は、本発明のカラオケ装置を示す構成図であ
り、外部のリモコンAから指令を受信する光センサなど
を有する2つのリモコン指令受理部1、1’、リモコン
指令受理部1および1’で受理した指令を処理し、かつ
カラオケ装置全体を制御する制御部2、曲と歌詞、さら
には景色などが入力された複数枚のCDを配設し、制御
部2からの指令により1枚のCDを選択し再生する再生
部3、再生されたCDの歌詞や背景となる景色などを表
示する表示部4、再生されたCDの曲を伴奏する音声出
力部5、そしてデータなどを記憶するメモリ部6よりな
る。
【0009】図2は、本発明のカラオケ装置の動作を示
すフロー図であり、本実施例では、リモコンAからの再
生指令として曲情報に関するコード番号が送信された場
合を示す。まず、リモコン指令受理部1および1’は、
リモコンAよりコード番号が送信されてくるのを待機し
(ステップ1)、リモコンAよりコード番号が送信され
ると、制御部2でコード番号の確認をし、間違ったコー
ド番号の場合にはステップ1に戻り、正しければコード
番号を受理する(ステップ2)。受理後、制御部2は、
コード番号またはコード番号に基づく曲名をチェックし
(ステップ3)、そのコード番号を受理した30秒前以
内に同一のコード番号または曲名が登録されている(=
すでに受け付けている)かどうか判断し、登録されてい
る場合にはステップ1に戻り(ステップ4)、登録され
ていない場合にはそのコード番号または曲名を受け付け
る(ステップ5)。
【0010】ステップ4の判断は、登録したコード番号
またはコード番号に基づく曲名をメモリ部6に記憶させ
ておき、登録したものと今回受理したものを比較するこ
とにより行えばよい。制御部2は、再生部3で再生が行
われていなければ、この受け付けた曲名に関する情報を
メモリ部6と再生部3に送り、再生部3で再生が行われ
ていれば、メモリ部6に受け付けたコード番号または曲
名を記憶させて、再生部3で再生が終了後に再生部3に
送る。
【0011】再生部3はこのコード番号または曲名など
の情報により所望のCDを再生し、表示部4で歌詞や景
色などを表示し、音声出力部5で曲の伴奏をすることに
より再生開始となる(ステップ6)。
【0012】このように、リモコン指令受理部1および
/または1’でリモコンAからの同じ指令を受理して
も、制御部2でこの受理したものが30秒前以内に同じ
コード番号または曲名を登録しているかどうかを判断
し、既に登録されているものであれば受け付けないため
に、リモコンAからコード番号を送信するときに送信さ
れたかどうか判断できず連続してもう一度指令を送信し
てしまう場合、リモコンAの操作が不慣れな人が誤って
連続して送信ボタンを押した場合、あるいはリモコンA
から指令を送信した場合にリモコン指令受理部1と1’
の両方で指令を受理した場合でも同じ曲が連続して演奏
されることがなくなる。
【0013】本実施例では、リモコン指令受理部が2つ
の場合を示したが、1つまたは3つ以上の場合でも本実
施例と同様の効果を得ることができる。また、本実施例
では、1つのリモコンAを使用した場合を示したが、複
数のリモコンを使用した場合でも本実施例と同様の効果
を得ることができ、例えば、2つのリモコンを使用して
いる場合に、リモコンAから送信したコード番号と同一
のコード番号が30秒以内に他のリモコンからも送信さ
れたときは、制御部2は一方のリモコンの指令を受け付
けないために、同じ曲が連続して演奏されることがなく
なる。
【0014】なお、本実施例では、ステップ4で30秒
を規定時間として設定したが、使用目的により最適な時
間を設定すればよい。また、本実施例では、歌詞・景色
・曲などの情報を入力したCDを再生部3に配設した
が、CDではなく他の手段であってもよく、例えばビデ
オ、信号が圧縮されて入力されているCD形状のソフ
ト、LD、あるいは外部に再生部3を構成して通信回線
により曲情報をカラオケ装置に入力する手段でも本発明
は同様な効果を得ることができる。なお、複数のリモコ
ン指令受理部を使用する場合としては、カラオケボック
スやバスなどの大型な乗り物にカラオケ装置を載置した
場合が考えられる。
【0015】本実施例では、30秒前以内に同一のコー
ド番号または曲名が登録されているかどうか判断し、登
録されている場合にはステップ1に戻り(ステップ
4)、登録されていない場合にはそのコード番号または
曲名を受け付ける(ステップ5)場合を示したが、他の
実施例として、ステップ4を「直前に同一のコード番号
または曲名が登録されているか?」としてもよい。すな
わち、ステップ4の判断は、登録したコード番号または
コード番号に基づく曲名をメモリ部6に記憶させてお
き、直前に登録したものと今回受理したものとを比較
し、直前に登録したものと今回受理したものとが同一の
場合にはステップ1に戻り、同一でない場合にはそのコ
ード番号または曲名を受け付ける(ステップ5)ように
制御する。
【0016】これにより、リモコンから指令を送信する
ときに入力した指令がカラオケ装置本体に確かに送信さ
れたかどうかが判断できず、連続してもう一度同じ指令
を送信してしまった場合、リモコンの操作が不慣れな人
が誤って連続して送信ボタンを押してしまった場合、リ
モコン指令受理部を複数配設した場合に複数のリモコン
指令受理部が受理してしまう場合、あるいは複数のリモ
コンを使用した場合に同じ指令をそれぞれのリモコンで
送信した場合など、リモコン指令受理部1および/また
は1’で連続して同一の指令を受理した際でも同じ曲が
連続して演奏されることがなくなる。
【0017】
【効果】以上説明したように、本発明のカラオケ装置に
よれば、1または複数のリモコン指令受理部でリモコン
から規定時間内に同じ指令を受理したときに、制御部は
後から受理した指令を受け付けないように制御すること
により、あるいは1または複数のリモコン指令受理部で
リモコンから連続して同じ指令を受理したときに、制御
部は後から受理した指令を受け付けないように制御する
ことにより、リモコンからコード番号を送信するときに
送信されたかどうか判断できず連続してもう一度指令を
送信してしまう場合、リモコンの操作が不慣れな人が誤
って連続して送信ボタンを押した場合、リモコンから指
令を送信した場合に2以上のリモコン指令受理部で指令
を受理した場合、あるいはあるいは複数のリモコンを使
用した場合に同じ指令をそれぞれのリモコンで送信した
場合でも同じ曲が連続して演奏されることがないカラオ
ケ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラオケ装置を示す構成図である。
【図2】本発明の動作を示しフロー図である。
【符号の説明】
1、1’:リモコン指令受理部 5:音声出力
部 2:制御部 6:メモリ部 3:再生部 A:リモコン 4:表示部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも外部のリモコンからのリモコン
    指令を受ける1または複数のリモコン指令受理部、景色
    や歌詞などを表示する表示部、曲を伴奏する音声出力
    部、曲や歌詞などが入力されたソフトを再生する再生
    部、および前記各部を制御する制御部よりなるカラオケ
    装置において、前記制御部は前記1または複数のリモコ
    ン指令受理部でリモコンから規定時間内に同じ指令を受
    理したときに、後から受理した指令を受け付けないよう
    にしたことを特徴とするカラオケ装置。
  2. 【請求項2】少なくとも外部のリモコンからのリモコン
    指令を受ける1または複数のリモコン指令受理部、景色
    や歌詞などを表示する表示部、曲を伴奏する音声出力
    部、曲や歌詞などが入力されたソフトを再生する再生
    部、および前記各部を制御する制御部よりなるカラオケ
    装置において、前記制御部は前記1または複数のリモコ
    ン指令受理部でリモコンから連続して同じ指令を受理し
    たときに、後から受理した指令を受け付けないようにし
    たことを特徴とするカラオケ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100397526C (zh) * 2001-10-30 2008-06-25 株式会社第一兴商 卡拉ok遥控装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100397526C (zh) * 2001-10-30 2008-06-25 株式会社第一兴商 卡拉ok遥控装置
KR100876623B1 (ko) * 2001-10-30 2008-12-31 가부시기가이샤 다이이찌 고오쇼오 가라오케 리모콘 장치

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