JPH08122687A - 回転多面鏡型光偏向器 - Google Patents
回転多面鏡型光偏向器Info
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- JPH08122687A JPH08122687A JP24852095A JP24852095A JPH08122687A JP H08122687 A JPH08122687 A JP H08122687A JP 24852095 A JP24852095 A JP 24852095A JP 24852095 A JP24852095 A JP 24852095A JP H08122687 A JPH08122687 A JP H08122687A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 温度変化によって生じる軸とハブ間の歪みや
応力を防止し、ボールベアリングに負荷された予圧の変
動をなくすと共に、ハブとポリゴンミラー間における歪
みや応力を防止し、もって、画像品質の悪化を阻止して
画質の良い装置を得る。 【解決手段】 軸3に嵌合固着されたボールベアリング
4a,4bと、このボールベアリング4a,4bによっ
て回転自在に支持されたハブ5と、このハブ5と一体に
回転するように装着された駆動マグネット7と、この駆
動マグネット7に対向して配置されたステータコア8
と、このステータコア8を保持するフレーム2と、ハブ
5に取付けられてハブ5と一体に回転するポリゴンミラ
ー1とを備え、軸3とハブ5とポリゴンミラー1とを、
共に線膨張率の等しい材質とする。
応力を防止し、ボールベアリングに負荷された予圧の変
動をなくすと共に、ハブとポリゴンミラー間における歪
みや応力を防止し、もって、画像品質の悪化を阻止して
画質の良い装置を得る。 【解決手段】 軸3に嵌合固着されたボールベアリング
4a,4bと、このボールベアリング4a,4bによっ
て回転自在に支持されたハブ5と、このハブ5と一体に
回転するように装着された駆動マグネット7と、この駆
動マグネット7に対向して配置されたステータコア8
と、このステータコア8を保持するフレーム2と、ハブ
5に取付けられてハブ5と一体に回転するポリゴンミラ
ー1とを備え、軸3とハブ5とポリゴンミラー1とを、
共に線膨張率の等しい材質とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリゴンミラー駆
動装置を有する回転多面鏡型光偏向器に関するものであ
る。更に詳述すると、安定的かつ円滑な回転を可能にし
た構成を備えたポリゴンミラー駆動装置を有する回転多
面鏡型光偏向器に関するものである。
動装置を有する回転多面鏡型光偏向器に関するものであ
る。更に詳述すると、安定的かつ円滑な回転を可能にし
た構成を備えたポリゴンミラー駆動装置を有する回転多
面鏡型光偏向器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリゴンミラーは使用環境の温度変化が
生じても、常に安定的かつ円滑な回転をしないと、その
鏡面に対してレーザ光線の正確な位置での入射や反射が
できないなどの欠陥が生じる虞れがある。このため、従
来より安定的かつ円滑な回転を可能にするように工夫が
施されている。
生じても、常に安定的かつ円滑な回転をしないと、その
鏡面に対してレーザ光線の正確な位置での入射や反射が
できないなどの欠陥が生じる虞れがある。このため、従
来より安定的かつ円滑な回転を可能にするように工夫が
施されている。
【0003】例えば、図3に示した、特公平3−716
90号公報に開示されたポリゴンミラー駆動装置では、
上ケース20とブラケット21のそれぞれの中央部にボ
ールベアリング22a、22bの外輪が嵌合固定され、
そのボールベアリング22a、22bの内輪に軸23が
固着され、軸23に固定されたハブ25と共にポリゴン
ミラー24が回転する構造となっている。
90号公報に開示されたポリゴンミラー駆動装置では、
上ケース20とブラケット21のそれぞれの中央部にボ
ールベアリング22a、22bの外輪が嵌合固定され、
そのボールベアリング22a、22bの内輪に軸23が
固着され、軸23に固定されたハブ25と共にポリゴン
ミラー24が回転する構造となっている。
【0004】この構造の場合、軸23は比較的直径が細
く、しかも、寸法が長いために高い硬度をもつ炭素鋼や
ステンレス鋼で製造されるのが一般的である。一方、上
ケース20、ブラケット21および下ケース26は形状
が複雑であるため、溶融性の高いアルミニウム合金や亜
鉛合金等をダイキャストで成型するのが一般的である。
そこで、硬度の高い炭素鋼やステンレス鋼と、溶融性の
高いアルミニウムや亜鉛の線膨張率を比較すると、20
℃下で、炭素鋼が10.7×10−6/℃、ステンレス
鋼が14.7×10−6/℃であるのに対して、アルミ
ニウムが23.1×10−6/℃、亜鉛が30.2×1
0−6/℃であり、明らかに両者の線膨張率の差が大き
いことが判る。
く、しかも、寸法が長いために高い硬度をもつ炭素鋼や
ステンレス鋼で製造されるのが一般的である。一方、上
ケース20、ブラケット21および下ケース26は形状
が複雑であるため、溶融性の高いアルミニウム合金や亜
鉛合金等をダイキャストで成型するのが一般的である。
そこで、硬度の高い炭素鋼やステンレス鋼と、溶融性の
高いアルミニウムや亜鉛の線膨張率を比較すると、20
℃下で、炭素鋼が10.7×10−6/℃、ステンレス
鋼が14.7×10−6/℃であるのに対して、アルミ
ニウムが23.1×10−6/℃、亜鉛が30.2×1
0−6/℃であり、明らかに両者の線膨張率の差が大き
いことが判る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように軸23と各
ケーシング20、21、26の素材の線膨張率の差が大
きいと、使用環境の温度変化や長時間の駆動などにより
各部材の温度が変化すると、上ケース20、ブラケット
21および下ケース26で構成されるケーシングと軸2
3との間に互いに軸長方向及び径方向にズレが生じてし
まう。この結果、ボールベアリング22a、22bに付
与された予圧が大きく変動して、ボールベアリング内部
の回転トルクが変化する。この変化はモータに回転ムラ
を惹起し、回転ムラが生じるとジッターが悪化してレー
ザ光線の正確な位置での鏡面への入射や反射ができなく
なり、画像の品質に悪影響を及ぼす。
ケーシング20、21、26の素材の線膨張率の差が大
きいと、使用環境の温度変化や長時間の駆動などにより
各部材の温度が変化すると、上ケース20、ブラケット
21および下ケース26で構成されるケーシングと軸2
3との間に互いに軸長方向及び径方向にズレが生じてし
まう。この結果、ボールベアリング22a、22bに付
与された予圧が大きく変動して、ボールベアリング内部
の回転トルクが変化する。この変化はモータに回転ムラ
を惹起し、回転ムラが生じるとジッターが悪化してレー
ザ光線の正確な位置での鏡面への入射や反射ができなく
なり、画像の品質に悪影響を及ぼす。
【0006】また、従来例のような構造において、ポリ
ゴンミラー24を載置するハブ25の線膨張率が軸23
の線膨張率に対して大幅に異なると嵌合固着部分に隙間
や歪が生じやすくなるため、ハブ25の材料として軸2
3とほぼ同じ線膨張率を持った材料を選定せねばならな
い。しかも、図3のように直径が細く寸法が長い軸23
は適度の硬度を必要とするので、炭素鋼やステンレス鋼
が選定される。
ゴンミラー24を載置するハブ25の線膨張率が軸23
の線膨張率に対して大幅に異なると嵌合固着部分に隙間
や歪が生じやすくなるため、ハブ25の材料として軸2
3とほぼ同じ線膨張率を持った材料を選定せねばならな
い。しかも、図3のように直径が細く寸法が長い軸23
は適度の硬度を必要とするので、炭素鋼やステンレス鋼
が選定される。
【0007】ところが、ポリゴンミラーは一般にアルミ
ニウム合金で形成されているため、軸23とハブ25を
炭素鋼またはステンレス鋼等で形成すると、今度はアル
ミニウム製のポリゴンミラー24とハブ25との間に歪
が生じ、これもまた画像品質を悪化させる原因となる。
ニウム合金で形成されているため、軸23とハブ25を
炭素鋼またはステンレス鋼等で形成すると、今度はアル
ミニウム製のポリゴンミラー24とハブ25との間に歪
が生じ、これもまた画像品質を悪化させる原因となる。
【0008】そこで本発明は、上記実状に鑑み、ポリゴ
ンミラーとハブと軸をそれぞれ同じ線膨張率の部材をも
って形成することにより、温度変化によって生じる軸と
ハブ間の歪みや応力を防止し、ボールベアリングに負荷
された予圧の変動をなくすと共に、ハブとポリゴンミラ
ー間における歪みや応力を防止し、もって、画像品質の
悪化を阻止して画質の良い装置を提供することを目的と
する。
ンミラーとハブと軸をそれぞれ同じ線膨張率の部材をも
って形成することにより、温度変化によって生じる軸と
ハブ間の歪みや応力を防止し、ボールベアリングに負荷
された予圧の変動をなくすと共に、ハブとポリゴンミラ
ー間における歪みや応力を防止し、もって、画像品質の
悪化を阻止して画質の良い装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1記載の回転多面鏡型光偏向器では、軸に嵌
合固着されたボールベアリングと、このボールベアリン
グによって回転自在に支持されたハブと、このハブと一
体に回転するように装着された駆動マグネットと、この
駆動マグネットに対向して配置されたステータコアと、
このステータコアを保持するフレームと、ハブに取付け
られてハブと一体に回転するポリゴンミラーとを備え、
軸とハブとポリゴンミラーとを、共に線膨張率の等しい
材質としている。加えて、請求項2記載の発明では、請
求項1記載の回転多面鏡型光偏向器において、軸をフレ
ームと一体形成された固定軸としている。
め、請求項1記載の回転多面鏡型光偏向器では、軸に嵌
合固着されたボールベアリングと、このボールベアリン
グによって回転自在に支持されたハブと、このハブと一
体に回転するように装着された駆動マグネットと、この
駆動マグネットに対向して配置されたステータコアと、
このステータコアを保持するフレームと、ハブに取付け
られてハブと一体に回転するポリゴンミラーとを備え、
軸とハブとポリゴンミラーとを、共に線膨張率の等しい
材質としている。加えて、請求項2記載の発明では、請
求項1記載の回転多面鏡型光偏向器において、軸をフレ
ームと一体形成された固定軸としている。
【0010】また、請求項3記載の発明では、請求項1
記載の回転多面鏡型光偏向器において、軸をフレームに
形成された円筒状のホルダー部とし、このホルダー部に
嵌合固着されたボールベアリングによって、ハブの一部
が突出して一体形成されたハブの軸部を回転自在に支持
している。また、請求項4記載の発明では、請求項1、
2または3記載の回転多面鏡型光偏向器において、軸と
ハブとポリゴンミラーとを、共にアルミニウムを主成分
とする金属で形成している。加えて、請求項5記載の発
明では、請求項4記載の回転多面鏡型光偏向器におい
て、軸とハブとポリゴンミラーとフレームとを、共にア
ルミニウムを主成分とする金属で形成している。
記載の回転多面鏡型光偏向器において、軸をフレームに
形成された円筒状のホルダー部とし、このホルダー部に
嵌合固着されたボールベアリングによって、ハブの一部
が突出して一体形成されたハブの軸部を回転自在に支持
している。また、請求項4記載の発明では、請求項1、
2または3記載の回転多面鏡型光偏向器において、軸と
ハブとポリゴンミラーとを、共にアルミニウムを主成分
とする金属で形成している。加えて、請求項5記載の発
明では、請求項4記載の回転多面鏡型光偏向器におい
て、軸とハブとポリゴンミラーとフレームとを、共にア
ルミニウムを主成分とする金属で形成している。
【0011】本発明においては、駆動マグネットとステ
ータコアとの相互磁力作用により、駆動マグネットおよ
びこのマグネットが固着されたハブが回転する。する
と、ポリゴンミラーがハブと共に回転するが、ボールベ
アリングが固着された軸と、このボールベアリングによ
って回転自在に支持されたハブと、ポリゴンミラーと
は、共に線膨張率が等しいので、温度環境が変わって
も、ポリゴンミラーは安定した回転を継続する。
ータコアとの相互磁力作用により、駆動マグネットおよ
びこのマグネットが固着されたハブが回転する。する
と、ポリゴンミラーがハブと共に回転するが、ボールベ
アリングが固着された軸と、このボールベアリングによ
って回転自在に支持されたハブと、ポリゴンミラーと
は、共に線膨張率が等しいので、温度環境が変わって
も、ポリゴンミラーは安定した回転を継続する。
【0012】加えて、ステータコアを保持するフレーム
を軸と一体化させたり、フレームの線膨張率も上述の3
部材と等しくさせると、ポリゴンミラーの回転にとって
必要な部材のほとんどが等しい線膨張率を持つことにな
り、ポリゴンミラーの回転は、一層安定する。また、各
部材をアルミニウムを主成分とする金属で構成すると、
生産効率、コスト等の面で有利となる。
を軸と一体化させたり、フレームの線膨張率も上述の3
部材と等しくさせると、ポリゴンミラーの回転にとって
必要な部材のほとんどが等しい線膨張率を持つことにな
り、ポリゴンミラーの回転は、一層安定する。また、各
部材をアルミニウムを主成分とする金属で構成すると、
生産効率、コスト等の面で有利となる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に関わる軸固定型
の回転多面鏡型光偏向器の実施の形態の断面図である。
図1において、符号2は、当該光偏向器のベースとして
本体装置に取付けられるフレームである。このフレーム
2の中央部には、固定軸3が一体に立設されていて、こ
の固定軸3の外周には、一対のボールベアリング4a、
4bの内輪が嵌合固定されている。ボールベアリング4
a、4bの外輪はハブ5の内孔に嵌合固定され、ハブ5
は、ボールベアリング4a、4bによって固定軸3に対
して回転自在に支持されている。なお、各ボールベアリ
ング4a、4bには、図中一点鎖線で示す方向に所定の
圧力の予圧が掛けられている。
の回転多面鏡型光偏向器の実施の形態の断面図である。
図1において、符号2は、当該光偏向器のベースとして
本体装置に取付けられるフレームである。このフレーム
2の中央部には、固定軸3が一体に立設されていて、こ
の固定軸3の外周には、一対のボールベアリング4a、
4bの内輪が嵌合固定されている。ボールベアリング4
a、4bの外輪はハブ5の内孔に嵌合固定され、ハブ5
は、ボールベアリング4a、4bによって固定軸3に対
して回転自在に支持されている。なお、各ボールベアリ
ング4a、4bには、図中一点鎖線で示す方向に所定の
圧力の予圧が掛けられている。
【0014】ハブ5の下部に形成されたカップ状のフラ
ンジ部5aの内周には、磁性材からなるヨーク6が固着
され、さらにその内周面には複数の磁極を有する環状の
駆動マグネット7が固着されている。ハブ5の上部に
は、ポリゴンミラー1の中央孔が嵌め込まれた状態で載
置され、クランパー10によってハブ5に固定されてい
る。
ンジ部5aの内周には、磁性材からなるヨーク6が固着
され、さらにその内周面には複数の磁極を有する環状の
駆動マグネット7が固着されている。ハブ5の上部に
は、ポリゴンミラー1の中央孔が嵌め込まれた状態で載
置され、クランパー10によってハブ5に固定されてい
る。
【0015】一方、フレーム2に立設された固定軸3よ
りも外周側には、軸方向に突出したコア保持部2aが設
けられ、このコア保持部2aの外周には、複数本の突極
にコイル9を巻回したステータコア8が嵌合されてい
る。そして、このステータコア8の突極の外周面が上記
駆動マグネットの内周面と適宜の間隔をおいて対向して
いて、コイル9に通電するとステータコア8と駆動マグ
ネット7との電磁作用により、駆動マグネット7ととも
にハブ5が回転する。また、ポリゴンミラー1はクラン
パー10によってハブ5に固設されているので、ハブ5
の回転と共にポリゴンミラー1も回転する。
りも外周側には、軸方向に突出したコア保持部2aが設
けられ、このコア保持部2aの外周には、複数本の突極
にコイル9を巻回したステータコア8が嵌合されてい
る。そして、このステータコア8の突極の外周面が上記
駆動マグネットの内周面と適宜の間隔をおいて対向して
いて、コイル9に通電するとステータコア8と駆動マグ
ネット7との電磁作用により、駆動マグネット7ととも
にハブ5が回転する。また、ポリゴンミラー1はクラン
パー10によってハブ5に固設されているので、ハブ5
の回転と共にポリゴンミラー1も回転する。
【0016】さて、このような光偏向器において、ポリ
ゴンミラー1、ハブ5および固定軸3は共に同じ材質で
つくられている。例えば、これらは共にシリコン又は銅
又はクロム等を含有するアルミニウム合金もしくは純ア
ルミニウムで造られている。すなわち、これらの部材は
共に線膨張率が等しく、その値は約23.1×10−6
/℃となっている。なお、ポリゴンミラー1、ハブ5お
よび固定軸3をアルミニウムとは別の金属、例えば亜鉛
合金、ステンレス鋼、もしくはニッケル鋼などでつくっ
てもよいし、材質の異なる金属であっても線膨張率がほ
ぼ等しいものであれば差し支えない。ただし、この実施
の形態において、アルミニウム合金もしくは純アルミニ
ウムを選定したのは、アルミニウムの持つ特性、即ち加
工の容易性、低コスト性、軽量性、耐食性等が優れてい
るからである。
ゴンミラー1、ハブ5および固定軸3は共に同じ材質で
つくられている。例えば、これらは共にシリコン又は銅
又はクロム等を含有するアルミニウム合金もしくは純ア
ルミニウムで造られている。すなわち、これらの部材は
共に線膨張率が等しく、その値は約23.1×10−6
/℃となっている。なお、ポリゴンミラー1、ハブ5お
よび固定軸3をアルミニウムとは別の金属、例えば亜鉛
合金、ステンレス鋼、もしくはニッケル鋼などでつくっ
てもよいし、材質の異なる金属であっても線膨張率がほ
ぼ等しいものであれば差し支えない。ただし、この実施
の形態において、アルミニウム合金もしくは純アルミニ
ウムを選定したのは、アルミニウムの持つ特性、即ち加
工の容易性、低コスト性、軽量性、耐食性等が優れてい
るからである。
【0017】固定軸3とハブ5とを線膨張率の等しい材
質で形成したことにより、温度変化があっても固定軸3
とハブ5が同様に伸縮するので、両者間に介在するボー
ルベアリング4a、4bに掛けられた予圧が変化するこ
となく常に一定となる。したがって、ハブ5、ポリゴン
ミラー1を含む回転体の回転ムラが起こらず、結果とし
て画像品質の良い装置が実現できる。
質で形成したことにより、温度変化があっても固定軸3
とハブ5が同様に伸縮するので、両者間に介在するボー
ルベアリング4a、4bに掛けられた予圧が変化するこ
となく常に一定となる。したがって、ハブ5、ポリゴン
ミラー1を含む回転体の回転ムラが起こらず、結果とし
て画像品質の良い装置が実現できる。
【0018】また、ハブ5とポリゴンミラー1も同様に
線膨張率の等しい材質で形成したので、温度変化による
ハブ5とポリゴンミラー1間の歪みや応力が発生するこ
となく、ポリゴンミラー1の正確な回転精度が得られ、
もって画像品質の良い装置が実現できる。
線膨張率の等しい材質で形成したので、温度変化による
ハブ5とポリゴンミラー1間の歪みや応力が発生するこ
となく、ポリゴンミラー1の正確な回転精度が得られ、
もって画像品質の良い装置が実現できる。
【0019】なお、この実施の形態では、フレーム2と
固定軸3とが一体に形成されているが、フレーム2の中
央部に孔を設けてその孔に別体である固定軸3を嵌め込
んで固着するような構造の光偏向器にも勿論適用でき
る。ただし、この場合においても固定軸3は、ハブ5お
よびポリゴンミラー1と線膨張率の等しい材質で形成さ
れる。
固定軸3とが一体に形成されているが、フレーム2の中
央部に孔を設けてその孔に別体である固定軸3を嵌め込
んで固着するような構造の光偏向器にも勿論適用でき
る。ただし、この場合においても固定軸3は、ハブ5お
よびポリゴンミラー1と線膨張率の等しい材質で形成さ
れる。
【0020】次に、本発明に係る第2の実施の形態を図
2を参照しながら説明する。
2を参照しながら説明する。
【0021】第2の実施の形態が、図1に示した第1の
実施の形態の光偏向器と構造的に異なる点は、図2のも
のが、軸回転型の回転多面鏡型光偏向器であるという点
である。図2において、図1と同様の作用をする部材に
は同一の符号を付け、その説明は省略する。
実施の形態の光偏向器と構造的に異なる点は、図2のも
のが、軸回転型の回転多面鏡型光偏向器であるという点
である。図2において、図1と同様の作用をする部材に
は同一の符号を付け、その説明は省略する。
【0022】カップ状のフレーム2’は中央に円筒状の
ホルダー部2’aを一体に有し、周壁2’bの上端には
鍔状に形成された本体装置への取付け部2’cを備えて
いる。上記ホルダー部2’aの外周面にはステータコア
8が固着されている。ステータコア8は磁性材からなる
コア板を複数枚積層することにより構成されており、中
央部から放射状に突出する複数本の突極を有していて、
各突極にはコイル9が巻回されている。なお、第2の実
施の形態においては、第1の実施の形態に示した固定軸
3と機能的に類似したホルダー部2’aが軸を指すもの
である。
ホルダー部2’aを一体に有し、周壁2’bの上端には
鍔状に形成された本体装置への取付け部2’cを備えて
いる。上記ホルダー部2’aの外周面にはステータコア
8が固着されている。ステータコア8は磁性材からなる
コア板を複数枚積層することにより構成されており、中
央部から放射状に突出する複数本の突極を有していて、
各突極にはコイル9が巻回されている。なお、第2の実
施の形態においては、第1の実施の形態に示した固定軸
3と機能的に類似したホルダー部2’aが軸を指すもの
である。
【0023】上記フレーム5のホルダー部2’aの内周
面には一対のボールベアリング4a、4bの外輪が嵌合
固定されていて、このボールベアリング4a、4bの内
輪には、ハブ5の軸部3’が取り付けられている。そし
て、ボールベアリング4a、4bには図中一点鎖線で示
す方向に所定の予圧が掛けられている。
面には一対のボールベアリング4a、4bの外輪が嵌合
固定されていて、このボールベアリング4a、4bの内
輪には、ハブ5の軸部3’が取り付けられている。そし
て、ボールベアリング4a、4bには図中一点鎖線で示
す方向に所定の予圧が掛けられている。
【0024】ハブ5は、中央から図示下方に突出した回
転軸としての軸部3’と、軸部3’の上端側に設けられ
た円盤状の基部5bと、基部5bの外周側に高さが一段
低くなったミラー搭載部5cとを有しており、基部5b
の、外周面にポリゴンミラー1の中央孔が嵌合するよう
な状態で上記ミラー搭載部5cにポリゴンミラー1が搭
載され、クランパー10によって固定されている。した
がって、ハブ5は、ボールベアリング4a、4bによっ
てフレーム2’に対して回転自在となっている。
転軸としての軸部3’と、軸部3’の上端側に設けられ
た円盤状の基部5bと、基部5bの外周側に高さが一段
低くなったミラー搭載部5cとを有しており、基部5b
の、外周面にポリゴンミラー1の中央孔が嵌合するよう
な状態で上記ミラー搭載部5cにポリゴンミラー1が搭
載され、クランパー10によって固定されている。した
がって、ハブ5は、ボールベアリング4a、4bによっ
てフレーム2’に対して回転自在となっている。
【0025】ハブ5のミラー搭載部5cの下端面側の外
周縁部には磁性材からなるヨーク6が固着されていて、
このヨーク6の内周面にはリング状の駆動マグネット7
が装着されている。この駆動マグネット7の内周面は、
上記ステータコア8の突極と適宜の間隔をおいて対向し
ている。そこで、ステータコア8の突極に巻回された駆
動コイル9に通電することにより、駆動マグネット7は
付勢され、ハブ5とともにポリゴンミラー1が回転す
る。
周縁部には磁性材からなるヨーク6が固着されていて、
このヨーク6の内周面にはリング状の駆動マグネット7
が装着されている。この駆動マグネット7の内周面は、
上記ステータコア8の突極と適宜の間隔をおいて対向し
ている。そこで、ステータコア8の突極に巻回された駆
動コイル9に通電することにより、駆動マグネット7は
付勢され、ハブ5とともにポリゴンミラー1が回転す
る。
【0026】このような、軸回転型の光偏向器におい
て、回転軸としての軸部3’とハブ5とポリゴンミラー
1及びフレーム2’は共に線膨張率の等しい材質で形成
されている。例えば、これらの部材はともにアルミニウ
ムを主成分とする金属で形成され、その線膨張率は共に
約23.1×10−6/℃となっている。
て、回転軸としての軸部3’とハブ5とポリゴンミラー
1及びフレーム2’は共に線膨張率の等しい材質で形成
されている。例えば、これらの部材はともにアルミニウ
ムを主成分とする金属で形成され、その線膨張率は共に
約23.1×10−6/℃となっている。
【0027】なお、これらの部材をアルミニウムとは別
の金属、例えば亜鉛合金、もしくはステンレス鋼、もし
くはニッケル鋼などでつくってもよいし、材質の異なる
金属であっても線膨張率がほぼ等しいものであれば差し
支えない。ただし、この第2の実施の形態において、ア
ルミニウム合金もしくは純アルミニウムを選定したの
は、第一の実施の形態の場合と同様に、アルミニウムの
持つ特性、すなわち加工の容易性、低コスト性、軽量
性、耐食性等が優れているからである。
の金属、例えば亜鉛合金、もしくはステンレス鋼、もし
くはニッケル鋼などでつくってもよいし、材質の異なる
金属であっても線膨張率がほぼ等しいものであれば差し
支えない。ただし、この第2の実施の形態において、ア
ルミニウム合金もしくは純アルミニウムを選定したの
は、第一の実施の形態の場合と同様に、アルミニウムの
持つ特性、すなわち加工の容易性、低コスト性、軽量
性、耐食性等が優れているからである。
【0028】軸部3’とハブ5とフレーム2’とを線膨
張率の等しい材質で形成したことにより、温度変化があ
ってもこれらの部材が同様に伸縮するので、軸部3’と
フレーム2’間に介在するボールベアリング4a、4b
に掛けられた予圧が変化することなく常に一定となる。
従って、ハブ5、ポリゴンミラー1を含む回転体の回転
ムラが起こらず、結果として画像品質の良い装置が実現
できる。
張率の等しい材質で形成したことにより、温度変化があ
ってもこれらの部材が同様に伸縮するので、軸部3’と
フレーム2’間に介在するボールベアリング4a、4b
に掛けられた予圧が変化することなく常に一定となる。
従って、ハブ5、ポリゴンミラー1を含む回転体の回転
ムラが起こらず、結果として画像品質の良い装置が実現
できる。
【0029】また、ハブ5とポリゴンミラー1も同様に
線膨張率の等しい材質で形成したので、温度変化による
ハブ5とポリゴンミラー1間の歪みや応力が発生するこ
となく、ポリゴンミラー1の正確な回転精度が得られ、
もって画像品質の良い装置が実現できる。
線膨張率の等しい材質で形成したので、温度変化による
ハブ5とポリゴンミラー1間の歪みや応力が発生するこ
となく、ポリゴンミラー1の正確な回転精度が得られ、
もって画像品質の良い装置が実現できる。
【0030】なお、この第2の実施の形態では、ハブ5
と軸部3’とが一体に形成された例を挙げたが、ハブ5
の中央部に孔を設けてその孔に別体である軸3’を嵌め
込んで固着するような構造の光偏向器にも勿論適用でき
る。
と軸部3’とが一体に形成された例を挙げたが、ハブ5
の中央部に孔を設けてその孔に別体である軸3’を嵌め
込んで固着するような構造の光偏向器にも勿論適用でき
る。
【0031】また、図2のように、フレーム2とホルダ
ー部2’aとが一体のものではなく、図示しないが、両
部材が別体のものでもよい。ただし、この場合において
もホルダー部2’aは、軸部3’、ハブ5、およびポリ
ゴンミラー1と線膨張率の等しい材質で形成される。
ー部2’aとが一体のものではなく、図示しないが、両
部材が別体のものでもよい。ただし、この場合において
もホルダー部2’aは、軸部3’、ハブ5、およびポリ
ゴンミラー1と線膨張率の等しい材質で形成される。
【0032】
【発明の効果】請求項1記載の回転多面鏡型光偏向器に
おいては、軸とハブとを線膨張率の等しい材質で形成し
たことにより、温度変化があっても軸とハブが同様に伸
縮するので、両者間に介在するボールベアリングに掛け
られた予圧が変化することなく常に一定となる。したが
って、ハブ、ポリゴンミラーを含む回転体の回転ムラが
起こらず、結果として画像品質の良い装置が実現でき
る。また、ハブとポリゴンミラーも同様に線膨張率の等
しい材質で形成したので、温度変化によるハブとポリゴ
ンミラー間の歪みや応力が発生することなく、ポリゴン
ミラーの正確な回転精度が得られ、もって画像品質の良
い装置が実現できる。
おいては、軸とハブとを線膨張率の等しい材質で形成し
たことにより、温度変化があっても軸とハブが同様に伸
縮するので、両者間に介在するボールベアリングに掛け
られた予圧が変化することなく常に一定となる。したが
って、ハブ、ポリゴンミラーを含む回転体の回転ムラが
起こらず、結果として画像品質の良い装置が実現でき
る。また、ハブとポリゴンミラーも同様に線膨張率の等
しい材質で形成したので、温度変化によるハブとポリゴ
ンミラー間の歪みや応力が発生することなく、ポリゴン
ミラーの正確な回転精度が得られ、もって画像品質の良
い装置が実現できる。
【0033】また、請求項2記載の発明では、軸がフレ
ームと一体に形成されるので、フレームもハブ等と等し
い線膨張率を持つこととなり、ポリゴンミラーの回転は
一層安定する。
ームと一体に形成されるので、フレームもハブ等と等し
い線膨張率を持つこととなり、ポリゴンミラーの回転は
一層安定する。
【0034】また、請求項3記載の発明では、フレーム
に形成され軸となるホルダー部と、ハブに形成された軸
部とが線膨張率の等しい材質で形成されたことにより、
温度変化があってもフレームのホルダー部とハブの軸部
とが同様に伸縮するので、両者間に介在するボールベア
リングに掛けられた予圧が変化することなく常に一定と
なる。したがって、ハブ、ポリゴンミラーを含む回転体
の回転ムラが起こらず、結果として画像品質の良い装置
が実現できる。さらに、ハブとポリゴンミラーも同様に
線膨張率の等しい材質で形成したので、温度変化による
ハブとポリゴンミラー間の歪みや応力が発生することな
く、ポリゴンミラーの正確な回転精度が得られ、もって
画像品質の良い装置が実現できる。
に形成され軸となるホルダー部と、ハブに形成された軸
部とが線膨張率の等しい材質で形成されたことにより、
温度変化があってもフレームのホルダー部とハブの軸部
とが同様に伸縮するので、両者間に介在するボールベア
リングに掛けられた予圧が変化することなく常に一定と
なる。したがって、ハブ、ポリゴンミラーを含む回転体
の回転ムラが起こらず、結果として画像品質の良い装置
が実現できる。さらに、ハブとポリゴンミラーも同様に
線膨張率の等しい材質で形成したので、温度変化による
ハブとポリゴンミラー間の歪みや応力が発生することな
く、ポリゴンミラーの正確な回転精度が得られ、もって
画像品質の良い装置が実現できる。
【0035】さらに、請求項4記載の発明では、軸とハ
ブとポリゴンミラーを共にアルミニウムを主成分とする
金属で形成したので、生産効率、コスト、軽量性、耐食
性の面で優れたものとなる。加えて、請求項5記載の発
明では、フレームもアルミニウムを主成分とする金属で
形成したので、生産効率、コスト、軽量性、耐食性の面
で一層優れたものとなる。
ブとポリゴンミラーを共にアルミニウムを主成分とする
金属で形成したので、生産効率、コスト、軽量性、耐食
性の面で優れたものとなる。加えて、請求項5記載の発
明では、フレームもアルミニウムを主成分とする金属で
形成したので、生産効率、コスト、軽量性、耐食性の面
で一層優れたものとなる。
【図1】本発明に関わる回転多面鏡型光偏向器の第1の
実施の形態の断面図である。
実施の形態の断面図である。
【図2】本発明に関わる回転多面鏡型光偏向器の第2の
実施の形態の断面図である。
実施の形態の断面図である。
【図3】従来における光偏向器の一例を示す断面図であ
る。
る。
1 ポリゴンミラー 2 フレーム 3 固定軸 4a,4b ボールベアリング 5 ハブ 7 駆動マグネット 8 ステータコア
Claims (5)
- 【請求項1】 軸に嵌合固着されたボールベアリング
と、このボールベアリングによって回転自在に支持され
たハブと、このハブと一体に回転するように装着された
駆動マグネットと、この駆動マグネットに対向して配置
されたステータコアと、このステータコアを保持するフ
レームと、上記ハブに取付けられてハブと一体に回転す
るポリゴンミラーとを備えた回転多面鏡型光偏向器であ
って、 上記軸と上記ハブと上記ポリゴンミラーは、共に線膨張
率の等しい材質からなることを特徴とする回転多面鏡型
光偏向器。 - 【請求項2】 上記軸は、上記フレームと一体形成され
た固定軸であることを特徴とする請求項1記載の回転多
面鏡型光偏向器。 - 【請求項3】 上記軸を上記フレームに形成された円筒
状のホルダー部とし、このホルダー部に嵌合固着された
ボールベアリングによって、上記ハブの一部が突出して
一体形成されたハブの軸部を回転自在に支持したことを
特徴とする請求項1記載の回転多面鏡型光偏向器。 - 【請求項4】 上記軸と上記ハブと上記ポリゴンミラー
は、共にアルミニウムを主成分とする金属で形成されて
いることを特徴とする請求項1、2または3記載の回転
多面鏡型光偏向器。 - 【請求項5】 上記軸と上記ハブと上記ポリゴンミラー
と上記フレームは、共にアルミニウムを主成分とする金
属で形成されていることを特徴とする請求項4記載の回
転多面鏡型光偏向器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24852095A JP2952656B2 (ja) | 1994-09-02 | 1995-09-01 | 回転多面鏡型光偏向器 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20899194 | 1994-09-02 | ||
JP6-208991 | 1994-09-02 | ||
JP24852095A JP2952656B2 (ja) | 1994-09-02 | 1995-09-01 | 回転多面鏡型光偏向器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08122687A true JPH08122687A (ja) | 1996-05-17 |
JP2952656B2 JP2952656B2 (ja) | 1999-09-27 |
Family
ID=26517163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24852095A Expired - Lifetime JP2952656B2 (ja) | 1994-09-02 | 1995-09-01 | 回転多面鏡型光偏向器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2952656B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6664952B2 (en) | 1998-11-20 | 2003-12-16 | Fujitsu Limited | Optical scanning-type touch panel |
JP2005352059A (ja) * | 2004-06-09 | 2005-12-22 | Ricoh Co Ltd | 光偏向器、光偏向器の製造方法、光走査装置及び画像形成装置 |
CN112558290A (zh) * | 2019-09-25 | 2021-03-26 | 日本电产株式会社 | 驱动器以及光扫描装置 |
-
1995
- 1995-09-01 JP JP24852095A patent/JP2952656B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6664952B2 (en) | 1998-11-20 | 2003-12-16 | Fujitsu Limited | Optical scanning-type touch panel |
JP2005352059A (ja) * | 2004-06-09 | 2005-12-22 | Ricoh Co Ltd | 光偏向器、光偏向器の製造方法、光走査装置及び画像形成装置 |
CN112558290A (zh) * | 2019-09-25 | 2021-03-26 | 日本电产株式会社 | 驱动器以及光扫描装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2952656B2 (ja) | 1999-09-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990601 |