JPH0812257B2 - タイムスイッチ - Google Patents
タイムスイッチInfo
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- JPH0812257B2 JPH0812257B2 JP62083447A JP8344787A JPH0812257B2 JP H0812257 B2 JPH0812257 B2 JP H0812257B2 JP 62083447 A JP62083447 A JP 62083447A JP 8344787 A JP8344787 A JP 8344787A JP H0812257 B2 JPH0812257 B2 JP H0812257B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- day
- program
- week
- setting
- time
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Electric Clocks (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、マイクロコンピュータを内蔵し曜日毎など
のスジュール設定が可能な電子式のタイムスイッチに関
するものである。
のスジュール設定が可能な電子式のタイムスイッチに関
するものである。
[背景技術] タイムスイッチとしては、マイクロコンピュータを内
蔵し曜日毎などの複数のプログラムによって制御機器の
オン,オフ制御を行うスケジュール設定が可能なものが
提供されている。
蔵し曜日毎などの複数のプログラムによって制御機器の
オン,オフ制御を行うスケジュール設定が可能なものが
提供されている。
従来この種のタイムスイッチで、ウィークリー機能を
持つものでは、一週間の設定を終えた後に、祝日などで
一部の曜日のプログラムのみを変更したい場合は、一般
にその曜日のみ強制オフするのが普通であった。このた
め、その曜日も別の曜日のプログラムで働かす必要があ
る時は、プログラムの変更を一度して、次週にまたもと
のプログラムに変更し直すという手間がかかった。
持つものでは、一週間の設定を終えた後に、祝日などで
一部の曜日のプログラムのみを変更したい場合は、一般
にその曜日のみ強制オフするのが普通であった。このた
め、その曜日も別の曜日のプログラムで働かす必要があ
る時は、プログラムの変更を一度して、次週にまたもと
のプログラムに変更し直すという手間がかかった。
[発明の目的] 本発明は上述の点に鑑みて為されたものであり、その
目的とするところは、一週だけプログラムを変更する必
要が生じ、別の曜日に同一のプログラムが存在する場合
に、簡単にプログラム変更ができるようにしたタイムス
イッチを提供することにある。
目的とするところは、一週だけプログラムを変更する必
要が生じ、別の曜日に同一のプログラムが存在する場合
に、簡単にプログラム変更ができるようにしたタイムス
イッチを提供することにある。
[発明の開示] (構成) 本発明は、マイクロコンピュータを内蔵し曜日毎に設
定した複数のプログラムによって制御機器のオン、オフ
制御を行うタイムスイッチであって、1乃至複数の特定
の変更曜日のプログラムを一週だけ他の曜日である指定
曜日に設定してあるプログラムに一時的に変更する曜日
変更機能を機能させる変更設定状態を選択する機能選択
手段と、変更設定状態において上記変更曜日を入力する
変更曜日入力手段と、変更曜日入力手段により入力され
た変更曜日を記憶する変更曜日記憶手段と、変更設定状
態において上記指定曜日を入力する指定曜日入力手段
と、指定曜日入力手段により入力された指定曜日を記憶
する指定曜日記憶手段と、プログラムによりオン、オフ
制御を行う通常モードにおいて変更曜日記憶手段に記憶
してある変更曜日に一致する日になると、指定曜日記憶
手段に記憶してある指定曜日のプログラムを読み出して
実行する演算処理手段と、演算処理手段によって指定曜
日記憶手段に記憶された指定曜日のプログラムの実行が
終了した時点で当該プログラムの実行が終了した変更曜
日を変更曜日記憶手段から自動的に消去する消去手段と
を備えているものであり、演算処理手段にて変更曜日記
憶手段に記憶された変更曜日に指定曜日記憶手段に記憶
された指定曜日のプログラムを読み出して実行して、変
更曜日と指定曜日とを変更,指定曜日入力手段にて入力
するだけで簡単にプログラムを変更することを可能とす
る。しかもこのプログラムが実行されたときには消去手
段によって変更曜日記憶手段に記憶された変更曜日を自
動的に消去することにより、次週にはもと通りのプログ
ラムを実行可能としたものである。
定した複数のプログラムによって制御機器のオン、オフ
制御を行うタイムスイッチであって、1乃至複数の特定
の変更曜日のプログラムを一週だけ他の曜日である指定
曜日に設定してあるプログラムに一時的に変更する曜日
変更機能を機能させる変更設定状態を選択する機能選択
手段と、変更設定状態において上記変更曜日を入力する
変更曜日入力手段と、変更曜日入力手段により入力され
た変更曜日を記憶する変更曜日記憶手段と、変更設定状
態において上記指定曜日を入力する指定曜日入力手段
と、指定曜日入力手段により入力された指定曜日を記憶
する指定曜日記憶手段と、プログラムによりオン、オフ
制御を行う通常モードにおいて変更曜日記憶手段に記憶
してある変更曜日に一致する日になると、指定曜日記憶
手段に記憶してある指定曜日のプログラムを読み出して
実行する演算処理手段と、演算処理手段によって指定曜
日記憶手段に記憶された指定曜日のプログラムの実行が
終了した時点で当該プログラムの実行が終了した変更曜
日を変更曜日記憶手段から自動的に消去する消去手段と
を備えているものであり、演算処理手段にて変更曜日記
憶手段に記憶された変更曜日に指定曜日記憶手段に記憶
された指定曜日のプログラムを読み出して実行して、変
更曜日と指定曜日とを変更,指定曜日入力手段にて入力
するだけで簡単にプログラムを変更することを可能とす
る。しかもこのプログラムが実行されたときには消去手
段によって変更曜日記憶手段に記憶された変更曜日を自
動的に消去することにより、次週にはもと通りのプログ
ラムを実行可能としたものである。
(実施例) 第1図乃至第15図に本発明の一実施例を示す。本実施
例のタイムスイッチは、マイクロコンピュータを内蔵し
ており、DIN72パネルサイズの配電盤、または制御盤に
設置できるものである。第5図に、このタイムスイッチ
の機能ブロックを示す。スイッチ操作部2は、時刻設
定、プログラム設定、及び出力切換等を行うものであ
り、このスイッチ操作部2の操作にてマイクロコンピュ
ータ6が適宜演算処理を行う。なお、本実施例のタイム
スイッチは、上記スイッチ操作部2により設定されるプ
ログラムと無関係に、たとえばセンサなどの外部装置か
ら入力される外部入力信号に従って外部割込入力部4に
より、制御機器のオン,オフ制御を行うことができるよ
うになっている。表示部1は、マイクロコンピュータ6
出力にて、現在時刻、プログラム設定時刻、及び出力状
態等の表示を行うものである。電源部3は、AC80V〜240
Vのフリー電圧入力をDC5Vに変換してマイクロコンピュ
ータ6やその他の回路に電源を供給するものであり、電
池により停電補償ができるようになっている。出力部5
はマイクロコンピュータ6からの出力信号により駆動さ
れるリレーを備え、このリレー接点出力で独立したプロ
グラムにより2回路の制御が可能となっている。
例のタイムスイッチは、マイクロコンピュータを内蔵し
ており、DIN72パネルサイズの配電盤、または制御盤に
設置できるものである。第5図に、このタイムスイッチ
の機能ブロックを示す。スイッチ操作部2は、時刻設
定、プログラム設定、及び出力切換等を行うものであ
り、このスイッチ操作部2の操作にてマイクロコンピュ
ータ6が適宜演算処理を行う。なお、本実施例のタイム
スイッチは、上記スイッチ操作部2により設定されるプ
ログラムと無関係に、たとえばセンサなどの外部装置か
ら入力される外部入力信号に従って外部割込入力部4に
より、制御機器のオン,オフ制御を行うことができるよ
うになっている。表示部1は、マイクロコンピュータ6
出力にて、現在時刻、プログラム設定時刻、及び出力状
態等の表示を行うものである。電源部3は、AC80V〜240
Vのフリー電圧入力をDC5Vに変換してマイクロコンピュ
ータ6やその他の回路に電源を供給するものであり、電
池により停電補償ができるようになっている。出力部5
はマイクロコンピュータ6からの出力信号により駆動さ
れるリレーを備え、このリレー接点出力で独立したプロ
グラムにより2回路の制御が可能となっている。
本実施例のタイムスイッチの具体構成について第6図
に従って説明する。本実施例のタイムスイッチのケーシ
ング7は、上述したようにDIN72パネルサイズの配電
盤、または制御盤に設置できる矩形箱状に形成してあ
り、その前面には表示部1及びスイッチ操作部2を構成
する部材が配設され、上下面側面には電源線や入出力線
を接続する端子部8が形成してある。上記表示部1は液
晶表示器12で構成され、現在時刻及びプログラム設定時
刻である「時」,「分」,「秒」を数値表示する時刻表
示部12a、曜日を示す長方形のマークである曜日表示部1
2b、出力状態を表示する出力表示部12cなどを表示でき
るようになっている。スイッチ操作部2は、液晶表示器
12の上方に配設され現在時刻あるいは通常使用の適宜表
示を液晶表示器12に表示させる通常モード、時刻合わせ
を行う時刻合わせモード、及びプログラム設定を行う設
定モードの切換を行うモードスイッチ2a、制御機器の制
御をマイクロコンピュータ6によるプログラム制御とす
るかあるいは手動制御にするかを選択し各回路毎に設け
られた手動スイッチ2b1,2b2、液晶表示器12の下方に横
一列に配設され夫々各曜日を選択する曜日スイッチ2c1
〜2c7、時刻合わせのとき「時」を設定する「時」設定
スイッチ2d、「分」を設定する「分」設定スイッチ2e、
「秒」を設定する「秒」設定スイッチ2f、曜日変更(詳
細は後述する)を行うときに変更するプログラムが設定
された曜日を呼び出す呼出スイッチ2g、同じタイムスケ
ジュールを繰り返し設定するためのインターバルスイッ
チ2h、曜日変更を行うことを選択する曜日変更スイッチ
2i、曜日変更などのプログラムを消去するための消去ス
イッチ2jとで構成されている。なお、上記「秒」設定ス
イッチ2fは曜日変更を行うときに用いられる書込スイッ
チを兼ねている。電源部3、割込入力部4、及び出力部
5はケーシング7内に収納され、この電源部3の電源入
力端子9及び出力部5の一回路の出力端子101〜103を下
部の端子部8に設けるとともに、割込入力部4の外部入
力端子11及び出力部5の他の一回路の出力端子104〜106
を上部の端子部8に設けてある。なお、本実施例の出力
端子101〜106の端子配列は、第9図に示すように、出力
部5の出力端子101,104はコモン端子で、102,105がNO端
子、103,106がNC端子となっている。上記スイッチ操作
部2は、ケーシング7の前面に配設されたスイッチ2a〜
2jの他にケーシング7の一側面に配設された動作設定ス
イッチを備えている。この動作設定スイッチは4個のス
イッチ2k1〜2k4にて構成され、タイムスイッチに停電補
償機能を持たせる場合と持たせない場合とを選択する停
電補償機能選択スイッチ2k1、外部割込入力部4に外部
信号が入力されたときの制御機器の外部信号による制御
状態を決定する割込機能選択スイッチ2k2(なお、この
割込機能選択スイッチ2k2による動作については後述す
る)、及び出力部5による回路毎の動作を切り換える2
個の設定切換スイッチ2k3,2k4とからなる。なお、停電
補償機能選択スイッチ2k1をオフにすることにより、マ
イクロコンピュータ6をリセットすることができる。ま
た、出力部5の動作は、制御機器のオン,オフ時間を設
定するタイマ動作と、制御機器をオン,オフを繰り返し
て一定時間だけこのサイクル動作を行うパルス動作とが
あり、動作状態切換スイッチ2k3・2k4にていずれかの動
作が選択できる。なお、以下の説明においては、本タイ
ムスイッチをタイマ動作させた場合について説明する。
に従って説明する。本実施例のタイムスイッチのケーシ
ング7は、上述したようにDIN72パネルサイズの配電
盤、または制御盤に設置できる矩形箱状に形成してあ
り、その前面には表示部1及びスイッチ操作部2を構成
する部材が配設され、上下面側面には電源線や入出力線
を接続する端子部8が形成してある。上記表示部1は液
晶表示器12で構成され、現在時刻及びプログラム設定時
刻である「時」,「分」,「秒」を数値表示する時刻表
示部12a、曜日を示す長方形のマークである曜日表示部1
2b、出力状態を表示する出力表示部12cなどを表示でき
るようになっている。スイッチ操作部2は、液晶表示器
12の上方に配設され現在時刻あるいは通常使用の適宜表
示を液晶表示器12に表示させる通常モード、時刻合わせ
を行う時刻合わせモード、及びプログラム設定を行う設
定モードの切換を行うモードスイッチ2a、制御機器の制
御をマイクロコンピュータ6によるプログラム制御とす
るかあるいは手動制御にするかを選択し各回路毎に設け
られた手動スイッチ2b1,2b2、液晶表示器12の下方に横
一列に配設され夫々各曜日を選択する曜日スイッチ2c1
〜2c7、時刻合わせのとき「時」を設定する「時」設定
スイッチ2d、「分」を設定する「分」設定スイッチ2e、
「秒」を設定する「秒」設定スイッチ2f、曜日変更(詳
細は後述する)を行うときに変更するプログラムが設定
された曜日を呼び出す呼出スイッチ2g、同じタイムスケ
ジュールを繰り返し設定するためのインターバルスイッ
チ2h、曜日変更を行うことを選択する曜日変更スイッチ
2i、曜日変更などのプログラムを消去するための消去ス
イッチ2jとで構成されている。なお、上記「秒」設定ス
イッチ2fは曜日変更を行うときに用いられる書込スイッ
チを兼ねている。電源部3、割込入力部4、及び出力部
5はケーシング7内に収納され、この電源部3の電源入
力端子9及び出力部5の一回路の出力端子101〜103を下
部の端子部8に設けるとともに、割込入力部4の外部入
力端子11及び出力部5の他の一回路の出力端子104〜106
を上部の端子部8に設けてある。なお、本実施例の出力
端子101〜106の端子配列は、第9図に示すように、出力
部5の出力端子101,104はコモン端子で、102,105がNO端
子、103,106がNC端子となっている。上記スイッチ操作
部2は、ケーシング7の前面に配設されたスイッチ2a〜
2jの他にケーシング7の一側面に配設された動作設定ス
イッチを備えている。この動作設定スイッチは4個のス
イッチ2k1〜2k4にて構成され、タイムスイッチに停電補
償機能を持たせる場合と持たせない場合とを選択する停
電補償機能選択スイッチ2k1、外部割込入力部4に外部
信号が入力されたときの制御機器の外部信号による制御
状態を決定する割込機能選択スイッチ2k2(なお、この
割込機能選択スイッチ2k2による動作については後述す
る)、及び出力部5による回路毎の動作を切り換える2
個の設定切換スイッチ2k3,2k4とからなる。なお、停電
補償機能選択スイッチ2k1をオフにすることにより、マ
イクロコンピュータ6をリセットすることができる。ま
た、出力部5の動作は、制御機器のオン,オフ時間を設
定するタイマ動作と、制御機器をオン,オフを繰り返し
て一定時間だけこのサイクル動作を行うパルス動作とが
あり、動作状態切換スイッチ2k3・2k4にていずれかの動
作が選択できる。なお、以下の説明においては、本タイ
ムスイッチをタイマ動作させた場合について説明する。
本実施例の現在時刻合わせの制定動作について説明す
る。この場合、まずモードスイッチ2aを現在時刻合わせ
のモードに切り換える。このとき、液晶表示器12の時刻
表示部12aは「秒」表示部12fを除き固定され、「時」表
示部12d,「分」表示部12eが所望の「時」,「分」にな
るまで夫々「時」,「分」設定スイッチ2d,2eを複数回
押すことによる、数値送りにより設定する。「秒」設定
スイッチ2jは押して離した瞬間に0秒から「秒」の表示
がスタートするようになっており、「時」,「分」を設
定した後に押して離すことにより、「秒」を設定する。
なお、曜日も変更する必要がある場合には、曜日スイッ
チ2c1〜2c7にて曜日の変更を行うことができる。そし
て、モードスイッチ2aを通常モードに切り換えることに
より、現在時刻の設定動作が完了する。
る。この場合、まずモードスイッチ2aを現在時刻合わせ
のモードに切り換える。このとき、液晶表示器12の時刻
表示部12aは「秒」表示部12fを除き固定され、「時」表
示部12d,「分」表示部12eが所望の「時」,「分」にな
るまで夫々「時」,「分」設定スイッチ2d,2eを複数回
押すことによる、数値送りにより設定する。「秒」設定
スイッチ2jは押して離した瞬間に0秒から「秒」の表示
がスタートするようになっており、「時」,「分」を設
定した後に押して離すことにより、「秒」を設定する。
なお、曜日も変更する必要がある場合には、曜日スイッ
チ2c1〜2c7にて曜日の変更を行うことができる。そし
て、モードスイッチ2aを通常モードに切り換えることに
より、現在時刻の設定動作が完了する。
次に、制御機器をオン,オフ動作させるプログラム設
定について説明する。なお、この場合、設定切換スイッ
チ2k3,2k4はタイムスイッチがタイム動作を行うように
切り換えておく必要がある。まず、モードスイッチ2aを
設定モードに切り換える。この状態で、液晶表示器12の
現在時刻が表示されていた時刻表示部12aの「時」,
「分」表示部12d,12eが、第10図(a)に示すように、
「−−:−−」となり、この表示の左側の出力表示部12
c「ON」の記号が表示される。なお、通常モードのとき
にこの出力表示部12cに表示される「ON」は制御機器が
オン状態にあることを示す表示であり、設定モードのと
きこの「ON」表示は、これから入力する時刻が制御機器
をオンする時刻であることを示す表示である。また、時
刻表示の「秒」表示2fに1から16の数値が表示される。
この数値は設定可能なプログラム数を示す設定残数であ
り、この設定残数を見ることにより、使用者がプログラ
ム数あるいは設定容量を確認することができる。そし
て、「時」,「分」設定スイッチ2d,2eにて制御機器を
オンする時刻を上述した時刻合わせの場合と同様にして
設定する。なお、曜日の設定は曜日スイッチ2c1〜2c7に
て行い、例えば月曜日から金曜日までを上記時刻で制御
機器をオン,オフさせたい場合には、曜日スイッチ2c1
〜2c7の適合する曜日スイッチ2cを押す。この曜日スイ
ッチ2cを押すと、曜日表示部12bが表示される。このよ
うにして制御機器のオン時刻を設定した状態での液晶表
示器12の表示状態を第10図(b)に示す。このオン設定
時刻のマイクロコンピュータ6の読出は、書込スイッチ
を兼用する「秒」設定スイッチ2fを押すことにより行わ
れる。この「秒」設定スイッチ2fを押すと、自動的に液
晶表示器12の「時」,「分」表示2b,2eが、第10図
(c)に示すように、「−−:−−」になり、この表示
の左側の出力表示部12cの「ON」表示が「OFF」表示に変
わる。なお、本実施例の場合には、制御機器のオン,オ
フ時刻を一組にして設定するようになっており、オン時
刻及びオフ時刻のみの設定は一組でないとマイクロコン
ピュータ6に受付られないようになっている。このとき
には、設定残数は先の制御機器のオン時刻の設定時の数
値から1つ小さくなる。そして、上述のオン時刻と同様
にして制御機器のオフ時刻を設定する。本実施例の場
合、制御機器のオン時刻設定及びオフ時刻設定を各1動
作として、最大16動作まで設定できるようになってい
る。従って、未プログラム時の設定残数は16で、1つの
プログラムを行う毎に2ずつ設定残数が減少していく。
この設定残数を確認することにより、使用者は確実にタ
イム設定が為されたかどうかを確認することができる。
このプログラム設定が終了した状態で、液晶表示器12の
表示は第10図(e)に示すようにオン時刻設定時の初期
状態になり、さらに制御機器のオン,オフ時刻を設定で
きる。このプログラム設定は、モードスイッチ2aを通常
モードに切り換えることにより終了する。ここで、上記
プログラム設定におけるマイクロコンピュータ6による
処理は、第11図に示すようになる。つまり、マイクロコ
ンピュータ6ではモードスイッチ2aが設定モードに切り
換えられていることから、設定残数を表示する動作に移
行し、設定残数が残っている場合には、上述した一連の
動作を実行し、設定残数がないときには限定残数に
「0」を表示し、スイッチ操作部2の入力信号を受け付
けないように動作を終了するというように処理を行う。
このプログラム設定を消去する場合には、上述のプログ
ラム設定の場合と同様にして、モードスイッチ2aを設定
モードに切り換える。この状態で消去スイッチ2jを押す
ことにより、制御機器のオン,オフ時刻を設定した1つ
のプログラムが消去される。本実施例の場合、設定残数
は2個増加する。従って、使用者はこの設定残数を確認
することにより確実に消去されたかどうかを確認するこ
とができる。なお、制御機器のオン,オフ設定時刻を一
組にして行うようにしてあるから、上記プログラムの消
去を液晶表示器12に制御機器のオフ時刻が表示してある
状態でも行うことができる。
定について説明する。なお、この場合、設定切換スイッ
チ2k3,2k4はタイムスイッチがタイム動作を行うように
切り換えておく必要がある。まず、モードスイッチ2aを
設定モードに切り換える。この状態で、液晶表示器12の
現在時刻が表示されていた時刻表示部12aの「時」,
「分」表示部12d,12eが、第10図(a)に示すように、
「−−:−−」となり、この表示の左側の出力表示部12
c「ON」の記号が表示される。なお、通常モードのとき
にこの出力表示部12cに表示される「ON」は制御機器が
オン状態にあることを示す表示であり、設定モードのと
きこの「ON」表示は、これから入力する時刻が制御機器
をオンする時刻であることを示す表示である。また、時
刻表示の「秒」表示2fに1から16の数値が表示される。
この数値は設定可能なプログラム数を示す設定残数であ
り、この設定残数を見ることにより、使用者がプログラ
ム数あるいは設定容量を確認することができる。そし
て、「時」,「分」設定スイッチ2d,2eにて制御機器を
オンする時刻を上述した時刻合わせの場合と同様にして
設定する。なお、曜日の設定は曜日スイッチ2c1〜2c7に
て行い、例えば月曜日から金曜日までを上記時刻で制御
機器をオン,オフさせたい場合には、曜日スイッチ2c1
〜2c7の適合する曜日スイッチ2cを押す。この曜日スイ
ッチ2cを押すと、曜日表示部12bが表示される。このよ
うにして制御機器のオン時刻を設定した状態での液晶表
示器12の表示状態を第10図(b)に示す。このオン設定
時刻のマイクロコンピュータ6の読出は、書込スイッチ
を兼用する「秒」設定スイッチ2fを押すことにより行わ
れる。この「秒」設定スイッチ2fを押すと、自動的に液
晶表示器12の「時」,「分」表示2b,2eが、第10図
(c)に示すように、「−−:−−」になり、この表示
の左側の出力表示部12cの「ON」表示が「OFF」表示に変
わる。なお、本実施例の場合には、制御機器のオン,オ
フ時刻を一組にして設定するようになっており、オン時
刻及びオフ時刻のみの設定は一組でないとマイクロコン
ピュータ6に受付られないようになっている。このとき
には、設定残数は先の制御機器のオン時刻の設定時の数
値から1つ小さくなる。そして、上述のオン時刻と同様
にして制御機器のオフ時刻を設定する。本実施例の場
合、制御機器のオン時刻設定及びオフ時刻設定を各1動
作として、最大16動作まで設定できるようになってい
る。従って、未プログラム時の設定残数は16で、1つの
プログラムを行う毎に2ずつ設定残数が減少していく。
この設定残数を確認することにより、使用者は確実にタ
イム設定が為されたかどうかを確認することができる。
このプログラム設定が終了した状態で、液晶表示器12の
表示は第10図(e)に示すようにオン時刻設定時の初期
状態になり、さらに制御機器のオン,オフ時刻を設定で
きる。このプログラム設定は、モードスイッチ2aを通常
モードに切り換えることにより終了する。ここで、上記
プログラム設定におけるマイクロコンピュータ6による
処理は、第11図に示すようになる。つまり、マイクロコ
ンピュータ6ではモードスイッチ2aが設定モードに切り
換えられていることから、設定残数を表示する動作に移
行し、設定残数が残っている場合には、上述した一連の
動作を実行し、設定残数がないときには限定残数に
「0」を表示し、スイッチ操作部2の入力信号を受け付
けないように動作を終了するというように処理を行う。
このプログラム設定を消去する場合には、上述のプログ
ラム設定の場合と同様にして、モードスイッチ2aを設定
モードに切り換える。この状態で消去スイッチ2jを押す
ことにより、制御機器のオン,オフ時刻を設定した1つ
のプログラムが消去される。本実施例の場合、設定残数
は2個増加する。従って、使用者はこの設定残数を確認
することにより確実に消去されたかどうかを確認するこ
とができる。なお、制御機器のオン,オフ設定時刻を一
組にして行うようにしてあるから、上記プログラムの消
去を液晶表示器12に制御機器のオフ時刻が表示してある
状態でも行うことができる。
なお、上述の説明は通常の電子式のタイムスイッチの
1日以内のプログラム設定と同様の動作の説明であった
が、本実施例は以下のようにして2日以上に渡る日渡り
設定を行うことができるようになっている。この日渡り
設定の設定手順は上述のプログラム設定の設定手段とほ
ぼ同じである。しかし、本実施例では制御機器のオン,
オフ時刻を設定するプログラムを設定する際に、曜日を
異ならせて設定できるようにしてあり、これにより日渡
り設定ができるようになっている。つまり、本実施例に
おいて、制御機器のオン時刻とオフ時刻の設定された曜
日が異なることを検出する設定曜日検出手段と、制御機
器のオン時刻とオフ時刻の設定された曜日が同じであっ
てオン設定時刻の方がオフ設定時刻より遅いことを検出
する設定時刻検出手段とを備え、両検出手段にて日渡り
設定を可能としてある。なお、上記設定曜日検出手段及
び設定時刻検出手段の動作はマイクロコンピュータ6の
ソフトウエアで行う。例えば、第12図に示すように月曜
日の12:00から木曜日の12:00までを制御機器を日渡り動
作させる場合、制御機器のオン設定時刻の曜日の設定の
ときに月曜日と時刻を設定し、オフ設定時刻の設定のと
きに木曜日と時刻とに設定する。この場合には曜日が異
なるので、マイクロコンピュータ6の設定曜日検出手段
にて日渡り設定であることが検出されるから、自動的に
日渡り設定が行われる。また、同一曜日でオン設定時刻
がオフ設定時刻より遅い場合にも、マイクロコンピュー
タ6の設定時刻検出手段にて日渡り設定であることが検
出されるから、自動的に日渡り設定が行われる。なお、
上記日渡り設定のマイクロコンピュータ6による判断処
理プログラムを示すフローチャートを第13図に示す。こ
のようにして日渡り設定を1日以内のプログラム設定と
同様の1プログラムで可能としてあるから、設定の煩雑
さが減少し、プログラム容量も削減できる。なお、同一
曜日でオン,オフ設定時刻が同じであることは有り得な
いので、この場合にはマイクロコンピュータ6でエラー
処理が行われるようにしてある。
1日以内のプログラム設定と同様の動作の説明であった
が、本実施例は以下のようにして2日以上に渡る日渡り
設定を行うことができるようになっている。この日渡り
設定の設定手順は上述のプログラム設定の設定手段とほ
ぼ同じである。しかし、本実施例では制御機器のオン,
オフ時刻を設定するプログラムを設定する際に、曜日を
異ならせて設定できるようにしてあり、これにより日渡
り設定ができるようになっている。つまり、本実施例に
おいて、制御機器のオン時刻とオフ時刻の設定された曜
日が異なることを検出する設定曜日検出手段と、制御機
器のオン時刻とオフ時刻の設定された曜日が同じであっ
てオン設定時刻の方がオフ設定時刻より遅いことを検出
する設定時刻検出手段とを備え、両検出手段にて日渡り
設定を可能としてある。なお、上記設定曜日検出手段及
び設定時刻検出手段の動作はマイクロコンピュータ6の
ソフトウエアで行う。例えば、第12図に示すように月曜
日の12:00から木曜日の12:00までを制御機器を日渡り動
作させる場合、制御機器のオン設定時刻の曜日の設定の
ときに月曜日と時刻を設定し、オフ設定時刻の設定のと
きに木曜日と時刻とに設定する。この場合には曜日が異
なるので、マイクロコンピュータ6の設定曜日検出手段
にて日渡り設定であることが検出されるから、自動的に
日渡り設定が行われる。また、同一曜日でオン設定時刻
がオフ設定時刻より遅い場合にも、マイクロコンピュー
タ6の設定時刻検出手段にて日渡り設定であることが検
出されるから、自動的に日渡り設定が行われる。なお、
上記日渡り設定のマイクロコンピュータ6による判断処
理プログラムを示すフローチャートを第13図に示す。こ
のようにして日渡り設定を1日以内のプログラム設定と
同様の1プログラムで可能としてあるから、設定の煩雑
さが減少し、プログラム容量も削減できる。なお、同一
曜日でオン,オフ設定時刻が同じであることは有り得な
いので、この場合にはマイクロコンピュータ6でエラー
処理が行われるようにしてある。
さらに本実施例においては以下に説明する曜日変更機
能を備えている。例えば、第2図(a)に示すように日
曜日を除く他の曜日の8時から20時まで制御機器を動作
させるとともに、日曜日は16時から20時までだけ制御機
器を動作させるように1週間のタイムスケジュールが為
されているものとする。そして、次週の火曜日と水曜日
が祭日などにより日曜日と同様に制御機器を動作させれ
ば良いものとなったとする。この場合、上記曜日変更機
能により、第2図(b)に示すように、次週のみ一時的
に火曜日と水曜日とのプログラムを日曜日と同様のプロ
グラムに設定し、さらに翌週には自動的に今週と同じプ
ログラムが設定されているようにしたものである。
能を備えている。例えば、第2図(a)に示すように日
曜日を除く他の曜日の8時から20時まで制御機器を動作
させるとともに、日曜日は16時から20時までだけ制御機
器を動作させるように1週間のタイムスケジュールが為
されているものとする。そして、次週の火曜日と水曜日
が祭日などにより日曜日と同様に制御機器を動作させれ
ば良いものとなったとする。この場合、上記曜日変更機
能により、第2図(b)に示すように、次週のみ一時的
に火曜日と水曜日とのプログラムを日曜日と同様のプロ
グラムに設定し、さらに翌週には自動的に今週と同じプ
ログラムが設定されているようにしたものである。
まず、この曜日変更機能を行う設定手順について説明
する。この場合には、モードスイッチ2aを時刻合わせモ
ードに切り換える。そして、曜日変更スイッチ2iを押
す。このとき、曜日変更機能が機能するのであって、モ
ードスイッチ2aと曜日変更スイッチ2iとにより機能選択
手段が構成される。こうして曜日変更機能が機能する
と、第4図(b)に示すように、同図(a)に示す液晶
表示器12の表示状態から時刻表示部12aなどの曜日表示
部12bを除く表示が消えるとともに、すべての曜日表示
部12bである長方形のマークが2Hzの周期で点滅する。こ
の状態、変更したい曜日に適合する曜日スイッチ2cを押
す。例えば、木曜日と金曜日を変更する場合には、曜日
スイッチ2c5,2c6を押す。これにより、第4図(c)に
示すように、木曜日及び金曜日を除くマークが消えて、
マークは不点滅状態になる。なお、この選択を間違えた
場合には、間違えた曜日の曜日スイッチ2cを再度押せ
ば、その曜日のマークは消え、他の曜日の曜日スイッチ
2cを押せば、その曜日のマークが点灯する。また、この
設定数は2個とは限らず最大6つまで設定できる。次
に、変更する曜日の変更したいプログラムが設定された
曜日を選択する操作を行う。この場合、呼出スイッチ2g
を押す。このときには、第4図(d)に示すように、上
記変更したい曜日以外の消灯したマークの内で最も左端
のマークが現れて2Hzの周期で点滅する。これにより、
希望するプログラムが設定された曜日の選択動作に移行
したことを確認できるようにしてある。そして、希望す
るプログラムが設定された曜日に相当する曜日スイッチ
2cを押すことにより、変更先の曜日が選択される。その
変更したいタイム設定が設定されている曜日を水曜日で
あるとすると、曜日スイッチ2c4を押す。このとき、第
4図(e)に示すように、水曜日を示すマークが2Hzの
周期で点滅する。そして、この制定されたプログラムを
マイクロコンピュータ6のメモリに書き込むため、書込
スイッチを兼用する「秒」スイッチ2fを押す。これによ
り上記曜日変更のプログラムが設定される。このとき、
第4図(f)に示すように、液晶表示器12は現在の曜日
及び時刻を示す状態に戻る。そして、モードスイッチ2a
を通常モードに戻すことにより、すべての曜日設定動作
が終了する。なお、この現在の曜日を示すマークはモー
ドスイッチ2aを通常モードに切り換えてあるときにも、
第4図(g)に示すように、1Hzの周期で点滅し、曜日
変更を行ってあることを使用者が分かるようにしてあ
る。なお、上述の手順にて変更曜日及び指定曜日を入力
するスイッチ操作部2にて、第1図に示す変更曜日入力
手段13及び指定曜日入力手段14が構成されている。
する。この場合には、モードスイッチ2aを時刻合わせモ
ードに切り換える。そして、曜日変更スイッチ2iを押
す。このとき、曜日変更機能が機能するのであって、モ
ードスイッチ2aと曜日変更スイッチ2iとにより機能選択
手段が構成される。こうして曜日変更機能が機能する
と、第4図(b)に示すように、同図(a)に示す液晶
表示器12の表示状態から時刻表示部12aなどの曜日表示
部12bを除く表示が消えるとともに、すべての曜日表示
部12bである長方形のマークが2Hzの周期で点滅する。こ
の状態、変更したい曜日に適合する曜日スイッチ2cを押
す。例えば、木曜日と金曜日を変更する場合には、曜日
スイッチ2c5,2c6を押す。これにより、第4図(c)に
示すように、木曜日及び金曜日を除くマークが消えて、
マークは不点滅状態になる。なお、この選択を間違えた
場合には、間違えた曜日の曜日スイッチ2cを再度押せ
ば、その曜日のマークは消え、他の曜日の曜日スイッチ
2cを押せば、その曜日のマークが点灯する。また、この
設定数は2個とは限らず最大6つまで設定できる。次
に、変更する曜日の変更したいプログラムが設定された
曜日を選択する操作を行う。この場合、呼出スイッチ2g
を押す。このときには、第4図(d)に示すように、上
記変更したい曜日以外の消灯したマークの内で最も左端
のマークが現れて2Hzの周期で点滅する。これにより、
希望するプログラムが設定された曜日の選択動作に移行
したことを確認できるようにしてある。そして、希望す
るプログラムが設定された曜日に相当する曜日スイッチ
2cを押すことにより、変更先の曜日が選択される。その
変更したいタイム設定が設定されている曜日を水曜日で
あるとすると、曜日スイッチ2c4を押す。このとき、第
4図(e)に示すように、水曜日を示すマークが2Hzの
周期で点滅する。そして、この制定されたプログラムを
マイクロコンピュータ6のメモリに書き込むため、書込
スイッチを兼用する「秒」スイッチ2fを押す。これによ
り上記曜日変更のプログラムが設定される。このとき、
第4図(f)に示すように、液晶表示器12は現在の曜日
及び時刻を示す状態に戻る。そして、モードスイッチ2a
を通常モードに戻すことにより、すべての曜日設定動作
が終了する。なお、この現在の曜日を示すマークはモー
ドスイッチ2aを通常モードに切り換えてあるときにも、
第4図(g)に示すように、1Hzの周期で点滅し、曜日
変更を行ってあることを使用者が分かるようにしてあ
る。なお、上述の手順にて変更曜日及び指定曜日を入力
するスイッチ操作部2にて、第1図に示す変更曜日入力
手段13及び指定曜日入力手段14が構成されている。
本実施例では、第1図に示すように、上記変更曜日入
力手段13にて入力された変更曜日を記憶する変更曜日記
憶手段15と、上記指定曜日入力手段14にて入力された指
定曜日を記憶する指定曜日記憶手段16と、上記変更曜日
記憶手段15に記憶してある曜日に一致する日に、指定曜
日記憶手段16に記憶した指定曜日のプログラムを読み出
して実行する演算処理手段17と、上記演算処理手段17の
処理が終了した時点で変更したいプログラムが実行され
た上記変更曜日記憶手段15に記憶した曜日を消去する消
去手段18とを備え、上記各手段15〜18の動作をマイクロ
コンピュータ6のプログラム処理にて行うようにしてあ
る。
力手段13にて入力された変更曜日を記憶する変更曜日記
憶手段15と、上記指定曜日入力手段14にて入力された指
定曜日を記憶する指定曜日記憶手段16と、上記変更曜日
記憶手段15に記憶してある曜日に一致する日に、指定曜
日記憶手段16に記憶した指定曜日のプログラムを読み出
して実行する演算処理手段17と、上記演算処理手段17の
処理が終了した時点で変更したいプログラムが実行され
た上記変更曜日記憶手段15に記憶した曜日を消去する消
去手段18とを備え、上記各手段15〜18の動作をマイクロ
コンピュータ6のプログラム処理にて行うようにしてあ
る。
以下、本実施例の曜日変更を行うマイクロコンピュー
タ6のプログラム処理について説明する。翌日が曜日変
更を行う日であるかどうかの判定を、時刻が23時59分59
秒になった時点で演算処理手段にて行う。そして、この
時点で、第3図に示すように、マイクロコンピュータ6
では記憶した変更曜日を呼び出し、この変更曜日が翌日
の曜日と一致するかどうかを判定し、一致する場合には
変更曜日処理を移行する。なお、この変更曜日と翌日の
曜日とが一致していない場合には、通常通り翌日の曜日
のプログラムが呼び出され、このプログラムが翌日に実
行される。上述のように曜日変更処理に移行した場合に
は、実行する曜日に指定された曜日を読み込んで、この
曜日のプログラムを読み込む。そして、翌日には上記変
更する曜日に従ってプログラムが実行され、このプログ
ラムの実行が終了した時点で、もとの曜日の呼び込みが
行われて、曜日変更動作を終了する。つまり、この時点
で上記曜日変更動作は解除され、翌々週からは今週と同
じプログラムが実行されることになり、新たにもとのプ
ログラムの設定を行う必要がない。従って、一時的なプ
ログラムの設定変更を行う場合に本実施例は極めて有効
である。
タ6のプログラム処理について説明する。翌日が曜日変
更を行う日であるかどうかの判定を、時刻が23時59分59
秒になった時点で演算処理手段にて行う。そして、この
時点で、第3図に示すように、マイクロコンピュータ6
では記憶した変更曜日を呼び出し、この変更曜日が翌日
の曜日と一致するかどうかを判定し、一致する場合には
変更曜日処理を移行する。なお、この変更曜日と翌日の
曜日とが一致していない場合には、通常通り翌日の曜日
のプログラムが呼び出され、このプログラムが翌日に実
行される。上述のように曜日変更処理に移行した場合に
は、実行する曜日に指定された曜日を読み込んで、この
曜日のプログラムを読み込む。そして、翌日には上記変
更する曜日に従ってプログラムが実行され、このプログ
ラムの実行が終了した時点で、もとの曜日の呼び込みが
行われて、曜日変更動作を終了する。つまり、この時点
で上記曜日変更動作は解除され、翌々週からは今週と同
じプログラムが実行されることになり、新たにもとのプ
ログラムの設定を行う必要がない。従って、一時的なプ
ログラムの設定変更を行う場合に本実施例は極めて有効
である。
この曜日変更を取り消す場合の設定手順を第7図に従
って説明する。この場合には、上述の曜日変更設定の場
合と同様にしてモードスイッチ2aを時刻合わせモードに
切り換えて、曜日変更スイッチ2iを押す。このとき先に
設定した曜日変更時の呼出スイッチ2gを押して変更する
プログラムが設定された曜日スイッチ2cを押した場合を
示す第4図(e)と同様の第7図(b)に示す表示が液
晶表示器12に表示される。この状態で、消去スイッチ2j
を押すことにより、曜日変更プログラムが消去される。
このとき、液晶表示部分1の表示は、第7図(c)に示
すように、現在の曜日及び時刻を表示する表示に戻り、
曜日を示すマークの点滅も停止する。そして、モードス
イッチ2aを通常モードに切り換えることにより、曜日変
更の取り消し操作が終了する。また、上記曜日変更の取
り消し操作の内で、消去スイッチ2jを押す操作を省くこ
とにより、第8図(a)に示す液晶表示器12の表示か
ら、変更曜日を確認することができる。なお、上述の曜
日変更の設定はプログラムが日渡り設定されている場合
であってもその内の特定曜日だけを変更することもでき
る。
って説明する。この場合には、上述の曜日変更設定の場
合と同様にしてモードスイッチ2aを時刻合わせモードに
切り換えて、曜日変更スイッチ2iを押す。このとき先に
設定した曜日変更時の呼出スイッチ2gを押して変更する
プログラムが設定された曜日スイッチ2cを押した場合を
示す第4図(e)と同様の第7図(b)に示す表示が液
晶表示器12に表示される。この状態で、消去スイッチ2j
を押すことにより、曜日変更プログラムが消去される。
このとき、液晶表示部分1の表示は、第7図(c)に示
すように、現在の曜日及び時刻を表示する表示に戻り、
曜日を示すマークの点滅も停止する。そして、モードス
イッチ2aを通常モードに切り換えることにより、曜日変
更の取り消し操作が終了する。また、上記曜日変更の取
り消し操作の内で、消去スイッチ2jを押す操作を省くこ
とにより、第8図(a)に示す液晶表示器12の表示か
ら、変更曜日を確認することができる。なお、上述の曜
日変更の設定はプログラムが日渡り設定されている場合
であってもその内の特定曜日だけを変更することもでき
る。
最後に、外部割込制御について第14図及び第15図に従
って説明する。この外部割込制御は、手動スイッチ2bが
自動に設定されているときにだけ可能であり、上述のよ
うにして設定されたプログラムに優先して行われる。さ
らに、この外部割込制御は上述した動作設定スイッチの
割込動作スイッチ2k2の設定により次のように行われ
る。第14図は割込動作スイッチ2k2をオンにしてある場
合で、この場合には割込入送端子11にHレベルの信号が
入力されたとき、制御機器が動作するようになってお
り、反対に第15図は割込動作スイッチ2k2をオフに設定
してある場合で割込入力端子11にHレベルの信号が入力
されたとき、制御機器の動作が停止するようになってい
る。なお、停電時には外部割込制御機能は停止する。
って説明する。この外部割込制御は、手動スイッチ2bが
自動に設定されているときにだけ可能であり、上述のよ
うにして設定されたプログラムに優先して行われる。さ
らに、この外部割込制御は上述した動作設定スイッチの
割込動作スイッチ2k2の設定により次のように行われ
る。第14図は割込動作スイッチ2k2をオンにしてある場
合で、この場合には割込入送端子11にHレベルの信号が
入力されたとき、制御機器が動作するようになってお
り、反対に第15図は割込動作スイッチ2k2をオフに設定
してある場合で割込入力端子11にHレベルの信号が入力
されたとき、制御機器の動作が停止するようになってい
る。なお、停電時には外部割込制御機能は停止する。
[発明の効果] 本発明は上述のように、マイクロコンピュータを内蔵
し曜日毎に設定した複数のプログラムによって制御機器
のオン、オフ制御を行うタイムスイッチであって、1乃
至複数の特定の変更曜日のプログラムを一週だけ他の曜
日である指定曜日に設定してあるプログラムに一時的に
変更する曜日変更機能を機能させる変更設定状態を選択
する機能選択手段と、変更設定状態において上記変更曜
日を入力する変更曜日入力手段と、変更曜日入力手段に
より入力された変更曜日を記憶する変更曜日記憶手段
と、変更設定状態において上記指定曜日を入力する指定
曜日入力手段と、指定曜日入力手段により入力された指
定曜日を記憶する指定曜日記憶手段と、プログラムによ
りオン、オフ制御を行う通常モードにおいて変更曜日記
憶手段に記憶してある変更曜日に一致する日になると、
指定曜日記憶手段に記憶してある指定曜日のプログラム
を読み出して実行する演算処理手段と、演算処理手段に
よって指定曜日記憶手段に記憶された指定曜日のプログ
ラムの実行が終了した時点で当該プログラムの実行が終
了した変更曜日を変更曜日記憶手段から自動的に消去す
る消去手段とを備えているものであり、演算処理手段に
て変更曜日記憶手段に記憶された変更曜日に指定曜日記
憶手段に記憶された指定曜日のプログラムを読み出して
実行でき、このため変更曜日と指定曜日とを変更,指定
曜日入力手段にて入力するだけで簡単にプログラム変更
を行うことができる。また、指定曜日入力手段で入力さ
れる曜日に特に限定はなく、且つ変更曜日入力手段で入
力される曜日の数も指定曜日を除く数(6日以内)であ
れば、特に限定はないので、複数の任意の曜日に任意の
曜日のプログラムを実行させることが可能となり、複数
の任意の曜日に任意の曜日のプログラムを実行させるこ
とができる。例えば、月,木,金曜日に、水曜日のプロ
グラムを実行させるということができ、タイムスイッチ
としての使い勝手がよいという利点がある。しかも、こ
のプログラムが実行されたときには消去手段によって変
更曜日記憶手段に記憶された変更曜日を消去することに
より、次週にはもと通りのプログラムが実行でき、一時
的なプログラム変更に有効となる効果がある。
し曜日毎に設定した複数のプログラムによって制御機器
のオン、オフ制御を行うタイムスイッチであって、1乃
至複数の特定の変更曜日のプログラムを一週だけ他の曜
日である指定曜日に設定してあるプログラムに一時的に
変更する曜日変更機能を機能させる変更設定状態を選択
する機能選択手段と、変更設定状態において上記変更曜
日を入力する変更曜日入力手段と、変更曜日入力手段に
より入力された変更曜日を記憶する変更曜日記憶手段
と、変更設定状態において上記指定曜日を入力する指定
曜日入力手段と、指定曜日入力手段により入力された指
定曜日を記憶する指定曜日記憶手段と、プログラムによ
りオン、オフ制御を行う通常モードにおいて変更曜日記
憶手段に記憶してある変更曜日に一致する日になると、
指定曜日記憶手段に記憶してある指定曜日のプログラム
を読み出して実行する演算処理手段と、演算処理手段に
よって指定曜日記憶手段に記憶された指定曜日のプログ
ラムの実行が終了した時点で当該プログラムの実行が終
了した変更曜日を変更曜日記憶手段から自動的に消去す
る消去手段とを備えているものであり、演算処理手段に
て変更曜日記憶手段に記憶された変更曜日に指定曜日記
憶手段に記憶された指定曜日のプログラムを読み出して
実行でき、このため変更曜日と指定曜日とを変更,指定
曜日入力手段にて入力するだけで簡単にプログラム変更
を行うことができる。また、指定曜日入力手段で入力さ
れる曜日に特に限定はなく、且つ変更曜日入力手段で入
力される曜日の数も指定曜日を除く数(6日以内)であ
れば、特に限定はないので、複数の任意の曜日に任意の
曜日のプログラムを実行させることが可能となり、複数
の任意の曜日に任意の曜日のプログラムを実行させるこ
とができる。例えば、月,木,金曜日に、水曜日のプロ
グラムを実行させるということができ、タイムスイッチ
としての使い勝手がよいという利点がある。しかも、こ
のプログラムが実行されたときには消去手段によって変
更曜日記憶手段に記憶された変更曜日を消去することに
より、次週にはもと通りのプログラムが実行でき、一時
的なプログラム変更に有効となる効果がある。
第1図は本発明の要部の概略構成を示すブロック図、第
2図(a),(b)は同上の曜日変更機能の説明図、第
3図は同上の曜日変更の判断処理のフローチャート、第
4図(a)〜(g)は同上の曜日変更の設定手順の説明
図、第5図は同上のタイムスイッチの概略構成を示すブ
ロック図、第6図(a),(b)は夫々同上のタイムス
イッチの外観を示す正面図及び側面図、第7図(a)〜
(c)は同上の曜日変更の取り消し手順の説明図、第8
図(a),(b)は同上の曜日変更の確認手順の説明
図、第9図は同上の端子部の端子配置図、第10図(a)
〜(c)は同上のプログラムの設定手順の説明図、第11
図は同上の設定残数の表示処理のフローチャート、第12
図(a),(b)は同上の日渡り設定の説明図、第13図
は同上の日渡り設定の判断処理のフローチャート、第14
図及び第15図は同上の外部割込処理の説明図である。 13は変更曜日入力手段、14は指定曜日入力手段、15は
変更曜日記憶手段、16は指定曜日記憶手段、17は演算処
理手段、18は消去手段である。
2図(a),(b)は同上の曜日変更機能の説明図、第
3図は同上の曜日変更の判断処理のフローチャート、第
4図(a)〜(g)は同上の曜日変更の設定手順の説明
図、第5図は同上のタイムスイッチの概略構成を示すブ
ロック図、第6図(a),(b)は夫々同上のタイムス
イッチの外観を示す正面図及び側面図、第7図(a)〜
(c)は同上の曜日変更の取り消し手順の説明図、第8
図(a),(b)は同上の曜日変更の確認手順の説明
図、第9図は同上の端子部の端子配置図、第10図(a)
〜(c)は同上のプログラムの設定手順の説明図、第11
図は同上の設定残数の表示処理のフローチャート、第12
図(a),(b)は同上の日渡り設定の説明図、第13図
は同上の日渡り設定の判断処理のフローチャート、第14
図及び第15図は同上の外部割込処理の説明図である。 13は変更曜日入力手段、14は指定曜日入力手段、15は
変更曜日記憶手段、16は指定曜日記憶手段、17は演算処
理手段、18は消去手段である。
フロントページの続き (72)発明者 上野 久雄 大阪府東大阪市菱江1番地 朝日ナショナ ル照明株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−88384(JP,A) 実開 昭62−51296(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】マイクロコンピュータを内蔵し曜日毎に設
定した複数のプログラムによって制御機器のオン、オフ
制御を行うタイムスイッチであって、1乃至複数の特定
の変更曜日のプログラムを一週だけ他の曜日である指定
曜日に設定してあるプログラムに一時的に変更する曜日
変更機能を機能させる変更設定状態を選択する機能選択
手段と、変更設定状態において上記変更曜日を入力する
変更曜日入力手段と、変更曜日入力手段により入力され
た変更曜日を記憶する変更曜日記憶手段と、変更設定状
態において上記指定曜日を入力する指定曜日入力手段
と、指定曜日入力手段により入力された指定曜日を記憶
する指定曜日記憶手段と、プログラムによりオン、オフ
制御を行う通常モードにおいて変更曜日記憶手段に記憶
してある変更曜日に一致する日になると、指定曜日記憶
手段に記憶してある指定曜日のプログラムを読み出して
実行する演算処理手段と、演算処理手段によって指定曜
日記憶手段に記憶された指定曜日のプログラムの実行が
終了した時点で当該プログラムの実行が終了した変更曜
日を変更曜日記憶手段から自動的に消去する消去手段と
を備えて成ることを特徴とするタイムスイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62083447A JPH0812257B2 (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 | タイムスイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62083447A JPH0812257B2 (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 | タイムスイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63249092A JPS63249092A (ja) | 1988-10-17 |
JPH0812257B2 true JPH0812257B2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=13802692
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62083447A Expired - Lifetime JPH0812257B2 (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 | タイムスイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0812257B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02103296U (ja) * | 1989-02-01 | 1990-08-16 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5788384A (en) * | 1980-11-22 | 1982-06-02 | Sankosha:Kk | Assigning device for specific date in weekly program timer |
JPS6251296U (ja) * | 1985-09-19 | 1987-03-30 |
-
1987
- 1987-04-03 JP JP62083447A patent/JPH0812257B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63249092A (ja) | 1988-10-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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