JPH08120653A - 河川ゲート用開閉装置 - Google Patents

河川ゲート用開閉装置

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JPH08120653A
JPH08120653A JP28008694A JP28008694A JPH08120653A JP H08120653 A JPH08120653 A JP H08120653A JP 28008694 A JP28008694 A JP 28008694A JP 28008694 A JP28008694 A JP 28008694A JP H08120653 A JPH08120653 A JP H08120653A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gate opening
electric power
battery unit
shutting
river
Prior art date
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Pending
Application number
JP28008694A
Other languages
English (en)
Inventor
Kensho Manabe
憲昭 真鍋
Takao Ito
隆夫 伊藤
Kikufumi Sasaki
喜公文 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hokoku Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Hokoku Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hokoku Kogyo Co Ltd filed Critical Hokoku Kogyo Co Ltd
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Publication of JPH08120653A publication Critical patent/JPH08120653A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 河川ゲート用開閉装置の電力供給手段の容量
を小さく抑える。 【構成】 河川ゲート用開閉装置はゲート開閉手段1
と、ゲート開閉手段1の作動制御を行う制御盤2とを有
する。また、作動電力の発電手段として、太陽電池モジ
ュール3と、風力発電装置7とを有する。太陽電池モジ
ュール3で発電された電力は、過充電防止ユニット5を
経由してバッテリーユニット4に充電される。風力発電
装置7で発電された電力は、レギュレータ8で過充電が
ないように出力調整されてバッテリーユニット4に充電
される。バッテリーユニット4に充電された電力は、制
御回路6を介してゲート開閉手段1に供給される。太陽
電池モジュール3と、風力発電装置7との双方を併用
し、様々な気象条件において、バッテリーユニットへの
充電を可能とするので、電力供給手段の容量を低く抑え
ても、ゲート開閉手段1への電力の安定供給をすること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、河川ゲート用開閉装置
に用いる電力供給手段の容量を小さく抑えるための改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】河川ゲートの開閉装置を作動させるため
の電力供給源として、発電手段、特に太陽電池による自
家発電を用いたものが実用化されている。太陽電池を用
いる場合には、電力の安定供給を行うために、日中に発
電を行い、その発電電力をバッテリーに充電しておくこ
とにより、昼夜を問わず河川ゲートの開閉を可能として
いる。
【0003】この、太陽電池を自家発電の手段とした河
川ゲート用開閉装置は、図3に示すように、ゲート開閉
手段1、制御盤2および太陽電池モジュール(単に、
「太陽電池」ともいう)3より構成される。ゲート開閉
手段1については、モーターを利用してゲートの開閉を
行うものであれば、いかなる形式のものでも使用可能で
ある。したがって、板状のゲートをモーターで上下若し
くは左右に作動させることにより開閉を行う一般的な形
式のものに限らず、例えば特公平5−84329号公報
に開示されている袋状堰を用いた河川ゲートにおいて、
袋状堰への送風用ファンを駆動するモーターの作動に用
いることも可能である。また、制御盤2は太陽電池モジ
ュールで発電した電力を充電し、この充電電力をゲート
開閉手段1に供給し、開閉のための作動制御を行うもの
である。
【0004】制御盤2の内部には、発電電力を蓄えるた
めのバッテリーユニット4を設けている。また、バッテ
リーユニット4への過充電を防止するために、過充電防
止ユニット5を有する。バッテリーユニット4に充電さ
れた電力は、制御回路6を介して前述のごとく、ゲート
開閉手段1に供給される。
【0005】太陽電池モジュール3の発電容量およびバ
ッテリーユニット4の充電容量は、河川ゲート用開閉装
置を設置する場所の、平均日照時間、開閉装置の運転時
間および運転回数、設置予算等を考慮に入れて決定され
るものである。したがって、通常はゲート開閉手段1を
作動させるに十分な電力供給をすることが可能である。
しかしながら、予想以上の雨や曇りの日が続いた場合等
には、日照不足で太陽電池の発電量が不足し、河川ゲー
トの開閉回数が限定される可能性があった。しかも、河
川ゲートは大雨や台風の時等の、十分に日照時間が得ら
れないような状態のときに作動させる機会が多い。した
がって、気象条件に左右されることなく、常に十分な電
力供給を行うために、バッテリーユニット4の充電容量
に十分な余裕をもたせると共に、太陽電池モジュール3
自体も、発電容量の大きなものを設置する必要があっ
た。
【0006】
【発明が解決しょうとする課題】すなわち、上記のよう
に太陽電池モジュールの発電容量およびバッテリーユニ
ットの充電容量を、日照不足に見舞われても十分に機能
するように大容量に設定する必要があるため、通常時に
は、能力過剰となっていた。このため、太陽電池、バッ
テリーが高価になり、その設置場所も大きくとる必要が
あるので、コストの面で不利であった。
【0007】本発明は上記問題に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、河川ゲートの開閉装置
を作動させるための電力供給源として、太陽電池と風力
発電装置とを併用することにより、さまざまな気象条件
でも、安定してバッテリーユニットへの充電を行うこと
により、電力供給手段の容量を小さく抑えることにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明に係る手段は、発電手段と、該発電手段により
供給される電力を充電するバッテリーユニットと、該バ
ッテリーユニットより供給される電力によりゲートを開
閉する開閉手段とを有する河川ゲート用開閉装置であっ
て、前記発電手段として、太陽電池と、風力発電装置と
を有することを特徴とする。
【0009】
【作用】太陽電池と、風力発電装置とのように、方式の
異なる発電装置を設け、気象条件に応じて、効率よく発
電できる方から、より多くの電力をバッテリーユニット
に充電する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。図中従来例と同一部分若しくは相当部分は
同一符号で示し、詳しい説明は省略する。
【0011】図1には、本発明にかかる河川ゲート用開
閉装置のブロック図を示す。ゲート開閉手段1と、ゲー
ト開閉手段1の作動制御を行う制御盤2とを有し、発電
手段として、各12ボルトの太陽電池2個からなる太陽
電池モジュール3と、風力発電装置7とを有する。風力
発電装置7は、図2に示すように風車10によりジェネ
レータ11を運転することにより発電する。
【0012】太陽電池モジュール3で発電された電力
は、過充電防止ユニット5を経由してバッテリーユニッ
ト4に充電される。このバッテリーユニット4は、複数
の各12ボルトのシール型鉛バッテリー12により構成
されている。また、風力発電装置7で発電された電力
は、レギュレータ8で過充電がないように出力調整され
てバッテリーユニット4に充電される。バッテリーユニ
ット4に充電された電力は、制御回路6を介してゲート
開閉手段1のモーターに供給される。
【0013】また、図2に示すように、回路中にアラー
ムユニット9を有し、バッテリーユニット4の、過充電
若しくは過放電を検知したときには、警報を発生するよ
うになっている。
【0014】このように構成した河川ゲート用開閉装置
から得ることができる効果を、以下に述べる。雨や曇り
の日が続いた場合等に、日照不足で太陽電池の発電量が
不足しても、風力発電装置により発電を行うことができ
る。特に、台風の時等には、風力発電装置による発電量
の割合が高くなる。また、従来は困難であった夜間の発
電も、風が吹いていれば可能となる。さらに、日照時間
の短い冬期でも、風力発電も併用することにより、十分
な発電量を得ることができる。したがって、発電を行う
ことが可能な気象条件が増え、バッテリーユニットに十
分に電力供給を行うことができる。すなわち、太陽電池
モジュール、風力発電装置およびバッテリーユニットの
夫々の容量を小さく設定しても、河川ゲートを開閉する
ための電力を安定供給することが可能であり、低コスト
で高効率の河川ゲート開閉装置とすることができる。ま
た、バッテリーユニットの過充電を防止するので、安全
性も確保されている。
【0015】また、エンジンを用いる発電機等を上記構
成に加え、非常時に作動させることにより、さらに電力
供給の安定化を図ることが可能となる。
【0016】
【発明の効果】本発明を実施することにより、次のよう
な効果を得ることができる。バッテリーユニットに充電
を行うための発電手段として、太陽電池と、風力発電装
置とを有し、双方を併用することにより、様々な気象条
件に応じて、より効率よく発電できる方から、より多く
の電力をバッテリーユニットに充電することが可能とな
る。すなわち、様々な気象条件におかれてもバッテリー
ユニットには充電がなされ、ゲート開閉手段への電力の
安定供給につながる。このために、太陽電池モジュール
の発電容量およびバッテリーユニットの充電容量を、従
来のように日照不足の時に対応して大容量とする必要が
なくなり、太陽電池モジュール、風力発電装置およびバ
ッテリーユニットの容量を夫々小さく設定することがで
きるので、設置に要する場所を小さくし、コスト低減を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す河川ゲート用開閉装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を示す河川ゲート用開閉装置
の回路図である。
【図3】従来例を示す摸式図である。
【符号の説明】
1 ゲート開閉手段 2 制御盤 3 太陽電池モジュール 4 バッテリーユニット 5 過充電防止ユニット 6 制御回路 7 風力発電装置 8 レギュレータ 9 アラームユニット 10 風車 11 ジェネレーター 12 バッテリー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発電手段と、該発電手段により供給され
    る電力を充電するバッテリーユニットと、該バッテリー
    ユニットより供給される電力によりゲートを開閉する開
    閉手段とを有する河川ゲート用開閉装置であって、前記
    発電手段として、太陽電池と、風力発電装置とを有する
    ことを特徴とする河川ゲート用開閉装置。
JP28008694A 1994-10-19 1994-10-19 河川ゲート用開閉装置 Pending JPH08120653A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28008694A JPH08120653A (ja) 1994-10-19 1994-10-19 河川ゲート用開閉装置

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JP28008694A JPH08120653A (ja) 1994-10-19 1994-10-19 河川ゲート用開閉装置

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JPH08120653A true JPH08120653A (ja) 1996-05-14

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ID=17620121

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JP28008694A Pending JPH08120653A (ja) 1994-10-19 1994-10-19 河川ゲート用開閉装置

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JP (1) JPH08120653A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103336508A (zh) * 2013-06-27 2013-10-02 兰州理工大学 信息化节能闸门自动控制系统
CN106406198A (zh) * 2016-08-18 2017-02-15 盐城市盐龙湖饮用水源管理处 涵闸远程控制系统及其方法
US9765495B2 (en) 2001-07-09 2017-09-19 Henry K. Obermeyer Water control apparatus

Cited By (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9765495B2 (en) 2001-07-09 2017-09-19 Henry K. Obermeyer Water control apparatus
US10370813B2 (en) 2001-07-09 2019-08-06 Henry K. Obermeyer Water control apparatus
CN103336508A (zh) * 2013-06-27 2013-10-02 兰州理工大学 信息化节能闸门自动控制系统
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