JPH08120214A - 熱硬化性被覆組成物 - Google Patents

熱硬化性被覆組成物

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JPH08120214A
JPH08120214A JP25381194A JP25381194A JPH08120214A JP H08120214 A JPH08120214 A JP H08120214A JP 25381194 A JP25381194 A JP 25381194A JP 25381194 A JP25381194 A JP 25381194A JP H08120214 A JPH08120214 A JP H08120214A
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JP
Japan
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coating film
acrylic copolymer
weight
polyvinylidene fluoride
coating composition
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JP25381194A
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English (en)
Inventor
Eizo Sakurai
英三 桜井
Hajime Ito
元 伊藤
Koichiro Kido
厚一路 木戸
Shogo Yamamoto
庄吾 山本
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光沢や加工性を長期間保持する塗膜を提供す
る、金属用塗料に有用な熱硬化性被覆組成物を得る。 【構成】 エポキシ基含有単量体、カルボキシル基含有
単量体を共重合して得られるアクリル系共重合体
(A)、ポリフッ化ビニリデン(B)、高沸点溶剤
(C)を含有し、(A)と(B)の重量比が10/90
≦(A)/(B)≦80/20の範囲であることを特徴
とする熱硬化性被覆組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗料等の被覆材料に使
用される熱硬化性被覆組成物に関するものであり、詳し
くは、光沢や加工性を長期間保持する塗膜を提供でき、
金属用塗料として特に有用な熱硬化性被覆組成物に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】プレコートメタルは、屋根材、壁材、エ
アコン室外機等に用いられ、予め塗膜が形成された状態
で折り曲げ等の加工が施されるため、その塗膜としては
光沢や加工性が長期間保持される特性が要求され、その
要求は年々厳しくなっている。プレコートメタル用上塗
り塗料としては、耐候性、耐汚染性、耐食性等に優れて
いることから、ポリフッ化ビニリデンが広く利用されて
いるが、基材との密着性、外観、硬度等に劣るという問
題点を有しており、これを単独で使用することは少な
い。例えば、特公昭43−10363号公報に記載され
ているように、ポリフッ化ビニリデンをアクリル系共重
合体とブレンドする等の方法によって、基材との密着性
の改善が図られており、一般的には、アクリル系共重合
体の溶解した潜在性高沸点溶剤に、ポリフッ化ビニリデ
ンの微粉末を分散させたものが使用されている。また、
特公昭58−32183号公報には、耐溶剤性、屈曲性
等の塗膜性能を改善するため、N−アルコキシアルキル
アミド基含有熱硬化性重合体および熱可塑性アクリル系
共重合体からなる樹脂組成物をポリフッ化ビニリデンと
ブレンドしたものが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特公昭43−
10363号公報に開示されている塗膜は、屋外暴露等
のように長時間高温にさらされると、ポリフッ化ビニリ
デンとアクリル系共重合体との相分離が進行し、塗膜の
光沢が失われるとともに、塗膜の伸度が低下するため、
折り曲げ等の加工を行うと塗膜の剥離やクラック等が発
生しやすくなるという問題点を有している。また、特公
昭58−32183号公報に開示されている塗膜は、熱
によって黄変が生じやすいという耐熱黄変性の問題を有
している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記従来
技術の問題点に鑑み、熱硬化性被覆組成物について鋭意
検討した結果、特定の熱硬化性アクリル系共重合体をポ
リフッ化ビニリデンにブレンドすることによって、相分
離の進行に起因する塗膜の光沢や伸度の低下を抑制し、
さらに耐溶剤性、耐熱黄変性にも優れた塗膜の提供が可
能であることを見いだした。
【0005】すなわち、本発明の熱硬化性被覆組成物
は、エポキシ基含有単量体(a)0.5〜10重量%、
カルボキシル基含有単量体(b)0.2〜5重量%、
(a)および(b)成分と共重合可能な(メタ)アクリ
ル酸エステル(c)85〜99.3重量%を共重合して
得られるアクリル系共重合体(A)、ポリフッ化ビニリ
デン(B)、高沸点溶剤(C)を含有し、(A)と
(B)の重量比が10/90≦(A)/(B)≦80/
20の範囲であることを特徴とする。
【0006】本発明の熱硬化被覆組成物に用いるアクリ
ル系共重合体(A)は、前記の単量体(a)および
(b)を特定の比率で共重合させて得られるものであ
り、そのエポキシ当量(1グラム当量のエポキシ基を含
む樹脂のグラム数)は1400〜28400、酸価(フ
ェノールフタレインの変色点を基準にして、ビニル系重
合体水溶液に、エタノールに溶解したKOHを滴下して
滴定し、ビニル系重合体1gを中和するのに必要なKO
Hのmg数)は、1.6〜39mgKOH/g、重量平
均分子量は10,000〜150,000、ガラス転移
温度(Tg)は0〜110℃の範囲であることが好まし
い。アクリル系共重合体(A)のエポキシ当量が140
0未満であると、他の単量体との相溶性低下による美粧
性低下を生じる傾向にあり、28400を越えると、硬
化時の架橋度が低く耐溶剤ラビング性が不十分となる傾
向にあり、より好ましくは、2350〜7100の範囲
である。アクリル系共重合体(A)の酸価が1.6mg
KOH/g未満であると、硬化時の架橋度が低く耐溶剤
ラビング性が不十分となる傾向にあり、39mgKOH
/gを越えると、他の単量体との相溶性低下による美粧
性低下を生じる傾向にあり、より好ましくは、7.8〜
15.6mgKOH/gの範囲である。
【0007】アクリル系共重合体(A)の重量平均分子
量が10,000未満であると、塗膜の強度、耐久性等
が低下する傾向にあり、150,000を越えると、ポ
リフッ化ビニリデン(B)との相溶性や塗膜の外観が低
下する傾向にあり、より好ましくは、3000〜200
00の範囲である。
【0008】アクリル系共重合体(A)のTgが0℃未
満であると、塗膜の硬度が低下する傾向にあり、110
℃を越えると、折り曲げ等の加工性が低下する傾向にあ
り、より好ましくは、30〜80℃の範囲である。
【0009】本発明のアクリル系共重合体(A)に使用
されるエポキシ基含有単量体(a)は、相分離の進行に
よる光沢損失及び加工性の低下を抑制するための成分で
あり、アクリル系共重合体(A)の単量体の総計に対し
て、0.5〜10重量%の範囲で用いられる。これは、
エポキシ基含有単量体(a)が、0.5重量%未満で
は、塗膜の耐溶剤ラビング性が不十分となる傾向にあ
り、10重量%を越えると、塗膜の美粧性が低下する傾
向にあるためである。より好ましくは、2〜6重量%の
範囲である。本発明のアクリル系共重合体(A)に使用
されるエポキシ基含有単量体(a)としては、例えば、
グリシジル(メタ)アクリレート、メチルグリシジル
(メタ)アクリレート、3,4−エポキシシクロヘキシ
ル(メタ)アクリレート、アリルグリシジルエーテル等
が挙げられる。これらは、必要に応じて単独であるいは
二種以上を併用して使用することができる。
【0010】本発明のアクリル系共重合体(A)に使用
されるカルボキシル基含有単量体(b)は、塗膜を形成
するための成分であり、アクリル系共重合体(A)の単
量体の総計に対して、0.2〜5重量%の範囲で用いら
れる。これは、カルボキシル基含有単量体(b)が、
0.2重量%未満では、塗膜の耐溶剤ラビング性が不十
分となる傾向にあり、5重量%を越えると、塗膜の美粧
性が低下する傾向にあるためである。より好ましくは、
1〜2重量%の範囲である。本発明のアクリル系共重合
体(A)に使用されるカルボキシル基含有単量体(b)
としては、例えば、メタクリル酸、アクリル酸、クロト
ン酸、ビニル安息香酸、フマール酸、イタコン酸、マレ
イン酸、シトラコン酸等の一塩基酸または二塩基酸単量
体類、マレイン酸モノメチル、マレイン酸モノエチル、
マレイン酸モノブチル、マレイン酸モノオクチル、イタ
コン酸モノメチル、イタコン酸モノエチル、イタコン酸
モノブチル、イタコン酸モノオクチル、フマル酸モノメ
チル、フマル酸モノエチル、フマル酸モノブチル、フマ
ル酸モノオクチル、シトラコン酸モノエチル等に代表さ
れる二塩基酸または酸無水物単量体のモノエステル類等
が挙げられる。
【0011】これらカルボキシル基含有単量体(b)
は、必要に応じて単独であるいは二種以上を併用して使
用することができる。
【0012】本発明のアクリル系共重合体(A)に使用
される(メタ)アクリル酸エステル(c)は、(a)お
よび(b)成分と共重合可能なものであれば特に限定さ
れるものではなく、目的に応じて適宜選択することがで
き、アクリル系共重合体(A)の単量体の総計に対し
て、85〜99.3重量%の範囲で用いられる。これ
は、(メタ)アクリル酸エステル(c)が、85重量%
未満では、塗膜の美粧性が低下する傾向にあり、99.
3重量%を越えると塗膜の耐溶剤ラビング性が不十分と
なる傾向にあるためである。(メタ)アクリル酸エステ
ル(c)としては、例えば、メチル(メタ)アクリレー
ト、エチル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)
アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレー
ト、(メタ)アクリロニトリルが挙げられる。これら
(メタ)アクリル酸エステル(c)は、単独であるいは
二種以上を併用して使用することができる。
【0013】本発明の熱硬化被覆組成物に用いるポリフ
ッ化ビニリデン(B)としては、フッ化ビニリデンのホ
モポリマーあるいはフッ化ビニリデンを70重量%以上
含有する共重合体を使用することができる。
【0014】共重合体に用いられる他の単量体として
は、エチレン、塩化ビニル、テトラフルオロエチレン、
ジクロロフルオロエチレン、1,1,2−トリフルオロ
−2−クロロエチレン等が挙げられる。
【0015】本発明においては、使用されるポリフッ化
ビニリデン(B)としては、重量平均分子量が、500
00〜400000の範囲であることが好ましい。ポリ
フッ化ビニリデン(B)の重量平均分子量が50000
未満であると、塗膜の耐候性が低下傾向にあり、400
000を越えると、塗膜の平滑性を失い塗膜形成が困難
になる傾向にあるためであり、より好ましくは、100
000〜300000の範囲である。
【0016】本発明の熱硬化性被覆組成物に用いる高沸
点溶剤(C)は、ポリフッ化ビニリデン(B)を高温で
溶解させるものであり、例えば、沸点が120〜250
℃程度である溶剤である。ポリフッ化ビニリデン(B)
は、室温では微粒子状で高沸点溶剤(C)中に分散して
おり、アクリル系共重合体(A)は高沸点溶剤(C)中
に溶解した状態になっている。高沸点溶剤(C)の具体
例としては、イソホロン、キシレン、プロピレングリコ
ールモノメチルエーテル、プロピレングリコールメチル
エーテルアセテート、あるいはこれらの混合物を挙げる
ことができる。
【0017】本発明においては、アクリル系共重合体
(A)とポリフッ化ビニリデン(B)の配合割合は、重
量比で10/90≦(A)/(B)≦80/20の範囲
である必要がある。これは、(A)/(B)が10/9
0未満では、形成される塗膜の基材密着性、外観、硬度
等が低下する傾向にあり、80/20を越えると、形成
される塗膜の耐候性が低下する傾向にあるためである。
より好ましくは、20/80≦(A)/(B)≦70/
30の範囲である。
【0018】本発明の熱硬化性被覆組成物の固形分は、
25〜40重量%の範囲であることが好ましい。これ
は、固形分が25重量%未満では、作業性(ピックアッ
プロール性)が低下する傾向にあり、40重量%を越え
ると、外観(フロー性)が低下する傾向にあるためであ
る。より好ましくは、30〜35重量%の範囲である。
【0019】本発明のアクリル系共重合体(A)および
ポリフッ化ビニリデン(B)は、溶液重合法、塊状重合
法、乳化重合法等の公知の重合法により製造することが
できる。また、本発明の熱硬化被覆組成物を塗料化する
際には、顔料、希釈剤、表面調製剤、紫外線吸収剤、光
安定剤、酸化防止剤、垂れ止め剤等を必要に応じて添加
することができる。
【0020】本発明の熱硬化被覆組成物からなる塗料
は、例えば、各種基材に直接あるいはプライマー、中塗
り塗料等を塗布した塗膜上に、吹き付け塗り、ローラー
塗り等の方法で塗布し、180℃以上で1〜30分間焼
き付けた後、冷水などで急冷することによって塗膜を形
成することができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明を実施例を挙げて具体的に説明
する。例中の部および%は、全て重量基準である。 ・アクリル系共重合体(A)の物性の定義 加熱残分:塗料0.5gをアルミ製皿に取り、少量のキ
シレンを加えてウオーターバス上で均一に溶解・分散
し、次に熱風乾燥機で200℃×2時間乾燥し、乾燥重
量から算出した。
【0022】重量平均分子量:ゲルパーミエーションク
ロマトグラフ(HLC−8020型、東ソー製)にて測
定した。
【0023】Tg:示差走査熱量計(DSC−2C型、
パーキンエルマー製)にて測定した。
【0024】・塗膜性能の定義 初期外観:スライドガラス上に製膜した直後の試料の相
分離の程度を位相差顕微鏡を用いて目視判定 熱処理後外観:スライドガラス上に製膜した塗膜を80
℃×3500minの条件で熱処理した試料の相分離の
程度を位相差顕微鏡を用いて目視判定 耐溶剤性:リン酸亜鉛処理された鋼板上に形成させた塗
膜をメチルエチルケトンをしみこませたガーゼで100
回ラビングし、この塗膜の外観を目視判定 耐熱黄変性:リン酸亜鉛処理された鋼板上に形成させた
塗膜を沸水中に5時間処理した。処理後に黄変のない塗
膜を○、処理後に黄変が確認される塗膜を×とした。 ・目視判定の基準 ○:良好な光沢を持ち、ヘイズの発生もない場合。
【0025】×:光沢が低く、ヘイズが発生している場
合。
【0026】(1)アクリル系共重合体溶液(A−1)
の製造例 攪拌機、温度制御装置、コンデンサー、滴下ロートを備
えた四つ口フラスコに、溶剤としてイソホロン50部、
n−ブタノール15部を仕込み、一方、別容器にメチル
メタクリレート65部、エチルアクリレート30部、グ
リシジルメタクリレート4部、メタクリル酸1部を仕込
んだ。別容器に仕込んだモノマー混合物の70%を四つ
口フラスコに移液し、攪拌しながら90℃に加熱し、こ
の温度を維持した。次いで、別容器中に残存するモノマ
ー混合物にイソホロン40部、カヤエステルO(有機過
酸化物系重合開始剤、化薬アクゾ株式会社製)0.4部
を添加した混合物を4時間かけて四つ口フラスコ中の溶
液に滴下した。次いで、イソホロン18部、カヤエステ
ルO0.4部との混合物を2時間かけて滴下した。つい
で、アゾビスイソブチロニトリルを0.4部滴下し、3
0分かけて溶液の温度を95℃に昇温し、この状態を1
時間保持した。この後、冷却しながらイソホロン27部
を滴下して反応を終了させ、加熱残分が39.3%のア
クリル系共重合体溶液(A−1)を得た。得られたアク
リル系共重合体の重量平均分子量、Tg、酸価およびエ
ポキシ当量を表1に示した。
【0027】(2)アクリル系共重合体溶液(A−
2)、(A−3)の製造 アクリル系共重合体溶液(A−1)の製造方法と同様な
操作で表1に示すビニル系単量体を用いてそれぞれ重合
し、アクリル系共重合体溶液(A−2)、(A−3)を
得た。得られたアクリル系共重合体溶液(A−2)、
(A−3)の加熱残分およびアクリル系共重合体の重量
平均分子量、Tg、酸価およびエポキシ当量を表1に示
した。
【0028】
【表1】
【0029】実施例1、比較例1〜2 上記製造例で得たアクリル系共重合体溶液と、KYNE
R#500(ローム&ハース社製、フッ化ビニリデンホ
モポリマー、重量平均分子量:272,000)と、イ
ソホロンを遊星ボールミルで攪拌混合して、アクリル系
共重合体(A)とポリフッ化ビニリデン(B)の重量比
が30/70であり、固形分30%である塗料組成物を
得た。次いで、リン酸亜鉛処理された鋼板またはスライ
ドグラスに塗料組成物を乾燥膜厚が30μmとなるよう
に塗装し、250℃で3分間焼き付けた後冷水で急冷し
て塗膜を得た。得られた塗膜の試験結果を表2に示し
た。
【0030】
【表2】
【0031】本発明の熱硬化性被覆組成物から得られる
塗膜は、実施例1に示されているように、外観、塗膜性
能に優れていた。これに対して、本発明が規定する条件
を満たさない熱硬化性被覆組成物は、比較例1、2に示
されているように、塗膜の外観、塗膜性能等の点で満足
な特性を示さなかった。
【0032】
【発明の効果】以上の実施例からも明らかなように、本
発明の熱硬化性被覆組成物を用いることにより、塗膜の
相分離の進行が抑制され、塗装後長期にわたって光沢を
保持し、かつ耐溶剤性、耐熱黄変性といった塗膜性能に
優れ、工業上非常に有益なものである。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年5月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】アクリル系共重合体(A)の重量平均分子
量が10,000未満であると、塗膜の強度、耐久性等
が低下する傾向にあり、150,000を越えると、ポ
リフッ化ビニリデン(B)との相溶性や塗膜の外観が低
下する傾向にあり、より好ましくは、50,000〜1
00,000の範囲である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 庄吾 愛知県名古屋市東区砂田橋四丁目1番60号 三菱レイヨン株式会社商品開発研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エポキシ基含有単量体(a)0.5〜10
    重量%、カルボキシル基含有単量体(b)0.2〜5重
    量%、(a)および(b)成分と共重合可能な(メタ)
    アクリル酸エステル(c)85〜99.3重量%を共重
    合して得られるアクリル系共重合体(A)、ポリフッ化
    ビニリデン(B)、高沸点溶剤(C)を含有し、(A)
    と(B)の重量比が10/90≦(A)/(B)≦80
    /20の範囲であることを特徴とする熱硬化性被覆組成
    物。
JP25381194A 1994-10-19 1994-10-19 熱硬化性被覆組成物 Pending JPH08120214A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100710507B1 (ko) * 2007-01-02 2007-04-24 주식회사 피피지코리아 고온 소부형 불소수지 도료 조성물
JP2009522415A (ja) * 2005-12-30 2009-06-11 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 接着性ポリマーを含有するフルオロポリマーコーティング組成物および基材コーティング法
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