JPH08119821A - 抗菌性歯科用樹脂 - Google Patents
抗菌性歯科用樹脂Info
- Publication number
- JPH08119821A JPH08119821A JP6257046A JP25704694A JPH08119821A JP H08119821 A JPH08119821 A JP H08119821A JP 6257046 A JP6257046 A JP 6257046A JP 25704694 A JP25704694 A JP 25704694A JP H08119821 A JPH08119821 A JP H08119821A
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- JP
- Japan
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- silver
- antibacterial
- antibacterial agent
- resin
- dentistry
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 義歯床、歯冠、人工歯および歯科用充填材等
に用いられる歯科用樹脂について、細菌の付着および繁
殖を阻止することができる。 【構成】 ポリメチルメタクリレート(PMMA)やポ
リカーボネート等の歯科用樹脂に、重量比で0.2〜1
0%の抗菌剤を含有せしめる。抗菌剤として、ゼオライ
ト,リン酸ジルコニウム,ヒドロキシアパタイトおよび
シリカ・アルミナからなる群より選ばれた担体に、銀ま
たは銀と亜鉛の両方を担持させた無機系抗菌剤等を用い
る。
に用いられる歯科用樹脂について、細菌の付着および繁
殖を阻止することができる。 【構成】 ポリメチルメタクリレート(PMMA)やポ
リカーボネート等の歯科用樹脂に、重量比で0.2〜1
0%の抗菌剤を含有せしめる。抗菌剤として、ゼオライ
ト,リン酸ジルコニウム,ヒドロキシアパタイトおよび
シリカ・アルミナからなる群より選ばれた担体に、銀ま
たは銀と亜鉛の両方を担持させた無機系抗菌剤等を用い
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、義歯床、歯冠、人工歯
および歯科用充填材等に用いられる歯科用樹脂に関し、
さらに詳しくは上記義歯床等に付着・繁殖する口腔内細
菌に対して抗菌および殺菌作用を有する抗菌性歯科用樹
脂に関するものである。
および歯科用充填材等に用いられる歯科用樹脂に関し、
さらに詳しくは上記義歯床等に付着・繁殖する口腔内細
菌に対して抗菌および殺菌作用を有する抗菌性歯科用樹
脂に関するものである。
【0002】
【従来の技術】義歯床、歯冠、人工歯および歯科用充填
材等には、ポリメチルメタクリレート(PMMA)やポ
リカーボネート等を始めとして多種の歯科用樹脂が用い
られている。
材等には、ポリメチルメタクリレート(PMMA)やポ
リカーボネート等を始めとして多種の歯科用樹脂が用い
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、口腔内に
は、う蝕性レンサ球菌、乳酸桿菌、カンジタ菌等の口腔
内細菌が存在するが、上述した従来の歯科用樹脂は抗菌
性を有しなかったため、該樹脂に上記口腔内細菌が付着
して繁殖するという問題があった。
は、う蝕性レンサ球菌、乳酸桿菌、カンジタ菌等の口腔
内細菌が存在するが、上述した従来の歯科用樹脂は抗菌
性を有しなかったため、該樹脂に上記口腔内細菌が付着
して繁殖するという問題があった。
【0004】具体的には、例えば、義歯床では、該義歯
床を構成する多孔質樹脂の表面、特に粘膜面の内部に細
菌が侵入して繁殖した。この場合、義歯床を洗浄しても
細菌を除去することが困難であり、そのため、義歯の使
用者は、細菌が付着したままの義歯を装着しているのが
実情である。
床を構成する多孔質樹脂の表面、特に粘膜面の内部に細
菌が侵入して繁殖した。この場合、義歯床を洗浄しても
細菌を除去することが困難であり、そのため、義歯の使
用者は、細菌が付着したままの義歯を装着しているのが
実情である。
【0005】また、歯冠や歯科用充填材では、これらが
口腔内に固定されるものであるため、上記義歯床ほどに
洗浄することもできず、細菌の繁殖が一層活発であっ
た。
口腔内に固定されるものであるため、上記義歯床ほどに
洗浄することもできず、細菌の繁殖が一層活発であっ
た。
【0006】そして、こうした口腔内細菌の繁殖は、歯
および歯茎の健康に種々の悪影響を及ぼすと共に口臭の
原因にもなった。
および歯茎の健康に種々の悪影響を及ぼすと共に口臭の
原因にもなった。
【0007】本発明の目的は、細菌の付着および繁殖を
阻止することができる抗菌性歯科用樹脂を提供すること
にある。
阻止することができる抗菌性歯科用樹脂を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の歯科用樹脂は、
重量比で0.2〜10%の抗菌剤を含有することを特徴
とするものである。
重量比で0.2〜10%の抗菌剤を含有することを特徴
とするものである。
【0009】合成樹脂としては、ポリメチルメタクリレ
ート(PMMA)、ポリカーボネート等が挙げられる。
ート(PMMA)、ポリカーボネート等が挙げられる。
【0010】抗菌剤は有機系と無機系の2種類に大別さ
れる。有機系抗菌剤としては、チアベンダゾール、チモ
ール等が挙げられる。無機系抗菌剤としては、銀、銅、
亜鉛、錫、クロム等をゼオライト、ヒドロキシアパタイ
ト、リン酸ジルコニウム、シリカ・アルミナなどに担持
させたものが挙げられ、特に、ゼオライト,リン酸ジル
コニウム,ヒドロキシアパタイトおよびシリカ・アルミ
ナからなる群より選ばれた担体に、銀または銀と亜鉛の
両方を担持させたものが好ましい。
れる。有機系抗菌剤としては、チアベンダゾール、チモ
ール等が挙げられる。無機系抗菌剤としては、銀、銅、
亜鉛、錫、クロム等をゼオライト、ヒドロキシアパタイ
ト、リン酸ジルコニウム、シリカ・アルミナなどに担持
させたものが挙げられ、特に、ゼオライト,リン酸ジル
コニウム,ヒドロキシアパタイトおよびシリカ・アルミ
ナからなる群より選ばれた担体に、銀または銀と亜鉛の
両方を担持させたものが好ましい。
【0011】抗菌剤の含有率は、0.2%未満では、充
分な抗菌性が得られず、また、10%を超えて混入して
も抗菌性のさらなる向上が認められないため、0.2〜
10%の範囲が好ましく、より好ましくは1〜8%の範
囲であり、2〜6%の範囲が最適である。
分な抗菌性が得られず、また、10%を超えて混入して
も抗菌性のさらなる向上が認められないため、0.2〜
10%の範囲が好ましく、より好ましくは1〜8%の範
囲であり、2〜6%の範囲が最適である。
【0012】
【作用】本発明の抗菌性歯科用樹脂によれば、これを義
歯床、歯冠、人工歯および歯科用充填材等に用いた場
合、口腔内細菌の付着および増殖が阻止されると共に殺
菌作用が得られる。
歯床、歯冠、人工歯および歯科用充填材等に用いた場
合、口腔内細菌の付着および増殖が阻止されると共に殺
菌作用が得られる。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例について説明する。 実施例1 ポリメチルメタクリレートに、銀をゼオライトに担持さ
せた銀系抗菌剤(Ag2 O・Na2 O・Al2 O3 ・2
SiO2 ・nH2 O)を重量比で0.2%、1.0%、
5%の割合でそれぞれ混入した。
せた銀系抗菌剤(Ag2 O・Na2 O・Al2 O3 ・2
SiO2 ・nH2 O)を重量比で0.2%、1.0%、
5%の割合でそれぞれ混入した。
【0014】実施例2 ポリメチルメタクリレートに、銀および亜鉛をゼオライ
トに担持させた銀・亜鉛系抗菌剤(Ag2 O・ZnO・
Na2 O・Al2 O3 ・2SiO2 ・nH2 O)を重量
比で0.2%、1.0%、5%の割合でそれぞれ混入し
た。
トに担持させた銀・亜鉛系抗菌剤(Ag2 O・ZnO・
Na2 O・Al2 O3 ・2SiO2 ・nH2 O)を重量
比で0.2%、1.0%、5%の割合でそれぞれ混入し
た。
【0015】実施例3 ポリメチルメタクリレートに、銀をリン酸ジルコニウム
に担持させた銀系抗菌剤を重量比で0.2%、1.0
%、5%の割合でそれぞれ混入した。
に担持させた銀系抗菌剤を重量比で0.2%、1.0
%、5%の割合でそれぞれ混入した。
【0016】実施例4 ポリメチルメタクリレートに、銀および亜鉛をリン酸ジ
ルコニウムに担持させた銀・亜鉛系抗菌剤を重量比で
0.2%、1.0%、5%の割合でそれぞれ混入した。
ルコニウムに担持させた銀・亜鉛系抗菌剤を重量比で
0.2%、1.0%、5%の割合でそれぞれ混入した。
【0017】実施例5 ポリメチルメタクリレートに、銀をヒドロキシアパタイ
トに担持させた銀系抗菌剤を重量比で0.2%、1.0
%、5%の割合でそれぞれ混入した。
トに担持させた銀系抗菌剤を重量比で0.2%、1.0
%、5%の割合でそれぞれ混入した。
【0018】実施例6 ポリメチルメタクリレートに、銀および亜鉛をヒドロキ
シアパタイトに担持させた銀・亜鉛系抗菌剤を重量比で
0.2%、1.0%、5%の割合でそれぞれ混入した。
シアパタイトに担持させた銀・亜鉛系抗菌剤を重量比で
0.2%、1.0%、5%の割合でそれぞれ混入した。
【0019】実施例7 ポリメチルメタクリレートに、銀をシリカ・アルミナに
担持させた銀系抗菌剤を重量比で0.2%、1.0%、
5%の割合でそれぞれ混入した。
担持させた銀系抗菌剤を重量比で0.2%、1.0%、
5%の割合でそれぞれ混入した。
【0020】実施例8 ポリメチルメタクリレートに、銀および亜鉛をシリカ・
アルミナに担持させた銀・亜鉛系抗菌剤を重量比で0.
2%、1.0%、5%の割合でそれぞれ混入した。
アルミナに担持させた銀・亜鉛系抗菌剤を重量比で0.
2%、1.0%、5%の割合でそれぞれ混入した。
【0021】そして、上記実施例1から実施例8の抗菌
性歯科用樹脂について下記の抗菌効力試験を行った。ま
た、比較例として、抗菌剤を含有しないポリメチルメタ
クリレートについても同様の試験を実施した。
性歯科用樹脂について下記の抗菌効力試験を行った。ま
た、比較例として、抗菌剤を含有しないポリメチルメタ
クリレートについても同様の試験を実施した。
【0022】[試験菌液の調整]試験菌として、う蝕性
レンサ球菌、カンジタ菌および乳酸桿菌を使用すること
とし、これらの菌液を以下に示す方法で調整した。
レンサ球菌、カンジタ菌および乳酸桿菌を使用すること
とし、これらの菌液を以下に示す方法で調整した。
【0023】先ず、菌株を、普通ブイヨン培地(Difco
社製)において、37℃で18時間振とう培養した後、
培養物を培地に接種し、37℃で8時間振とう培養し
た。そして、これを適宜希釈して生菌数約105 /ml
となるように調整し、その5mlを滅菌リン酸緩衝液7
0mlに加えて試験菌液とした。
社製)において、37℃で18時間振とう培養した後、
培養物を培地に接種し、37℃で8時間振とう培養し
た。そして、これを適宜希釈して生菌数約105 /ml
となるように調整し、その5mlを滅菌リン酸緩衝液7
0mlに加えて試験菌液とした。
【0024】[試験方法]試験片として、上記各実施例
および比較例の樹脂をそれぞれ板状に成形したものを用
意した。そして、試験菌液の入った三角フラスコに上記
各実施例または比較例の樹脂板1.5gを入れて振とう
した(25℃、振幅8cm、回転数100rpm)。こ
の際、振とう開始前と6時間振とう後に試験菌液の一部
を取り出し、トリプトン グルコース エクストラクト
アーガー(Trypton Glucose Extract Agar) 培地を用
いた混釈培養液(35℃、48時間)により、その生菌
数を測定した。上記抗菌効力試験の結果を表1〜3に示
す。
および比較例の樹脂をそれぞれ板状に成形したものを用
意した。そして、試験菌液の入った三角フラスコに上記
各実施例または比較例の樹脂板1.5gを入れて振とう
した(25℃、振幅8cm、回転数100rpm)。こ
の際、振とう開始前と6時間振とう後に試験菌液の一部
を取り出し、トリプトン グルコース エクストラクト
アーガー(Trypton Glucose Extract Agar) 培地を用
いた混釈培養液(35℃、48時間)により、その生菌
数を測定した。上記抗菌効力試験の結果を表1〜3に示
す。
【0025】
【表1】
【表2】
【表3】 この試験結果によれば、上記実施例1から実施例8のい
ずれの歯科用樹脂についても、充分な抗菌効力が認めら
れる。一方、比較例のものでは、抗菌効力は全く認めら
れない。
ずれの歯科用樹脂についても、充分な抗菌効力が認めら
れる。一方、比較例のものでは、抗菌効力は全く認めら
れない。
【0026】実施例9 ポリカーボネートに、銀をゼオライトに担持させた銀系
抗菌剤(Ag2 O・Na2 O・Al2 O3 ・2SiO2
・nH2 O)を重量比で0.2%、1.0%、5%の割
合でそれぞれ練り込んだ。
抗菌剤(Ag2 O・Na2 O・Al2 O3 ・2SiO2
・nH2 O)を重量比で0.2%、1.0%、5%の割
合でそれぞれ練り込んだ。
【0027】この実施例のものについても、上述した抗
菌効力試験を実施したが、上記各実施例のものと同様の
結果が得られた。
菌効力試験を実施したが、上記各実施例のものと同様の
結果が得られた。
【0028】
【発明の効果】本発明の抗菌性歯科用樹脂によれば、こ
れを義歯床、歯冠、人工歯および歯科用充填材等に用い
た場合、口腔内細菌の付着および増殖が阻止されると共
に殺菌作用が得られる。
れを義歯床、歯冠、人工歯および歯科用充填材等に用い
た場合、口腔内細菌の付着および増殖が阻止されると共
に殺菌作用が得られる。
【0029】そのため、本発明の歯科用樹脂を用いた義
歯床では、その表面、特に粘膜面内部への細菌の侵入が
阻止されると共に殺菌が行える。従って、義歯使用者
は、常に清潔な義歯を装着することができる。
歯床では、その表面、特に粘膜面内部への細菌の侵入が
阻止されると共に殺菌が行える。従って、義歯使用者
は、常に清潔な義歯を装着することができる。
【0030】また、本発明の歯科用合成樹脂を用いた歯
冠や歯科用充填剤においても、これらの構成材料自体が
抗菌性を有するため、細菌の付着および増殖が阻止でき
る。以上要するに、本発明の歯科用合成樹脂によれば、
口腔内が常に衛生的に保たれ、また、細菌の繁殖による
口臭の発生も確実に防止できる。
冠や歯科用充填剤においても、これらの構成材料自体が
抗菌性を有するため、細菌の付着および増殖が阻止でき
る。以上要するに、本発明の歯科用合成樹脂によれば、
口腔内が常に衛生的に保たれ、また、細菌の繁殖による
口臭の発生も確実に防止できる。
Claims (3)
- 【請求項1】 重量比で0.2〜10%の抗菌剤を含有
することを特徴とする抗菌性歯科用樹脂。 - 【請求項2】 抗菌剤が無機系である請求項1記載の抗
菌性歯科用樹脂。 - 【請求項3】 無機系抗菌剤が、ゼオライト,リン酸ジ
ルコニウム,ヒドロキシアパタイトおよびシリカ・アル
ミナからなる群より選ばれた担体に、銀または銀と亜鉛
の両方を担持させたものである請求項2記載の抗菌性歯
科用樹脂。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6257046A JPH08119821A (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | 抗菌性歯科用樹脂 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6257046A JPH08119821A (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | 抗菌性歯科用樹脂 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08119821A true JPH08119821A (ja) | 1996-05-14 |
Family
ID=17300990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6257046A Pending JPH08119821A (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | 抗菌性歯科用樹脂 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08119821A (ja) |
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-
1994
- 1994-10-21 JP JP6257046A patent/JPH08119821A/ja active Pending
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A02 | Decision of refusal |
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