JPH08118768A - 熱転写インクリボン - Google Patents
熱転写インクリボンInfo
- Publication number
- JPH08118768A JPH08118768A JP25568794A JP25568794A JPH08118768A JP H08118768 A JPH08118768 A JP H08118768A JP 25568794 A JP25568794 A JP 25568794A JP 25568794 A JP25568794 A JP 25568794A JP H08118768 A JPH08118768 A JP H08118768A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermal transfer
- ink ribbon
- transfer ink
- printing
- print head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
- Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 印字ヘッド用凹部を２つ設け、印字ヘッド毎
に往方向印刷及び復方向印刷を行うことにより印刷速度
を向上させる。 【構成】 熱転写インクリボン３と、それを巻取るスプ
ール２等を収納するカセット１と、使用前の熱転写イン
クリボン３を巻いた一方のスプール２ａと、使用後の熱
転写インクリボン３を巻取る他方のスプール２ｂとでな
る一対のスプール２と、熱転写インクリボン３と、前記
カセット１に収納された熱転写インクリボン３を所定の
経路に沿って案内するためのガイド４と、第一印字ヘッ
ド１５を挿入するための第一印字ヘッド用凹部５と、第
二印字ヘッド１６を挿入するための第二印字ヘッド用凹
部６とでなる。
に往方向印刷及び復方向印刷を行うことにより印刷速度
を向上させる。 【構成】 熱転写インクリボン３と、それを巻取るスプ
ール２等を収納するカセット１と、使用前の熱転写イン
クリボン３を巻いた一方のスプール２ａと、使用後の熱
転写インクリボン３を巻取る他方のスプール２ｂとでな
る一対のスプール２と、熱転写インクリボン３と、前記
カセット１に収納された熱転写インクリボン３を所定の
経路に沿って案内するためのガイド４と、第一印字ヘッ
ド１５を挿入するための第一印字ヘッド用凹部５と、第
二印字ヘッド１６を挿入するための第二印字ヘッド用凹
部６とでなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、熱転写プリンタに装着
され、インクリボンを加熱してインクを紙等に転写印刷
する熱転写インクリボンに関する。
され、インクリボンを加熱してインクを紙等に転写印刷
する熱転写インクリボンに関する。
【０００２】
【従来の技術】図２は、従来の熱転写インクリボンの実
施例を示す図である。１は使用前の熱転写インクリボン
３を巻付けたスプール２ａと、使用後の熱転写インクリ
ボン３を巻取るスプール２ｂとを内部の所要位置に設け
たカセットである。４は、前記カセット１に収納された
熱転写インクリボン３を所定の経路に沿って案内するた
めのガイドである。９は熱転写プリンタ（図示せず）の
印字ヘッド１９が挿入される印字ヘッド用凹部である。
施例を示す図である。１は使用前の熱転写インクリボン
３を巻付けたスプール２ａと、使用後の熱転写インクリ
ボン３を巻取るスプール２ｂとを内部の所要位置に設け
たカセットである。４は、前記カセット１に収納された
熱転写インクリボン３を所定の経路に沿って案内するた
めのガイドである。９は熱転写プリンタ（図示せず）の
印字ヘッド１９が挿入される印字ヘッド用凹部である。
【０００３】熱転写プリンタに、カセット１が装着され
る動作を説明する。例えば、巻取り側のスプール２ｂを
指等で巻き上げ、２つのガイド４間に直線状に張った熱
転写インクリボン３が印字ヘッド用凹部５の開口に橋架
する状態で、前記巻取り側のスプール２ｂを、熱転写プ
リンタの巻取り駆動軸に所定の方向で係合するととも
に、印字ヘッド用凹部９に印字ヘッド１９を挿入するよ
うにカセット１を装着する。熱転写インクリボン３は印
字ヘッド１９とプラテン（図示せず）との間に挟まれた
状態となる。
る動作を説明する。例えば、巻取り側のスプール２ｂを
指等で巻き上げ、２つのガイド４間に直線状に張った熱
転写インクリボン３が印字ヘッド用凹部５の開口に橋架
する状態で、前記巻取り側のスプール２ｂを、熱転写プ
リンタの巻取り駆動軸に所定の方向で係合するととも
に、印字ヘッド用凹部９に印字ヘッド１９を挿入するよ
うにカセット１を装着する。熱転写インクリボン３は印
字ヘッド１９とプラテン（図示せず）との間に挟まれた
状態となる。
【０００４】ところで、用紙に印字する場合、上述のカ
セット１を装着した熱転写プリンタに用紙をセットする
と、熱転写プリンタのプラテンと印字ヘッド１９との間
に用紙と熱転写インクリボン３が順に配置される。よっ
て、印字ヘッド１９を熱転写インクリボン３に押しつけ
所要のドットを加熱することにより、インクリボン上の
インクが紙に転写されるようにして、インクリボンカセ
ット１と、印字ヘッド１９とが一体状態で、用紙の所定
位置から他の所定位置まで移動し、行の先頭から行の最
後までの印字を行う。この時、印字ヘッド１９の移動速
度とほぼ等しく逆方向に熱転写インクリボン３を巻き取
る。
セット１を装着した熱転写プリンタに用紙をセットする
と、熱転写プリンタのプラテンと印字ヘッド１９との間
に用紙と熱転写インクリボン３が順に配置される。よっ
て、印字ヘッド１９を熱転写インクリボン３に押しつけ
所要のドットを加熱することにより、インクリボン上の
インクが紙に転写されるようにして、インクリボンカセ
ット１と、印字ヘッド１９とが一体状態で、用紙の所定
位置から他の所定位置まで移動し、行の先頭から行の最
後までの印字を行う。この時、印字ヘッド１９の移動速
度とほぼ等しく逆方向に熱転写インクリボン３を巻き取
る。
【０００５】上記印字動作を要約すると、熱転写インク
リボン３は印刷対象に対し、ほぼ静止しなければならな
いと同時に、印字ヘッド１９に対しては、常に未使用領
域がくるように動いて居なければならない。従って、従
来の熱転写プリンタでは、印刷は印字ヘッド１９の特定
の移動方向においてのみ行い、熱転写インクリボン３は
常に印字ヘッド１９と逆の一定方向にのみ巻取られるよ
うになされていた。即ち、印字ヘッドが往復方向共に印
刷するようになっていなかった。
リボン３は印刷対象に対し、ほぼ静止しなければならな
いと同時に、印字ヘッド１９に対しては、常に未使用領
域がくるように動いて居なければならない。従って、従
来の熱転写プリンタでは、印刷は印字ヘッド１９の特定
の移動方向においてのみ行い、熱転写インクリボン３は
常に印字ヘッド１９と逆の一定方向にのみ巻取られるよ
うになされていた。即ち、印字ヘッドが往復方向共に印
刷するようになっていなかった。
【０００６】しかし、印刷が印字ヘッドの特定の一方向
への移動時にのみ行われる、即ち、一行分を印刷するの
に印字ヘッドが必ず一往復しなければならないので、印
刷速度が遅くなってしまう問題があった。
への移動時にのみ行われる、即ち、一行分を印刷するの
に印字ヘッドが必ず一往復しなければならないので、印
刷速度が遅くなってしまう問題があった。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたもので、２つの印字ヘッドにより双方向印
刷に対応した熱転写インクリボンを提供することを目的
とする。
鑑みなされたもので、２つの印字ヘッドにより双方向印
刷に対応した熱転写インクリボンを提供することを目的
とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、スプールに巻いた使用前の熱転写インクリボンを案
内ガイドに沿って印字ヘッド用凹部を経由して他のスプ
ールに巻取るようにし、全体がカセットに収納された熱
転写インクリボンにおいて、前記熱転写インクリボンが
巻取りに際し順に通過するように２つの印字ヘッド用凹
部をカセットに設けてなる。
に、スプールに巻いた使用前の熱転写インクリボンを案
内ガイドに沿って印字ヘッド用凹部を経由して他のスプ
ールに巻取るようにし、全体がカセットに収納された熱
転写インクリボンにおいて、前記熱転写インクリボンが
巻取りに際し順に通過するように２つの印字ヘッド用凹
部をカセットに設けてなる。
【０００９】
【作用】以上のように構成したので、本熱転写インクリ
ボンを熱転写プリンタに装着し、一方の印字ヘッド用凹
部にある印字ヘッドで順方向の印刷（往印刷）を行い、
他の印字ヘッド用凹部にある別の印字ヘッドで逆方向の
印刷（復印刷）を行う。何れの場合も一定方向に熱転写
インクリボンを巻取る。
ボンを熱転写プリンタに装着し、一方の印字ヘッド用凹
部にある印字ヘッドで順方向の印刷（往印刷）を行い、
他の印字ヘッド用凹部にある別の印字ヘッドで逆方向の
印刷（復印刷）を行う。何れの場合も一定方向に熱転写
インクリボンを巻取る。
【００１０】
【実施例】以下、本発明による熱転写インクリボンにつ
いて、図を用いて詳細に説明する。図１は、本発明によ
る熱転写インクリボンの実施例を示す図である。１は、
熱転写インクリボン３と、それを巻取るスプール２等を
所要の位置、例えば、長方形のカセットの長手方向に２
つのスプールを設けたカセットである。２は、使用前の
熱転写インクリボン３を巻いた一方のスプール２ａと、
使用後の熱転写インクリボン３を巻取る他方のスプール
２ｂとでなる一対のスプールである。３は熱転写インク
リボンである。４は、前記カセット１に収納された熱転
写インクリボン３を所定の経路に沿って案内するための
ガイドである。５は熱転写プリンタ（図示せず）の第一
印字ヘッド１５を挿入するための第一印字ヘッド用凹部
でり、６は第二印字ヘッド１６を挿入するための第二印
字ヘッド用凹部である。
いて、図を用いて詳細に説明する。図１は、本発明によ
る熱転写インクリボンの実施例を示す図である。１は、
熱転写インクリボン３と、それを巻取るスプール２等を
所要の位置、例えば、長方形のカセットの長手方向に２
つのスプールを設けたカセットである。２は、使用前の
熱転写インクリボン３を巻いた一方のスプール２ａと、
使用後の熱転写インクリボン３を巻取る他方のスプール
２ｂとでなる一対のスプールである。３は熱転写インク
リボンである。４は、前記カセット１に収納された熱転
写インクリボン３を所定の経路に沿って案内するための
ガイドである。５は熱転写プリンタ（図示せず）の第一
印字ヘッド１５を挿入するための第一印字ヘッド用凹部
でり、６は第二印字ヘッド１６を挿入するための第二印
字ヘッド用凹部である。
【００１１】本発明による熱転写インクリボンの印刷動
作を説明する。本熱転写インクリボンを熱転写プリンタ
に装着すると、熱転写プリンタ（図示せず）の第一印字
ヘッド１５は第一印字ヘッド用凹部５に挿入され、第二
印字ヘッド１６は第二印字ヘッド用凹部６に挿入された
状態になる。用紙をセットした後、印刷を開始する。例
えば、第一印字ヘッドで１５で行の先頭から順方向の印
刷を行う。次に、第二印字ヘッド１６で次行の末尾から
逆方向の印刷を行う。実際には、上記往復印刷は、スプ
ール２ｂが一定方向に熱転写インクリボン３を巻取りつ
つ印刷する。但し、以前の行印刷に使用した分の既に使
用された分の熱転写インクリボン３を巻取った後、順方
向の印刷を開始する必要があるが、逆方向の印刷に際し
ては、第二印字ヘッド１６が使用前の熱転写インクリボ
ン３を巻いた一方のスプール２ａ側に設けられているの
で、そのまますぐに印刷をすることができる。尚、図１
に示すように、第一印字ヘッド用凹部５及び第二印字ヘ
ッド用凹部６は長方形のカセットの長手方向の一側に並
べて設置する。
作を説明する。本熱転写インクリボンを熱転写プリンタ
に装着すると、熱転写プリンタ（図示せず）の第一印字
ヘッド１５は第一印字ヘッド用凹部５に挿入され、第二
印字ヘッド１６は第二印字ヘッド用凹部６に挿入された
状態になる。用紙をセットした後、印刷を開始する。例
えば、第一印字ヘッドで１５で行の先頭から順方向の印
刷を行う。次に、第二印字ヘッド１６で次行の末尾から
逆方向の印刷を行う。実際には、上記往復印刷は、スプ
ール２ｂが一定方向に熱転写インクリボン３を巻取りつ
つ印刷する。但し、以前の行印刷に使用した分の既に使
用された分の熱転写インクリボン３を巻取った後、順方
向の印刷を開始する必要があるが、逆方向の印刷に際し
ては、第二印字ヘッド１６が使用前の熱転写インクリボ
ン３を巻いた一方のスプール２ａ側に設けられているの
で、そのまますぐに印刷をすることができる。尚、図１
に示すように、第一印字ヘッド用凹部５及び第二印字ヘ
ッド用凹部６は長方形のカセットの長手方向の一側に並
べて設置する。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は２つの印
字ヘッドにより双方向印刷に対応した熱転写インクリボ
ンを提供する。従って、印刷が印字ヘッドの双方向に対
して行われるので、印刷速度を向上できるメリットがあ
る。
字ヘッドにより双方向印刷に対応した熱転写インクリボ
ンを提供する。従って、印刷が印字ヘッドの双方向に対
して行われるので、印刷速度を向上できるメリットがあ
る。
【図１】本発明による熱転写インクリボンの実施例を示
す図である。
す図である。
【図２】従来の熱転写インクリボンの実施例を示す図で
ある。
ある。
１ カセット ２ スプール ３ 熱転写インクリボン ４ ガイド ５ 第一印字ヘッド用凹部 ６ 第二印字ヘッド用凹部 ９ 印字ヘッド用凹部 １５ 第一印字ヘッド １６ 第二印字ヘッド １９ 印字ヘッド
Claims (3)
- 【請求項１】 スプールに巻いた使用前の熱転写インク
リボンを案内ガイドに沿って印字ヘッド用凹部を経由し
て他のスプールに巻取るようにし、全体がカセットに収
納された熱転写インクリボンにおいて、前記熱転写イン
クリボンが巻取りに際し順に通過するための２つの印字
ヘッド用凹部をカセットに設けてなる熱転写インクリボ
ン。 - 【請求項２】 上記印字ヘッド用凹部をカセットの一側
に並べて設けたことを特徴とする請求項１記載の熱転写
インクリボン。 - 【請求項３】 上記熱転写インクリボンの経路を、使用
前のスプールが巻き戻されて１つの印字ヘッド用凹部を
通過し、次に他の印字ヘッド用凹部を通過して巻取り側
のスプールに巻取られるように構成したことを特徴とす
る請求項１記載の熱転写インクリボン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25568794A JPH08118768A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 熱転写インクリボン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25568794A JPH08118768A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 熱転写インクリボン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08118768A true JPH08118768A (ja) | 1996-05-14 |
Family
ID=17282236
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25568794A Pending JPH08118768A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 熱転写インクリボン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08118768A (ja) |
-
1994
- 1994-10-20 JP JP25568794A patent/JPH08118768A/ja active Pending
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