JPH08118554A - 耐油性化粧印刷シート及び耐油性化粧材 - Google Patents
耐油性化粧印刷シート及び耐油性化粧材Info
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- JPH08118554A JPH08118554A JP25810094A JP25810094A JPH08118554A JP H08118554 A JPH08118554 A JP H08118554A JP 25810094 A JP25810094 A JP 25810094A JP 25810094 A JP25810094 A JP 25810094A JP H08118554 A JPH08118554 A JP H08118554A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】薄葉紙を使用した化粧印刷シートに耐油性能を
付与して、油成分による化粧材の汚染を軽減若しくは防
止することにある。 【構成】耐油性樹脂5を含浸又はコーティングした薄葉
紙2の少なくとも片面に適宜色調と柄のインキ層3が施
されている耐油性化粧印刷シートAと、該シートAを適
宜基材1に貼り合わせた耐油性化粧材。
付与して、油成分による化粧材の汚染を軽減若しくは防
止することにある。 【構成】耐油性樹脂5を含浸又はコーティングした薄葉
紙2の少なくとも片面に適宜色調と柄のインキ層3が施
されている耐油性化粧印刷シートAと、該シートAを適
宜基材1に貼り合わせた耐油性化粧材。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通常印刷用薄紙若しく
はチタン白を添加したチタン紙等の薄葉紙に適宜色調と
柄の印刷を施した耐油性化粧印刷シート、及び基材に耐
油性化粧印刷シートがラミネートされた耐油性化粧材に
関する。
はチタン白を添加したチタン紙等の薄葉紙に適宜色調と
柄の印刷を施した耐油性化粧印刷シート、及び基材に耐
油性化粧印刷シートがラミネートされた耐油性化粧材に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、内外装材や建具等の建材用基
材や屋内外の壁面等に適用する化粧板等の化粧材、ある
いは家具等の外表面に貼る化粧材、キッチンや食器棚等
の什器類の外表面に貼る化粧材がある。
材や屋内外の壁面等に適用する化粧板等の化粧材、ある
いは家具等の外表面に貼る化粧材、キッチンや食器棚等
の什器類の外表面に貼る化粧材がある。
【0003】このような化粧材は、用途に応じて適宜の
素材が使用されており、また、これら化粧材(化粧シー
トや化粧板等を含む)には、適宜印刷彩色模様やエンボ
ス模様が施されて、所望の装飾性や風合いが付与されて
いる。
素材が使用されており、また、これら化粧材(化粧シー
トや化粧板等を含む)には、適宜印刷彩色模様やエンボ
ス模様が施されて、所望の装飾性や風合いが付与されて
いる。
【0004】一般的に化粧材に印刷彩色模様を絵付する
場合は、図3(a)に示すように、まず、薄葉紙12
(例えば均量30g/m2 程度の通常の印刷用薄紙若し
くはチタン白を混抄した均量30g/m2 程度のチタン
紙)が用いられ、該薄葉紙12の片面にグラビア印刷方
式等の印刷によって適宜色調と柄のインキ層13(印刷
彩色模様層)を施して化粧印刷シートBを得る。
場合は、図3(a)に示すように、まず、薄葉紙12
(例えば均量30g/m2 程度の通常の印刷用薄紙若し
くはチタン白を混抄した均量30g/m2 程度のチタン
紙)が用いられ、該薄葉紙12の片面にグラビア印刷方
式等の印刷によって適宜色調と柄のインキ層13(印刷
彩色模様層)を施して化粧印刷シートBを得る。
【0005】その後、図3(b)に示すように、前記化
粧印刷シートBを木質基材11(例えば、合板又は中密
度木質繊維板等)上に、接着剤を介して貼り付けること
により、彩色模様が絵付された建材用あるいは什器類用
の化粧材を作成する。なお、該薄葉紙12上には必要に
応じて透明樹脂を塗布して透明な保護樹脂層14が設け
られている。
粧印刷シートBを木質基材11(例えば、合板又は中密
度木質繊維板等)上に、接着剤を介して貼り付けること
により、彩色模様が絵付された建材用あるいは什器類用
の化粧材を作成する。なお、該薄葉紙12上には必要に
応じて透明樹脂を塗布して透明な保護樹脂層14が設け
られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の化粧材の絵
付に使用される薄葉紙12は、一般にセルロース繊維を
主体とする素材で作られていて耐油性がないため、例え
ば、前述のように化粧印刷シートBの基材が薄葉紙12
である場合は、化粧材の表面油成分が付着浸透して、化
粧材を汚染して外観が損なわれ易くなる。
付に使用される薄葉紙12は、一般にセルロース繊維を
主体とする素材で作られていて耐油性がないため、例え
ば、前述のように化粧印刷シートBの基材が薄葉紙12
である場合は、化粧材の表面油成分が付着浸透して、化
粧材を汚染して外観が損なわれ易くなる。
【0007】また化粧印刷シートBの表面に保護樹脂層
14が設けられている場合でも、該保護樹脂層14の耐
油性が劣る場合は、油成分が保護樹脂層14を浸透して
薄葉紙12に到達し、化粧材を汚染して外観が損なわれ
易くなる。
14が設けられている場合でも、該保護樹脂層14の耐
油性が劣る場合は、油成分が保護樹脂層14を浸透して
薄葉紙12に到達し、化粧材を汚染して外観が損なわれ
易くなる。
【0008】本発明の目的は、薄葉紙を使用した化粧印
刷シート又は化粧印刷シートを用いて製造される化粧材
に耐油性能を付与して、油成分による化粧材の汚染を防
止することにある。
刷シート又は化粧印刷シートを用いて製造される化粧材
に耐油性能を付与して、油成分による化粧材の汚染を防
止することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1発明は、耐
油性樹脂5を含浸させた薄葉紙2の少なくとも片面に適
宜色調と柄のインキ層3が施されていることを特徴とす
る耐油性化粧印刷シートである。
油性樹脂5を含浸させた薄葉紙2の少なくとも片面に適
宜色調と柄のインキ層3が施されていることを特徴とす
る耐油性化粧印刷シートである。
【0010】次に本発明の第2発明は、薄葉紙2の少な
くとも片面に耐油性樹脂5により構成される耐油性樹脂
コート層6が塗布形成され、該コート層6上に適宜色調
と柄のインキ層3が施されていることを特徴とする耐油
性化粧印刷シートである。
くとも片面に耐油性樹脂5により構成される耐油性樹脂
コート層6が塗布形成され、該コート層6上に適宜色調
と柄のインキ層3が施されていることを特徴とする耐油
性化粧印刷シートである。
【0011】次に本発明の第3発明は、板状若しくは棒
状等の基材1の片面若しくは両面又は周囲に上記第1発
明又は第2発明の耐油性化粧印刷シートがラミネートさ
れていることを特徴とする耐油性化粧材である。
状等の基材1の片面若しくは両面又は周囲に上記第1発
明又は第2発明の耐油性化粧印刷シートがラミネートさ
れていることを特徴とする耐油性化粧材である。
【0012】
【実施例】第1発明の耐油性化粧印刷シートを、図1
(a)の実施例に従って以下に詳細に説明する。
(a)の実施例に従って以下に詳細に説明する。
【0013】図1(a)は、第1発明の実施例における
耐油性化粧印刷シートAの概要側断面図であり、セルロ
ース繊維を主体とする薄葉紙2(通常印刷用薄紙若しく
は薄紙にチタン白を混抄したチタン紙であって、例えば
均量30g/m2 〜60g/m2 程度)は、その内部に
耐油性樹脂5が含浸されており、薄葉紙2の内部に耐油
性樹脂を適宜有機溶媒により溶解した樹脂液を含浸した
後、適宜加熱プレスにて加熱乾燥させたものである。な
お本発明においては薄葉紙2の厚さ(均量)は特に限定
されない。
耐油性化粧印刷シートAの概要側断面図であり、セルロ
ース繊維を主体とする薄葉紙2(通常印刷用薄紙若しく
は薄紙にチタン白を混抄したチタン紙であって、例えば
均量30g/m2 〜60g/m2 程度)は、その内部に
耐油性樹脂5が含浸されており、薄葉紙2の内部に耐油
性樹脂を適宜有機溶媒により溶解した樹脂液を含浸した
後、適宜加熱プレスにて加熱乾燥させたものである。な
お本発明においては薄葉紙2の厚さ(均量)は特に限定
されない。
【0014】前記耐油性樹脂5を含浸した薄葉紙2の少
なくとも片面には、所望の色調と柄のインキ層3(印刷
層)が設けられて、上記耐油性化粧印刷シートAが構成
される。
なくとも片面には、所望の色調と柄のインキ層3(印刷
層)が設けられて、上記耐油性化粧印刷シートAが構成
される。
【0015】上記耐油性樹脂5は、耐油性の低い低密度
ポリエチレン系樹脂以外の耐油性の高い樹脂が使用さ
れ、例えば中密度若しくは高密度ポリエチレン系樹脂、
セルロース系樹脂、フッ素系樹脂、ナイロン、ポリカー
ボネート、ポリプロピレン、ポリエステル系樹脂、ポリ
塩化ビニル(可塑、無可塑)、ポリ塩化ビニリデン、ポ
リスチレン、アイオノマー、ポリイミド、ポリウレタン
系樹脂等が使用できる。
ポリエチレン系樹脂以外の耐油性の高い樹脂が使用さ
れ、例えば中密度若しくは高密度ポリエチレン系樹脂、
セルロース系樹脂、フッ素系樹脂、ナイロン、ポリカー
ボネート、ポリプロピレン、ポリエステル系樹脂、ポリ
塩化ビニル(可塑、無可塑)、ポリ塩化ビニリデン、ポ
リスチレン、アイオノマー、ポリイミド、ポリウレタン
系樹脂等が使用できる。
【0016】次に第2発明の耐油性化粧印刷シートを、
実施例に従って以下に詳細に説明する。図1(b)は、
第2発明の耐油性化粧印刷シートAの一実施例における
概要側断面図であり、セルロース繊維を主体とする薄葉
紙2(通常印刷用薄紙若しくは薄紙にチタン白を混抄し
たチタン紙であって、例えば、均量30kg/m〜60
g/m2 程度)は、その片面に、耐油性樹脂5を適宜有
機溶媒にて溶解した樹脂液をコーティングすることによ
り得られた耐油性樹脂層6が設けられている。なお本発
明においては薄葉紙2の厚さ(均量)は特に限定されな
い。
実施例に従って以下に詳細に説明する。図1(b)は、
第2発明の耐油性化粧印刷シートAの一実施例における
概要側断面図であり、セルロース繊維を主体とする薄葉
紙2(通常印刷用薄紙若しくは薄紙にチタン白を混抄し
たチタン紙であって、例えば、均量30kg/m〜60
g/m2 程度)は、その片面に、耐油性樹脂5を適宜有
機溶媒にて溶解した樹脂液をコーティングすることによ
り得られた耐油性樹脂層6が設けられている。なお本発
明においては薄葉紙2の厚さ(均量)は特に限定されな
い。
【0017】前記耐油性樹脂層6上には、所望の色調と
柄のインキ層3(印刷層)が設けられて、上記耐油性化
粧印刷シートAが構成される。
柄のインキ層3(印刷層)が設けられて、上記耐油性化
粧印刷シートAが構成される。
【0018】次に、本発明の第3発明の耐油性化粧材
を、実施例に従って以下に詳細に説明する。
を、実施例に従って以下に詳細に説明する。
【0019】図2は、第3発明の耐油性化粧材の一実施
例における概要側断面図であり、木材、合板、パーティ
クルボード、中密度繊維板等の木質系若しくは合成樹脂
系若しくは金属系の板状、あるいは棒状、あるいはシー
ト状、あるいはブロック状等の適宜基材1上に、適宜接
着剤を介して、前述の第1発明の耐油性化粧印刷シート
A(図1(a)参照)、又は前述の第2発明の一実施例
における耐油性化粧印刷シートA(図1(b)参照)が
ラミネートされているものである。なお本発明における
基材1のサイズ、厚さ、形状等は特に限定されないが、
シート状の基材1の場合は、厚さ2.0mm〜3.0m
m程度、又はそれ以下若しくはそれ以上であってもよ
い。
例における概要側断面図であり、木材、合板、パーティ
クルボード、中密度繊維板等の木質系若しくは合成樹脂
系若しくは金属系の板状、あるいは棒状、あるいはシー
ト状、あるいはブロック状等の適宜基材1上に、適宜接
着剤を介して、前述の第1発明の耐油性化粧印刷シート
A(図1(a)参照)、又は前述の第2発明の一実施例
における耐油性化粧印刷シートA(図1(b)参照)が
ラミネートされているものである。なお本発明における
基材1のサイズ、厚さ、形状等は特に限定されないが、
シート状の基材1の場合は、厚さ2.0mm〜3.0m
m程度、又はそれ以下若しくはそれ以上であってもよ
い。
【0020】上記基材1と耐油性化粧印刷シートAとを
貼り合わせるために用いる接着剤としては、ポリエステ
ル系樹脂、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニルコ
ポリマー、ポリメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸
エチル、ポリメタクリル酸ブチル、メタクリル酸メチル
−メタクリル酸アルキル(但しアルキル基の炭素数2〜
6個)コポリマー(アクリル樹脂)、ポリスチレン、ポ
リアミド系樹脂、ポリビニルブチラール、ポリビニルア
セタールなどポリアセタール系樹脂、メチルセルロー
ス、エチルセルロース、アセチルセルロース、セルロー
スアセテートブチレート、ニトロセルロースなどセルロ
ース誘導体、ウレタン系樹脂等の樹脂を主体とする接着
剤を使用することができる。また必要に応じて、エポキ
シ系樹脂などの熱硬化性樹脂を適宜使用することも可能
である。
貼り合わせるために用いる接着剤としては、ポリエステ
ル系樹脂、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニルコ
ポリマー、ポリメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸
エチル、ポリメタクリル酸ブチル、メタクリル酸メチル
−メタクリル酸アルキル(但しアルキル基の炭素数2〜
6個)コポリマー(アクリル樹脂)、ポリスチレン、ポ
リアミド系樹脂、ポリビニルブチラール、ポリビニルア
セタールなどポリアセタール系樹脂、メチルセルロー
ス、エチルセルロース、アセチルセルロース、セルロー
スアセテートブチレート、ニトロセルロースなどセルロ
ース誘導体、ウレタン系樹脂等の樹脂を主体とする接着
剤を使用することができる。また必要に応じて、エポキ
シ系樹脂などの熱硬化性樹脂を適宜使用することも可能
である。
【0021】なお、上記第3発明において、前記基材1
上に、第1発明の耐油性化粧印刷シートA(図1(a)
参照)をラミネートする場合は、加熱によるラミネート
でもよい。
上に、第1発明の耐油性化粧印刷シートA(図1(a)
参照)をラミネートする場合は、加熱によるラミネート
でもよい。
【0022】また、上記第3発明においては、図2に示
すように、ラミネートされた耐油性化粧印刷シートA上
に、必要に応じて透明な保護樹脂層4が、例えば10μ
m〜50μm程度の比較的薄い厚みでコーティング若し
くはラミネートにより設けられている。
すように、ラミネートされた耐油性化粧印刷シートA上
に、必要に応じて透明な保護樹脂層4が、例えば10μ
m〜50μm程度の比較的薄い厚みでコーティング若し
くはラミネートにより設けられている。
【0023】上記保護樹脂層4は、耐油性の高い樹脂を
使用することが好ましいが、本発明においては、必ずし
もこれに限定されず、適宜合成樹脂を使用でき、インキ
層3を保護する(外力による擦過等の損傷から保護す
る)程度の目的で設けるようにしてもよい。また保護樹
脂層4の厚さは特に限定されないものである。
使用することが好ましいが、本発明においては、必ずし
もこれに限定されず、適宜合成樹脂を使用でき、インキ
層3を保護する(外力による擦過等の損傷から保護す
る)程度の目的で設けるようにしてもよい。また保護樹
脂層4の厚さは特に限定されないものである。
【0024】
【作用】本発明の第1発明の耐油性化粧印刷シートA
は、耐油性樹脂5を含浸させた薄葉紙2の少なくとも片
面に適宜色調と柄のインキ層3が施され、適宜合成樹脂
系基材、木質系基材、金属系基材等の適宜形状基材面
に、適宜接着剤を用いて適宜温度と圧力でウエットラミ
ネート若しくはドライラミネートするか、又は、含浸さ
せた耐油性樹脂5を接着剤として適宜温度と圧力でラミ
ネートすることによって、耐油性樹脂5を含浸させた耐
油性のある薄葉紙2による適宜彩色模様の絵付表面を備
えた適宜形状の化粧材が得られる。
は、耐油性樹脂5を含浸させた薄葉紙2の少なくとも片
面に適宜色調と柄のインキ層3が施され、適宜合成樹脂
系基材、木質系基材、金属系基材等の適宜形状基材面
に、適宜接着剤を用いて適宜温度と圧力でウエットラミ
ネート若しくはドライラミネートするか、又は、含浸さ
せた耐油性樹脂5を接着剤として適宜温度と圧力でラミ
ネートすることによって、耐油性樹脂5を含浸させた耐
油性のある薄葉紙2による適宜彩色模様の絵付表面を備
えた適宜形状の化粧材が得られる。
【0025】また、本発明の第2発明の耐油性化粧印刷
シートAは、薄葉紙2の少なくとも片面又は両面に、耐
油性樹脂5により構成される耐油性樹脂コート層6が塗
布形成され、該コート層6上に適宜色調と柄のインキ層
3が施され、適宜合成樹脂系基材、木質系基材、金属系
基材等の適宜形状基材面に、適宜接着剤を用いて適宜温
度と圧力でウエットラミネート若しくはドライラミネー
トすることによって、耐油性樹脂コート層6が塗布形成
された耐油性のある薄葉紙2による適宜彩色模様の絵付
表面を備えた適宜形状の化粧材が得られる。
シートAは、薄葉紙2の少なくとも片面又は両面に、耐
油性樹脂5により構成される耐油性樹脂コート層6が塗
布形成され、該コート層6上に適宜色調と柄のインキ層
3が施され、適宜合成樹脂系基材、木質系基材、金属系
基材等の適宜形状基材面に、適宜接着剤を用いて適宜温
度と圧力でウエットラミネート若しくはドライラミネー
トすることによって、耐油性樹脂コート層6が塗布形成
された耐油性のある薄葉紙2による適宜彩色模様の絵付
表面を備えた適宜形状の化粧材が得られる。
【0026】また、第3発明の耐油性化粧材は、シート
状等の基材1の片面若しくは両面若しくは周囲面に、耐
油性化粧印刷シートAがラミネートされているので、耐
油性樹脂5を含浸させた又はコーティングした耐油性の
ある薄葉紙2による適宜彩色模様の絵付表面を備えた耐
油性化粧材が得られる。
状等の基材1の片面若しくは両面若しくは周囲面に、耐
油性化粧印刷シートAがラミネートされているので、耐
油性樹脂5を含浸させた又はコーティングした耐油性の
ある薄葉紙2による適宜彩色模様の絵付表面を備えた耐
油性化粧材が得られる。
【0027】また、上記第1発明若しくは第2発明の耐
油性化粧印刷シートA表面、又は第3発明の耐油性化粧
材表面に、インキ層3上より透明な保護樹脂層4を施す
ことによって、外部からの擦過応力や衝撃等によるイン
キ層3の損傷を防護することができる。また、保護樹脂
層4表面に付着した塵、汚れ、油分等は、保護樹脂層4
表面で拭き取り除去することができる。
油性化粧印刷シートA表面、又は第3発明の耐油性化粧
材表面に、インキ層3上より透明な保護樹脂層4を施す
ことによって、外部からの擦過応力や衝撃等によるイン
キ層3の損傷を防護することができる。また、保護樹脂
層4表面に付着した塵、汚れ、油分等は、保護樹脂層4
表面で拭き取り除去することができる。
【0028】また、上記第1発明若しくは第2発明の耐
油性化粧印刷シートA、又は第3発明の耐油性化粧材
は、耐油性樹脂5を含浸させた又はコーティングした耐
油性のある薄葉紙2を備えているので、例えば、上記保
護樹脂層4の耐油性が不十分な場合でも、保護樹脂層4
内を少しずつ浸透して薄葉紙2に到達する油分による薄
葉紙2及びインキ層3の絵付表面の汚損を軽減したり、
防止したりできるものである。
油性化粧印刷シートA、又は第3発明の耐油性化粧材
は、耐油性樹脂5を含浸させた又はコーティングした耐
油性のある薄葉紙2を備えているので、例えば、上記保
護樹脂層4の耐油性が不十分な場合でも、保護樹脂層4
内を少しずつ浸透して薄葉紙2に到達する油分による薄
葉紙2及びインキ層3の絵付表面の汚損を軽減したり、
防止したりできるものである。
【0029】以下に、本発明の耐汚染性化粧印刷シート
の具体的な実施例を製造工程に基いて説明する。
の具体的な実施例を製造工程に基いて説明する。
【0030】<実施例1−1>フッ素系樹脂(耐油性樹
脂)をサイズプレスで含浸させた均量30g/m2 の薄
葉紙面に、ニトロセルロース系樹脂を主たるバインダー
とする印刷インキ(溶剤系インキ)、又はアクリル−塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂系印刷インキ(溶剤
系インキ)を用いて、グラビア印刷方式にて、所定色調
と柄のインキ層を印刷した。続いて、インキ層上より薄
葉紙面に、塗布量5g/m2 にて透明なアクリル−ウレ
タン系樹脂をコーティング層して保護樹脂層を形成して
耐汚染性化粧印刷シートを得た。
脂)をサイズプレスで含浸させた均量30g/m2 の薄
葉紙面に、ニトロセルロース系樹脂を主たるバインダー
とする印刷インキ(溶剤系インキ)、又はアクリル−塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂系印刷インキ(溶剤
系インキ)を用いて、グラビア印刷方式にて、所定色調
と柄のインキ層を印刷した。続いて、インキ層上より薄
葉紙面に、塗布量5g/m2 にて透明なアクリル−ウレ
タン系樹脂をコーティング層して保護樹脂層を形成して
耐汚染性化粧印刷シートを得た。
【0031】<実施例1−2>ポリビニルアルコール系
樹脂(耐油性樹脂)、又はポリ塩化ビニル系樹脂(耐油
性樹脂)を塗布量2〜3g/m2 にて表面コーティング
した均量30g/m2の薄葉紙面に、ニトロセルロース
系樹脂を主たるバインダーとする印刷インキ(溶剤系イ
ンキ)、又はアクリル−塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
体樹脂系印刷インキ(溶剤系インキ)を用いて、グラビ
ア印刷方式にて、所定色調と柄のインキ層を印刷した。
続いて、インキ層上より薄葉紙面に、塗布量5g/m2
にて透明なアクリル−ウレタン系樹脂をコーティング層
して保護樹脂層を形成して耐汚染性化粧印刷シートを得
た。
樹脂(耐油性樹脂)、又はポリ塩化ビニル系樹脂(耐油
性樹脂)を塗布量2〜3g/m2 にて表面コーティング
した均量30g/m2の薄葉紙面に、ニトロセルロース
系樹脂を主たるバインダーとする印刷インキ(溶剤系イ
ンキ)、又はアクリル−塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
体樹脂系印刷インキ(溶剤系インキ)を用いて、グラビ
ア印刷方式にて、所定色調と柄のインキ層を印刷した。
続いて、インキ層上より薄葉紙面に、塗布量5g/m2
にて透明なアクリル−ウレタン系樹脂をコーティング層
して保護樹脂層を形成して耐汚染性化粧印刷シートを得
た。
【0032】以下に、本発明の耐汚染性化粧材の具体的
な実施例を製造工程に基いて説明する。
な実施例を製造工程に基いて説明する。
【0033】<実施例2−1>フッ素系樹脂(耐油性樹
脂)をサイズプレスで含浸させた均量30g/m2 の薄
葉紙面に、ニトロセルロース系樹脂を主たるバインダー
とする印刷インキ(溶剤系インキ)、又はアクリル−塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂系印刷インキ(溶剤
系インキ)を用いて、グラビア印刷方式にて、所定色調
と柄のインキ層を印刷した。続いて、インキ層上より薄
葉紙面に、塗布量5g/m2 にて透明なアクリル−ウレ
タン系樹脂をコーティング層して保護樹脂層を形成して
耐汚染性化粧印刷シートを得た。その後、上記耐汚染性
化粧印刷シートを、厚さ3mmの木質系の中密度木質繊
維板の基材面に接着剤を介して貼り合わせて耐油性化粧
材を得た。
脂)をサイズプレスで含浸させた均量30g/m2 の薄
葉紙面に、ニトロセルロース系樹脂を主たるバインダー
とする印刷インキ(溶剤系インキ)、又はアクリル−塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂系印刷インキ(溶剤
系インキ)を用いて、グラビア印刷方式にて、所定色調
と柄のインキ層を印刷した。続いて、インキ層上より薄
葉紙面に、塗布量5g/m2 にて透明なアクリル−ウレ
タン系樹脂をコーティング層して保護樹脂層を形成して
耐汚染性化粧印刷シートを得た。その後、上記耐汚染性
化粧印刷シートを、厚さ3mmの木質系の中密度木質繊
維板の基材面に接着剤を介して貼り合わせて耐油性化粧
材を得た。
【0034】<実施例2−2>ポリビニルアルコール系
樹脂(耐油性樹脂)、又はポリ塩化ビニル系樹脂(耐油
性樹脂)を塗布量2〜3g/m2 にて表面コーティング
した均量30g/m2の薄葉紙面に、ニトロセルロース
系樹脂を主たるバインダーとする印刷インキ(溶剤系イ
ンキ)、又はアクリル−塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
体樹脂系印刷インキ(溶剤系インキ)を用いて、グラビ
ア印刷方式にて、所定色調と柄のインキ層を印刷した。
続いて、インキ層上より薄葉紙面に、塗布量5g/m2
にて透明なアクリル−ウレタン系樹脂をコーティング層
して保護樹脂層を形成して耐汚染性化粧印刷シートを得
た。その後、上記耐汚染性化粧印刷シートを、厚さ3m
mの木質系の中密度木質繊維板の基材面に接着剤を介し
て貼り合わせて耐油性化粧材を得た。
樹脂(耐油性樹脂)、又はポリ塩化ビニル系樹脂(耐油
性樹脂)を塗布量2〜3g/m2 にて表面コーティング
した均量30g/m2の薄葉紙面に、ニトロセルロース
系樹脂を主たるバインダーとする印刷インキ(溶剤系イ
ンキ)、又はアクリル−塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
体樹脂系印刷インキ(溶剤系インキ)を用いて、グラビ
ア印刷方式にて、所定色調と柄のインキ層を印刷した。
続いて、インキ層上より薄葉紙面に、塗布量5g/m2
にて透明なアクリル−ウレタン系樹脂をコーティング層
して保護樹脂層を形成して耐汚染性化粧印刷シートを得
た。その後、上記耐汚染性化粧印刷シートを、厚さ3m
mの木質系の中密度木質繊維板の基材面に接着剤を介し
て貼り合わせて耐油性化粧材を得た。
【0035】<比較例1>均量30g/m2 の薄葉紙面
に、ニトロセルロース系樹脂を主たるバインダーとする
印刷インキ(溶剤系インキ)、又はアクリル−塩化ビニ
ル−酢酸ビニル共重合体樹脂系印刷インキ(溶剤系イン
キ)を用いて、グラビア印刷方式にて、所定色調と柄の
インキ層を印刷した。続いて、インキ層上より薄葉紙面
に、塗布量5g/m2 にて透明なアクリル−ウレタン系
樹脂をコーティング層して保護樹脂層を形成して化粧印
刷シートを得た。その後、上記耐汚染性化粧印刷シート
を、厚さ3mmの木質系の中密度木質繊維板の基材面に
接着剤を介して貼り合わせて耐油性化粧材を得た。
に、ニトロセルロース系樹脂を主たるバインダーとする
印刷インキ(溶剤系インキ)、又はアクリル−塩化ビニ
ル−酢酸ビニル共重合体樹脂系印刷インキ(溶剤系イン
キ)を用いて、グラビア印刷方式にて、所定色調と柄の
インキ層を印刷した。続いて、インキ層上より薄葉紙面
に、塗布量5g/m2 にて透明なアクリル−ウレタン系
樹脂をコーティング層して保護樹脂層を形成して化粧印
刷シートを得た。その後、上記耐汚染性化粧印刷シート
を、厚さ3mmの木質系の中密度木質繊維板の基材面に
接着剤を介して貼り合わせて耐油性化粧材を得た。
【0036】<比較例2>均量30g/m2 の薄葉紙面
に、ニトロセルロース系樹脂を主たるバインダーとする
印刷インキ(溶剤系インキ)、又はアクリル−塩化ビニ
ル−酢酸ビニル共重合体樹脂系印刷インキ(溶剤系イン
キ)を用いてグラビア印刷方式にて、所定色調と柄のイ
ンキ層を印刷した。続いて、インキ層上より薄葉紙面
に、塗布量10g/m2 にて透明なアクリル−ウレタン
系樹脂をコーティング層して保護樹脂層を形成して化粧
印刷シートを得た。その後、上記耐汚染性化粧印刷シー
トを、厚さ3mmの木質系の中密度木質繊維板の基材面
に接着剤を介して貼り合わせて耐油性化粧材を得た。
に、ニトロセルロース系樹脂を主たるバインダーとする
印刷インキ(溶剤系インキ)、又はアクリル−塩化ビニ
ル−酢酸ビニル共重合体樹脂系印刷インキ(溶剤系イン
キ)を用いてグラビア印刷方式にて、所定色調と柄のイ
ンキ層を印刷した。続いて、インキ層上より薄葉紙面
に、塗布量10g/m2 にて透明なアクリル−ウレタン
系樹脂をコーティング層して保護樹脂層を形成して化粧
印刷シートを得た。その後、上記耐汚染性化粧印刷シー
トを、厚さ3mmの木質系の中密度木質繊維板の基材面
に接着剤を介して貼り合わせて耐油性化粧材を得た。
【0037】<比較結果>実施例2−1〜2−2にて得
られた本発明の耐油性化粧材の各サンプルと、比較例1
〜2にて得られた従来化粧材の各サンプルのそれぞれ同
数サンプルの表面に、サラダ油を塗布した後、塗布表面
をガラス製の時計皿で被覆して室温に放置し、各化粧材
がサラダ油で外観が損なわれる程度に汚染されるまでの
経過時間を順次観測したところ下記の結果が得られた。
なお汚染されるまでの経過時間48時間以上を可と判定
した。
られた本発明の耐油性化粧材の各サンプルと、比較例1
〜2にて得られた従来化粧材の各サンプルのそれぞれ同
数サンプルの表面に、サラダ油を塗布した後、塗布表面
をガラス製の時計皿で被覆して室温に放置し、各化粧材
がサラダ油で外観が損なわれる程度に汚染されるまでの
経過時間を順次観測したところ下記の結果が得られた。
なお汚染されるまでの経過時間48時間以上を可と判定
した。
【0038】 試験サンプル 経過時間 耐油性能 実施例1のサンプル 72時間 可 実施例2のサンプル 48時間 可 比較例1のサンプル 3時間 不可 比較例2のサンプル 24時間 不可
【0039】
【発明の効果】本発明の耐油性化粧印刷シート及び該耐
油性化粧印刷シートを貼り合わせた耐油性化粧材は、化
粧印刷シート及び化粧材の絵付等に使用する薄葉紙に対
して耐油性が付与されており、油分の付着による化粧材
の汚損を軽減若しくは防止することができ、適宜形状の
建具や壁面等の建材、机、箪笥等の家具、キッチン用具
や食器棚等の什器類等に使用する耐油性のある化粧材と
して効果的である。
油性化粧印刷シートを貼り合わせた耐油性化粧材は、化
粧印刷シート及び化粧材の絵付等に使用する薄葉紙に対
して耐油性が付与されており、油分の付着による化粧材
の汚損を軽減若しくは防止することができ、適宜形状の
建具や壁面等の建材、机、箪笥等の家具、キッチン用具
や食器棚等の什器類等に使用する耐油性のある化粧材と
して効果的である。
【図1】(a)は第1発明の耐油性化粧印刷シートの実
施例概要側断面図、(b)は第2発明の耐油性化粧印刷
シートの一実施例概要側断面図である。
施例概要側断面図、(b)は第2発明の耐油性化粧印刷
シートの一実施例概要側断面図である。
【図2】第3発明の耐油性化粧材の一実施例概要側断面
図である。
図である。
【図3】(a)は従来の化粧印刷シートの概要側断面
図、(b)は従来の化粧材の概要側断面図である。
図、(b)は従来の化粧材の概要側断面図である。
A…耐油性化粧印刷シート B…化粧印刷シート 1…基材 2…薄葉紙 3…インキ層 4…保護樹脂層
5…耐油性樹脂 6…耐油性樹脂コート層 11…基材 12…薄葉紙 13…インキ層 14…保
護樹脂層
5…耐油性樹脂 6…耐油性樹脂コート層 11…基材 12…薄葉紙 13…インキ層 14…保
護樹脂層
Claims (4)
- 【請求項1】耐油性樹脂5を含浸させた薄葉紙2の少な
くとも片面に適宜色調と柄のインキ層3が施されている
ことを特徴とする耐油性化粧印刷シート。 - 【請求項2】薄葉紙2の少なくとも片面に耐油性樹脂5
により構成される耐油性樹脂コート層6が塗布形成さ
れ、該コート層6上に適宜色調と柄のインキ層3が施さ
れていることを特徴とする耐油性化粧印刷シート。 - 【請求項3】前記薄葉紙2の少なくとも前記インキ層3
形成側の表面に透明な保護樹脂層4が施されている請求
項2記載の耐油性化粧印刷シート。 - 【請求項4】板状若しくは棒状等の基材1の片面若しく
は両面又は周囲に請求項1又は請求項2又は請求項3記
載の耐油性化粧印刷シートがラミネートされていること
を特徴とする耐油性化粧材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25810094A JPH08118554A (ja) | 1994-10-24 | 1994-10-24 | 耐油性化粧印刷シート及び耐油性化粧材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25810094A JPH08118554A (ja) | 1994-10-24 | 1994-10-24 | 耐油性化粧印刷シート及び耐油性化粧材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08118554A true JPH08118554A (ja) | 1996-05-14 |
Family
ID=17315508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25810094A Pending JPH08118554A (ja) | 1994-10-24 | 1994-10-24 | 耐油性化粧印刷シート及び耐油性化粧材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08118554A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006272737A (ja) * | 2005-03-29 | 2006-10-12 | Dainippon Printing Co Ltd | 化粧材 |
JP2007098592A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Dainippon Printing Co Ltd | 化粧材 |
JP2008247020A (ja) * | 2007-03-06 | 2008-10-16 | Toppan Cosmo Inc | 化粧材 |
US7674527B2 (en) | 2003-09-19 | 2010-03-09 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Coated paper |
-
1994
- 1994-10-24 JP JP25810094A patent/JPH08118554A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7674527B2 (en) | 2003-09-19 | 2010-03-09 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Coated paper |
JP2006272737A (ja) * | 2005-03-29 | 2006-10-12 | Dainippon Printing Co Ltd | 化粧材 |
JP2007098592A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Dainippon Printing Co Ltd | 化粧材 |
JP2008247020A (ja) * | 2007-03-06 | 2008-10-16 | Toppan Cosmo Inc | 化粧材 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050524 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050927 |