JPH0811675B2 - マンコンベヤ装置 - Google Patents

マンコンベヤ装置

Info

Publication number
JPH0811675B2
JPH0811675B2 JP26448589A JP26448589A JPH0811675B2 JP H0811675 B2 JPH0811675 B2 JP H0811675B2 JP 26448589 A JP26448589 A JP 26448589A JP 26448589 A JP26448589 A JP 26448589A JP H0811675 B2 JPH0811675 B2 JP H0811675B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steps
emergency stop
main frame
wheelchair
stop switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP26448589A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03124694A (ja
Inventor
洋文 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP26448589A priority Critical patent/JPH0811675B2/ja
Publication of JPH03124694A publication Critical patent/JPH03124694A/ja
Publication of JPH0811675B2 publication Critical patent/JPH0811675B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明なマンコンベヤ装置に関し、より詳しくは、循
環移動する踏段を緊急停止させるマンコンベヤの安全装
置に関するものである。
〔従来の技術〕
エスカレータやトラベータ等から成るマンコンベヤ装
置は、多数の踏段を循環移動させて人や荷物を安全に搬
送する機能を営むが、この機能をより充実させる為に
は、運転中に生じる不測の事態から、乗客を護るべく、
マンコベヤを非常停止させる安全装置が必要不可欠であ
る。
そこで、実開昭59−179870号公報は上記に鑑み、車椅
子用の踏段を有するエスカレータの欄干上部に利用者の
手動操作に基づきエスカレータの運転を停止させる安全
装置を設けるものを提案し、一定の成果をあげている。
しかしながら、この安全装置では、例えばエスカレー
タの運転中に車椅子が急に傾き、介助者が慌てて両手で
車椅子を支える様な場合には、手で安全装置を動作させ
ることができないので、エスカレータを非常停止させる
ことができず、車椅子利用者の負傷のみならず、二次災
害をも惹起する虞れがある。
また、この弊害は、車椅子利用者のみならず、搭載し
たカートに両手をかける一般の利用者についても同様に
生じ得るものである。
然して、運転中の不測の事態から利用者を有効に護る
には、手を使わずに動作させることのできる安全装置が
必要であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のマンコンベヤ装置は以上のように構成され、安
全装置を手動で動作させていたので、運転中の利用者の
安全を有効に図り得なかった。
本発明は、叙上の点に鑑みなされたもので、運転中の
安全性を著しく向上させることのできるマンコンベヤ装
置を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明においては、上述の目的を達成するため、マン
コンベヤの主枠内に多数の踏段を循環移動可能に配設し
たものにおいて、上記踏段に乗客の蹴爾に基づきレバー
を該踏段内から揺動突出させる非常停止スイッチを設
け、主枠内には、突出した該レバーの圧接に伴いマンコ
ンベヤの運転を停止させるテープスイッチを主枠長方向
に延設したことを特徴としている。
〔作用〕
本発明によれば、踏段に乗客の蹴爾に基づきレバーを
該踏段内から揺動突出させる非常停止スイッチを設け、
主枠内には、突出した該レバーの圧接に伴いマンコンベ
ヤの運転を停止させるテープスイッチを主枠長手方向に
延設しているので、運転中の不測の事態から利用者を有
効に保護することができる。
〔実施例〕
以下、第1図〜第4図に示す一実施例に基づき本発明
を詳述すると、図中、(1)はエスカレータ装置の主枠
で、この主枠(1)の両側には第1図に示す如く、欄干
(2)をそれぞれ立設し、この複数の欄干(2)のガイ
ド部には、無端状の移動手摺(3)をそれぞれ摺動自在
に嵌入している。
(4)は上記主枠(1)内に配置した多数の踏段で、
この踏段(4)の前方下部には、第2図に示す如く、踏
段前輪軸(5)を挿着し、この踏段前輪軸(5)の両端
には、図示しないガイドレールに案内される前輪(6)
を回動自在にそれぞれ軸支させており、又踏段(4)後
方の下部両側には、図示しないガイドレールに案内され
る後輪(7)をそれぞれ回動自在に配設している。ま
た、上記踏段前輪軸(5)の両側には、第1図に示す如
く、無端状の踏段チェーン(8)をそれぞれ嵌入してお
り、この複数の踏段チェーン(8)は、主枠(1)上端
部の機械室の駆動装置(9)に巻回されている。
然して、この駆動装置(9)の駆動に基づき、多数の
踏段(4)は、ガイトレールに案内されつつ主枠(1)
内を循環移動し、又該駆動装置(9)の駆動に基づき上
記移動手摺(3)も循環移動する。
一方、(10)は踏段(4)のクリートライザー(4a)
側部に設けた本発明に係る非常停止スイッチで、この非
常停止スイッチ(10)は第2図〜第4図に示す如く、ク
リートライザー(4a)の側部に穿設された長方形状の孔
内に収納配置され「STOP」の文字及びクリートライザー
(4a)のクリート(溝)に直線状に合致する複数のクリ
ートを備えた被蹴爾板(10a)と、この被蹴爾板(10a)
の裏面に取着され上記前輪(6)方向に指向したロッド
(10b)と、該クリートライザー(4a)の裏面に螺着さ
れロッド(10b)に往復自在に貫通されたブラケット(1
0c)と、このブラケット(10c)と被蹴爾板(10a)の間
に介在配置されて被蹴爾板(10a)をクリートライザー
(4a)表面方向に付勢するコイル状の発条(10d)と、
該ロッド(10b)に周設されてブラケット(10c)に重合
し、被蹴爾板(10a)の表面をクリートライザー(4a)
表面に同位させる鍔部(10e)と、ロッド(10b)の端部
に軸を介して枢着された揺動自在のレバー(10f)と、
このレバー(10f)に穿設されて支持部材のピン(10g)
に遊貫される長孔(10h)とを備えて構成されている。
また、この非常停止スイッチ(10)は、エスカレータ
装置の通常運転時には動作しない様、換言すれば通常の
踏段が車椅子用踏段に切り換わった時点等の特殊運転時
にのみ動作するように構成されており、子供の悪戯等に
基づく動作を排除できるようになっている。そして、こ
の非常停止スイッチ(10)は、多数の踏段(4)の隔踏
段毎又は車椅子用踏段等の特定踏段に装着されるように
なっている。
然して、特定運転時において、利用者が足で被踏爾板
(10a)を蹴ると、第4図に示す如く、ロッド(10b)が
前輪(6)方向に水平移動して発条(10d)を圧縮し、
レバー(10f)がピン(10g)に規制されつつ揺動してそ
の先端が踏段(4)内から踏段(4)の側方に突出す
る。
他方、(11)は主枠(1)内の径路側長手方向に緊張
して延設したテープで、この可撓性を有するテープ(1
1)は、第3図及び第4図に示す様に、多数の踏段
(4)の側部に空隙を介して配置され、しかも上記非常
停止スイッチ(10)の突出したレバー(10f)に圧接さ
れるようになっている。そして、テープ(11)は、この
突出したレバー(10f)の圧接に伴いエスカレータ装置
の運転を非常停止させる機能を営む。
次に本発明に係る非常停止スイッチ(10)を複数の車
椅子様踏段(4A)を備えたエスカレータ装置に適用した
例を第5図に基づき説明する。
図中、(4A)は複数の車椅子用踏段、(4B)はこの複
数の車椅子用踏段(4A)の後方に位置する踏段で、この
踏段(4B)に上述した非常停止スイッチ(10)を設けて
いる。(12)は複数の車椅子用踏段(4A)上に搭乗した
車椅子利用者、そして、(13)はこの車椅子利用者(1
2)を介護する介助者で、踏段(4B)及びその後方の踏
段(4)上に搭乗している。
然して、第5図に示すエスカレータの特定運転中に車
椅子が急に傾いて車椅子利用者(12)に不測の事態が生
じた場合には、介助者(13)は、両手で車椅子を支えて
車椅子利用者(12)を介護するとともに、片足で踏段
(4B)の非常停止スイッチ(10)の被蹴爾板(10a)を
蹴れば良い。すると、ロッド(10b)が前輪(6)方向
に水平移動して発条(10d)を圧縮し、レバー(10f)が
ピン(10g)に規制されつつ揺動してその先端が踏段(4
B)内から踏段(4B)の側方に突出し、テープ(11)が
圧接されて非常停止スイッチ(10)の動作を伝達し、エ
スカレータ装置が非常停止する。
以上にように本発明によれば、片足で蹴るだけでエス
カレータ装置を非常停止させることができるので、運転
中の乗客の安全性を著しく向上させることが可能とな
る。さらに、非常停止スイッチ(10)を踏段(4)に設
けているので、どの位置にいてもエスカレータ装置を非
常停止させることが可能となる。
次に、第6図(a),(b)はエスカレータ装置のカ
ート搭載時における本発明の使用状態を示す図で、
(a)図はエスカレータ装置の上昇運転の場合、(b)
図はエスカレータ装置の下降運転の場合を示す図であ
る。
上昇運転するエスカレータ装置の場合には、非常停止
スイッチ(10)を備えた踏段(4B)を隔踏段毎に配設す
るようにすれば、上述したものと同様の作用効果が期待
できる。また、下降運転するエスカレータ装置の場合に
は、非常停止スイッチ(10)を利用者が足を乗せる踏段
(4)又はその後方の踏段(4)に設けるようにすれ
ば、上述したものと同様の作用効果が期待できる。
尚、上記実施例では非常停止スイッチ(10)を踏段
(4),(4B)のクリートライザー(4a)の側部に設け
たものを示したが、第7図に示す様に、踏段(4)の踏
板(4b)の側部に設けるようにしても上記実施例と同様
の作用効果を奏する。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、踏段に乗客の蹴爾に基
づきレバーを該踏段内から揺動突出させる非常停止スイ
ッチを設け、主枠内には、突出した該レバーの圧接に伴
いマンコンベヤの運転を停止させるテープスイッチを主
枠長手方向に延設しているので、運転中の乗客の安全を
確保できるマンコンベヤ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るマンコンベヤ装置の一実施例を示
す縦断面概略図、第2図は本発明に係る踏段を示す斜視
図、第3図は第2図のIII部拡大図、第4図は第3図のI
V−IV線断面図、第5図は本発明に係るマンコンベヤ装
置を車椅子運転時のエスカレータ装置に適用した状態を
示す図、第6図(a),(b)は本発明に係るマンコン
ベヤ装置をカート搭載時のエスカレータ装置に適用した
状態を示す図、第7図は本発明に係る踏段の他の実施例
を示す斜視図である。 図中、(1)は主枠、(4),(4B)は踏段、(10)は
非常停止スイッチ、(10a)は被蹴爾板、(10f)はレバ
ー、(11)はテープである。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マンコンベヤの主枠内に多数の踏段を循環
    移動可能に配設したマンコンベヤ装置において、上記踏
    段に乗客の蹴爾に基づきレバーを該踏段内から揺動突出
    させる非常停止スイッチを設け、上記主枠内には、突出
    した該レバーの圧接に伴いマンコンベヤの運転を停止さ
    せるテープスイッチを主枠長手方向に延設したことを特
    徴とするマンコンベヤ装置。
JP26448589A 1989-10-11 1989-10-11 マンコンベヤ装置 Expired - Lifetime JPH0811675B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26448589A JPH0811675B2 (ja) 1989-10-11 1989-10-11 マンコンベヤ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26448589A JPH0811675B2 (ja) 1989-10-11 1989-10-11 マンコンベヤ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03124694A JPH03124694A (ja) 1991-05-28
JPH0811675B2 true JPH0811675B2 (ja) 1996-02-07

Family

ID=17403895

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26448589A Expired - Lifetime JPH0811675B2 (ja) 1989-10-11 1989-10-11 マンコンベヤ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0811675B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011106933A1 (en) 2010-03-03 2011-09-09 Kone Corporation People mover

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03124694A (ja) 1991-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6160589A (ja) エスカレータ
US4682681A (en) Escalator
US5797606A (en) Transporter for patient's emergency escape
JPH0811675B2 (ja) マンコンベヤ装置
JP2011190067A (ja) 固定忘れによる脱落防止用踏段
EP0786396B1 (en) An emergency transporter for a patient
JP2561781B2 (ja) 車いす兼用エスカレーター
JPH04153195A (ja) マンコンベア乗降口安全装置
JP2581175B2 (ja) 車椅子乗用踏段付きエスカレータ
JPH0449193A (ja) エスカレータ装置
JP2002128450A (ja) マンコンベア
JP3978510B2 (ja) 車いす兼用エスカレータ
CA1154395A (en) Escalator for wheel chair transport
JPH10203767A (ja) 人移送装置のハンドレール
JPH072479A (ja) 車椅子用踏段付エスカレーター
CN117623072A (zh) 一种适用于轮椅平整滑行的自动扶梯及其控制方法
JPS63235291A (ja) マンコンベア
JPH01261195A (ja) エスカレーター装置
JPH0221064Y2 (ja)
JPH03186591A (ja) 乗客コンベアの降り口装置
JPS61221082A (ja) 車椅子等を運搬するエスカレ−タ−
JPS6357354B2 (ja)
JPH07242384A (ja) エスカレータ
JPH06321478A (ja) マンコンベア装置
JPH10305982A (ja) 乗客コンベア装置