JPH0811656B2 - 記録紙処理装置 - Google Patents

記録紙処理装置

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JPH0811656B2
JPH0811656B2 JP62203573A JP20357387A JPH0811656B2 JP H0811656 B2 JPH0811656 B2 JP H0811656B2 JP 62203573 A JP62203573 A JP 62203573A JP 20357387 A JP20357387 A JP 20357387A JP H0811656 B2 JPH0811656 B2 JP H0811656B2
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悦一 前川
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は複写装置などの記録装置と組合せて使用する
のに適した記録紙処理装置に関する。
(発明の背景) 最近従来からの複写機のほかにプリンタ、ファクシミ
リなどの記録装置が様々な分野で広く用いられている
が、中でも複写機は高速化、多機能化の傾向にある。
一方、複写機などの記録装置による記録物で会議用資
料や領布用資料などを作る場合は、記録後に記録物を揃
えたり、折りたたんだり、穴あけしたりあるいは綴じた
りする必要があり、これらの処理を自動化してトータル
コピー作業の効率向上を図ることが考えられており、複
写物の仕分けをするソーターや自動パンチ装置あるいは
自動紙折り機さらには自動丁合機またはこれらの組み合
わせ機能を有する処理装置が提案されている(たとえば
特開昭61−94180号、特開昭61−84662号、電子写真学会
誌第24巻、第3号(1985)第188頁〜第194頁)。
ところで一連の記録物は通常ホッチキスで綴じたり、
ファイルに綴じたりして利用、保管されることが多い
が、従来記録物の処理をするのにパンチによる穴あけと
ホッチキスによる綴じ止めが同時にできるような処理装
置は提案されていない。
そこで本発明者らは昭和62年1月23日付の特許願「記
録紙処理装置」において、外部から1枚ずつ供給される
一組の記録紙を供給順に重ねて保持する中間保持部と、
該中間保持部に保持された一組の記録紙をその保持位置
で選択的にパンチ処理または綴じ止め処理する処理ユニ
ットと、処理済みの記録紙を収納する収納部と、処理前
の記録紙を前記中間保持部へ搬送する第1の搬送手段お
よび処理後の記録紙を前記収納部へ搬送する第2の搬送
手段とから成る記録紙処理装置を提案した。この処理装
置を電子写真複写装置などの記録装置と組合せて用いれ
ば、一組の記録物が自動的にパンチされたり綴じ止めさ
れるので会議用資料や領布用資料などを作る上で便利で
ある。
この種の処理装置においては、重ねた一組の記録紙に
パンチ穴をあけたり、綴じ止めたりする際に、記録紙が
カールしてその処理部分が浮き上ったりするのを防止す
るために、紙押え部材でその部分を押さえるようにして
いるが、処理後はその紙押え部材を所定位置まで上昇さ
せるものの、処理済みの記録紙を排出する途中で紙詰り
(いわゆるジャム)を起すと、紙詰りを起した記録紙を
取り除くのにその紙押え部材が邪魔になるおそれがあ
る。
(発明の目的および構成) 本発明は上記の点にかんがみてなされたもので、記録
紙のパンチ作業および綴じ止め作業を自動化する記録紙
処理装置において、処理済みの記録紙が排出途中で紙詰
り(ジャム)を起したときはそのジャム処理を容易にす
ることを目的とし、この目的を達成するために、処理済
み記録紙のジャムを検出したときは紙押え部材を所定の
最上昇位置にまで移動させるように構成した。
(実施例) 以下本発明を図面に基づいて説明する。
次に例示する処理装置は複写装置と組み合わせて使用
する複写紙処理装置であり、第1図に概略的に示すよう
に、複写紙処理装置1は複写装置2と破線Eの位置で結
合されて使用される。
本発明の対象である複写紙処理装置1の説明に先立ち
複写装置2について簡単に説明する。
本発明が適用可能な複写紙処理装置は複数枚から成る
複写原稿(たとえば書籍の第1頁から第5頁までの5
枚)を複写して少なくとも1部の複写物を得、それにパ
ンチをしたり、綴じ止めたりするためのものであるか
ら、複写装置としては複数枚の複写原稿を順次に繰返し
複写する機能を備えていることが必要であり、そのため
の装置として循環式自動原稿給送装置(以下RDF装置と
いう)が用いられる。
第1図からわかるように、複写装置2は上部にRDF装
置3を装備し、このRDF装置3により1枚ずつ給送され
る複写原稿を通常の電子写真プロセスにより複写するよ
うに構成されている。複写装置2およびRDF装置3の一
般的な構造および機能はすでに知られているので簡単に
説明する。
RDF装置3は複写装置2の上面に設けられたガラス板1
0の上に装備され、第2図に示すように、原稿載置板11
上に複写しようとする複数枚の原稿Gを上向きにして上
から1頁目、2頁目、…の順に重ねて載置する。原稿G
が原稿載置板11上に載置されたことが原稿載置センサRS
1により検知される。ここで複写装置2の操作パネルに
設けられた複写ボタンが押されると、RDF装置3の後端
規制板12が前進して原稿G全体が前方(図の右方向)に
押し出されるとともに前方通路上にあるゲート13が上昇
する。原稿Gがゲート13を通過してやや進んだところで
原稿先端検知センサRS2により原稿の先端が検知される
と後端規制板12が停止し、ゲート13が下降し、後端規制
板12は後退する。
ここで複写装置2から所定のタイミングで原稿給送信
号が出力されると、半月形の送出しローラ14が1回転す
るとともに重送防止ローラ15が回転して最下位の原稿が
1枚だけ送り出される。送り出された原稿はガイド板16
に沿って前進し、送りローラ17によって送られ、タイミ
ングセンサRS3で先端検知され、搬送ベルト18により引
継がれて所定速度で複写装置2のガラス板10上を移動す
る。ガラス板10の下には原稿照射用のランプと反射ミラ
ーなどから成る光学系19が設けられており、原稿はこの
光学系19により移動しながら露光される。タイミングセ
ンサRS3による原稿先端検知信号が複写装置2に送られ
ると複写装置2内では転写紙の給送がスタートする。露
光を終えた原稿は排紙センサRS4で検知され、もう1つ
の搬送ベルト20により搬送され、原稿載置板11上に載置
されている残りの原稿の上に載る。原稿の最終的な排出
は循環排紙センサRS5により検知される。原稿給送中の
ジャムは、タイミングセンサRS3および排紙センサRS4
検知タイミングによって知ることができる。
2枚目の原稿の送出しは1枚目の原稿の後端がタイミ
ングセンサRS3により検知されたとき開始する。
以下同様にして3枚目、4枚目、…と全部の原稿につ
いて複写装置の光学系による露光が終了すると、原稿先
端検知センサRS2により原稿枚数0枚が確認され、こう
して複写物1部分の原稿給送が終了する。
いま同じ複写物を複数部(たとえば5部)作る場合に
は、再び原稿の最終頁目から順次自動給送し順次1頁ま
での露光を行う。この原稿給送動作を必要部数分だけ繰
り返す。
RDF装置3の上記動作と同期して複写装置2内では次
のような電子写真プロセスが行われる。
複写装置2のガラス板10上を定速度で通過する原稿が
光学系19により露光されると、原稿からの反射光はミラ
ー20、レンズ21、ミラー22を介して感光体23上に投射さ
れる。感光体23の表面は帯電装置24によって一様に帯電
されているので、原稿からの反射光が投射されると静電
潜像が形成される。静電潜像は現像装置25により現像さ
れて可視像とされ、原稿の自動給送動作に同期して給紙
セット26,27のいずれか一方から給紙された転写紙P上
に転写装置28により転写される。
可視像が転写された転写紙は分離装置によって感光体
23から分離され、搬送ベルト29により搬送され、定着装
置30で定着され、排紙ローラ31により装置から排出され
る。32は転写紙分離後の感光体23の表面上に残存するト
ナーを除去するクリーニング装置である。
複写装置としては片面原稿から片面複写を行う最も簡
単な型式のものを例示したが、本発明の記録紙処理装置
は、この型式の複写装置に限らず、片面原稿から両面複
写、両面原稿から片面複写または両面複写を行う型式の
複写装置と組み合わせて使用することももちろん可能で
ある。これらの型式の複写を行うためには、原稿を反転
したり、転写紙を反転する必要があり、複写装置2やRD
F装置3にそのための機構が必要であるが、これらの機
構はすでに知られているし、本発明の要旨ではないので
ここでは説明を省略する。
本発明に係る複写紙処理装置1は、第1図に示すよう
に、複写装置2により複写され同装置から排出される複
写物Fをパンチしたり綴じ止めしたりせずにそのまま排
紙皿40に排出する搬送ローラ41と、パンチしたり綴じ止
めしたりするために経路切換ゲート42を切換えて複写物
Fをスタッカーと呼ばれる中間皿43に搬送する搬送ロー
ラ44と、スタッカー43に収納された1部相当の複写物F
にパンチで穴あけしたり1つに綴じ止めする処理ユニッ
ト45と、パンチや綴じ止めなどの処理をした複写物Fを
最終的な収納トレイ46に搬送する搬送ローラ47,48とに
より構成されている。
処理ユニット45は1つのパンチ機とその両側に配置さ
れた2つの綴じ止め機(いわゆるホッチキスと呼ばれて
いるもの)とから成り、この処理ユニット45は独立して
装置の手前(第1図において紙面に垂直手前)に引き出
せるようになっている。これはパンチ機によるパンチ処
理の結果出るパンチかすの処分、綴じ止め機の綴じ金
(いわゆるホッチキスの針)の装填または補充、あるい
は詰った綴じ金の除去を容易にするためである。
収納トレイ46は処理を終えた複写物Fを載せる台が上
下動するようになった昇降式で、この昇降台46aはトレ
イ昇降モータM11(第9図参照)により上昇されるよう
になっている。昇降台46a上に乗った複写物Fが所定の
上限位置を越えるとトレイ上限センサPS14により検知さ
れ、所定の下限位置まで下るとトレイ下限センサPS15
より検知される。昇降台46aはトレイ昇降モータM11によ
り昇降されるが、昇降台46a上に乗った複写物Fの重量
により昇降台46aが下降しないようにソレノイドSD2によ
りブレーキがかけられるようになっている。
次に本発明に係る処理ユニットを採用した複写紙処理
装置の構造について詳細に説明する。
第3図は複写紙処理装置の要部の斜視図を示してお
り、ローラ41a,41b,41c,41dは他の図示しないローラと
ともに搬送ローラ41を構成しており、経路切換ゲート42
はソレノイドSD1により駆動され、ソレノイドSD1が励磁
されないとき複写物を排紙皿40に搬送する第1の位置を
とり、ソレノイドSD1が励磁されたとき複写物をスタッ
カー43に搬送する第2の位置をとる。ローラ44a,44bは
搬送ローラ44を構成している。
スタッカー43は、傾斜板43aと、その上面に相互の間
隔が調整できるように摺動可能に設けられた1対の側板
43b1および43b2と、傾斜板43aの直下に前後進可能に設
けられた複写紙停止用のストッパー43cとから成る。
傾斜板43aは第4図(ただし第4図は傾斜板を裏側か
ら見た状態で示している)に示すように、前端近くに複
数の開口431a,431b,431cが形成され、中央部近くに2つ
のスロット432aおよび432bが横方向に伸びるように形成
され、後部近くに送風用の穴433が形成されている。
傾斜板43aの裏側には支持板434によりモータM4が取り
付けられ、このモータ(側板間隔調整モータ)M4の回転
軸にギヤ435が固定されている。一方、このギヤ435には
片側にギヤの付いた2つの摺動部材436a,436bが噛合し
て平行に配置されており、各摺動部材は金具437,438に
より傾斜板43aの表側の側板43b1,43b2にそれぞれ固定さ
れるとともに、各摺動部材の表側には長手方向に突条が
形成されていて、この突条がそれぞれスロット432a,432
bとゆるく係合している。一方のスロット432aの端部近
くには側板43b1,43b2の基準位置(ホームポジション)
を検出するための光学センサ(側板ホームポジションセ
ンサ)PS4が設けられており、金具437の立上り片437aに
よる遮光を検出してホームポジションを検出するように
なっている。このような構成にすれば側板間隔調整モー
タM4が所定量だけ正転または逆転するとそれに応じて摺
動部材436a,436bが所定長だけ実線矢印または破線矢印
方向に移動し、その結果側板43b1および43b2が互いに離
れて側板間隔を広げるかまたは接近して側板間隔を狭め
る。
また第3図に示したように、傾斜板43aの裏側で送風
用の穴433の近くには送風用ファンを駆動するためのモ
ータM8とダクト439が取り付けられている。
次にストッパー43cについて説明する。
ストッパー43cは、第5図に示すように、指状に前方
に伸びる複数の突片440と先端が上向きに折れ曲って直
立片441aをなす2つの突片441と中央部に幅広の突片442
とを有する板材443から成り、この板材443の左右両側に
はピン444が伸びている。このピン444は板材443の左右
両側に装置のフレームなどに固定して設けられた樹脂製
のガイド445(左側のガイドのみ示されている)の側面
に設けられた溝445aと係合している。また板材443の中
央部には後方に伸びる駆動棒446が取り付けられてい
て、駆動棒446の長手方向片側に形成された歯446aがピ
ニオン447と噛合している。ピニオン447はモータ(スト
ッパー駆動モータ)M7により正転または逆転され、それ
に応じて駆動棒446がコロ448とガイド棒449とに案内さ
れて矢印方向に直線運動すると、板材443はその両側の
ピン444がガイド445の溝445aで案内されて白矢印の方向
に前後進する。
ストッパー43cはその板材443の突片440,441,442が傾
斜板43aの開口431a,431b,431cのそれぞれに対応する位
置にあって、板材443が前進したとき各開口431a〜431c
を通って傾斜板43aの上に付き出るような位置関係に配
置されている。板材443の前進位置において複数個の突
片のうち2つの突片441は開口431bからそれぞれ傾斜板4
3aの上に付き出て、その直立片441aが傾斜板43a上をす
べり落ちる複写物を一定位置に停止するストッパー機能
を有する。
処理ユニット45は、第3図に示すように、ガイドレー
ル45aにより(図に白矢印で示す方向)引出し可能なフ
レーム45bにパンチ機とその両側に2つの綴じ止め機
(ステープラー)を配置して成り、その要部を第6図に
示す。
第6図からわかるように、フレーム45bの中央部には
パンチ機50が固定され、その両側には2つの綴じ止め機
が可動的に設けられているが、図にはその1つだけを60
としてフレーム45bから取り外した状態で示している。
パンチ機50は、モータ(パンチ駆動モータ)M6により
往復回転可能なウォームギヤ51と、ホルダー52により支
持されウォームギヤ51と噛合して回転するギヤ53と、こ
のギヤ53の両側でその回転軸にある角度だけずれた位置
関係で固定された2つの偏心ブロック54a,54bと、この
偏心ブロック54a,54bにそれぞれ回動可能に結合された
揺動片55a,55bとを有し、揺動片55a,55bの下端から伸び
るパンチピン56a,56bをホルダー52と一体のピンガイド5
2a,52bで受け、モータM6の回転によりウォームギヤ51、
ギヤ53、偏心ブロック54a,54b、揺動片55a,55bを介して
パンチピン56a,56bを上下動させ水平台55cと一体化され
たダイ55e,55fに抜き差しすることによりホルダー52の
一部である水平台55cに乗った紙片(複数枚の複写物)
をパンチする。パンチピン56a,56bは最も上位の位置よ
りも多少下位の位置で両方のピン先端がピンガイド52a,
52b内にもぐり込むようにしてあるので、パンチした紙
片が確実にピンから抜ける。パンチかすは水平台55cの
下側に着脱自在に装着されたケースに収納される。
一方、処理ユニット45のフレーム45b上には、互いに
対向する長手方向側縁に歯が形成された2本の摺動部材
57,58が平行に設けられており、両摺動部材57,58の中間
に揺動部材57,58の歯と噛合するギヤ(図示せず)が設
けられ、このギヤがモータ(綴じ止め機移動モータ)M3
により正転または逆転される。摺動部材57,58の端部近
くには綴じ止め機取付用の固定板59a,59bが固定されて
いて、モータM3の回転により摺動部材57,58が矢印方向
に移動すると、固定板59a,59bはやはりフレーム45b上に
設けられたガイドレール453により案内されて左右に移
動し、それに固定された綴じ止め機60が横方向に移動す
る。
綴じ止め機60は、第6図に示すように、モータ(綴じ
止め機駆動モータ)M9の回転をギヤ61,62を介して偏心
クランク(図示せず)に伝え、レバー63のゆっくりとし
た直線往復運動に変える。レバー63が往復動するとV字
形レバー64が支点Aを中心に回動してレバー65を回動さ
せる。レバー65が下降すると、U字形押下げ片67を介し
てばね66が圧縮され、それにより薄板68がガイド69に沿
って押し下げられる。その結果、カートリッジ70に入れ
て充填された綴じ金からその1つが薄板68により切り離
され、さらに押圧されて綴じ止め台71上に乗った紙片
(複数枚の複写物)を綴じ止めする。
このような綴じ止め機60はその底面に取り付けられた
取付板72を固定板59a,59bに固定することによりフレー
ム45b上に据付けられる。
このように、処理ユニット45は中央にパンチ機50とそ
の両側に綴じ止め機60が同一のフレーム45b上に配置さ
れ、ユニット全体がハンドル453(第3図参照)により
白矢印で示す手前方向に引き出せるようになっている。
ケース55dにパンチかすがたまったり、綴じ止め機60の
綴じ金が詰ったりしたときはハンドル453を引いて処理
ユニット45を手前に引き出せば迅速に処理できる。
第7図は本発明の要部であるスタッカー43でパンチま
たは綴じ止めされた複写物を次の搬送手段へ送り出すた
めの送り機構を示す。
スタッカー43の板材443の中央部下にはU形支持板450
が取付けられており、ガイド棒449を支持するととも
に、この支持板450の側面からはピン451が水平に伸びて
いる。このピン451は屈曲レバー452の一端に形成された
スロット452aに係合している。屈曲レバー452の他端に
はローラユニット460の回動V形レバー461の一端にゆる
く結合されている。ローラユニット460はこの屈曲レバ
ー452の中央に送り出しローラ462が回転自在に設けら
れ、この送り出しローラ462は2つのローラ463および46
4とそれらの間に張り渡されたベルト465を介してモータ
M1(複写紙搬送モータ)により回転される軸466により
回転される。つまりスタック時はストッパー43cが開口4
31a,431b,431cと嵌合して突片441の直立片441aの部分で
複写物をストップさせ、処理後搬送するときストッパー
43cを後退させるとともに送り出しローラ462を傾斜板43
a上につき出して処理後の複写物を送り出すのである。
第8図はスタッカー43上に乗った複数枚の複写物をパ
ンチまたは綴じ止めに先立ってパンチ部分または綴じ止
め部分の近くを押えるための紙押え部材とその駆動機構
を示す。
紙押え部材80は金属製の長い棒でその下面にスポンジ
80aが張ってあり、中央長穴部でバー81によりゆるく摺
動可能に吊り下げられている。バー81はBを支点として
シーソーのように揺動できるようにフレーム82にゆるく
固定されており、一端でモータ(紙押えバー駆動モー
タ)M5により回転される偏心カム83の周面と接してい
る。
モータM5が回転すると偏心カム83によりバー81の他端
が上下動されるので、パンチまたは綴じ止め作業と同期
してモータM5を回転させることにより紙押えレバー80の
自重により綴じる前の積載された複写物を押えることが
できる。
第9図は複写紙処理装置内に設けられたモータ、セン
サ、ソレノイドの位置を示しており、これらのいくつか
はすでに説明したが、以下に全部について簡単に説明す
る。
第10図は本発明による複写紙処理装置を複写装置と組
合せて用いたときの制御回路のブロック線図である。
複写紙処理装置1の制御回路は、上述したセンサ類PS
1〜PS16と、これらのセンサ類からの信号をCPU100で処
理し得る形に変換するセンサ入力回路101と、モータ類M
1〜M11、SD1,SD2を駆動する駆動回路102から成り、複写
装置2の制御回路は、RDF装置3に設けられたセンサ類R
S1〜RS5と、これらのセンサ類からの信号をCPU200で処
理し得る形に変換するセンサ入力回路201と、複写装置
2の本体パネル上に操作ボタンの形で設けられた複写ボ
タン202と、複写紙のサイズを選択するサイズ選択ボタ
ン203と、複写紙処理装置1の処理モードを選択するモ
ード選択ボタン204と、綴じ止め位置を指定する綴じ止
め位置指定ボタン205と、パンチの要否を指定するパン
チ指定ボタン206と、RDF装置3により原稿のサイズを検
知することにより複写紙のサイズを自動的に決定する自
動原稿サイズ検知ボタン207と、複写枚数または複写部
数を設定するテンキー208とから成る。サイズ選択ボタ
ン203は1回押すごとに選択サイズがA3→B4→F4→A4→B
5と順次変り、その後はさらに押すとこの順序で選択サ
イズが繰り返される。モード選択ボタン204は1回押す
とスタックモード、2回押すと綴じ止めモード、3回押
すとパンチ・綴じ止めモードが選択されるようになって
いて、さらに押すとこの順序で選択モードが繰り返され
る。綴じ止め位置指定ボタン205は1回押すと綴じ止め
位置が第11図に示すように複写物Fの隅a、2回押すと
隅b、3回押すとaとbの両方になるよう複写装置2の
CPU200でコード化され、3ビットの信号として処理装置
1のCPU100に伝送される。一方、パンチ指定ボタン206
は押さなければ「パンチ不要」、押せば「パンチ要」と
してCPU200でコード化され、CPU100に伝送される。ま
た、複写装置2の回路としては、このほかに電源装置30
0が設けられており、やはり操作パネルに設けられた電
源スイッチ301をオンすると、この電源装置300から複写
装置2の各構成回路部品はもちろんのこと処理装置1の
各構成回路部品に電源が供給される。
なお、複写装置2の操作パネルには、このほかに、濃
度調整手段や縮小や拡大などの倍率選択手段が設けられ
ているが、これらの操作手段は本発明と直接関係がない
のでここでは省略する。
次に複写紙処理装置の動作を説明する。本実施例にお
ける複写紙処理装置は次の3つの処理モードで動作す
る。
(イ)スタックモード 通常の複写装置と同様に原稿を単に複写するだけで、
パンチも綴じ止めもせずに排紙皿40に排出するモード (ロ)綴じ止めモード 複数枚から成る複写物を綴じ金で綴じ止めする。この
モードでは、綴じ止め位置指定ボタン205により綴じ止
め位置を第11図に示すように複写物の隅aだけとする
か、他方の隅bだけとするか、両隅a,bとするかを選択
することができるようになっている。
(ハ)パンチ・綴じ止めモード 複数枚から成る複写物をパンチするとともに綴じ金で
綴じ止めする。この場合、パンチ指定ボタン206を押
し、パンチ位置は中央の1個所とし、綴じ止め位置は上
記綴じ止めモードにおけると同様にaのみ、bのみ、a
とbの両方のいずれかを選択することができる。以下に
一例としてA4 3枚から成る原稿を複写して複写物を2部
作成する場合を説明する。
複写紙処理装置をいずれの処理モードで動作させるに
しても、まず複写装置2の電源スイッチ301をオンし、R
DF装置3の原稿載置板11上に3枚の原稿を上から1頁
目、2頁目、…の順に重ねて載置する。
電源スイッチ301をオンすると次の各負荷の初期設定
が行なわれる。すなわち、綴じ止め機移動モータM3を設
定パルス数(たとえば20パルス)だけ正転させた後逆転
させ、綴じ止め機ホームポジションセンサPS10がオンと
なったところで停止させる。側板間隔調整モータM4は設
定パルス数(たとえば20パルス)だけ正転させた後逆転
させ、側板ホームポジションセンサPS4がオンとなった
ところで停止させる。紙押えバー駆動モータM5は紙押え
バーセンサPS11がオンするまで正転させ、パンチ駆動モ
ータM6はパンチセンサがオンするまで正転させる。スト
ッパー駆動モータM7は紙押えバー駆動モータM5およびパ
ンチ駆動モータM6の初期化が完了した後所定時間逆転さ
せた後ストッパーONセンサPS5がオンするまで正転させ
る。綴じ止め機駆動モータM9,M10は綴じ止め機センサPS
12,PS13がオンしている場合に限りそれらのセンサがオ
フするまで回転させる。以上が初期化動作である。
スタックモード 第12図はスタックモードのタイミングチャートを示
す。
複写装置2の操作パネルのモータ選択ボタン204を1
回押すことによりスタックモードを選択する。
一方、サイズ選択ボタン203を4回押して複写紙サイ
ズA4を選択する。
さて、時刻t1で複写ボタン202をオンすると、RDF装置
3はすでに説明したように動作して一番下の原稿(この
場合は3頁目の原稿)が送り出され複写装置2のガラス
板16上を移動される。この間光学系19により照射された
原稿画像の静電潜像が感光体23上に形成され、一連の電
子写真プロセスが進行する。
一方、サイズ選択ボタン203により選択されたA4サイ
ズの複写紙Fがカセット27から供給され、転写電極28に
よりこの複写紙Pに原稿画像の可視像が転写され、定着
装置30で定着された後排紙ローラ31により装置から排出
される。複写紙F11の排出は排紙マイクロスイッチMSに
より検知される。
複写ボタン202のオン信号は処理装置1の制御回路CPU
100に伝送され内蔵のスタートタイマTM1を始動させる。
スタートタイマTM1による所定時間の後、処理装置1の
複写紙搬送モータM2が始動する。その結果、複写装置2
から排出された1枚目の複写紙F11(3頁目)が経路切
換ゲート42により排出方向に向けられ、搬送ローラ41に
より搬送されて排紙皿40に排出される。複写紙F11の排
紙は排紙センサPS1により検知され、排紙センサPS1の出
力はセンサ入力回路101を介してCPU100に一旦入力さ
れ、CPU200にも送られる。CPU200は排紙センサPS1の出
力の立下りのタイミングでカウントアップしていく。
RDF装置3の動作として上で説明したように、RDF装置
3は原稿1枚目(3頁目)の送り出しに続いて原稿2枚
目(2頁目)を送り出し、複写装置2において1枚目と
同様に原稿画像を複写する。原稿3枚目についても同様
である。こうして複写された原稿画像は1枚目に続いて
順次複写装置2から排出される。排出された複写紙F12,
F13は処理装置1の搬送ローラ41により搬送されて排紙
皿40に排出される。この間もCPU200は排出センサPS1
出力の立下りタイミングでカウントアップしていく。
こうして1部(3枚)分の複写物F11,F12,F13が排紙
皿40に排出される間に、CPU200では排紙センサPS1の立
下りに基づくカウント値とRDF装置3に設けられた循環
排紙センサRS5の出力に基づくカウント値が比較され、
両者が一致したとき2部目のための原稿の送り出しが開
始する。
RDF装置3による2部目の原稿の送り出しと複写装置
2による複写さらには複写紙処理装置1による搬送およ
び排出は1部目の場合と全く同じであるので説明は省略
する。第12図には、2部目の複写物はF21,F22,F23とし
て示してある。
第12図からわかるように、2部目の最後(1頁目)の
複写物F23が複写装置2から排出され、そのことが排紙
マイクロスイッチMSにより検知されると、その後所定時
間後に複写動作が終了する。この複写動作の終了後所定
時間T2が経過したとき複写紙搬送モータM2を停止する。
この時間T2は複写動作終了時点t2からカウントを始める
CPU100内蔵のストップタイマTM2により定められる。
こうしてスタックモードが終了する。
綴じ止めモード 第13図は綴じ止めモードのタイミングチャートを示
す。
操作パネルのモード選択ボタン204を2回押して綴じ
止めモードを選択するとともに、サイズ選択ボタン203
を操作して複写紙サイズA4を選択する。また、綴じ止め
位置指定ボタン205をたとえば1回押して綴じ止め位置
を隅aに指定する。
さて時刻t1において複写ボタン202をオンすると、RDF
装置3により原稿が1枚ずつ送り出され、複写装置2で
電子写真プロセスにより複写されて装置2本体から排出
される。1部目の複写紙F11,F12,F13の排出は排紙マイ
クロスイッチMSにより検知され、CPU200はこのマイクロ
スイッチMSの出力に基づいて排出された複写紙の枚数を
カウントする。複写装置2から排出された複写紙の数
(この実施例では3)がRDF装置3の循環排紙センサRS5
の出力に基づくカウント値(この実施例では3)と一致
するとそのわずかな時間の後にラスト紙信号が出力す
る。このラスト紙信号と同時にCPU100に内蔵された綴じ
止めスタートタイマがカウントを開始する。
一方、複写ボタン202をオンした後CPU100内蔵のスタ
ートタイマTM1により定められる時間T1が経過すると、
搬送モータM2と、綴じ止め機移動モータM3と、側板間隔
調整モータM4と、スタッカーファン駆動モータM8が回転
するとともに経路切換ソレノイドSD1が付勢される。そ
の結果、搬送ローラ41が回転を始め、2台の綴じ止め機
60が摺動部材57,58を介してホームポジションからパン
チ機50の方向に移動し、側板43b1,43b2がホームポジシ
ョンからほぼ紙サイズに等しい位置まで移動し、スタッ
カーファンが回転を始め、経路切換ゲート42は複写物処
理方向に向けられる。このとき複写紙1枚ごとに側板43
b1と43b2を挟むように左右に揺動させて紙揃えを行な
う。
綴じ止め機移動モータM3および側板間隔調整モータM4
は電源投入時およびそれ以前の綴じ止め処理後には選択
した複写紙サイズにより決まる回転数だけ正転して(た
とえば20パルス分)その後逆転し、さらに前者について
はホームポジションセンサPS10がオンしたところで、ま
た、後者についてはホームポジションセンサPS4がオン
したところでそれぞれ停止するようにしてあるので必ず
ホームポジションに位置している。なお、両モータM3
よびM4とも最初の所定回転数正転したときホームポジシ
ョンセンサPS10およびPS4がオンであるときはそのセン
サがオフになるまで正転する。
そこで時刻t1から時間T1経過後に綴じ止め機移動モー
タM3は紙サイズA4よりやや外側の位置まで綴じ止め機60
を移動させる量だけ回転し、側板間隔調整モータM4は側
板43b1および43b2をほぼ紙サイズであるA4の位置まで移
動させる量だけ回転する。綴じ止め機60を紙サイズより
やや外側の位置に留めたのは、複数枚の複写紙をパンチ
したり綴じ止めたりする処理位置への開口部がそれほど
広くないのですべての複写紙がその処理位置に確実に入
るようにするためである。
処理装置1に順次送り込まれた複写紙F11,F12,F13
経路切換ゲート42により処理方向に向けて搬送ローラ44
により搬送されてスタッカー43への排紙は排紙センサPS
2により検知される。
ラスト紙信号の出力後綴じ止めスタートタイマTM3
よる設定時間T3が経過すると、CPU100に内蔵された紙押
えバー作動タイマTM4がカウントを開始するとともに、
紙押えバー駆動モータM5が回転する。一方、スタッカー
ファンはこの時点をもって停止する。紙押えバー作動タ
イマTM4による設定時間T4が経過したとき紙押えバー駆
動モータM5を停止するとともに綴じ止め機移動モータM3
が再び回転を始め2台の綴じ止め機がパンチ機50の方向
に移動し始める。モータM3は綴じ止め機60の綴じ止め位
置がサイズ選択ボタンにより選択されたサイズA4のやや
内側にくるように回転して停止する。
綴じ止め機移動モータM3が停止すると今度は綴じ止め
機駆動モータM9およびM10が回転を始める。駆動モータM
9,M10の回転がギヤ61および62を介してレバー63の直線
往復運動として伝達され、V字形レバーを支点Aを中心
に回動させる。その結果、レバー65が回動し押下げ片67
がばね66を圧縮しながら下降する。それにより薄板68が
ガイド69に沿って下降し、カートリッジ70に入っている
綴じ金を1つだけ切り離して複写物に食い込ませ綴じ止
めする。
綴じ止め機駆動モータM9,M10が停止したとき綴じ止め
機移動モータM3が逆転して綴じ止め機が選択サイズA4よ
りやや外側の位置まで移動する分だけ回転した後停止す
るとともに、紙押えバー駆動モータM5が回転し、紙押え
バーセンサPS11により駆動モータM5のホームポジション
が検知されたとき停止する。
一方このときストッパー駆動モータM7が逆転を始め、
これにより、第5図からわかるように、ピニオン447が
回転し、これと噛合した駆動棒446が後退する。その結
果、板材443が両側のガイド445により案内されながら後
退する。板材443がある程度後退するとガイド445の溝44
5aが傾斜していることからその前方に伸びる突片440、4
41が下降し、傾斜板43aの開口431a,431b,431cから引込
む。特に突片441の直立片441aが開口431bから引込むこ
とにより綴じ止めされた複写物(F11,F12,F13)が傾斜
板43a上を滑動し得る状態になる。ストッパー43cが所定
位置まで後退するとストッパーOFFセンサPS16がオンす
るのでストッパー駆動モータM7は停止する。
ストッパーOFFセンサPS16のオンと同時に複写紙搬送
モータM1が回転すると、第7図に示す軸466が回転さ
れ、ローラ463,464およびベルト465を介して送り出しロ
ーラ462が回転する。その結果、綴じ止めされて傾斜板4
3a上に載っている1部分の複写紙(F11,F12,F13)がこ
の送り出しローラ462により送り出されて傾斜板43a上を
滑り降りる。複写紙の幅方向に配置された2個の一時停
止センサPS7およびPS8が滑り降りる複写紙の先端を検知
すると、搬送クラッチMC(第9図参照)が働いて搬送ロ
ーラ47および48が回転を始める。搬送ローラ47により複
写紙が搬送され、その先端がトレイ排紙センサPS6によ
り検知されるとストッパー駆動モータM7が回転し始め第
5図に示す機構により板材443が前進する。
トレイ排紙センサPS6が複写紙の後端を検知してその
出力がオフとなったところでCPU100に内蔵されたM1オフ
タイマTM5がカウントを始める。このM1オフタイマTM5
より設定された所定時間T5が経過すると、複写紙搬送モ
ータM1が停止し、スタッカーファン駆動モータM8が再び
始動し送風が始まる。
この間にストッパー43Cが前進し、所定のストップ位
置に達するとストッパーONセンサPS5の出力がオフとな
る。このタイミングでストッパー駆動モータM7が停止す
る。
搬送された1部分の複写紙(F11,F12,F13)は収納ト
レイ46の昇降台46aに乗る。
処理装置1において上述したような複写紙1部目の綴
じ止め処理が行われている間に、RDF装置3は2部目の
複写紙処理のための原稿の送り出しを順次行ない、複写
装置2は1部目の複写物の場合と同様に電子写真プロセ
スによる複写動作が行なわれる。
第13図に示すように、2部目の複写物F21,F22,F23
複写装置2から順次排出されそれが排紙マイクロスイッ
チMS1により検知されてラスト紙信号が出力すると、綴
じ止めスタートタイマTM3がスタートして設定時間T3
計測する。設定時間T3経過後CPU100内蔵の紙押えバー作
動タイマTM4がカウントを開始するとともに、紙押えバ
ー駆動モータM5が回転する。その後のタイマおよびモー
タの作動シーケンスは1部目の複写物の場合と同じであ
るので説明は省略する。作動シーケンス上で1部目の複
写物処理と異なる点は、綴じ止め機60の動きと側板43
b1,43b2の動きである。すなわち綴じ止め機60は綴じ止
め作業後ホームポジションにもどる。これは綴じ止め機
60がホームポジションに達したことを綴じ止め機ホーム
ポジションセンサPS10により検知されるまで綴じ止め機
移動モータM3を回転し続けることにより実現される。ま
た側板43b1および43b2もホームポジションにもどされる
が、これは側板がホームポジションに達したことが側板
ホームポジションセンサPS4により検知されるまで側板
間隔調整モータM4を回転し続けることにより実現され
る。
この実施例は複写物を2部作る例を示しているので、
CPU100内蔵のM1オフタイマTM5が時間T5を計測したとき
もスタッカーファン駆動モータM8は始動しない。
こうして綴じ止めモードが終了する。
パンチ・綴じ止めモード 第14図はパンチ・綴じ止めモードのタイミングチャー
トを示す。
操作パネルのモード選択ボタン204を操作してパンチ
・綴じ止めモードを選択するとともに、サイズ選択ボタ
ン203を操作して複写紙サイズA4を選択する。また、パ
ンチ指定ボタン206を押して「パンチ要」の支持をす
る。
第14図のタイミングチャートを第13図のタイミングチ
ャートと比較するとわかるように、綴じ止め動作につい
ては全く同じでパンチ動作が付加されただけであり、こ
のためにパンチ駆動モードM6とパンチセンサPS9のシー
ケンスが付加されている。
そこで綴じ止め動作については上述した綴じ止めモー
ドの項を参照されたく、以下ではパンチ動作についての
み説明する。
CPU100に内蔵された紙押えバー作動タイマの設定時間
T3が経過したとき、パンチ駆動モータM6が回転を始め
る。第6図に示すように、パンチ機50はパンチ駆動モー
タM6が回転すると、ウォームギヤ51が回転し、これと噛
合したギヤ53が回転する。その結果ギヤ53の回転軸に固
定された2つの偏心ブロック54a,54bが回転するが、2
つの偏心ブロック54a,54bはある回転角度(たとえば50
度)だけずれた位置関係で固定されているので、揺動片
55a,55bを介してのパンチピン56a,56bによるパンチ作業
も時間的にずれる。このようにすることにより、パンチ
駆動モータM6にかかる付加を軽減することができる。
パンチセンサPS9がパンチ駆動モータM6が1回転した
ことを検知してその出力が“H"から“L"になると、パン
チ駆動モータM6が停止する。
第14図のタイミングチャートからわかるように、パン
チ作業の途中で上述した綴じ止め作業が行なわれ、両処
理が行なわれた1部目の複写紙F11,F12,F13は搬送ロー
ラ47,48により搬送されて収納トレイ46に排出される。
パンチ・綴じ止め処理後の排出作業は上述した綴じ止め
処理だけの場合と同じであるから説明は省略する。
次に2部目の複写紙についてのパンチ・綴じ止め処理
も1部目の場合と全く同じであるので説明は省略する。
こうして2部の複写物F21,F22,F23についてパンチに
よる穴あけと綴じ止め機による綴じ止めが済むと1部目
と同様にして収納トレイ46に排出される。
本実施例のように、2部の複写物を作る場合は問題な
いが、1度に作る複写紙の部数が多いときは、昇降台46
aの上に次々に排出されて重なった複写物の最上位のも
のが所定の上限レベルを越えたことがトレイ上限センサ
PS14により検知されると、トレイ昇降モータM11が回転
して昇降台46aを1段階下降させる。このときソレノイ
ドSD2が作動してトレイ昇降モータM11の回転軸にブレー
キをかけて昇降台46aがそれ以上下降しないようにす
る。昇降台46a上の複写物が増すにつれて同じ動作を繰
り返す。こうして昇降台46a上に複写物が重なって乗っ
ていき、昇降台46aが下降し下限位置まで低下したこと
がトレイ下限センサPS15により検知されたときは排出オ
ーバー信号を出力する。この排出オーバー信号に基づい
て警告ランプを点灯するか警告ブザーを鳴らせばよい。
上記実施例において、綴じ止め機に装填した綴じ金が
なくなったときはあらかじめ設けたセンサから綴じ金切
れ信号を出して警告するようにしたり、パンチの際に出
る打抜きかすが容器にいっぱいになったときは警告する
ようにすると使う上で便利である。
次に上記綴じ止めモードまたはパンチ、綴じ止めモー
ドにおいて処理後に排出する複写紙が紙詰り(いわゆる
ジャム)を起こした場合の動作について説明する。
上述したように、パンチ処理または綴じ止め処理が終
了してストッパー43cが後退してストッパーOFFセンサPS
16がオンしてから一時停止センサPS7およびPS8が処理済
み複写紙の先端を検知するまでの時間をCPU100が計測し
ており、この時間が所定時間(たとえば2.3秒)を越え
たときは紙詰りが生じたと判断して、複写紙搬送モータ
M1は即時停止させるが、複写紙搬送モータM2は回転を継
続し、その代りにソレノイドSD1を非励磁として経路切
換ゲート42を第1の位置とする。その結果、複写装置2
から排出される複写紙を排紙皿40に排出し、最後の複写
紙が排出されたことを排紙センサPS1で検知した後複写
紙搬送モータM2を停止する。
ところでこの紙詰り(ジャム)が発生したとき、紙押
えバー駆動モータM5は紙押えバーセンサPS11によるホー
ムポジションの検知まで回転を続ける。その結果、紙押
えバー81は最上昇位置すなわちホームポジションまで移
動し、そこで停止する。
このように、ジャムが発生したときは紙押えバーが最
上昇位置にくるので、処理ユニット45を手前に引き出し
てジャム処理をするのが容易になる。またジャム処理後
次の一組のパンチ処理または綴じ止め処理をするに当り
紙押えバー81がホームポジションにあるのですぐに次の
処理に入ることができる。
本発明の記録紙処理装置は複写装置と組合せて複写紙
処理装置として用いるのが好適であるが、組合せる相手
としては複写装置に限らず、印刷機とかカード処理機の
ように複数枚の定型書類を扱う記録装置でもよいことは
もちろんである。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明においては、外部から1
枚ずつ供給される一組の記録紙を供給順に重ねて保持
し、その一組の記録紙を保持位置でパンチ処理または綴
じ止め処理するように構成した記録紙処理装置におい
て、処理済みの記録紙がその排出途中で紙詰りを起した
ときは紙押えバーを最上の初期位置まで移動するように
構成したので、ジャム処理が容易になるとともに、ジャ
ム処理後すぐに次の処理動作に入ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による記録紙処理装置の一例としての複
写紙処理装置を複写装置と組合せて用いた状態で示す概
略線図、第2図は複写装置の一部をなす循環式自動原稿
給送装置(RDF装置)の概略線図、第3図は本発明によ
る記録紙処理装置の要部を示す斜視図、第4図は本発明
による記録紙処理装置の傾斜板の裏面図、第5図はスト
ッパーの駆動機構、第6図は処理ユニットを綴じ止め機
を取外した状態で示す斜視図、第7図は処理した複写紙
の送出し機構の斜視図、第8図は紙押えバーの駆動機
構、第9図は複写紙記録装置におけるモータ、センサ、
ソレノイドの配置図、第10図は第1図に示した複写紙処
理装置と複写装置の制御回路、第11図は本発明による複
写紙処理位置を示す図、第12図は本発明におけるスタッ
クモードのタイミングチャート、第13図は本発明におけ
る綴じ止めモードのタイミングチャート、第14図は本発
明におけるパンチ・綴じ止めモードのタイミングチャー
トである。 1……複写紙処理装置、2……複写装置、3……RDF装
置、40……排紙皿、41……搬送ローラ、42……経路切換
ゲート、43……スタッカー、45……処理ユニット、46…
…収納トレイ、47,48……搬送ローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部から1枚ずつ供給される一組の記録紙
    を供給順に重ねて一旦保持し、その保持位置でパンチ処
    理または綴じ止め処理する記録装置において、処理に先
    立って記録紙の処理部を押える紙押え部材と、処理済み
    の記録紙を排出する途中で紙詰りを起したときは前記紙
    押え部材を所定の最上昇位置まで移動する移動機構とを
    設けたことを特徴とする記録紙処理装置。
JP62203573A 1987-08-18 1987-08-18 記録紙処理装置 Expired - Lifetime JPH0811656B2 (ja)

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EP2112112A2 (en) 2008-04-24 2009-10-28 Ricoh Company, Limited Paper Folding Device And Image Forming Apparatus

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EP2112112A2 (en) 2008-04-24 2009-10-28 Ricoh Company, Limited Paper Folding Device And Image Forming Apparatus

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