JPH0811650A - 自動車内装材の基材の製造方法及び自動車内装材の基材 - Google Patents
自動車内装材の基材の製造方法及び自動車内装材の基材Info
- Publication number
- JPH0811650A JPH0811650A JP6144825A JP14482594A JPH0811650A JP H0811650 A JPH0811650 A JP H0811650A JP 6144825 A JP6144825 A JP 6144825A JP 14482594 A JP14482594 A JP 14482594A JP H0811650 A JPH0811650 A JP H0811650A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 白色等の黒色以外の不織布を原料とし、この
不織布を黒色に染める前工程が不要とされる黒色の自動
車内装材の基材の製造方法を提供する。 【構成】 水溶性フェノール樹脂99%及びアゾ系染料
1%を混合した溶液槽1に白色のスパンボンド不織布2
(ポリエステル100 %、30〜50g/m2 )をローラー3で
送り、前記混合溶液を含浸量50g/m2 で、含浸させ、得
られた含浸不織布2Aをローラー4で乾燥炉5に送り、
温度130℃の蒸気を用いて1分20秒乾燥し、揮発分
8〜10%とした。乾燥後の不織布2Bをカッター6に
て定寸にカットし、得られた二枚のカット不織布2C,
2Cをロックウール7の上下に置いた三層板8を、自動
車内装材の所定形状の成形型9に入れて熱加圧を行っ
た。この際の加熱によりカット不織布2C,2Cに含浸
されたアゾ染料が黒化し、水溶性フェノール樹脂が硬化
することにより、黒色の所定形状の自動車内装材の基材
10を得た。
不織布を黒色に染める前工程が不要とされる黒色の自動
車内装材の基材の製造方法を提供する。 【構成】 水溶性フェノール樹脂99%及びアゾ系染料
1%を混合した溶液槽1に白色のスパンボンド不織布2
(ポリエステル100 %、30〜50g/m2 )をローラー3で
送り、前記混合溶液を含浸量50g/m2 で、含浸させ、得
られた含浸不織布2Aをローラー4で乾燥炉5に送り、
温度130℃の蒸気を用いて1分20秒乾燥し、揮発分
8〜10%とした。乾燥後の不織布2Bをカッター6に
て定寸にカットし、得られた二枚のカット不織布2C,
2Cをロックウール7の上下に置いた三層板8を、自動
車内装材の所定形状の成形型9に入れて熱加圧を行っ
た。この際の加熱によりカット不織布2C,2Cに含浸
されたアゾ染料が黒化し、水溶性フェノール樹脂が硬化
することにより、黒色の所定形状の自動車内装材の基材
10を得た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンフードサイレ
ンサー、エンジンアンダーカバーサイレンサー等の黒色
の自動車内装材の基材の新規な製造方法及び該製造方法
により製造された自動車内装材の基材に関する。
ンサー、エンジンアンダーカバーサイレンサー等の黒色
の自動車内装材の基材の新規な製造方法及び該製造方法
により製造された自動車内装材の基材に関する。
【0002】
【従来の技術】上記自動車内装材の基材は汚れを目だた
なくする美観的な理由から、黒色とされる必要がある。
従来の上記自動車内装材の基材の製造方法においては、
熱硬化性樹脂を含浸させた黒色の不織布の間にガラスウ
ールを挟んで得られる三層板を所定形状の型に入れ、熱
加圧プレスすることにより熱硬化性樹脂を硬化させ、黒
色のサイレンサー等の基材を得ていた。上記黒色の不織
布としては、素材が黒色の不織布を使用するか又は一般
のナチュラル色(白色)の不織布を黒色に染め上げて得
られた黒色の不織布を使用していた。
なくする美観的な理由から、黒色とされる必要がある。
従来の上記自動車内装材の基材の製造方法においては、
熱硬化性樹脂を含浸させた黒色の不織布の間にガラスウ
ールを挟んで得られる三層板を所定形状の型に入れ、熱
加圧プレスすることにより熱硬化性樹脂を硬化させ、黒
色のサイレンサー等の基材を得ていた。上記黒色の不織
布としては、素材が黒色の不織布を使用するか又は一般
のナチュラル色(白色)の不織布を黒色に染め上げて得
られた黒色の不織布を使用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】白色の不織布は生産量
が多く、安価であるが、従来のサイレンサー等の製造に
使用するためには黒色に染める前工程が必要であり、コ
ストアップの原因になっていた。そこで本発明の課題
は、白色等の黒色以外の不織布を使用して黒色の自動車
内装材の基材を得ることができ、従来の白色等の黒色以
外の不織布を黒色に染める前工程を不要とした自動車内
装材の基材の製造方法及び該製造方法により得られる自
動車内装材の基材を提供することにある。
が多く、安価であるが、従来のサイレンサー等の製造に
使用するためには黒色に染める前工程が必要であり、コ
ストアップの原因になっていた。そこで本発明の課題
は、白色等の黒色以外の不織布を使用して黒色の自動車
内装材の基材を得ることができ、従来の白色等の黒色以
外の不織布を黒色に染める前工程を不要とした自動車内
装材の基材の製造方法及び該製造方法により得られる自
動車内装材の基材を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題解決のために請
求項1に記載の自動車内装材の基材の製造方法において
は、芯材の少なくとも上面あるいは下面を含浸不織布で
覆う工程及びこの覆われた芯材を所定形状の型に入れ
て、熱加圧する工程を有する自動車内装材の製造方法に
おいて、前記含浸不織布は、前記熱加圧する工程におけ
る加熱により熱硬化する熱硬化性樹脂及び前記熱加圧す
る工程における加熱により黒変する熱黒色性染料を黒色
以外の不織布に含浸させて得られたものであることを特
徴とする。また請求項2に記載の自動車内装材の基材
は、芯材の少なくとも上面あるいは下面を含浸不織布で
覆い、所定形状の型に入れて、熱加圧することにより得
られる前記所定形状を有し、芯材の少なくとも上面ある
いは下面が前記熱硬化性樹脂が硬化した黒色の不織布で
覆われた自動車内装材の基材であって、前記含浸不織布
は、前記熱加圧する際における加熱により熱硬化する熱
硬化性樹脂及び前記熱加圧する際における加熱により黒
変する熱黒色性染料を黒色以外の不織布に含浸させて得
られたものであることを特徴とする。
求項1に記載の自動車内装材の基材の製造方法において
は、芯材の少なくとも上面あるいは下面を含浸不織布で
覆う工程及びこの覆われた芯材を所定形状の型に入れ
て、熱加圧する工程を有する自動車内装材の製造方法に
おいて、前記含浸不織布は、前記熱加圧する工程におけ
る加熱により熱硬化する熱硬化性樹脂及び前記熱加圧す
る工程における加熱により黒変する熱黒色性染料を黒色
以外の不織布に含浸させて得られたものであることを特
徴とする。また請求項2に記載の自動車内装材の基材
は、芯材の少なくとも上面あるいは下面を含浸不織布で
覆い、所定形状の型に入れて、熱加圧することにより得
られる前記所定形状を有し、芯材の少なくとも上面ある
いは下面が前記熱硬化性樹脂が硬化した黒色の不織布で
覆われた自動車内装材の基材であって、前記含浸不織布
は、前記熱加圧する際における加熱により熱硬化する熱
硬化性樹脂及び前記熱加圧する際における加熱により黒
変する熱黒色性染料を黒色以外の不織布に含浸させて得
られたものであることを特徴とする。
【0005】前記熱硬化性樹脂としては、フェノール、
メラミン、ユリア、不飽和ポリエステル、ウレタンなど
の各樹脂が挙げられる。フェノール、メラミン、ユリア
などの各樹脂が前記した他の樹脂より安価であり、水溶
性であるためより好ましい。前記熱黒色性染料とは加熱
により黒変する染料を意味し、例えば、アゾ系染料が挙
げられる。前記芯材としては例えば、グラスウール、ロ
ックウールが挙げられる。
メラミン、ユリア、不飽和ポリエステル、ウレタンなど
の各樹脂が挙げられる。フェノール、メラミン、ユリア
などの各樹脂が前記した他の樹脂より安価であり、水溶
性であるためより好ましい。前記熱黒色性染料とは加熱
により黒変する染料を意味し、例えば、アゾ系染料が挙
げられる。前記芯材としては例えば、グラスウール、ロ
ックウールが挙げられる。
【0006】
【作用】請求項1に記載の自動車内装材の基材の製造方
法及び請求項2に記載の自動車内装材の基材によると、
前記熱硬化性樹脂含浸不織布には、熱硬化性樹脂及び熱
黒色性染料が含浸されているので、所定形状の型に入れ
て、熱加圧する工程において、熱黒色性染料が加熱によ
り黒変し、黒色以外の不織布は黒色とされ、熱硬化性樹
脂は硬化して所定形状に成形された自動車内装材の基材
が得られる。この自動車内装材の基材は芯材の少なくと
も上面あるいは下面が前記熱硬化性樹脂が硬化した黒色
の不織布で覆われているので、黒色の不織布で覆われて
いる上面又は下面を外面とすることにより、黒色の外観
の自動車内装材の基材が得られる。
法及び請求項2に記載の自動車内装材の基材によると、
前記熱硬化性樹脂含浸不織布には、熱硬化性樹脂及び熱
黒色性染料が含浸されているので、所定形状の型に入れ
て、熱加圧する工程において、熱黒色性染料が加熱によ
り黒変し、黒色以外の不織布は黒色とされ、熱硬化性樹
脂は硬化して所定形状に成形された自動車内装材の基材
が得られる。この自動車内装材の基材は芯材の少なくと
も上面あるいは下面が前記熱硬化性樹脂が硬化した黒色
の不織布で覆われているので、黒色の不織布で覆われて
いる上面又は下面を外面とすることにより、黒色の外観
の自動車内装材の基材が得られる。
【0007】
実施例 本発明の第一実施例を図1及び図2に基づいて説明す
る。図1は本例の自動車内装材の基材の製造方法の工程
説明図であり、図2は本例の製造方法により得られる自
動車内装材の基材の自動車内設置図である。熱硬化性樹
脂として水溶性フェノール樹脂(固形分50%、揮発性50
%、pH9.0、熱硬化温度220 ℃)99%及び熱黒色性染
料としてアゾ系染料1%(1:2型金属錯塩染料、販売
元 保土谷化学工業株式会社、製品名 Black-1 W-Liq)
を混合した溶液槽1に白色のスパンボンド不織布2(ポ
リエステル100 %、かさ比重30〜50g/m2 )をローラー
3で送り、前記混合溶液に含浸させ、含浸不織布2Aを
得た。混合溶液の含浸量は50g/m2 であった。次に含浸
不織布2Aをローラー4で乾燥炉5に送り、温度130
℃の蒸気を接触させて、1分20秒乾燥し、揮発性8〜
10%とした。なお加熱炉5において5Aは蒸気供給装
置であり5Bは蒸気回収装置であって蒸気供給装置5A
と蒸気回収装置5B間を通過する際に含浸不織布2Aが
乾燥される。乾燥後の不織布2Bはカッター6にて順次
定寸にカットした。定寸にカットされた二枚のカット不
織布2C,2Cをロックウール7の上下に置いて、グラ
スウール7を挟んだ三層板8とし、これを自動車内装材
の基材の所定形状のキャビティを有する上下の成形型9
間に入れて熱加圧を温度220℃にて90秒間行い、必
要クリアランスまで圧締した。この際の加熱により、カ
ット不織布2C,2Cに含浸されたアゾ染料が黒化し、
水溶性フェノールが硬化することにより、黒色の所定形
状の自動車内装材の基材10を得た。成形型9の形状を
所定形状とすることにより図2に示されるようなエンジ
ンメインガバーサイレンサー11、フロントフロアサイ
レンサー12、エンジンサブカバーサイレンサー13等
の自動車内装材の基材が得られる。
る。図1は本例の自動車内装材の基材の製造方法の工程
説明図であり、図2は本例の製造方法により得られる自
動車内装材の基材の自動車内設置図である。熱硬化性樹
脂として水溶性フェノール樹脂(固形分50%、揮発性50
%、pH9.0、熱硬化温度220 ℃)99%及び熱黒色性染
料としてアゾ系染料1%(1:2型金属錯塩染料、販売
元 保土谷化学工業株式会社、製品名 Black-1 W-Liq)
を混合した溶液槽1に白色のスパンボンド不織布2(ポ
リエステル100 %、かさ比重30〜50g/m2 )をローラー
3で送り、前記混合溶液に含浸させ、含浸不織布2Aを
得た。混合溶液の含浸量は50g/m2 であった。次に含浸
不織布2Aをローラー4で乾燥炉5に送り、温度130
℃の蒸気を接触させて、1分20秒乾燥し、揮発性8〜
10%とした。なお加熱炉5において5Aは蒸気供給装
置であり5Bは蒸気回収装置であって蒸気供給装置5A
と蒸気回収装置5B間を通過する際に含浸不織布2Aが
乾燥される。乾燥後の不織布2Bはカッター6にて順次
定寸にカットした。定寸にカットされた二枚のカット不
織布2C,2Cをロックウール7の上下に置いて、グラ
スウール7を挟んだ三層板8とし、これを自動車内装材
の基材の所定形状のキャビティを有する上下の成形型9
間に入れて熱加圧を温度220℃にて90秒間行い、必
要クリアランスまで圧締した。この際の加熱により、カ
ット不織布2C,2Cに含浸されたアゾ染料が黒化し、
水溶性フェノールが硬化することにより、黒色の所定形
状の自動車内装材の基材10を得た。成形型9の形状を
所定形状とすることにより図2に示されるようなエンジ
ンメインガバーサイレンサー11、フロントフロアサイ
レンサー12、エンジンサブカバーサイレンサー13等
の自動車内装材の基材が得られる。
【0008】本例で使用されているアゾ系染料は水溶性
フェノールとの合計量に対して、1〜5重量%使用され
るのがコストの点から好ましい。そして本例で使用され
ているアゾ系染料は水溶性フェノール溶液中でも化学的
に安定であり、熱に対しても安定しいるのでより好まし
い。本例で使用されているスパンボンド不織布2は成形
性が良く、良く伸びるため、より好ましく、ポリエステ
ル100%であるため、熱に強く、安価であり、より好
ましい。従来安価の白色不織布を原料とする場合は白色
不織布を黒色に染める面倒な前工程を必要としたが、本
例の製造方法によるとアゾ系の熱黒色性染料を含ませた
熱硬化性樹脂液(すなわち混合溶液)を白色不織布に含
浸、乾燥させる簡単な工程で済み、黒変は熱加圧にて成
形と同時に行うため、実地し易い簡便な製造工程となし
得る。なお混合溶液の白色不織布への含浸は混合溶液を
白色不織布にスプレーする手段としてもよい。さらに従
来の製造工程においては成形型9に入れて熱加圧を行う
工程において不織布の黒色が損失する場合があり問題と
されていたが、本例の製造工程においてはこの熱加圧の
熱によって黒変する染料が使用されているので、黒色が
損失する問題が生じない。また熱加圧を行う工程におい
て加熱不十分であるとフェノールが未硬化の部分で存在
するため、本例の製造方法によるとアゾ系染料も黒変し
ないので、未黒変化部分の有無を調べることにより、フ
ェノールの未硬化部分の有無が容易に識別できる。従っ
て、不良品の識別が容易とされ、生産性が向上する。
フェノールとの合計量に対して、1〜5重量%使用され
るのがコストの点から好ましい。そして本例で使用され
ているアゾ系染料は水溶性フェノール溶液中でも化学的
に安定であり、熱に対しても安定しいるのでより好まし
い。本例で使用されているスパンボンド不織布2は成形
性が良く、良く伸びるため、より好ましく、ポリエステ
ル100%であるため、熱に強く、安価であり、より好
ましい。従来安価の白色不織布を原料とする場合は白色
不織布を黒色に染める面倒な前工程を必要としたが、本
例の製造方法によるとアゾ系の熱黒色性染料を含ませた
熱硬化性樹脂液(すなわち混合溶液)を白色不織布に含
浸、乾燥させる簡単な工程で済み、黒変は熱加圧にて成
形と同時に行うため、実地し易い簡便な製造工程となし
得る。なお混合溶液の白色不織布への含浸は混合溶液を
白色不織布にスプレーする手段としてもよい。さらに従
来の製造工程においては成形型9に入れて熱加圧を行う
工程において不織布の黒色が損失する場合があり問題と
されていたが、本例の製造工程においてはこの熱加圧の
熱によって黒変する染料が使用されているので、黒色が
損失する問題が生じない。また熱加圧を行う工程におい
て加熱不十分であるとフェノールが未硬化の部分で存在
するため、本例の製造方法によるとアゾ系染料も黒変し
ないので、未黒変化部分の有無を調べることにより、フ
ェノールの未硬化部分の有無が容易に識別できる。従っ
て、不良品の識別が容易とされ、生産性が向上する。
【0009】
【発明の効果】請求項1に記載の自動車内装材の基材の
製造方法によれば、白色等の黒色以外の不織布を用いて
黒色の自動車内装材の基材を簡単に得ることができる。
請求項1に記載の発明における黒色化は熱黒色性染料を
含ませた熱硬化性樹脂液を白色等の黒色以外の不織布に
含浸させ、これを熱加圧の成形とともに黒変させるため
製造し易いものである。請求項1に記載の自動車内装材
の基材の製造方法及び請求項2に記載の自動車内装材の
基材によると、生産ロットが多い安価の白色等の黒色以
外の不織布が使用でき、コストダウンを図ることができ
る。
製造方法によれば、白色等の黒色以外の不織布を用いて
黒色の自動車内装材の基材を簡単に得ることができる。
請求項1に記載の発明における黒色化は熱黒色性染料を
含ませた熱硬化性樹脂液を白色等の黒色以外の不織布に
含浸させ、これを熱加圧の成形とともに黒変させるため
製造し易いものである。請求項1に記載の自動車内装材
の基材の製造方法及び請求項2に記載の自動車内装材の
基材によると、生産ロットが多い安価の白色等の黒色以
外の不織布が使用でき、コストダウンを図ることができ
る。
【図1】本例の自動車内装材の基材の製造工程説明図で
ある。
ある。
【図2】本例の自動車内装材の基材の自動車内設置図で
ある。
ある。
1 溶液槽 2 白色のスパンボンド不織布 2A 含浸不織布 2B 乾燥後の不織布 2C カット不織布 3 ローラー 4 ローラー 5 乾燥炉 6 カッター 7 ロックウール 8 三層板 9 成形型 10 黒色の所定形状の自動車内装材の基材 11 エンジンメインガバーサイレンサー 12 フロントフロアサイレンサー 13 エンジンサブカバーサイレンサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 105:08 B29L 31:58 (72)発明者 石濱 秀宣 愛知県安城市和泉町北大木4−14 株式会 社タケヒロ安城工場内 (72)発明者 石田 昌信 愛知県豊明市二村台五丁目1の1 株式会 社イシダ内 (72)発明者 加藤 義昭 愛知県海部郡甚目寺町大字上萱津字深見24 番地 アイカ工業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 芯材の少なくとも上面あるいは下面を含
浸不織布で覆う工程及びこの覆われた芯材を所定形状の
型に入れて、熱加圧する工程を有する自動車内装材の基
材の製造方法において、前記含浸不織布は、前記熱加圧
する工程における加熱により熱硬化する熱硬化性樹脂及
び前記熱加圧する工程における加熱により黒変する熱黒
色性染料を黒色以外の不織布に含浸させて得られたもの
であることを特徴とする自動車内装材の基材の製造方
法。 - 【請求項2】 芯材の少なくとも上面あるいは下面を含
浸不織布で覆い、所定形状の型に入れて、熱加圧するこ
とにより得られる前記所定形状を有し、芯材の少なくと
も上面あるいは下面が前記熱硬化性樹脂が硬化した黒色
の不織布で覆われた自動車内装材の基材であって、前記
含浸不織布は、前記熱加圧する際における加熱により熱
硬化する熱硬化性樹脂及び前記熱加圧する際における加
熱により黒変する熱黒色性染料を黒色以外の不織布に含
浸させて得られたものであることを特徴とする自動車内
装材の基材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6144825A JPH0811650A (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | 自動車内装材の基材の製造方法及び自動車内装材の基材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6144825A JPH0811650A (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | 自動車内装材の基材の製造方法及び自動車内装材の基材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0811650A true JPH0811650A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=15371336
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6144825A Pending JPH0811650A (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | 自動車内装材の基材の製造方法及び自動車内装材の基材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0811650A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006513925A (ja) * | 2003-01-27 | 2006-04-27 | リーター テクノロジーズ アー ゲー | エンジンルーム仕切り層 |
US7311079B2 (en) | 2004-03-05 | 2007-12-25 | Ford Global Technologies Llc | Engine system and method with cylinder deactivation |
-
1994
- 1994-06-27 JP JP6144825A patent/JPH0811650A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006513925A (ja) * | 2003-01-27 | 2006-04-27 | リーター テクノロジーズ アー ゲー | エンジンルーム仕切り層 |
US7311079B2 (en) | 2004-03-05 | 2007-12-25 | Ford Global Technologies Llc | Engine system and method with cylinder deactivation |
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