JPH08116192A - 同軸ケーブルのシールド構造 - Google Patents

同軸ケーブルのシールド構造

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JPH08116192A
JPH08116192A JP25322994A JP25322994A JPH08116192A JP H08116192 A JPH08116192 A JP H08116192A JP 25322994 A JP25322994 A JP 25322994A JP 25322994 A JP25322994 A JP 25322994A JP H08116192 A JPH08116192 A JP H08116192A
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JP
Japan
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circuit board
coaxial cable
pattern
circuit
shield cover
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JP25322994A
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Toshihiko Akaha
敏彦 赤羽
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路基板に実装された電子部品間を接続する
同軸ケーブルを電磁ノイズから保護することができ、し
かも、回路基板の部品実装領域の減少、回路パターンの
引回しの困難性、発熱部品の放熱性の低下等の問題も生
じない同軸ケーブルのシールド構造の提供。 【構成】 同軸ケーブル12は回路基板3Aに形成され
た穴部33,34を通されて中途部分123が回路基板
3Aの背面32に配置され、この同軸ケーブル12の中
途部分123は背面32に設けられたSGパターン16
及びシールドカバー18で覆われている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回路基板に設けられた電
子部品間を電気的に接続する同軸ケーブルのシールド構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に通信装置の架内に収納される電子
機器ユニットを示す。この電子機器ユニット1は、シェ
ルフ2内に多数の回路基板3が並列に実装されて構成さ
れており、シェルフ2内に設けられたマザーボード(図
示せず)に設けられたコネクタ5に回路基板3の先端に
設けられたコネクタ6が電気的に接続されている。
【0003】回路基板3の部品実装面3aには、図7及
び図8に示すように、前記したコネクタ6の他に、所定
の機能を有する単位回路で構成されたモジュール7、電
磁波ノイズの発信源となる電子部品8、発熱源となる電
子部品9等の各種の電子部品が実装されており、これら
の電子部品は回路パターン11で接続され、また、図7
に示すようにコネクタ6とモジュール7とを同軸ケーブ
ル12で接続することにより、或いは、図8に示すよう
にモジュール7,7間を同軸ケーブル12で接続するこ
とにより導波路を形成している。また、この回路基板3
は、シェルフ1内に並列する状態に配置されるので、隣
接する回路基板3から発振される電磁ノイズの影響を受
け易い。そのため、回路基板3の部品実装面3aとは反
対側の面3b側はシールドカバー14で覆われている。
【0004】この従来の回路基板3によると、同軸ケー
ブル12の近傍にノイズ発信源となる電子部品8や回路
パターン11のうちの電源用の回路パターン11aが位
置していると、これらの電子部品8や電源パターン11
aから発信されたノイズを同軸ケーブル12が拾い回路
の電気的特性の劣化をもたらすという不具合があった。
また、回路基板3には電子部品が高密度に実装されるの
で、これらの電子部品8や電源パターン11aを同軸ケ
ーブル12に影響を与えない程度まで遠ざけることも困
難であった。
【0005】一方、図9に示すように、同軸ケーブル1
2をシールドカバー16で覆うことにより同軸ケーブル
12へのノイズの影響を防ぐ構成とした場合には、この
シールドカバー16の領域には電子部品を実装できなく
なり、また、このシールドカバー16に対応させてSG
パターン(シグナルグランドパターン)を設ける必要が
あるので回路パターン11の引回しが困難になるという
問題があり、また、シールドカバー16が発熱部品9の
上方に位置する場合には、発熱部品9から発生する熱で
暖められた空気の自然対流がこのシールドカバー16に
より阻害されるので発熱部品9の放熱を良好に行えなく
なるという問題が生じる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来の回
路基板では、電子部品間を接続する同軸ケーブルが他の
電子部品等から発信された電磁ノイズを拾い、回路の電
気的特性が低下するという問題点があった。一方、電磁
ノイズの影響を受けないように同軸ケーブルをシールド
カバーで覆う従来のシールド構造においては、電子部品
の実装領域が減少するという問題や、回路パターンの引
回しが困難になるという問題があり、また、発熱部品の
上方にシールドカバーが配置されている場合には、この
シールドカバーの存在により発熱部品の放熱性が低下す
るという問題が生じる。
【0007】本発明はこのような従来の欠点を解決する
べくなされたものであり、回路基板に実装された電子部
品を接続する同軸ケーブルを電磁ノイズから保護するこ
とができ、しかも、回路基板の部品実装領域の減少、回
路パターンの引回しの困難性、発熱部品の放熱性の低下
等の問題も生じない同軸ケーブルのシールド構造を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、回路基板の
一方の面に設けられた第1の電子部品に一端側が接続さ
れ前記回路基板の前記一方の面に設けられた第2の電子
部品に他端側が接続される同軸ケーブルのシールド構造
において、前記同軸ケーブルは前記一端側及び他端側の
近傍部分が前記回路基板に形成された穴部又は切欠きに
通されて中途部分が前記回路基板の他方の面に位置付け
られ、前記回路基板の前記他方の面には前記同軸ケーブ
ルの中途部分が配置される部分にシグナルグランドパタ
ーンが設けられ、かつ、このシグナルグランドパターン
の部分には前記同軸ケーブルの中途部分を覆うシールド
カバーが設けられた構成となっている。
【0009】
【作用】本発明では、回路基板の一方の面に実装された
第1及び第2の電子部品を接続する同軸ケーブルはその
両端部分を除いて回路基板の他方の面側に位置付けられ
てSGパターン及びシールドカバーで覆われているの
で、この同軸ケーブルが電磁ノイズを拾うことはない。
また、同軸ケーブルの大部分は他方の面側に位置付けら
れているので部品実装面である一方の面の電子部品の実
装領域は増大し、発熱部品の放熱性は良好となる。ま
た、SGパターンは他方の面に設けられているので、こ
のSGパターンが回路基板の一方の面における回路パタ
ーンの引回しの妨げとなることはない。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図5を参照
して詳述する。図1乃至図4は第1の実施例を示す図で
あり、図1は同軸ケーブル用シールドカバーを取り付け
る状態を回路基板の背面側から示した要部斜視図、図2
は回路基板を前面側から示した斜視図、図3は背面シー
ルドカバーを取り付ける状態を回路基板の背面側から示
した要部斜視図、図4は本発明の放熱効果を示す回路基
板の要部斜視図である。
【0011】本例の回路基板3Aは、従来の回路基板3
と同様、図6に示すシェルフ2に並列に実装される回路
基板であり、図2に示すように、回路基板3Aの部品実
装面である前面(一方の面)31側には、シェルフ2内
のマザーボードに設けられたコネクタ5に接続されるコ
ネクタ6、所定機能を有する単位回路で構成されたモジ
ュール7、電磁ノイズの発信源となる電子部品8、発熱
源となる電子部品9等の各種の電子部品が実装されてお
り、これらの電子部品は回路パターン11で接続され、
また、第1の電子部品であるところのモジュール7と第
2の電子部品であるところのコネクタ6は同軸ケーブル
12で接続されることにより導波路が形成されている。
また、回路基板3Aの背面(他方の面)32側にはシー
ルドカバー(以下、背面用シールドカバーという)14
が設けられており、隣接する回路基板3Aから発信され
る電磁ノイズにより各電子部品が影響を受けることを防
止している。この回路基板3Aにおいては、回路基板3
Aの前面31側に配置されたノイズ発信源となる電子部
品8や回路パターン11のうちの電源用の回路パターン
(以下、電源パターンという)11aから発信される電
磁ノイズを同軸ケーブル12が拾うことがないように以
下のようなシールド構造が用いられている。
【0012】回路基板3Aには、モジュール7の近傍及
びコネクタ6の近傍に穴部33,34が穿設されてお
り、同軸ケーブル12は、モジュール7に接続されてい
る一端121側の近傍部分は穴部33に通され、また、
コネクタ6に接続されている他端122側の近傍部分は
穴部34に通されている。従って、同軸ケーブル12
は、両端部分を除いたほぼ全体の部分(以下、中途部分
という)123が回路基板3Aの背面32に配置されて
いる。
【0013】一方、図1に示すように、回路基板3Aの
背面32には、同軸ケーブルの中途部分123が配置さ
れる部分にSGパターン16が設けられており、このS
Gパターン16の領域内には、同軸ケーブルの中途部分
を覆うためのシールドカバー(以下、同軸ケーブル用シ
ールドカバーという)18を位置決めするための穴部1
61が多数設けられている。同軸ケーブル用シールドカ
バー18は金属の薄板で箱形に形成されており、穴部1
61に挿入される位置決め用の突起181が周縁に設け
られている。そして、このシールドカバー18は突起1
81が穴部161に挿入され、ねじ止め、半田付け等の
固定手段により回路基板3Aに取り付けられる。従っ
て、同軸ケーブル12の中途部分123は、回路基板3
Aの背面32側においてSGパターン16及び同軸ケー
ブル用シールドカバー18で覆われた状態となる。尚、
図3に示すように、回路基板3Aの背面32には背面用
シールドカバー14を取り付けるが、この背面用シール
ドカバー14は同軸ケーブル用シールドカバー18を含
む背面32全体を覆っても良く、また、同軸ケーブル用
シールドカバー18を除いた背面32の部分を覆っても
良い。
【0014】上記のように本例のシールド構造では、同
軸ケーブル12の中途部分123はSGパターン16と
同軸ケーブル用シールドカバー18で覆われているの
で、電子部品8や電源パターン11aから発信される電
磁ノイズを同軸ケーブル12が拾うことはなく、従っ
て、回路基板3Aの回路の電気的特性が劣化することは
ない。また、SGパターン16及び同軸ケーブル用シー
ルドカバー18は回路基板3Aの背面32に設けられて
いるので、部品実装面である回路基板12の前面31側
の電子部品実装領域が低下することがなく、かえって、
同軸ケーブル12の大部分が背面32側に配置されたこ
とにより、電子部品実装領域は増大する。また、SGパ
ターン16が回路基板の前面31側における回路パター
ン11の妨げとなることもない。さらにまた、同軸ケー
ブル12の下方に発熱部品9が配置されている場合であ
っても、図4に示すように、発熱部品9で暖められて上
昇する空気を同軸ケーブル12や同軸ケーブル用シール
ドカバー18が妨げることはないので、空気の自然対流
による電子部品の放熱も良好となる。
【0015】図5は本発明の第2の実施例を示す図であ
る。本例の回路基板3Aにおいては、前面31側に実装
された2個のモジュール7,7間を同軸ケーブル12は
接続している。また、モジュール7,7の近傍に位置す
る回路基板3Aの部分には切欠き36,36が設けられ
ており、同軸ケーブル12の両端側がこの切欠き36,
36に通されることにより中途部分123が回路基板3
Aの背面32側に配置される。従って、同軸ケーブル1
2が両モジュール7,7に接続されている状態であって
もケーブル12の中途部分123を基板背面32側に位
置付けられる。その他の構成、作用、効果は第1の実施
例と同様である。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明のシールド構
造によれば、回路基板の一方の面に実装された第1及び
第2の電子部品を接続する同軸ケーブルはSGパターン
及びシールドカバーで覆われているので電磁ノイズを拾
うことはなく、従って、電磁ノイズに起因する回路特性
の劣化を防止できる。また、両端部分を除く同軸ケーブ
ルの大部分、SGパターン及びシールドカバーは一方の
面とは反対の他方の面に配置されているので、部品実装
面である一方の面側には、同軸ケーブル、SGパター
ン、シールドカバーに妨げられることなく、電子部品を
実装でき、又、回路パターンの引き回しを行え、さらに
は、同軸ケーブルやシールドカバーが一方の面側に実装
された電子部品の放熱の妨げとなることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る回路基板を背面側
から示した要部斜視図。
【図2】本発明の第1の実施例に係る回路基板を前面側
から示した斜視図。
【図3】本発明の第1の実施例に係る回路基板を背面側
から示した要部斜視図。
【図4】本発明の第1の実施例に係る回路基板を前面側
から示した要部斜視図。
【図5】本発明の第2の実施例に係る回路基板の斜視
図。
【図6】電子機器ユニットの斜視図。
【図7】従来の回路基板の斜視図。
【図8】従来の回路基板の斜視図。
【図9】従来のシールド構造の不具合を示す回路基板の
斜視図。
【符号の説明】
3A 回路基板 31 一方の面 32 他方の面 33,34 穴部 36 切欠き 6 第2の電子部
品 7 第1の電子部品 12 同軸ケーブ
ル 123 中途部分 16 SGパター
ン 18 シールドカバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路基板の一方の面に設けられた第1の
    電子部品に一端側が接続され前記回路基板の前記一方の
    面に設けられた第2の電子部品に他端側が接続される同
    軸ケーブルのシールド構造において、前記同軸ケーブル
    は前記一端側及び他端側の近傍部分が前記回路基板に形
    成された穴部又は切欠きに通されて中途部分が前記回路
    基板の他方の面に位置付けられ、前記回路基板の前記他
    方の面には前記同軸ケーブルの中途部分が配置される部
    分にシグナルグランドパターンが設けられ、かつ、この
    シグナルグランドパターンの部分には前記同軸ケーブル
    の中途部分を覆うシールドカバーが設けられていること
    を特徴とする同軸ケーブルのシールド構造。
JP25322994A 1994-10-19 1994-10-19 同軸ケーブルのシールド構造 Withdrawn JPH08116192A (ja)

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JP25322994A JPH08116192A (ja) 1994-10-19 1994-10-19 同軸ケーブルのシールド構造

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JPH08116192A true JPH08116192A (ja) 1996-05-07

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007149854A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Seiko Epson Corp 回路基板、これを搭載した液滴吐出装置、電気光学装置の製造方法、電気光学装置および電子機器
JP2008544417A (ja) * 2005-06-29 2008-12-04 インテル コーポレイション キャッシュする方法、装置及びシステム

Cited By (2)

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