JPH081151Y2 - ハンドルのエアバッグ装置 - Google Patents
ハンドルのエアバッグ装置Info
- Publication number
- JPH081151Y2 JPH081151Y2 JP13827589U JP13827589U JPH081151Y2 JP H081151 Y2 JPH081151 Y2 JP H081151Y2 JP 13827589 U JP13827589 U JP 13827589U JP 13827589 U JP13827589 U JP 13827589U JP H081151 Y2 JPH081151 Y2 JP H081151Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- airbag
- handle
- steering wheel
- opening
- inflated
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Air Bags (AREA)
- Slide Fasteners (AREA)
- Steering Controls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両の衝突時にエアバッグを瞬時に膨張展
開させてドライバーに対する衝撃を緩衝させるハンドル
のエアバッグ装置に関し、特にエアバッグの基部近傍に
ファスナーを周設することにより、車両の衝突時に膨張
展開されたエアバッグのハンドルに対する取り外しの容
易化を図り、事故後における自走あるいは牽引による車
両移動時のハンドルの操作性を図るものに関する。
開させてドライバーに対する衝撃を緩衝させるハンドル
のエアバッグ装置に関し、特にエアバッグの基部近傍に
ファスナーを周設することにより、車両の衝突時に膨張
展開されたエアバッグのハンドルに対する取り外しの容
易化を図り、事故後における自走あるいは牽引による車
両移動時のハンドルの操作性を図るものに関する。
〔従来の技術〕 この種のハンドルのエアバッグ装置においては、従来
のものとしてはステアリングホイールの中央部に装設さ
れたガス発生装置の周縁部にエアバッグの開口部が封支
され、車両の衝突時にガスの発生によりエアバッグを瞬
時に膨張させてドライバーに対する衝撃を緩衝させるエ
アバッグ装置を有するステアリングホイールが知られて
いる（例えば実開昭62-141559号公報参照）。
のものとしてはステアリングホイールの中央部に装設さ
れたガス発生装置の周縁部にエアバッグの開口部が封支
され、車両の衝突時にガスの発生によりエアバッグを瞬
時に膨張させてドライバーに対する衝撃を緩衝させるエ
アバッグ装置を有するステアリングホイールが知られて
いる（例えば実開昭62-141559号公報参照）。
従来のエアバッグ装置を有するステアリングホイール
においては、ステアリングホイールの中央部に装設され
たガス発生装置の周縁部にエアバッグの開口部が封支さ
れており、車両の衝突時にはガスの発生によるエアバッ
グの膨張によりドライバーはエアバッグの緩衝作用によ
り安全性を確保されるのであるが、エアバッグはガス発
生装置を介してステアリングホイールに固定されている
ものであるから、衝突事故時に膨張展開されたエアバッ
グは事故後においては窄んだ状態でステアリングホイー
ル中央部からステアリングホイール上に垂れ下がり、事
故後における自走あるいは索引による車両移動時におい
てステアリングホイール上に垂れ下がったエアバッグが
ハンドル操作を阻害するという問題があった。
においては、ステアリングホイールの中央部に装設され
たガス発生装置の周縁部にエアバッグの開口部が封支さ
れており、車両の衝突時にはガスの発生によるエアバッ
グの膨張によりドライバーはエアバッグの緩衝作用によ
り安全性を確保されるのであるが、エアバッグはガス発
生装置を介してステアリングホイールに固定されている
ものであるから、衝突事故時に膨張展開されたエアバッ
グは事故後においては窄んだ状態でステアリングホイー
ル中央部からステアリングホイール上に垂れ下がり、事
故後における自走あるいは索引による車両移動時におい
てステアリングホイール上に垂れ下がったエアバッグが
ハンドル操作を阻害するという問題があった。
本考案は上記従来技術の問題点を解決するもので、エ
アバッグのハンドルへの取付基部近傍にファスナーを周
設することにより、車両の衝突時に膨張展開されたエア
バッグのハンドルに対する取り外しの容易化を図り、も
って事故後における自走あるいは牽引による車両移動時
のハンドルの操作性を図ることができるハンドルのエア
バッグ装置を提供することを目的とするものである。
アバッグのハンドルへの取付基部近傍にファスナーを周
設することにより、車両の衝突時に膨張展開されたエア
バッグのハンドルに対する取り外しの容易化を図り、も
って事故後における自走あるいは牽引による車両移動時
のハンドルの操作性を図ることができるハンドルのエア
バッグ装置を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本考案のハンドルのエア
バッグ装置においては、開口部の近傍に周設されたファ
スナーにより接離自在に接合されているエアバッグの開
口部が、ハンドルの中央部に装設された支持部材に封支
されているものである。
バッグ装置においては、開口部の近傍に周設されたファ
スナーにより接離自在に接合されているエアバッグの開
口部が、ハンドルの中央部に装設された支持部材に封支
されているものである。
上記のように構成されたハンドルのエアバッグ装置
は、エアバッグの開口部がハンドルの中央部に装設され
た支持部材に封支されているものであるから、車両の衝
突時に発生されるガスによりエアバッグはハンドル上に
膨張展開されるため、ドライバーはエアバッグの緩衝作
用により安全性を確保されるのであるが、エアバッグは
その開口部の近傍に周設されたファスナーにより接離自
在に接合されているものであるから、衝突事故時に膨張
展開され事故後において窄んだ状態でハンドルの中央部
からハンドル上に垂れ下がっているエアバッグの大部分
をファスナーにより容易に切離することができると共
に、ファスナーによる切離後におけるハンドルに残され
たエアバッグの残部は開口部近傍の微小部分であるた
め、事故後における自走あるいは牽引による車両移動時
においてエアバッグに阻害されることなく通常のハンド
ル操作を行うことができる。
は、エアバッグの開口部がハンドルの中央部に装設され
た支持部材に封支されているものであるから、車両の衝
突時に発生されるガスによりエアバッグはハンドル上に
膨張展開されるため、ドライバーはエアバッグの緩衝作
用により安全性を確保されるのであるが、エアバッグは
その開口部の近傍に周設されたファスナーにより接離自
在に接合されているものであるから、衝突事故時に膨張
展開され事故後において窄んだ状態でハンドルの中央部
からハンドル上に垂れ下がっているエアバッグの大部分
をファスナーにより容易に切離することができると共
に、ファスナーによる切離後におけるハンドルに残され
たエアバッグの残部は開口部近傍の微小部分であるた
め、事故後における自走あるいは牽引による車両移動時
においてエアバッグに阻害されることなく通常のハンド
ル操作を行うことができる。
実施例について図面を参照して説明すると、１はリン
グ2,複数のスポーク３‥およびハブ４からなるハンドル
で、該ハンドル１のスポーク３‥にはハンドル１の中央
部に配設された環状支持部５を有する支持部材６が固設
されており、該支持部材６の環状支持部５に円筒状を呈
する窒素ガス発生装置７がその外周に形成されたフラン
ジ８を介して支着されている。また支持部材６の環状支
持部５には開口部の近傍に周設されたファスナー９によ
り接離自在に接合されているエアバッグ10の開口部が環
状の押板11によって封支されていると共に、エアバッグ
10は常時においては折り畳まれて図示しないエアバッグ
モジュールに収納されている。
グ2,複数のスポーク３‥およびハブ４からなるハンドル
で、該ハンドル１のスポーク３‥にはハンドル１の中央
部に配設された環状支持部５を有する支持部材６が固設
されており、該支持部材６の環状支持部５に円筒状を呈
する窒素ガス発生装置７がその外周に形成されたフラン
ジ８を介して支着されている。また支持部材６の環状支
持部５には開口部の近傍に周設されたファスナー９によ
り接離自在に接合されているエアバッグ10の開口部が環
状の押板11によって封支されていると共に、エアバッグ
10は常時においては折り畳まれて図示しないエアバッグ
モジュールに収納されている。
そして、窒素ガス発生装置７はエアバッグ10内に臨む
ガス流出通路12が周設された円筒状の容器の中央部に衝
撃センサに接続されている電気点火装置および着火剤
が、またその周域に窒素ガス発生剤がそれぞれ配設され
て構成されており、車両が衝突した際には衝撃センサに
より電気点火装置に通電され、電気点火装置によって着
火剤に着火され、窒素ガス発生剤から窒素ガスが発生
し、窒素ガスは容器に周設されているガス流出通路12よ
りエアバッグ10内へ流入してエアバッグ10は膨張展開さ
れるのであるが、この一連の作用は車両の衝突時におい
て瞬時に行われるものであり、したがってドライバーは
膨張展開されたエアバッグ10緩衝作用により安全性を確
保されるのである。
ガス流出通路12が周設された円筒状の容器の中央部に衝
撃センサに接続されている電気点火装置および着火剤
が、またその周域に窒素ガス発生剤がそれぞれ配設され
て構成されており、車両が衝突した際には衝撃センサに
より電気点火装置に通電され、電気点火装置によって着
火剤に着火され、窒素ガス発生剤から窒素ガスが発生
し、窒素ガスは容器に周設されているガス流出通路12よ
りエアバッグ10内へ流入してエアバッグ10は膨張展開さ
れるのであるが、この一連の作用は車両の衝突時におい
て瞬時に行われるものであり、したがってドライバーは
膨張展開されたエアバッグ10緩衝作用により安全性を確
保されるのである。
しかして、車両の衝突事故時に膨張展開されたエアバ
ッグ10は事故後において窄んだ状態でハンドル１の中央
部からハンドル１上に垂れ下がり、事故後における車両
移動時においてハンドル操作の阻害となるのであるが、
エアバッグ10はハンドル１に装設された支持部材６に封
支されている開口部の近傍に周設されたファスナー９に
より接離自在に接合されているものであるから、ファス
ナー９の接離錠13をその操作子14により周回させること
によってエアバッグ10の大部分をその開口部近傍から容
易に切離することができるため、事故後における車両移
動時においてエアバッグ10に阻害されることなく通常の
ハンドル操作を行うことができるものである。
ッグ10は事故後において窄んだ状態でハンドル１の中央
部からハンドル１上に垂れ下がり、事故後における車両
移動時においてハンドル操作の阻害となるのであるが、
エアバッグ10はハンドル１に装設された支持部材６に封
支されている開口部の近傍に周設されたファスナー９に
より接離自在に接合されているものであるから、ファス
ナー９の接離錠13をその操作子14により周回させること
によってエアバッグ10の大部分をその開口部近傍から容
易に切離することができるため、事故後における車両移
動時においてエアバッグ10に阻害されることなく通常の
ハンドル操作を行うことができるものである。
本考案は、以上説明したように構成されているもので
あり、エアバッグの開口部がハンドルの中央部に装設さ
れた支持部材に封支されているものであるから、車両の
衝突事故時にはエアバッグはハンドル上にガスにより膨
張展開することができるため、ドライバーに対する衝撃
はエアバッグの緩衝作用により吸収されドライバーの安
全性を図ることができるのであるが、エアバッグはその
開口部の近傍に周設されたファスナーにより接離自在に
接合されているものであるから、ファスナーによるエア
バッグの切離によって車両の衝突事故時に膨張展開され
たエアバッグのハンドルに対する取り外しの容易化を図
り、もって事故後における自走あるいは牽引による車両
移動時のハンドルの操作性を図ることができ、しかも、
エアバッグのハンドルへの取付作業に際してエアバッグ
をファスナーにより切離した状態においてエアバッグの
開口部をハンドルの支持部材へ取り付けることができる
ため、エアバッグの取付作業の容易化を図ることができ
るものである。
あり、エアバッグの開口部がハンドルの中央部に装設さ
れた支持部材に封支されているものであるから、車両の
衝突事故時にはエアバッグはハンドル上にガスにより膨
張展開することができるため、ドライバーに対する衝撃
はエアバッグの緩衝作用により吸収されドライバーの安
全性を図ることができるのであるが、エアバッグはその
開口部の近傍に周設されたファスナーにより接離自在に
接合されているものであるから、ファスナーによるエア
バッグの切離によって車両の衝突事故時に膨張展開され
たエアバッグのハンドルに対する取り外しの容易化を図
り、もって事故後における自走あるいは牽引による車両
移動時のハンドルの操作性を図ることができ、しかも、
エアバッグのハンドルへの取付作業に際してエアバッグ
をファスナーにより切離した状態においてエアバッグの
開口部をハンドルの支持部材へ取り付けることができる
ため、エアバッグの取付作業の容易化を図ることができ
るものである。
図面は本考案の実施例を示すもので、第１図はエアバッ
グの膨張展開時におけるハンドルのエアバッグ装置の断
面図、第２図はファスナーによりエアバッグを切離した
状態を示すハンドルのエアバッグ装置の断面図である。 １……ハンドル、６……支持部材 ９……ファスナー、10……エアバッグ
グの膨張展開時におけるハンドルのエアバッグ装置の断
面図、第２図はファスナーによりエアバッグを切離した
状態を示すハンドルのエアバッグ装置の断面図である。 １……ハンドル、６……支持部材 ９……ファスナー、10……エアバッグ
Claims (1)
- 【請求項１】開口部の近傍に周設されたファスナーによ
り接離自在に接合されているエアバッグの開口部が、ハ
ンドルの中央部に装設された支持部材に封支されている
ハンドルのエアバッグ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13827589U JPH081151Y2 (ja) | 1989-11-29 | 1989-11-29 | ハンドルのエアバッグ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13827589U JPH081151Y2 (ja) | 1989-11-29 | 1989-11-29 | ハンドルのエアバッグ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0376751U JPH0376751U (ja) | 1991-07-31 |
| JPH081151Y2 true JPH081151Y2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=31685385
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13827589U Expired - Lifetime JPH081151Y2 (ja) | 1989-11-29 | 1989-11-29 | ハンドルのエアバッグ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH081151Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-11-29 JP JP13827589U patent/JPH081151Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0376751U (ja) | 1991-07-31 |
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