JPH0811473A - Icカード及びicカードの不正使用防止方法 - Google Patents
Icカード及びicカードの不正使用防止方法Info
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- JPH0811473A JPH0811473A JP6173144A JP17314494A JPH0811473A JP H0811473 A JPH0811473 A JP H0811473A JP 6173144 A JP6173144 A JP 6173144A JP 17314494 A JP17314494 A JP 17314494A JP H0811473 A JPH0811473 A JP H0811473A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ICモジュールを不正にカード基体からはず
し、改ざんして使用した場合に、外観から不正使用を識
別判断できる接触型のICカード、及び接触型のICカ
ードの不正使用防止方法を提供する。 【構成】 カード基体に、CPUやメモリ及び電極等を
一体化したICモジュールが搭載した外部接触端子部を
有する接触型のICカードであって、ICカード端子部
にインターフエースとの端子接触部を除いて封印シール
を貼り付けたことを特徴とする。
し、改ざんして使用した場合に、外観から不正使用を識
別判断できる接触型のICカード、及び接触型のICカ
ードの不正使用防止方法を提供する。 【構成】 カード基体に、CPUやメモリ及び電極等を
一体化したICモジュールが搭載した外部接触端子部を
有する接触型のICカードであって、ICカード端子部
にインターフエースとの端子接触部を除いて封印シール
を貼り付けたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,ICモジュールを搭載
した接触型のICカードに関し、特に、ICカードの不
正使用を防止するためのICカードとICカードの不正
使用防止方法に関する。
した接触型のICカードに関し、特に、ICカードの不
正使用を防止するためのICカードとICカードの不正
使用防止方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ICモジュールを搭載した接触型
のICカードは、ICモジュール内に、目的に応じた識
別子を記録して使用されていた。例えば、商店等の支店
端末にて、利用者の正当性を証明したり、提供するサー
ビスの利用履歴等を記録するために使用されていた。そ
して、この接触型のICカードの利用は、例えば、 (1)カードホルダは支店端末にそのICカードを装着
して使用する。 (2)端末は、カードの識別情報が適合していることを
確認する。 (3)カードまたは端末は、PINの照合により、カー
ドホルダの正当性を確認する。 (4)端末は、カードに搭載された媒体(ICモジュー
ル)に記録された利用情報を確認する。 (5)カードホルダは、利用情報に基づきサービスを利
用する。 (6)端末は、履歴を利用情報としてカード媒体に記録
する。 のような手順にて行っていた。しかし、このようにして
利用されるICモジュールを搭載した接触型のICカー
ドも、時に故障することがある。サービス提供者の責任
で、カード基体に搭載されたICモジュールが故障した
場合には、サービス提供者はカードホルダのクレームを
受け利用情報を復元することが必要であり、サービス提
供者は、故障カードの利用情報を復元するためにカード
基体の他の場所に記録媒体を配置しておき、利用情報を
二重化して管理し運用している。こうすることによりI
Cモジュールが故障しても利用情報を復元できるように
していた。ところが、ICプリペイドカードの場合に
は、不正者がカード基体に搭載された有効期限切れや利
用済みの使用してはいけないICカードのICモジュー
ルを、カード基体から故意に取り出し故障させ、新品の
カード基体に搭載し直しサービスの提供者に利用情報の
復元を不正に求めることができてしまうという問題があ
った。この為、ICカードが改ざんしたものであるか否
かを、外観から識別判断することができるICカード及
び方法が求められていた。
のICカードは、ICモジュール内に、目的に応じた識
別子を記録して使用されていた。例えば、商店等の支店
端末にて、利用者の正当性を証明したり、提供するサー
ビスの利用履歴等を記録するために使用されていた。そ
して、この接触型のICカードの利用は、例えば、 (1)カードホルダは支店端末にそのICカードを装着
して使用する。 (2)端末は、カードの識別情報が適合していることを
確認する。 (3)カードまたは端末は、PINの照合により、カー
ドホルダの正当性を確認する。 (4)端末は、カードに搭載された媒体(ICモジュー
ル)に記録された利用情報を確認する。 (5)カードホルダは、利用情報に基づきサービスを利
用する。 (6)端末は、履歴を利用情報としてカード媒体に記録
する。 のような手順にて行っていた。しかし、このようにして
利用されるICモジュールを搭載した接触型のICカー
ドも、時に故障することがある。サービス提供者の責任
で、カード基体に搭載されたICモジュールが故障した
場合には、サービス提供者はカードホルダのクレームを
受け利用情報を復元することが必要であり、サービス提
供者は、故障カードの利用情報を復元するためにカード
基体の他の場所に記録媒体を配置しておき、利用情報を
二重化して管理し運用している。こうすることによりI
Cモジュールが故障しても利用情報を復元できるように
していた。ところが、ICプリペイドカードの場合に
は、不正者がカード基体に搭載された有効期限切れや利
用済みの使用してはいけないICカードのICモジュー
ルを、カード基体から故意に取り出し故障させ、新品の
カード基体に搭載し直しサービスの提供者に利用情報の
復元を不正に求めることができてしまうという問題があ
った。この為、ICカードが改ざんしたものであるか否
かを、外観から識別判断することができるICカード及
び方法が求められていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
状況のもと、使用済みのICモジュールを不正にカード
基体からはずし、貼りかえ、改ざんして使用した場合
に、外観から不正使用識別判断できるICカード及びI
Cカードの不正使用防止方法を提供するものである。
状況のもと、使用済みのICモジュールを不正にカード
基体からはずし、貼りかえ、改ざんして使用した場合
に、外観から不正使用識別判断できるICカード及びI
Cカードの不正使用防止方法を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のICカードは、
カード基体に、CPUやメモリ及び電極等を一体化した
ICモジュールを搭載した外部接触端子部を有する接触
型のICカードであって、外部接触端子部にインターフ
エースとの端子接触部を除いて封印シールを貼り付けた
ことを特徴とするものである。そして、上記の封印シー
ルはホログラムシールであることを特徴とするものであ
る。又、本発明のICカードの製造方法は、カード基体
に、CPUやメモリ及び電極等を一体化したICモジュ
ールを搭載した外部接触端子部を有する接触型のICカ
ードの不正使用防止方法であって、正規のICカードの
外部接触端子部にインターフエースとの端子接触部を除
いて封印シールを貼り付けておき、封印シールの状態か
らICカードの改ざんの有無を見分けることを特徴とす
るものである。そして、上記において、封印シールの状
態からICカードの改ざんの有無を見分ける際、ICカ
ードの外部接触端子部分の封印シールの所定の場所に偽
造検出用の端子ピンを接触させ、絶縁性を確認すること
を特徴とするものである。
カード基体に、CPUやメモリ及び電極等を一体化した
ICモジュールを搭載した外部接触端子部を有する接触
型のICカードであって、外部接触端子部にインターフ
エースとの端子接触部を除いて封印シールを貼り付けた
ことを特徴とするものである。そして、上記の封印シー
ルはホログラムシールであることを特徴とするものであ
る。又、本発明のICカードの製造方法は、カード基体
に、CPUやメモリ及び電極等を一体化したICモジュ
ールを搭載した外部接触端子部を有する接触型のICカ
ードの不正使用防止方法であって、正規のICカードの
外部接触端子部にインターフエースとの端子接触部を除
いて封印シールを貼り付けておき、封印シールの状態か
らICカードの改ざんの有無を見分けることを特徴とす
るものである。そして、上記において、封印シールの状
態からICカードの改ざんの有無を見分ける際、ICカ
ードの外部接触端子部分の封印シールの所定の場所に偽
造検出用の端子ピンを接触させ、絶縁性を確認すること
を特徴とするものである。
【0005】
【作用】本発明のICカードは、ICカードの外部接触
端子部にインターフエースとの端子接触部を除いて封印
シールを貼り付け、且つ、貼り付けた状態で使用するも
のであることにより、封印シールにより、ICモジュー
ルがカード基体から取り外され改ざんさたものであるか
否かを識別判断できるものとしている。詳しくは、取り
外され改ざんされたものである場合は、封印シールに取
り外しによる痕跡が残る為、外観から識別判断できるも
のとしている。そして、封印シールがホログラムシール
であることにより、ホログラム層を有しており、封印シ
ール自体の改ざんをより困難にして、外観からの識別判
断を一層信頼性の高いものとしている。又、本発明のI
Cカードの不正使用防止方法は、ICカードの外部接触
端子部にインターフエースとの端子接触部を除いて封印
シールを貼り付けておき、封印シールの状態からICカ
ードの改ざんの有無を見分けることにより、ICカード
の改ざんによる不正使用を難しいものとしている。そし
て、改ざんの有無を見分ける際、端子部分の封印シール
の所定の場所に偽造検出用の端子ピンを接触させ、絶縁
性を確認することにより、一層改ざんによる不正使用を
難しいものしている。
端子部にインターフエースとの端子接触部を除いて封印
シールを貼り付け、且つ、貼り付けた状態で使用するも
のであることにより、封印シールにより、ICモジュー
ルがカード基体から取り外され改ざんさたものであるか
否かを識別判断できるものとしている。詳しくは、取り
外され改ざんされたものである場合は、封印シールに取
り外しによる痕跡が残る為、外観から識別判断できるも
のとしている。そして、封印シールがホログラムシール
であることにより、ホログラム層を有しており、封印シ
ール自体の改ざんをより困難にして、外観からの識別判
断を一層信頼性の高いものとしている。又、本発明のI
Cカードの不正使用防止方法は、ICカードの外部接触
端子部にインターフエースとの端子接触部を除いて封印
シールを貼り付けておき、封印シールの状態からICカ
ードの改ざんの有無を見分けることにより、ICカード
の改ざんによる不正使用を難しいものとしている。そし
て、改ざんの有無を見分ける際、端子部分の封印シール
の所定の場所に偽造検出用の端子ピンを接触させ、絶縁
性を確認することにより、一層改ざんによる不正使用を
難しいものしている。
【0006】
【実施例】本発明のICカードの好ましい実施例を挙
げ、図面にそって説明する。先ず、実施例1のICカー
ドを以下、図1にそって説明する。図1は本発明の実施
例1のICカードの平面図を示すもので、図中100は
ICカード、101はカード基体、102は外部接触端
子部で、104は封印シール、105は窓部である。本
実施例のICカード100は、外部接触端子部102全
体とカード基体101の一部を覆うように、ICカード
100の一面側に、四角状の封印シール104を設けた
ものである。封印シール104は絶縁性のもので、紙シ
ートからなり、紙シートの裏面側(ICカード100
側)にはシリコン系の速乾性の接着剤が塗布されてお
り、剥がすとその粘着性を失うものである。封印シール
104には、一度剥がすともとに戻らない切れ目が入っ
ている。封印シール104には、外部接触端子部102
のインターフエース(図示していない)との端子接触部
に対応した円形状の窓部105が形成されており、IC
カードとインターフエース(図示していない)との導通
がとれる状態を保っている。尚、封印シール104とし
ては、プラスチックシートでも良く、裏面側(ICカー
ド100側)の接着剤としては、エポキシ樹脂系または
α−シアノアクリレート等速乾性のものでも良い。本実
施例のICカードは、上記のように、一度剥がすと再度
貼り付けできないように設けてあり、再使用を難しいも
のとしている。更に、封印シールとして、一度剥がすと
もとに戻らない切れ目が入っており、再使用を難しいも
のとするとともに、封印シール自体の偽造を困難なもの
としている。
げ、図面にそって説明する。先ず、実施例1のICカー
ドを以下、図1にそって説明する。図1は本発明の実施
例1のICカードの平面図を示すもので、図中100は
ICカード、101はカード基体、102は外部接触端
子部で、104は封印シール、105は窓部である。本
実施例のICカード100は、外部接触端子部102全
体とカード基体101の一部を覆うように、ICカード
100の一面側に、四角状の封印シール104を設けた
ものである。封印シール104は絶縁性のもので、紙シ
ートからなり、紙シートの裏面側(ICカード100
側)にはシリコン系の速乾性の接着剤が塗布されてお
り、剥がすとその粘着性を失うものである。封印シール
104には、一度剥がすともとに戻らない切れ目が入っ
ている。封印シール104には、外部接触端子部102
のインターフエース(図示していない)との端子接触部
に対応した円形状の窓部105が形成されており、IC
カードとインターフエース(図示していない)との導通
がとれる状態を保っている。尚、封印シール104とし
ては、プラスチックシートでも良く、裏面側(ICカー
ド100側)の接着剤としては、エポキシ樹脂系または
α−シアノアクリレート等速乾性のものでも良い。本実
施例のICカードは、上記のように、一度剥がすと再度
貼り付けできないように設けてあり、再使用を難しいも
のとしている。更に、封印シールとして、一度剥がすと
もとに戻らない切れ目が入っており、再使用を難しいも
のとするとともに、封印シール自体の偽造を困難なもの
としている。
【0007】次いで、実施例2のICカードを以下、図
2にそって説明する。図2は本発明の実施例2のICカ
ードの平面図を示すもので、図中200はICカード、
201はカード基体、202は外部接触端子部で、20
4は封印シール、105は窓部である。本実施例のIC
カード200も、外部接触端子部202全体とカード基
体201の一部を覆うように、ICカード200の一面
側に、四角状の封印シール204を設けたものである。
本実施例の場合も、封印シール204は、剥がすとその
粘着性を失うもので、封印シール204には、一度剥が
すともとに戻らない切れ目が入っている。封印シール2
04は、外部接触端子部202のインターフエース(図
示していない)と接触する端子接触部にスリット状の窓
部205を設け、ICカード200とインターフエース
との導通がとれる状態を保っている。また、実施例1と
同様に、封印シール204は絶縁性の紙シートからな
り、紙シートの裏面側(ICカード200側)にはシリ
コン系の速乾性の接着剤が塗布されている。本実施例の
ICカードも、実施例1と同様に、一度剥がすと再度貼
り付けできないように設けてあり、再使用を難しいもの
としている。更に、封印シールとして、一度剥がすとも
とに戻らない切れ目が入っており、再使用を難しいもの
とするとともに、封印シール自体の偽造を困難なものと
している。
2にそって説明する。図2は本発明の実施例2のICカ
ードの平面図を示すもので、図中200はICカード、
201はカード基体、202は外部接触端子部で、20
4は封印シール、105は窓部である。本実施例のIC
カード200も、外部接触端子部202全体とカード基
体201の一部を覆うように、ICカード200の一面
側に、四角状の封印シール204を設けたものである。
本実施例の場合も、封印シール204は、剥がすとその
粘着性を失うもので、封印シール204には、一度剥が
すともとに戻らない切れ目が入っている。封印シール2
04は、外部接触端子部202のインターフエース(図
示していない)と接触する端子接触部にスリット状の窓
部205を設け、ICカード200とインターフエース
との導通がとれる状態を保っている。また、実施例1と
同様に、封印シール204は絶縁性の紙シートからな
り、紙シートの裏面側(ICカード200側)にはシリ
コン系の速乾性の接着剤が塗布されている。本実施例の
ICカードも、実施例1と同様に、一度剥がすと再度貼
り付けできないように設けてあり、再使用を難しいもの
としている。更に、封印シールとして、一度剥がすとも
とに戻らない切れ目が入っており、再使用を難しいもの
とするとともに、封印シール自体の偽造を困難なものと
している。
【0008】次いで、実施例3のICカードを以下、図
3にそって説明する。図3(a)は本発明の実施例3の
ICカードの平面図を示し、図3(b)は図3(a)に
おけるA1−A2での断面図を示し、図中、300はI
Cカード、301はカード基体、302は外部接触端子
部で、304は封印シール、305は窓部である。本実
施例のICカード300は、外部接触端子部端子部30
2全体とカード基体301の一面全体を覆うように、四
角状の封印シール304を設けたものである。本実施例
の場合も、封印シール304は、剥がすとその粘着性を
失うもので、封印シール304には、一度剥がすともと
に戻らない切れ目が入っている。封印シール304は、
外部接触端子部302のインターフエース(図示してい
ない)と接触する端子接触部にスリット状の窓部305
を設け、ICカード300とインターフエースとの導通
がとれる状態を保っている。また、実施例1と同様に、
封印シール304は絶縁性の紙シートからなり、紙シー
トの裏面側(ICカード300側)にはシリコン系の速
乾性の接着剤が塗布されている。本実施例のICカード
も、実施例1と同様に、一度剥がすと再度貼り付けでき
ないように設けてあり、再使用を難しいものとしてい
る。更に、封印シールとして、一度剥がすともとに戻ら
ない切れ目が入っており、再使用を難しいものとすると
ともに、封印シール自体の偽造を困難なものとしてい
る。
3にそって説明する。図3(a)は本発明の実施例3の
ICカードの平面図を示し、図3(b)は図3(a)に
おけるA1−A2での断面図を示し、図中、300はI
Cカード、301はカード基体、302は外部接触端子
部で、304は封印シール、305は窓部である。本実
施例のICカード300は、外部接触端子部端子部30
2全体とカード基体301の一面全体を覆うように、四
角状の封印シール304を設けたものである。本実施例
の場合も、封印シール304は、剥がすとその粘着性を
失うもので、封印シール304には、一度剥がすともと
に戻らない切れ目が入っている。封印シール304は、
外部接触端子部302のインターフエース(図示してい
ない)と接触する端子接触部にスリット状の窓部305
を設け、ICカード300とインターフエースとの導通
がとれる状態を保っている。また、実施例1と同様に、
封印シール304は絶縁性の紙シートからなり、紙シー
トの裏面側(ICカード300側)にはシリコン系の速
乾性の接着剤が塗布されている。本実施例のICカード
も、実施例1と同様に、一度剥がすと再度貼り付けでき
ないように設けてあり、再使用を難しいものとしてい
る。更に、封印シールとして、一度剥がすともとに戻ら
ない切れ目が入っており、再使用を難しいものとすると
ともに、封印シール自体の偽造を困難なものとしてい
る。
【0009】次いで、実施例2のICカードの変形例を
図4に挙げ、説明する。図4(a)は本発明の実施例3
のICカードの変形例の平面図を示し、図4(b)は図
4(a)におけるB1−B2での断面図を示し、図中、
400はICカード、401はカード基体、402は外
部接触端子部で、404はホログラムシール、404A
はホログラム層、404Bはベース層、405は窓部で
ある。本変形例のICカード400は、外部接触端子部
402全体を覆うように、略四角状のホログラムシール
404を設けたものであり、ホログラムシール404
は、剥がすとその粘着性を失うものである。ホログラム
シール404は、外部接触端子部402のインターフエ
ース(図示していない)と接触する端子接触部にスリッ
ト状の窓部405を設け、ICカード400とインター
フエースとの導通がとれる状態を保っている。本変形例
の場合は、ホログラム層404Aを形成したシールを用
いたことにより、封印シール自体の偽造防止効果を一層
高くしている。
図4に挙げ、説明する。図4(a)は本発明の実施例3
のICカードの変形例の平面図を示し、図4(b)は図
4(a)におけるB1−B2での断面図を示し、図中、
400はICカード、401はカード基体、402は外
部接触端子部で、404はホログラムシール、404A
はホログラム層、404Bはベース層、405は窓部で
ある。本変形例のICカード400は、外部接触端子部
402全体を覆うように、略四角状のホログラムシール
404を設けたものであり、ホログラムシール404
は、剥がすとその粘着性を失うものである。ホログラム
シール404は、外部接触端子部402のインターフエ
ース(図示していない)と接触する端子接触部にスリッ
ト状の窓部405を設け、ICカード400とインター
フエースとの導通がとれる状態を保っている。本変形例
の場合は、ホログラム層404Aを形成したシールを用
いたことにより、封印シール自体の偽造防止効果を一層
高くしている。
【0010】次に、本発明のICカードの不正使用防止
方法について、実施例1のICカードを用いた場合につ
いて、1例を図5をもとに簡単に説明する。図5に示す
ように、偽造検出用の端子ピン(封印シール検知ピン)
501A、501Bを封印シールが貼ってある外部接触
端子部502のグランド部にあて、その導通の有無を電
流センサ503にて検知するもので、インターフエース
装置のリーダーライタ制御部504は、電流センサ部に
て電流を感知するとカードをリジエクト(拒絶)し、貼
りかえ、改ざんが有りと判断する。
方法について、実施例1のICカードを用いた場合につ
いて、1例を図5をもとに簡単に説明する。図5に示す
ように、偽造検出用の端子ピン(封印シール検知ピン)
501A、501Bを封印シールが貼ってある外部接触
端子部502のグランド部にあて、その導通の有無を電
流センサ503にて検知するもので、インターフエース
装置のリーダーライタ制御部504は、電流センサ部に
て電流を感知するとカードをリジエクト(拒絶)し、貼
りかえ、改ざんが有りと判断する。
【0011】
【発明の効果】本発明のICカードは、上記のように、
ICカードの基体からICモジュールを取り外した場合
には、封印シールに痕跡が残るので、封印シールにより
不正使用の防止をできるものとしている。又、本発明の
ICカードの不正使用防止方法は、ICカードの外部接
触端子部分の封印シールの所定の場所に偽造検出用の端
子ピンを接触させ、絶縁性をチエックすることにより、
封印が破られているか否かを確認することができ、IC
カードの不正使用の防止をできるものとしている。
ICカードの基体からICモジュールを取り外した場合
には、封印シールに痕跡が残るので、封印シールにより
不正使用の防止をできるものとしている。又、本発明の
ICカードの不正使用防止方法は、ICカードの外部接
触端子部分の封印シールの所定の場所に偽造検出用の端
子ピンを接触させ、絶縁性をチエックすることにより、
封印が破られているか否かを確認することができ、IC
カードの不正使用の防止をできるものとしている。
【図1】本発明のICカードの実施例1の概略図
【図2】本発明のICカードの実施例2の概略図
【図3】本発明のICカードの実施例3の概略図
【図4】本発明のICカードの実施例2の変形例概略図
【図5】本発明のICカードの不正使防止方法の概略図
100、200、300、400 ICカード 101、201、301、401 カード基体 102、202、302、402 外部接触端子部 104、204、304 封印シール 105、205、305、405 窓部 404 ホログラムシー
ル 404A ホログラム層 404B ベース層 501A、501B 偽造検出用の端
子ピン (封印シール検知ピン) 502 外部接触端子部 (封印シール部) 503 電流センサー 504 インターフエー
ス制御部
ル 404A ホログラム層 404B ベース層 501A、501B 偽造検出用の端
子ピン (封印シール検知ピン) 502 外部接触端子部 (封印シール部) 503 電流センサー 504 インターフエー
ス制御部
Claims (4)
- 【請求項1】 カード基体に、CPUやメモリ及び電極
等を一体化したICモジュールを搭載した外部接触端子
部を有する接触型のICカードであって、外部接触端子
部にインターフエースとの端子接触部を除いて封印シー
ルを貼り付けたことを特徴とするICカード。 - 【請求項2】 請求項1の封印シールはホログラムシー
ルであることを特徴とするICカード。 - 【請求項3】 カード基体に、CPUやメモリ及び電極
等を一体化したICモジュールを搭載した外部接触端子
部を有する接触型のICカードの不正使用防止方法であ
って、正規のICカードの外部接触端子部にインターフ
エースとの端子接触部を除いて封印シールを貼り付けて
おき、封印シールの状態からICカードの改ざんの有無
を見分けることを特徴とするICカードの不正使用防止
方法。 - 【請求項4】 請求項3において、封印シールの状態か
らICカードの改ざんの有無を見分ける際、ICカード
の外部接触端子部分の封印シールの所定の場所に偽造検
出用の端子ピンを接触させ、絶縁性を確認することを特
徴とするICカードの不正使用防止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6173144A JPH0811473A (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | Icカード及びicカードの不正使用防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6173144A JPH0811473A (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | Icカード及びicカードの不正使用防止方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0811473A true JPH0811473A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=15954932
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6173144A Pending JPH0811473A (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | Icカード及びicカードの不正使用防止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0811473A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007072794A1 (ja) * | 2005-12-19 | 2007-06-28 | International Frontier Technology Laboratory, Inc. | ホログラムチップにより真贋判別可能なカード |
-
1994
- 1994-07-04 JP JP6173144A patent/JPH0811473A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007072794A1 (ja) * | 2005-12-19 | 2007-06-28 | International Frontier Technology Laboratory, Inc. | ホログラムチップにより真贋判別可能なカード |
US8146808B2 (en) | 2005-12-19 | 2012-04-03 | International Frontier Technology Laboratory, Inc. | Card which can be authenticated by hologram chip |
US8397987B2 (en) | 2005-12-19 | 2013-03-19 | International Frontier Technology Laboratory, Inc. | Card which can be authenticated by hologram chip |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040602 |
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A521 | Request for written amendment filed |
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A02 | Decision of refusal |
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