JPH08114689A - 軽水型原子炉用核燃料集合体 - Google Patents

軽水型原子炉用核燃料集合体

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JPH08114689A
JPH08114689A JP7254012A JP25401295A JPH08114689A JP H08114689 A JPH08114689 A JP H08114689A JP 7254012 A JP7254012 A JP 7254012A JP 25401295 A JP25401295 A JP 25401295A JP H08114689 A JPH08114689 A JP H08114689A
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rods
nuclear fuel
fuel rods
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JP7254012A
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Harold E Williamson
イー ウィリアムソン ハロルド
Kenneth V Walters
ヴィー ウォルタース ケネス
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Siemens Nuclear Power Corp
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    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C3/00Reactor fuel elements and their assemblies; Selection of substances for use as reactor fuel elements
    • G21C3/30Assemblies of a number of fuel elements in the form of a rigid unit
    • G21C3/32Bundles of parallel pin-, rod-, or tube-shaped fuel elements
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C3/00Reactor fuel elements and their assemblies; Selection of substances for use as reactor fuel elements
    • G21C3/30Assemblies of a number of fuel elements in the form of a rigid unit
    • G21C3/32Bundles of parallel pin-, rod-, or tube-shaped fuel elements
    • G21C3/326Bundles of parallel pin-, rod-, or tube-shaped fuel elements comprising fuel elements of different composition; comprising, in addition to the fuel elements, other pin-, rod-, or tube-shaped elements, e.g. control rods, grid support rods, fertile rods, poison rods or dummy rods
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 方形の燃料集合体に3角格子配列の燃料棒を
利用できるようにする。 【解決手段】 燃料集合体100が、集合体底部側の下
方タイプレートと、集合体頂部側の上方タイプレートと
の間に支持された複数燃料棒と、これら燃料棒を取り囲
み、集合体底部から集合体頂部へ向けて燃料棒周囲に冷
却材を導くための方形断面区域を有する外側チャネル
と、燃料棒を所定配列位置に位置決めし、かつ保持する
少なくとも1個のスペーサとを備えており、更に前期燃
料棒が所定ピッチをもって配列され、この配列におい
て、燃料棒の複数中心が2等辺三角形の頂点に位置する
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広くは原子炉用の
核燃料集合体に関し、より具体的には、方形を有する燃
料集合体の燃料棒配列に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在の稼働中の軽水型原子炉(LWR)
には核燃料棒が配置された方形横断面を有する燃料集合
体が用いられている。軽水型原子炉設計では、制御棒運
転装置のレイアウトには方形配列が用いられ、したがっ
て燃料集合体に配分される区域は方形である。燃料棒
は、各燃料棒に冷却材/減速材用区域がほぼ均等配分さ
れるように、利用可能な方形区域内に分配配置されてい
る。利用可能な方形区域内に燃料棒を配置せねばならな
いため、燃料棒間の中心間隔(すなわちピッチ)が一様
な燃料棒の、等しい数の縦列と横列が設けられる。この
配置は方形格子と呼ばれる。隣接燃料棒中心を通る線に
より、方形区域が多くの均等な方形に分割されるからで
ある。原子炉出力と出力分配(軸方向、半径方向、局所
的の各ピーク)とにより、燃料棒内に生じる体積出力密
度が決まる。隣接燃料棒表面の効果的な冷却を可能にす
る最小燃料棒間隔は、熱伝達試験により決定されたが、
この最小間隔は、製作公差と稼働中の予想燃料棒そりと
に対するゆとりによって与えられる。燃料棒の均等な配
列の場合、所要最小燃料棒間隔によって最大許容燃料棒
直径が制限される。ウラニウム燃料と冷却材/減速材
(すなわち水)との均等配分は、典型的には、方形格子
内の燃料棒の縦横列を等しい数に選び、かつ各方形のコ
ーナーに燃料棒を位置決めすることにより達せられる。
燃料棒配列は、燃料棒内の核燃料体積に対する十分な熱
伝達区域が得られるように寸法付けされ、これにより、
燃料から生じる熱を除去でき、燃料棒に用いた材料の温
度限界内に熱を抑えることができる。
【0003】沸騰水型原子炉(BWR)の燃料集合体
は、典型的には、次のような燃料棒配列を有している。
すなわち、各横列の燃料棒数が、配列の横列数と等しい
数となるように、燃料棒が横列に配置されている。隣接
横列では、燃料棒の各中心が方形のコーナーに位置せし
められている。こうした方形の燃料棒配列、又は格子配
列は、ふつう燃料棒横列数と1横列内の燃料棒数とに従
って8×8,9×9,10×10等と呼ばれる。燃料棒
横列数とは関係なしに、各配列は、標準寸法の燃料集合
体チャネル内に強制的に適合せしめられている。
【0004】各燃料棒中心が各方形のコーナーに位置せ
しめられる方形格子を使用すると、4個の燃料棒により
形成される方形の中心には、必要以上に大きい流れ区域
が生じる結果となる。この結果、燃料集合体チャネル内
の横断面区域が有効に利用されなくなる。所定燃料集合
体出力レベルに対する燃料棒の線形熱発生率と内部燃料
棒温度とは、燃料棒の数を増加させることにより、低減
させることが望ましい。このことは、例えば、燃料棒配
列を10×10から11×11へ変更することによって
可能となる。燃料棒配列は、標準燃料集合体チャネルの
固定寸法内に強制適合するようにされており、かつまた
一定の燃料棒表面間隔及び 燃料棒表面・チャネル壁間
隔を有するよう要求されているため、燃料棒横列数と燃
料棒数とを増加させることは、必然的に燃料棒直径を減
少させる結果となる。表面対表面の間隔を維持するに
は、燃料棒直径は減少させねばならない。燃料棒の中心
対中心の間隔が減少するからである。効果的な冷却を考
慮に入れ、かつ燃料棒のそりに順応し得る燃料棒間隔
は、燃料棒ピッチに比例して減少させることはできな
い。燃料棒の量が方形格子内で増加しても、増加した燃
料棒数を所要燃料棒直径の縮小によって補償することは
できず、燃料集合体のウラニウム装荷量は、燃料棒配列
がより細かく分割されることで減少する。
【0005】例えば、10×10の方形格子配列は、約
0.51インチ(12.95mm)の燃料棒ピッチと、
製作公差及び燃料棒のそりを見込んだ最小燃料棒表面間
隔とを有することにより、稼働寿命にわたり効果的冷却
が維持される。この間隔が0.114インチ(2.89
mm)の場合、最大燃料棒直径は0.396インチ(1
0.05mm)とすることができよう。方形格子配列
が、より細かく分割され、11×11とされた場合に
は、燃料棒ピッチは約0.464インチ(11.78m
m)となろう。燃料棒要求間隔0.114インチ(2.
89mm)を維持するには、最大燃料棒直径は0.35
インチ(8.89mm)に制限されよう。燃料用の容積
総量は燃料棒数及びその横断面積と比例する。2種の配
列の相対燃料横断面積は、次式で表されよう: BWR燃料集合体の場合、幾つかの燃料棒配置位置が、
より効率的な燃料利用のため、ウオータロッド又は水流
路としてではなく、中性子の減速を選択的に増大させる
ことに利用すべく保留しておかれる。もし燃料棒方形配
列が、より細かく分割され、かつまた保留ウオータロッ
ドの数が一定のままであるなら、その場合には、ウオー
タロッド又は水流路内の減速材総量は、より少量とな
る。燃料棒、ウオータロッド双方の許容直径が、より小
さくなるからである。もしウオータロッド用に保留され
た燃料棒位置の数が、配列寸法がより細かく分割される
につれて、増加する場合には、燃料集合体へのウラニウ
ム装荷量は更に減少する。このため、燃料棒方形配列が
より細かく分割され、かつウオータロッド数が増すか、
不変のままの場合には、結果として、燃料利用が不効率
になり、製作費が高いものとなる。
【0006】3角形の頂点に燃料棒の中心が位置する3
角格子配列は、方形格子配列より、燃料棒配置がより効
率的である一方、要求燃料棒間隔も維持される点で、よ
り望ましい。燃料棒直径が指定され、燃料棒間隔が最小
の場合には、3角形ピッチのため、燃料集合体チャネル
の所定横断面積内で燃料棒を、より密に詰め込むことが
できる。この結果、燃料棒間での冷却水流用区域配分が
より適切になる。燃料棒がより高密度になれば、ウラニ
ウム装荷量も、より増大させることができ、かつ熱伝達
特性も改善される。これは、冷却水が、平均して燃料棒
表面により近く所在することになるからである。加え
て、等ピッチの方形格子の場合より大きい燃料棒熱伝達
表面積を単位面積内に組み入れることができ、かつまた
ウオータロッド及び内部水流路を用いての内部減速がよ
り融通性に富むものとなる。燃料棒密度が高くなれば、
集合体内の燃料棒数が増すにつれて、ウラニウムの装荷
量も増すことができるので、より多くの燃料棒配置位置
をウオータロッドや水流路用に保留でき、しかも、燃料
棒配置位置がより少数である方形格子に比較して、ウラ
ニウム装荷量が少なくはならない。
【0007】しかし、3角格子は、燃料棒縦横列数の等
しい方形横断面積には適合できない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、方形
の燃料集合体に3角格子の燃料棒配列が利用できるよう
にすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様によれ
ば、沸騰水型原子炉用核燃料集合体は、集合体底部側に
配置された下方タイプレートと集合体頂部側に配置され
た上方タイプレートとの間で支持された細長い平行の複
数燃料棒と、複数燃料棒を取り囲み、かつ集合体底部か
ら集合体頂部へ向かって燃料棒の周囲を案内される冷却
材/減速材用の事実上方形の横断面区域を有する外側流
路と、所定配置形式に燃料棒を位置決めし保持する少な
くとも1個のスペーサとを備えており、前記燃料棒が、
燃料棒中心が2等辺三角形の頂点に位置する配列形式で
所定ピッチをもって配置される。
【0010】
【発明の実施の形態】原子炉用燃料の設計の傾向は、燃
料棒数を増すことにより、ウラニウム燃料をより細かく
分割し、それによって、燃料に生じる熱を容易に冷却材
に伝達できるようにすることである。この措置によっ
て、集合体内には次第に多量の熱を発生させ得るように
なるが、その措置は、燃料棒の信頼のおける性能を保証
するには、燃料棒出力の限界内に留めなければならな
い。燃料集合体の出力の増大により、次のことが可能に
なる:(1)炉心出力分布を最適化する自由度が増すこ
とによる核燃料利用の改善、(2)より急速な出力変更
が可能になることによる発電所利用率の改善、(3)炉
心の総合出力密度及び発電所電力出力の増大。
【0011】BWRにおいては、燃料棒配列設計は、7
×7から、8×8、9×9を経て、10×10へと進ん
できた。PWRの場合は、初期には14×14及び15
×15であったが、後には16×16ならびに17×1
7となる。
【0012】熱伝達効率の低下防止のためには、燃料棒
間隔を最小にすることが要求される。要求間隔を確保す
るためには、製作公差と放射に起因する燃料棒のそりの
双方に対してゆとりを設ける必要がある。
【0013】BWRの10×10の方形格子燃料集合体
の場合、100の燃料棒位置が利用可能となり、燃料棒
対燃料棒のピッチは約0.51インチ(12.9mm)
になるだろう。燃料集合体稼働中に熱伝達効率の低下を
生じることのない許容最大燃料棒直径は、燃料棒の要求
間隔によって決定されよう。このため、所定燃料集合体
長さに組み込むことのできる燃料量が制限されることに
なる。しかし、本発明によれば、燃料棒が10×12の
3角格子配列の場合には、11×11の方形格子配列時
より直径の大きい燃料棒の120位置を利用可能である
ため、所定燃料集合体長さで燃料量が増大せしめられ
る。方形格子配列の場合、120の可能な燃料棒位置を
得るには11×11の格子を必要とするだろう。11×
11の燃料棒ピッチは約0.464インチ(11.7m
m)であり、最大燃料棒直径は燃料棒要求間隔により減
少せしめられる結果、燃料集合体所定長さに組み込まれ
得る燃料量は10×12配列の場合より少ない値となろ
う。
【0014】図1に示した沸騰水型原子炉用燃料集合体
100は、外側流路15により形成される区域内に配置
された燃料棒11を有している。先行技術の場合であれ
ば、10×10配列の燃料棒が外側流路により形成され
る区域内に配置されることになろう。燃料棒11は、そ
れらの中心が、方形のコーナーより、むしろ正3角形の
頂点に位置するように配置されている。共通の頂点をも
つ6個の隣接3角形が6角形を形成している。燃料棒1
1は、外側流路の境界内に適合するように、各横列に1
0個の燃料棒を有する12の横列に配置されている。図
1に示した燃料配列は、BWR用の10×12の6角配
列燃料集合体からなり、120の燃料棒位置を有してい
る。図1に示された6角配列の利点は、より大きい燃料
棒直径を利用できる一方、ほぼ同数の燃料棒を有する方
形格子配列の場合と等しい燃料棒表面間隔及び燃料棒表
面対チャネル壁間隔を維持できる点である。これは、外
側流路内の横断面面積がより効率的に利用されるからで
ある。方形格子配列の場合、10×12の6角配列で得
られる120の燃料棒位置を得るには、11×11の配
列が必要であろう。したがって、効果的な冷却に要求さ
れる燃料棒表面間隔を維持するには、11×11の燃料
棒ピッチは低減され(約0.464インチ)(11.7
8mm)、燃料棒直径も減少せしめられよう(10/1
1以下)。直径が縮小されれば、燃料棒当たりのウラニ
ウム燃料量も減少する。先行例の11×11の方形格子
の場合、燃料棒直径は0.35インチ(8.89m
m)、燃料棒表面間隔は0.114インチ(2.89m
m)とすることができよう。10×12の3角格子の場
合、燃料棒ピッチは0.485インチ(12.32m
m)、燃料棒直径は0.371インチ(9.42mm)
とすることができ、これにより、ほぼ次の値だけ燃料の
相対横断面積が増大せしめられよう: このように、図1の3角格子配列により、11×11配
列で用いられるより大きい燃料棒直径の使用が可能にな
る。燃料棒直径がより大となることにより、より多くの
水用ロッドや部分長さの燃料棒が利用できる一方、燃料
集合体のウラニウム含有量が維持される。このように、
方形格子に比して3角格子の場合には燃料棒直径を増す
ことができるため、燃料棒位置の一部を、ウオータロッ
ド、部分長さの燃料棒、部分長さのウオータロッドを有
する部分長さの燃料棒のいずれか又はすべてのために、
より多く利用できる。
【0015】図2の場合、燃料集合体101内には、燃
料棒11、ウオータロッド17、部分長さの燃料棒13
が配置されている。この配置は、各燃料棒11と部分長
さの燃料棒13とが、(a)ウオータロッド17又は外
側流路15に直接隣接するか、もしくは(b)ウオータ
ロッド又は外側流路が直接見える位置に置かれるように
なされている。この配置形式の結果、燃料棒内で核分裂
によって生まれる高速中性子が、他の燃料棒の共鳴捕獲
を逃れ、その代わりにウオータロッド内、又は燃料チャ
ネル外側の水内で熱運動化される確率がより高くなる。
中性子の熱運動化の確率が高くなることにより、燃料集
合体全体にわたって、より大きい熱中性子源が産生さ
れ、その結果、燃料利用度が増大する。このような配列
は、類似の数の可能な燃料棒位置を有する方形格子で
は、燃料集合体のウラニウム含有量を著しく減じること
なしには達成できない。満足のゆくウラニウム装荷が3
角格子では維持される。これは、燃料棒位置の数がより
多く、かつもともと可能なウラニウム装荷量がより多い
からである。
【0016】たいていの場合、幾つかの燃料棒位置がウ
オータロッド及び水流路によって占められることによ
り、減速が促進され、ウラニウム利用度が改善される。
図1に示した3角格子配列では、約6つの燃料棒位置を
ウオータロッド及び水流路に利用可能である一方、11
×11方形格子配列と等しいウラニウム燃料量が維持さ
れる。BWR用燃料集合体は、それらの中心部では典型
的には低減速である。したがって、付加的な減速材を燃
料集合体横断面の中心部近くに配置すれば、極めて効果
的である。図3に示した燃料集合体の場合は、中心部の
水流路が、(a)1個の管18(最大2燃料棒ピッチと
1燃料棒直径とをもつ)と、(b)より細い6個の管1
9(それぞれ1個の燃料棒直径をもつ)とからなり、燃
料集合体中心近くの13の燃料棒位置を占めている。管
18,19からなる中心部水流路集合体は、3角格子配
列内へ、冷却材面積配分の均等性を損なうことなしに適
合せしめられている。
【0017】2等辺三角形の格子は、燃料棒を最も密
に、かつまた均等に詰込める利点があるとはいえ、ほぼ
方形の境界内に適合できる2等辺三角形の数はきわめて
限られている。そのような格子の1つが、図1〜図3に
示した既述のBWR用10×12の6角形燃料集合体で
ある。本発明の別の実施例によれば、別の3角格子配列
であれば、正3角形の三角格子を僅かに変更しただけ
で、各燃料棒に対してほぼ均等に冷却材区域が配分され
る方形境界内に適合させることができる。そのような非
正3角形配列の1つが、図13の(a)に示した9×1
1配列である。本発明によるこの実施例の場合、方形燃
料集合体用の三角格子配列が、2等辺三角形の頂点に燃
料棒中心を配置することによって可能になる。図13の
(a)に示したBWR用燃料集合体111は、外側チャ
ネル15内に9×11の燃料棒配列を有しており、燃料
棒11の中心は、約0.85の底辺b対高さh比を有す
る2等辺三角形の頂点に位置している。2等辺三角形の
底角は、図13の(b)に示したように、約59.53
度であり、底辺と向かい合う頂角は60.94度であ
る。要求燃料棒表面間隔が、方形格子配列の場合に維持
せねばならない0.114インチ(2.89mm)であ
る場合、9×11配列での燃料棒最大直径は約0.41
5インチ(10.54mm)に制限される。この値は、
底角と向かい合う辺によって決められる。この配列の場
合、これらの辺は底辺より短いからだ。内側チャネル寸
法が約5.278インチ(134.28mm)、燃料棒
対チャネル壁間隔が0.145インチ(3.68mm)
である典型的なBWR用燃料集合体の場合の寸法bは
0.537インチ(16.63mm)である。底角と向
かい合う辺は、0.986インチ(25.04mm)×
0.537インチ(13.63mm)=0.529イン
チ(13.43mm)となろう。この寸法0.529イ
ンチから燃料棒表面間隔0.114インチを引いた値が
燃料棒直径の値0.415インチである。この値は、1
0×10方形格子配列の燃料棒直径0.396インチ
(10.05mm)より大である。これにより、次式が
えられる: 加えて、燃料集合体が等しい4半部に分割されるよう
に、燃料集合体表面と直角の各中心線に関して直角対称
性が、1列おきに横列から1個の燃料棒を除去すること
により、奇数個の燃料棒横列を有する格子の場合に得ら
れる。
【0018】図4の(a)には、8:9×11の不等辺
3角形配列が示されている。この実施例の場合も、方形
燃料集合体用の3角格子が、燃料棒中心を2等辺三角形
の頂点に配置することで得られる。8:9×11の配列
は、燃料棒数が、横列から横列へ交互に8,9,8...
と続く配列である。したがって、図4の(a)の配列
は、最下方の横列の8個の燃料棒から始まって、次の横
列は9個、その次ぎは8個と続いて、合計11列とな
る。この三角格子の場合、2等辺三角形の底辺対高さの
比は、燃料棒の三角配列が高密度となるように選定され
ている。特定の用途の場合には、燃料棒直径を、要求さ
れる最小燃料棒間隔にもとづいて可能になる最大直径以
下に抑えることにより、流れ抵抗を低減させたり、反応
特性に好都合なように水対燃料比を最適化したりする。
【0019】有利な一実施例の場合、2等辺三角形を、
できるだけ正3角形に近いものにし、燃料棒間隔がほと
んど均一となるようにして、最大詰込み密度が得られる
ようにする。図4の(a)場合、BWR用燃料集合体1
02は、8:9×11の燃料棒配列を有しており、燃料
棒中心が2等辺三角形頂点に位置している。この場合の
底辺対高さ比(h/b)は0.8である。図示のよう
に、2等辺三角形の底角は約58度、頂角は約64度で
ある。この配列は、どの中心線に関しても対称的なの
で、4つのコーナーが、いずれもチャネル壁に対して等
しい幾何形状をなしており、燃料集合体は、反応度及び
出力配分の計算に便利なように等しい4半部に分割でき
る。図5の実施例の場合、この対称性のため、中央の7
個の燃料棒に代えて6角形の水流路22を配置すること
が容易になる。この水流路により、燃料集合体中心で中
性子が減速され、熱中性子束が弱められる。更に、燃料
集合体103の各コーナーに燃料棒が不在であることに
より、コーナーでの燃料棒出力ピークが低減され、外側
チャネルのコーナー半径がより大となり、厚手のコーナ
ーを有するチャネルを設けることが容易になる。更に、
燃料棒表面・チャネル壁間隔を減少させることができ、
このため、燃料棒ピッチを、ひいては燃料棒直径を増大
させることができる。
【0020】図6に示した別の実施例の場合は、BWR
用燃料集合体104は9:8×11の配列を有している
(すなわち、11列の横列に燃料棒が交互に9,8,
9...の数で配列されている)。燃料棒中心は、図4の
(a)や図5の場合と似て2等辺三角形の頂点に位置し
ているが、集合体の4コーナーに燃料棒が配置されてい
る点が異なっている。燃料集合体104が燃料集合体1
03と、更に異なる点は、燃料装荷量がコーナー燃料棒
出力ピークより優先される場合、1個の燃料棒により装
荷量が増大せしめられ、集合体のウラニウム量を増加さ
せることができる。図4〜図6に示した集合体の減速を
変化させるためには、水用ロッド、水流路、部分長さ燃
料棒のいずれか又はすべてを、対称的又は非対称的に燃
料棒に代えて配置することができる。
【0021】図4〜図6及び図13に示した集合体のそ
れぞれは、外側チャネル壁が直線的である。これに対
し、図7の実施例の場合、燃料棒11の横列が1列おき
にくぼみを有することにより、集合体105の外側チャ
ネル壁16のうち2つが波形にされ、地震に抗する剛度
が高められ、かつ冷却材流区域の分布が均一にされてい
る。
【0022】前述のように、燃料棒は相互に間隔をおい
て配置され、冷却材の流れ区域が適宜に設けられ、各燃
料棒から熱が除去される。加えて、要求される最小燃料
棒間隔が設けられているかどうかを検証する方法を知る
ことも、きわめて望ましいことである。方形格子配列の
場合、燃料棒間隔は、燃料棒の横列と縦列との間の見通
し線に校正済みのシムを通過させることにより、簡単に
検証可能である。3角格子の場合の難しさは、縦列燃料
棒間の見通し線が、次の横列の燃料棒によりブロックさ
れてしまう点にある。この難点は、本発明によれば、2
等辺三角形格子の底辺対高さ比、又は問題の燃料棒ピッ
チ及び直径を適切に選定することによって、見通し線
を、燃料棒の中心を通る線と平行に維持するようにした
ことにより克服された。この結果、得られた3つの見通
し線方向を利用することにより、燃料棒間隔の妥当性を
検証することができる。
【0023】BWRの炉心は、制御棒モジュールの反復
により構成されている。モジュールのそれぞれは、4個
の燃料集合体により取囲まれた制御棒ブレードを有して
いる。3角格子のBWR用燃料集合体の有利な装荷形式
(本発明の場合、たとえば4個の燃料集合体111)で
は、図14に見られるように、一様の燃料棒対チャネル
壁間隔を有する集合体の面を、不一様の燃料棒対チャネ
ル壁間隔を有する集合体の面に隣接させることにより、
チャネル間の水用区域が事実上均一となる。この配置の
場合も、図14に示されているように、制御棒ブレード
115の連結点のところに位置する集合体コーナーに
は、燃料棒が不在の形式となる。この構成は、集合体周
囲に事実上均一に減速材を分配するだけではなく、たと
えば図15に示されているように、集合体112のチャ
ネル面を波形にすることにより、炉心が、どの方向から
の地震の力に対しても強化される。
【0024】BWR用燃料集合体と比較すると、加圧水
型原子炉(PWR)用燃料集合体は、より大きい横断面
を有し、かつより多くの燃料棒を有している。現在の典
型的なPWR用燃料集合体は、15×15及び17×1
7の方形格子配列のものである。本発明の別の実施例に
よれば、底辺b高さh比h/bが約0.875、底角が
60度を僅かだけ上回る値(たとえば約60.255
度)の2等辺三角形燃料棒格子は、図8の(a)及び
(b)に示されているように、PWR用燃料集合体10
6に燃料棒を分配するのに用いられ、15×17の配列
を形成する。別の実施例の場合、底辺b対高さh比が約
0.824、底角が60度を僅かに下回る値(たとえば
約58.75)の2等辺三角形燃料棒格子が、図11の
(a)及び(b)に見られるように、PWR用燃料集合
体107に燃料棒を分配するのに用いられ、15×18
の配列を形成する。燃料集合体106、107は、それ
ぞれ、15×15方形格子配列を有する先行技術の燃料
集合体の全横断面積と等しい全横断面積を有している。
PWR制御棒クラスター集合体は、いくぶん変更が必要
となろう。制御棒案内管が、通常は格子内で燃料棒の場
所を占めるからである。このため、制御棒案内管は、図
8の(a)及び(b)に示した燃料棒配列内で選択的に
配置するか、又は後述するように、反応度制御上の諸要
求に応じて配置する。
【0025】図9の(a)及び(b)の実施例では、1
7×19の燃料棒12を有するPWR用燃料集合体10
9は、底辺b対高さh比約0.889、底角約60.6
5度の3角格子配列であり、先行技術の17×17方形
格子配列の燃料集合体に代わるものとして用いられる。
図9の(a)には、燃料集合体109内の案内管20の
典型的な位置が示されているが、配列内で別の位置を占
めることも可能である。計測管21は、通常、配列のち
ょうど中心に配置される。17×20配列のPWR用燃
料集合体は、図12の(a)及び(b)示したように、
底辺b対高さh比約0.842、底角約59.3度の3
角格子燃料棒12を有し、17×17方形格子の公知P
WR用燃料集合体に代わるものとして用いられる。燃料
集合体109、110は、それぞれ17×17方形格子
の公知燃料集合体の全横断面積と等しい全横断面積を有
している。
【0026】PWR用燃料集合体は、BWR用燃料集合
体のような外側チャネルを有していないので、各燃料集
合体(たとえば図8又は図9)は、たとえば図10に示
したように、境界部分で互いにかん合するようなかたち
にすることができる。4個の燃料集合体106は、(破
線で示したように)共通区域を有しており、不連続の区
域なしに規則的な燃料棒配分がなされている。
【0027】以上、本発明を有利な実施例につき、具体
的に図示し、かつ説明したが、本発明の精神及び範囲を
逸脱することなく種々の変更が可能であることは、当業
者には明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による10×12燃料棒配列の3角格子
を有するBWR用燃料集合体の水平横断面図である。
【図2】図1に示した燃料集合体の燃料棒を選択的に水
用ロッド又は部分長さの燃料棒に代えた状態を示した水
平横断面図である。
【図3】図1同様の燃料集合体の場合に、中心部の7個
の燃料棒を1個の中心部の水流路に代えた状態を示した
図である。
【図4】(A)は、3角格子による8:9×11の燃料
棒配列を有するBWR用燃料集合体を示す水平断面図、
(B)は3個の隣接燃料棒の水平横断面図である。
【図5】3角格子による8:9×11の燃料棒配列を有
するBWR用燃料集合体の水平横断面図で、中央の7個
の燃料棒の位置に1つの中央の水流路を配置した場合を
示した図である。
【図6】3角格子による9:8×11の燃料棒配列を有
する別のBWR燃料集合体の水平横断面図である。
【図7】直線状の外側チャネル壁に代えて波形壁を設け
た図6のBWR用燃料集合体の水平横断面図である。
【図8】(A)は3角格子による15×17の燃料棒配
列を有するPWR用燃料集合体を示す水平断面図、
(B)は3個の隣接燃料棒の水平横断面図である。
【図9】(A)は3角格子による17×19の燃料棒配
列を有するPWR用燃料集合体を示す水平断面図、
(B)は3個の隣接燃料棒の水平横断面図である。
【図10】3角格子を有する4個のPWR用燃料集合体
の境界の相互接触形式を示した水平横断面図である。
【図11】(A)は3角格子による15×18の燃料棒
配列を有するPWR用燃料集合体を示す水平断面図、
(B)は3個の隣接燃料棒の水平横断面図である。
【図12】(A)は3角格子による17×20の燃料棒
配列を有するPWR用燃料集合体を示す水平断面図、
(B)は3個の隣接燃料棒の水平横断面図である。
【図13】(A)は3角格子による9×11の燃料棒配
列を有するBWR用燃料集合体を示す水平断面図、
(B)は3個の隣接燃料棒の水平横断面図である。
【図14】本発明による4個のBWR用燃料集合体によ
り取囲まれた制御ブレードの水平横断面図である。
【図15】それぞれ2つの波形壁を有する4個のBWR
用燃料集合体に取囲まれた制御ブレードの水平横断面図
である。
【符号の説明】
11 燃料棒 12 燃料棒 13 部分長さの燃料棒 15 外側チャネル 16 外側チャネル壁 17 水用ロッド 18 管 19 管 22 6角形の水流路 100 燃料集合体 101 燃料集合体 102 燃料集合体 103 燃料集合体 104 燃料集合体 105 燃料集合体 105 燃料集合体 106 燃料集合体 107 燃料集合体 109 燃料集合体 110 燃料集合体 111 燃料集合体 112 燃料集合体 115 制御ブレード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G21C 3/32 GDB E

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 沸騰水型原子炉用核燃料集合体におい
    て、集合体が、集合体底部側の下方タイプレートと、集
    合体頂部側の上方タイプレートとの間に支持された複数
    の細長い平行の燃料棒と、これら複数の燃料棒を取り囲
    み、集合体底部から集合体頂部へ向けて燃料棒の周囲に
    冷却材/減速材を導くための事実上方形の断面区域を有
    する外側流路と、燃料棒を所定配列位置に位置決めし、
    かつ保持する少なくとも1個のスペーサとを有してお
    り、前記燃料棒が所定ピッチをもって配列されており、
    この配列において、燃料棒の複数中心が2等辺3角形の
    頂点に位置していることを特徴とする沸騰水型原子炉用
    核燃料集合体。
  2. 【請求項2】 複数2等辺三角形のそれぞれが等しい底
    辺と等しい高さを有しており、底辺対高さの比が、約
    0.85であることを特徴とする、請求項1記載の核燃
    料集合体。
  3. 【請求項3】 複数2等辺三角形のそれぞれが、59.
    53度に事実上等しい底角を有することを特徴とする、
    請求項1記載の核燃料集合体。
  4. 【請求項4】 沸騰水型原子炉用核燃料集合体におい
    て、集合体が、集合体底部側の下方タイプレートと集合
    体頂部側の上方タイプレートとの間で支持された複数の
    細長い平行の燃料棒と、複数の燃料棒を取り囲み、集合
    体底部から集合体頂部へ向かって、燃料棒の周囲に冷却
    材/減速材を案内する事実上方形の横断面を有する外側
    流路と、燃料棒の位置決めと保持のための少なくとも1
    個のスペーサと、所定ピッチをもって9×11の配列で
    配置された燃料棒とを有しており、この配列において、
    これら燃料棒中心が2等辺三角形の頂点に位置すること
    を特徴とする沸騰水型原子炉用核燃料集合体。
  5. 【請求項5】 複数2等辺三角形のそれぞれが等しい底
    辺と等しい高さとを有しており、底辺対高さの比が約
    0.8であることを特徴とする、請求項4記載の核燃料
    集合体。
  6. 【請求項6】 複数2等辺三角形のそれぞれが、58度
    に事実上等しい底角を有することを特徴とする、請求項
    4記載の核燃料集合体。
  7. 【請求項7】 集合体の横断面区域の中心に向かって配
    置され、かつ集合体底部から集合体頂部へ向かって冷却
    材/減速材を貫流案内する6角形横断面の区域を有する
    中心水流路を備えていることを特徴とする、請求項5記
    載の核燃料集合体。
  8. 【請求項8】 集合体の横断面区域の中心に向かって配
    置され、かつ集合体底部から集合体頂部へ向かって冷却
    材/減速材を貫流案内する6角形横断面の区域を有する
    中心水流路を備えていることを特徴とする、請求項6記
    載の核燃料集合体。
  9. 【請求項9】 外側流路が、波形にされた少なくとも2
    つの壁部を有することを特徴とする、請求項5記載の核
    燃料集合体。
  10. 【請求項10】 加圧水型原子炉用核燃料集合体におい
    て、集合体が、集合体底部側の下方タイプレートと、集
    合体頂部側の上方タイプレートとの間で支持された複数
    の細長い平行の燃料棒と、所定配列に燃料棒を位置決め
    し、かつ保持する少なくとも1個のスペーサとを有して
    おり、前記燃料棒が、所定ピッチにて配列され、この配
    列において、燃料棒の複数中心が2等辺三角形の頂点に
    位置することを特徴とする加圧水型原子炉用核燃料集合
    体。
  11. 【請求項11】 加圧水型原子炉用核燃料集合体におい
    て、集合体が、集合体底部側の下方タイプレートと、集
    合体頂部側の上方タイプレートとの間で支持された複数
    の細長い平行の燃料棒と、所定配列に燃料棒を位置決め
    し、かつ保持する少なくとも1個のスペーサとを有して
    おり、前記燃料棒が、所定ピッチにて15×17の数で
    配列されされ、この配列において、燃料棒の複数中心が
    2等辺三角形の頂点に位置することを特徴とする加圧水
    型原子炉用核燃料集合体。
  12. 【請求項12】 複数2等辺三角形のそれぞれが、等し
    い底辺と等しい高さとを有しており、底辺対高さの比が
    約0.875であることを特徴とする、請求項11記載
    の核燃料集合体。
  13. 【請求項13】 複数2等辺三角形のそれぞれが、6
    0.25度に事実上等しい底角を有することを特徴とす
    る、請求項11記載の核燃料集合体。
  14. 【請求項14】 加圧水型原子炉用核燃料集合体におい
    て、集合体が、集合体底部側の下方タイプレートと、集
    合体頂部側の上方タイプレートとの間で支持された複数
    の細長い平行の燃料棒と、所定配列に燃料棒を位置決め
    し、かつ保持する少なくとも1個のスペーサとを有して
    おり、前記燃料棒が、所定ピッチにて15×18の数で
    配列されされ、この配列において、燃料棒の複数中心が
    2等辺三角形の頂点に位置することを特徴とする加圧水
    型原子炉用核燃料集合体。
  15. 【請求項15】 複数2等辺三角形のそれぞれが、等し
    い底辺と等しい高さとを有しており、底辺対高さの比が
    約0.824であることを特徴とする、請求項14記載
    の核燃料集合体。
  16. 【請求項16】 複数2等辺三角形のそれぞれが、5
    8.75度に事実上等しい底角を有することを特徴とす
    る、請求項14記載の核燃料集合体。
  17. 【請求項17】 加圧水型原子炉用核燃料集合体におい
    て、集合体が、集合体底部側の下方タイプレートと、集
    合体頂部側の上方タイプレートとの間で支持された複数
    の細長い平行の燃料棒と、所定配列に燃料棒を位置決め
    し、かつ保持する少なくとも1個のスペーサとを有して
    おり、前記燃料棒が、所定ピッチにて17×19の数で
    配列されされ、この配列において、燃料棒の複数中心が
    2等辺三角形の頂点に位置することを特徴とする加圧水
    型原子炉用核燃料集合体。
  18. 【請求項18】 複数2等辺三角形のそれぞれが、等し
    い底辺と等しい高さとを有しており、底辺対高さの比が
    約0.889であることを特徴とする請求項17記載の
    核燃料集合体。
  19. 【請求項19】 複数2等辺三角形のそれぞれが、6
    0.65度に事実上等しい底角を有することを特徴とす
    る、請求項17記載の核燃料集合体。
  20. 【請求項20】 加圧水型原子炉用核燃料集合体におい
    て、集合体が、集合体底部側の下方タイプレートと、集
    合体頂部側の上方タイプレートとの間で支持された複数
    の細長い平行の燃料棒と、所定配列に燃料棒を位置決め
    し、かつ保持する少なくとも1個のスペーサとを有して
    おり、前記燃料棒が、所定ピッチにて17×20の数で
    配列されされ、この配列において、燃料棒の複数中心が
    2等辺三角形の頂点に位置することを特徴とする加圧水
    型原子炉用核燃料集合体。
  21. 【請求項21】 複数2等辺三角形のそれぞれが、等し
    い底辺と等しい高さとを有しており、底辺対高さの比が
    約0.842であることを特徴とする、請求項20記載
    の核燃料集合体。
  22. 【請求項22】 複数2等辺三角形のそれぞれが、5
    9.3度に事実上等しい底角を有することを特徴とす
    る、請求項20記載の核燃料集合体。
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