JPH08114221A - 有限直線転がり軸受 - Google Patents
有限直線転がり軸受Info
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- JPH08114221A JPH08114221A JP24946394A JP24946394A JPH08114221A JP H08114221 A JPH08114221 A JP H08114221A JP 24946394 A JP24946394 A JP 24946394A JP 24946394 A JP24946394 A JP 24946394A JP H08114221 A JPH08114221 A JP H08114221A
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- JP
- Japan
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- rail
- ball cage
- outer rail
- cage
- rolling bearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C29/00—Bearings for parts moving only linearly
- F16C29/04—Ball or roller bearings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/306—Means to synchronise movements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 簡単な構造で小型化が容易であり、しかも、
確実にボールケージの位置ずれを防止することができる
ほか、ボールケージの剛性を確保できてボールの転がり
運動に悪影響を及ぼすことのない有限直線転がり軸受を
提供する。 【構成】 断面略コ字状のアウターレール１と、インナ
ーレール４と、アウターレールの転走溝とインナーレー
ルの転走溝との間に転走する多数のボールと、横断面略
々Ｍ形状に形成されてアウターレールとインナーレール
との間に配設され、その両袖部にはボール収容孔を有し
て各ボールの位置関係を維持すると共に脱落を防止する
ボールケージ８と、アウターレールからボールケージの
長手方向一端を摺動可能に迂回してインナーレールに至
り、インナーレールからボールケージの長手方向他端を
迂回してアウターレールに達する可撓性紐状体で構成さ
れてボールケージの位置ずれを防止するケージ位置ずれ
防止機構１３とを備える。
確実にボールケージの位置ずれを防止することができる
ほか、ボールケージの剛性を確保できてボールの転がり
運動に悪影響を及ぼすことのない有限直線転がり軸受を
提供する。 【構成】 断面略コ字状のアウターレール１と、インナ
ーレール４と、アウターレールの転走溝とインナーレー
ルの転走溝との間に転走する多数のボールと、横断面略
々Ｍ形状に形成されてアウターレールとインナーレール
との間に配設され、その両袖部にはボール収容孔を有し
て各ボールの位置関係を維持すると共に脱落を防止する
ボールケージ８と、アウターレールからボールケージの
長手方向一端を摺動可能に迂回してインナーレールに至
り、インナーレールからボールケージの長手方向他端を
迂回してアウターレールに達する可撓性紐状体で構成さ
れてボールケージの位置ずれを防止するケージ位置ずれ
防止機構１３とを備える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、コンピューター周辺
機器、複写機、計測器、医療機器、自動販売機、各種の
事務機器等において、軽荷重用スライド部として多用さ
れている有限直線転がり軸受に関する。
機器、複写機、計測器、医療機器、自動販売機、各種の
事務機器等において、軽荷重用スライド部として多用さ
れている有限直線転がり軸受に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の有限直線転がり軸受とし
て、長手方向に沿ってアウター転走溝を有するアウター
レールと、上記アウターレールのアウター転走溝に相対
向するインナー転走溝を有するインナーレールと、上記
アウターレールのアウター転走溝とインナーレールのイ
ンナー転走溝との間に挟み込まれて転走する多数のボー
ルと、上記アウターレールとインナーレールとの間に配
設され、上記ボールを回転可能に収容するボール収容孔
を有して各ボールの位置関係を維持すると共にその脱落
を防止するボールケージとからなり、上記アウターレー
ル、インナーレール、ボールケージの間にボールケージ
の位置ずれを防止するケージ位置ずれ防止機構を組み込
んだものがある。
て、長手方向に沿ってアウター転走溝を有するアウター
レールと、上記アウターレールのアウター転走溝に相対
向するインナー転走溝を有するインナーレールと、上記
アウターレールのアウター転走溝とインナーレールのイ
ンナー転走溝との間に挟み込まれて転走する多数のボー
ルと、上記アウターレールとインナーレールとの間に配
設され、上記ボールを回転可能に収容するボール収容孔
を有して各ボールの位置関係を維持すると共にその脱落
を防止するボールケージとからなり、上記アウターレー
ル、インナーレール、ボールケージの間にボールケージ
の位置ずれを防止するケージ位置ずれ防止機構を組み込
んだものがある。
【０００３】そして、上記ケージ位置ずれ防止機構とし
ては、一対の平板状ボールケージがストロークの始端と
終端でアウターレール及びインナーレールの両端部に設
けたストッパーに係止するもの、アウターレールに設け
たストッパーピンとボールケージに設けられて上記スト
ッパーピンが遊嵌するストッパー長孔とからなるもの
（実開昭６３−９１７２０号公報）、更には平板状ボー
ルケージの長手方向両端にそれぞれ取り付けられた滑車
とこれらの滑車に掛け渡されると共にその上下面でアウ
ターレール及びインナーレールにそれぞれ連結されたワ
イヤとからなるもの（実開平４−８８５２３号公報）等
が知られている。
ては、一対の平板状ボールケージがストロークの始端と
終端でアウターレール及びインナーレールの両端部に設
けたストッパーに係止するもの、アウターレールに設け
たストッパーピンとボールケージに設けられて上記スト
ッパーピンが遊嵌するストッパー長孔とからなるもの
（実開昭６３−９１７２０号公報）、更には平板状ボー
ルケージの長手方向両端にそれぞれ取り付けられた滑車
とこれらの滑車に掛け渡されると共にその上下面でアウ
ターレール及びインナーレールにそれぞれ連結されたワ
イヤとからなるもの（実開平４−８８５２３号公報）等
が知られている。
【０００４】しかしながら、一対の平板状ボールケージ
がアウターレール及びインナーレールの両端部に設けた
ストッパーに係止するものにおいては、使用途中でボー
ルケージが位置ずれを起こしたり、ストロークの始端と
終端で衝突して変形等の問題を引き起こすほか、各ボー
ルが転走しないで滑りを起こして円滑な転がり運動が得
られない等の問題があり、また、実開昭６３−９１７２
０号公報記載のものにおいては、ボールケージの位置ず
れや各ボールの滑りの問題は解消されているが、依然と
してストロークの始端と終端でストッパーピンがストッ
パー長孔の両端に衝突して寿命の点で充分でなく、更
に、実開平４−８８５２３号公報記載のものにおいて
は、ボールケージの長手方向両端に滑車を取り付ける必
要があることから、それだけストロークが短くなり、部
品点数が増加して製造コストが嵩むほか、アウターレー
ルとインナーレールとの間にこの滑車を取り付けるため
の隙間を確保する必要があって小型の有限直線転がり軸
受には不向きであり、しかも、ボールケージが平板状に
形成されているために変形し易いという問題もある。
がアウターレール及びインナーレールの両端部に設けた
ストッパーに係止するものにおいては、使用途中でボー
ルケージが位置ずれを起こしたり、ストロークの始端と
終端で衝突して変形等の問題を引き起こすほか、各ボー
ルが転走しないで滑りを起こして円滑な転がり運動が得
られない等の問題があり、また、実開昭６３−９１７２
０号公報記載のものにおいては、ボールケージの位置ず
れや各ボールの滑りの問題は解消されているが、依然と
してストロークの始端と終端でストッパーピンがストッ
パー長孔の両端に衝突して寿命の点で充分でなく、更
に、実開平４−８８５２３号公報記載のものにおいて
は、ボールケージの長手方向両端に滑車を取り付ける必
要があることから、それだけストロークが短くなり、部
品点数が増加して製造コストが嵩むほか、アウターレー
ルとインナーレールとの間にこの滑車を取り付けるため
の隙間を確保する必要があって小型の有限直線転がり軸
受には不向きであり、しかも、ボールケージが平板状に
形成されているために変形し易いという問題もある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者ら
は、簡単な機構でしかも上述した従来の問題点がなく、
確実にボールケージの位置ずれを防止することができる
ケージ位置ずれ防止機構を備えた有限直線転がり軸受に
ついて鋭意検討し、本発明を完成した。
は、簡単な機構でしかも上述した従来の問題点がなく、
確実にボールケージの位置ずれを防止することができる
ケージ位置ずれ防止機構を備えた有限直線転がり軸受に
ついて鋭意検討し、本発明を完成した。
【０００６】従って、本発明の目的は、簡単な機構で小
型化が容易であり、しかも、確実にボールケージの位置
ずれを防止することができるほか、ボールケージの剛性
を確保できてボールの転がり運動に悪影響を及ぼすこと
のない有限直線転がり軸受を提供することにある。
型化が容易であり、しかも、確実にボールケージの位置
ずれを防止することができるほか、ボールケージの剛性
を確保できてボールの転がり運動に悪影響を及ぼすこと
のない有限直線転がり軸受を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、両
袖部内面側長手方向に沿ってアウター転走溝を有する断
面略コ字状のアウターレールと、断面略コ字状に形成さ
れて上記アウターレールの内側に嵌合され、その両袖部
外面側長手方向に沿って上記アウター転走溝に相対向す
るインナー転走溝を有するインナーレールと、上記アウ
ターレールのアウター転走溝とインナーレールのインナ
ー転走溝との間に挟み込まれて転走する多数のボール
と、上記アウターレールとインナーレールとの間に配設
され、その両袖部には上記ボールを回転可能に収容する
ボール収容孔を有して各ボールの位置関係を維持すると
共にその脱落を防止するボールケージと、上記アウター
レールからボールケージの長手方向一端を摺動可能に迂
回してインナーレールに至り、このインナーレールから
ボールケージの長手方向他端を迂回してアウターレール
に達する所定長さの可撓性連結体で構成されてボールケ
ージの位置ずれを防止するケージ位置ずれ防止機構とを
備えている有限直線転がり軸受である。
袖部内面側長手方向に沿ってアウター転走溝を有する断
面略コ字状のアウターレールと、断面略コ字状に形成さ
れて上記アウターレールの内側に嵌合され、その両袖部
外面側長手方向に沿って上記アウター転走溝に相対向す
るインナー転走溝を有するインナーレールと、上記アウ
ターレールのアウター転走溝とインナーレールのインナ
ー転走溝との間に挟み込まれて転走する多数のボール
と、上記アウターレールとインナーレールとの間に配設
され、その両袖部には上記ボールを回転可能に収容する
ボール収容孔を有して各ボールの位置関係を維持すると
共にその脱落を防止するボールケージと、上記アウター
レールからボールケージの長手方向一端を摺動可能に迂
回してインナーレールに至り、このインナーレールから
ボールケージの長手方向他端を迂回してアウターレール
に達する所定長さの可撓性連結体で構成されてボールケ
ージの位置ずれを防止するケージ位置ずれ防止機構とを
備えている有限直線転がり軸受である。
【０００８】本発明において、アウターレールとインナ
ーレールとは、共に断面略コ字状に形成されており、ア
ウターレールの両袖部内面側長手方向に延びるアウター
転走溝とこのアウター転走溝に相対向して両袖部外面側
長手方向に延びるインナー転走溝との間に多数のボール
が挟み込まれて転走する構成をとる必要があるが、アウ
ターレールに対するインナーレールの位置関係は、向い
合せであっても同じ方向に向いていてもよい。なお、可
撓性連結体の一部がアウターレール及び／又はインナー
レールの表面側に露出する場合には、必要により、これ
らアウターレールやインナーレールの表面側にエンボス
を形成し、可撓性連結体がアウターレールやインナーレ
ールの表面から突出しないようにする。
ーレールとは、共に断面略コ字状に形成されており、ア
ウターレールの両袖部内面側長手方向に延びるアウター
転走溝とこのアウター転走溝に相対向して両袖部外面側
長手方向に延びるインナー転走溝との間に多数のボール
が挟み込まれて転走する構成をとる必要があるが、アウ
ターレールに対するインナーレールの位置関係は、向い
合せであっても同じ方向に向いていてもよい。なお、可
撓性連結体の一部がアウターレール及び／又はインナー
レールの表面側に露出する場合には、必要により、これ
らアウターレールやインナーレールの表面側にエンボス
を形成し、可撓性連結体がアウターレールやインナーレ
ールの表面から突出しないようにする。
【０００９】そして、これらアウターレールとインナー
レールとの間に位置して各ボールの位置関係を維持する
と共にその脱落を防止するボールケージについては、薄
肉であって、しかも、可撓性連結体から作用する力で変
形しないようにねじれや曲げ等に対する剛性を確保する
ために、横断面略々Ｍ形状であることが望ましい。ま
た、このボールケージの材質については、特に制限はな
く、金属製であってもよいが、軽量化を図る上で好まし
くは樹脂製であり、更により好ましくは可撓性連結体が
摺接する中央部長手方向両端に横断面円形の金属製摺接
部を一体成形するのがよく、これによってこの可撓性連
結体が摺接する中央部長手方向両端部分が磨耗してボー
ルケージの往復運動に支障をきたすのを未然に防止する
ことができる。
レールとの間に位置して各ボールの位置関係を維持する
と共にその脱落を防止するボールケージについては、薄
肉であって、しかも、可撓性連結体から作用する力で変
形しないようにねじれや曲げ等に対する剛性を確保する
ために、横断面略々Ｍ形状であることが望ましい。ま
た、このボールケージの材質については、特に制限はな
く、金属製であってもよいが、軽量化を図る上で好まし
くは樹脂製であり、更により好ましくは可撓性連結体が
摺接する中央部長手方向両端に横断面円形の金属製摺接
部を一体成形するのがよく、これによってこの可撓性連
結体が摺接する中央部長手方向両端部分が磨耗してボー
ルケージの往復運動に支障をきたすのを未然に防止する
ことができる。
【００１０】また、ボールケージの位置ずれを防止する
ケージ位置ずれ防止機構は、所定長さの可撓性連結体で
構成され、ストロークの中心をアウターレール及びイン
ナーレールの長手方向中央部に位置させるために、好ま
しくはアウターレールの中央部からボールケージの長手
方向一端を摺動可能に迂回してインナーレールの中央部
に至り、このインナーレールの中央部からボールケージ
の長手方向他端を迂回してアウターレールの中央部に達
するように配設するのがよい。なお、ストロークの中心
をアウターレール及びインナーレールの長手方向中央部
から長手方向何れか一方に偏らせたい場合には、ケージ
位置ずれ防止機構を構成する可撓性連結体をアウターレ
ール又はこのアウターレール及びインナーレールの長手
方向中央部から長手方向何れか一方に偏った位置で係止
させる。
ケージ位置ずれ防止機構は、所定長さの可撓性連結体で
構成され、ストロークの中心をアウターレール及びイン
ナーレールの長手方向中央部に位置させるために、好ま
しくはアウターレールの中央部からボールケージの長手
方向一端を摺動可能に迂回してインナーレールの中央部
に至り、このインナーレールの中央部からボールケージ
の長手方向他端を迂回してアウターレールの中央部に達
するように配設するのがよい。なお、ストロークの中心
をアウターレール及びインナーレールの長手方向中央部
から長手方向何れか一方に偏らせたい場合には、ケージ
位置ずれ防止機構を構成する可撓性連結体をアウターレ
ール又はこのアウターレール及びインナーレールの長手
方向中央部から長手方向何れか一方に偏った位置で係止
させる。
【００１１】更に、上記ケージ位置ずれ防止機構を構成
する可撓性連結体については、一端がアウターレール側
に固定されていると共に他端がインナーレール側に固定
された等しい長さの２本の連結体で構成してもよいが、
この長さが不均一になると短い連結体に余分に荷重が作
用することになって切断し易くなるので、好ましくは、
アウターレール側及びインナーレール側にそれぞれその
長手方向間隔を置いて一対の透孔を開設し、これらの透
孔を通過するループ状に形成するか、あるいは、インナ
ーレール側にのみその長手方向間隔を置いて一対の透孔
を開設し、アウターレール側ではその両端を固定すると
共にインナーレール側においては上記一対の透孔を通過
するループ状に形成するのがよい。
する可撓性連結体については、一端がアウターレール側
に固定されていると共に他端がインナーレール側に固定
された等しい長さの２本の連結体で構成してもよいが、
この長さが不均一になると短い連結体に余分に荷重が作
用することになって切断し易くなるので、好ましくは、
アウターレール側及びインナーレール側にそれぞれその
長手方向間隔を置いて一対の透孔を開設し、これらの透
孔を通過するループ状に形成するか、あるいは、インナ
ーレール側にのみその長手方向間隔を置いて一対の透孔
を開設し、アウターレール側ではその両端を固定すると
共にインナーレール側においては上記一対の透孔を通過
するループ状に形成するのがよい。
【００１２】そして、この可撓性連結体としては、可撓
性に富んで滑り性に優れ、かつ、強度が高くて耐久性に
優れたものであればよく、例えばナイロン製糸、釣糸等
の糸状体であっても、このような糸状体の複数本を撚り
合わせた紐状体であっても、また、薄板鋼板や強靱な糸
状体等でベルト状に形成されたベルト状体であってもよ
い。この可撓性連結体として極めて強靱なものを使用す
れば、有限直線ころがり軸受のストロークを規制するこ
とも可能になる。
性に富んで滑り性に優れ、かつ、強度が高くて耐久性に
優れたものであればよく、例えばナイロン製糸、釣糸等
の糸状体であっても、このような糸状体の複数本を撚り
合わせた紐状体であっても、また、薄板鋼板や強靱な糸
状体等でベルト状に形成されたベルト状体であってもよ
い。この可撓性連結体として極めて強靱なものを使用す
れば、有限直線ころがり軸受のストロークを規制するこ
とも可能になる。
【００１３】
【作用】本発明においては、ケージ位置ずれ防止機構と
して、アウターレールの中央部からボールケージの中央
部長手方向一端を摺動可能に迂回してインナーレールの
中央部に至り、このインナーレールの中央部からボール
ケージの中央部長手方向他端を迂回してアウターレール
の中央部に達する所定長さの可撓性連結体を設けている
ので、この可撓性連結体により確実にボールケージの位
置ずれを防止することができ、しかも、可撓性連結体と
いう簡単な機構を採用しているので小型化が容易であ
る。
して、アウターレールの中央部からボールケージの中央
部長手方向一端を摺動可能に迂回してインナーレールの
中央部に至り、このインナーレールの中央部からボール
ケージの中央部長手方向他端を迂回してアウターレール
の中央部に達する所定長さの可撓性連結体を設けている
ので、この可撓性連結体により確実にボールケージの位
置ずれを防止することができ、しかも、可撓性連結体と
いう簡単な機構を採用しているので小型化が容易であ
る。
【００１４】しかも、アウターレール及びインナーレー
ルの形状が共に断面略コ字状であり、剛性に富んだ構造
となっているほか、これらの間に配設されるボールケー
ジの形状を横断面略々Ｍ形状にすれば、このボールケー
ジの剛性を確保できてより円滑なボールの転がり運動を
確保することができる。
ルの形状が共に断面略コ字状であり、剛性に富んだ構造
となっているほか、これらの間に配設されるボールケー
ジの形状を横断面略々Ｍ形状にすれば、このボールケー
ジの剛性を確保できてより円滑なボールの転がり運動を
確保することができる。
【００１５】
【実施例】以下、添付図面に示す実施例に基づいて、本
発明を具体的に説明する。
発明を具体的に説明する。
【００１６】実施例１ 図１〜図５において、この発明の実施例１に係る有限直
線転がり軸受Ｂ1 が示されている。この有限直線転がり
軸受Ｂ1 は、両袖部２の内面側長手方向に沿ってアウタ
ー転走溝３を有する断面略コ字状のアウターレール１
と、断面略コ字状に形成されてアウターレール１の内側
に向い合せに嵌合され、その両袖部５の外面側長手方向
に沿ってアウター転走溝３に相対向するインナー転走溝
６を有するインナーレール４と、アウターレール１のア
ウター転走溝３とインナーレール４のインナー転走溝６
との間に挟み込まれて転走する多数のボール７と、横断
面略々Ｍ形状に形成されてアウターレール１とインナー
レール４との間に配設され、その両袖部９にはボール７
を回転可能に収容するボール収容孔１０を有して各ボー
ル７の位置関係を維持すると共にその脱落を防止するボ
ールケージ８と、アウターレール１の中央部にその長手
方向互いに所定の間隔をおいて形成された一対の透孔１
１からボールケージ８の中央部長手方向一端を摺動可能
に迂回してインナーレール４の中央部にその長手方向互
いに所定の間隔をおいて形成された一対の透孔１２に至
り、更に、このインナーレール４の中央部の一対の透孔
１１からボールケージ８の中央部長手方向他端を迂回し
てアウターレール１の中央部の一対の透孔１１に達する
所定長さのループ状の強靱なナイロン製糸状体（可撓性
連結体）１３からなるケージ位置ずれ防止機構とを備え
ている。
線転がり軸受Ｂ1 が示されている。この有限直線転がり
軸受Ｂ1 は、両袖部２の内面側長手方向に沿ってアウタ
ー転走溝３を有する断面略コ字状のアウターレール１
と、断面略コ字状に形成されてアウターレール１の内側
に向い合せに嵌合され、その両袖部５の外面側長手方向
に沿ってアウター転走溝３に相対向するインナー転走溝
６を有するインナーレール４と、アウターレール１のア
ウター転走溝３とインナーレール４のインナー転走溝６
との間に挟み込まれて転走する多数のボール７と、横断
面略々Ｍ形状に形成されてアウターレール１とインナー
レール４との間に配設され、その両袖部９にはボール７
を回転可能に収容するボール収容孔１０を有して各ボー
ル７の位置関係を維持すると共にその脱落を防止するボ
ールケージ８と、アウターレール１の中央部にその長手
方向互いに所定の間隔をおいて形成された一対の透孔１
１からボールケージ８の中央部長手方向一端を摺動可能
に迂回してインナーレール４の中央部にその長手方向互
いに所定の間隔をおいて形成された一対の透孔１２に至
り、更に、このインナーレール４の中央部の一対の透孔
１１からボールケージ８の中央部長手方向他端を迂回し
てアウターレール１の中央部の一対の透孔１１に達する
所定長さのループ状の強靱なナイロン製糸状体（可撓性
連結体）１３からなるケージ位置ずれ防止機構とを備え
ている。
【００１７】この実施例１において、上記ボールケージ
８は６６ナイロンの射出成形で形成されており、ナイロ
ン製糸状体１３が摺接する中央部長手方向両端には断面
円形状の金属製摺接部１４が一体成形されており、これ
によってナイロン製糸状体１３のボールケージ８中央部
長手方向両端における滑り性がより一層向上していると
共に、この中央部長手方向両端部分が磨耗してボールケ
ージ８の往復運動に支障をきたすのを未然に防止できる
構成になっている。
８は６６ナイロンの射出成形で形成されており、ナイロ
ン製糸状体１３が摺接する中央部長手方向両端には断面
円形状の金属製摺接部１４が一体成形されており、これ
によってナイロン製糸状体１３のボールケージ８中央部
長手方向両端における滑り性がより一層向上していると
共に、この中央部長手方向両端部分が磨耗してボールケ
ージ８の往復運動に支障をきたすのを未然に防止できる
構成になっている。
【００１８】更に、この実施例１においては、アウター
レール１及びインナーレール４にそれぞれ形成された各
透孔１１，１２において、ナイロン製糸状体１３が摺接
する部分に図示外の角取り加工が行われており、これに
よってナイロン製糸状体１３の摩耗を可及的に防止でき
るようになっているほか、各透孔１１，１２が形成され
ている部分の表面側にエンボス１５，１６が形成されて
おり、これら各透孔１１，１２を貫通して通過するナイ
ロン製糸状体１３がアウターレール１及びインナーレー
ル４の表面側に突出しないようになっている。
レール１及びインナーレール４にそれぞれ形成された各
透孔１１，１２において、ナイロン製糸状体１３が摺接
する部分に図示外の角取り加工が行われており、これに
よってナイロン製糸状体１３の摩耗を可及的に防止でき
るようになっているほか、各透孔１１，１２が形成され
ている部分の表面側にエンボス１５，１６が形成されて
おり、これら各透孔１１，１２を貫通して通過するナイ
ロン製糸状体１３がアウターレール１及びインナーレー
ル４の表面側に突出しないようになっている。
【００１９】従って、この実施例１の有限直線転がり軸
受Ｂ1 においては、ボールケージ８の長さがアウターレ
ール１やインナーレール４の約１／２であり、また、ア
ウターレール１の一方の透孔１１からボールケージ８の
一端の金属製摺接部１４を介してインナーレール４の一
方の透孔１２に至るまでのナイロン製糸状体１３の有効
長さが概ねボールケージ８の長さの２倍である場合、こ
のボールケージ８はナイロン製糸状体１３が許容するス
トロークの約１／２の範囲内で正確にかつ円滑に往復運
動をする。
受Ｂ1 においては、ボールケージ８の長さがアウターレ
ール１やインナーレール４の約１／２であり、また、ア
ウターレール１の一方の透孔１１からボールケージ８の
一端の金属製摺接部１４を介してインナーレール４の一
方の透孔１２に至るまでのナイロン製糸状体１３の有効
長さが概ねボールケージ８の長さの２倍である場合、こ
のボールケージ８はナイロン製糸状体１３が許容するス
トロークの約１／２の範囲内で正確にかつ円滑に往復運
動をする。
【００２０】次に、図６〜図８に本発明の実施例２に係
る有限直線転がり軸受Ｂ2 が示されている。この実施例
２の有限直線転がり軸受Ｂ2 においては、上記実施例１
の場合と異なり、アウターレール１及びインナーレール
４の各中央部にそれぞれ開設された一対の透孔１１ａ，
１２ａがアウターレール１やインナーレール４の幅方向
に長いスリット状に形成されており、また、ケージ位置
ずれ防止機構を構成する可撓性連結体がＳＵＳ３０４の
ステンレススチール製ベルト状体１３ａで構成され、上
記アウターレール１及びインナーレール４並びにボール
ケージ８に対して上記実施例１と同様に取り付けられて
いる。
る有限直線転がり軸受Ｂ2 が示されている。この実施例
２の有限直線転がり軸受Ｂ2 においては、上記実施例１
の場合と異なり、アウターレール１及びインナーレール
４の各中央部にそれぞれ開設された一対の透孔１１ａ，
１２ａがアウターレール１やインナーレール４の幅方向
に長いスリット状に形成されており、また、ケージ位置
ずれ防止機構を構成する可撓性連結体がＳＵＳ３０４の
ステンレススチール製ベルト状体１３ａで構成され、上
記アウターレール１及びインナーレール４並びにボール
ケージ８に対して上記実施例１と同様に取り付けられて
いる。
【００２１】従って、この実施例２の有限直線転がり軸
受Ｂ2 においても、上記実施例１の場合と同様に正確で
円滑な往復運動を達成できるほか、可撓性連結体がＳＵ
Ｓ３０４のステンレススチール製ベルト状体１３ａであ
るのでそれだけ強度が高く、より耐久性に優れて寿命が
長くなる。
受Ｂ2 においても、上記実施例１の場合と同様に正確で
円滑な往復運動を達成できるほか、可撓性連結体がＳＵ
Ｓ３０４のステンレススチール製ベルト状体１３ａであ
るのでそれだけ強度が高く、より耐久性に優れて寿命が
長くなる。
【００２２】
【発明の効果】本発明の有限直線転がり軸受は、そのケ
ージ位置ずれ防止機構の構造が簡単であって小型化が容
易であり、しかも、ストロークの範囲内で確実にボール
ケージの位置ずれを防止することができるほか、アウタ
ーレール、インナーレール及びボールケージが何れも剛
性に富んだ断面形状となっており、特にボールケージの
剛性を確保できて円滑なボールの転がり運動を確保する
ことができる。また、本発明の可撓性連結体からなるケ
ージ位置ずれ防止機構は、このケージ位置ずれ防止機構
が組み込まれた有限直線転がり軸受のストロークを規制
することにもなるので、この軸受が機械器具のスライド
部に組み込まれるまでのボールケージの脱落防止手段と
しても利用できるほか、可撓性連結体の強度の範囲内で
ストローク規制手段としても利用することができる。
ージ位置ずれ防止機構の構造が簡単であって小型化が容
易であり、しかも、ストロークの範囲内で確実にボール
ケージの位置ずれを防止することができるほか、アウタ
ーレール、インナーレール及びボールケージが何れも剛
性に富んだ断面形状となっており、特にボールケージの
剛性を確保できて円滑なボールの転がり運動を確保する
ことができる。また、本発明の可撓性連結体からなるケ
ージ位置ずれ防止機構は、このケージ位置ずれ防止機構
が組み込まれた有限直線転がり軸受のストロークを規制
することにもなるので、この軸受が機械器具のスライド
部に組み込まれるまでのボールケージの脱落防止手段と
しても利用できるほか、可撓性連結体の強度の範囲内で
ストローク規制手段としても利用することができる。
【図１】 図１は、本発明の実施例１に係る有限直線転
がり軸受をインナーレール側から見た平面図である。
がり軸受をインナーレール側から見た平面図である。
【図２】 図２は、図１のII−II線断面図である。
【図３】 図３は、図１のIII −III 線断面図である。
【図４】 図４は、図１の斜視図である。
【図５】 図５は、図１の分解組立図である。
【図６】 図６は、本発明の実施例２に係る有限直線転
がり軸受をインナーレール側から見た平面図である。
がり軸受をインナーレール側から見た平面図である。
【図７】 図７は、図６のVII −VII 線断面図である。
【図８】 図８は、図６のVIII−VIII線断面図である。
Ｂ1 ，Ｂ2 …有限直線転がり軸受、１…アウターレー
ル、２…アウターレールの袖部、３…アウター転走溝、
４…インナーレール、５…インナーレールの袖部、６…
インナー転走溝、７…ボール、８…ボールケージ、９…
ボールケージの袖部、１０…ボール収容孔、１１，１１
ａ…アウターレールの透孔、１２，１２ａ…インナーレ
ールの透孔、１３…糸状体（可撓性連結体）、１３ａ…
ベルト状体（可撓性連結体）、１４…金属製摺接部、１
５，１６…エンボス。
ル、２…アウターレールの袖部、３…アウター転走溝、
４…インナーレール、５…インナーレールの袖部、６…
インナー転走溝、７…ボール、８…ボールケージ、９…
ボールケージの袖部、１０…ボール収容孔、１１，１１
ａ…アウターレールの透孔、１２，１２ａ…インナーレ
ールの透孔、１３…糸状体（可撓性連結体）、１３ａ…
ベルト状体（可撓性連結体）、１４…金属製摺接部、１
５，１６…エンボス。
Claims (6)
- 【請求項１】 両袖部内面側長手方向に沿ってアウター
転走溝を有する断面略コ字状のアウターレールと、断面
略コ字状に形成されて上記アウターレールの内側に嵌合
され、その両袖部外面側長手方向に沿って上記アウター
転走溝に相対向するインナー転走溝を有するインナーレ
ールと、上記アウターレールのアウター転走溝とインナ
ーレールのインナー転走溝との間に挟み込まれて転走す
る多数のボールと、上記アウターレールとインナーレー
ルとの間に配設され、その両袖部には上記ボールを回転
可能に収容するボール収容孔を有して各ボールの位置関
係を維持すると共にその脱落を防止するボールケージ
と、上記アウターレールからボールケージの長手方向一
端を摺動可能に迂回してインナーレールに至り、このイ
ンナーレールからボールケージの長手方向他端を迂回し
てアウターレールに達する所定長さの可撓性連結体で構
成されてボールケージの位置ずれを防止するケージ位置
ずれ防止機構とを備えていることを特徴とする有限直線
転がり軸受。 - 【請求項２】 ケージ位置ずれ防止機構を構成する可撓
性連結体が、アウターレールの中央部からボールケージ
の長手方向一端を摺動可能に迂回してインナーレールの
中央部に至り、このインナーレールの中央部からボール
ケージの長手方向他端を迂回してアウターレールの中央
部に達するように配設されている請求項１記載の有限直
線転がり軸受。 - 【請求項３】 ケージ位置ずれ防止機構を構成する可撓
性連結体は、アウターレールの中心部及びインナーレー
ルの中心部にそれぞれその長手方向間隔を置いて開設さ
れた透孔を通過するループ状に形成されている請求項２
記載の有限直線転がり軸受。 - 【請求項４】 ケージ位置ずれ防止機構を構成する可撓
性連結体は、その両端がアウターレールの中心部に固定
されていると共に、インナーレールの中心部にその長手
方向間隔を置いて開設された透孔を通過するループ状に
形成されている請求項２記載の有限直線転がり軸受。 - 【請求項５】 可撓性連結体が糸状又はベルト状に形成
されている請求項１〜４の何れかに記載の有限直線転が
り軸受。 - 【請求項６】 ボールケージが樹脂製であり、その中央
部長手方向両端には可撓性連結体が摺接する横断面円形
の金属製摺接部が一体成形されている請求項１〜５の何
れかに記載の有限直線転がり軸受。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24946394A JPH08114221A (ja) | 1994-10-14 | 1994-10-14 | 有限直線転がり軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24946394A JPH08114221A (ja) | 1994-10-14 | 1994-10-14 | 有限直線転がり軸受 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08114221A true JPH08114221A (ja) | 1996-05-07 |
Family
ID=17193340
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24946394A Pending JPH08114221A (ja) | 1994-10-14 | 1994-10-14 | 有限直線転がり軸受 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08114221A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100847430B1 (ko) * | 2005-07-27 | 2008-07-21 | 박윤식 | 선형이동 안내장치를 갖는 슬라이드 |
| JP2010084863A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Thk Co Ltd | 運動案内装置 |
| JP2017015180A (ja) * | 2015-07-01 | 2017-01-19 | 日本アキュライド株式会社 | スライドレール |
| CN107542771A (zh) * | 2016-06-24 | 2018-01-05 | 泰州市创新电子有限公司 | 第二方向厚度减薄的滚珠滑轨 |
-
1994
- 1994-10-14 JP JP24946394A patent/JPH08114221A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100847430B1 (ko) * | 2005-07-27 | 2008-07-21 | 박윤식 | 선형이동 안내장치를 갖는 슬라이드 |
| JP2010084863A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Thk Co Ltd | 運動案内装置 |
| JP2017015180A (ja) * | 2015-07-01 | 2017-01-19 | 日本アキュライド株式会社 | スライドレール |
| CN107542771A (zh) * | 2016-06-24 | 2018-01-05 | 泰州市创新电子有限公司 | 第二方向厚度减薄的滚珠滑轨 |
| CN107542771B (zh) * | 2016-06-24 | 2024-03-12 | 泰州市创新电子有限公司 | 第二方向厚度减薄的滚珠滑轨 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030204 |