JPH08113919A - 音声発生道路 - Google Patents
音声発生道路Info
- Publication number
- JPH08113919A JPH08113919A JP6249434A JP24943494A JPH08113919A JP H08113919 A JPH08113919 A JP H08113919A JP 6249434 A JP6249434 A JP 6249434A JP 24943494 A JP24943494 A JP 24943494A JP H08113919 A JPH08113919 A JP H08113919A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voice
- generator
- road
- driver
- striped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Road Signs Or Road Markings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来のような不快感を伴う振動や摩擦音によ
ってドライバーに注意を喚起させるのではなく、道路か
ら直接交通用の報知や警告などの音声を発生し、不快感
を伴うことなく確実に報知や警告を行い安全走行が可能
となる画期的な音声発生道路を提供すること。 【構成】 道路１に音声発生体２を付設し、この音声発
生体２の表面に車輌タイヤ３が音声発生体２上を通過し
た時タイヤ表面の後方への引っ掻き摩擦により音声を発
生する縞状突起４を並設し、この縞状突起４の並設状態
を音声発生体２の付設場所に応じた交通用音声をドライ
バーが聞き取れるように発生する構造に形成した音声発
生道路。
ってドライバーに注意を喚起させるのではなく、道路か
ら直接交通用の報知や警告などの音声を発生し、不快感
を伴うことなく確実に報知や警告を行い安全走行が可能
となる画期的な音声発生道路を提供すること。 【構成】 道路１に音声発生体２を付設し、この音声発
生体２の表面に車輌タイヤ３が音声発生体２上を通過し
た時タイヤ表面の後方への引っ掻き摩擦により音声を発
生する縞状突起４を並設し、この縞状突起４の並設状態
を音声発生体２の付設場所に応じた交通用音声をドライ
バーが聞き取れるように発生する構造に形成した音声発
生道路。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、車輌ドライバーの居眠
りやスピード超過などを音声によって警告するなど道路
から交通用音声が発生する音声発生道路に関するもので
ある。
りやスピード超過などを音声によって警告するなど道路
から交通用音声が発生する音声発生道路に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
道路面の加工により、例えば、突条を道路を横切るよう
に間隔を置いて設けたり、ライン上に凹凸を設けたり
し、その上を通過する車に振動を与えたり摩擦音を発生
させたりしてドライバーにインターに近づいたことを知
らせたり、車が正しい走行ラインから外れたことを知ら
せたり、居眠りやスピード超過を警告したりする道路が
施行されている。
道路面の加工により、例えば、突条を道路を横切るよう
に間隔を置いて設けたり、ライン上に凹凸を設けたり
し、その上を通過する車に振動を与えたり摩擦音を発生
させたりしてドライバーにインターに近づいたことを知
らせたり、車が正しい走行ラインから外れたことを知ら
せたり、居眠りやスピード超過を警告したりする道路が
施行されている。
【０００３】しかし、このような振動や摩擦音で警告す
る方法は、突然ドライバーに振動や摩擦音が伝わるため
ドライバーに不快感のみを与え、ひいては安全性を欠く
恐れがある。
る方法は、突然ドライバーに振動や摩擦音が伝わるため
ドライバーに不快感のみを与え、ひいては安全性を欠く
恐れがある。
【０００４】本発明は、道路から音声を直接発生させる
ことに着眼して前記の欠点を解決する音声発生道路を完
成したものである。
ことに着眼して前記の欠点を解決する音声発生道路を完
成したものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
明の要旨を説明する。
【０００６】道路１に音声発生体２を付設し、この音声
発生体２の表面に車輌タイヤ３が音声発生体２上を通過
した時タイヤ表面の後方への引っ掻き摩擦により音声を
発生する縞状突起４を並設し、この縞状突起４の並設状
態を音声発生体２の付設場所に応じた交通用音声をドラ
イバーが聞き取れるように発生する構造に形成したこと
を特徴とする音声発生道路に係るものである。
発生体２の表面に車輌タイヤ３が音声発生体２上を通過
した時タイヤ表面の後方への引っ掻き摩擦により音声を
発生する縞状突起４を並設し、この縞状突起４の並設状
態を音声発生体２の付設場所に応じた交通用音声をドラ
イバーが聞き取れるように発生する構造に形成したこと
を特徴とする音声発生道路に係るものである。
【０００７】また、音声発生体２を板状帯で形成し、縞
状突起４の並設間隔を声紋に対応させて形成することに
より所望の音声を発生するように構成したことを特徴と
する請求項１記載の音声発生道路に係るものである。
状突起４の並設間隔を声紋に対応させて形成することに
より所望の音声を発生するように構成したことを特徴と
する請求項１記載の音声発生道路に係るものである。
【０００８】
【作用】縞状突起４を設けた音声発生体２を道路１に付
設し、この音声発生体２上を車輌タイヤ３が図２の円弧
矢印回転で通過すると、例えば、その所での所定の速度
を略維持して車輌が矢印方向で送行通過すると、タイヤ
表面が縞状突起４を後方に引っ掻く摩擦により交通用音
声が発生する。その理は縞状突起４の並設間隔を「カー
ブあり・速度を落とせ」という声紋に合わせて形成する
と音声発生体２を通過する際、道路１から「カーブあり
・速度を落とせ」という交通用音声が発生し、この音声
はタイヤ及びタイヤ内の空気の共鳴作用によって拡大さ
れ、ドライバーにはっきりと聞き取れる音声で警告する
ことになる。
設し、この音声発生体２上を車輌タイヤ３が図２の円弧
矢印回転で通過すると、例えば、その所での所定の速度
を略維持して車輌が矢印方向で送行通過すると、タイヤ
表面が縞状突起４を後方に引っ掻く摩擦により交通用音
声が発生する。その理は縞状突起４の並設間隔を「カー
ブあり・速度を落とせ」という声紋に合わせて形成する
と音声発生体２を通過する際、道路１から「カーブあり
・速度を落とせ」という交通用音声が発生し、この音声
はタイヤ及びタイヤ内の空気の共鳴作用によって拡大さ
れ、ドライバーにはっきりと聞き取れる音声で警告する
ことになる。
【０００９】このようにして１００kmのスピードでは音
声にならないが１３０km以上のスピードの場合には「ス
ピード落とせ」と発生させることも可能となる。
声にならないが１３０km以上のスピードの場合には「ス
ピード落とせ」と発生させることも可能となる。
【００１０】
【実施例】図面は、本発明の実施の一例を示すもので、
道路１に音声発生体２を付設し、この音声発生体２の表
面に車輌タイヤ３が音声発生体２上を通過した時タイヤ
表面の後方への引っ掻き摩擦により音声を発生する縞状
突起４を並設し、この縞状突起４の並設状態を音声発生
体２の付設場所に応じた交通用音声をドライバーが聞き
取れるように発生する構造に設計する。
道路１に音声発生体２を付設し、この音声発生体２の表
面に車輌タイヤ３が音声発生体２上を通過した時タイヤ
表面の後方への引っ掻き摩擦により音声を発生する縞状
突起４を並設し、この縞状突起４の並設状態を音声発生
体２の付設場所に応じた交通用音声をドライバーが聞き
取れるように発生する構造に設計する。
【００１１】また、音声発生体２を板状帯で形成し、縞
状突起４の並設間隔を声紋に対応させて形成することに
より所望の音声を発生するように構成する。
状突起４の並設間隔を声紋に対応させて形成することに
より所望の音声を発生するように構成する。
【００１２】縞状突起４の並設間隔は例えば声紋に対応
させ、丁度人間の発声理論と同様であって、人間が声門
から空気を送り声帯ひだに振動を与えて口腔や鼻孔や舌
などの関連動作によって所定の声にするが、この声帯ひ
だに対応すべく縞状突起４を形成し、タイヤやタイヤ内
の空気が共鳴して所望の音声を発生するように縞状突起
４間隔をテストし乍ら所定の速度範囲で通過させたとき
（タイヤを圧接状態で回転通過させたとき）はっきりと
聞き取れる音声を発生するように設計し、この配列の設
計を色々と変化させることにより発生する音声も変化さ
せる。
させ、丁度人間の発声理論と同様であって、人間が声門
から空気を送り声帯ひだに振動を与えて口腔や鼻孔や舌
などの関連動作によって所定の声にするが、この声帯ひ
だに対応すべく縞状突起４を形成し、タイヤやタイヤ内
の空気が共鳴して所望の音声を発生するように縞状突起
４間隔をテストし乍ら所定の速度範囲で通過させたとき
（タイヤを圧接状態で回転通過させたとき）はっきりと
聞き取れる音声を発生するように設計し、この配列の設
計を色々と変化させることにより発生する音声も変化さ
せる。
【００１３】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、従
来のような不快感を伴う振動や摩擦音によってドライバ
ーに注意を喚起させるのではなく、道路から直接交通用
の報知や警告などの音声を発生させるもので、タイヤ空
気の共鳴作用により充分ドライバーに聞き取れる大きさ
の声で発生され、不快感を伴うことなく確実に報知や警
告を行い安全走行が可能となる画期的な音声発生道路と
なる。
来のような不快感を伴う振動や摩擦音によってドライバ
ーに注意を喚起させるのではなく、道路から直接交通用
の報知や警告などの音声を発生させるもので、タイヤ空
気の共鳴作用により充分ドライバーに聞き取れる大きさ
の声で発生され、不快感を伴うことなく確実に報知や警
告を行い安全走行が可能となる画期的な音声発生道路と
なる。
【図１】本実施例を示す音声発生道路の平面図である。
【図２】本実施例を示す音声発生道路の説明断面図であ
る。
る。
【符号の説明】 １ 道路 ２ 音声発生体 ３ 車輌タイヤ ４ 縞状突起
Claims (2)
- 【請求項１】 道路に音声発生体を付設し、この音声発
生体の表面に車輌タイヤが音声発生体上を通過した時タ
イヤ表面の後方への引っ掻き摩擦により音声を発生する
縞状突起を並設し、この縞状突起の並設状態を音声発生
体の付設場所に応じた交通用音声をドライバーが聞き取
れるように発生する構造に形成したことを特徴とする音
声発生道路。 - 【請求項２】 音声発生体を板状帯で形成し、縞状突起
の並設間隔を声紋に対応させて形成することにより所望
の音声を発生するように構成したことを特徴とする請求
項１記載の音声発生道路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6249434A JPH08113919A (ja) | 1994-10-14 | 1994-10-14 | 音声発生道路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6249434A JPH08113919A (ja) | 1994-10-14 | 1994-10-14 | 音声発生道路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08113919A true JPH08113919A (ja) | 1996-05-07 |
Family
ID=17192916
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6249434A Pending JPH08113919A (ja) | 1994-10-14 | 1994-10-14 | 音声発生道路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08113919A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104612077A (zh) * | 2015-01-31 | 2015-05-13 | 徐英杰 | 一种具有视听功能的高速公路标线 |
| CN115038841A (zh) * | 2019-12-13 | 2022-09-09 | 洛德卡尔有限公司 | 突起路标 |
-
1994
- 1994-10-14 JP JP6249434A patent/JPH08113919A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104612077A (zh) * | 2015-01-31 | 2015-05-13 | 徐英杰 | 一种具有视听功能的高速公路标线 |
| CN115038841A (zh) * | 2019-12-13 | 2022-09-09 | 洛德卡尔有限公司 | 突起路标 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7106180B1 (en) | Directional acoustic alerting system | |
| WO2012070334A1 (ja) | 車両走行警告装置 | |
| DE112013005844B4 (de) | Fahrunterstützungseinrichtung | |
| JP5585764B2 (ja) | 車両用発音装置 | |
| US20080094254A1 (en) | Pedestrian warning system | |
| JP2013071516A (ja) | 車両存在通報装置 | |
| JPH10201001A (ja) | 電気自動車 | |
| JP2011207390A (ja) | 車両用発音装置 | |
| JP2012068841A (ja) | 車両用覚醒装置 | |
| JPH08113919A (ja) | 音声発生道路 | |
| JP6032792B2 (ja) | 車両用警音器のディスク | |
| JP2008001124A (ja) | 車載用発音装置 | |
| WO2012095985A1 (ja) | 電動車両の報知音発生装置 | |
| JP6007894B2 (ja) | サイレン音出力装置 | |
| JPH11321459A (ja) | 車両の警音装置 | |
| JPH10136501A (ja) | 電気自動車 | |
| JP2003276504A (ja) | 自動車の疑似走行音発生装置 | |
| JP3156243U (ja) | 車輌の警報ユニット | |
| JP2008040621A (ja) | 車載用報知装置 | |
| JP7256992B2 (ja) | 車両用接近通報装置 | |
| JP2006308838A (ja) | 弱音警音器システム | |
| JP7306104B2 (ja) | 車両用接近通報装置 | |
| Mortimer | Oh! Say, can you hear that train coming to the crossing? | |
| JPH0713575A (ja) | 音響合成方法および装置 | |
| WO2022189305A1 (en) | Vehicle warning system with feedback |