JPH08113559A - 24−オキソ−22−オキサビタミン▲d3▼誘導体 - Google Patents

24−オキソ−22−オキサビタミン▲d3▼誘導体

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JPH08113559A
JPH08113559A JP24823395A JP24823395A JPH08113559A JP H08113559 A JPH08113559 A JP H08113559A JP 24823395 A JP24823395 A JP 24823395A JP 24823395 A JP24823395 A JP 24823395A JP H08113559 A JPH08113559 A JP H08113559A
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JP
Japan
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group
compound
carbon atoms
formula
substituent
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JP24823395A
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English (en)
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Noboru Kubodera
登 久保寺
Hiroyoshi Watanabe
博義 渡邉
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Chugai Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Chugai Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 強い分化誘導作用を有し、医薬品として有用
であるビタミンD誘導体を提供すること。 【解決手段】 一般式 (式中、Rは水素原子または水酸基を示し、Aは置換
基を有していてもよい炭素数1から4のアルキレン基を
示し、Bは一般式 (式中、R,Rは同一または異なって置換基を有し
ていてもよい炭素数1から4のアルキル基を示し、R
は水素原子または水酸基を示す)、置換基を有していて
もよい環状炭化水素基または複素環基を示す)で表され
る化合物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規なビタミンD
誘導体に関する。さらに詳しくは22−オキサビタンD
の24位にあたる部分がカルボニル基であるビタミン
誘導体に関する。
【0002】
【従来の技術】ビタミンDはカルシウム代謝調節作用
の他、分化誘導作用、免疫調節作用など多くの生理活性
を有することが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年ビタミンD類の生
理活性が逐次明らかにされてきている。ビタミンD類、
例えば、1α,25−ジヒドロキシビタミンDはカル
シウム代謝調節作用、腫瘍細胞などの増殖抑制作用や分
化誘導作用、免疫調節作用など多岐にわたって生理活性
を示すことが知られている。しかしながら1α,25−
ジヒドロキシビタミDは、長期かつ連続的な投与によ
り、高カルシウム血症を起こすという欠点を有してお
り、例えば抗腫瘍剤、抗リウマチ剤などとしての使用に
は適さない。このため、最近これらのビタミンD類の作
用の分離を目的として数多くのビタミンD誘導体が合成
され、その生理活性が検討されている。
【0004】
【課題を解決するための手段】その中の一つとして、ビ
タミンDの22位が酸素原子で置換された誘導体とし
て、特開昭61−267550号に記載されている、1
α,3β−ジヒドロキシ−20(S)−(3−ヒドロキ
シ−3−メチルブチルオキシ−9,10−セコプレグナ
−5,7,10(19)−トリエンがある。本発明者ら
は、22−オキサビタミンD誘導体について検討をか
さねた結果、24位にあたる部分がカルボニル基である
ビタミンDが、強い分化誘導作用を有することを見いだ
した。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は、一般式(I)
【化7】 (式中、Rは水素原子または水酸基を示し、Aは置換
基を有していてもよい炭素数1から4のアルキレン基を
示し、Bは一般式(II)
【化8】 (式中、R,Rは同一または異なって置換基を有し
ていてもよい炭素数1からのアルキル基を示し、R
水素原子または水酸基を示す)、置換基を有していても
よい環状炭化水素基または複素環基を示す)で表される
化合物に関する。
【0006】本発明において、炭素数1から4のアルキ
レン基とは、たとえばメチレン基、エチレン基、プロピ
レン基、ブチレン基を示し、好ましくはメチレン基、エ
チレン基であり、さらに好ましくはメチレン基である。
また、この炭素数1から4のアルキレン基は不飽和結合
を有していてもよく、不飽和結合を有しているものの好
ましい例として−CH−CH=CH−、−CH−C
H=CH−CH−、−CH−CH−CH=CH
−、−CH−C≡C−などがあげられ、特に好ましい
もとして−CH−CH=CH−があげられる。炭素数
1から4のアルキル基とは、直鎖または分岐鎖状のアル
キル基を示し、たとえばメチル基、エチル基、n−プロ
ピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、i−ブチル
基、s−ブチル基、t−ブチル基などがあげられ、好ま
しくは、炭素数1から3のアルキル基であり、さらに好
ましくは、メチル基、エチル基である。
【0007】置換基を有していてもよい炭素数1から4
のアルキレン基および置換基を有していてもよい炭素数
1から4のアルキル基における置換基としてはたとえ
ば、保護されていてもよい水酸基,ハロゲン原子,置換
基を有していてもよい低級アルキル基,低級アルコキシ
基,低級アルキルカルボニル基、アミノ基、シアノ基等
が挙げられ、好ましくは、保護されていてもよい水酸
基,ハロゲン原子であり、さらに好ましくは水酸基およ
びフッ素原子である。置換基は1つでも複数でもかまわ
ないが、特に例をあげると、置換基が水酸基である場合
には1つの炭素上に1つであることが好ましく、置換基
がフッ素原子である場合には1つの炭素上に1から3の
何れでもよい。また、置換基を有していてもよい炭素数
1から4のアルキレン基上の2つの置換基が結合し、ア
ルキレン基と一緒になって、シクロアルキル基やフェニ
ル基、複素環基を形成してもよい。低級アルキル基、低
級アルコキシ基などにおける低級とは炭素数が1から6
であること、好ましくは1から4であることを意味す
る。
【0008】保護されていてもよい水酸基の保護基とは
たとえば、アシル基、置換シリル基、置換アルキル基な
どがあげられ、好ましくはアシル基、置換シリル基であ
り特に好ましくはアセチル基、トリメチルシリル基、t
−ブチルジメチルシリル基などである。
【0009】一般式(I)中、Aで示される置換基を有
していてもよい炭素数1から4のアルキレン基の例とし
ては、たとえばメチレン基、エチレン基、プロピレン
基、ブチレン基の他、以下の表1から表6に示される基
などがあげられる。
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】 (式中、Gは水酸基、シアノ基、アミノ基、ハロゲン原
子またはアセチルオキシ基を示す)
【表5】 (式中、Gは水酸基、シアノ基、アミノ基、ハロゲン原
子またはアセチルオキシ基を示す)
【表6】 好ましい例としては、メチレン基、エチレン基、2−ヒ
ドロキシエチレン基(表中の番号69(以下同様に記
載),G=OH)、3−ヒドロキシプロピレン基(7
1,G=OH)、4−ヒドロキシブチレン基(74,G
=OH)、2−プロペニレン基(97)、2−ブテニレ
ン基(102)、3−ブテニレン基(98)、2−プロ
ピニレン基(99)などがあげられ、さらに好ましいも
のとしてメチレン基、エチレン基、2−ヒドロキシエチ
レン基、2−プロペニレン基があげられる。
【0010】一般式(I)中、RおよびRで示され
る置換基を有していてもよい炭素数1から4のアルキル
基の例としては、たとえばメチル基、エチル基、n−プ
ロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、s−ブチル
基、ヒドロキシメチル基、トリフルオロメチル基、フル
オロメチル基、シアノメチル基、2−ヒドロキシエチル
基、2−フルオロエチル基、2−シアノエチル基、1−
ヒドロキシエチル基、ペンタフルオロエチル基、3−ヒ
ドロキシプロピル基、3−フルオロプロピル基、3−シ
アノプロピル基、4−ヒドロキシブチル基、4−フルオ
ロブチル基、4−シアノブチル基なとがあげられ、好ま
しくはメチル基、エチル基、n−プロピル基、ヒドロキ
シメチル基、トリフルオロメチル基、フルオロメチル
基、2−ヒドロキシエチル基、ペンタフルオロエチル基
などであり、さらに好ましくは、メチル基、エチル基、
ヒドロキシメチル基、トリフルオロメチル基、フルオロ
メチル基があげられる。また、Bの環状炭化水素基とは
炭素数3から8のシクロアルキル基や芳香族炭化水素基
を示し、たとえばシクロプロピル基、シクロペンチル
基、シクロヘキシル基、フェニル基などがあげられ、好
ましくはシクロプロピル基、フェニル基である。また、
Bの複素環基とはヘテロ原子として窒素原子、酸素原
子、硫黄原子のうち少なくとも1つを含む3員環から8
員環の複素環基を示し、好ましい例としては、ピリジル
基、イミダゾリル基、ピロリル基やこれらの基の部分飽
和体の基、飽和体の基などがあげられる。これらの環状
炭化水素基や複素環基に置換しうる置換基の好ましい例
としては、水酸基、ハロゲン原子、トリフルオロメチル
基などがあげられる。
【0011】本発明の化合物は、強い分化誘導作用を有
する。本発明の化合物の20位の立体配位は、R,Sの
何れでもよく、また水酸基の立体配位はα,βの何れで
もよいが、天然のビタミンDと同じ配位のものが好まし
い。また、1位および25位は水酸基で置換されている
ものが好ましい。
【0012】本発明の化合物は何れも新規化合物であり
たとえば以下のようにして合成される。出発原料として
は、たとえば20(S)−ヒドロキシ−1α,3β−ビ
ス(t−ブチルジメチルシリルオキシ)プレグナ−5,
7−ジエン(化合物103)
【化9】 を用いることができる。この化合物はたとえばMura
yamaらの方法(Chem.Pharm.Bul
l.,34,4410(1986))により合成するこ
とができる。化合物103の水酸基の保護基は以下の反
応に適当な保護基に適宜変換することができる。
【0013】本発明の化合物の22位のエーテル結合
は、化合物103の水酸基をもとに、通常のエーテル合
成反応により導入することができる。たとえば、特公平
3−74656号公報に記載された方法あるいはその類
似方法、すなわち塩基の存在下一般式(VI)
【化10】 (式中、Rは一般式(VII)
【化11】 (式中、Aは置換基を有していてもよい炭素数1から4
のアルキレン基を示し、Bは一般式(II)
【化12】 (式中、R,Rは同一または異なって置換基を有し
ていてもよい炭素数1からのアルキル基を示し、R
水素原子または水酸基を示す)、置換基を有していても
よい環状炭化水素基または複素環基を示す)で表される
基または一般式(VII)で表される基に変換可能な基
を示し、Xはハロゲン原子、パラトルエンスルホニルオ
キシ基、メタンスルホニルオキシ基などの脱離基を示
す)で表される化合物を化合物103と反応させること
により得ることができる。
【0014】また、エーテル体は、特開平6−7299
4号公報に記載された方法あるいはその類似方法、すな
わち化合物103に一般式(VIII)
【化13】 (式中Bは一般式(II)
【化14】 (式中、R,Rは同一または異なって置換基を有し
ていてもよい炭素数1から4のアルキル基を示し、R
は水素原子または保護されていてもよい水酸基を示す)
で表される基または一般式(II)で表される基に変換
可能な基、置換基を有していてもよい環状炭化水素基ま
たは複素環基を示す)で表されるα,β−不飽和カルボ
ニル化合物あるいはアクリル酸誘導体を塩基の存在下反
応させて得ることもできる。
【0015】さらに、本発明の化合物のうち、一般式
(I)のAが−CH−であるものの合成中間体となる
エーテル体は、特開平6−80626号公報に記載され
た方法あるいはその類似方法、すなわち化合物103に
エポキシ化合物を反応させることにより得ることもでき
る。
【0016】得られたエーテル体は必要に応じ、保護、
脱保護、官能基の変換を行い、本発明の化合物に対応す
る一般式(IX)
【化15】 (式中、Rは水素原子または水酸基を示し、Bは一般
式(II)
【化16】 (式中、R,Rは同一または異なって置換基を有し
ていてもよい炭素数1から4のアルキル基を示し、R
は水素原子または水酸基を示す)、置換基を有していて
もよい環状炭化水素基または複素環基を示す)で表され
るプロビタミンDへと変換し、常法によりAが−CH
−である一般式(I)で表されるビタミンDへと変
換することができる。
【0017】本発明の化合物のうち一般式(I)のAが
−CH−であり、Rが水酸基であり、Bが一般式
(II)であるものの合成法の1例を以下に示す。
【化17】 (式中、R,Rは同一または異なって置換基を有し
ていてもよい炭素数1から4のアルキル基を示し、
,Y,Yは水素原子または保護されていてもよ
い水酸基を示す。)
【0018】すなわち、適当な保護基で保護されたアル
コール体(104)に塩基の存在下、エポキシ化合物を
作用させ、エーテル体(105)を得る。本反応で用い
られる塩基としては、たとえば金属アルコキシドや金属
水素化物、アルカリ金属の炭酸塩などがあげられ、好ま
しくはカリウム−t−ブトキシドや水素化ナトリウムな
どであり、さらに好ましくはカリウム−t−ブトキシド
である。本反応は不活性溶媒、たとえばベンゼンやトル
エンなどの芳香族炭化水素系の溶媒中で行われることが
好ましい。
【0019】得られたアルコール体(105)の24位
の水酸基を酸化反応に付す前に、必要に応じ官能基の保
護、脱保護や保護基の変換を行う。5,7−ジエン部分
はたとえば4−フェニル−1,2,4−トリアゾリン−
3,5−ジオンなどの保護基で保護することが好まし
い。24位の水酸基の酸化は、たとえばジメチルスルホ
キシド、トリイソプロピルオキシアルミニウム−シクロ
ヘキサノン(Oppenauer試薬)、ピリジニウム
クロロクロメート(PCC)、ピリジニウムジクロメー
ト(PDC)などの酸化剤を用いて行われうるが、ジメ
チルスルホキシド、トリイソプロピルオキシアルミニウ
ム−シクロヘキサノン(Oppenauer試薬)を用
いる酸化反応が好ましい。
【0020】得られた24−オキソ体(107)は官能
基の脱保護を行った後、常法により光照射、熱異性化反
応に付すことにより、ビタミンD誘導体へと導くこと
ができる。
【0021】
【実施例】以下に実施例により本発明をさらに詳細に説
明する。
【0022】
【実施例1】20(S)−アセチルオキシ−1α,3β
−ビス(t−ブチルジメチルシリルオキシ)プレグナ−
5,7−ジエンの合成 20(S)−ヒドロキシ−1α,3β−ビス(t−ブチ
ルジメチルシリルオキシ)プレグナ−5,7−ジエン
1.48g(2.64mmol)、無水酢酸 1.5m
l(15.9mmol)、およびピリジン 3ml(3
7.1mmol)の混合物を室温で14時間攪拌。反応
混合物を酢酸エチルで希釈し、1N塩酸、飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液で順次洗浄。有機層を硫酸マグネシウ
ムで乾燥後、溶媒を減圧留去して得られる残渣をフラッ
シュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、7%酢酸
エチル/n−ヘキサン)で精製し、淡黄色油状の標記化
合物1.13g(収率71%)を得た。 NMR δ:0.05(3H,s),0.06(6H,
s),0.11(3H,s),0.63(3H,s),
0.88(9H,s),0.89(12H,s),1.
24(3H,d,J=6.1Hz),2.00(3H,
s),3.70(1H,brs),3.95−4.14
(1H,m),4.86−5.03(1H,m),5.
29−5.38(1H,m),5.58(1H,br
d,J=5.6Hz). IR (neat):2955,2935,2855,
1740,1250,1100,835cm−1. MS m/z: 602(M),73(100%). UVλmax nm: 293, 281, 270.
【0023】
【実施例2】20(S)−アセチルオキシ−1α−t−
ブチルジメチルシリルオキシ−3β−ヒドロキシプレグ
ナ−5,7−ジエンの合成 実施例1で得られた化合物860mg(1.43mmo
l)、アンバーリスト15 550mg、メタノール5
0ml、およびTHF20mlの混合物を室温で14.
5時間攪拌。反応混合物を濾過後、溶媒を減圧留去して
得られる残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー
(シリカゲル、25% 酢酸エチル/n−ヘキサン)で
精製し、無色油状の標記化合物688mg(収率99
%)を得た。 NMR δ:0.04(3H,s),0.09(3H,
s),0.59(3H,s),0.84(12H,
s),1.21(3H,d,J=6.3Hz),1.9
7(3H,s),3.71(1H,brs),3.93
−4.12(1H,m),4.84−5.00(1H,
m),5.26−5.34(1H,m),5.58(1
H,brd,J=5.6Hz). IR (neat):3425(br),2945,1
735,1245,1060,830cm−1. MS m/z:488(M),43 (100%). UVλmax nm:293,281,270.
【0024】
【実施例3】20(S)−アセチルオキシ−1α−t−
ブチルジメチルシリルオキシ−3β−メトキシメチルオ
キシプレグナ−5,7−ジエンの合成 氷冷下、実施例2で得られた化合物688mg(1.4
1mmol)およびジイソプロピルエチルアミン12m
l(68.9mmol)のTHF20ml溶液に、クロ
ロメチルメチルエーテル3.9ml(51.3mmo
l)を滴下し、室温で20時間攪拌。反応混合物を3N
塩酸に注ぎ、酢酸エチル抽出し、飽和炭酸水素ナトリウ
ム水溶液で洗浄。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、
溶媒を減圧留去して得られる残渣をフラッシュカラムク
ロマトグラフィー(シリカゲル、10%酢酸エチル/n
−ヘキサン)で精製し、無色油状の標記化合物632m
g(収率84%)を得た。 NMR δ:0.04(3H,s),0.09(3H,
s),0.59(3H,s),0.85(12H,
s),1.20(3H,d,J=6.3Hz),1.9
6(3H,s),3.32(3H,s),3.71(1
H,brs),3.80−4.00(1H,m),4.
60(1H,d,J=6.8Hz),4.66(1H,
d,J=6.8Hz),4.81−4.97(1H,
m),5.23−5.33(1H,m),5.58(1
H,brd,J=5.4Hz). IR (neat):2950,2875,1730,
1240,1040,830cm−1. MS m/z:532(M),45(100%). UVλmax nm:293,281,270.
【0025】
【実施例4】1α−t−ブチルジメチルシリルオキシ−
20(S)−ヒドロキシ−3β−メトキシメチルオキシ
プレグナ−5,7−ジエンの合成 氷冷下、実施例3で得られた化合物632mg(1.1
9mmol)のTHF20ml溶液に、リチウムアルミ
ニウムハイドライド90mg(2.37mmol)を添
加し、同温度で30分間攪拌。反応混合物に1N水酸化
ナトリウム水溶液6滴およびロッシェル塩水溶液を順次
加え、ジクロロメタンで2回抽出。有機層を硫酸マグネ
シウムで乾燥後、溶媒を減圧留去して得られる残渣をフ
ラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、20
%酢酸エチル/n−ヘキサン)で精製し、無色油状の標
記化合物582mg(収率100%)を得た。 NMR δ:0.04(3H,s),0.09(3H,
s),0.59(3H,s),0.85(12H,
s),1.20(3H,d,J=6.3Hz),3.3
2(3H,s),3.71(1H,brs),3.82
−4.01(1H,m),4.60(1H,d,J=
6.8Hz),4.67(1H,d,J=6.8H
z),5.24−5.33(1H,m),5.58(1
H,dd,J=2.1,5.5Hz). IR (neat):3270(br),2950,1
145,1100,1085,1040,835cm
−1. MS m/z:490(M),45(100%). UVλmax nm:293,281,270.
【0026】
【実施例5】1α−tブチルジメチルシリルオキシ−2
0(S)−(2−ヒドロキシ−3−メチル−(3−トリ
メチルシリルエトキシメチルオキシ)ブチルオキシ)−
3β−メトキシメチルオキシプレグナ−5,7−ジエン
の合成 アルゴン雰囲気下、実施例4で得られた化合物582m
g(1.19mmol)、2−ジメチル(トリメチルシ
リル−エトキシメチルオキシ)メチルオキシラン1.2
6g(5.43mmol)、カリウム−t−ブトキシド
892mg(7.15mmol)、ジベンゾ−18−ク
ラウン−6 118mg(0.33mmol)、トルエ
ン30mlの混合物を、100℃で8時間攪拌。反応混
合物を飽和食塩水に注ぎ、酢酸エチルで2回抽出。有機
層を硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧留去して得
られる残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィ−(シ
リカゲル、12%酢酸エチル/n−ヘキサン)で精製
し、淡黄色油状の粗標記化合物625mgを得、これ以
上精製することなく次の反応に用いた。 MS m/z:722(M),73(100%).
【0027】
【実施例6】20(S)−(2,3−ジヒドロキシ−3
−メチルブチルオキシ)−1α−ヒドロキシ−3β−メ
トキシメチルオキシプレグナ−5,7−ジエンの合成 アルゴン雰囲気下、実施例5で得られた粗シリルエーテ
ル423mg、テトラ−n−ブチルアンモニウムフルオ
リド(1mol/l THF溶液)6ml(6.0mm
ol)、モレキュラーシーブス4A 765mg、およ
びN,N’−ジメチルイミダゾリジノン3mlの混合物
を100℃で3.5時間攪拌。反応混合物を濾過後、酢
酸エチル希釈し、2回水洗。有機層を硫酸マグネシウム
で乾燥後、溶媒を減圧留去して得られる残渣をフラッシ
ュカラムクロマトグラフィ−(シリカゲル、酢酸エチ
ル:n−ヘキサン=3:1)で精製し、無色油状の標記
化合物108mg(収率29%,2ステップで)を得
た。 NMR δ:0.61(3H,s),0.94(3H,
s),1.08−1.20(9H,m),3.08−
3.40(3H,m),3.38(3H,s),3.7
5(1H,brs),3.77−3.91(1H,
m),4.70(2H,s)5.27−5.33(1
H,m),5.72(1H,brd,J=3.6H
z). IR (neat):3460(br),2925,2
870,1370,1145,1100,1030cm
−1. MS m/z:478(M),59(100%). UVλmax nm:293,281,271.
【0028】
【実施例7】20(S)−(2,3−ジヒドロキシ,3
−メチルブチルオキシ)−1α−ヒドロキシ−30−メ
トキシメチルオキシプレグナ−5,7−ジエンのPTA
D付加体の合成 実施例6で得られた化合物40mg(84μmol)の
ジクロロメタン5ml溶液に、PTAD60mg(0.
34mmol)のジクロロメタン10ml溶液を滴下
し、室温で13.5時間攪拌。溶媒を減圧留去して得ら
れる残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィ−(シリ
カゲル、酢酸エチル:n−ヘキサン−15:1)で精製
し、白色泡状の標記化合物37mg(収率68%)を得
た。 NMR δ:0.81(3H,s),0.93(3H,
s),1.15−1.27(9H,m),3.21−
3.49(3H,m),3.38(3H,s),3.6
6−3.79(1H,m),3.88(1H,br
s),4.62−4.87(1H,m),4.70(1
H,d,J=6.5Hz),4.80(1H,d,J=
6.5Hz),6.26(1H,d,J=8.1H
z),6.40(1H,d,J=8.1Hz),7.2
3−7.46(5H,m). IR (neat):3455(br),2960,1
680,1410,1035cm−1. MS m/z:653(M),45(100%). UVλmax nm:205.
【0029】
【実施例8】20(S)−(3−ヒドロキシ−3−メチ
ル−2−オキソブチルオキシ)−1α−ヒドロキシ−3
β−メトキシメチルオキシプレグナ−5,7−ジエンの
PTAD付加体の合成 −65℃、アルゴン雰囲気下、トリホスゲン79mg
(0.27mmol)のジクロロメタン(0.3ml)
溶液に、ジメチルスルホキシド109μl(1.5mm
ol)を添加し、同温度で10分間攪拌後、実施例7で
得られた化合物95mg(0.15mmol)のジクロ
ロメタン(0.5ml)溶液を加え、15分間攪拌。ト
リエチルアミン260μl(1.9mmol)を加え、
同温度で10分間攪拌後、室温で20分間攪拌。反応混
合物を水に注ぎ、ジクロロメタンで2回抽出。有機層を
硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧留去して得られ
る残渣を分取用薄層クロマトグラフィー(シリカゲル、
酢酸エチルのみ)で精製し、白色粉末状の標記化合物4
2mg(収率44%)を得た。 NMR δ:0.83(3H,s),0.95(3H,
s),1.22(3H,d,J=6.1Hz),1.3
8(6H,s),3.38(3H,s),3.90(1
H,brs),4.22(1H,d,J=16.7H
z),4.43(1H,d,J=16.7Hz),4.
65−4.83(1H,m),4.71(1H,d,J
=6.7Hz),4.82(1H,d,J=6.7H
z),6.26(1H,d,J=8.3Hz),6.4
2(1H,d,J=8.3Hz),7.27、7.41
(5H,m). IR (neat):3460(br),2925,1
725,1680,1410,1040cm−1. MS m/z:476(M−PTAD),45(10
0%). UVλmax nm:207.
【0030】
【実施例9】1α,3β−ジヒドロキシ−20(S)−
(3−ヒドロキシ−3−メチル−2−オキソブチルオキ
シ)プレグナ−5,7−ジエンのPTAD付加体の合成 実施例8で得られた化合物38mg(58μmol)、
6N塩酸500μl、およびメタノール14mlの混合
物を室温で17.5時間攪拌。反応混合物を飽和炭酸水
素ナトリウム水溶液に注ぎ、ジクロロメタンで2回抽
出。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧留
去して得られる残渣を分取用薄層クロマトグラフィー
(シリカゲル、酢酸エチルのみ)で精製し、白色粉末状
の標記化合物24mg(収率68%)を得た。 NMR δ:0.83(3H,s),0.94(3H,
s),1.22(3H,d,J=6.1Hz),1.3
9(6H,s),3.89(1H,brs),4.22
(1H,d,J=16.7Hz),4.44(1H,
d,J=16.7Hz),4.79−4.95(1H,
m),6.27(1H,d,J=8.4Hz),6.4
1(1H,d,J=8.4Hz),7.28−7.45
(5H,m). IR (neat):3430(br),2960,2
925,1735,1675,1405cm−1. MS m/z:432(M−PTAD),59(10
0%). UVλmax nm:206.
【0031】
【実施例10】1α,3β−ジヒドロキシ−20(S)
−(3−ヒドロキシ−3−メチル−2−オキソブチルオ
キシ)プレグナ−5,7−ジエンの合成 アルゴン雰囲気下、実施例9で得られた化合物24mg
(40μmol)のN,N’−ジメチルイミダゾリジノ
ン2.5ml溶液を140℃で2.5時間攪拌。反応混
合物を酢酸エチルで希釈後、飽和食塩水で3回洗浄。有
機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧留去して
得られる残渣を分取用薄層クロマトグラフィー(シリカ
ゲル、酢酸エチルのみ)で精製し、白色粉末状の標記化
合物11mg(収率65%)を得た。 NMR δ:0.62(3H,s),0.94(3H,
s),1.23(3H,d,J=6.0Hz),1.3
9(6H,s),3.76(1H,brs),4.02
−4.16(1H,m),4.26(1H,d,J=1
6.8Hz),4.45(1H,d,J=16.8H
z),5.37−5.43(1H,m),5.72(1
H,brd,J=4.0Hz). IR (neat):3410(br),2920,1
725,1455,1370,1045cm−1. MS m/z:432(M),59(100%). UVλmax nm:293,282,271.
【0032】
【実施例11】1α,3β−ジヒドロキシ−20(S)
−(3−ヒドロキシ−3−メチル−2−オキソブチルオ
キシ)−9,10−セコプレグナ−5,7,10(1
9)−トリエンの合成 実施例10で得られた化合物11mg(24μmol)
をエタノール200mlに溶解し、氷冷下、アルゴンガ
スをバブリングしながら、400W高圧水銀灯−Vyc
orフィルターを用い、105秒間光照射、130分間
加熱還流。溶媒を減圧留去して得られる残渣を分取用薄
層クロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチルのみ)
で精製し、無色油状の標記化合物1.1mg(収率10
%)を得た。 NMR δ:0.53(3H,s),1.21(3H,
d,J=6.3Hz),1.40(6H,s),4.1
8−4.27(1H,m),4.22(1H,d,J=
16.3Hz),4.39−4.48(1H,m),
4.43(1H,d,J=16.3Hz),5.00
(1H,s),5.33(1H,s),6.03(1
H,d,J=12.0Hz),6.37(1H,d,J
=12.0Hz). MS m/z:432(M),59(100%). UVλmax nm:263, min nm: 22
7.
【0033】
【試験例1】HL−60細胞を用いた分化誘導作用に関
する試験 HL−60細胞は、10%ウシ胎児血清、20μg/m
lゲンタミシンを含むRPMI−1640培地にて5%
CO下、37℃で継代培養された。分化誘導作用は以
下の方法で評価した。まず24ウェルプレートに様々な
濃度の被験化合物を含む培養液に10個の細胞を播種
し、上記培養条件にて4日間培養した。次にフォルボー
ルミリステートアセテート(PMA)刺激により産生さ
れるスーパーオキサイドの量をチトクロームC還元能と
して測定した。すなわち、培養上清を吸引除去後、被験
化合物で処理した細胞を1.5mlの反応混合液(80
μM ferricytochrome C,500n
g/ml PMA)に懸濁し、37℃で1時間培養した
後、培養上清の吸光度を日立二波長分光光度計を用いて
OD550−540にて測定した。還元チトクロームC
の濃度は分子吸光計数19.1×10cm−1を用い
て計算した。結果を図1に示した。図1から明らかなよ
うに本発明の化合物は対照化合物である1,25(O
H)ビタミンDと比較して100倍以上の分化誘導
能を有するといえる。
【0034】
【発明の効果】本発明の化合物である22−オキサビタ
ミンDの24位にあたる部分がカルボニル基であるビ
タミンD誘導体は、強い分化誘導作用を有し、医薬品
として有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】1,25−ジヒドロキシビタミンDおよび実
施例11の化合物の各濃度におけるヒト白血病細胞(H
L−60)に対する分化誘導作用を示す図である。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 (式中、Rは水素原子または水酸基を示し、Aは置換
    基を有していてもよい炭素数1から4のアルキレン基を
    示し、Bは一般式(II) 【化2】 (式中、R,Rは同一または異なって置換基を有し
    ていてもよい炭素数1から4のアルキル基を示し、R
    は水素原子または水酸基を示す)、置換基を有していて
    もよい環状炭化水素基または複素環基を示す)で表され
    る化合物。
  2. 【請求項2】 Aがフッ素原子または水酸基を置換基と
    して有していてもよい炭素数1から4のアルキレン基を
    示し、Bが一般式(II) 【化3】 (式中、R,Rは同一または異なってフッ素原子ま
    たは水酸基を置換基として有していてもよい炭素数1か
    ら4のアルキル基を示す)、シクロプロピル基または置
    換基を有していてもよいフェニル基から選ばれる基であ
    ることを特徴とする請求項1記載の化合物。
  3. 【請求項3】 Rが水酸基であることを特徴とする請
    求項1記載の化合物。
  4. 【請求項4】 Rが水酸基であることを特徴とする請
    求項2記載の化合物。
  5. 【請求項5】 一般式(III) 【化4】 (式中、Aは水酸基を置換基として有していてもよい炭
    素数1から4のアルキレン基を示し、R,Rは同一
    または異なって、−CHOH,−CF,−CH
    または炭素数1から3のアルキル基を示す)で表される
    ことを特徴とする請求項4記載の化合物。
  6. 【請求項6】 Aが炭素数1から4のアルキレン基であ
    ることを特徴とする請求項5記載の化合物。
  7. 【請求項7】 Aが炭素数1から2のアルキレン基であ
    ることを特徴とする請求項6記載の化合物。
  8. 【請求項8】 R,Rが同一または異なって、炭素
    数1から3のアルキル基であることを特徴とする請求項
    7記載の化合物。
  9. 【請求項9】 Rが水酸基であることを特徴とする請
    求項8記載の化合物。
  10. 【請求項10】 Aが−CH2−であることを特徴とす
    る請求項9記載の化合物。
  11. 【請求項11】 一般式(IV) 【化5】 (式中、Aは置換基を有していてもよい炭素数1から4
    のアルキレン基を示し、Rは水素原子または水酸基を
    示し、R,Rは同一または異なって置換基を有して
    いてもよい炭素数1から4のアルキル基を示し、R
    水素原子または水酸基を示す)であらわされることを特
    徴とする請求項1記載の化合物。
  12. 【請求項12】 Aが水酸基またはフッ素原子を置換基
    として有していてもよい炭素数1から4のアルキレン基
    を示し、Rは水酸基を示し、R,Rは同一または
    異なって、−CHOH,−CF,−CHFまたは
    炭素数1から3のアルキル基から選ばれる基であること
    を特徴とする請求項11記載の化合物。
  13. 【請求項13】 Aが炭素数1から2のアルキレン基を
    示し、R,Rが同一または異なって、炭素数1から
    3のアルキル基を示し、Rが水酸基であるこを特徴と
    する請求項12記載の化合物。
  14. 【請求項14】 式(V) 【化6】 で表されることを特徴とする請求項13記載の化合物。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6399767B1 (en) 1996-09-03 2002-06-04 The Trustees Of Columbia University In The City Of New York Intermediates for the synthesis of vitamin D and steroid derivatives and process for preparation thereof
JP4803939B2 (ja) * 2000-04-19 2011-10-26 中外製薬株式会社 ビタミンd誘導体

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