JPH08112893A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH08112893A
JPH08112893A JP6252170A JP25217094A JPH08112893A JP H08112893 A JPH08112893 A JP H08112893A JP 6252170 A JP6252170 A JP 6252170A JP 25217094 A JP25217094 A JP 25217094A JP H08112893 A JPH08112893 A JP H08112893A
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recording sheet
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/36Blanking or long feeds; Feeding to a particular line, e.g. by rotation of platen or feed roller
    • B41J11/42Controlling printing material conveyance for accurate alignment of the printing material with the printhead; Print registering
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/009Detecting type of paper, e.g. by automatic reading of a code that is printed on a paper package or on a paper roll or by sensing the grade of translucency of the paper

Landscapes

  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録媒体の種類に拘らずスミアの発生や、記
録済の記録媒体同志の張り付きの発生を防止すること。 【構成】 記録媒体に対しインク滴を吐出することによ
り画像を記録する装置で、記録媒体の種類に応じて規定
時間をタイマ6dにセットし、この規定時間の間は先に
排出された記録媒体と現在排出中の記録媒体とが接触し
ない様に、記録動作を中断する。又は記録媒体の搬送を
中断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばワードプロセッ
サ・パーソナルコンピュータ等における情報出力装置
や、複写機・ファクシミリなどの画像形成装置等に用い
る記録装置に関し、特に記録情報に応じてインク滴を記
録媒体に吐出して記録を行う記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、記録情報に応じて液体インクを記
録媒体(以下記録シート)に吐出して記録を行う所謂イ
ンクジェット記録装置(プリンタ)が、その高記録品位
・記録速度・各種記録シートへの記録対応性・低騒音等
の特長により多用され始めている。
【0003】インクジェット記録装置に使用されるイン
クはその多くは水溶性の染料又は顔料を用いており、記
録シートに吐出されたインクが記録シートに浸透・吸収
され、又溶媒が蒸発することにより定着が行われる。
【0004】定着に要する時間はインクの種類・記録密
度・記録シートの種類・温度、湿度等の環境条件等によ
り決まる。
【0005】このため高温高湿の日に高記録密度の記録
情報をオーバーヘッドプロジェクター用の透明記録シー
ト等のインク吸収性の悪い記録シートに記録した場合な
どにはかなりの定着時間が必要となる。従って、複数枚
の記録を行った場合等2枚目・3枚目の記録シートがす
でに記録が終了し記録部より排出されている記録シート
上に重ねて排出され、まだ定着が完了していない記録面
が他のシートと接触してこすられてにじんだり、又はイ
ンクが他のシートに付着して汚れたり、所謂スミアなる
状態になるおそれがある。
【0006】また記録部から記録シート排出口までの間
に記録シートの記録面と接触する記録シート案内部材が
設けられている場合にも同様なスミアが発生する。
【0007】このスミアへの対策として「インクの定着
を促進するために記録シートを過熱するヒータを設け
る」、「記録密度を検出して高密度の時は記録又はシー
トの排出に際し待機時間を設ける」、「記録中に特定の
待機時間を設定出来る設定入力手段を設ける」等の方法
が提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで記録装置に対
する要望は更に広がっており、特に多種多様の記録シー
トへ記録を行うことへの要望が大きい。
【0009】近年、郵便はがきの裏面に写真印画紙を張
り合せた写真付葉書が実用化されている。
【0010】この写真付葉書は厚さが厚く従来の記録装
置では記録することが出来なかったが、記録シート送り
機構を改良することにより記録を可能にすることが出来
る。
【0011】しかしインクジェット記録装置でこの写真
付葉書複数枚を連続して記録を行う場合、複数枚の葉書
を次々に記録することにより記録終了後の葉書が記録装
置の排出部に積み重なり、1枚目の記録面と2枚目の写
真印画面又は2枚目の記録面と1枚目の写真印画面等と
が接触することとなり、前述のスミア及びその他の問題
となる現象が発生する場合が考えられる。
【0012】ここで発生する問題としては、記録のにじ
み及び汚れという従来のスミアの他、記録面に吸収され
たインクから蒸発するインクの溶媒がこの記録面と接触
している写真印画面を形成する銀塩写真感光乳剤面に吸
収されることにより写真印画面が軟化して、接触してい
る記録面と付着する張り付き現象が確認された。
【0013】この張り付き現象は現在提案されているス
ミアの対策法を用いることでは解決することが出来なか
った。つまりインクが記録シートに吸収されスミアが発
生しない状態まで定着されていても、記録シートに吸収
されたインクからの溶媒の蒸発はされに行われているた
めである。
【0014】また記録シートの裏面に切手に用いられて
いるのと同種の糊を塗布しておきシールとして使用が可
能な記録シート等も考えられ、この記録シートも写真付
葉書と同様な問題の発生が考えられる。
【0015】さらに詳しくは前記のスミア対策はインク
が吐出された記録面の状態のみを考慮した制御であり、
記録面と接触する記録シートの面を考慮した制御でない
ため、前記記録面と接触する記録シートの面の状態が関
与する前記張り付き現象を解決することはできなかっ
た。
【0016】本発明は上記点に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、記録媒体の種類に拘りなく記
録済の記録媒体が先に排出された記録媒体と重なっても
スミアや張り付き等の発生を防ぐことが可能な記録装置
を提供することにある。
【0017】又本発明の目的は、写真印画面が一方の面
に設けられた記録媒体に記録する際に、記録済の記録媒
体同志が重なることによって引き起こされる張り付き等
の発生を防止することが可能な記録装置を提供すること
にある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明による記録装置は、記録情報に応じてインク滴
を吐出することにより記録媒体上に画像を記録し、その
後記録済の記録媒体を所定位置に排出する記録装置にお
いて、記録媒体の種類を判別する判別手段と、前記判別
手段により判別された記録媒体の種類に応じて、記録済
の記録媒体の一方の面と既に排出された記録媒体の他方
の面との接触を防ぐための規定時間を設定する設定手段
と、前記設定手段により設定された前記規定時間に応じ
て記録媒体に対する記録動作又は記録媒体の排出動作を
制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
【0019】又、本発明による記録装置は、記録情報に
応じてインク滴を吐出することにより記録媒体上に画像
を記録し、その後記録済の記録媒体を所定位置に排出す
る記録装置において、一方の面に写真印画面が設けられ
た第1の記録媒体又は前記第1の記録媒体と異なる第2
の記録媒体を選択する選択手段と、前記選択手段により
前記第1の記録媒体が選択された場合前記第2の記録媒
体が選択された場合に比べ記録済の前記第1の記録媒体
の排出間隔を延長する延長手段と、を有することを特徴
とする。
【0020】
【作用】本発明によれば、記録媒体の種類に応じて規定
時間を設定しこの規定時間に応じて記録動作又は排出動
作を制御する。
【0021】又、一方の面に写真印画面が設けられた記
録媒体に記録する場合、排出間隔が延長される。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0023】図1は本発明を適用した記録装置を内蔵し
た情報出力装置であるワードプロセッサーの外観斜視図
である。
【0024】図1において、1は情報を入力するための
キーボード、2は情報を表示するための液晶等を主体と
する表示装置部、3は記録シートに記録情報を記録する
記録装置部(プリンタ)、4は前記記録シートを前記記
録装置部3へ挿入するための開口部、5は記録シートで
あり、該記録シートは前記開口部4から挿入されて図中
A方向へ排出される。
【0025】図2は図1のワードプロセッサの断面図で
ある。
【0026】図2において、3aはインクジェット記録
ヘッドであり、記録シート5の送り方向Aと直交する方
向に配置されたガイド軸3cにガイドされ往復移動され
るキャリッジ3bに装着されている。
【0027】3nは記録ヘッド3aの記録シート5に対
向する位置に記録シート送り方向Aと平行する方向に1
列に複数設けられた記録ノズルであり、前記キャリッジ
3bにより往復移動されながら記録情報に応じて液体イ
ンクを前記記録シート5に吐出して記録を行う。
【0028】尚、本実施例ではインクジェット記録ヘッ
ド3aは熱エネルギーを用いてインクに状態変化を生起
させることにより記録ノズル3nからインク滴を吐出す
るものである。
【0029】3dは記録シート送りローラであり、送り
ローラ3dに押圧されているピンチローラ3eと共働し
て開口部4より挿入される記録シートを搬送する。
【0030】3fは送りローラ3dと同期してほぼ等し
い周速で回動される排紙ローラであり、拍車ローラ3g
に対して記録紙5を介して反対側に設けられており、前
記記録ヘッド3aの記録ノズル3nと対向する位置にて
記録が行われた記録シート5を排出口3jに向かって排
出する。
【0031】6はキーボード1から入力された情報を処
理し・表示装置部2にて表示を行い・記録装置部4にて
記録シート5に記録を行わせる制御部である。
【0032】図3に本実施例のワードプロセッサのブロ
ック図を示す。
【0033】制御部6はワードプロセッサ全体の制御を
司るMPU6a、MPU6aが実行する制御のプログラ
ムを格納したROM6b、記録情報の記憶エリア,デー
タを一時的に格納するワークエリア等を含むRAM6
c、タイマ6d,インクジェットヘッド3aを駆動する
ヘッドドライバ6e、キャリッジ3bを往復移動させる
ためのキャリアモータ3kを駆動するキャリアモータド
ライバ6f、前述のシート搬送系に対する駆動力を発生
するシート送りモータ3lを駆動するシート送りドライ
バ6g等から構成されている。
【0034】記録装置部3はインクジェット記録ヘッド
3aのほかにキャリアモータ3k、シート送りモータ3
l、記録シートの頭出しのために記録シートの端部を検
知するシートセンサ3m、キャリッジ3bの基準位置を
検知するためのホーム位置センサ4h、装置内の温度を
検知する温度センサ3p、装置内の湿度を検知する湿度
センサ3q等より構成されている。インクジェット記録
ヘッド3aはヘッドドライバ6eに、キャリアモータ3
kはキャリアモータドライバ6fに、シート送りモータ
3lはシート送りモータドライバ6gに、シートセンサ
3m、ホーム位置センサ3h、温度センサ3p及び湿度
センサ3qはMPU6aにそれぞれ接続されている。
【0035】次に本実施例のワードプロセッサの記録動
作についての説明を行う。
【0036】まずキーボード1にて情報入力機能を選択
すると表示装置部2に図4に示す「書式設定」メニュー
が表示される。
【0037】キーボード1の操作により「用紙サイズ」
等の書式の設定が完了すると表示装置部は情報入力画面
となり、キーボードより文書情報・画像情報等の情報を
入力し編集・加工を行って記録情報を作成する。
【0038】作成された記録情報はRAM6cに記憶さ
れる。
【0039】次に前記作成した記録情報を記録シートに
記録を行う。
【0040】まずキーボード1にて印刷機能を選択す
る。印刷機能が選択されると表示装置部2に図5に示す
「印刷メニュー」が表示される。
【0041】同様にキーボード1により「印刷部数」等
の印刷メニューの設定を行った後、ワードプロセッサの
開口部4より記録シート5を記録装置部3の所定の位置
にセットし、キーボード上の「印刷開始」キーを押す。
【0042】「印刷開始」キーが入力されると制御部6
のMPU6aはROM6bに記憶されたプログラムによ
り、RAM6cに記憶された記録情報を順次読み出し、
記録情報に従いキャリアモータドライバ6f,シート送
りドライバ6gにより記録装置部のキャリアモータ3
k,シート送りモータ3lを駆動し、記録情報に応じた
タイミングにヘッドドライバ6eによりインクジェット
記録ヘッド3aを駆動して記録シート5にインク滴を吐
出して記録を行う。
【0043】1ページ分の記録が終了するとシート送り
モータ3lを更に駆動して、シート送りローラ3d及び
排出ローラ3fを記録シート5が矢印A方向に送られる
方向に排出口3jより排出されるまで駆動して記録シー
ト5の排出を行う。
【0044】ここで記録情報が複数ページにわたる記録
情報である場合、または1ページ分の記録情報であって
も同じ記録を複数枚必要とする場合には、1枚目の記録
シート5の排出に引き続き2枚目以後の記録を行ってい
くこととなる。
【0045】図6に複数枚の記録シート5に連続して記
録を行う場合の状態を示す。
【0046】図6において5−1はすでに記録が終了し
排出口3jより排出された1枚目の記録シートであり、
排出口3jの後方に放置されている。
【0047】5−2は1枚目の記録シート5−1に引き
続き記録が行われている2枚目の記録シートであり、記
録が進むにつれ矢印A方向に送られて自重にて先端が下
方にたわみ、1枚目の記録シート5−1の点5pにて始
めて記録シート5−1に接触し、記録の進行につれて点
5qで示すごとく接触点は矢印B方向へと移動して行
く。
【0048】図6の5p点のごとく記録後最も早く他の
記録シートと接触する点における記録から接触までの時
間Tが、吐出されたインクを記録紙内に吸収するのに要
する時間FTより短い場合(T<FT)には記録シート
5−1上の未吸収インクがこすられて記録がにじんだ
り、また記録シート5−2の先端部に記録シート5−1
上の未吸収インクが付着して汚れ、いわゆる「スミア」
なる現象が発生する。
【0049】この吐出されたインクを記録紙内に吸収す
るのに要する時間FTは記録シートの種類(特性)、記
録シートの乾燥状態、記録密度(記録シート上のある点
に吐出されたインクの量)により定まる。
【0050】この「スミア」の回避方法として、図5に
示すごとく印刷メニューにて記録シートの種類(用紙種
類)を選択し、更にMPU6aにて記録紙上の各点の記
録密度を監視し、前記2つのパラメータによりインク吸
収時間FTを演算し、接触時間FTが(T<FT)とな
る場合には記録シート5−2への記録を中断するか又は
記録シートの改行送り、排出送り等の記録シート送りを
遅延させるなどの制御を行っているものがある。
【0051】図7には記録シートに葉書等の厚紙を用い
た場合を示す。
【0052】図7に示すごとく厚紙の場合は記録シート
の腰が強くシート先端が下方にたわんで1枚目の記録シ
ート5−1と接触することは無く、2枚目の記録シート
5−2への記録が終了し排出口3jより排出された瞬間
に1枚目の記録シート5−1上に平行に落下するため、
記録シート5−1への最終記録位置が5pと同等とな
る。
【0053】図8に裏面に写真印画面を設けた記録シー
トの例として郵便はがきの裏面に写真印画紙を張り合せ
た記録シート(以下写真葉書7と記す)を示す。
【0054】図8において7aは官製葉書又は私製葉書
を用いた写真葉書の宛名記録面である。
【0055】7bは記録面7aである官製葉書又は私製
葉書の裏面に張り合わされた写真印画面である。
【0056】図9(a)に写真葉書7の断面を示す。
【0057】写真葉書7は官製葉書又は私製葉書7aの
宛名記録面の裏面に両面粘着シート7eを用いて写真印
画紙7bを張り合せて製造されている。
【0058】写真印画紙7bは基紙7d上に感光性乳剤
層7cが塗布されており、基紙7d側の面が前記両面粘
着シート7eにて官製葉書又は私製葉書7aの宛名記録
面の裏面と張り合わされている。
【0059】複数枚の前記写真葉書7の宛名記録面に宛
名を記録する場合、図7に示すごとく本実施例において
は記録シート5の上面に記録を行う記録装置3を用いて
いるため、写真葉書7は記録面(宛名記録面)7aを上
にして開口部4より記録装置部3に挿入する。
【0060】まず1枚目の写真葉書7−1への宛名記録
が終了し排出口3jより記録装置3の排出口3j後方に
写真葉書7−1が宛名記録面7aを上方にして排出され
て放置されるとともに、2枚目の写真葉書7−2への宛
名記録が開始される。
【0061】2枚目の写真葉書7−2への宛名記録が終
了し排出口3jより排出口3j後方に放置されている写
真葉書7−1上に排出されると、写真葉書7−1の宛名
記録面7a上に写真葉書7−2の写真印画面が重なり合
う状態となる。
【0062】ここで2枚目の写真葉書7−2が排出され
るタイミングは前記のスミアが発生しないように(接触
までの時間T<記録面インク吸収時間TF)なる条件が
満足されるごとく考慮されている。
【0063】写真葉書7−1の宛名記録面7aは通常の
葉書用紙であり普通紙と同等のインク吸収時間TF(常
温・常湿にて5秒〜15秒)となる。
【0064】しかしスミアが発生しない条件(接触時間
T<吸収時間TF)が満足されていても記録終了後の写
真葉書7−1及び7−2を重ねたまま放置するとこの2
枚の写真葉書が張り付いてしまうことがわかった。
【0065】図9(b)にて前記張り付きの現象を説明
する。
【0066】図9(b)において7−1、7−2は記録
終了後排出口3jより印字装置部後方に排出されて重ね
られた写真葉書である。
【0067】7fは先に記録が終了して排出されていた
写真葉書7−1のインクが吐出され記録が行われた部分
でありその断面を示している。
【0068】記録部7fに吐出されたインクが写真葉書
7−1の記録面7aに吸収された後に2枚目の写真葉書
7−2が記録を終了し写真葉書7−1上に排出される。
【0069】しかし記録部7fに吸収されているインク
の溶媒は2枚目の写真葉書7−2が重ねられた後も図に
示すごとく蒸発が続いており、記録部7fと接触してい
る2枚目の写真葉書7−2の写真印画面7bの乳剤部7
gに吸収され乳剤を軟化させることとなる。
【0070】写真印画乳剤面は周知のごとく水分を含み
軟化している状態の場合、該乳剤部と接触する物質と粘
着する性質を有しており、図9(b)の場合には写真葉
書7−1と7−2が粘着し張り付いてしまうこととな
る。
【0071】図10に写真葉書のインク吸収時間TFと
前記張り付き現象が発生しなくなるまでの張り付き限界
時間THを示すグラフを示す。
【0072】図10は環境湿度50%、記録密度20%
の時のインク吸収時間TF及び張り付き限界時間THを
示すグラフであり、20℃の時の記録面インク吸収時間
TFは約10秒、写真葉書張り付き限界時間THはTF
の約3倍の30秒であった。又、シール張り付き限界時
間THはTFの約4倍の40秒であった。
【0073】この記録面インク吸収時間TF及び写真葉
書張り付き限界時間THは環境湿度が高いほどまた記録
密度が高いほど長くなる。
【0074】上記の張り付きを回避するために、本発明
においては記録装置が記録シートが写真葉書であること
を判別した場合、2枚目の写真葉書7−2への宛名記録
が終了し排出口3jより排出口3j後方に放置されてい
る写真葉書7−1上に排出されて、写真葉書7−1の宛
名記録面7a上に写真葉書7−2の写真印画面が重なり
合う状態となるタイミングが、前記の前記張り付き現象
が発生しないように(接触までの時間T<写真葉書張り
付き限界時間TH)なる条件が満足されるごとく前記記
録装置を制御している。
【0075】図11のフローチャートにて本実施例の制
御動作を説明する。
【0076】キーボード1にて記録情報が入力が完了す
ると、まず図5に示す印刷メニューを呼び出し、用紙種
類の項目から所望の用紙を設定し、さらにその他の各種
印刷条件を設定する。以下の説明では用紙として写真葉
書が設定された場合について説明する。
【0077】印刷メニューの設定を完了したらフローチ
ャートのステップ11で印刷のスタートをする。
【0078】印刷がスタートされるとステップ12にお
いて、まず温度センサ3p、湿度センサ3qの検出値の
読み込みを行う。
【0079】以下の説明は温度20℃・湿度50%であ
った場合を例として行う。
【0080】ステップ13〜15にて印刷メニューの用
紙種類項にてどの用紙が設定されているかの判別を行
い、普通紙が設定されている場合はステップ16にて通
常のスミア対策制御にて記録面インク吸収時間TFを設
定し印刷を実行する。又、OHPシートが設定されてい
る場合には、ステップ17にてOHP対応スミア対策制
御にて記録面インク吸収時間TFを設定し印刷を実行す
る。
【0081】用紙種類で写真葉書が設定されていた場合
は、ステップ18にてステップ12で検出した温度・湿
度に応じた張り付き限界時間THを図10に示した関連
値があらかじめ記憶されているROM6bより読み出し
TH値を設定する。
【0082】張り付き限界時間THが設定されるとステ
ップ20にて1枚目に印刷を開始し、図6に示す5p点
まで記録したところでステップ21にてタイマーTM6
dをスタートさせ、ステップ22にて5p点における記
録密度KMを記録情報に基づいて検知し、ステップ23
にて記録密度KMに応じた補正値KHを設定する。尚、
5p点は記録媒体の種類に応じて予め設定されているも
のである。
【0083】前記補正値KHは図12のグラフに示す関
係にあり、本実施例の場合記録密度が30%とすると補
正値KHは1.2となる。
【0084】図12の記録密度KM−補正値KHの関係
も張り付き限界時間THと同様にROM6bに記憶され
ている。
【0085】ここで写真葉書への記録の場合、図7に示
すように記録後の写真葉書7−2の先端は垂れ下がらず
1枚目の写真葉書7−1と排紙後で無ければ接触しない
ため5pの位置は写真葉書7−1の記録最終行となる。
【0086】ステップ24にて1枚目の記録が完了し排
紙が行われると、手動または自動給紙装置にて2枚目の
写真葉書7−2をセットし、25で2枚目の写真葉書7
−2への印刷が開始される。
【0087】2枚目の写真葉書7−2への印刷が進行
し、ステップ26にてその先端が1枚目の写真葉書7−
1に接触すると想定される位置の1行手前まで記録され
た時、ステップ27にて1枚目の写真葉書7−1の5p
点の記録から時間TMが張り付き現象が起こらない時間
となっているかの判別を行う。
【0088】本実施例ではTM<TH×KH、つまりT
M≦30秒×1.2=36秒の場合、ステップ28にて
その後の記録または記録シートの送りを一時中断し、T
M>36秒となったらステップ29にてその後の記録ま
たは記録シート送りを再開し、記録の終了と共にステッ
プ30にて記録紙の排紙を行い、前記のフロー同様に3
枚目以後の記録を行う。
【0089】写真葉書の場合は前述のごとく記録中に排
紙されている写真葉書と接触することは無いため、ステ
ップ28における中断とは2枚目の写真葉書7−2への
記録を終了しTM>36となった後排紙を行うこととな
る。
【0090】上記のごとく記録装置を制御することによ
り排出後重ね合わされた記録シートが張り付くことを回
避することができる。
【0091】これまでの説明では、記録シートとして写
真葉書を用いている場合についてのものであったが、本
実施例は普通紙の裏面に切手に用いられているのと同種
の水溶性の糊を塗布した後乾燥させたシール状の記録シ
ートへの記録にも応用することができる。
【0092】シールの場合には裏面に塗布されている糊
は写真印画乳剤に比べ粘着性が強く図10に示すように
張り付き限界時間THは20℃にて40秒と写真葉書の
約1.3〜1.4倍となっている。
【0093】そのため図5の印刷メニューにてシールを
設定した場合、図11のステップ19においてTHはシ
ールの値TH=40秒と設定することが必要であり、ま
た図6に示すごとく記録中に送られる記録シート5−2
の先端は垂れ下がり、5p点にて1枚目のシール5−1
と接触するため図11のステップ28での一時中断は記
録動作を一時中断しTM>TH×1.2=48秒となっ
た時点で記録を再開することとなる。
【0094】(実施例2)本実施例の記録装置は記録面
が上であり、2枚目以後の記録シートは1枚目の記録面
上に重なる構造であるが、記録面が下面の場合にも本発
明は応用することができる。
【0095】この場合には2枚目の記録面で最も早く1
枚目の記録シートに接触する点が5pであり、2枚目の
5p点への記録時よりタイマーTMをスタートして接触
時間を制御することができる。
【0096】尚、上記実施例では写真葉書とシールに関
して説明してきたが、記録面の裏面に写真と同様にイン
クから蒸発する溶媒を吸収して粘着するような材料にて
加工されている記録シートへの記録には広く応用するこ
とが可能である。
【0097】以上説明したように、記録後の記録シート
を複数枚重ね合わせた場合に、記録に用いられたインク
より蒸発するインクの溶媒が、重ね合わされた記録シー
トの裏面と反応して張り付いたり、または記録シートの
裏面が痛むような、裏面に特殊な加工が施されている記
録紙等の記録紙にも上記の問題を発生させることなく記
録が可能な記録装置が実現可能となった。
【0098】尚、上記実施例では、特にインクジェット
記録方式の中でも熱エネルギーを利用して飛翔的液滴を
形成し、記録を行うインクジェット方式の装置を例にと
り説明した。
【0099】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、米国特許第4
740796号明細書に開示されている基本的な原理を
用いて行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデ
マンド型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能で
あるが、特に、オンデマンド型の場合には、液体(イン
ク)が保持されているシートや液路に対応して配置され
ている電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰
を越える急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動
信号を印加することによって、電気熱変換体に熱エネル
ギーを発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生
じさせて、結果的にこの駆動信号に一対一で対応した液
体(インク)内の気泡を形成できるので有効である。こ
の気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イ
ンク)を吐出させて、少なくとも一つの滴を形成する。
この駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の
成長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イ
ンク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0100】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、米国特許第43452
62号明細書に記載されているようなものが適してい
る。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米
国特許第4313124号明細書に記載されている条件
を採用すると、更に優れた記録を行うことができる。
【0101】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他
に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示
する米国特許第4558333号明細書、米国特許第4
459600号明細書を用いた構成としてもよい。
【0102】加えて、複数の電気熱変換体に対して、共
通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギー
の圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開
示する特開昭59−138461号公報に基づいた構成
としてもよい。
【0103】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも
本発明は有効である。
【0104】また、記録ヘッドに対しての回復手段、予
備的な補助手段等を付加することは本発明の効果を一層
安定できるので好ましいものである。これらを具体的に
挙げれば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、ク
リーニング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体
あるいはこれとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合
わせによる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備
吐出モードを行うことも安定した記録を行うために有効
である。
【0105】更に、記録装置の記録モードとしては黒色
等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッド
を一体的に構成するか複数個の組み合わせによってでも
よいが、異なる色の複色カラー、又は混色によるフルカ
ラーの少なくとも一つを備えた装置としてもよい。
【0106】以上説明した本発明実施例においては、イ
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであって、室温で軟化するもの、もしくは
液体であるもの、あるいは上述のインクジェット方式で
はインク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度調
整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように温
度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付与
時にインクが液状をなすものであればよい。
【0107】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで防止するか、またはイン
クの蒸発防止を目的として放置状態で固化するインクを
用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの記録信号
に応じた付与によってインクが液化し、液状インクとし
て吐出するものや、記録媒体に到達する時点では既に固
化し始めるもの等のような、熱エネルギーによって初め
て液化する性質のインクとしてもよい。このような場合
インクは、特開昭54−56847号公報あるいは特開
昭60−71260号公報に記載されるような、多孔質
シート凹部又は貫通孔に液状又は固形物として保持され
た状態で、電気熱変換体に対して対向するような形態と
してもよい。本発明においては、上述した各インクに対
して最も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行する
ものである。
【0108】更に加えて、本発明に係る記録装置の形態
としては、上述のようなワードプロセッサやコンピュー
タ等の情報処理機器の画像出力端末として一体又は別体
に設けられるもの、ファクシミリの形態を採るもの、リ
ーダ等と組み合わせた複写装置の形態を採るものであっ
てもよい。
【0109】又、熱エネルギーを用いてインク滴を吐出
するものに限らず、ピエゾ素子等を用いてインク滴を吐
出するものであってもよい。
【0110】
【発明の効果】以上の様に本発明によれば、記録媒体の
種類に応じて記録済の記録媒体の一方の面と既に排出さ
れた記録媒体の他方の面との接触を防ぐための規定時間
を設定し、この規定時間に応じて記録動作又は排出動作
を制御するので、記録媒体の種類に拘らずスミアや記録
媒体同志の張り付き等の発生を防ぐことが可能になる。
【0111】又、一方の面に写真印画面が設けられた記
録媒体が選択された場合、他の記録媒体が選択された場
合に比べ記録済の記録媒体の排出間隔を延長するので、
記録媒体の写真印画面に先に排出された記録媒体の記録
面が接触しても張り付き等の発生を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した機器の一例としてワードプロ
セッサの構成を示す斜視図である。
【図2】本実施例のワードプロセッサの断面を示す図で
ある。
【図3】本実施例のワードプロセッサの構成を示すブロ
ック図である。
【図4】本実施例のワードプロセッサの書式設定メニュ
ー画面を示す図である。
【図5】本実施例のワードプロセッサの印刷メニュー画
面を示す図である。
【図6】本実施例のワードプロセッサの記録シートへの
記録及び記録シートの排出状態を説明するための断面を
示す図である。
【図7】本実施例のワードプロセッサの写真葉書への記
録及び記録シートの排出状態を説明するための断面を示
す図である。
【図8】本実施例のワードプロセッサに用いる写真葉書
の斜視図である。
【図9】本実施例のワードプロセッサにて記録が行われ
た後に重ね合わされた写真葉書の状態を説明する断面図
である。
【図10】記録面のインク吸収時間・写真葉書の張り付
き限界時間・シールの張り付き限界時間と環境温度の関
係を示したグラフである。
【図11】本発明の記録制御を説明するフローチャート
である。
【図12】記録密度と張り付き限界時間THの補正値K
Hの関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 キーボード 2 表示装置部 3 開口部 4 記録装置部 5 記録シート 6 制御部 7 写真葉書

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録情報に応じてインク滴を吐出するこ
    とにより記録媒体上に画像を記録し、その後記録済の記
    録媒体を所定位置に排出する記録装置において、 記録媒体の種類を判別する判別手段と、 前記判別手段により判別された記録媒体の種類に応じ
    て、記録済の記録媒体の一方の面と既に排出された記録
    媒体の他方の面との接触を防ぐための規定時間を設定す
    る設定手段と、 前記設定手段により設定された前記規定時間に応じて記
    録媒体に対する記録動作又は記録媒体の排出動作を制御
    する制御手段と、を有することを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は前記規定時間に応じて前
    記記録動作を中断又は記録媒体排出のための記録媒体の
    搬送動作を中断することを特徴とする請求項1に記載の
    記録装置。
  3. 【請求項3】 前記設定手段は前記規定時間を記録媒体
    の種類と環境条件に応じて設定することを特徴とする請
    求項1に記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記規定時間を記録密
    度に応じて更に補正することを特徴とする請求項3に記
    載の記録装置。
  5. 【請求項5】 前記装置は、裏面に写真印画面が設けら
    れた記録媒体に対して画像記録が可能であることを特徴
    とする請求項1に記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 前記判別手段が裏面に写真印画面が設け
    られた記録媒体であると判別した場合、前記設定手段は
    前記規定時間を記録媒体の写真印画面と他の記録媒体の
    記録面との張り付きの発生を防ぐことが可能な限界時間
    に設定することを特徴とする請求項5に記載の記録装
    置。
  7. 【請求項7】 熱エネルギーを用いてインクに状態変化
    を生起させることにより吐出口よりインク滴を吐出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  8. 【請求項8】 記録情報に応じてインク滴を吐出するこ
    とにより記録媒体上に画像を記録し、その後記録済の記
    録媒体を所定位置に排出する記録装置において、 一方の面に写真印画面が設けられた第1の記録媒体又は
    前記第1の記録媒体と異なる第2の記録媒体を選択する
    選択手段と、 前記選択手段により前記第1の記録媒体が選択された場
    合、 前記第2の記録媒体が選択された場合に比べ記録済の前
    記第1の記録媒体の排出間隔を延長する延長手段と、を
    有することを特徴とする記録装置。
  9. 【請求項9】 前記延長手段は、前記第1の記録媒体の
    写真印画面と他の記録媒体の記録面との張り付きの発生
    を防ぐことが可能な限界時間に応じて前記第1の記録媒
    体の排出間隔を延長することを特徴とする請求項8に記
    載の記録装置。
  10. 【請求項10】 前記延長手段は、環境条件に応じて前
    記排出間隔を異ならしめることを特徴とする請求項8又
    は9に記載の記録装置。
  11. 【請求項11】 前記延長手段は記録密度に応じて前記
    排出間隔を更に異ならしめることを特徴とする請求項1
    0に記載の記録装置。
  12. 【請求項12】 前記延長手段は、前記第1の記録媒体
    に対する記録動作を中断することにより前記排出間隔を
    延長することを特徴とする請求項8に記載の記録装置。
  13. 【請求項13】 前記延長手段は、前記第1の記録媒体
    の搬送動作を中断することにより前記排出間隔を延長す
    ることを特徴とする請求項8に記載の記録装置。
  14. 【請求項14】 熱エネルギーを用いてインクに状態変
    化を生起させることにより吐出口よりインク滴を吐出す
    ることを特徴とする請求項8に記載の記録装置。
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