JPH0811258B2 - タレットパンチプレスの軸制御方法 - Google Patents

タレットパンチプレスの軸制御方法

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JPH0811258B2
JPH0811258B2 JP17595887A JP17595887A JPH0811258B2 JP H0811258 B2 JPH0811258 B2 JP H0811258B2 JP 17595887 A JP17595887 A JP 17595887A JP 17595887 A JP17595887 A JP 17595887A JP H0811258 B2 JPH0811258 B2 JP H0811258B2
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JP
Japan
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turret
punch press
timing signal
deceleration
turret punch
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JP17595887A
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JPS6422424A (en
Inventor
秀樹 山本
Original Assignee
株式会社アマダメトレックス
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、タレットパンチプレスの軸制御方法に関す
る。
(従来の技術) 一般に、タレットパンチプレスは、複数の金型ステー
ションを備えたタレット軸に適宜動力伝達機構を介して
回転位置検出器を設け、該検出器が検出した所定ステー
ションについての減速タイミング信号で前記タレット軸
を減速させ次の停止タイミング信号で停止させるように
なっている。
ここに、減速タイミング信号が出力されてから停止タ
イミング信号が出力されるまでのインターバルは、イン
ダクションモータで駆動されるタレット軸が十分減速さ
れうる時間を見超して設定されたドグ間隔により設定さ
れるのが普通である。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記のごとき従来よりのタレットパン
チプレスの軸制御方法では、減速タイミング信号と停止
タイミング信号のインターバルをドグ間隔によって設定
する方式であったため、一度設定されたインターバルを
後で修正するにはセンサ位置の変更が必要であり、調整
作業に多くの労を有するという問題点があった。
このため、減速タイミング信号と停止タイミング信号
とのインターバルは、十分過ぎるほど大きくとっておか
ねばならず、これがため減速時間が大きくなり、金型割
出し時間を多く要するという問題点があった。
そこで、本発明は、減速タイミングを容易に修正可能
とすることにより、高速に金型割り出しを行うことがで
きるタレットパンチプレスの軸制御方法を提供すること
を目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するための本発明は、複数の金型ス
テーションを備えたタレット軸に適宜動力伝達機構を介
して回転位置検出器を設け、該検出器が検出した所定ス
テーションについての減速タイミング信号に基いて前記
タレット軸を減速させ次の停止タイミング信号に基いて
停止させるタレットパンチプレスの軸制御方法にして、
前記減速タイミング信号に基いて予め設定された時間を
計測するタイマを作動させ、タイマオフ後に前記タレッ
ト軸を減速させることを特徴とする。
(作用) 本発明では、減速タイミング信号に基いてタイマが作
動され、タレット軸はタイマオフで減速開始する。
(実施例) 以下、添付図面を用いて本発明の実施例を説明する。
第1図はタレットパンチプレスの斜視図、第2図は位
置検出機構の説明図である。
第1図に示すように、タレットパンチプレス1にはNC
装置3が付属されている。
タレットパンチプレス1はキャリッジ5を有し、この
キャリッジ5に把持させた図示しないワークをXY平面上
で移動させ、ワークの所定位置をパンチセンタに合わせ
ることにより、所定の金型で所定のパンチ加工をする。
所定の金型は第2図に示すタレットの回転により割り出
される。
NC装置の操作面には、MDIパネル7とCRT9が設けられ
ている。
第2図に示すように、複数の金型ステーションを備え
たタレット11は、タレット軸13によって回転されるよう
になっている。タレット11の側面の各ステーション位置
にはショットピン嵌合用の細孔Hが開けられている。一
方、フレーム側には、この細孔Hに打ち込まれるショッ
トピン15が設けられている。ショットピン15が細孔Hに
打ち込まれたか否かはリミットスイッチTFINによって検
出されるようになっている。
前記タレット軸13には、チェーン17を介して位置検出
軸19が結合されている。
位置検出軸19には、減速・停止用の回転ドク21及びス
テーション検出用の回転ドグ23が、ねじをゆるめること
によりそれぞれ回転自在とされる態様で固定されてい
る。各回転ドク21,23の回転状態は、センサTSTA,TSTB,L
TP1,LTP2,LTP4,LTP8によって検出されるようになってい
る。
タレット軸13は、インダクションモータによって駆動
され、センサLTP1,2,4,8によるドグ23の検出によりステ
ーション位置が検出され、センサTSTA,Bによるドグ21の
検出により、減速,停止のタイミング信号が生成される
態様である。
第3図は、各信号及びタレット軸の移動状態を示すタ
イムチャート、第4図はタイムディレイルーチンのフロ
ーチャートである。
第3図において、正転信号TFWD、逆転信号TREV、減速
指令信号TSLW、及び停止指令信号TSPは、NC装置の内部
信号、他の信号TSTA、TSTB、LTP1,2,4,8は、前記位置検
出器のセンサより出力される信号である。軸移動状態
は、各時刻における速度値(Hz)で示してある。
第4図において、ステップ401では、センサTSTAの信
号が出力されてのち、タイムディレイの機能を使用する
か否かの判別を行う。
タイムディレィの機能とは、センサTSTAから出力され
たタレット11の減速開始のタイミング信号に対し、予め
設定した時間Δtだけ送らせて減速指令信号TSLWを出力
する機能である。
この機能は、所定のスイッチ操作に基いてオペレータ
により任意に選択される。時間Δtは、例えばms単位で
自由に設定可能である。
タイムディレィの機能が選択されているとき、ステッ
プ402では、タイムカウントアップをもって、ステップ4
03へ移行する。
ステップ403では、ここで減速指令信号TSLWをオンと
する。
ステップ404では低速回転をセーブし、ステップ405で
は、タイマ使用中のフラグをオフとする。
よって、本例では、減速タイミングをタイマによって
任意に調整することができ、タレット軸13を、次いでの
停止タイミング信号TSTBで停止させることができる。
1回の金型割出し作業につき節約される時間は、減速
比率をαとして、Δt・αである。この値は1回当りで
は微小(例えば1秒)であるが、1日を通じては相当大
きな値となる。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではな
く、適宜の設計的変更を行うことにより、他の態様でも
実施し得るものである。
[発明の効果] 以上の通り、本発明は、タレット軸の減速開始を時間
設定により任意に遅らせることができるタレットパンチ
プレスの軸制御方法であるから、タレット軸の減速開始
タイミングの調整が容易であり、減速開始に余計な余裕
を持たせる必要がないので加工効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はタレットパンチプレスの斜視図、第2図は位置
検出機構の説明図、第3図は各信号及びタレット軸の移
動状態を示すタイムチャート、第4図はタイムディレィ
ルーチンのフローチャートである。 1……タレットパンチプレス、3……NC装置、13……タ
レット軸、TSTA……減速タイミング信号、Δt……設定
時間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の金型ステーションを備えたタレット
    軸に適宜動力伝達機構を介して回転位置検出器を設け、
    該検出器が検出した所定ステーションについての減速タ
    イミング信号に基いて前記タレット軸を減速させ次の停
    止タイミング信号に基いて停止させるタレットパンチプ
    レスの軸制御方法にして、前記減速タイミング信号に基
    いて予め設定された時間を計測するタイマを作動させ、
    タイマオフ後に前記タレット軸を減速させることを特徴
    とするタレットパンチプレスの軸制御方法。
JP17595887A 1987-07-16 1987-07-16 タレットパンチプレスの軸制御方法 Expired - Lifetime JPH0811258B2 (ja)

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JPS6422424A JPS6422424A (en) 1989-01-25
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CN114378212B (zh) * 2022-02-11 2024-03-12 苏州斯莱克智能模具制造有限公司 组合型伺服高速同步驱动的多站式罐体颈部成型设备

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JPS6422424A (en) 1989-01-25

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