JPH08112203A - 薬草ポット - Google Patents

薬草ポット

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JPH08112203A
JPH08112203A JP6280032A JP28003294A JPH08112203A JP H08112203 A JPH08112203 A JP H08112203A JP 6280032 A JP6280032 A JP 6280032A JP 28003294 A JP28003294 A JP 28003294A JP H08112203 A JPH08112203 A JP H08112203A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
herb
pot
inner container
filter
boiling
Prior art date
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Pending
Application number
JP6280032A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisao Tarukawa
久夫 樽川
Toshio Asaki
敏男 浅木
Zenichi Kondo
善一 近藤
Takashi Maruyama
孝 丸山
Toshinori Sato
俊紀 佐藤
Yoneo Yokota
米夫 横田
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Individual
Original Assignee
Individual
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Publication of JPH08112203A publication Critical patent/JPH08112203A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 煮沸時間を薬草木や茶の種類、湯量に応じて
最適な状態に設定することができると共に、例えば50〜
70℃程度の保温状態に保持されるのでいつでも煎じた湯
を飲むことができ、また煎じ終った薬草木の取り出しや
交換が容易で、湯量に応じて煎じる湯の濃度をほぼ一定
にすることができる薬草ポットを提供するものである。 【構成】 沸騰保温式の電熱ポット1の内容器2の内側
上部に、リング状の固定具17を取付け、ここに薬草木22
を入れる中空三角錐状に形成されたフィルター19を着脱
自在に取付けると共に、内容器2を加熱する電熱ヒータ
ー3に、沸騰時間を調整するタイマー10を接続したこと
を特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は薬草木や茶を煎じる電熱
式の薬草ポットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】薬草木には西洋医学の化学薬品にはない
効果もあることから、昔から多くの人がこれを煎じて飲
用している。薬草木を煎じて飲用する際には、一般に土
びんやヤカンなどを使用して煮沸しているのが現状であ
る。この場合、薬草木の種類に応じて煮沸する時間を調
整しなければならないが、長時間煮沸していると、水が
蒸発してなくなり、薬草木がこげついてしまうこともあ
る。また飲用する時には、こし器を通して薬草木を分離
しなければならず手間がかかる問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記欠点を除
去し、煮沸時間を薬草木や茶の種類、湯量に応じて最適
な状態に設定することができると共に、保温状態に設定
していつでも煎じた湯を飲むことができ、また煎じ終っ
た薬草木の取り出しや交換が容易で、湯量に応じて煎じ
る湯の濃度をほぼ一定にすることができる薬草ポットを
提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
発明は、沸騰保温式の電熱ポットの内容器の内側上部
に、固定具を取付け、ここに薬草木や茶を入れるフィル
ターを着脱自在に取付けたことを特徴とする薬草ポット
である。
【0005】また請求項2記載の発明は、沸騰保温式の
電熱ポットの内容器の内側上部に、リング状の固定具を
取付け、ここに薬草木や茶を入れるフィルターを着脱自
在に取付けると共に、内容器を加熱する電熱ヒーター
に、沸騰時間を調整するタイマーと保温装置を接続した
ことを特徴とするものである。更に請求項3記載の発明
は、前記フィルターが中空三角錐状に形成されているこ
とを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明の薬草ポットで煎じる場合、先ずポット
の蓋を開けて、ここから内容器内に水を注入した後、フ
ィルター内に所定量の薬草木を入れてから内容器内の固
定具に通して固定し、下部側を水に浸漬する。この後、
蓋を閉じてから電源を入れ、操作表示部のタイマーを薬
草木の種類に応じた煮沸時間にセットしてから沸騰スイ
ッチを押す。
【0007】この状態で電熱ヒーターに電源が通電され
て発熱し、内容器内の水が加熱されて沸騰して湯になる
とタイマーが作動して所定時間、薬草木を高温度で煎じ
る。所定時間沸騰加熱してタイマーが切れると薬草木を
煎じた湯が例えば50〜70℃の保温状態となる。
【0008】また薬草ポットから薬草木を取り出す場合
は、フィルターが固定具に着脱自在に取付けられている
ので取り出しや交換を容易に行なうことができる。更に
フィルターを中空三角錐状に形成したものは、湯量が少
ない時には、これに応じて薬草木の投入量も少なくし
て、煎じる湯の濃度をほぼ一定にすることができる。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1ないし図3を参
照して詳細に説明する。図において1は沸騰保温式の電
熱ポットで、この内容器2の外側に電熱ヒーター3が取
付けられている。この電熱ヒーター3は制御装置4を介
して電源コード5に接続されている。更にこの制御装置
4は前面側の操作表示部6に接続されている。この操作
表示部6は図2に示すように、沸騰スイッチ8と、沸騰
表示ランプ9A、保温表示ランプ9Bと、沸騰時間を設
定するタイマー10とから構成されている。
【0010】また電熱ポット1の前面上部の突出部には
図1に示すように下方に向かって出湯口11が設けられ、
これは給湯管12で前記内容器2の底部に連通している。
また電熱ポット1の前面の出湯口11の下方には水位目盛
を設けた透明な水位窓13が形成されている。また内容器
2の上部には蓋14が開閉自在に取付けられ、この中央部
に給湯押圧プレート15が取付けられ、内容器2内の圧力
を高めて内部の湯16を給湯管12を通して出湯口11から排
出するようになっている。
【0011】更に内容器2の上部内側にはリング状の固
定具17が取付けられていると共に、この上部に連結具18
が取り付けられている。19は網状のフィルターで、中空
三角錐状に形成され、この上部にチェーン20が連結さ
れ、更にこの先端にフック21が取付けられている。
【0012】上記薬草ポットで薬草木22を煎じる場合、
先ず蓋14を開けて、ここから内容器2内に所定量の水を
注入する。次に中空三角錐状に形成されたフィルター19
内に所定量の薬草木22を入れてから内容器2内のリング
状の固定具17に通して固定し、下部側を水に浸漬し、フ
ィルター19の上部に連結したチェーン20の先端のフック
21を連結具18に係止させる。この後、蓋14を閉じてロッ
クしてから、電源コード5をコンセントに差し込み、操
作表示部6のタイマー10を薬草木22の種類に応じた煮沸
時間にセットしてから沸騰スイッチ8を押す。
【0013】この状態で沸騰表示ランプ9Aが点灯する
と共に、電熱ヒーター3に電源が通電されて発熱し、水
が沸騰して湯16になるとタイマー10が作動して所定の時
間、薬草木22を高温度で煎じる。所定時間沸騰加熱して
タイマー10が切れると保温表示ランプ9Bが点灯して、
薬草木22を煎じた湯16が例えば50〜70℃の保温状態とな
る。
【0014】このように薬草木22を煎じた湯16ができた
ら、給湯押圧プレート15を押すと、内容器2の内圧が高
くなって、湯16は給湯管12を通って出湯口11から排出さ
れ、これを湯飲みで受けて飲むようになっている。また
50〜70℃程度の保温状態に保持されているのでいつでも
煎じた湯16を飲むことができる。また薬草ポットから薬
草木22を取り出す場合は、図3に示すように蓋14を開け
連結具18からフック21を取り外せばフィルター19を容易
に取り出すことができる。
【0015】従って、上記構成の薬草ポットは、電気を
熱源としているので安全で、しかも煮沸時間を薬草木22
の種類や湯量に応じて最適な状態に設定することができ
る。またフィルター19が中空三角錐状に形成されている
ので湯量が少ない時には、これに応じて薬草木22の投入
量も少なくして、煎じる湯16の濃度をほぼ一定にするこ
とができる。また保温状態に保持されているので、いつ
でも煎じた湯16を飲むことができる。またフィルター19
を用いているので煎じ終った薬草木22の取り出しや交換
が容易である。
【0016】また図4は本発明の他の実施例を示すもの
で、中空三角錐状に形成された網状のフィルター19の上
部にヒンジ23を介して押え蓋24を開閉自在に取り付ける
と共に、前記ヒンジ23にチェーン20が連結され、更にこ
の先端にフック21を取付けたものである。この構造で
は、内部に入れた薬草木22が浮き上がって溢れ出すのを
防止することができる。
【0017】なお上記実施例では、薬草木22を煎じる場
合について示したが、日本茶や紅茶を入れる場合にも適
用することができる。またフィルター19の形状は中空三
角錐状に限らず、円筒状など他の形状でも良い。
【0018】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る薬草ポッ
トによれば、電気を熱源としているので煮沸時間を薬草
木や茶の種類、湯量に応じて最適な状態に設定すること
ができると共に、保温状態に保持されているのでいつで
も煎じた湯を飲むことができる。またフィルターは着脱
自在に設けられているので、煎じ終った薬草木の取り出
しや交換が容易で、特にフィルターを中空三角錐状に形
成したものは湯量に応じて煎じる湯の濃度をほぼ一定に
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による薬草ポットの断面図で
ある。
【図2】図1に示す薬草ポットの前面に設けた操作表示
部を示す正面図である。
【図3】図1に示す薬草ポットのフィルターを取り出し
ている状態を示す断面図である。
【図4】本発明の他の実施例によるフィルターを示す斜
視図である。
【符合の説明】
1 電熱ポット 2 内容器 3 電熱ヒーター 4 制御装置 5 電源コード 6 操作表示部 8 沸騰スイッチ 9A 沸騰表示ランプ 9B 保温表示ランプ 10 タイマー 11 出湯口 12 給湯管 13 水位窓 14 蓋 15 給湯押圧プレート 16 湯 17 リング状の固定具 18 連結具 19 フィルター 20 チェーン 21 フック 22 薬草木 23 ヒンジ 24 押え蓋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸山 孝 福島県白河市大字本沼字北裏33の4 (72)発明者 佐藤 俊紀 福島県伊達郡保原町西町139ー1 (72)発明者 横田 米夫 福島県郡山市大槻町字原田東13ー84

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 沸騰保温式の電熱ポットの内容器の内側
    上部に、固定具を取付け、ここに薬草木や茶を入れるフ
    ィルターを着脱自在に取付けたことを特徴とする薬草ポ
    ット。
  2. 【請求項2】 沸騰保温式の電熱ポットの内容器の内側
    上部に、リング状の固定具を取付け、ここに薬草木や茶
    を入れるフィルターを着脱自在に取付けると共に、内容
    器を加熱する電熱ヒーターに、沸騰時間を調整するタイ
    マーと保温装置を接続したことを特徴とする薬草ポッ
    ト。
  3. 【請求項3】 フィルターが中空三角錐状に形成されて
    いることを特徴とする請求項1または2記載の薬草ポッ
    ト。
JP6280032A 1994-10-19 1994-10-19 薬草ポット Pending JPH08112203A (ja)

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JP6280032A JPH08112203A (ja) 1994-10-19 1994-10-19 薬草ポット

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JP6280032A JPH08112203A (ja) 1994-10-19 1994-10-19 薬草ポット

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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