JPH08112040A - 農用樹脂膜被覆装置及び農用ソーラハウス - Google Patents

農用樹脂膜被覆装置及び農用ソーラハウス

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JPH08112040A
JPH08112040A JP6290313A JP29031394A JPH08112040A JP H08112040 A JPH08112040 A JP H08112040A JP 6290313 A JP6290313 A JP 6290313A JP 29031394 A JP29031394 A JP 29031394A JP H08112040 A JPH08112040 A JP H08112040A
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Japan
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resin film
roof
agricultural
lower edge
house
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JP6290313A
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Kunio Takahashi
邦男 高橋
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KYODO SEIKO KK
Bizen Hatsujoh Co Ltd
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KYODO SEIKO KK
Bizen Hatsujoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 強風でもバタつかず、屋根上の積雪の自重落
下を円滑となす農用樹脂膜被覆装置を提供する。 【構成】 農用ソーラハウスとなされる骨組み構造4の
屋根面若しくは側面に展張される樹脂膜品1であって、
屋根の嶺からその面の下縁に達する長さ若しくは、屋根
面の下縁から地面に達する長さとなされ且つ、空気圧送
口2を有する密閉状の袋体となされたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は農用樹脂膜被覆装置と、
これの装着される農用ソーラハウスに関する。
【0002】
【従来の技術】地面上に鋼管材による骨組み構造を形成
し、これにビニール膜を被ったものとした農用ソーラハ
ウスは存在している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のソーラ
ハウスにあっては、ビニール膜が強風でバタついて短期
間で破損することがあったり、屋根上の積雪が円滑に流
れ落ちないためにビニールハウスが倒壊するようなこと
がある。
【0004】本発明は斯かる問題点を解消し得るものと
した農用樹脂膜被覆装置及び農用ソーラハウスを提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
するため本発明の農用樹脂膜被覆装置は、農用ソーラハ
ウスとなされる骨組み構造の屋根面若しくは周側面に展
張される樹脂膜品であって、屋根の嶺からその面の下縁
に達する長さ若しくは、屋根面の下縁から地面に達する
長さとなされ且つ、空気圧送口を有する密閉状の袋体と
なされたものとなす。
【0006】このさい、屋根の嶺に沿わせられる巾方向
を仕切ることにより複数の仕切り室を形成し、仕切り室
の相互を連通状態としたものとなすのがよい。
【0007】本発明によれば、樹脂膜品である袋体が使
用時に空気の充填された立体状態となされるため、強風
によってもバタつかず、また上面が空気圧で円滑な下り
傾斜に保持されるものとなる。
【0008】また本発明の第二の農用樹脂膜被覆装置
は、農用ソーラハウスとなされる骨組み構造の屋根面若
しくは周側面に展張される樹脂膜品であって、屋根の嶺
からその面の下縁に達する長さ若しくは、屋根面の下縁
から地面に達する長さとなされた単層状の樹脂膜材の片
面に、空気圧送口を有する柱状の空気袋を、屋根の嶺に
沿った巾方向の適当間隔毎にその傾斜方向へ向けて形成
したものとなす。
【0009】柱状の空気袋は空気を充填された状態で剛
性を付与され、樹脂膜品全体を屋根の傾斜方向に沿った
縦面に作用する曲げに対し強く対抗できるものとなす。
【0010】本発明の農用ソーラハウスは、周側面の数
m間隔位置に管材からなる支柱を配置すると共に各支柱
の基部は土中に適当深さまで打ち込まれた状態となし、
且つこれら支柱を介して周側面及び屋根面に鋼線材(こ
れと同等な他材からなる線材も含む。)を配設してなる
ハウス骨組み構造を形成し、この骨組み構造の屋根面或
いは、屋根面及び周側面には請求項1〜3の何れかに記
載の農用樹脂膜被覆装置を展張されることを特徴とす
る。
【0011】ハウス骨組み構造は比較的少ない数の支柱
と鋼線材で形成されるため鋼管材からなるものに較べ材
料コストの低減されるものとなり、また鋼線材からなる
平面は鋼管材からなるものよりも剛性が小さくなる傾向
となるが農用樹脂膜被覆装置による平面の剛性がこれを
補うものとなる。
【0012】この農用ソーラハウスは、ハウス内部に空
気が任意時に圧送される構成となすのがよいのであり、
これによれば、農用樹脂膜被覆装置がハウスの内圧によ
り一層強く緊張した状態となる。
【0013】またハウス骨組み構造の屋根面の上縁若し
くは下縁或いは、周側面の下縁に沿って、断面が一部の
開放された箱形となされた条部材を配設すると共にこの
条部材の内方に円筒状の係止用空気袋を並行状に配し、
一方では一端縁を屋根面の上縁若しくは下縁或いは、周
側面の上縁に固定された請求項1〜3の何れかに記載の
農用樹脂膜被覆装置の他端縁に巻取り用管部材を止着し
た構成となすのがよい。
【0014】これによれば、農用樹脂膜被覆装置が展開
された状態で、その巻取り用管部材が条部材の内方へ挿
入され、この後、係止用空気袋が空気を充填されて膨張
することにより前記管部材の抜け出しを気密状態の確保
された状態で阻止するものとなる。またハウスの屋根面
や側面を開放するさいは巻取り用管部材が回転操作さ
れ、樹脂膜品が同管部材に巻きつけられる。
【0015】
【実施例】図1は本発明に係る農用樹脂膜被覆装置を示
し、図2はこの被覆装置の装着された農用ソーラハウス
を示す。
【0016】1は方形状となした本発明に係る樹脂膜品
で、全体が密閉状の袋体となされている。樹脂膜は例え
ばポリ塩化ビニールなどからなり、厚さは凡そ0.07
5〜0.15mm程度となされる。2は空気圧送口で樹
脂膜品の内方に空気を圧送し或いはその内方から空気を
放出させるためのものである。3は樹脂膜品の側辺部に
設けられたフアスナーで、複数の樹脂膜品の相互を簡便
に結合し或いは分離するためのものである。このような
樹脂膜品の単体大きさは例えば平面視で10m×10m
程度となされる。
【0017】上記した本発明品を使用するさいは、農用
ソーラハウスとなされる骨組み構造4の屋根面に図2に
示すように配置し、一端縁である上辺部1aを屋根の嶺
に沿って固定されたシート係着具5を介して係着し、他
端縁である下辺部1bを屋根の下縁に沿って固定された
シート係着具6を介して固定するようになす。
【0018】このさいシート係着具5、6は例えば図3
に示すようなもの(実開平6−31446号)が使用さ
れるのであって、具体的には係止部7aを具備した枠金
7、波形弾性線8及び挟持部材9、9からなり、使用の
さいは樹脂膜などを先ず枠金7の内面7bに沿わせ、そ
の上面に一対の挟持部材9、9を図示のように配置し、
さらにこれら挟持部材9、9の内面間に波形弾性線8を
弾力に抗して嵌め入れるようにする。
【0019】また骨組み構造は周側面の例えば10m間
隔位置毎に支柱4a・・・を配置すると共にこの支柱4
aの基部は土中に適当深さまで打ち込んだ状態となし、
またこれら支柱4a・・・を介して周側面や屋根面に鋼
線材4b・・・を配設したものとなす。
【0020】屋根の嶺方向には本発明品の必要数を並列
配置し、その相互をフアスナ3、3により結合させるよ
うにする。このフアスナ3、3による結合は前記シート
係着具による結合などに置き換えても差し支えない。
【0021】一方、各本発明品の空気圧送口2は嶺に沿
って設けられた空気管10の図示しない連結口に接続さ
せ、この空気管10から同品の内方へ空気を供給するよ
うになす。このさい空気圧は例えば0.1〜0.2kg
/cm程度となされる。
【0022】これにより、本発明品は図2に示すように
立体的に膨張し全体として剛性が付与された状態とな
り、その上面は滑らかな傾斜状態となる。このため、屋
根面外方がたとえ強風に曝されてもバタつかず、また上
面に積もった雪が円滑に重力落下するように案内し、そ
れが過度に堆積することを防止するものとなる。
【0023】このように屋根面に展張された本発明品を
取り外し或いは部分的に開放するさいは空気管10を通
じて同品の内方の空気を放出させるようにする。
【0024】上記した本発明品は骨組み構造4の周側面
に対しても屋根面に対すると同様に装着し使用すること
ができる。
【0025】図4は本発明に係る農用樹脂膜被覆装置の
変形例を示し、図5はこの被覆装置の装着された農用ソ
ーラハウスを示す。
【0026】本例の樹脂膜品1は、図2に示すものと同
一となされた袋体の巾方向f1を仕切ることにより複数
の仕切り室1c・・・を形成し、各仕切り室1cの相互
を連通状態としたものとなされている。
【0027】仕切り室1cは各種手段で形成することが
できるが、例えば巾方向f1の特定個所を縦方向f2に
溶着させ、このさい上辺部1a近傍と下辺部1b近傍に
未溶着個所e、eを残すようにする。
【0028】さらに本例では樹脂膜品の下辺部1bに巻
取り用管部材11が止着してあり、このさい並列配置さ
れる樹脂膜品の管部材11・・・はその対向端11a、
11bを相対回転の規制された状態で抜き挿し可能に結
合し得るものとなされる。
【0029】一方、農用ソーラハウスとなされる骨組み
構造4は図2に示すものの屋根面の下縁及び、周側面の
下縁に沿って、断面が一部の開放された箱形となされた
条部材12、12aを配設されるほか、屋根面の下縁に
沿って空気管10aの固定されたものとなされている。
【0030】このさい、各条部材12、12aの内方に
は図5及び図6に示すように円筒状の係止用空気袋1
3、13が並行状に配設される。
【0031】上記した樹脂膜品1は骨組み構造4の屋根
面及び周側面に配置され、その上辺部1aを係着した
後、それぞれ樹脂膜品1の巻取り用管部材11・・・を
一線状に連結固定し、その後、この管部材11・・・を
条部材12、12aの内方へ挿入し、続いて係止用空気
袋13・・内に適宜な供給手段を通じて空気を充填する
ようになされる。そして、空気管10、10aから空気
を供給されることにより、図5に示すような展張状態と
なされる。この状態では各仕切り室1cが縦長に膨張し
たものとなって図1のものよりも全体の剛性が大きいも
のとなるほか、雨水や雪が下方へ落下し易いものとな
る。
【0032】台風などのように特に風が強いときはこの
樹脂膜品1の展張された農用ソーラハウスの内方に空気
を供給するようになすのであり、このさい樹脂膜品1の
下辺部1bは巻取り用管部材11と係止用空気袋13の
密着により気密状態が確保されるのであり、ハウス内は
急速に圧力上昇する。このため、骨組み構造4の屋根面
及び側面の樹脂膜品1・・・はハウスの内圧で強く緊張
され、樹脂膜品1自身の内圧のみによる場合に較べてそ
の剛性がさらに増大するものとなる。
【0033】骨組み構造4に展張された状態の樹脂膜品
1・・・を開放するさいは空気管10、10aを通じて
各樹脂膜品1内の空気を放出させた後、巻取り用管部材
11・・・を条部材12、12aの内方から取り出し、
これを適宜な公知手段で回転させることにより図7に示
すように樹脂膜1・・・を巻き取るようにする。
【0034】図8は本発明に係る農用樹脂膜被覆装置の
第二実施例を示し、図9はこの被覆装置の装着された農
用ソーラハウスを示す。
【0035】本例の樹脂膜品1は、単層状となされた樹
脂膜1Aの片面の巾方向f1の適当間隔毎に柱状の空気
袋1Bを縦方向f2へ形成したものとなしてある。
【0036】その製造においては単層状の樹脂膜材を折
り重ねて形成してもよいし或いは、単独に形成した空気
袋1Bを単層状の樹脂膜1Aに溶着させるようになして
もよい。
【0037】このさい、各空気袋1Bにはこれの内方の
空気を出し入れするための空気圧送口2が設けられる。
この空気圧送口2の入口側は一本の管に纏めても差し支
えないものである。
【0038】上記本発明品を使用するさいは、骨組み構
造4の屋根面や周側面に配置して上辺部1aを前述同様
に屋根の嶺方向へ向けて固定すると共に各空気圧送口2
・・・を空気管10、10aの連結口に接続させるよう
になし、そのほかは先の変形例のものに準じて行う。
【0039】この樹脂膜品1の展張状態は図9に示すよ
うになり、このさい空気袋1Bは骨部材として機能する
ため、これに沿った縦面に作用する曲げに強く対抗し、
樹脂膜1全体に剛性を付与するものとなる。
【0040】図10は本発明に係る農用ソーラハウスの
さらに異なる実施例を示しており、即ち本例の骨組み構
造4は図1に示すものの屋根面の上縁及び、周側面の下
縁に沿って、断面が一部の開放された箱形となされた条
部材12c、12aを配設されると共に、屋根面の下縁
に沿って空気管10aの固定されたものとなされてい
る。
【0041】このさい、一つの条部材12aの内方には
図5及び図6に示すと同様に円筒状の係止用空気袋13
が並行状に配設され、他の条部材12cの内方には屋根
面の各傾斜面に対応した二本の同様な空気袋13が並行
状に配設される。
【0042】しかして屋根面に装着される農用樹脂膜被
覆装置である樹脂膜品1はその下辺部を、そして周側面
に装着される樹脂膜品1はその上辺部を同一のシート係
着具6に係着され、何れの樹脂膜品1、1もその空気圧
送口2を一本の空気管10aと連結される。
【0043】使用において、周側面の樹脂膜品1は先の
ものと同様に取り扱われるが、屋根面の樹脂膜品1は展
張や巻取りの方向が先のものと逆となり、その巻取り用
管部材11は屋根の嶺の条部材12c及びその内方の空
気袋13を介し先のものに準じて係止される。
【0044】使用中にハウス内の空気を入れ換えるとき
は、図9に示すように屋根面及び周側面の樹脂膜品1を
部分的に開放するのであり、これにより外気がハウスの
周側面の下部からハウス内へ流入し、ハウス内の温かい
空気は屋根の嶺部分から流出し、円滑な空気の循環が行
われる。
【0045】
【発明の効果】以上の如く構成した本発明の農用樹脂膜
被覆装置によれば、骨組み構造に展張された状態でその
剛性が増大されるため風によるバタつきが効果的に抑制
されてその損傷が防止されると共に屋根面の積雪が円滑
に下方へ落下するものとなって積雪荷重によるハウスの
倒壊が防止されるのである。
【0046】また本発明の農用ソーラハウスによれば、
材料コストが低減されるものとなるのであり、請求項5
に記載のものによればハウスの内圧上昇により農用樹脂
膜被覆装置の剛性がさらに増大され、同被覆装置による
効果がさらに顕著となるものである。
【0047】さらに請求項6のものによれば、農用樹脂
膜被覆装置の下縁を簡易な操作により気密状態で骨組み
構造に係着することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る農用樹脂膜被覆装置を示す図であ
る。
【図2】この被覆装置の装着された農用ソーラハウスを
示す図である。
【図3】シート係着具を示す図である。
【図4】図1の農用樹脂膜被覆装置の変形例を示す図で
ある。
【図5】同変形例の被覆装置の装着された農用ソーラハ
ウスを示す図である。
【図6】図5のx−x部断面図である。
【図7】図5のソーラハウスの屋根面及び周側面を開放
するさいの様子を示す図である。
【図8】本発明に係る農用樹脂膜被覆装置の第二実施例
に係り(a)は全体を示す図で(b)は(a)のx1−
x1部を示す断面図である。
【図9】同実施例に係る被覆装置の装着された農用ソー
ラハウスを示す図である。
【図10】本発明に係る農用ソーラハウスのさらに異な
る実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 樹脂膜品 1A 樹脂膜材 1B 空気袋 1c 仕切り室 2 空気流通口 4 骨組み構造 11 巻取り用管部材 12及び12A 条部材 13 係止用空気袋 f1 巾方向 f2 縦方向(傾斜方向)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 農用ソーラハウスとなされる骨組み構造
    の屋根面若しくは周側面に展張される樹脂膜品であっ
    て、屋根の嶺からその面の下縁に達する長さ若しくは、
    屋根面の下縁から地面に達する長さとなされ且つ、空気
    圧送口を有する密閉状の袋体となされていることを特徴
    とする農用樹脂膜被覆装置。
  2. 【請求項2】 屋根の嶺に沿わせられる巾方向を仕切る
    ことにより複数の仕切り室を形成したことを特徴とする
    請求項1記載の農用樹脂膜被覆装置。
  3. 【請求項3】 農用ソーラハウスとなされる骨組み構造
    の屋根面若しくは周側面に展張される樹脂膜品であっ
    て、屋根の嶺からその面の下縁に達する長さ若しくは、
    屋根面の下縁から地面に達する長さとなされた単層状の
    樹脂膜材の片面に、空気圧送口を有する柱状の空気袋
    を、屋根の嶺に沿った巾方向の適当間隔毎にその傾斜方
    向へ向けて形成したことを特徴とする農用樹脂膜被覆装
    置。
  4. 【請求項4】 周側面の数m間隔位置に管材からなる支
    柱を配置すると共に各支柱の基部は土中に適当深さまで
    打ち込まれた状態となし、且つこれら支柱を介して周側
    面及び屋根面に鋼線材を配設してなるハウス骨組み構造
    を形成し、このハウス骨組み構造の屋根面或いは、屋根
    面及び周側面には請求項1〜3の何れかに記載の農用樹
    脂膜被覆装置を展張されることを特徴とする農用ソーラ
    ハウス。
  5. 【請求項5】 ハウス内部に空気が任意時に圧送される
    構成を特徴とする請求項4記載の農用ソーラハウス。
  6. 【請求項6】 ハウス骨組み構造の屋根面の上縁若しく
    は下縁或いは、側面の下縁に沿って、断面が一部の開放
    された箱形となされた条部材を配設すると共にこの条部
    材の内方に円筒状の係止用空気袋を並行状に配し、一方
    では一端縁を屋根面の上縁若しくは下縁或いは、周側面
    の上縁に固定された請求項1〜3の何れかに記載の農用
    樹脂膜被覆装置の他端縁に巻取り用管部材を止着し、こ
    の巻取り用管部材は条部材の内方に位置され係止用空気
    袋を介して係止されることを特徴とする請求項4又は5
    記載の農用ソーラハウス。
JP6290313A 1994-10-17 1994-10-17 農用樹脂膜被覆装置及び農用ソーラハウス Pending JPH08112040A (ja)

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