JPH08111372A - 露光装置 - Google Patents

露光装置

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JPH08111372A
JPH08111372A JP6270379A JP27037994A JPH08111372A JP H08111372 A JPH08111372 A JP H08111372A JP 6270379 A JP6270379 A JP 6270379A JP 27037994 A JP27037994 A JP 27037994A JP H08111372 A JPH08111372 A JP H08111372A
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JP
Japan
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light
alignment
alignment mark
mark
photosensitive substrate
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Application number
JP6270379A
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English (en)
Inventor
Kei Nara
圭 奈良
Masakazu Murakami
雅一 村上
Nobutaka Fujimori
信孝 藤森
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/20Exposure; Apparatus therefor
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F9/00Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically
    • G03F9/70Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically for microlithography

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Projection-Type Copiers In General (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は露光装置において、従来に比してアラ
イメント精度を向上させる。 【構成】マスク側に形成される第1のアライメントマー
ク(21)と感光基板側に形成される第2のアライメン
トマーク(22)とをほぼ対応する位置に配置し、さら
に第2のアライメントマーク(22)の走査方向につい
ての長さを第1のアライメントマーク(21)の長さに
比して長くなるように形成してこれら2つのアライメン
トマーク(22)をほぼ同時に検出するようする。これ
によりアライメント光学系により生じる、マークの位置
の違いによるデイストーシヨン等の誤差を極力排除した
状態でマスクと感光基板との位置関係を検出することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は露光装置に関し、特にマ
スクと感光基板の位置決め機構を備えるものに適用して
好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の露光装置には図6に示す
構造の位置決め機構が一般に使用されている。この露光
装置1は投影光学系2を挟んで配置されたマスク3及び
感光基板4の位置関係をアライメントマーク3A及び4
Aを用いて検出し、その検出結果に基づいてマスク3と
感光基板4の位置関係を調整することを基本動作として
いる。
【0003】このアライメント光はアライメント光学系
5から射出される段階で所定の形状に整形されており、
移動ミラー6及び固定ミラー7を介してマスク3上に投
影され、さらにマスク3を透過したアライメント光は投
影光学系2を通つて感光基板4上に投影されるようにな
されている。ここで移動ミラー6はミラー駆動部6Aに
よつて矢印Aの方向に移動し得るように取り付けられて
おり、この移動ミラー6の移動に伴つてアライメント光
をマスク3及び感光基板4上で走査できるようになされ
ている。因に移動ミラー6の位置はミラー位置検出器
(干渉計やエンコーダ等)8によつてモニタされてい
る。
【0004】さてこの走査の際にアライメント光と各マ
ークとが重なると、マークによるアライメント光の散乱
が生じる。露光装置1はこの散乱光をハーフミラー9と
空間フイルタ10とを介して取り出し、光電検出器11
により電気信号に変換するようになされている。そして
露光装置1はミラー位置検出器8から得られる位置情報
と光電検出器11から得られる光強度信号とに基づいて
マスク3と感光基板4との相対位置をマーク位置演算装
置12によつて計算して求めるようになされている。
【0005】ここで図7(A)は感光基板4上に形成さ
れたアライメントマーク4Aの位置検出の様子を示して
いる。図に示すように、アライメントマーク4Aからの
散乱光は再びマスク3を透過した後ハーフミラー9によ
り取り出されて空間フイルタ10に送られる。因に空間
フイルタ10は0次光をカツトするように構成されてお
り、散乱光のみが光電検出器11に送られるようになさ
れている。
【0006】同様に図7(B)はマスク3上に形成され
たアライメントマーク3Aの位置検出の様子を示してい
る。図に示すように、アライメントマーク3Aから発生
された散乱光はハーフミラー9を介して取り出され、空
間フイルタ10及び光電検出器11に送られる。このと
き光電検出器11からマーク位置演算装置12に入力さ
れる検出信号には、図7(C)に示すように、検出する
マークの位置に対応する位置にピークを有する波形とな
る。
【0007】これはアライメントマーク4Aからの散乱
光はマスク3を透過して検出されるため感光基板4側の
アライメントマーク4Aと感光基板側のアライメントマ
ーク3Aの位置が重ならないようにある程度の距離xを
離して配置されていることによる。ただし検出信号には
ずれ量が重畳されることになるため感光基板側のアライ
メントマーク4Aに対応する信号とマスク側のアライメ
ントマーク3Aに対応する信号との間にはx+Δx(Δ
xはマークのずれ量)の差が検出される。なおxは概知
であるためずれ量Δxは測定結果より簡単に計算するこ
とができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来の技術で
はマスク側のアライメントマークと感光基板側のアライ
メントマークを離して配置するため、投影光学系のデイ
ストーシヨン等の影響により検出結果に誤差が重畳し易
い問題があつた。またマスク側のアライメントマーク3
Aには一般にクロム(Cr)が使用されるのに対し、感
光基板側のアライメントマーク4AにはITO等の低反
射膜からアルミニウム(Al)等の高反射膜まで多種多
様な材料が使用される。このためマスク側からの散乱光
強度と感光基板側からの散乱光強度とが大きく異なるこ
ともしばしばであり、光強度をほぼ同程度に調整するた
め自動利得調整処理を各マークに対し独立に施す必要が
あつた。そのため信号の取り込みを別の走査に分ける必
要が生じ、スループの低下と計測精度の劣化を避け得な
かつた。
【0009】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、スループツトを向上し、かつアライメント精度を一
段と高めることができる位置検出機構を備える露光装置
を提案しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、マスク(3)上に設けられた第1
のアライメントマーク(21)と感光基板(4)上に設
けられた第2のアライメントマーク(22)のそれぞれ
に光束を照射すると共に、該光束と第1及び第2のアラ
イメントマーク(21)、(22)とを相対的に走査さ
せ、第1及び第2のアライメントマーク(21)、(2
2)からの光情報に基づいてアライメントマーク(2
1)、(22)の位置関係を検出する位置検出手段(2
3)を備えた露光装置において、第2のアライメントマ
ーク(22)は第1のアライメントマーク(21)とほ
ぼ共役な感光基板(4)上の位置に設けられ、かつ走査
の方向に関する長さが第1のアライメントマーク(2
1)よりも長く形成されたマークであり、位置検出手段
(23)は該第1及び第2のアライメントマーク(2
1)、(22)を光束によつてほぼ同時に走査すること
により第1及び第2のアライメントマーク(21)、
(22)の位置関係を検出するようにする。
【0011】また本発明においては、これに加えて、位
置検出手段(23)の検出結果に基づいてマスク(3)
及び又は感光基板(4)を駆動し、マスク(3)と感光
基板(4)との相対的な位置関係を補正する駆動手段を
設けるようにする。
【0012】さらに本発明においては、前段は前々段の
構成に加えて、位置検出手段(23)はマスク(3)側
から感光基板(4)側に光束を照射する光源(5)と、
光情報を検出する受光部(11)とを設けるようにす
る。
【0013】さらに本発明においては、前段の構成に加
えて、第1のアライメントマーク(21)は遮光性のマ
ークであり、走査の際に該マークの周辺を透過した光束
を第2のアライメントマーク(22)に照射するように
する。
【0014】さらに本発明においては、本項目初段又は
第2段の構成に加えて、位置検出手段(23)は感光基
板(4)からマスク(3)側に光束を照射する光源
(5)と、第2のアライメントマーク(22)から反射
された光情報を検出する受光部(11)とを設けるよう
にする。
【0015】さらに本発明においては、前段に加えて、
第1のアライメントマーク(21)は遮光性のマークで
あり、走査の際に該マークの周辺を透過した光情報を受
光部(11)で受光するようにする。
【0016】
【作用】第1のアライメントマーク(21)に対して走
査方向に関する長さが第2のアライメントマーク(2
2)と第1のアライメントマーク(21)とがほぼ共役
な位置に設けられていることにより、光束を1回走査す
るだけで、第1及び第2のアライメントマーク(2
1)、(22)の位置信号を同時かつ独立に検出でき
る。このように2つのマーク(21)、(22)対応す
る位置信号を同時に得ることができることにより、デイ
ストーシヨンの影響による誤差をなくすことができる。
また第1及び第2のアライメントマーク(21)、(2
2)の位置信号を独立に検出できることにより、光束を
2回走査して各走査において得られた位置信号のゲイン
を調整する処理をなくすことができる。かくして位置決
め精度のさらなる向上をスループツトの向上と同時に実
現することができる露光装置を得ることができる。
【0017】またこのとき光源(5)から射出された光
束をマスク(3)側から感光基板(4)側に照射し、第
1及び第2のアライメントマーク(21)、(22)か
らの光情報を検出する構成とすれば、同じ位置に配置さ
れたマークからの位置信号を重複させて取り出すことが
でき、1回の走査でマークの位置関係を検出することが
できる。
【0018】さらにこのとき第1のアライメントマーク
(21)を遮光性のマークとすれば、その周辺を透過し
た光束のみが第2のアライメントマーク(22)を照明
することになり、第1のアライメントマーク(21)の
第2のアライメントマーク(22)に対する位置関係を
光量の減衰位置として検出することができる。
【0019】また光源(5)から射出された光束を感光
基板(4)上に設けられた第2のアライメントマーク
(22)で反射させた後、マスク(3)側に射出するよ
うにしたことにより、光源(5)から受光部(11)ま
での光路を短くでき、光情報の光量損失を小さくでき
る。これにより検出精度を一段と向上できる。
【0020】さらにこのとき第1のアライメントマーク
(21)を遮光性のマークとすれば、その周辺を透過し
た光束のみが第2のアライメントマーク(22)を照明
することになり、第1のアライメントマーク(21)の
第2のアライメントマーク(22)に対する位置関係を
光量の減衰位置として検出することができる。
【0021】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0022】図6との対応部分に同一符号を付して示す
図1において、20は全体として露光装置を示し、投影
光学系2に対して互いに共役な位置関係に配置されたア
ライメントマーク21及び22をアライメント光で1回
走査することによりマスク3及び感光基板4の相対的な
位置関係を検出できるようになされている。
【0023】ただし感光基板4上に形成されるアライメ
ントマーク22の、アライメント光の走査方向に関する
寸法はマスク3上に形成されるアライメントマーク21
に対して長く形成されているものとする。ここで各アラ
イメントマーク21及び22の形状等はそれぞれ次の通
りである。
【0024】マスク側のアライメントマーク21はアラ
イメント光の形状とほぼ同程度かやや大きめの遮光部
(クロムパターン)と周辺の透過部(ガラス)とで形成
されており、アライメント光を走査した際に、アライメ
ントマーク21の透過部を透過したアライメント光をア
ライメントマーク22に照射するようになつている。一
方、感光基板側のアライメントマーク22は金属膜や半
導体膜をエツチングすることにより形成されたグレーテ
イング状のマークでなり、アライメント光に散乱(回
折)が生じ易いように形成されている。
【0025】このようにマスク側のアライメントマーク
21はアライメント光の入射を遮断するだけであり、本
実施例では感光基板側に形成されたアライメントマーク
22で生じた散乱光のみを検出することによりアライメ
ントマーク21及び22の位置を検出するようになされ
ている。すなわち従来のようにマスク側のアライメント
マークであるか感光基板側のアライメントマークである
かの違いによつてアライメント光の走査を分けて光強度
の違いを調整する必要がないようになされている。
【0026】以上の構成において、露光装置20による
位置検出動作を図2〜図4を用いて説明する。まず図2
に示すように移動ミラー6を矢印の方向(a→b→c)
に移動させ、アライメント光をアライメントマーク21
及び22に対して相対的に走査させる。このときアライ
メント光は移動ミラー6の移動に伴いa’→b’→c’
と移動し、図3(D)に示すような光強度の変化が光電
検出器11において検出されるようになる。この光強度
の変化は次のようにして得られる。
【0027】走査の開始後しばらくの間、アライメント
光はマスク3のうちアライメントマーク21の形成され
ていない領域(透過部)を走査し、マスク3を透過して
感光基板4上を照射しながら移動している。やがてマス
ク3を透過したアライメント光は感光基板4上に形成さ
れているアライメントマーク22上に移動し、マーク上
で散乱(回折)された散乱光が光電検出器11によつて
検出されるようになる。
【0028】さらにアライメント光の走査を続けると、
今度はアライメント光がマスク3上に形成されたアライ
メントマーク21を照明するようになり、それまでマス
ク3を透過して感光基板4に達していたアライメント光
はアライメントマーク21によつて遮光されるようにな
る。これによりアライメントマーク22からの散乱光の
光強度が弱くなり光電検出器11の検出出力に谷が現れ
る。
【0029】この状態はアライメント光がアライメント
マーク21の端部に移動するまで継続される。そして再
びアライメントマーク21の形成されていない領域(透
過部)にアライメント光の入射位置が移動すると、アラ
イメントマーク22からの散乱光が光電検出器11にお
いて再び検出されるようになり光強度が再び増加する。
ただし移動したアライメント光がアライメントマーク2
2の形成されていない領域部分にまで移動するとその光
強度は再び低下する。
【0030】さてこのようにマスク側のアライメントマ
ーク21と感光基板側のアライメントマーク22との位
置関係に応じた(すなわち、アライメントマーク21の
位置情報とアライメントマーク22の位置情報とを含
む)光強度分布がマーク位置演算装置23において検出
されることになるが、マーク位置演算装置23は光強度
分布に応じた信号の1次微分波形を基にアライメントマ
ーク21及び22に生じたずれ量ΔWを検出するように
なされている。
【0031】例えば図3(B)及び(C)に示すよう
に、マスク側のアライメントマーク21が感光基板側の
アライメントマーク22に対してアライメント光の走査
方向に対して手前側にΔWずれていた場合、その光強度
分布は図4(A)に示すように2つのピーク波形のうち
手前側が細く、奥側が太くなる。このとき図4(B)に
示す1次微分波形のピーク点がアライメントマーク21
及び22のエツジ部分に対応するため、マーク位置演算
装置23はミラー位置検出器8から得られる位置情報を
基に1次微分波形のピーク点を与える位置d、e、f、
gを求め、ずれ量ΔWを、次式
【数1】 に基づいて算出する。このようにずれ量が算出された後
はこのずれ量ΔWを用いてマスク3又は感光基板4を相
対移動させて位置ずれを補正すれば良く、パターンずれ
がない露光を実現できる。
【0032】以上の構成によれば、アライメント光を1
回走査するだけで、アライメントマーク21及び22の
ずれ量ΔWを算出できることにより、従来に比して一段
とスループツトの高い露光装置を実現することができ
る。またこの際、マスク側のアライメントマーク21と
感光基板側のアライメントマーク22とは投影光学系2
に対して共役な位置関係に配置することができるため投
影光学系のデイストーシヨン等の影響による位置の誤差
も可能な限り除去することができ、従来に比して一段と
検出精度を高めることができる。
【0033】なお上述の実施例においては、アライメン
ト光形成光学系5から射出されたアライメント光をマス
ク3の上面から照射し、投影光学系2を通過したアライ
メント光を感光基板4上に照射する場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、アライメント光を投影光学
系2と感光基板4との間から入射し、感光基板4上を直
接照射するようにしても良い。一例を図1との対応部分
に同一符号を付して示す図5に示す。
【0034】この露光装置30はアライメント光をハー
フミラー9によつて感光基板4上のアライメントマーク
22上に導き、その散乱光を投影光学系2及びマスク3
を介して検出するものである。ただしマスク側のアライ
メントマーク21はこの場合、アライメント光が感光基
板4へ達するのを遮光するのではなく、散乱光が光電検
出器11に達しないように遮光するのに用いられてい
る。なおこのようにアライメント光を入力することによ
り、アライメント光は投影光学系2を1回しか通過しな
いため実施例の場合に比して光量損失が少なくて済む。
【0035】さらに上述の実施例においては、マスク側
のアライメントマーク21及び感光基板側のアライメン
トマーク22を図3(B)及び(C)に示すように形成
する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、他
の形状に形成されていても良く、要は感光基板側のアラ
イメントマークのアライメント光の走査方向に対する長
さがマスク側のアライメントマークの長さに比して長く
形成されていれば良い。
【0036】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、第2のア
ライメントマークの走査方向についての長さを第1のア
ライメントマークの長さに比して長くなるように形成し
たことにより、マークを共役な位置に配することがで
き、デイストーシヨンの影響をなくし得、またゲイン調
整が不要になるため位置決め精度が向上し、スループツ
トも向上する露光装置を容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による露光装置の一実施例を示す略線的
側面図である。
【図2】アライメント光によるアライメントマークの走
査の説明に供する略線的側面図である。
【図3】マスク側のアライメントマークと感光基板側の
アライメントマークの位置関係に応じた光強度分布を示
す略線図である。
【図4】ずれ量検出過程の説明に供する略線図である。
【図5】他の実施例を示す略線的側面図である。
【図6】従来用いられている露光装置を示す略線的側面
図である。
【図7】従来装置で検出される信号強度分布を示す略線
図である。
【符号の説明】
1、20、30……露光装置、2……投影光学系、3…
…マスク、3A、4A、21、22……アライメントマ
ーク、4……感光基板、5……アライメント光学系、6
……移動ミラー、7……固定ミラー、8……ミラー位置
検出器、9……ハーフミラー、10……空間フイルタ、
11……光電検出器、12、23……マーク位置演算装
置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/30 525 W 525 X

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マスク上に設けられた第1のアライメント
    マークと感光基板上に設けられた第2のアライメントマ
    ークのそれぞれに光束を照射すると共に、該光束と前記
    第1及び第2のアライメントマークとを相対的に走査さ
    せ、前記第1及び第2のアライメントマークからの光情
    報に基づいて前記アライメントマークの位置関係を検出
    する位置検出手段を備えた露光装置において、 前記第2のアライメントマークは前記第1のアライメン
    トマークとほぼ共役な前記感光基板上の位置に設けら
    れ、かつ前記走査の方向に関する長さが前記第1のアラ
    イメントマークよりも長く形成されたマークであり、 前記位置検出手段は該第1及び第2のアライメントマー
    クを前記光束によつてほぼ同時に走査することにより前
    記第1及び第2のアライメントマークの位置関係を検出
    することを特徴とする露光装置。
  2. 【請求項2】前記位置検出手段の検出結果に基づいて前
    記マスク及び又は前記感光基板を駆動し、前記マスクと
    前記感光基板との相対的な位置関係を補正する駆動手段
    を具えることを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
  3. 【請求項3】前記位置検出手段は前記マスク側から前記
    感光基板側に前記光束を照射する光源と、前記光情報を
    検出する受光部とを具えることを特徴とする請求項1又
    は請求項2に記載の露光装置。
  4. 【請求項4】前記第1のアライメントマークは遮光性の
    マークであり、前記走査の際に該マークの周辺を透過し
    た光束を前記第2のアライメントマークに照射すること
    を特徴とする請求項3に記載の露光装置。
  5. 【請求項5】前記位置検出手段は前記感光基板から前記
    マスク側に前記光束を照射する光源と、前記第2のアラ
    イメントマークから反射された光情報を検出する受光部
    とを具えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記
    載の露光装置。
  6. 【請求項6】前記第1のアライメントマークは遮光性の
    マークであり、前記走査の際に該マークの周辺を透過し
    た前記光情報を前記受光部で受光することを特徴とする
    請求項5に記載の露光装置。
JP6270379A 1994-10-07 1994-10-07 露光装置 Pending JPH08111372A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6270379A JPH08111372A (ja) 1994-10-07 1994-10-07 露光装置
KR1019950034286A KR960015091A (ko) 1994-10-07 1995-10-06 노광 장치
US08/539,986 USH1733H (en) 1994-10-07 1995-10-06 Exposure method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6270379A JPH08111372A (ja) 1994-10-07 1994-10-07 露光装置

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JP6270379A Pending JPH08111372A (ja) 1994-10-07 1994-10-07 露光装置

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JP (1) JPH08111372A (ja)
KR (1) KR960015091A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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