JPH0811122A - コンクリート上面の仕上方法 - Google Patents
コンクリート上面の仕上方法Info
- Publication number
- JPH0811122A JPH0811122A JP6151198A JP15119894A JPH0811122A JP H0811122 A JPH0811122 A JP H0811122A JP 6151198 A JP6151198 A JP 6151198A JP 15119894 A JP15119894 A JP 15119894A JP H0811122 A JPH0811122 A JP H0811122A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- sheet
- water
- squeegee
- finishing
- Prior art date
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- Withdrawn
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B40/00—Processes, in general, for influencing or modifying the properties of mortars, concrete or artificial stone compositions, e.g. their setting or hardening ability
- C04B40/04—Preventing evaporation of the mixing water
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B2111/00—Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
- C04B2111/00241—Physical properties of the materials not provided for elsewhere in C04B2111/00
- C04B2111/00336—Materials with a smooth surface, e.g. obtained by using glass-surfaced moulds
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- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】コンクリートの上面の浮き水、レイタンス、気
泡等を排除し、表面が平滑で美麗な精密な面を有するコ
ンクリートを得る。 【構成】型枠2内に打設されたコンクリート製品1の上
面を、型枠2の上面の縁3と約10mmの隙間を生じる
大きさのポリエチレンシート10で被覆し、その上を、
スキージ20を走査させて、コンクリート上面の空気、
水、レイタンスをシートの縁部から排除し、同時にシー
ト10の滑面をコンクリート1の表面に転写する。
泡等を排除し、表面が平滑で美麗な精密な面を有するコ
ンクリートを得る。 【構成】型枠2内に打設されたコンクリート製品1の上
面を、型枠2の上面の縁3と約10mmの隙間を生じる
大きさのポリエチレンシート10で被覆し、その上を、
スキージ20を走査させて、コンクリート上面の空気、
水、レイタンスをシートの縁部から排除し、同時にシー
ト10の滑面をコンクリート1の表面に転写する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート製品のう
ち、上面の平滑度と強度を要求されるコンクリート製品
の、コンクリート上面の仕上方法に関する。
ち、上面の平滑度と強度を要求されるコンクリート製品
の、コンクリート上面の仕上方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、シールドトンネル掘削時に、シ
ールド機械の後方にプレキャストコンクリートトンネル
ライナを施工する技術がある。このようなトンネルライ
ナのコンクリートは、外径がシールド面となるため、外
径表面は精度が高く、表面が平滑で、強度も優れ、欠陥
がないことが要求される。
ールド機械の後方にプレキャストコンクリートトンネル
ライナを施工する技術がある。このようなトンネルライ
ナのコンクリートは、外径がシールド面となるため、外
径表面は精度が高く、表面が平滑で、強度も優れ、欠陥
がないことが要求される。
【0003】従来、コンクリートの上面は、浮き水、レ
イタンス、気泡等が生ずるので、表面の平滑度を要する
コンクリートでは、スクレーパ等による荒仕上、鏝によ
る手仕上を行っていた。また、箒目をつける仕上を行っ
ていた。
イタンス、気泡等が生ずるので、表面の平滑度を要する
コンクリートでは、スクレーパ等による荒仕上、鏝によ
る手仕上を行っていた。また、箒目をつける仕上を行っ
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特に面の美麗
な精密な面を要するコンクリート、例えば、トンネルラ
イナのシールド面である外周面などはこのような手仕上
では不十分であり、また手間がかかる問題もあった。な
お、蒸気養生を行う際、水滴によって表面に不整面が生
ずる問題もあった。
な精密な面を要するコンクリート、例えば、トンネルラ
イナのシールド面である外周面などはこのような手仕上
では不十分であり、また手間がかかる問題もあった。な
お、蒸気養生を行う際、水滴によって表面に不整面が生
ずる問題もあった。
【0005】本発明はこのような問題点を解消すること
を目的とする。
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決した技術を提供するために、型枠内にコンクリート
を打設した後、該コンクリート上面に、四周に露出部を
残して滑面シートを貼着し、このシート上面にスキージ
を走査させてコンクリート表面の水及び空気を排除し、
次いで蒸気養生することを特徴とするコンクリート上面
の仕上方法である。
解決した技術を提供するために、型枠内にコンクリート
を打設した後、該コンクリート上面に、四周に露出部を
残して滑面シートを貼着し、このシート上面にスキージ
を走査させてコンクリート表面の水及び空気を排除し、
次いで蒸気養生することを特徴とするコンクリート上面
の仕上方法である。
【0007】本発明において、滑面シートとは、塩化ビ
ニルフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレン
フィルム等の合成樹脂薄膜、又はこれに類する平滑な面
をもつフィルムや薄膜であって、濡れ性、透水性がな
く、200℃程度まで大きな膨張収縮や変形を生じない
薄膜状のものを指称する。
ニルフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレン
フィルム等の合成樹脂薄膜、又はこれに類する平滑な面
をもつフィルムや薄膜であって、濡れ性、透水性がな
く、200℃程度まで大きな膨張収縮や変形を生じない
薄膜状のものを指称する。
【0008】
【作用】本発明では、 (a)滑面シートを打設コンクリート上面に貼着する。
このようなシートとしては合成樹脂フィルム、例えば塩
化ビニルシート、ポリエチレンシート、ポリプロピレン
シート等を用いる。 (b)コンクリート上面の周縁部にはこれらのシートで
被覆しない細幅の露出部を残しておく。その露出部の幅
はコンクリート製品の大きさにもよるが、10〜30m
m程度でよい。この露出部は水、空気の逃げ場所を形成
するものである。 (c)スキージは、シート上面を走査させてシート背面
の水、空気を排除するものである。スキージの形状、構
造は限定されないが、金属製の定規の縁にゴム、フェル
ト、スポンジ等を取り付けたものが好ましい。スキージ
は、適宜の把手を取付けた人力操作のもの、走査用の動
力装置を備えた自動ワイパ形式のものでも良い。 (d)蒸気養生の際、滑面シートは水滴等によるコンク
リート上面の面荒れを完全に防止すると共に、蒸気養生
時のコンクリート内の水の拡散を妨げず、また、コンク
リートから水が蒸発するのを妨げない。
このようなシートとしては合成樹脂フィルム、例えば塩
化ビニルシート、ポリエチレンシート、ポリプロピレン
シート等を用いる。 (b)コンクリート上面の周縁部にはこれらのシートで
被覆しない細幅の露出部を残しておく。その露出部の幅
はコンクリート製品の大きさにもよるが、10〜30m
m程度でよい。この露出部は水、空気の逃げ場所を形成
するものである。 (c)スキージは、シート上面を走査させてシート背面
の水、空気を排除するものである。スキージの形状、構
造は限定されないが、金属製の定規の縁にゴム、フェル
ト、スポンジ等を取り付けたものが好ましい。スキージ
は、適宜の把手を取付けた人力操作のもの、走査用の動
力装置を備えた自動ワイパ形式のものでも良い。 (d)蒸気養生の際、滑面シートは水滴等によるコンク
リート上面の面荒れを完全に防止すると共に、蒸気養生
時のコンクリート内の水の拡散を妨げず、また、コンク
リートから水が蒸発するのを妨げない。
【0009】
【実施例】図1は本発明の実施例のコンクリート上面の
仕上げ方法の概念を示す説明図である。図1(c)は本
発明を適用したコンクリート製品の1例を示すもので、
型枠2内にコンクリート製品1が打設されている。この
打設されたコンクリート製品1の上面を、図1(b)に
示す厚さ0.5mmのポリエチレンシート10で被覆す
る。このポリエチレンシート10は、型枠2の上面の縁
3と約10mmの隙間を生じる大きさである。この隙間
は、コンクリート中の空気、水が排除されるための露出
部をコンクリート上面に形成するものである。
仕上げ方法の概念を示す説明図である。図1(c)は本
発明を適用したコンクリート製品の1例を示すもので、
型枠2内にコンクリート製品1が打設されている。この
打設されたコンクリート製品1の上面を、図1(b)に
示す厚さ0.5mmのポリエチレンシート10で被覆す
る。このポリエチレンシート10は、型枠2の上面の縁
3と約10mmの隙間を生じる大きさである。この隙間
は、コンクリート中の空気、水が排除されるための露出
部をコンクリート上面に形成するものである。
【0010】次に、このポリエチレンシート10の上面
を、図1(a)に示す、スキージ20を走査させる。ス
キージ20は把手23を備え、定規21の下縁にウレタ
ンゴム製のゴム板22を取付けたもので、人力によりポ
リエチレンシート10上をスクレーパのように往復動作
させて走査し、ポリエチレンシートを介してコンクリー
ト上面の空気、水、レイタンスを絞り出し、ポリエチレ
ンシートの縁部から排除する。また、滑面シート10の
滑面がコンクリート1の上面に転写され、コンクリート
1の上面が、滑面となる。型枠2の縁3は、精密な面と
し保護しておき、スキージ走査時のガイドとすることが
できる。
を、図1(a)に示す、スキージ20を走査させる。ス
キージ20は把手23を備え、定規21の下縁にウレタ
ンゴム製のゴム板22を取付けたもので、人力によりポ
リエチレンシート10上をスクレーパのように往復動作
させて走査し、ポリエチレンシートを介してコンクリー
ト上面の空気、水、レイタンスを絞り出し、ポリエチレ
ンシートの縁部から排除する。また、滑面シート10の
滑面がコンクリート1の上面に転写され、コンクリート
1の上面が、滑面となる。型枠2の縁3は、精密な面と
し保護しておき、スキージ走査時のガイドとすることが
できる。
【0011】以上の仕上げ工程を終了したら、コンクリ
ート1をテント内に収納し蒸気養生する。この時、水滴
が落下するが、ポリエチレンシートは、水滴によるコン
クリート上面の不整面発生を防止する。
ート1をテント内に収納し蒸気養生する。この時、水滴
が落下するが、ポリエチレンシートは、水滴によるコン
クリート上面の不整面発生を防止する。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、コンクリート上面を精
密に、高強度に、美麗な滑面に仕上げることができ、例
えば、優れたトンネルライナを容易に製作することがで
きるようになった。
密に、高強度に、美麗な滑面に仕上げることができ、例
えば、優れたトンネルライナを容易に製作することがで
きるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のコンクリート上面の仕上げ方法の概念
を示す説明図である。
を示す説明図である。
1 コンクリート製品 2 型枠 3 縁 10 ポリエチレンシート(滑面シート) 20 スキージ 21 定規 22 ゴム板 23 把手
Claims (1)
- 【請求項1】 型枠内にコンクリートを打設した後、該
コンクリート上面に四周に露出部を残して滑面シートを
貼着し、該シート上面にスキージを走査させてコンクリ
ート上面の水及び空気を排除し、次いで蒸気養生するこ
とを特徴とするコンクリート上面の仕上方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6151198A JPH0811122A (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | コンクリート上面の仕上方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6151198A JPH0811122A (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | コンクリート上面の仕上方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0811122A true JPH0811122A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=15513400
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6151198A Withdrawn JPH0811122A (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | コンクリート上面の仕上方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0811122A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1619018A3 (en) * | 2004-07-23 | 2006-06-21 | Mc Tech Group, Inc. | Concrete curing blanket |
US7572525B2 (en) | 2004-07-23 | 2009-08-11 | Mcdonald Stephen F | Concrete curing blanket |
US10675779B2 (en) | 2017-07-19 | 2020-06-09 | Transhield, Inc. | Methods and apparatuses for curing concrete |
-
1994
- 1994-07-01 JP JP6151198A patent/JPH0811122A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1619018A3 (en) * | 2004-07-23 | 2006-06-21 | Mc Tech Group, Inc. | Concrete curing blanket |
US7572525B2 (en) | 2004-07-23 | 2009-08-11 | Mcdonald Stephen F | Concrete curing blanket |
US10675779B2 (en) | 2017-07-19 | 2020-06-09 | Transhield, Inc. | Methods and apparatuses for curing concrete |
US10919181B2 (en) | 2017-07-19 | 2021-02-16 | Transhield, Inc. | Methods and apparatuses for curing concrete |
US10987827B1 (en) | 2017-07-19 | 2021-04-27 | Transhield, Inc. | Methods and apparatuses for curing concrete |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010904 |