JPH0811102A - プラスチック植木鉢の開孔用工具 - Google Patents

プラスチック植木鉢の開孔用工具

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Publication number
JPH0811102A
JPH0811102A JP18424194A JP18424194A JPH0811102A JP H0811102 A JPH0811102 A JP H0811102A JP 18424194 A JP18424194 A JP 18424194A JP 18424194 A JP18424194 A JP 18424194A JP H0811102 A JPH0811102 A JP H0811102A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
tool
hole
pot
plastic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18424194A
Other languages
English (en)
Inventor
Makizo Kurimoto
牧三 栗本
Masaru Yamada
優 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KURIMOTO TEKKO KK
Original Assignee
KURIMOTO TEKKO KK
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Publication date
Application filed by KURIMOTO TEKKO KK filed Critical KURIMOTO TEKKO KK
Priority to JP18424194A priority Critical patent/JPH0811102A/ja
Publication of JPH0811102A publication Critical patent/JPH0811102A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気を使用しないで複数個のプラスチック植
木鉢の底板に水抜き用の孔を同時に開けることができる
開孔用工具を提供する。 【構成】 プラスチック植木鉢Pの底板に水抜き用の孔
を開けるべく設けた開孔用工具の刃工具1は、先端にほ
ぼ円筒形の刃2を設け、内部の空胴内に設けたピンをス
プリングの弾発力により刃先の中央部より少し突出する
ようにするとともに、別体に設けた鉢受け部材12は、
その上面の凹部内に弾性体より成る刃先受け部材14を
着脱自在に設け、該鉢受け部材12に底板を上にして嵌
合したプラスチック植木鉢Pの上方より該刃工具1押圧
して、その刃2によって底板に開孔するようにし、開孔
時には刃先が刃先受け部材14に当接して破損しないよ
うにするとともに、開孔後に、刃先に入った切り屑を前
記ピンにより押し出すように構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリエチレン樹脂など
のプラスチック製の植木鉢の底面に水抜き用の孔を開け
るための開孔用工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来においては、プラスチック製の植木
鉢に孔を開ける場合は、金属などにより上部が平面状と
なったほぼ円錐形に形成した鉢受け部材の中央に、縦孔
を開口した鉢受け部材にプラスチック植木鉢を底板を上
にして嵌合し、刃先がほぼU字形状となった刃工具を用
い、ボール盤などを利用して該刃工具を回転させながら
植木鉢の底板に押圧して開孔していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来におけるプ
ラスチック植木鉢の開孔作業においては、次のような欠
点があった。まず刃工具を回転させるためにボール盤な
どの高価な機械が必要であり、また刃工具を回転させる
ので危険であるとともに、電気を使用するので電気代が
かなり必要となり、零細企業や内職者などには不向きで
あった。また刃が回転するので刃先が移動して植木鉢の
他の部分や鉢受け部材を破損したり、また開口した孔の
縁に張り出し部が生じたりする欠点があった。
【0004】本発明は、このような従来における問題点
を解消するために発明されたものであって、刃を回転さ
せないので高価な機械の必要がなく、また電気の料金も
必要なく、さらにまた刃工具は昇降運動のみにして回転
させないので、破損や危険が生じない開孔用工具を提供
しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】プラスチック植木鉢Pの
底板に開孔するために設けた刃工具1と、該植木鉢Pを
受承するために設けた鉢受け部材12とから成り、該鉢
受け部材12にプラスチック植木鉢Pを、その底板を上
にして下向きに嵌合し、その上方より刃工具1を植木鉢
の底板に押圧して開孔するようにしたものであって、該
刃工具1は、先端部がほぼ円筒状となった刃2を突設し
た刃部材3と、その後部に連結した基部材4とから成
り、さらに該刃部材3の空胴部5内に収納したピン6が
スプリング7の押圧により刃2の中心部に貫設された小
孔9より外方へ突出するように構成するとともに、プラ
スチック植木鉢を受承する鉢受け部材12は、その上部
が平面状となったほぼ円錐形に形成され、且つ該平面状
の上面に凹設した凹部13内には、弾性体によって形成
した刃先受け部材14を嵌合し、刃工具1の刃先が当接
するように構成したプラスチック植木鉢の開孔用工具を
提供しようとするものである。
【0006】
【作用】刃工具は回転させないで押圧のみによって開孔
し、開孔直後、刃工具の刃先は鉢受け部材に設けた弾性
体の刃先受け部材に当接するようにしたものである。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
まず刃工具1について説明する。刃工具1は大別して刃
部材3と基部材4とから成り、刃部材3の先端部には、
先端がほぼ円筒形となった刃2が突設されており、また
刃部材3の内部には空胴部5が設けられ、該空胴部5内
には、ピン6とスプリング7および調節部材8が収納さ
れ、該ピン6の先端部は、刃2の中心部に貫設された小
孔9内に挿入されており、その先端部は刃先の先端部ま
で突出している。また空胴部5の後部の内側にはねじ溝
10が刻設されており、基部材4の端部の螺軸11が螺
着されて刃部材3と基部材4は一体状になっている。ま
た別体に設けた鉢受け部材12は、上部が平面状となっ
たほぼ円錐形に形成され、且つ該平面状の上面に凹設さ
れた凹部13内には、ゴム又は弾力性を有する合成樹脂
によって形成された刃先受け部材14が嵌合されてい
る。
【0008】上記のように形成された開孔用工具によつ
てプラスチック植木鉢Pの底板に水抜き用の孔15を開
ける場合は、図2に示すように、鉢受け部材12に1個
または複数個(例えば5〜6個)のプラスチック植木鉢
Pを下向きに重合して嵌合し、本発明の刃工具1を刃2
を下にして回転させないで垂直状に押し下げ、植木鉢P
の底板に押圧すると、刃2によって水抜き用の孔15が
貫設される。複数個でも同時に行なうことができる。
【0009】この場合に、底板を貫いて下方へ突出した
刃2の先端は、弾性体で形成された刃先受け部材14に
当接して1〜2mmほど圧入するが刃先は破損しないと
ともに、刃2が回転しないので、刃先受け部材14も破
損しない。また作業中に刃2の先端部まで突出していた
ピン6は、刃先内に入った切り屑に押されて後退する
が、開孔作業が終って刃工具1を引き上げると、ピン6
がスプリング7の作用によって押し出され、刃先に入っ
た切り屑を押し出すので、刃先に切り屑が溜るようなこ
とがない。従って作業中に切り屑が周囲に飛び散るよう
なことがない。さらにまた調節部材8の位置を調節して
スプリング7の強さを調節することができる。
【0010】なお開孔作業は、ボール盤を利用し、ドリ
ル支持用のチャックに刃工具1を固定し、回転させない
で、そのままドリル昇降用のハンドルを操作して刃工具
を押し下げるようにしてもよいが、ボール盤を使用せ
ず、適宜な昇降装置または手作業のみによって行なうこ
ともできる。また刃先受け部材14の表面が消耗した場
合は、裏返して再使用することができる。なお、刃工具
1の刃部材3に一体状に設けた刃2は、一体状とせず刃
部材3に着脱可能に設け、刃2のみ取替え可能となるよ
うにしてもよい。
【0011】
【発明の効果】本発明のプラスチック植木鉢の開孔用工
具を用いて、プラスチック植木鉢に水抜き用の孔を開け
る場合には、工具を回転させなくても開孔することがで
きるので、回転させるための機械が必要でなく、電気も
使用しないのできわめて経済的である。また刃工具を押
圧するのみで開孔することができるので操作が容易であ
り、また危険性もない。さらにまたプラスチック植木鉢
を受承するための鉢受け部材の上部には、弾力性を有す
る刃先受け部材が着脱自在に設けてあるので、工具の刃
先を保護し、刃先を破損することがないとともに、刃工
具内に設けたピンにより刃先に入った切り屑を押し出す
ようになっているので、刃工具を連続使用しても常に切
削効果がよい。また刃が回転しないので、刃の回転によ
って孔以外の部分を損傷したりすることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプラスチック植木鉢の開孔用工具の刃
工具の一部切断側面図である。
【図2】本発明のプラスチック植木鉢の開孔用工具を用
いて開孔作業を行なう状態を示す説明図である。
【図3】本発明のプラスチック植木鉢の開孔用工具の一
部切断分解図である。
【図4】本発明のプラスチック植木鉢の開孔用工具の鉢
受け部材の断面図である。
【図5】本発明のプラスチック植木鉢の開孔用工具にお
ける鉢受け部材の説明用斜視図である。
【図6】本発明のプラスチック植木鉢の開孔用工具を用
いて底板に水抜き用の孔を開口した植木鉢の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1・・・刃工具 2・・・刃 3・・・刃部材 4・・・基部材 5・・・空胴部 6・・・ピン 7・・・スプリング 8・・・調節部材 9・・・小孔 10・・・ねじ溝 11・・・螺軸 12・・・鉢受け部材 13・・・凹部 14・・・刃先受け部材 15・・・水抜き用の孔 P・・・プラスチック植木鉢

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック植木鉢(P)の底板に開孔
    するために設けた刃工具(1)と、該植木鉢を受承する
    ために設けた鉢受け部材(12)とから成り、該鉢受け
    部材(12)にプラスチック植木鉢(P)を下向きに嵌
    合し、その上方より刃工具(1)を植木鉢の底板に押圧
    して開孔するようにしたものであって、該刃工具(1)
    は、先端部がほぼ円筒状となった刃(2)を突設した刃
    部材(3)と、その後部に連結した基部材(4)とから
    成り、さらに該刃部材(3)の内部に設けられた空胴部
    (5)内には、ピン(6)とスプリング(7)および調
    節部材(8)が収納され、該ピン(6)の先端部がスプ
    リング(7)の押圧により刃(2)の中心部に貫設され
    た小孔(9)より外方へ突出するように構成したことを
    特徴とするプラスチック植木鉢の開孔用工具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプラスチック植木鉢の開
    孔用工具を用いて植木鉢の底板に開孔する場合には、刃
    工具(1)を回転させないで底板に押圧して開孔するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1記載のプラスチック
    植木鉢の開孔用工具。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のプラスチック植木鉢の開
    孔用工具において、鉢受け部材(12)の鉢受け部は、
    上部が平面状となったほぼ円錐形に形成され、且つ該平
    面状の上面に凹設した凹部(13)内には、弾性体によ
    って形成した刃先受け部材(14)を着脱自在に嵌設し
    て構成したことを特徴とする請求項1記載のプラスチッ
    ク植木鉢の開孔用工具。
JP18424194A 1994-06-30 1994-06-30 プラスチック植木鉢の開孔用工具 Pending JPH0811102A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18424194A JPH0811102A (ja) 1994-06-30 1994-06-30 プラスチック植木鉢の開孔用工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18424194A JPH0811102A (ja) 1994-06-30 1994-06-30 プラスチック植木鉢の開孔用工具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0811102A true JPH0811102A (ja) 1996-01-16

Family

ID=16149856

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18424194A Pending JPH0811102A (ja) 1994-06-30 1994-06-30 プラスチック植木鉢の開孔用工具

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JP (1) JPH0811102A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105594329A (zh) * 2016-03-03 2016-05-25 杨志恒 一种花盆用翻土装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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