JPH08110676A - 帯電装置 - Google Patents

帯電装置

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JPH08110676A
JPH08110676A JP24542394A JP24542394A JPH08110676A JP H08110676 A JPH08110676 A JP H08110676A JP 24542394 A JP24542394 A JP 24542394A JP 24542394 A JP24542394 A JP 24542394A JP H08110676 A JPH08110676 A JP H08110676A
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JP
Japan
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electrode
corona discharge
image carrier
corona
discharge electrode
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JP24542394A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Tokimatsu
宏行 時松
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 環境条件や鋸歯状電極の損傷や汚れに影響さ
れることなく、均一帯電の可能な帯電装置を提供するこ
とにある。 【構成】 像担持体8に向かって延長する等長の尖頭部
を一定ピッチで多数形成したコロナ放電電極101と、当
該コロナ放電電極101を保持する絶縁性の保持部材102
と、当該保持部材102を両側から挟んで前記コロナ放電
電極101をシールドするサイドプレート103と、前記コロ
ナ放電電極101からの放電量を所定値に制御するグリッ
ド電極104とを有し、サイドプレート103は開口部に近づ
くに従って広がっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コロナ帯電装置に関
し、特に電子写真等において像担持体を所定の電位に帯
電するために用いられるコロナ帯電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真法を採用する複写機等において
は、像担持体を帯電させるための帯電用コロナ放電器、
像担持体上のトナー像を転写紙に転写するための転写用
コロナ放電器等の各種コロナ放電器が用いられている。
このコロナ放電器は、一般的には断面コの字状のシール
ドケースと、このシールドケースの長手方向にわたって
張設されたチャージワイヤとを有し、通常、ワイヤに千
数百ボルト乃至数千ボルト程度の電圧を印加してコロナ
放電を行い、これによって像担持体の表面や転写紙に電
荷を与えるようにしている。ところが、コロナ放電器
は、コロナ放電時にオゾンを発生し、このオゾンの酸化
作用によって装置内の機械部品を劣化せしめ、最終出力
画像の品質を低下させる虞れがある。
【0003】このような悪影響を防止するために、コロ
ナ放電用電極として鋸歯状の電極を採用したコロナ帯電
器がある。斯かるコロナ帯電器は、シールドケース、鋸
歯状電極とからなり、鋸歯状電極はシールドケース内の
中央部に絶縁されて固着され、チャージケースは一端部
を開口する断面コの字型の字型で長尺の金属板からなっ
ており、鋸歯状電極は先鋭な端部を有している。シール
ドケースにツェナーダイオードDZを介して電源から負
の電圧V2を接続しており、鋸歯状電極には電源から電
圧V2よりも低い負の電圧V1が直接印加されている。像
担持体は内周壁を接地して帯電器の開口部側に対向して
配設されている。また、帯電電流の変動を防ぐために像
担持体と帯電器との間に所定電位のグリッド電極が配設
されている。像担持体と鋸歯状電極の先端部分との間の
距離は一定に保たれ、グリッド電極に負の電圧V2の電
源を接続してある。これにより、シールドケースとグリ
ッド電極との間はツェナーダイオードDzで定まる一定
電圧の電位差が与えられ、この電位差だけシールドケー
スは電源の電圧V2より更に定電圧の電圧V1が印加され
て像担持体に向けて鋸歯状電極からコロナ放電して像担
持体の表面にグリッド電極で規定する電位に一様に帯電
するようにしている。前述した鋸歯状電極は、像担持体
に向かって延長する等長の尖頭部(刃先)が所定ピッチ
で像担持体の軸方向に多数個配設してある。この尖頭部
には周知のように、電荷集中がしやすく、従って、この
尖頭部の近傍で電界が強力になり、コロナ放電がしやす
くなり、しかも、放電が局所的になるため、オゾン発生
が少ないので、オゾンの発生に起因する悪影響を少なく
するようにした鋸歯状コロナ帯電器を開示してある(特
開平5-341621号公報)。
【0004】一方、コロナ放電は、圧力、温度及び湿度
等の環境条件に影響され、更には、鋸歯状電極の先端の
消耗等により電極電流が変化し像担持体の電荷が不均一
になることもある。かかる電極電流の変化は鋸歯状電極
と像担持体とのインピーダンスが変化したことによるも
のであり、グリッド電流とケース電流との比を所定の比
率になるように鋸歯状電極を像担持体方向に移動調整す
るもの(特開平5-341621号)や鋸歯状電極の損傷や電極
汚れによるチャージムラの発生をコロナ放電用電極が像
担持体の移動方向と垂直方向と直交する方向に往復運動
するようにして1つの尖頭部がカバーするコロナ発生領
域を広くしたので、像担持体の表面を均一に帯電するよ
うにしたものを開示してある(特開平5-232783号公
報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述したように鋸歯状
電極は、像担持体に向かって延長する等長の尖頭部には
周知のように、電荷集中がしやすく、従って、この尖頭
部の近傍で電界が強力になり、コロナ放電がしやすくな
り、しかも、放電が局所的になるため、オゾン発生が少
ないという利点を有している。
【0006】図4は鋸歯状電極の放電状態を示す模式図
である。図4(a)は鋸歯状電極のみでの放電様態を示
す模式図であり、ワイヤ電極に比して放電の指向性があ
ることを示している。図4(b)は鋸歯状電極をシール
ドケース内の中央部に絶縁されて固着した状態での放電
状態を示す模式図であり、放電の指向性は僅かに大きく
なるが、放電が局所的になるので、シールドケースの開
口幅の全体で放電していない。図4(c)は図4
(a),(b)の電位分布を示したものであり、実線は
鋸歯状電極単独の電位分布を示しており、点線はシール
ドケースを具備した場合の電位分布を示している。かか
る電位分布では広面積を帯電できないので、帯電ムラを
発生しやい。
【0007】かかる課題を解決するためにサイドプレー
トに印加する電圧をグリッド電極よりも低く設定するこ
とも考えられるが(特開平5-341621号)、回路構成上繁
雑となるばかりでなく、像担持体の感光特性に応じてグ
リッド電圧を調整する必要もあり十分でなかった。
【0008】本発明の目的は、上記問題点に鑑み、環境
条件や鋸歯状電極の損傷や汚れに影響されることなく、
均一帯電の可能な帯電装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決する手
段としては、像担持体に向かって延長する等長の尖頭部
を一定ピッチで多数形成したコロナ放電用電極と、当該
コロナ放電電極を保持する絶縁性の保持部材と、当該保
持部材を両側から挟んで前記コロナ放電電極をシールド
するサイドプレートと、前記コロナ放電電極からの放電
量を所定値に制御するグリッド電極とを有するコロナ帯
電装置であって、前記サイドプレートは開口部に近づく
に従って広がっていることから、鋸歯状電極からサイド
プレートまでの距離の差に起因して電界強度に差を生じ
ることにより、鋸歯状電極からサイドプレートにコロナ
を引き付けることができるので、サイドプレートの開口
幅全体から放電させることができる。
【0010】また、鋸歯状電極からサイドプレートまで
の距離の差に起因して電界強度に差を生じるので、前記
サイドプレートとグリッド電極は同一電位を印加するこ
とにより、電源を共通化しやすくなる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の帯電装置の一実施例を示すブ
ロック図であり、図2は本実施例における帯電用電極た
る鋸歯状電極の形状を説明するための平面図である。
【0012】帯電装置100は、オゾンの発生を抑えるべ
くコロナ放電電極として鋸歯状電極101を採用したもの
でA4サイズ(297mm)に対応できるような長手方向の
長さを有し、鋸歯状電極101を絶縁性の例えばABS製
の保持部材102で挟んで一体成形したものであり、当該
保持部材102を両側からサイドプレート103で挟み込むよ
うにシールドケースを構成することにより、鋸歯状電極
101をシールドケース内の中央部に固着し、像担持体8
とサイドプレート103との間にグリッド電極104を配した
ものである。
【0013】鋸歯状電極101は、図2に示すように像担
持体8に向かって例えば30μm以下で等長(L)に延長
し、かつ、長手方向に例えば5mmピッチ(λ)をもって
形成された尖頭部A(図には、尖頭部を鋸歯状板で形成
した場合の例を示してあるが、これに限定されるもので
なく、例えば櫛形にする等、任意の形状にすることがで
きる)を多数個有し、直流電源11から電圧V2よりも低
い負の直流電圧V1を印加してある。この尖頭部Aに電
荷が集まりやすく、この尖頭部分でコロナ発生領域が狭
く、そのため、オゾン(O3)の発生が少なく、像担持体
8上に帯電を行うことができる。
【0014】サイドプレート103はステンレス製であ
り、図1に示すように切り欠103aを形成してある。従っ
て、サイドプレート103は図に示すように保持部材102を
両側から挟むことにより、鋸歯状電極101の尖頭部から
サイドプレート103までの距離は開口部に近づくに従い
距離を大きくなるようにしてある。当該距離の差に起因
して電界強度に差を生じるので、サイドプレート103と
グリッド電極104とに同一の直流電圧V1を印加しても鋸
歯状電極101からサイドプレート103にコロナを引き付け
ることができる。
【0015】グリッド電極104は、25〜90μm(マイクロ
メータ)の太さのタングステン又はステンレス線をメッ
シュ幅1mmで像担持体8とサイドプレート103の間に配
置したものであり、当該グリッド電極104に直流電源10
から負の電圧V2を印加してある。これにより帯電電流
の変動を防いで像担持体8の表面電位を負の電圧V2
制御する。
【0016】像担持体8は、例えばアルミニュウム等か
ら構成した導電基材の表面に感光層を形成したものであ
る。感光層は膜厚15〜30μm、誘電率2.0〜5.0であり、
導電基材は接地してあり、像担持体8は40mm/secの線
速度で回転する(−)帯電の塗布型OPCから成る直径30
mmのドラム状の感光体である。
【0017】サイドプレート103には電源10から−600V
を印加してあり、鋸歯状電極101には電源11から−5k
Vが直接印加されている。像担持体8は前述したように
内周壁が接地されており、帯電装置100の開口部側に対
向して配設されており、像担持体8と帯電装置100との
間のグリッド電極104の先鋭端部との間の距離は一定に
定められ、グリッド電極104のは−600Vが印加されてい
る。また、グリッド電極104とサイドプレート103との電
極を共通化できる。
【0018】上述のように構成された帯電装置100にお
いては、鋸歯状電極101に電源11から定電圧の−5kVが
印加されて像担持体8に向けて鋸歯状電極101からコロ
ナ放電すると、鋸歯状電極101の尖頭部からサイドプレ
ート103までの距離は開口部に近づくに従い距離を大き
くなり、当該距離の差に起因して電界強度に差を生じる
ので、サイドプレート103とグリッド電極104とに同一の
−600Vを印加しても鋸歯状電極101からサイドプレート
103にコロナを引き付けることにより、シールドケース
の開口幅を十分に利用して放電させることができるの
で、環境条件や鋸歯状電極の損傷や汚れに影響されるこ
となく、均一帯電を維持することができる。
【0019】図3は本発明の帯電装置の他の実施例を示
すブロック図である。
【0020】本実施例の帯電装置200は、図1に示すも
のと同様にオゾンの発生を抑えるべくコロナ放電電極と
して鋸歯状電極101を採用したものであり、略同一の構
成であるので、同一構成については同一の符号を付して
説明を省略する。サイドプレート203を2重プレートに
してあること、グリッド電極104とサイドプレート203を
同一電位とするために電気的に接続し、サイドプレート
203を電源10に接続してある。図1に示した帯電装置100
と同様の効果が得られる。
【0021】
【発明の効果】本発明は、上記構成により、環境条件や
鋸歯状電極の損傷や汚れに影響されることなく、長時間
にわたって均一帯電を維持することができる帯電装置を
提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の帯電装置の一実施例を示すブロック図
である。
【図2】本実施例における帯電用電極たる鋸歯状電極の
形状を説明するための平面図である。
【図3】本発明の帯電装置の他の実施例を示すブロック
図である。
【図4】鋸歯状電極の放電状態を示す模式図である。
【符号の説明】
8 像担持体 101 鋸歯状電極(コロナ放電電極に相当する) 102 保持部材 103 サイドプレート 104 グリッド電極

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体に向かって延長する等長の尖頭
    部を一定ピッチで多数形成したコロナ放電用電極と、当
    該コロナ放電電極を保持する絶縁性の保持部材と、当該
    保持部材を両側から挟んで前記コロナ放電電極をシール
    ドするサイドプレートと、前記コロナ放電電極からの放
    電量を所定値に制御するグリッド電極とを有するコロナ
    帯電装置において、前記サイドプレートは開口部に近づ
    くに従って広がっていることを特徴とする帯電装置。
  2. 【請求項2】 前記サイドプレートとグリッド電極は同
    一電位を印加してあることを特徴とする請求項1記載の
    帯電装置。
JP24542394A 1994-10-11 1994-10-11 帯電装置 Pending JPH08110676A (ja)

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JP24542394A JPH08110676A (ja) 1994-10-11 1994-10-11 帯電装置

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JP24542394A JPH08110676A (ja) 1994-10-11 1994-10-11 帯電装置

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JP24542394A Pending JPH08110676A (ja) 1994-10-11 1994-10-11 帯電装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6249660B1 (en) * 1996-09-09 2001-06-19 Minolta Co., Ltd. Imaging cartridge for use in an image forming apparatus including detachable electrode member

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6249660B1 (en) * 1996-09-09 2001-06-19 Minolta Co., Ltd. Imaging cartridge for use in an image forming apparatus including detachable electrode member

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