JPH08110526A - 薄膜トランジスタ基板の集合基板 - Google Patents

薄膜トランジスタ基板の集合基板

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JPH08110526A
JPH08110526A JP24396294A JP24396294A JPH08110526A JP H08110526 A JPH08110526 A JP H08110526A JP 24396294 A JP24396294 A JP 24396294A JP 24396294 A JP24396294 A JP 24396294A JP H08110526 A JPH08110526 A JP H08110526A
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JP
Japan
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gate
wirings
source
inspection
thin film
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Pending
Application number
JP24396294A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Otomo
哲哉 大友
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP24396294A priority Critical patent/JPH08110526A/ja
Publication of JPH08110526A publication Critical patent/JPH08110526A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多面付けチップのゲート配線とソース配線間
の短絡不良を、1面付けチップと同様の工数で検出する
ことができ、更に全チップに対する均一なスクリーニン
グ効果と検査ダメージの抑制を図ることができる薄膜ト
ランジスタ基板の集合基板を提供する。 【構成】 多面付けチップ2の各ゲート配線6に共通接
続された各ゲート検査配線9の各々をヒューズパターン
12を介してゲート検査端子8に一括接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非線形素子を用いて液
晶を駆動する所謂アクティブマトリクス方式の液晶表示
装置に用いられる薄膜トランジスタ基板の集合基板に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶表示装置の発展は目覚まし
く、1インチ型以下の小型画面のものから15インチ型以
上の大型画面のものまで幅広く利用されており、CRT
に代わるキーデバイスとして注目されている。しかしな
がら、現状の最大の課題はコスト低減と、そのための生
産性の向上であり、液晶表示装置の基幹部品である薄膜
トランジスタ基板を大型の集合基板に複数個形成して
(多面付け)基板当たりの面取り数を増やし、生産数量を
アップさせる動きが活発化している。
【0003】以下、このような状況下におけるアクティ
ブマトリクス方式の液晶表示装置に用いられる薄膜トラ
ンジスタ基板の従来の集合基板について、図2を参照し
つつ説明する。
【0004】図中、1はガラスよりなる透明基板、2は
画像表示装置として必要な薄膜トランジスタ基板の1つ
のチップ(有効領域)で、ここでは2パネル分のチップを
配置した複数面取りの場合を示している。
【0005】チップ2の内側には、液晶をスイッチング
するアクティブ素子である薄膜トランジスタをマトリッ
クス配置した画像表示部3、外部より駆動信号を入力さ
せるためのゲート信号入力端子4とソース信号入力端子
5、またこれら入力端子4,5と画像表示部3にあるゲ
ート,ソース電極を接続するゲート配線6,ソース配線
7が配設されている。駆動信号の入力方法にはいくつか
の方法があるが、通常は樹脂薄膜ベースに銅薄膜線を形
成したフレキシブルテープに、ドライバーとなるLSI
を搭載したTCP(Tape Carrier Package)をACF(Ani
sotropic Conductive Film)等で接続する方法が一般的
である。一方、ゲート配線6とソース配線7は、画像表
示部3において絶縁膜を挟んで交差しており、この交差
点の短絡不良検出のために、ゲート信号入力端子4の端
部を共通接続してチップ2の外部に引き出し、全チップ
共通のゲート検査端子8に接続したゲート検査配線9、
同じくソース信号入力端子5の端部を共通接続してチッ
プ2の外部に引き出し、全チップ共通のソース検査端子
10に接続したソース検査配線11を配設してある。
【0006】このような薄膜トランジスタ基板の集合基
板の完成検査工程においては、全チップ共通のゲート検
査端子8とソース検査端子10の間に、層間絶縁膜の耐圧
以下で一定のDC電圧を一定時間以上印加し、そのとき
の電流値を測定することによって、電圧印加時間に依存
しない初期短絡不良の検出と、電圧印加時間に依存して
抵抗値の変化する不安定な半短絡不良品の完全短絡化、
即ちスクリーニングを併せて行っている。
【0007】このような検査に合格したチップは、例え
ば図2の一点鎖線の部分で透明基板1より切り離され
て、1つの薄膜トランジスタ基板として完成することに
なる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の薄膜トランジスタ基板の集合基板においては、ゲー
ト配線6とソース配線7の交差部の短絡不良を検査スク
リーニングする際に、次のような課題がある。
【0009】(1) 少なくとも1チップに初期短絡不良が
存在すると、電圧印加初期から短絡しているチップに電
流が流れ、その電流値が検査機電源の電流供給能力を越
えると検査電圧の降下が起こり、他のチップに不安定な
半短絡不良部があったとしても、これに規定の電圧がか
からず、十分なスクリーニング効果が得られない。
【0010】(2) 検査機電源の電流供給能力が十分ある
と、今度は過電流によって短絡不良部の熱破壊が起こ
り、その熱破壊の影響が周囲の良品素子にまで及ぶた
め、破壊素子のみの分離リペアが不可能になる。
【0011】(3) 全チップ一括検査であるため、この段
階では短絡不良発生チップの特定が困難であり、それを
行うには少なくとも液晶セルとして完成された後の通電
点灯検査が必要で、そのためには多大の部材,工数等の
製造ロスを伴う。なお、チップ毎に分離した検査端子を
設け、それぞれ検査する方法もないではないが、面付け
数が増加傾向にある現在、面付け数に比例した検査工数
を要するこのような方法は得策ではない。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のゲート
配線,ソース配線,マトリクス状に配列されたゲート,
ソース,ドレイン電極からなる薄膜トランジスタの一単
位となるチップを複数個多面付け配置した薄膜トランジ
スタの集合基板において、前記各チップの複数のゲート
配線に検査用配線を共通接続し、この接続された検査用
配線の各々を導電性薄膜で形成したヒューズパターンを
介して各チップ共通の検査端子に接続したものである。
【0013】
【作用】上記構成により、あるチップに初期的な短絡が
存在しても短絡が存在する不良チップのみがヒューズの
切断により分離され、正常なチップには所定の電圧が印
加されて有効なスクリーニング効果が得られ、更に過電
流が流れることがないので、短絡部周辺の素子破壊を最
小限に抑えることができ、更にまた、ヒューズの切断有
無の確認によって容易に不良チップの特定が行える。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1を参照
しながら説明する。なお、前記従来のものと同一の部分
については同一符号を付すものとする。
【0015】図1において、1はガラスよりなる透明基
板、2は画像表示装置として必要な薄膜トランジスタ基
板の1つのチップ(有効領域)で、ここでは2行2列4パ
ネル分のチップを配置した複数面取りの場合を示してい
る。3は画像表示部で、ゲート信号入力端子4とソース
信号入力端子5にそれぞれ接続されたゲート配線6,ソ
ース配線7が交差するように配置され、その交差点近傍
には薄膜トランジスタが形成されている。8はゲート検
査端子で、各チップのゲート配線6に共通接続されたゲ
ート検査配線9がヒューズパターン12を介して一括接続
され、全チップの共通検査端子となる。10はソース検査
端子で、前記ゲート検査端子8の場合と同様に各チップ
のソース配線7に共通接続されたソース検査配線11が一
括接続され、全チップの共通検査端子となる。このよう
に、前記ゲート検査端子8,ソース検査端子10はチップ
の面付け数に関係なく透明基板1に対して1個ずつとな
る。なお、前記ヒューズパターン12は短絡検査時の電流
を制限(遮断)するためのもので、制限する電流値は、薄
膜トランジスタを形成しているパターンの抵抗値,絶縁
膜の耐圧,検査電圧等により定められる。
【0016】このように構成された薄膜トランジスタ基
板の集合基板の完成検査工程において、ゲート配線6と
ソース配線7の交差部の短絡検査を実施する場合、ゲー
ト検査端子8とソース検査端子10の間に所定のDC電圧
を一定時間以上印加し、そのときの電流値を測定するこ
とによって、この透明基板1内に短絡不良を持ったチッ
プが存在するかどうかが判定できることになる。仮に、
その中の1チップが初期な短絡不良を持っていたとする
と、そのチップの回路に接続されているヒューズパター
ン12は電圧印加後まもなく溶断し、この回路に過電流が
流れることはなくなる。更に、前記ヒューズパターン12
の溶断により、この不良回路が切り離されるので、電源
電圧の降下は発生せず、他の3つのチップへの印加電圧
は前記所定の電圧値が維持され、これらチップについて
の正確な判定ができる。更にまた、印加時間に依存して
抵抗値の変化する不安定な半短絡不良品がある場合、そ
の完全短絡化がなされたときに、その回路の前記ヒュー
ズパターン12が溶断し、他のチップに影響を及ぼすこと
なくスクリーニングが行われる。これらの不良チップの
特定は、ヒューズパターン12の溶断している回路をパタ
ーン検査すれば容易に判定することができる。このよう
な検査に合格したチップは、例えば図1の一点鎖線の部
分で透明基板1より切り離されて、1つの薄膜トランジ
スタ基板として完成する。
【0017】なお、上記の実施例ではゲート側にヒュー
ズパターンを接続した場合について説明したが、薄膜ト
ランジスタ基板の構成,パターンレイアウト等の関係に
よっては、このヒューズパターンをソース側に接続して
も同様の効果が得られる。
【0018】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、多面付けチップの各ゲート配線に共通接続した各ゲ
ート検査配線の各々をヒューズパターンを介して検査端
子に一括接続したことにより、前記薄膜トランジスタの
重大不良要因であるゲート配線とソース配線間の短絡不
良を、1面付けチップと同様の工数で確実に検出するこ
とができ、更に多面付け全チップに対する均一なスクリ
ーニング効果と検査ダメージの抑制を図ることが可能に
なり、アクティブマトリクス方式の液晶表示装置におけ
る薄膜トランジスタ基板としての高い生産性,高品質,
高歩留まりを同時に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の薄膜トランジスタ基板の集合基板の一
実施例を示す概略構成図である。
【図2】従来の薄膜トランジスタ基板の集合基板の一例
を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1…透明基板、 2…チップ(薄膜トランジスタ基板の
有効領域)、 3…画像表示部、 4…ゲート信号入力
端子、 5…ソース信号入力端子、 6…ゲート配線、
7…ソース配線、 8…ゲート検査端子、 9…ゲー
ト検査配線、 10…ソース検査端子、 11…ソース検査
配線、 12…ヒューズパターン。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のゲート配線,ソース配線,マトリ
    クス状に配列されたゲート,ソース,ドレイン電極から
    なる薄膜トランジスタの一単位となるチップを複数個多
    面付け配置した薄膜トランジスタ基板の集合基板におい
    て、前記各チップの複数のゲート配線に検査用配線を共
    通接続し、この接続された検査用配線の各々を導電性薄
    膜で形成したヒューズパターンを介して各チップ共通の
    検査端子に接続したことを特徴とする薄膜トランジスタ
    基板の集合基板。
  2. 【請求項2】 複数のゲート配線,ソース配線,マトリ
    クス状に配列されたゲート,ソース,ドレイン電極から
    なる薄膜トランジスタの一単位となるチップを複数個多
    面付け配置した薄膜トランジスタ基板の集合基板におい
    て、前記各チップの複数のソース配線に検査用配線を共
    通接続し、この接続された検査用配線の各々を導電性薄
    膜で形成したヒューズパターンを介して各チップ共通の
    検査端子に接続したことを特徴とする薄膜トランジスタ
    基板の集合基板。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007010969A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Optrex Corp 有機el表示装置用基板
US7535535B2 (en) 2002-12-27 2009-05-19 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Manufacturing method of display device
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