JPH08110304A - 白煙計測方法 - Google Patents

白煙計測方法

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JPH08110304A
JPH08110304A JP6270408A JP27040894A JPH08110304A JP H08110304 A JPH08110304 A JP H08110304A JP 6270408 A JP6270408 A JP 6270408A JP 27040894 A JP27040894 A JP 27040894A JP H08110304 A JPH08110304 A JP H08110304A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低温室内に定置されたエンジンの排気から発
生する白煙の濃度を計測し、これから実車におけるエン
ジン排気の白煙濃度を精度良く求める。 【構成】 低温室1内に定置されたエンジン2の排気が
ポンプ5により一定量分流させられ、その分流排気が冷
却ダクト6内で冷気と混合し、バルブ11によって冷却
ダクト6内の流量が一定となるようにしながら、冷却ダ
クト6内で発生した白煙8の濃度をスモークメータ9に
より計測して、実車における排気白煙の濃度を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両に搭載されたディ
ーゼルエンジン等の排気から生じる白煙の濃度を、試験
台上に定置されたエンジンの排気白煙濃度から求めるた
めの装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の白煙計測装置においては、特開平
4ー204351号公報に例示されているように、低温
室内の試験台上に定置されたエンジンの排気を分流し
て、ノズルからその低温室内に放出させ、その分流排気
に生じる白煙を透過式白煙計測器で計測することによ
り、排気の白煙レベルをエンジンの車両搭載時と同様に
評価できるようにしている。しかしながら、エンジンを
搭載した実車における白煙の目視フィーリング評価と上
記計測結果との間に、実際上は必ずしも良好な相関性が
求められるとは限らなかった。
【0003】この理由としては、低温室内にエンジン排
気を放出するノズルの形状や、白煙計測後の排気を低温
室外に排出するための吸引能力の大きさ等によって、排
気に混入する冷気の割合を示す冷気混合率、すなわち、
〔排気に混入した冷気の流量〕/〔排気に冷気が混入し
た後の全流量〕の値が変動するため、発生した白煙の濃
度が変化することに基づくと考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、低温室内の
試験台上等に定置されたエンジンの排気に発生する白煙
の濃度を計測し、これから実車におけるエンジン排気の
白煙濃度を精度良く求めようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明にかか
る白煙計測方法は、定置されたエンジンの排気と冷気と
を冷却通路において混合させて白煙を発生させ、白煙濃
度検出手段により上記冷却通路内の白煙濃度を検出し、
冷気混合率検出手段により上記冷却通路内の冷気混合率
を検出し、上記白煙濃度検出手段の出力と上記冷気混合
率検出手段の出力とから、実車におけるエンジン排気の
白煙濃度を求める。
【0006】
【作用】すなわち、定置されたエンジンに対し、白煙濃
度検出手段により検出された冷却通路内の白煙濃度と、
冷気混合率検出手段により検出された冷却通路内の冷気
混合率とから、実車におけるエンジン排気の白煙濃度を
求めるようにしているので、冷却通路内の冷気混合率に
基づいて実車におけるエンジン排気の白煙濃度を高い相
関性をもって容易に求めることができる。
【0007】
【実施例】以下、図面に示す本発明の実施例について具
体的に説明する。図1において、低温室1内の試験台上
に定置されたディーゼルエンジン2の排気は、排気管3
によって大部分が低温室1外へ吸引、放出されるが、排
気管3から分岐した分流管4に定流量サンプル用ポンプ
5が設置されていて、このポンプ5により上記排気の一
部である一定流量が分流管4に分流させられ、その分流
排気が分流管4内を流れる間は図示しない加熱装置によ
り降温が抑制されて、分流管4の管端から冷却ダクト6
内に放出される。
【0008】一方、冷却ダクト6内には分流管4の管端
に近接してオリフイス板7が設置されており、分流管4
の管端から冷却ダクト6内に放出された分流排気がオリ
フイス板7を通過することにより、周囲の冷気がその排
気と効率よく混合して排気が冷却され、主に排気に含ま
れていたHC成分による白煙8がオリフイス板7の下流
側で発生する。
【0009】また、冷却ダクト6の白煙8が発生してい
る個所には光透過式スモークメータ9が設置されてい
て、スモークメータ9により排気白煙8の濃度が検出さ
れ、その後、排気及び冷気の混合気体は排気管10を通
って低温室1の外方に排出されるが、排気管10に設け
られた定流量バルブ11によって上記混合気体の流量が
一定となるように制御され、他方、分流排気の流量がポ
ンプ5により定められているため、結果的には分流排気
に混入する冷気の流量、従って、上記混合気体の冷気混
合率が一定に安定するよう調整される。
【0010】さらに、排気管3に設けられたCO2 計1
2の出力と、冷却ダクト6のスモークメータ9下流側に
設けられたCO2 計13の出力とを対比することによ
り、ポンプ5により分流管4に分流させられた排気の流
量から、冷却ダクト6内の排気に混入した冷気の流量を
算出できるので、定流量バルブ11により規制された上
記混合気体の流量から、冷却ダクト6のスモークメータ
9が配置された個所における冷気混合率を常時モニタす
ることができる。
【0011】次に、上記装置によって、実車と相関性の
高いエンジン排気の白煙濃度を求めることが可能なこと
を説明する。まず、光透過式スモークメータの原理を説
明すると、図2に概略が示されているように、光源20
を出た光は白煙21の中を長さLの距離だけ通過して光
量が減少し、白煙21の反対側に置かれたフォトセル2
2によりその光量が受け止められて、フォトセル22は
受光量に比例した電流を出力する。
【0012】この場合、光源20の発光量をP、フォト
セル22の受光量をP1 とすると、光透過度Tは、 T=P1 /P (1) 光不透過率Nは、 N=(1−T)×100 (2) でそれぞれ表され、さらに、煙濃度(1/m)をR、光
が煙を通過する長さ(有効光路長)(m)をLとする
と、 が成立し、この(3)式はBeer−Lambertの
法則といわれ、光不透過率Nと煙濃度Rとの関係を表し
ている。
【0013】また、図3に示されているように、光源2
0とフォトセル22との間の光路にそれぞれ光透過率
a、bの2枚のフィルタ23、24を上記光路と垂直に
置いた場合、両フィルタ23、24に対する全体の光透
過率cは、 c=a×b (4) で表される。
【0014】前記のように、エンジン排気に白煙を生成
させるため排気を冷気によって希釈すると、この冷気に
より白煙濃度が薄められることになり、従って、光透過
式スモークメータにより検出される光透過率も変化する
ことになる。冷気の希釈による光透過率の変化を求める
にあたって、以下の仮定を用いることにする。一般に均
一な白煙は、図4に示されているように、光源20とフ
ォトセル22との間の光路にそれぞれ光透過率ΔC(≒
+0)のフィルタ25が等間隔で上記光路と垂直にh
(=∞)枚配列されたものと考えられるので、最終の光
透過率Cは、(4)式から で表される。
【0015】まず最初に、白煙が希釈されずに一定濃度
である場合、光透過式スモークメータの光が白煙を通過
する距離、すなわち、有効光路長が変化したときの光透
過率の変化を考える。図5に示されているように、白煙
は希釈、圧縮、膨張等を起こさず矢印の方向に、上流側
のスモークメータ30の場所から下流側のスモークメー
タ31の場所へ流れ、このとき有効光路長がL1 からL
2 に変化し、スモークメータ30、31の有効光路長範
囲に光透過率ΔCのフィルタがそれぞれh枚、k枚存在
していると仮定すると、白煙が一定濃度のため上記フィ
ルタがそれぞれ等間隔に配置されているとすれば、 h/k=L1 /L2 (6) が成立し、このとき、それぞれスモークメータ30、3
1により計測終的な光透過率C1 、C2 は(5)式か
ら、 と表すことができるので、(6)式〜(8)式から と表すことができ、(9)式は白煙濃度が変化しない
で、すなわち、希釈されないで有効光路長がL1 からL
2 に変化した場合の光透過率の変化を示す関係式であっ
て、また、(9)式は(3)式より同様の結果を導くこ
とができる。
【0016】次に、白煙が希釈された場合に、光透過式
スモークメータにより検出される光透過率の変化を求め
る。このような光透過率の変化を考えるとき、希釈によ
り白煙がスモークメータの光路方向に膨張した場合と、
スモークメータの光路と垂直の方向に膨張した場合とに
分けて考える必要がある。
【0017】スモークメータ内の白煙が希釈されること
により、図6(A)、(B)にそれぞれ示されているよ
うに、光源20とフォトセル22との間の光路における
有効光路長が光路方向にL1 からL2 に変化したとすれ
ば、この場合には、光透過率がそれぞれΔCであるh枚
のフィルタ25の間隔のみが希釈の前後で変化したと考
えてよいので、希釈前後における各光透過率C1 、C3
の関係式は、 となり、希釈による光路方向の有効光路長の変化によっ
て、光透過率は変化しないことになる。
【0018】また、スモークメータにより計測される白
煙がスモークメータの光路と垂直の方向に希釈されたと
きの光透過率の変化を考える場合、最初に、図7(X)
に示されているように光源20とフォトセル22との間
に存在して光路と垂直方向の長さL1 の白煙40が、図
7(Z)に示されているように光路と垂直方向の長さL
2 の白煙41に変化したときを考える。
【0019】このとき、まず白煙40が希釈されずに、
図7(X)の状態から図7(Y)の状態のように、光路
方向に1/2倍、光路と垂直方向に2倍に変化した白煙
42になったとすると、白煙濃度が変化していないた
め、図7(X)の状態での光透過率C1 と図7(Y)の
状態での光透過率C4 との関係式は、(9)式から と表すことができ、さらに、図7(Y)の状態から図7
(Z)の状態に白煙42を光路方向に2倍に希釈させた
とき、図7(Y)の光透過率C4 と図7(Z)の光透過
率C5 との関係式は、(10)式から C4 =C5 (12) となり、(11)式及び(12)式から、 を導くことができる。同様に考えて、白煙がスモークメ
ータの光路と垂直の方向にL1 からL2 (L1 <L2 )
に希釈されたとき、それぞれの光透過率C1 、C6 の関
係式は、 と表すことができる。
【0020】ここで、エンジンの排気が冷気中に放出さ
れて、白煙が生成される場合の白煙濃度の変化を検討す
る。図8(A)に示されているように、直径d1 、流速
v1 、光透過率Cm 、標準状態での流量q1 の実車にお
けるエンジン排気が、冷気の希釈によって直径D1、流
速V1 、光透過率C11、標準状態での流量Q1 に変化す
る一方、図8(B)に示されているように、直径d2 、
流速v2 、光透過率Cs 、標準状態での流量q2 の試験
台上エンジンにおける排気が、冷気の希釈によって直径
D2 、流速V2 、光透過率C12、標準状態での流量Q2
に変化し、光透過式スモークメータによりそれぞれの排
気流と垂直に光透過率が計測されたとする。
【0021】まず、排気が仮に希釈されずに白煙を生成
した場合の光透過率Cm 、Cs の関係式は、(9)式か
ら、 となるが、各排気が図8(A)、(B)のように冷気に
より希釈された場合には、(10)式及び(14)式か
ら、 がえられ、実車における白煙の光透過率C11と台上エン
ジンにおける白煙の光透過率C12との関係式は、(1
5)式〜(17)式から次のように表すことができる。
【0022】他方、それぞれ希釈される前の台上エンジ
ンにおける排気流量q2 と実車における排気流量q1 と
の比は、 で表されるので、(18)式及び(19)式から、 がえられる。
【0023】また、冷気によりそれぞれ希釈された後の
実車における標準状態の白煙流量Q1 及び台上エンジン
における標準状態の白煙流量Q2 は、実車における白煙
温度T1 (°K)、台上エンジンにおける白煙温度T2
として、圧力変化による誤差が少ないとすると、 であるから、(20)式の指数部は次のように表すこと
ができる。 V2 ・D2 ・q1 /V1 ・D1 ・q2 =(D1 /D2 )・(T1 /T2 )・(q1 /q2 )・(Q2 /Q1 ) =(D1 /D2 )・(T1 /T2 )・(q1 /Q1 )/(q2 /Q2 )(23)
【0024】さらに、実車における排気白煙の冷気混合
率x1 と排気白煙中の排気濃度y1との間には、 x1 =(Q1 −q1 )/Q1 =1−q1 /Q1 =1−y1 (24) の関係式が成立し、同様にして、台上エンジンにおける
排気白煙の冷気混合率x2 と排気白煙中の排気濃度y2
との間には、 x2 =(Q2 −q2 )/Q2 =1−q2 /Q2 =1−y2 (25) の関係式が成立するので、(24)式及び(25)式か
ら(23)式は、 (D1 /D2 )・(T1 /T2 )・(1−x1 )/(1−x2 ) (26) もしくは、 (D1 /D2 )・(T1 /T2 )・(y1/y2 ) (27) と書き換えることができる。
【0025】すなわち、(20)式から、 が成立するので、(28)式もしくは(29)式によっ
て、台上エンジンの分流排気における白煙の光透過率C
12から、実車における白煙排気の光透過率C11を算出す
ることができる。
【0026】また、(29)式は次のように書き換える
ことができる。 このとき、C11≦1であるので、台上エンジンの排気に
おける白煙濃度を計測する場合、(30)式から、白煙
流れの直径D2 、白煙温度T2 、白煙中の排気濃度y2
が大きくなるにつれて排気の光透過率C12が小さくな
り、従って、白煙濃度が大きくなることがわかる。すな
わち、実車での同じ白煙レベルに対して、台上エンジン
における排気の白煙を計測する仕方により、白煙濃度の
計測値が変化することがわかる。
【0027】なお、エンジン排気中のCO2 濃度をCO
20、実車における排気白煙中のCO2 濃度をCO2m、台
上エンジンの分流排気における白煙中のCO2 濃度をC
O2s、冷気中のCO2 濃度をCO2aとすると、それぞれ
のCO2 流量から、 q1 ・CO20+(Q1 −q1 )・CO2a=Q1 ・CO2m (31) q2 ・CO20+(Q2 −q2 )・CO2a=Q2 ・CO2s (32) が成立するので、それぞれ希釈される前の実車における
排気流量q1 と台上エンジンにおける排気流量q2 との
比は、 q1 /q2 =Q1 (CO2m−CO2a)/Q2 (CO2s−CO2a) (33) で表され、従って、(20)式及び(33)式から、 が導かれ、さらに、(21)式、(22)式及び(3
4)式から、 が成立する。すなわち、(35)式によっても、台上エ
ンジンの分流排気における白煙の光透過率C12から、実
車における排気白煙の光透過率C11を算出することがで
きることになる。
【0028】図9は、(28)式もしくは(35)式を
使用し、図1の装置において光透過式スモークメータ7
により検出された分流排気の光不透過率、すなわち、
(1−C12)×100の値から、実車における排気白煙
の光不透過率、すなわち、(1−C11)×100の値を
算出した一例を実線で示し、実車における排気白煙の光
不透過率実測値を点線で示したものであって、これから
もわかるように、台上エンジンの分流排気における白煙
濃度から実車における排気の白煙濃度レベルを高い相関
性でもって求めることができるようになった。
【0029】なお、上記実施例における分流排気の流量
に変化がある場合には、その流量の大きさに応じて下流
側の流量制御弁を適宜調整することにより、分流排気に
対する冷気の混合率が略一定となるように制御すること
ができるものであり、また、上記実施例においては、エ
ンジン排気の一部を分流して、その白煙濃度を計測する
ようにしているが、エンジンが定置される低温試験室の
冷却能力が十分である場合には、定置エンジンの排気を
分流せずにその白煙濃度を直接計測するようにしてもよ
いことはいうまでもない。
【0030】
【発明の効果】本発明にかかる白煙計測方法では、定置
されたエンジンに対し、白煙濃度検出手段により検出さ
れた冷却通路内の白煙濃度と、冷気混合率検出手段によ
り検出された冷却通路内の冷気混合率とから、実車にお
けるエンジン排気の白煙濃度を求めるようにしているの
で、冷却通路内の冷気混合率に基づいて実車におけるエ
ンジン排気の白煙濃度を高い相関性をもって容易に求め
ることができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における概略配置図。
【図2】光透過式スモークメータの原理説明図。
【図3】光透過式スモークメータの原理説明図。
【図4】本発明の原理説明図。
【図5】本発明の原理説明図。
【図6】本発明の原理説明図。
【図7】本発明の原理説明図。
【図8】本発明の原理説明図。
【図9】上記実施例における計測例図。
【符号の説明】
1 低温室 2 ディーゼルエンジン 3 排気管 5 定流量サンプル用ポンプ 6 冷却ダクト 8 白煙 9 光透過式スモークメータ 11 定流量バルブ 12 CO2 計 13 CO2 計

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定置されたエンジンの排気と冷気とを冷
    却通路において混合させて白煙を発生させ、白煙濃度検
    出手段により上記冷却通路内の白煙濃度を検出し、冷気
    混合率検出手段により上記冷却通路内の冷気混合率を検
    出し、上記白煙濃度検出手段の出力と上記冷気混合率検
    出手段の出力とから、実車におけるエンジン排気の白煙
    濃度を求める白煙計測方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記白煙濃度検出手
    段が光透過式スモークメータである白煙計測方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、上記
    白煙濃度検出手段により上記白煙濃度を検出する白煙の
    厚みを使用して実車におけるエンジン排気の白煙濃度を
    求める白煙計測方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれかにおい
    て、上記冷却通路内の白煙の温度を使用して実車におけ
    るエンジン排気の白煙濃度を求める白煙計測方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれかにおい
    て、上記冷気混合率検出手段が、上記排気と上記冷気と
    の混合気におけるCO2 濃度及び上記排気におけるCO
    2 濃度から上記冷気混合率を検出する白煙計測方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれかにおい
    て、 もしくは、 もしくは、 ただし、C11:実車におけるエンジン排気白煙の光透過
    率 C12:上記定置エンジンにおける排気白煙の光透過率 D1 :実車におけるエンジン排気白煙の直径 D2 :上記定置エンジンにおける排気白煙の直径 T1 :実車におけるエンジン排気白煙の絶対温度 T2 :上記定置エンジンにおける排気白煙の絶対温度 x1 :実車におけるエンジン排気白煙の冷気混合率 x2 :上記定置エンジンにおける排気白煙の冷気混合率 y1 :実車におけるエンジン排気白煙中の排気濃度 y2 :上記定置エンジンにおける排気白煙中の排気濃度 CO2m:実車におけるエンジン排気白煙中のCO2 濃度 CO2s:上記定置エンジンにおける排気白煙中のCO2
    濃度 CO2a:上記冷気中のCO2 濃度 の算式により実車におけるエンジン排気の白煙濃度を求
    める白煙計測方法。
  7. 【請求項7】 定置されたエンジンの排気と冷気とが混
    合する冷却通路、同冷却通路内の白煙濃度を検出する白
    煙濃度検出手段、上記冷却通路内の冷気混合率を検出す
    る冷気混合率検出手段及び上記冷却通路内の冷気混合率
    を変化もしくは調整する制御手段を有する白煙計測装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、上記白煙濃度検出手
    段が光透過式スモークメータである白煙計測装置。
  9. 【請求項9】 請求項7または請求項8において、上記
    制御手段が上記白煙濃度検出手段の下流側に配置された
    流量制御弁をそなえる白煙計測装置。
  10. 【請求項10】 請求項7〜請求項9のいずれかにおい
    て、上記排気と上記冷気との混合気におけるCO2 濃度
    と上記排気におけるCO2 濃度とから上記冷気混合率検
    出手段が上記冷気混合率を検出する白煙計測装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102132672B1 (ko) * 2019-11-19 2020-07-13 (주)풍천엔지니어링 광전식 백연 감지 장치

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KR102132672B1 (ko) * 2019-11-19 2020-07-13 (주)풍천엔지니어링 광전식 백연 감지 장치

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