JPH0810998A - プレス機械の視聴覚による警告装置 - Google Patents
プレス機械の視聴覚による警告装置Info
- Publication number
- JPH0810998A JPH0810998A JP17027394A JP17027394A JPH0810998A JP H0810998 A JPH0810998 A JP H0810998A JP 17027394 A JP17027394 A JP 17027394A JP 17027394 A JP17027394 A JP 17027394A JP H0810998 A JPH0810998 A JP H0810998A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light beam
- light
- press
- stroke
- press machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
- Control Of Presses (AREA)
- Alarm Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】プレス機械による一行程または安全一行程のプ
レス作業において作業者に危険を告知する。 【構成】作業者が運転ボタン箱3のプレス運転するため
の押しボタン3Aを操作して、スライド2を起動し、プ
レス作業を行う。この時プレス機械1が上死点で停止せ
ず、そのまま次のサイクルに突入する現象が生じて、さ
らに作業者の身体の一部が光線式安全装置4の光線4A
を遮断した場合に、オーバーラン監視センサーの検出信
号と、若しくは光線4Aの遮断信号で、光線4Aの遮断
信号を光線式安全装置4のコントロール装置5と、プレ
ス機械1の制御盤6とに制御され、スライド2の作動を
急停止させると同時に、ストロボ発光器7の光を、ブザ
ー8の音をそれぞれ発するプレス機械の警告装置を構成
する。
レス作業において作業者に危険を告知する。 【構成】作業者が運転ボタン箱3のプレス運転するため
の押しボタン3Aを操作して、スライド2を起動し、プ
レス作業を行う。この時プレス機械1が上死点で停止せ
ず、そのまま次のサイクルに突入する現象が生じて、さ
らに作業者の身体の一部が光線式安全装置4の光線4A
を遮断した場合に、オーバーラン監視センサーの検出信
号と、若しくは光線4Aの遮断信号で、光線4Aの遮断
信号を光線式安全装置4のコントロール装置5と、プレ
ス機械1の制御盤6とに制御され、スライド2の作動を
急停止させると同時に、ストロボ発光器7の光を、ブザ
ー8の音をそれぞれ発するプレス機械の警告装置を構成
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、安全作業の補強手段と
してプレス作業時に作業者が危険域に侵入した時、危険
を告知するプレス機械の警告装置に関するものである。
してプレス作業時に作業者が危険域に侵入した時、危険
を告知するプレス機械の警告装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プレス機械のプレス運転モードが一行程
では、作業者がプレスの運転をするための押しボタン等
を操作すればスライドは起動し、押しボタン等から手を
離しても、また押し続けても下降行程及び上昇行程を行
い、上死点(上限)に停止する。
では、作業者がプレスの運転をするための押しボタン等
を操作すればスライドは起動し、押しボタン等から手を
離しても、また押し続けても下降行程及び上昇行程を行
い、上死点(上限)に停止する。
【0003】また、プレス機械のプレス運転モードが安
全一行程では、スライドの下降行程中は押しボタンを操
作すれば起動し、押しボタンから手を離せば停止する。
下死点(下限)を通過しスライドが上昇中は、押しボタ
ン等から手を離しても、押し続けても上昇行程を行い、
上死点(上限)まで動作して停止する。
全一行程では、スライドの下降行程中は押しボタンを操
作すれば起動し、押しボタンから手を離せば停止する。
下死点(下限)を通過しスライドが上昇中は、押しボタ
ン等から手を離しても、押し続けても上昇行程を行い、
上死点(上限)まで動作して停止する。
【0004】従来、こうした一行程または安全一行程で
のプレス作業では、スライドが上昇行程中及び上死点で
停止中に、作業者がプレス機械の金型内の加工部品を手
作業にて取り出し、続けて次の加工部品を搬入する。そ
の後押しボタン等を操作してスライドを起動し下降行程
を経てプレス加工を行う。
のプレス作業では、スライドが上昇行程中及び上死点で
停止中に、作業者がプレス機械の金型内の加工部品を手
作業にて取り出し、続けて次の加工部品を搬入する。そ
の後押しボタン等を操作してスライドを起動し下降行程
を経てプレス加工を行う。
【0005】以後、繰り返し同じ作業を行う。
【0006】万が一、スライドが停止すべき位置(上死
点)に対し、あらかじめ決められた量をオーバーした時
には、オーバーラン監視装置のオーバーラン監視センサ
ーにより、スライドは急停止する。
点)に対し、あらかじめ決められた量をオーバーした時
には、オーバーラン監視装置のオーバーラン監視センサ
ーにより、スライドは急停止する。
【0007】こうしたプレス機械では、通常、プレス加
工時の危険域より作業者を防護する手段として、光線式
安全装置を設け、プレス定常作業時にスライドストロー
クの上死点から下死点近傍までの範囲で作業者の身体の
一部が光線式安全装置の光線を遮断した場合にスライド
の作動を急停止させ、作業者に危険を告知している。
工時の危険域より作業者を防護する手段として、光線式
安全装置を設け、プレス定常作業時にスライドストロー
クの上死点から下死点近傍までの範囲で作業者の身体の
一部が光線式安全装置の光線を遮断した場合にスライド
の作動を急停止させ、作業者に危険を告知している。
【0008】さらには、プレス機械の操作や作業上の注
意を作業者に知らしめるため、注意・警告銘板をプレス
機械に取り付け、作業者に危険を告知している。
意を作業者に知らしめるため、注意・警告銘板をプレス
機械に取り付け、作業者に危険を告知している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】作業者の安全作業を確
保する上述の安全対策に付加した警告を発する装置によ
り作業者に危険を告知する。
保する上述の安全対策に付加した警告を発する装置によ
り作業者に危険を告知する。
【0010】
【課題を解決するための手段】従来の安全対策の他に、
付加手段として発光器と発音器、あるいは発光器または
発音器のいずれか一方で構成する警告装置を具備して、
作業者に危険を告知する。
付加手段として発光器と発音器、あるいは発光器または
発音器のいずれか一方で構成する警告装置を具備して、
作業者に危険を告知する。
【0011】
【作用】プレス機械による一行程または安全一行程のプ
レス運転作業において、従来作業者を防護するため設け
られた光線式安全装置や警告・注意銘板の他に、付加手
段として警告装置を合わせ持つことにより、作業者に危
険を告知する。
レス運転作業において、従来作業者を防護するため設け
られた光線式安全装置や警告・注意銘板の他に、付加手
段として警告装置を合わせ持つことにより、作業者に危
険を告知する。
【0012】
【実施例】図1及び図2に、本発明の実施例を示す。プ
レス運転モードが一行程または安全一行程で、作業者
(図示せず)が運転ボタン箱3の押しボタン3Aを操作
して、スライド2を起動する。
レス運転モードが一行程または安全一行程で、作業者
(図示せず)が運転ボタン箱3の押しボタン3Aを操作
して、スライド2を起動する。
【0013】第1実施例では、この時、プレス機械1が
上死点で停止せず、そのまま次のサイクルに突入する現
象が生じて、さらに作業者の身体の一部がプレス機械1
に設けられた光線式安全装置4の光線4Aを遮断した場
合は、オーバーラン監視センサーの検出信号と、光線4
Aの遮断を光線式安全装置4のコントロール装置5から
の遮断信号により、プレス機械1の制御盤6は、スライ
ド2の作動を急停止させると同時に、ストロボ発光器7
の光を、ブザー8の音をそれぞれ発して、光線式安全装
置とともに付加手段として、視聴覚により作業者に危険
を告知する。
上死点で停止せず、そのまま次のサイクルに突入する現
象が生じて、さらに作業者の身体の一部がプレス機械1
に設けられた光線式安全装置4の光線4Aを遮断した場
合は、オーバーラン監視センサーの検出信号と、光線4
Aの遮断を光線式安全装置4のコントロール装置5から
の遮断信号により、プレス機械1の制御盤6は、スライ
ド2の作動を急停止させると同時に、ストロボ発光器7
の光を、ブザー8の音をそれぞれ発して、光線式安全装
置とともに付加手段として、視聴覚により作業者に危険
を告知する。
【0014】次に第2実施例では、プレス作業にはいる
と、スライドストロークの上死点から下死点近傍までの
範囲で、作業者の身体の一部がプレス機械1に設けられ
た光線式安全装置4の光線4Aを遮断した場合は、光線
4Aの遮断を光線式安全装置4のコントロール装置5か
らの遮断信号により、プレス機械1の制御盤6は、スラ
イド2の作動を急停止させると同時に、ストロボ発光器
7の光を、ブザー8の音をそれぞれ発して、光線式安全
装置とともに付加手段として、視聴覚により作業者に危
険を告知する。
と、スライドストロークの上死点から下死点近傍までの
範囲で、作業者の身体の一部がプレス機械1に設けられ
た光線式安全装置4の光線4Aを遮断した場合は、光線
4Aの遮断を光線式安全装置4のコントロール装置5か
らの遮断信号により、プレス機械1の制御盤6は、スラ
イド2の作動を急停止させると同時に、ストロボ発光器
7の光を、ブザー8の音をそれぞれ発して、光線式安全
装置とともに付加手段として、視聴覚により作業者に危
険を告知する。
【0015】なお、本実施例では、ストロボ発光器7と
ブザー8とで警告装置を構成したが、ストロボ発光器7
またはブザー8のいずれか一方のみにても、警告装置を
構成し得る。
ブザー8とで警告装置を構成したが、ストロボ発光器7
またはブザー8のいずれか一方のみにても、警告装置を
構成し得る。
【0016】また、本実施例のように、発光器をストロ
ボ発光器に、発音器をブザーに限定するものでないこと
は明らかである。
ボ発光器に、発音器をブザーに限定するものでないこと
は明らかである。
【0017】
【発明の効果】プレス機械による一行程または安全一行
程運転作業において、従来作業者を防護するため設けら
れた光線式安全装置や警告・注意銘板の他に、付加手段
として警告装置を合わせ持つことにより、作業者に危険
を告知することが出来る。
程運転作業において、従来作業者を防護するため設けら
れた光線式安全装置や警告・注意銘板の他に、付加手段
として警告装置を合わせ持つことにより、作業者に危険
を告知することが出来る。
【図1】本発明における一実施例のプレス機械の正面図
【図2】図1の右側面図
1はプレス機械、2はスライド、3は運転ボタン箱、3
Aは押しボタン、4は光線式安全装置、4Aは光線、5
はコントロール装置、6は制御盤、7はストロボ発光
器、8はブザー、である。
Aは押しボタン、4は光線式安全装置、4Aは光線、5
はコントロール装置、6は制御盤、7はストロボ発光
器、8はブザー、である。
Claims (2)
- 【請求項1】オーバーラン監視装置と光線式安全装置を
具備し、一行程または安全一行程で、作業者が金型に加
工部品の供給か、加工部品の取り出しか、あるいは加工
部品の供給と取り出しの作業を行うプレス機械におい
て、プレス作業時に、スライドが上死点で停止せず、そ
のまま次のサイクルに突入する現象が生じて、さらに作
業者の身体の一部が前記光線式安全装置の光線を遮断し
た場合に、オーバーラン監視センサーの検出する信号
と、前記光線式安全装置の光線遮断を検出する信号によ
り作動する発光器の光と発音器の音、あるいは前記発光
器の光または前記発音器の音のいずれか一方で、作業者
に対して視聴覚による危険域侵入の警告を発することを
特徴とするプレス機械の警告装置。 - 【請求項2】オーバーラン監視装置と光線式安全装置を
具備し、一行程または安全一行程で、作業者が金型に加
工部品の供給か、加工部品の取り出しか、あるいは加工
部品の供給と取り出しの作業を行うプレス機械におい
て、プレス作業時に、作業者の身体の一部が前記光線式
安全装置の光線を遮断した場合に、前記光線式安全装置
の光線遮断を検出する信号により作動する発光器の光と
発音器の音、あるいは前記発光器の光または前記発音器
の音のいずれか一方で、作業者に対して視聴覚による危
険域侵入の警告を発することを特徴とするプレス機械の
警告装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17027394A JPH0810998A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | プレス機械の視聴覚による警告装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17027394A JPH0810998A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | プレス機械の視聴覚による警告装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0810998A true JPH0810998A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=15901892
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17027394A Pending JPH0810998A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | プレス機械の視聴覚による警告装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0810998A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008038105A1 (en) * | 2006-09-27 | 2008-04-03 | Sacmi Cooperativa Meccanici Imola Societa' Cooperativa | Press |
JP2020179402A (ja) * | 2019-04-24 | 2020-11-05 | Jfeエンジニアリング株式会社 | プレス機械用安全装置該安全装置を備えたプレス機械 |
KR20210031007A (ko) * | 2019-08-26 | 2021-03-19 | 주식회사 화승알앤에이 | 고무 성형용 프레스 장치 |
-
1994
- 1994-06-29 JP JP17027394A patent/JPH0810998A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008038105A1 (en) * | 2006-09-27 | 2008-04-03 | Sacmi Cooperativa Meccanici Imola Societa' Cooperativa | Press |
JP2020179402A (ja) * | 2019-04-24 | 2020-11-05 | Jfeエンジニアリング株式会社 | プレス機械用安全装置該安全装置を備えたプレス機械 |
KR20210031007A (ko) * | 2019-08-26 | 2021-03-19 | 주식회사 화승알앤에이 | 고무 성형용 프레스 장치 |
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