JPH08109981A - ワイヤハーネスの配索調整具 - Google Patents

ワイヤハーネスの配索調整具

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JPH08109981A
JPH08109981A JP7205959A JP20595995A JPH08109981A JP H08109981 A JPH08109981 A JP H08109981A JP 7205959 A JP7205959 A JP 7205959A JP 20595995 A JP20595995 A JP 20595995A JP H08109981 A JPH08109981 A JP H08109981A
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JP
Japan
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electric wire
binding ring
ring portion
diameter
diameter binding
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Application number
JP7205959A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Kawase
信行 川瀬
Takao Endo
高生 遠藤
Hiromichi Ogawa
博通 小川
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤハーネスの構成要素となっている電線
群のうちの重要度の高い電線を電線束の中心部に位置さ
せる中央配索が容易かつ確実に行えると共に、シールド
機能を有したワイヤハーネスの配索調整具を提供する。 【解決手段】 配索調整具20は、ワイヤハーネスの構
成要素となっている電線群のうちの重要電線が電線束の
中心部に位置するように、電線群の配索を調整するもの
で、環の一部が電線挿通用に切り離された縦長のリング
状を成す。この配索調整具20は、その電線挿通用の切
り離し部22から挿入された重要電線を束ねる小径結束
リング部25と、この小径結束リング部25より径の大
きなリング状を成して該小径結束リング部25の外側に
一般電線を束ねる大径結束リング部27と、この大径結
束リング部27のほぼ中心に小径結束リング部25が位
置するように大径結束リング部27と小径結束リング部
25とを連結する連結腕部28とから構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤハーネスの
構成要素となっている電線群のうちの重要度の高い電源
系の電線等が電線束の中心部に位置するように、ワイヤ
ハーネスの構成要素となっている電線群の配索を調整す
るワイヤハーネスの配索調整具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両のバッテリと各種電気部品と
の間の電気接続等に使用されるワイヤハーネスは、所要
数の電線群をテーピング等により束ねた構造にして、車
両内に布設されるが、その電線束の外周側に位置してい
る電線は、ボデー等のスポットバリの干渉を受けたり、
あるいはエンジン等の高温部に晒されたりして、損傷を
受け易い。
【0003】ワイヤハーネスを構成している電線群の中
には、重要度の高い電線(以下、重要電線と呼ぶ)と、
そうでない電線(以下、一般電線と呼ぶ)とがある。重
要電線とは、多数の電気・電子部品の給電等に関与して
いたり、あるいは車両内の電気・電子部品の制御を行う
重要な機器の給電及び機器間の通信に関与していて、損
傷を受けた場合の影響が大きい電線である。反対に、一
般電線とは、関与する電気・電子機器が単一、または少
数で、損傷を受けた場合の影響が小さい電線である。
【0004】そこで、最近では、重要電線が損傷を受け
にくくなるように、ワイヤハーネスを製造する際、ワイ
ヤハーネスの構成要素となっている電線群のうちの重要
電線が電線束の中心部に位置するように、ワイヤハーネ
スの構成要素となっている電線群の配索を調整すること
が研究されている。図23および図24に示すようにワ
イヤハーネス1の構成要素となっている電線群の内の重
要電線2,3,4が電線束の中心部に位置するように、
配索調整具5によって該ワイヤハーネス1の構成要素と
なっている電線群2,3,4,7の配索を調整したもの
が、実開平1−122574号公報等に開示されてい
る。このワイヤハーネス1の場合、重要電線は3本であ
り、それ以外の電線7は全て一般電線である。
【0005】この配索調整具5は、重要電線2,3,4
を収容する略環状の保持部材8と、この保持部材8から
放射状に突出する3本の突起9,10,11とを一体形
成したものである。この保持部材8は、環の一部を除去
して重要電線2,3,4の出入口12とした構造であ
る。また、3本の突起9,10,11の内の2本は、前
記出入口12を提供する保持部材8の両端部から延出し
た構造を成し、他の1本の突起11は出入口12の反対
側となる保持部材8上から延出した構造を成している。
いずれの突起9,10,11も、先端には周方向に折れ
曲がったテープガイド部14を備えている。上記ワイヤ
ハーネス1は、保持部材8内に重要電線2,3,4を入
れた後に、一般電線7を隣接する突起間の空間に入れ
て、その外周にテープ巻き15を施すことにより一束に
まとめ上げて完成するものである。また、両面テープや
ブチルテープ等を用いて重要電線を電線束の中心に配置
さあせる他の構成の配索調整具が、特開平6−2751
34号、実開昭57−190193号および実開平5−
10110号公報等に開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述した配
索調整具5は、重要電線2,3,4の周囲に配置された
一般電線7を押さえ込むことができず、配索調整具5か
ら一般電線7が脱落しないように、作業者が一般電線7
の束を押さえながらテープ巻作業を行わなければなら
ず、作業性および生産性が悪いという問題があった。ま
た、テープ巻作業時に、突起9,10間が広がる方向に
撓み、保持部材8の出入口12が広がって、保持部材8
内に配置されていた重要電線2,3,4が保持部材8の
外側に飛び出してしまう可能性が多分にあった。また、
電線が屈曲される配索箇所では重要電線2,3,4が中
心から外側にはみ出してしまう心配があり、重要電線
2,3,4自体に特別な保護部材が施されているわけで
はないので、損傷時に重要電線2,3,4がダメージを
受ける可能性があった。
【0007】更に、近年は自動車の電子化に伴い、電線
束中に占める信号系および制御系の電線の割合が増えて
おり、これら電線も電源系の電線と混在して束ねられて
いる。したがって、信号系および制御系の電線が、外来
ノイズだけでなく電源系の電線からの放射ノイズの影響
を受ける心配があった。このノイズ対策としては、信号
系および制御系の電線のシールド線化が行われている
が、本数の増加に伴って電線径および重量と共に、コス
トアップにつながるという問題があった。
【0008】本発明の目的は、上記課題を解消すること
にあり、ワイヤハーネスの構成要素となっている電線群
のうちの重要度の高い電線を電線束の中心部に位置させ
る中央配索が容易かつ確実に行えると共に、シールド機
能を有したワイヤハーネスの配索調整具を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、ワ
イヤハーネスの構成要素となっている電線群のうちの重
要度の高い電線が電線束の中心部に位置するように、電
線群の配索を調整するワイヤハーネスの配索調整具であ
って、環の一部に電線挿通用に切り離された切り離し部
を備えると共に、該切り離し部から挿入された電線を束
ねる小径結束リング部と、該小径結束リング部より大径
であり小径結束リング部の外側に電線を束ねる大径結束
リング部と、該大径結束リング部のほぼ中心に小径結束
リング部が位置するように大径結束リング部と小径結束
リング部とを連結する連結腕部とを備えていることを特
徴とするワイヤハーネスの配索調整具によって達成する
ことができる。
【0010】前記構成によれば、重要電線を結束する小
径結束リング部と、一般電線を結束する大径結束リング
部とがほぼ同心に配置された構成となっており、例え
ば、最初に重要電線を小径結束リング部に収容保持さ
せ、次いで、一般電線を大径結束リング部に収容保持さ
せることで、ワイヤハーネスの構成要素となっている電
線群のうちの重要電線を電線束の中心部に位置させる中
央配索を容易かつ確実に達成することができる。
【0011】そして、重要電線の外側にほぼ均等に配置
された一般電線は、既に大径結束リング部によって結束
された状態になっていて、作業者が配索調整箇所から手
を離しても一般電線がワイヤハーネスの配索調整具から
脱落したり、あるいは一般電線の束が緩んで中央配索状
態が崩れるようなことがない。そのため、一般電線の束
の外周へテープ巻等を行う場合にも、テープ巻作業を容
易にして生産性を高めることができる。
【0012】また、上記ワイヤハーネスの配索調整具に
おいて、連結腕部の一端が、小径結束リング部の電線挿
通用の切り離し部を構成している一方のリング端部付近
に連結され、該連結腕部の他端が連結される大径結束リ
ング部が、電線群を束ねるための可撓性を有した帯状の
バンド部と、該バンド部の先端部を係止するバンド係止
部とを備えた結束バンドであることによって上記目的を
達成することができる。
【0013】前記構成によれば、重要電線を小径結束リ
ング部内に収容保持させる重要電線結束工程を実施する
と共に、一般電線同士は別の適宜結束治具で束ねた状態
にする一般電線仮結束工程を実施する。次いで、重要電
線を収容保持した小径結束リング部を一般電線の束に押
し込む重要電線押し込み工程を実施して、一般電線の中
心に重要電線を位置させた中央配索状態を簡単に得るこ
とができる。この状態でバンド部を一般電線に巻き付け
てバンド部の先端をバンド係止部に係止させる一般電線
結束工程を実施すれば、重要電線の周囲を囲む一般電線
群を大径結束リング部で束ねた状態にして、一般電線の
配索調整具からの脱落や一般電線束の緩みを防止した中
央配索状態を確立することができる。
【0014】しかも、大径結束リング部で一般電線を束
ねた状態にすれば、作業当初に一般電線の仮結束に使用
していた適宜結束治具による結束を解除しても、中央配
索状態が崩れることはない。また、その後一般電線の外
周にテープ巻きを行う場合でも、容易にテープ巻きを実
施することができる。また、大径結束リング部が結束バ
ンド構造をなしている場合には、ワイヤハーネスの構成
要素となっている一般電線の本数に増減がある場合に
も、結束力等を低下させずに、適切な電線結束が可能に
なる。
【0015】また、上記ワイヤハーネスの配索調整具に
おいて、連結腕部が小径結束リング部の切り離し部を構
成している一対の端部から互いにほぼ平行に延出した一
対の腕部材によって構成され、大径結束リング部が腕部
材の先端部から互いに逆向きに半円弧状に延出した一対
の湾曲部材によって構成されていることで上記目的を達
成することができる。
【0016】前記構成によれば、大径結束リング部を構
成する一対の湾曲部材の端部間を広げて、一般電線を収
容保持させる一般電線結束工程と、一対の腕部材間を広
げて、該小径結束リング部内に重要度の高い電線を収容
保持させる重要電線結束工程とを実施することで、一般
電線の中心部に重要電線を配索した状態を得ることがで
きる。
【0017】そして、小径結束リング部と大径結束リン
グ部とを連結している連結腕部が、重要電線を小径結束
リング部内に入れる際のガイド部材として作用するた
め、重要電線の小径結束リング部への挿入操作が容易に
なる。また、小径結束リング部、大径結束リング部およ
び連結腕部を電線に沿って長く形成した二重筒状構造で
あるため、大径結束リング部にテープ巻きと同様の効果
を発揮させることが可能になり、テープ巻き作業の省略
によってワイヤハーネスの製作工程の簡略化、生産性の
向上等を図ることも期待できる。
【0018】また、上記のワイヤハーネスの配索調整具
において、小径結束リング部、大径結束リング部および
腕部材が、屈曲自在な蛇腹状に形成されていることで上
記目的を達成することができる。前記構成によれば、配
索調整具全体が電線の配索箇所の形状に対応させて自在
に折り曲げることができるので、配索調整具の自由度が
向上すると共に、振動等の外力に対して衝撃を吸収する
ことができる。
【0019】また、上記のワイヤハーネスの配索調整具
において、切り離し部の電線挿入口である湾曲部材端部
に面取部が設けられていることで上記目的を達成するこ
とができる。前記構成によれば、切り離し部への電線の
挿入性が向上し、屈曲した配索調整具に対しても容易に
挿入することができる。
【0020】また、上記のワイヤハーネスの配索調整具
において、小径結束リング部および大径結束リング部の
周面上にシールド用の金属箔が形成されていることで上
記目的を達成することができる。前記構成によれば、外
来ノイズの影響を確実に低減させることができると共
に、一般電線に対する重要電線の放射ノイズの影響も確
実に低減させることができる。
【0021】更に、上記のワイヤハーネスの配索調整具
において、連結腕部に接地用のドレンワイヤを保持する
ドレンワイヤ保持部が設けられていることで上記目的を
達成することができる。前記構成によれば、シールド線
等の使用を削減させることができるので、軽量かつ小型
化を図ることができると共に、コストダウンを図ること
ができる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1および図2は本発明に係るワ
イヤハーネスの配索調整具の第1実施の形態を示したも
ので、図1は第1実施の形態の配索調整具20の斜視
図、図2はこの配索調整具20によって配索調整したワ
イヤハーネス21の断面図である。
【0023】図1および図2に示すように配索調整具2
0は、ワイヤハーネスの構成要素となっている電線群の
うちの重要電線(重要度の高い電線)が電線束の中心部
に位置するように、電線群の配索を調整するもので、環
の一部が電線挿通用に切り離された縦長のリング状を成
すと共に、その電線挿通用の切り離し部22から挿入さ
れた重要電線23,24を束ねる小径結束リング部25
と、この小径結束リング部25より径の大きなリング状
を成して該小径結束リング部25の外側に一般電線26
(重要電線以外の電線)を束ねる大径結束リング部27
と、この大径結束リング部27のほぼ中心に小径結束リ
ング部25が位置するように大径結束リング部27と小
径結束リング部25とを連結する連結腕部28とから構
成されている。
【0024】上記小径結束リング部25と大径結束リン
グ部27、および連結腕部28とは、合成樹脂による一
体成形によって形成されている。
【0025】また、本実施の形態の場合、連結腕部28
の一端は小径結束リング部25の切り離し部22を構成
している一方のリング端部付近に連結されている。ま
た、連結腕部28の他端が連結される大径結束リング部
27は、電線群を束ねるための可撓性を有した帯状のバ
ンド部31と、このバンド部31と一体に形成されると
共に小径結束リング部25の周囲に配置された一般電線
群に巻き付けたバンド部31の先端部を係止して電線束
を形成するバンド係止部32とを具備した結束バンド構
造を成している。そして、バンド部31の先端をバンド
係止部32に係止させると、小径結束リング部25の周
囲に一般電線群を結束する大径結束リング部27として
の機能を果たす。
【0026】図1に示すようにバンド部31は、その外
表面側に係止溝33が一定ピッチで形成されている。ま
た、バンド係止部32は、バンド部31が挿通するバン
ド挿通孔34を有しており、このバンド挿通孔34内に
はバンド部31上の係止溝33に係合する係止突起(図
示略)が突設されている。
【0027】次に、本実施の形態の配索調整具20を用
いてワイヤハーネスの配索調整をする場合の作業手順
を、図3および図4に基づいて説明する。先ず、図3に
示すようにワイヤハーネスの構成要素となっている全て
の電線群を適宜結束治具37で仮に束ねる全電線仮結束
工程が行われる。
【0028】次いで、図4および図5に示すように結束
治具37で仮結束されている電線束の中から重要電線2
3,24のみを引き出す。この重要電線23,24の引
き出しによって、一般電線26同士を結束治具37で仮
に束ねた状態に保つ一般電線仮結束工程が完了する。そ
して、一般電線26から分離した重要電線23,24
を、切り離し部22から小径結束リング部25内に収容
保持させる重要電線結束工程が完了する。
【0029】次いで、図6および図7に示すように重要
電線23,24を収容保持した小径結束リング部25
が、その切り離し部22とは反対側の端部から手指等で
一般電線束に押し込まれる。そして、図8および図9に
示すように小径結束リング部25および連結腕部28を
一般電線束内に埋没した状態にする重要電線押し込み工
程が行われる。なお、図9に示すように連結腕部28が
一般電線束に埋没して、バンド係止部32の裏面が最外
周の一般電線26に当接すると、小径結束リング部25
が一般電線束のほぼ中心に位置するように連結腕部28
の長さは設定されている。
【0030】次いで、図10および図11に示すように
小径結束リング部25および連結腕部28を埋没させた
一般電線束にバンド部31を巻き付け、このバンド部3
1の先端をバンド係止部32に係止させて、一般電線2
6群が大径結束リング部27によって結束された状態に
する一般電線結束工程が行われる。以上、上記各工程を
経ることによって一般電線26の中心部に重要電線2
3,24を配索した状態を得ることができ、必要に応じ
て一般電線束の外周にテープ巻き等が行われ、ワイヤハ
ーネスの配索調整が完了する。
【0031】上述のように本実施の形態の配索調整具2
0を用いれば、ワイヤハーネスの構成要素となっている
電線群のうちの重要電線23,24を電線束の中心部に
位置させる中央配索を容易かつ確実に達成することがで
きる。そして、この配索調整具20で中央配索を終了さ
せた時点では、重要電線23,24の外側にほぼ均等に
配置された一般電線26は、既に大径結束リング部27
によって結束された状態になっている。そのため、作業
者が配索調整箇所から手を離したり、結束治具37によ
る結束を解除しても、一般電線26が配索調整具から脱
落したり、或いは一般電線26の束が緩んで中央配索状
態が崩れるようなことはない。よって、一般電線26の
束の外周へテープ巻等を行う場合にも、テープ巻作業が
容易にでき、生産性を高めることができる。
【0032】また、大径結束リング部27が結束バンド
構造であるため、ワイヤハーネスの構成要素となってい
る一般電線26の本数に増減がある場合にも、結束力等
を低下させずに、適切な電線結束が可能になる。
【0033】次に、本発明に係るワイヤハーネスの配索
調整具の第2実施の形態を図12および図13に基づい
て説明する。図12は本実施の形態である配索調整具4
0の斜視図、図13はこの配索調整具40によって配索
調整したワイヤハーネス41の断面図である。
【0034】図12および図13に示すように配索調整
具40は、前記実施の形態の配索調整具20と同様に、
環の一部が電線挿通用に切り離されたリング状を成して
いる。この配索調整具40は、その電線挿通用の切り離
し部42から挿入された重要電線43,44,45を束
ねる小径結束リング部46と、この小径結束リング部4
6より径の大きなリング状を成して該小径結束リング部
46の外側に一般電線47を束ねる大径結束リング部4
8と、この大径結束リング部48のほぼ中心に小径結束
リング部46が位置するように大径結束リング部48と
小径結束リング部46とを連結する連結腕部49とから
構成されている。そして、上記小径結束リング部46と
大径結束リング部48、および連結腕部49とは合成樹
脂による一体成形によって形成されている。
【0035】但し、本実施の形態の連結腕部49は、小
径結束リング部46の切り離し部42を構成している一
対のリング端部から互いにほぼ平行に延出した一対の腕
部材50,51から構成されている。また、この連結腕
部49には挿入した重要電線のはみ出しを防ぐために腕
部材50,51の長手方向に沿ってロック部56が延設
されている。また、大径結束リング部48は、一対の腕
部材50,51の先端部から互いに逆向きに半円弧状に
延出した一対の湾曲部材53,54から構成されてい
る。さらに、小径結束リング部46と大径結束リング部
48、および連結腕部49とは、いずれも電線に沿って
長尺に形成されており、2重筒状構造になっている。
【0036】次に、本実施の形態の配索調整具40を用
いてワイヤハーネスの配索調整をする場合の作業手順
を、図14乃至図19に基づいて説明する。先ず、図1
4に示すようにワイヤハーネスの構成要素となっている
電線群の内の一般電線47を適宜結束治具37で仮に束
ねた状態にする一般電線仮結束工程が行われる。次い
で、図15に示すように配索調整具40を一般電線47
の束に縦添えする如く配置して、大径結束リング部48
を構成している一対の湾曲部材53,54の端部間を広
げて、該大径結束リング部48内に一般電線47を収容
保持させる一般電線結束工程が行われる。なお、上述し
たロック部56は、図中に示すように凸状のロック片5
6aと、凹状のロック溝56bとから構成されている。
【0037】次いで、図16および図17に示すように
連結腕部49を構成する一対の腕部材50,51間を広
げて、小径結束リング部46内に重要電線43,44,
45を挿入することで重要電線結束工程が行われる。そ
して、図18および図19に示すように小径結束リング
部46内に重要電線43,44,45が収容保持されて
から、ロック片56aとロック溝56bを嵌合させるこ
とで切り離し部42がロックされ、ワイヤハーネスの配
索調整が完了する。
【0038】上述のように本実施の形態の配索調整具4
0を用いれば、ワイヤハーネスの構成要素となっている
電線群のうちの重要電線43,44,45を電線束の中
心部に位置させる中央配索を容易かつ確実に達成するこ
とができる。しかも、小径結束リング部46と大径結束
リング部48とを連結している連結腕部49が、重要電
線43,44,45を小径結束リング部46内に入れる
際のガイドとして作用するため、重要電線43,44,
45の小径結束リング部46への挿入作業がさらに簡略
化される。
【0039】また、小径結束リング部46と大径結束リ
ング部48、および連結腕部49が電線に沿って長尺で
あり、該配索調整具40自体が2重筒状構造となってい
るため、大径結束リング部48へのテープ巻きが不要と
なり、テープ巻き作業の省略によってワイヤハーネスの
製作工程の簡略化、生産性の向上等を図ることも期待で
きる。
【0040】また、小径結束リング部46と大径結束リ
ング部48、および連結腕部49の電線に沿う方向の寸
法が小さく、該配索調整具40による配索調整後に一般
電線47の外周にテープ巻きを行う場合でも、一般電線
47は大径結束リング部48によって結束されている。
よって、一般電線47の束が緩んだり、或いは一部の一
般電線47が配索調整具40から脱落するということは
なく、テープ巻作業を容易にしかつ生産性を高めること
ができる。
【0041】次に、本発明に係るワイヤハーネスの配索
調整具の第3実施の形態を図20および図21を参照し
て説明する。図20は本実施の形態である配索調整具6
0の斜視図、図21はこの配索調整具60によってワイ
ヤハーネスを配索調整した断面図である。
【0042】図20および図21に示すように配索調整
具60は、前記実施の形態の配索調整具40と同様に、
配索される電線に沿って長尺に形成された2重筒状構造
である。この配索調整具60は、電線挿通用の切り離し
部62から挿入される重要電線群65を束ねる小径結束
リング部66と、この小径結束リング部66より径の大
きなリング状を成して該小径結束リング部66の外側に
一般電線群67を束ねる大径結束リング部68と、この
大径結束リング部68のほぼ中心に小径結束リング部6
6が位置するように大径結束リング部68と小径結束リ
ング部66とを連結する一対の腕部材70,71からな
る連結腕部69とから構成されている。
【0043】そして、前記配索調整具40と異なる部分
は、大径結束リング部68と小径結束リング部66が、
可撓性の蛇腹管から構成されており、かつ連結腕部69
の腕部材70,71も可撓性を備えた凹凸状に形成され
ている。したがって、配索調整具60は、電線が配索さ
れる部材形状に沿って自在に屈曲することができるとと
もに、配索調整具60に作用する外力に対しても屈曲す
ることで衝撃を十分吸収することができる。また、大径
結束リング部68は、一対の腕部材70,71の先端部
から互いに逆向きに半円弧状に延出した一対の湾曲部材
63,64から構成されている。また、小径結束リング
部66と大径結束リング部68、および連結腕部69と
は合成樹脂による一体成形によって形成されている。
【0044】次に、本実施の形態の配索調整具60を用
いてワイヤハーネスの配索調整をする場合の作業手順を
図21に基づいて説明する。先ず、ワイヤハーネスの構
成要素となっている電線群の内の一般電線群67を適宜
結束治具等で仮に束ねた状態にしてから、電線挿入溝6
1から小径結束リング部66と大径結束リング部68と
の空隙部分に一般電線群67を随時挿入して収容保持さ
せる。
【0045】次いで、連結腕部69を構成する一対の腕
部材70,71間の電線挿入溝である切り離し部62か
ら、小径結束リング部66内に重要電線群65を挿入し
て収容保持する。このとき、重要電線群65の挿入口で
ある湾曲部材63,64と連結腕部69との接続部分に
適宜な曲率を有する面取部70a,71aが設けられて
いるため、重要電線群65の挿入作業を良好に行うこと
ができる。
【0046】上述のように本実施の形態の配索調整具6
0を用いれば、ワイヤハーネスの構成要素となっている
電線群のうちの重要電線群65を電線束の中心部に位置
させる中央配索を容易かつ確実に達成することができ
る。しかも、配索調整具60全体が蛇腹状に構成されて
いるので、自在に屈曲させることができ電線群の配索位
置の形状に沿って取付けることができる。この屈曲した
状態でも重要電線群65は、常に配索調整具60の中心
部分に保持されており、小径結束リング部66と大径結
束リング部68の2重の壁によって確実に保護されるこ
とになる。
【0047】次に、本発明に係るワイヤハーネスの配索
調整具の第4実施の形態を図22を参照して説明する。
この配索調整具80の基本的な構成は、上記配索調整具
40,60と類似している。即ち、配索される電線に沿
って長尺に形成された2重筒状構造である。この配索調
整具80は、電線挿通用の切り離し部82から挿入され
る電源系の重要電線群を束ねる小径結束リング部86
と、この小径結束リング部86より大径であり小径結束
リング部86の外側に信号系を含む一般電線群を束ねる
大径結束リング部88と、この大径結束リング部88と
小径結束リング部86とを連結する一対の腕部材90,
91からなる連結腕部89とから構成されている。
【0048】そして、上記配索調整具40,60と異な
る部分は、大径結束リング部88の外周面と小径結束リ
ング部86の内周面、および連結腕部89を構成する腕
部材90,91の内側面にシールド用の金属箔92が被
覆されていることである。この金属箔としては、アルミ
箔や銅箔等であり、この金属箔をポリエステルテープ等
の樹脂フィルムにラミネートしたものが貼られている。
また、連結腕部89の中間部分に金属箔92を接地(ア
ース)するためのドレンワイヤを収納保持するドレンワ
イヤ保持部87が設けられている。したがって、上記配
索調整具60のように中心に小径結束リング部86が配
設されていても良いし、ドレンワイヤ保持部87の配設
位置を考慮して中心から多少偏った位置に配設されても
良い。
【0049】また、ドレンワイヤ保持部87の内径は、
ドレンワイヤの外径より若干小さく設定されており、ド
レンワイヤの保持を確実にすることで充分な接地を得る
ことができるので高いシールド性を得ることができる。
また、大径結束リング部88内の一般電線群と小径結束
リング部86内の重要電線群とは、小径結束リング部8
6内周面に被覆された金属箔92によって遮蔽されるた
め、電源系の重要電線群から放射されるノイズが信号系
の一般電線群に及ぼす影響を最小限に抑えることができ
る。また、大径結束リング部88の外周面にも金属箔9
2が被覆されているため、外部からの外来ノイズの影響
を抑えることもできる。したがって、特にノイズ対策と
してシールド線等を使用する必要がなく、電線の細径化
および軽量化等を図ることができる。
【0050】なお、前記配索調整具80は、すでに説明
した蛇腹管構成の配索調整具60に適用できることは言
うまでもない。また、小径結束リング部が結束する重要
電線の本数や、大径結束リング部が結束する一般電線の
本数は、以上の実施の形態に限定するものではない。
【0051】
【発明の効果】以上本発明のワイヤハーネスの配索調整
具によれば、重要電線を結束する小径結束リング部と、
一般電線を結束する大径結束リング部とがほぼ同心に配
置された構成となっており、重要電線を小径結束リング
部に収容保持させると共に、一般電線を大径結束リング
部に収容保持させることで、ワイヤハーネスの構成要素
となっている電線群のうちの重要電線を電線束の中心部
に位置させる中央配索を容易かつ確実に達成することが
できる。
【0052】また、前記中央配索が終了した時点で、重
要電線の外側にほぼ均等に配置された一般電線は、既に
大径結束リング部によって結束された状態にある。よっ
て、作業者が配索調整箇所から手を離しても一般電線が
ワイヤハーネスの配索調整具から脱落したり、或いは一
般電線の束が緩んで中央配索状態が崩れるようなことが
ない。そのため、一般電線の束の外周へテープ巻等を行
う場合にも、テープ巻作業が容易にでき、かつ生産性を
高めることができる。
【0053】さらに、重要電線を小径結束リング部内に
収容保持させる重要電線結束工程、一般電線は別の適宜
結束治具で束ねた状態にする一般電線仮結束工程、重要
電線を収容保持した小径結束リング部を一般電線の束に
押し込む重要電線押し込み工程の各工程を経ることによ
り、一般電線の中心に重要電線を位置させた中央配索状
態を容易かつ確実に得ることができる。そして、この状
態でバンド部を一般電線に巻き付けてバンド部の先端を
バンド係止部に係止させる一般電線結束工程により重要
電線の周囲を囲む一般電線群を大径結束リング部で束ね
た状態にする中央配索状態が、一般電線の配索調整具か
らの脱落や一般電線束の緩み等を起こさずに確実に達成
できる。また、大径結束リング部で一般電線を束ねた状
態にすれば、一般電線の仮結束した結束治具を解除して
も、中央配索状態が崩れることはなく、一般電線の外周
にテープ巻きを行う場合でも、テープ巻き作業を容易に
行うことができる。
【0054】さらに、大径結束リング部が結束バンド構
造をなしている場合、ワイヤハーネスの構成要素となっ
ている一般電線の本数に増減がある場合でも、結束力等
を低下させずに、適切な電線結束が可能になる。また、
連結腕部が一対の腕部材によって構成され、大径結束リ
ング部が一対の湾曲部材によって構成される場合、一般
電線を収容保持させる一般電線結束工程と、重要度の高
い電線を収容保持させる重要電線結束工程を行うこと
で、一般電線の中心部に重要電線を配索する中央配索状
態を確実に得ることができる。
【0055】しかも、小径結束リング部と大径結束リン
グ部とを連結している連結腕部が、重要電線を小径結束
リング部内に入れる際のガイドとして作用するため、重
要電線の小径結束リング部への挿入操作が容易になる。
また、小径結束リング部と大径結束リング部、および連
結腕部を電線に沿って長く形成した場合、配索調整具が
2重筒状構造となるため、テープ巻きが不要となりワイ
ヤハーネスの製造工程の簡略化および生産性の向上等を
図ることも期待できる。
【0056】また、小径結束リング部、大径結束リング
部および腕部材が、屈曲自在な蛇腹状に形成されている
ことで、配索調整具全体を電線の配索箇所の形状に対応
させて自在に折り曲げることができるので、電線群の配
索位置の形状に沿って取付けることができ、配索調整具
の自由度を向上させることができると共に、振動等の外
力に対して衝撃を吸収することができる。また、屈曲し
た状態でも重要電線群は、常に配索調整具の中心部分に
保持され、小径結束リング部と大径結束リング部の2重
の壁によって確実に保護される。
【0057】また、切り離し部の電線挿入口である湾曲
部材端部に面取部が設けられていることで、切り離し部
への電線の挿入性が向上し、屈曲した配索調整具に対し
ても容易に挿入することができる。
【0058】また、小径結束リング部および大径結束リ
ング部の周面上にシールド用の金属箔が形成されている
ことで、外来ノイズの影響を確実に低減させることがで
きると共に、一般電線に対する重要電線の放射ノイズの
影響も確実に低減させることができる。
【0059】更に、連結腕部に接地用のドレンワイヤを
保持するドレンワイヤ保持部が設けられていることで、
シールド線等の使用を削減させることができるので、軽
量かつ小型化を図ることができると共に、コストダウン
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の配索調整具の第1実施の形態を示す斜
視図である。
【図2】図1における配索調整具によりワイヤハーネス
を配索調整した状態を示す断面図である。
【図3】ワイヤハーネスを結束治具により仮結束した状
態を示す正面図である。
【図4】本実施の形態の重要電線結束工程を示す作用説
明図である。
【図5】図4における要部断面図である。
【図6】本実施の形態の重要電線押し込み工程を示す作
用説明図である。
【図7】図6における要部断面図である。
【図8】図6における重要電線押し込み工程の完了状態
を示す作用説明図である。
【図9】図8における要部断面図である。
【図10】本実施の形態の一般電線結束工程を示す作用
説明図である。
【図11】図10における要部断面図である。
【図12】本発明の配索調整具の第2実施の形態を示す
斜視図である。
【図13】図12におけるワイヤハーネスを配索調整し
た状態を示す断面図である。
【図14】図12における一般電線結束工程を示す作用
説明図である。
【図15】図14における要部断面図である。
【図16】図12における重要電線押し込み工程を示す
作用説明図である。
【図17】図16における要部断面図である。
【図18】図16における重要電線押し込み工程の完了
状態を示す作用説明図である。
【図19】図18における要部断面図である。
【図20】本発明の配索調整具の第3実施の形態を示す
斜視図である。
【図21】図20におけるワイヤハーネスを配索調整し
た状態を示す断面図である。
【図22】本発明の配索調整具の第4実施の形態を示す
断面図である。
【図23】従来の配索調整具によるワイヤハーネスの中
央配索を示す斜視図である。
【図24】図20における断面図である。
【符号の説明】
20,40,60,80 配索調整具 21,41 ワイヤハーネス 22,42,62,82 電線挿通用の切り離し部 23,24,43,44,45,65 重要電線 25,46,66,86 小径結束リング部 26,47,67 一般電線 27,48,68,88 大径結束リング部 28,49,69,89 連結腕部 31 バンド部 32 バンド係止部 33 係止溝 34 バンド挿通孔 50,51,70,71,90,91 腕部材 53,54,63,64,83,84 湾曲部材 56 ロック部 56a ロック片 56b ロック溝 70a,71a 面取部 87 ドレンワイヤ保持部 92 シールド用金属箔
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02G 3/04 J

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤハーネスの構成要素となっている
    電線群のうちの重要度の高い電線が電線束の中心部に位
    置するように、前記電線群の配索を調整するワイヤハー
    ネスの配索調整具であって、 環の一部に電線挿通用に切り離された切り離し部を備え
    ると共に、該切り離し部から挿入された電線を束ねる小
    径結束リング部と、該小径結束リング部より大径であり
    前記小径結束リング部の外側に電線を束ねる大径結束リ
    ング部と、該大径結束リング部のほぼ中心に前記小径結
    束リング部が位置するように前記大径結束リング部と前
    記小径結束リング部とを連結する連結腕部とを備えてい
    ることを特徴とするワイヤハーネスの配索調整具。
  2. 【請求項2】 前記連結腕部の一端が、小径結束リング
    部の電線挿通用の切り離し部を構成している一方のリン
    グ端部付近に連結され、該連結腕部の他端が連結される
    大径結束リング部が、電線群を束ねるための可撓性を有
    した帯状のバンド部と、該バンド部の先端部を係止する
    バンド係止部とを備えた結束バンドであることを特徴と
    する請求項1に記載のワイヤハーネスの配索調整具。
  3. 【請求項3】 前記連結腕部が、前記小径結束リング部
    の前記切り離し部を構成している一対の端部から互いに
    ほぼ平行に延出した一対の腕部材によって構成され、前
    記大径結束リング部が、前記腕部材の先端部から互いに
    逆向きに半円弧状に延出した一対の湾曲部材によって構
    成されていることを特徴とする請求項1に記載のワイヤ
    ハーネスの配索調整具。
  4. 【請求項4】 前記小径結束リング部、前記大径結束リ
    ング部および前記腕部材が、屈曲自在な蛇腹状に形成さ
    れていることを特徴とする請求項1および3に記載のワ
    イヤハーネスの配索調整具。
  5. 【請求項5】 前記切り離し部の電線挿入口である前記
    湾曲部材端部に面取部が設けられていることを特徴とす
    る請求項3に記載のワイヤハーネスの配索調整具。
  6. 【請求項6】 前記小径結束リング部および前記大径結
    束リング部の周面上にシールド用の金属箔が形成されて
    いることを特徴とする請求項1および3に記載のワイヤ
    ハーネスの配索調整具。
  7. 【請求項7】 前記連結腕部に接地用のドレンワイヤを
    保持するドレンワイヤ保持部が設けられていることを特
    徴とする請求項6に記載のワイヤハーネスの配索調整
    具。
JP7205959A 1994-08-15 1995-08-11 ワイヤハーネスの配索調整具 Pending JPH08109981A (ja)

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JP6-191608 1994-08-15
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014176134A (ja) * 2013-03-06 2014-09-22 Furukawa Electric Co Ltd:The ワイヤーハーネス保持体
CN105891557A (zh) * 2016-06-07 2016-08-24 台州发电厂 多功能电动操作杆

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JP2014176134A (ja) * 2013-03-06 2014-09-22 Furukawa Electric Co Ltd:The ワイヤーハーネス保持体
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