JPH0810959B2 - 音響再生装置内蔵テレビセット - Google Patents

音響再生装置内蔵テレビセット

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JPH0810959B2
JPH0810959B2 JP1118007A JP11800789A JPH0810959B2 JP H0810959 B2 JPH0810959 B2 JP H0810959B2 JP 1118007 A JP1118007 A JP 1118007A JP 11800789 A JP11800789 A JP 11800789A JP H0810959 B2 JPH0810959 B2 JP H0810959B2
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JP
Japan
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center
speaker
sound
built
signal
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JP1118007A
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JPH02296499A (ja
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亮 田上
清一 石川
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は入力されたオーディオ信号を再生するセンタ
ースピーカの虚音源をブラウン管中央に作ることによ
り、音像をブラウン管中央に定位させることのできる音
響再生装置内蔵型テレビセットに関するものである。
従来の技術 近年、ビデオやレーザーディスクに代表されるように
映画ソフトが数多く出回ってきた。またテレビの大画面
化が進み、映像は映画館なみの迫力感、臨場感を家庭内
でも体感できるようになってきた。それに伴って、大画
面サイズの映像にマッチさせたテレビ用音響再生装置の
開発が進められている。
従来の音響再生装置内蔵テレビセットの構成を、以下
図面を参照しながら説明する。
第2図は従来の音響再生装置内蔵テレビセットの構成
を示したものである。第2図において、1はオーディオ
信号入力手段、2は増幅器、3はセンタースピーカ、8
はテレビボックス、9はブラウン管である。
以上のように構成された従来の音響再生装置内蔵テレ
ビセットの動作について以下説明する。
オーディオ信号入力手段1によって入力されたオーデ
ィオ信号は増幅器2で増幅され、ブラウン管9の下方に
置かれたセンタースピーカ3で再生される。この様にテ
レビブラウン管中央下に設置されたセンタースピーカか
らオーディオ信号を再生させることによって、音像を左
右方向について中央に定位させることができた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成において、テレビ放送
等のようにおもに人が画面中央に映っている場合、左右
方向の定位に関しては映像と一致させることができる
が、上下方向に関しては音像がセンタースピーカの位置
(この場合はブラウン管の中央下)に定位してしまい、
映像はブラウン管中央、音像はブラウン管中央下という
ように、映像と音像との上下方向がずれてしまうという
問題点を有していた。
本発明は上記問題点に鑑み、センタースピーカから再
生された信号をブラウン管中央に定位させ、映像の位置
と一致させることのできる音響再生装置内蔵テレビセッ
トを提供するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明の音響再生装置内
蔵テレビセットは、オーディオ信号が入力される信号入
力手段と、テレビブラウン管の中央に音像を定位させる
ために入力された信号をディジタル信号処理する虚音源
制御手段と、テレビブラウン管の左右方向の中央かつ下
方に、あるいはテレビブラウン管の左右方向の中央かつ
上方に、あるいはテレビブラウン管の左右方向の中央か
つ上下両方に音響放射面を持つセンタースピーカとを具
備し、虚音源制御手段の出力がセンタースピーカに印加
されることを特徴とするものである。
作用 センタースピーカから再生されるべき信号をディジタ
ル信号処理する虚音像制御手段を設けることによって、
その音像をブラウン管中央に定位させ、映像の位置と一
致させることが可能となる。
実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら
説明する。
第1図は、本発明の音響再生装置内蔵テレビセットを
示すものである。第1図において、1はオーディオ信号
入力手段、2は増幅器、3はセンター実スピーカ(以
下、実スピーカと記す)、4はセンター虚スピーカ(以
下、虚スピーカと記す)、5は入力した信号を信号処理
し虚スピーカ4を作るための虚音源制御手段、8はテレ
ビボックス、9はブラウン管である。受聴者がブラウン
管9の中心を向いていると仮定すると、実スピーカから
左耳に達する伝達関数と右耳に達する伝達関数とは等し
くなる。虚スピーカからの伝達関数の場合も同様であ
る。6は実スピーカ3から受聴者の左及び右の耳に達す
る伝達関数でありHDで記述することとし、ブラウン管中
央に位置した虚スピーカ4からの伝達関数Rを7として
図面では示している。オーディオ信号入力手段1によっ
て入力された信号Sが虚スピーカ4であたかも再生され
ているような効果を実スピーカ3を用いて実現するため
に、虚音源制御手段5は入力された信号にEDという伝達
特性の処理を施して、その信号が増幅器2によって増幅
され実スピーカ3から出力される。このとき受聴者の
左、右の耳元における信号PRL,PRRは PRL=PRR=S*ED*HD ……(1) である。また虚スピーカ4で信号Sを再生したときの受
聴者の左,右の耳元における信号PIL,PIRは PIL=PIR=S*R ……(2) である。受聴者の左の耳元での信号PRL,PILが等しく、
受聴者の右の耳元での信号PRR,PIRが等しければ、実ス
ピーカ3で再生しても、虚スピーカ4で再生したときと
同じ効果が得られる。したがって上式から、 ED=R/HD ……(3) としてEDが決定される。虚音源制御手段5において式
(3)で表されるEDを実現することによって虚スピーカ
4を作ることができ、実スピーカ3で再生された信号を
ブラウン管中央に定位させることができる。
また実スピーカをブラウン管中央上に設置した場合の
虚音源制御手段5で実現する伝達特性EUは(4)式で表
される。
EU=R/HU ……(4) HU:ブラウン管中央上に設置した実スピーカから耳に
達する伝達関数 また実スピーカをブラウン管中央下と上に設置した場
合は、入力信号にEDの伝達特性の処理を施した信号を中
央下のスピーカから、EUの伝達特性の処理を施した信号
を中央上のスピーカから再生すればよい。
これらの場合も実スピーカで再生された信号をブラウ
ン管中央の虚スピーカの位置に定位させることができ
る。
発明の効果 以上のように本発明は、センタースピーカから再生さ
れるべき信号をディジタル信号処理する虚音像制御手段
を設けることにより、センタースピーカで再生される信
号がテレビブラウン管中央に定位し、音像と映像との定
位位置が一致するため自然な音響再生を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明特許請求範囲の一実施例である音響再生
装置内蔵テレビセットのブロック図、第2図は従来の音
響再生装置内蔵テレビセットのブロック図である。 1……オーディオ信号入力手段、2……増幅器、3……
センター実スピーカ、4……センター虚スピーカ、5…
…虚音源制御手段、6……実スピーカからの伝達関数、
7……虚スピーカからの伝達関数、8……テレビボック
ス、9……ブラウン管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オーディオ信号が入力される信号入力手段
    と、テレビブラウン管の中央に音像を定位させるために
    入力された信号をディジタル信号処理する虚音源制御手
    段と、テレビブラウン管の左右方向の中央かつ下方に、
    あるいはテレビブラウン管の左右方向の中央かつ上方
    に、あるいはテレビブラウン管の左右方向の中央かつ上
    下両方に音響放射面を持つセンタースピーカとを具備
    し、虚音源制御手段の出力がセンタースピーカに印加さ
    れることを特徴とする音響再生装置内蔵テレビセット。
JP1118007A 1989-05-11 1989-05-11 音響再生装置内蔵テレビセット Expired - Lifetime JPH0810959B2 (ja)

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JPH02296499A JPH02296499A (ja) 1990-12-07
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