JPH08109527A - 精紡工程における自動玉揚機の走行制御方法 - Google Patents

精紡工程における自動玉揚機の走行制御方法

Info

Publication number
JPH08109527A
JPH08109527A JP26322894A JP26322894A JPH08109527A JP H08109527 A JPH08109527 A JP H08109527A JP 26322894 A JP26322894 A JP 26322894A JP 26322894 A JP26322894 A JP 26322894A JP H08109527 A JPH08109527 A JP H08109527A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
machine
doffing
full
spinning
state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26322894A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Shimura
村 壮 夫 志
Masao Wakai
井 正 夫 若
Toru Akaho
穂 徹 赤
Yasuo Ito
藤 康 夫 伊
Noriyuki Nanjo
條 敬 之 南
Kazuo Nozue
末 和 夫 野
Masanao Ogawa
川 正 直 小
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nisshinbo Holdings Inc
Original Assignee
Nisshinbo Industries Inc
Nisshin Spinning Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nisshinbo Industries Inc, Nisshin Spinning Co Ltd filed Critical Nisshinbo Industries Inc
Priority to JP26322894A priority Critical patent/JPH08109527A/ja
Publication of JPH08109527A publication Critical patent/JPH08109527A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 玉揚げ待機時間を可及的に短かくし、玉揚げ
前の満管停台の回避をも可能にする自動玉揚機の最適走
行のための制御方法の提供。 【構成】 一台の自動玉揚機が担当する複数台の精紡機
1について、各台のボビンの実際の分玉状態をリングレ
−ルの上下回数、或は、フロントロ−ラの回転数をカウ
ントした数値デ−タとして検出すると共に、実際の分玉
状態を示す実カウント値(又は生デ−タ)に基づいて、
前記各精紡機に、その満管を示す満管ランプFLと満管
に近い所定の分玉状態を示す満管予報ランプELとを選
択的に点灯できるようにしておき、玉揚時に、前記生デ
−タが既に満管乃至は満管直前を示す台はそのまま満管
ランプFL又は満管予報ランプELを点灯させてその機
台番号を示す信号を、前記玉揚機の走行を制御する制御
部3へ供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数の精紡機を同時に
稼動させている精紡機工場において、各精紡機の満管停
台した玉揚げ待機時間をより少なくし、更には、満管停
台をも可能な限り回避するために、自動玉揚機の走行を
最適かつ無駄なく行わせるための制御方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】精紡工場においては精紡工程で多数の精
紡機(以下、精紡機を機台、又は、台ともいう)を同時
に稼動させている。この精紡工程は、前紡において形成
された篠巻きの篠を精紡機のフロントロ−ラとバックロ
−ラ間においてドラフトして細くし、更にフロントロ−
ラとリングの間において撚りをかけて紡いだ糸を空ボビ
ンに巻取らせる工程であるが、各精紡機のボビンが満管
になると、満管になったボビンと空ボビンとを入替えた
り、或は、満管ボビンを台下に一時待避させて、ジョイ
ントコンベアによるボビンの入替えを待たせる、いわゆ
る玉揚げが行われる。
【0003】玉揚げは、通常、自動的に空ボビンと満管
ボビンとを入替えることが出来るように形成された自動
玉揚機が複数台の精紡機の玉揚げを担当して行うため、
多数の精紡機列の中に複数台の自動玉揚機が、各精紡機
に対して接台可能に走行制御されて配置されている。そ
して、1台の自動玉揚機が担当する各精紡機のボビンが
満管になるタイミングは、紡出する糸の品種・番手・一
本量(管糸1本に巻く量)が異なること、精紡工程中の
保全作業の有無や回数の差があること、或は、篠替えな
どの影響があることなどの諸要因によって、各精紡機と
も巻始めから満管になるまでの時間が全く個々(例え
ば、1時間〜1週間といった差がある)であり、従っ
て、各精紡機ごと全く個々に満管のタイミングが到来す
る。
【0004】一方、各精紡機には、塔載されている空ボ
ビンが紡出された糸で満管になると、当該精紡機を自動
停止させ、玉揚げ準備状態にして待機するという満管停
止機能(以下、満管停台という)が付与されている。自
動玉揚機による玉揚げはこの玉揚げ待機時間(停台時
間)をできるだけ短時間に抑制できるように行なう必要
がある。
【0005】しかし、上述のように同時に稼動している
多数の精紡機の空ボビンが満管になるタイミングは、上
記のように各精紡機ごとランダムであるため、自動玉揚
機はこの玉揚機が担当する多数の精紡機の間を、次々に
満管になる精紡機を求めて左,右に頻繁に走行移動する
ことを余儀なくされるが、前記自動玉揚機は、玉揚作業
中や移動中には他の満管台の玉揚げ作業を行うことがで
きないため、単に満管になった台から順に玉揚げをする
ため満管台に向けて走行させるだけでは、別の既に満管
になった満管台を通過して、遠い満管台に接台する場合
もあり、結局、多くの満管停台が発生し、玉揚げ待機時
間が長くなりがちになる。
【0006】このような状況に対して、各精紡機の現在
の分玉状態から満管になる台とその順序を予測し、玉揚
機に無駄の少ない走行をさせることができれば、玉揚げ
待機時間の大幅な縮少を図ることが可能であると考えら
れるが、各精紡機が満管になるのは上述したように品種
・番手等によって大幅な差があるため、このような各精
紡機の現在の分玉状態を検出し、分玉状態を示す検出数
値同士を単に比較しただけでは、いずれの精紡機が早
く、或は、遅く満管になるかを予測することはできな
い。例えば、現在の分玉状態が八部玉を示す台が2台あ
った場合、現在の分玉状態が同じでも、満管になるタイ
ミングは番手によって異なる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
点に鑑み、品種・番手等によって満管になるタイミング
が一律ではない多数の精紡機の夫々が満管になる順序を
予め予測して玉揚機を走行させることによって、各精紡
機の玉揚げ待機時間を可及的に短かくし、望ましくは玉
揚げ前の満管停台の回避をも可能にする自動玉揚機の無
駄のない最適な走行のための制御方法を提供することを
課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
を目的としてなされた本発明方法の一の構成は、一台の
自動玉揚機が担当する複数台の精紡機について、各台の
ボビンの実際の分玉状態を検出すると共に、検出した実
際の分玉状態を示す数値デ−タに基づいて前記各精紡機
に、その満管を示す満管ランプと満管に近い所定の分玉
状態を示す満管予報ランプとを選択的に点灯できるよう
にしておくこと、玉揚時に、前記の各精紡機の中で既に
現時点の実際の分玉状態の数値デ−タが満管乃至は満管
直前状態になっている精紡機には直ちに満管ランプ又は
満管予報ランプを点灯させると共にその機台番号を示す
信号を制御部へ供給すること、分玉状態が未満管の各精
紡機に関しては、その中の最小分玉状態の精紡機から最
大分玉状態の精紡機までの各精紡機について、現時点の
分玉状態を示す数値デ−タを前記各精紡機同士の間で比
較するために換算し、それぞれの換算値をK0〜Knに設定
すると共に前記玉揚機が玉揚げに要する平均時間を示す
数値を玉揚間隔基準値Lとして設定すること、最小分玉
状態の精紡機を除いた残りの精紡機の前記換算値K1〜Kn
に対してそれぞれに前記玉揚間隔を考慮した補正値を形
成するため、各補正値は、換算値K0に対しては補正値
K0′=K0とし、換算値K1に対してはK1とK0′を比較し、
K1−K0′≦Lの場合は、補正値K1′=K0′+Lとする
が、K1−K0′〉Lの場合には補正値K1′=K1とし、以下
同様にしてKn−Kn-1′≦Lの場合は補正値Kn′=Kn-1
+Lとするが、Kn−Kn-1′〉Lの場合は補正値Kn′=Kn
として、各補正値をK0′、K1′・・・・、Kn′と形成す
ること、前記の未満管の各精紡機についての各補正値
K1′〜Kn′を前記換算前の数値デ−タと同単位の数値デ
−タに戻し、この戻した数値デ−タが予め設定されてい
る満管直前の状態を示す数値デ−タと一致するか又は超
えたとき、夫々の精紡機について満管予報ランプを点灯
させてその機台番号を制御部へ供給すること、以上のプ
ロセスを経て前記制御部が満管ランプの点灯台、及び、
満管予報ランプの点灯台の中から玉揚げ最適台を選出
し、このようにして選出される前記の各精紡機に自動玉
揚機を接台させることを特徴とするものである。
【0009】また、上記課題を解決するための他の構成
は、一台の自動玉揚機が担当する複数台の精紡機につい
て、各台のボビンの実際の分玉状態を検出すると共に、
検出した実際の分玉状態を示す数値デ−タに基づいて前
記各精紡機に、その満管を示す満管ランプと満管に近い
所定の分玉状態を示す満管予報ランプとを選択的に点灯
できるようにしておくこと、玉揚時に、前記の各精紡機
の中で既に現時点の実際の分玉状態の数値デ−タが満管
乃至は満管状態直前の精紡機に対しては満管ランプ又は
満管予報ランプを点灯させると共にその機台番号を示す
信号を制御部へ供給すること、分玉状態が未満管の各精
紡機に関しては、その中で中間の分玉状態にある精紡機
の実際の分玉状態を示す数値デ−タを、他の精紡機の分
玉状態と比較するために換算して基準の換算値Mmとする
と共に前記玉揚機が玉揚げに要する平均時間を示す数値
を玉揚間隔基準値Lとして設定すること、前記中間の分
玉状態より分玉状態が小さい各精紡機について、各精紡
機の現時点の分玉状態を示す数値デ−タを換算すると共
に、各換算値Mm〜M0に対してそれぞれに前記玉揚間隔を
考慮した補正値を形成するため、各補正値は、換算値Mm
に対しては補正値Mm′=Mmとし、換算値Mm-1に対しては
Mm′−Mm-1≦Lの場合、補正値Mm-1′=Mm′−Lとする
が、Mm′−Mm-1〉Lの場合は、補正値Mm-1′=Mm-1
し、以下同様にしてMp′−Mp-1≦Lの場合には補正値Mp
-1′=Mp′−Lとするが、Mp′−Mp-1〉Lの場合には、
補正値Mp-1′=Mp-1として、各補正値をMm-1′,Mm-2
・・・・M0′と形成すること、前記の中間の分玉状態よ
り分玉状態が大きい各精紡機については、各精紡機の現
時点の分玉状態を示す数値デ−タを換算すると共に、各
換算値Mm+1〜Mnに対してそれぞれに前記玉揚間隔を考慮
した補正値を形成するため、Mm+1−Mm′≦Lの場合は補
正値Mm+1′=Mm′+Lとするが、Mm+1−Mm′〉Lの場合
には補正値Mm+1′=Mm+1とし、以下同様にしてMp−M
p-1′≦Lの場合は補正値Mp′=Mp-1′+Lとするが、M
p−Mp-1′〉Lの場合には補正値Mp′=Mpとして、各補
正値をMm+1′,Mm-2′・・・・Mn′と形成すること、各
精紡機について夫々の前記各補正値と各精紡機の実際の
分玉状態を示す数値デ−タの換算値の差に基づいて、各
精紡機のモ−タの回転速度を増減し各精紡機が玉揚げ可
能状態になるのを遅,早制御すること、未満管の各精紡
機の各補正値を前記換算前の数値デ−タと同単位の数値
デ−タに戻し、この戻した数値デ−タが、予め設定した
満管直前状態を示す数値デ−タと一致するか又は超えた
とき、夫々の精紡機に満管予報ランプを点灯させその機
台番号を制御部に供給すること、以上のプロセスを経て
満管ランプの点灯台、及び、満管予報ランプの点灯台の
中から玉揚げ最適台を選出し、このようにして選出され
る前記の各精紡機に自動玉揚機を接台させることを特徴
とするものである。
【0010】
【作用】本発明は、一台の自動玉揚機が担当する複数台
の精紡機について、各台のボビンの実際の分玉状態をリ
ングレ−ルの上下回数、或は、フロントロ−ラの回転数
をカウントした数値デ−タとして検出すると共に、検出
した実際の分玉状態を示す実カウント値(生デ−タとも
いう)に基づいて、前記各精紡機に、その満管を示す満
管ランプと満管に近い所定の分玉状態を示す満管予報ラ
ンプとを選択的に点灯できるようにしておき、玉揚時
に、前記生デ−タが既に満管乃至は満管直前を示す台は
そのまま満管ランプ又は満管予報ランプを点灯させてそ
の機台番号を示す信号を、前記玉揚機の走行を制御する
制御部へ供給する一方、実際の分玉状態が未満管の各精
紡機に関しては、各精紡機相互の分玉状態の比較のため
に前記生デ−タを換算値に演算すると共に、各台の換算
値を自動玉揚機の平均玉揚時間を考慮した補正値にそれ
ぞれ形成し、前記生デ−タに基づく換算値と補正値との
差に基づいて精紡速度を加減するためにモ−タの回転速
度の制御を行うか、又は、回転速度の制御を行なわない
で、前記各補正値を前記生デ−タの単位と同じ単位の数
値に戻し、この戻された数値に基づいて前記満管ランプ
又は満管予報ランプを点灯させ、これらの点灯デ−タに
よって自動玉揚機の走行デ−タを形成して、該デ−タに
より自動玉揚機の走行を制御する。
【0011】
【実施例】次に本発明の実施例について説明する。図1
は本発明方法が適用される、多数配列された精紡機とこ
の間に配置される自動玉揚機とのレイアウト状態の一例
を示す平面図である。
【0012】図において、1は精紡機で、ここでは一列
に39台が並べられた3列の精紡機列L1〜L3として配置さ
れている。21〜25は、各台列L1〜L3の間の通路R1とR2
に、一例として5台配置した自動玉揚機で、このうち2
台の自動玉揚機21,22は、第1列L1と第2列L2の精紡機
1の玉揚げを行い、残り3台の自動玉揚機23〜25が第2
列L2と第3列L3の精紡機の玉揚げを行うように設定され
ているものとする。
【0013】この実施例において、各自動玉揚機21〜25
のそれぞれが分担して玉揚げ対象とする複数台の精紡機
1は、予め特定されているが、本発明方法の適用におい
て、自動玉揚機の担当台数を何台にするかは、任意に設
定、或は、変更可能な事項である。
【0014】而して、すべての精紡機1が同一品種・番
手の糸を精紡することを考えると、各精紡機1は、理論
上、一斉に満管状態になると考えられるが、実際には、
同一品種・番手の糸の紡出においても各精紡機1の機種
・年代による回転の違い、或は、保全作業の有無などが
あって、各精紡機1が一斉に満管状態になることは事実
上ない。また、通常は、精紡機1によって異なる品種,
番手の糸を紡出させることが多いので、各精紡機1の満
管状態は、ますますバラつくこととなる。
【0015】従来、上記のような各精紡機1ごとに個々
に到来する満管状態に対し、その玉揚げを担当する自動
玉揚機21〜25のいずれかを逐次移動させて満管台1に接
台し、玉揚げを行うようにしているが、例えば、ある精
紡機1が満管になったので玉揚げのためその台1まで走
行させていたのでは、その直後に満管になる精紡機1を
通過して、遠くにある満管になった精紡機1に接台する
場合には、玉揚げ待機時間が長くなり全体としての精紡
効率が低下するという問題があることは、先に述べた通
りである。
【0016】また、逐次満管になる精紡機1に対し、単
に、満管になった順にその精紡機1まで移動して接台,
玉揚げするだけでは、玉揚げ担当範囲の各精紡機1の間
を、結果的に無駄な走行をし乍ら玉揚げをすることとな
り、上記の精紡効率低下の原因となっている。
【0017】そこで、本発明はこのような点に鑑み、満
管停台を極力抑制することができると共に、玉揚げのた
めの走行経路をより合理的に設定することができる制御
方法を完成したものであるので、以下にその具体例につ
いて説明する。
【0018】以下の実施例は、一台の自動玉揚機21につ
いて説明する。この玉揚機21は、説明の便宜のため、精
紡機列L1の20台の玉揚げを担当しているものとする。
【0019】3は制御部で、この制御部3では、前記20
台の各精紡機1について、それらの実際の分玉状態を、
各台のリングレ−ル(図示せず)の上下回数をカウント
すること、又は、フロントロ−ラの回転数をカウントす
ることにより常時検出し、逐次、最新のカウント値(以
下、実カウント値又は生デ−タという)を、適宜のサン
プリング周期で記憶する機能を具備している。前記の記
憶された実際の分玉状態を示す最新の実カウント値は、
管理制御部4において、他の品種・番手の糸を紡ぎ出し
ている台の分玉状態と比較するために、前記分玉状態を
示すカウント値を換算した数値(以下、換算値という)
に、適宜の周期において演算して換算する。この演算に
よって換算した数値が各精紡機1同士における実際の分
玉状態を互に比較するための換算値であり、管理制御部
4は、このようにして逐次換算される各精紡機1につい
ての最新の換算値を記憶する機能を具備している。図に
おいて、5は前記の各精紡機1,自動玉揚機21〜25,制
御部3,管理制御部4を接続した通信ケ−ブル、6は各
自動玉揚機21〜25への給電とデ−タ,信号の入出力のた
めに通路R1,R2に沿って設けたトロリダクトである。
【0020】一方、各精紡機1には、図2に例示するよ
うに、満管状態を示すために点灯する満管ランプFL
と、満管に近い分玉状態を示すために点灯する満管予報
ランプELとの2種類のランプが設けられており、両ラ
ンプFL,ELには、前記制御部3においてカウントさ
れる、例えばリングレ−ルの上下回数の実カウント値
(又はフロントロ−ラ1回転ごとの実カウント値)によ
る現在の実際の分玉状態を示す生デ−タによって、対応
する台1のランプFL又はELを点灯させるランプ点灯
制御部が接続されている。
【0021】つまり、各精紡機1は、その機台で紡出す
る糸の品種・番手等の条件によって、巻始めから満管に
なるまでの実カウント値(満管実カウント値)が、予め
判っており、従って、各精紡機の分玉状態から満管まで
は、上記の実カウント値から他の品種・番手台の実カウ
ント値と比較するための数値に換算した換算値によって
表わすことができるので、本発明では、ある台の実カウ
ント値から他の品種・番手の台の実カウント値と比較で
きる値に換算した換算値を、後に述べる演算の基礎とす
るものである。ここで、品種・番手が種々異なる各精紡
機の夫々の実カウント値を比較するための数値に換算し
た換算値とは、予め各機台ごとに判っている各満管実カ
ウント値のうち、仕掛かり中、又は、仕掛ける可能性の
ある品種・番手台全体の中で最大の満管実カウント値以
上の数値であって、計算しやすい数値を各機台共通の満
管換算カウント値とし、各台の満管実カウント値で前記
共通の満管換算カウント値を除した値に、各台の現在の
実カウント値を乗じた数値をいうものとする。
【0022】次に、上記の管理制御部4では、一例とし
て、自動玉揚機が第一列の20台の各精紡機1を担当する
場合に関して、各精紡機1の実カウント値が既に満管又
は満管に近い状態を示している台1については、その時
点で前記ランプFL又はELを点灯させる。これらのラ
ンプFL又はELが点灯された機台1からは、その台番
号とランプFL又はELが点灯された旨を示す信号が制
御部4に供給される。これによって制御部4は自動玉揚
機21の走行デ−タを形成し、この自動玉揚機21に自動玉
揚げ作業を開始させる。
【0023】一方、上記ランプFL,ELのいずれも点
灯されない分玉状態にある残りの台1については、各精
紡機1について分玉状態が小さい順に換算値をK0〜Knと
して求め、最小分玉台1の換算値をK0として設定する。
【0024】他方、自動玉揚機21が一台の精紡機1につ
いて玉揚げに要する平均時間(経験値として平均化した
もの)を示す数値が玉揚間隔基準値Lとして、予め前記
管理制御部4に設定されている。本発明では、実際の分
玉状態を換算した数値(換算値)を、前記玉揚間隔基準
値Lを考慮した補正値に形成し、この補正値の大きさを
判別することによって満管又はその予報ランプの点灯を
指令し、このランプ点灯に基づいて走行デ−タを形成す
るので、以下に詳しく述べる。
【0025】即ち、管理制御部4では、最小分玉台1の
換算値K0の補正値K0′を、前記換算値K0のままK0′=K0
と設定する。次に分玉状態が小さい台1の換算値K1と前
記補正値K0′を比較演算する。本発明では、K1−K0′<
Lのとき、K0′+L=K1′とおき、この数値K1′を、実
際の分玉状態の換算値K1に対する補正値とする。一方、
K1−K0′≧Lのときは前記の換算値K1をそのまま補正値
とする。このようにして、順次、残りの台について分玉
状態が大きくなる順に、その台の実際の分玉状態の換算
値Knと、その前の台の分玉状態の補正値(Kn-1)′とを
比較して、上記と同じ要領で補正値(換算値のままの補
正値を含む)を作り、各台1について、分玉状態を示す
補正値K0′〜Kn′を形成する。
【0026】前記の各台1について形成した夫々の補正
値K0′〜Kn′は、夫々に、当該各台1の元の数値デ−タ
と同単位の数値デ−タに換算して戻し、この戻された夫
々の数値デ−タを、管理制御部4において、予め設定し
た満管を示す数値デ−タ又は満管に近い状態を示す数値
デ−タと夫々に比較し、管理制御部4はこれらの数値デ
−タより大きい数値デ−タとなる補正値を持つ台に対
し、満管ランプFLか満管予報ランプELの点灯指令を
ランプ点灯制御部に出力する。この点灯によって、制御
部3には、前記精紡機1からランプ点灯を示す信号が供
給されるので、制御部3はこれをランプ点灯情報として
記憶する。制御部3に記憶されるランプ点灯情報は、自
動玉揚機21に対する行先デ−タを形成するため、管理制
御部4に取込まれる。
【0027】管理制御部4は、ランプ点灯情報に基づい
て行先デ−タを形成し、自動玉揚機21に対し次の態様に
よって玉揚げ走行指令を出す。即ち、満管ランプの点灯
台、予報ランプの点灯台の順に、前記行先デ−タによっ
て、自動玉揚機21に、接台して玉揚げすべき各機台1に
対する走行先を設定する。自動玉揚機21は、その位置か
ら最も距離の近い満管ランプ点灯機台、又は、予報ラン
プ点灯機台の中から接台すべき機台を選択し、順次玉揚
をするというように、現在の玉揚げ接台位置と設定され
た走行先とから、最適の走行順を作成して玉揚げのため
の走行をする。
【0028】以上の実施例の説明は、各精紡機1のモ−
タの回転速度の制御ができないタイプの精紡機列L1に対
する自動玉揚機の走行を制御するため、各精紡機1の現
時点の分玉状態を、他の品種・番手の糸を紡出している
台1の分玉状態と比較できるように換算した換算値に、
玉揚作業に要する平均時間を示す数値を加味した補正値
を加えるか又は加えないで、自動玉揚機の玉揚げに要す
る時間を考慮して各精紡機1のみかけ上の分玉状態を設
定することにより、自動玉揚機による玉揚時に満管停台
による玉揚げ待機時間の縮小化、乃至は、そのような時
間を無くするようにしたものである。
【0029】一方、精紡機1には、モ−タの回転速度
を、精紡品質の低下をもたらさない範囲で増減制御でき
るタイプがあるが、本発明はこのタイプの精紡機に対す
る自動玉揚機にも適用できるので、以下、この実施例に
ついて説明する。
【0030】この実施例では、精紡機列3Lが速度可変制
御タイプのモ−タを具備した精紡機1とし、この精紡機
列3Lに対する自動玉揚機23の走行制御について説明す
る。この場合においても、管理制御部4では分玉状態の
換算値が大きいものから順に10台を抽出する。このと
き、各台1における分玉状態の実カウント値が、既に、
満管状態乃至は満管に近い状態にある台1については、
直ちに満管ランプFL又は満管予報ランプELを点灯さ
せ、前記両ランプFL,ELが点灯させられた機台1の
ランプ情報を、玉揚げ走行のためのランプ点灯デ−タと
して形成する。
【0031】この実施例では、前記ランプFL又はEL
は未だ点灯されていないものとし、抽出した10台の精
紡機1について、各台1の分玉状態の換算値を求める。
次に、求めた換算値の中で、中間の分玉状態にある台1
を抽出し、その換算値をM5とする。このとき、自動玉揚
機23が一台の精紡機1について、玉揚げに要する平均時
間を玉揚間隔基準値Lとおく。この点は、先の実施例と
同様である。
【0032】次に、上記の各換算値に基づいて補正値を
形成するが、まず前記換算値M5の補正値をM5′とする。
次に、上記換算値M5の機台1に比べ次に分玉状態が小さ
い台1の換算値を換算値M4とし、この換算値M4と前記補
正値M5′とを比較演算する。この演算において、M5′−
M4<Lのとき、M5′−L=M4′とし、この数値M4′を前
記換算値M4の補正値とする。一方、M5′−M4≧Lのとき
は、前記数値M4を、そのまま補正値とする。以下、同じ
要領で残りの機台について補正値M3′〜M0′の演算を、
先に抽出して演算した台1の分玉状態に比べ分玉状態が
小さい側の各台1について順次行う。
【0033】一方、分玉状態の換算値が前記で基準とし
た台1の分玉状態の換算値M5より大きい台1について
は、小さい側から順に次のようにして各換算値の補正値
を求める。即ち、基準となる換算値M5に比べ次に大きい
分玉状態の換算値をM6とし、M6−M5′<Lであるとき、
この換算値M6は、M6′=M5+Lの補正値に演算し、M6
M5′≧Lであるときには、前記換算値M6をそのまま補正
値として見るという具合にして、順に分玉状態の大きい
台1について、夫々の台1の分玉状態を示す換算値M7
M10の補正値M7′〜M10′を形成する。
【0034】次に、上記の精紡機列3Lの各台1につい
て、上記で演算して求めた各補正値と、その台1の実際
の分玉状態を示す数値デ−タの換算値の差を、それぞれ
に演算し、その差が、精紡機の平均玉揚間隔に基づいて
設定した設定値Qのマイナス値以下の場合には、精紡機
1のモ−タの回転ダウン信号を、また、前記設定値Q以
上の場合には前記モ−タの回転アップ信号を管理制御部
4から出力するようにしている。
【0035】これによって、各精紡機1のモ−タは、夫
々に前記制御部4からの指令によって回転ダウン、或
は、回転アップの制御がなされ、このモ−タ制御による
精紡において、各台1の分玉状態を示すデ−タが満管又
はそれに近い数値になったことが検出され、検出された
台番号の精紡機1に満管ランプFL、又は、満管予報ラ
ンプELが点灯されると共に、自動玉揚機23の走行制御
部に、前記台番号の行先台デ−タが供給されることとな
る。なお、回転アップ(又はダウン)のモ−タ制御がな
されている精紡機1について、次に回転ダウン(又はア
ップ)の制御がなされる場合には、大幅な回転数の変動
を強制したり、短時間でのアップ,ダウンの変更をしな
いように配慮する。
【0036】
【発明の効果】本発明方法は、上述の通りであって、複
数の精紡機に対する自動玉揚機を、玉揚げのために走行
させるに当り、ランダムに満管状態が到来し、しかも、
分玉状態が同じでも満管に至る時間がランダムである各
精紡機の分玉状態を常時実カウント値で検出し、各台の
分玉状態を単純比較するために前記実カウント値を換算
値に演算してから、この換算値を、前記自動玉揚機の玉
揚げに要する平均時間を加味して補正し、実際の満管状
態に対し余裕をもった分玉状態の時点で予め満管ランプ
又はその予報ランプを点灯させると共に、自動玉揚機を
それらのランプ点灯台に対し、満管ランプを優先してラ
ンプ点灯台の満管に近い順に接台走行させるように行先
台を指定することによって前記玉揚機の走行を制御する
ので、これまでは、各精紡機が実際に満管状態になった
のを検知し、それから玉揚げ接台のために走行していた
ことにより、実際に玉揚げを実行している間や、接台の
ために走行している間に生じる満管台の停台時間が長く
ならざるを得ないという難点があったが、本発明によれ
ば、そのような待機時間を可及的に回避することがで
き、仮に満管停台が生じても、ごく短時間の待機時間で
玉揚げできるので、満管停台による精紡効率の低下を大
幅に抑制することができる。
【0037】特に、本発明では、各精紡機の実際の分玉
状態からみて玉揚げ間隔をより空けた状態になる補正値
を形成して、前記分玉状態の補正値とその実カウント値
の換算値との差に基づいてモ−タ回転を遅,早制御する
ことにより、各精紡機間において常に十分な玉揚げ間隔
時間を保持して精紡速度を遅,早制御することになるの
で、満管停台を少なくさせることができると共に、その
満管停台時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法が適用される、多数配列された精紡
機とこの間に配置される自動玉揚機とのレイアウト状態
の一例を示す平面図。
【図2】満管ランプと満管予報ランプの配置を例示した
精紡機の部分側面図。
【符号の説明】
1 精紡機 L1〜L3 精紡機列 21〜25 自動玉揚機 3 制御部 4 管理制御部 5 通信ケ−ブル 6 トロリダクト FL 満管ランプ EL 満管予報ランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊 藤 康 夫 静岡県藤枝市善左衛門600 日清紡績株式 会社藤枝工場内 (72)発明者 南 條 敬 之 静岡県藤枝市善左衛門600 日清紡績株式 会社藤枝工場内 (72)発明者 野 末 和 夫 静岡県藤枝市善左衛門600 日清紡績株式 会社藤枝工場内 (72)発明者 小 川 正 直 静岡県藤枝市善左衛門600 日清紡績株式 会社藤枝工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一台の自動玉揚機が担当する複数台の精
    紡機について、各台のボビンの実際の分玉状態を検出す
    ると共に、検出した実際の分玉状態を示す数値デ−タに
    基づいて前記各精紡機に、その満管を示す満管ランプと
    満管に近い所定の分玉状態を示す満管予報ランプとを選
    択的に点灯できるようにしておくこと、 玉揚時に、 前記の各精紡機の中で既に現時点の実際の分玉状態の数
    値デ−タが満管乃至は満管直前状態になっている精紡機
    には直ちに満管ランプ又は満管予報ランプを点灯させる
    と共にその機台番号を示す信号を制御部へ供給するこ
    と、 分玉状態が未満管の各精紡機に関しては、その中の最小
    分玉状態の精紡機から最大分玉状態の精紡機までの各精
    紡機について、現時点の分玉状態を示す数値デ−タを前
    記各精紡機同士の間で比較するために換算し、それぞれ
    の換算値をK0〜Knに設定すると共に前記玉揚機が玉揚げ
    に要する平均時間を示す数値を玉揚間隔基準値Lとして
    設定すること、 最小分玉状態の精紡機を除いた残りの精紡機の前記換算
    値K1〜Knに対してそれぞれに前記玉揚間隔を考慮した補
    正値を形成するため、各補正値は、換算値K0に対しては
    補正値K0′=K0とし、換算値K1に対してはK1とK0′を比
    較し、K1−K0′≦Lの場合は、補正値K1′=K0′+Lと
    するが、K1−K0′〉Lの場合には補正値K1′=K1とし、
    以下同様にしてKn−Kn-1′≦Lの場合は補正値Kn′=Kn
    -1′+Lとするが、Kn−Kn-1′〉Lの場合は補正値Kn′
    =Knとして、各補正値をK0′、K1′・・・・、Kn′と形
    成すること、 前記の未満管の各精紡機についての各補正値K1′〜Kn′
    を前記換算前の数値デ−タと同単位の数値デ−タに戻
    し、この戻した数値デ−タが予め設定されている満管直
    前の状態を示す数値デ−タと一致するか又は超えたと
    き、夫々の精紡機について満管予報ランプを点灯させて
    その機台番号を制御部へ供給すること、 以上のプロセスを経て前記制御部が満管ランプの点灯
    台、及び、満管予報ランプの点灯台の中から玉揚げ最適
    台を選出し、このようにして選出される前記の各精紡機
    に自動玉揚機を接台させることを特徴とする精紡工程に
    おける自動玉揚機の走行制御方法。
  2. 【請求項2】 一台の自動玉揚機が担当する複数台の精
    紡機について、各台のボビンの実際の分玉状態を検出す
    ると共に、検出した実際の分玉状態を示す数値デ−タに
    基づいて前記各精紡機に、その満管を示す満管ランプと
    満管に近い所定の分玉状態を示す満管予報ランプとを選
    択的に点灯できるようにしておくこと、 玉揚時に、 前記の各精紡機の中で既に現時点の実際の分玉状態の数
    値デ−タが満管乃至は満管状態直前の精紡機に対しては
    満管ランプ又は満管予報ランプを点灯させると共にその
    機台番号を示す信号を制御部へ供給すること、 分玉状態が未満管の各精紡機に関しては、その中で中間
    の分玉状態にある精紡機の実際の分玉状態を示す数値デ
    −タを、他の精紡機の分玉状態と比較するために換算し
    て基準の換算値Mmとすると共に前記玉揚機が玉揚げに要
    する平均時間を示す数値を玉揚間隔基準値Lとして設定
    すること、 前記中間の分玉状態より分玉状態が小さい各精紡機につ
    いて、各精紡機の現時点の分玉状態を示す数値デ−タを
    換算すると共に、各換算値Mm〜M0に対してそれぞれに前
    記玉揚間隔を考慮した補正値を形成するため、各補正値
    は、換算値Mmに対しては補正値Mm′=Mmとし、換算値Mm
    -1に対してはMm′−Mm-1≦Lの場合、補正値Mm-1′=M
    m′−Lとするが、Mm′−Mm-1〉Lの場合は、補正値Mm
    -1′=Mm-1とし、以下同様にしてMp′−Mp-1≦Lの場合
    には補正値Mp-1′=Mp′−Lとするが、Mp′−Mp-1〉L
    の場合には、補正値Mp-1′=Mp-1として、各補正値をMm
    -1′,Mm-2′・・・・M0′と形成すること、 前記の中間の分玉状態より分玉状態が大きい各精紡機に
    ついては、各精紡機の現時点の分玉状態を示す数値デ−
    タを換算すると共に、各換算値Mm+1〜Mnに対してそれぞ
    れに前記玉揚間隔を考慮した補正値を形成するため、Mm
    +1−Mm′≦Lの場合は補正値Mm+1′=Mm′+Lとする
    が、Mm+1−Mm′〉Lの場合には補正値Mm+1′=Mm+1
    し、以下同様にしてMp−Mp-1′≦Lの場合は補正値Mp′
    =Mp-1′+Lとするが、Mp−Mp-1′〉Lの場合には補正
    値Mp′=Mpとして、各補正値をMm+1′,Mm-2′・・・・
    Mn′と形成すること、 各精紡機について夫々の前記各補正値と各精紡機の実際
    の分玉状態を示す数値デ−タの換算値の差に基づいて、
    各精紡機のモ−タの回転速度を増減し各精紡機が玉揚げ
    可能状態になるのを遅,早制御すること、 未満管の各精紡機の各補正値を前記換算前の数値デ−タ
    と同単位の数値デ−タに戻し、この戻した数値デ−タ
    が、予め設定した満管直前状態を示す数値デ−タと一致
    するか又は超えたとき、夫々の精紡機に満管予報ランプ
    を点灯させその機台番号を制御部に供給すること、 以上のプロセスを経て満管ランプの点灯台、及び、満管
    予報ランプの点灯台の中から玉揚げ最適台を選出し、こ
    のようにして選出される前記の各精紡機に自動玉揚機を
    接台させることを特徴とする精紡工程における自動玉揚
    機の走行制御方法。
JP26322894A 1994-10-04 1994-10-04 精紡工程における自動玉揚機の走行制御方法 Pending JPH08109527A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26322894A JPH08109527A (ja) 1994-10-04 1994-10-04 精紡工程における自動玉揚機の走行制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26322894A JPH08109527A (ja) 1994-10-04 1994-10-04 精紡工程における自動玉揚機の走行制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08109527A true JPH08109527A (ja) 1996-04-30

Family

ID=17386563

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26322894A Pending JPH08109527A (ja) 1994-10-04 1994-10-04 精紡工程における自動玉揚機の走行制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08109527A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101792946A (zh) * 2009-02-04 2010-08-04 日本Tmt机械株式会社 纤维机械
EP2805907A1 (en) 2013-05-21 2014-11-26 Murata Machinery, Ltd. Yarn winding machine

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101792946A (zh) * 2009-02-04 2010-08-04 日本Tmt机械株式会社 纤维机械
EP2805907A1 (en) 2013-05-21 2014-11-26 Murata Machinery, Ltd. Yarn winding machine

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN112204179B (zh) 环锭纺纱系统及其操作方法
EP3409626B1 (en) Productivity display control device, method thereof, and automatic winder
CN108301079B (zh) 一种细络联管纱输送装置及输送方法
US20170362746A1 (en) Method for Optimizing the Production of a Rotor Spinning Machine
JP2016113297A (ja) 多数のユニットを備えた繊維機械
JP2662016B2 (ja) 円すい形あや巻きチーズを巻く方法及び装置
JP4800550B2 (ja) テクスチャード加工機の制御方法およびテクスチャード加工機
WO2018096427A2 (de) Verfahren und vorrichtung zum betreiben einer spulmaschine
CN107829173A (zh) 环锭纺纱机以及使用环锭纺纱机的纺纱方法
CN103449257B (zh) 纱线卷取装置、纱线卷取方法以及纱线卷取系统
CN107963515A (zh) 纺织机械的维护顺序调整系统
JPH08109527A (ja) 精紡工程における自動玉揚機の走行制御方法
US11655565B2 (en) Method for determining an electrical power or an electrical energy consumption of a spinning machine or winder and a spinning machine or winder operating in accordance with the method
CN104176558A (zh) 纱线卷取机
US4563873A (en) Apparatus for controlling production in a spinning machine
CN104153071B (zh) 细纱成型智能控制系统
CN112203962B (zh) 自动环锭纺纱系统及其自动操作方法
US6487841B1 (en) Ring spinning frame with clamping device at the spindle
JPH01104575A (ja) 自動ワインダのロットチェンジ方法
US6009698A (en) Method of operating a ring-spinning machine with vertically shiftable thread-guide eyes
US5086616A (en) Transport system for production of textile filament
JP3543369B2 (ja) 紡機の玉揚げ管理システム
US5398878A (en) Method and apparatus for producing a predetermined number of full yarn packages on an automatic winder
EP0273524B1 (en) Process for determining the optimum winding speed, as well asthe optimum winding parameters for each type of yarn
CN113388927A (zh) 用于运行纺织机的方法和纺织机