JPH08108372A - 研磨布 - Google Patents
研磨布Info
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- JPH08108372A JPH08108372A JP24395794A JP24395794A JPH08108372A JP H08108372 A JPH08108372 A JP H08108372A JP 24395794 A JP24395794 A JP 24395794A JP 24395794 A JP24395794 A JP 24395794A JP H08108372 A JPH08108372 A JP H08108372A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 半導体ウエハ面内における研磨量の均一化
と、段差に対する平坦化とを両立させた研磨が可能な研
磨布を提供する。 【構成】 一側に研磨面17aを有する第1層部17
と、この第1層部17の他側に貼布された第2層部18
とで構成し、第1層部17の他側に研磨面17aの裏側
に所定の厚さを残して溝19を形成する。
と、段差に対する平坦化とを両立させた研磨が可能な研
磨布を提供する。 【構成】 一側に研磨面17aを有する第1層部17
と、この第1層部17の他側に貼布された第2層部18
とで構成し、第1層部17の他側に研磨面17aの裏側
に所定の厚さを残して溝19を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体ウエハおよび
この半導体ウエハ上に形成された半導体装置を、回転加
工機等により回転させて研磨する研磨布に関するもので
ある。
この半導体ウエハ上に形成された半導体装置を、回転加
工機等により回転させて研磨する研磨布に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハはその製造段階において、
高精度の鏡面を得るために回転研磨装置などにより研磨
される。また、このようにして研磨された半導体ウエハ
上に半導体装置を形成する工程においても、半導体装置
の凹凸を平坦化したり、半導体装置上に形成された余剰
の絶縁膜や金属膜等を除去する目的で、半導体装置の表
面が回転研磨装置などにより研磨される。そして、この
場合も半導体ウエハの場合と同様に極めて高精度の研磨
が求められる。さらに、半導体ウエハ上に半導体装置が
完成した後、半導体装置の裏面に位置する半導体ウエハ
が最終製品として、適切な厚みになるように同様の回転
研磨装置によって研磨される。このように、回転研磨装
置を用いた研磨工程は、半導体ウエハおよびこの上に形
成された半導体装置を製造する上で極めて重要なことで
ある。
高精度の鏡面を得るために回転研磨装置などにより研磨
される。また、このようにして研磨された半導体ウエハ
上に半導体装置を形成する工程においても、半導体装置
の凹凸を平坦化したり、半導体装置上に形成された余剰
の絶縁膜や金属膜等を除去する目的で、半導体装置の表
面が回転研磨装置などにより研磨される。そして、この
場合も半導体ウエハの場合と同様に極めて高精度の研磨
が求められる。さらに、半導体ウエハ上に半導体装置が
完成した後、半導体装置の裏面に位置する半導体ウエハ
が最終製品として、適切な厚みになるように同様の回転
研磨装置によって研磨される。このように、回転研磨装
置を用いた研磨工程は、半導体ウエハおよびこの上に形
成された半導体装置を製造する上で極めて重要なことで
ある。
【0003】図10は従来の回転研磨装置の要部の概略
構成を示す断面図である。図において、1は中心部に回
転軸1aを有し、駆動手段(図示せず)により5〜20
0回転/分の速度で回転する定盤、2はこの定盤1の上
面に粘着剤3により固定された研磨布、4は回転軸4a
を介して定盤1の回転数に応じた回転数で回転する固定
ヘッド、5はこの固定ヘッド4の上面に表面張力または
真空吸着等の方法で固定された半導体ウエハ、6はこの
半導体ウエハ5と研磨布2との間に研磨剤(図示せず)
を供給する研磨剤供給手段である。
構成を示す断面図である。図において、1は中心部に回
転軸1aを有し、駆動手段(図示せず)により5〜20
0回転/分の速度で回転する定盤、2はこの定盤1の上
面に粘着剤3により固定された研磨布、4は回転軸4a
を介して定盤1の回転数に応じた回転数で回転する固定
ヘッド、5はこの固定ヘッド4の上面に表面張力または
真空吸着等の方法で固定された半導体ウエハ、6はこの
半導体ウエハ5と研磨布2との間に研磨剤(図示せず)
を供給する研磨剤供給手段である。
【0004】なお、ウエハ5を固定する固定ヘッド4の
回転軸4aの中心7は、定盤1の回転軸1aの中心8に
対して固定された状態でそれぞれ回転する場合もある
し、図11に示すように、定盤1の回転軸1aの中心8
からずれた揺動中心9の周囲に軌跡10を描きながらそ
れぞれ回転する場合もある。
回転軸4aの中心7は、定盤1の回転軸1aの中心8に
対して固定された状態でそれぞれ回転する場合もある
し、図11に示すように、定盤1の回転軸1aの中心8
からずれた揺動中心9の周囲に軌跡10を描きながらそ
れぞれ回転する場合もある。
【0005】図12は上記のように構成される回転研磨
装置で、半導体装置表面の平坦化が行われる様子を模式
的に示す断面図である。図において、図10に示すもの
と同様な部分は同一符号を付して説明を省略する。11
は半導体ウエハ5上に形成された第1の絶縁膜、12は
この第1の絶縁膜11上に0.5〜2μm程度の厚みで
形成された配線層、13はこの配線層12を覆うように
形成された第2の絶縁膜で、表面に複数の凸部13aが
形成されている。
装置で、半導体装置表面の平坦化が行われる様子を模式
的に示す断面図である。図において、図10に示すもの
と同様な部分は同一符号を付して説明を省略する。11
は半導体ウエハ5上に形成された第1の絶縁膜、12は
この第1の絶縁膜11上に0.5〜2μm程度の厚みで
形成された配線層、13はこの配線層12を覆うように
形成された第2の絶縁膜で、表面に複数の凸部13aが
形成されている。
【0006】図12において、定盤1および回転ヘッド
4をそれぞれ回転させることにより、研磨布2で第2の
絶縁膜13の各凸部13a部分のみを選択的に研磨すれ
ば、平滑な表面を得ることができる。ここで、研磨布2
に柔軟な材質の部材を用いた場合は、半導体ウエハ5の
厚みの変動を吸収し、半導体ウエハ5の全面にわたって
良好な研磨量の均一性が得られるが、図12に示すよう
に研磨布2の表面の一部が、第2の絶縁膜13の凸部1
3a以外の部分にも接触して、この部分が研磨され一般
に平坦性を得ることは困難となる。
4をそれぞれ回転させることにより、研磨布2で第2の
絶縁膜13の各凸部13a部分のみを選択的に研磨すれ
ば、平滑な表面を得ることができる。ここで、研磨布2
に柔軟な材質の部材を用いた場合は、半導体ウエハ5の
厚みの変動を吸収し、半導体ウエハ5の全面にわたって
良好な研磨量の均一性が得られるが、図12に示すよう
に研磨布2の表面の一部が、第2の絶縁膜13の凸部1
3a以外の部分にも接触して、この部分が研磨され一般
に平坦性を得ることは困難となる。
【0007】一方、研磨布2に比較的硬質のものを用い
た場合には、凸部13aの部分が選択的に研磨される傾
向が強くなり、良好な平坦性は得られるが、半導体ウエ
ハ5や第1の絶縁膜11の厚みの変動を吸収することが
できなくなり、半導体ウエハ5の面内の研磨量の不均一
性が大きくなる。なお、研磨布2の硬さについては様々
な指標があるが、その一つとして圧縮率がある。この圧
縮率は所定の圧力で研磨布2の所定の面積を押さえて得
られる圧縮率を示し、一般に、硬い研磨布2ほど圧縮率
は小さく、典型的には1%程度で、柔軟な研磨布2は圧
縮率が大きく10%近くになるものもある。
た場合には、凸部13aの部分が選択的に研磨される傾
向が強くなり、良好な平坦性は得られるが、半導体ウエ
ハ5や第1の絶縁膜11の厚みの変動を吸収することが
できなくなり、半導体ウエハ5の面内の研磨量の不均一
性が大きくなる。なお、研磨布2の硬さについては様々
な指標があるが、その一つとして圧縮率がある。この圧
縮率は所定の圧力で研磨布2の所定の面積を押さえて得
られる圧縮率を示し、一般に、硬い研磨布2ほど圧縮率
は小さく、典型的には1%程度で、柔軟な研磨布2は圧
縮率が大きく10%近くになるものもある。
【0008】上記のような硬さに関する問題を解消する
ために、図13に示すような2層構造の研磨布が、例え
ばUSP5,257,478号明細書等で提案され実際
に用いられている。図において、2aは例えば発泡ポリ
ウレタン等のように比較的硬質の材料が選択された第1
の層、2bは例えば不織布等のように比較的軟質の材料
が選択された第2の層で、これら第1の層2aおよび第
2の層2bで研磨布2は構成されている。
ために、図13に示すような2層構造の研磨布が、例え
ばUSP5,257,478号明細書等で提案され実際
に用いられている。図において、2aは例えば発泡ポリ
ウレタン等のように比較的硬質の材料が選択された第1
の層、2bは例えば不織布等のように比較的軟質の材料
が選択された第2の層で、これら第1の層2aおよび第
2の層2bで研磨布2は構成されている。
【0009】このように、上記研磨布2はそれぞれ硬質
の第1の層2aおよび軟質の第2の層2bを組み合わせ
て、半導体装置表面の平坦性とウエハ5の面内の研磨量
の均一性とを両立させることを目的としている。しかし
ながら、この場合にも第1の層2aの硬度が大きい場
合、もしくは厚みが大きい場合には、ウエハ5の面内に
おける均一性の向上は少ない。これは第1の層2aが横
方向に対しても変形しにくく、結果的にウエハ5の湾曲
に沿うことができず、ウエハ5の面内で均一な圧力を得
ることができないためである。
の第1の層2aおよび軟質の第2の層2bを組み合わせ
て、半導体装置表面の平坦性とウエハ5の面内の研磨量
の均一性とを両立させることを目的としている。しかし
ながら、この場合にも第1の層2aの硬度が大きい場
合、もしくは厚みが大きい場合には、ウエハ5の面内に
おける均一性の向上は少ない。これは第1の層2aが横
方向に対しても変形しにくく、結果的にウエハ5の湾曲
に沿うことができず、ウエハ5の面内で均一な圧力を得
ることができないためである。
【0010】又、研磨布の表面に溝を設けることで均一
性を向上させることは、例えば実開昭57−59054
号公報および特開平2−36066号公報等で開示され
ているように良く知られている。これは、設けられた溝
を介して研磨布がウエハの全面に良く行き渡り、且つ溝
部分で研磨布が折曲してウエハの面に沿い、ウエハに対
して均一な圧力が加わるためと解釈されている。そし
て、このような考え方は、1993年度応用物理学会秋
期大会論文集「CMPによる層間絶縁膜の平坦化技術」
で発表されているように、柔軟な研磨布の上に硬質の研
磨布の島を設ける考え方と共通している。
性を向上させることは、例えば実開昭57−59054
号公報および特開平2−36066号公報等で開示され
ているように良く知られている。これは、設けられた溝
を介して研磨布がウエハの全面に良く行き渡り、且つ溝
部分で研磨布が折曲してウエハの面に沿い、ウエハに対
して均一な圧力が加わるためと解釈されている。そし
て、このような考え方は、1993年度応用物理学会秋
期大会論文集「CMPによる層間絶縁膜の平坦化技術」
で発表されているように、柔軟な研磨布の上に硬質の研
磨布の島を設ける考え方と共通している。
【0011】しかしながら、出願人によって得られた検
討結果によれば、このように表面に溝が設けられた構造
の研磨布を用いた場合には、表面に溝を持たない構造の
場合に比べて著しく平坦性が劣化する。図14に高さが
1μmの段差を研磨により平坦化した場合に相対段差
(研磨後に得られた段差と元の段差との比)と研磨量と
の関係を示すが、図中直線14で示す溝加工された研磨
布の場合は、直線15で示す溝を持たない研磨布の場合
に比べて、同等の相対段差を得るために2倍近い研磨量
を必要とすることが図から明かである。
討結果によれば、このように表面に溝が設けられた構造
の研磨布を用いた場合には、表面に溝を持たない構造の
場合に比べて著しく平坦性が劣化する。図14に高さが
1μmの段差を研磨により平坦化した場合に相対段差
(研磨後に得られた段差と元の段差との比)と研磨量と
の関係を示すが、図中直線14で示す溝加工された研磨
布の場合は、直線15で示す溝を持たない研磨布の場合
に比べて、同等の相対段差を得るために2倍近い研磨量
を必要とすることが図から明かである。
【0012】この理由は、図13に示すように溝を持た
ない研磨布2の場合は、表面が連続的につながっている
ため、研磨布2の内部で水平方向に引っ張る力が働き、
第2の絶縁膜13の凸部13a間に形成される凹部13
bが狭い個所では、研磨布2によって摩擦されにくく、
また研磨布2が接触したとしてもその摩擦力は弱い。と
ころが、図15に示すように研磨布2の表面に溝16が
加工されていると、研磨布2の表面では水平方向の張力
は働かず、しかも厚さ方向には定盤1と固定ヘッド4と
に加えられている荷重が溝16の側面16aを介してか
かるため、第2の絶縁膜13の凹部13bも上記荷重と
ほぼ同じ力で摩擦され、結果として凸部13aに対する
選択性が低下する。
ない研磨布2の場合は、表面が連続的につながっている
ため、研磨布2の内部で水平方向に引っ張る力が働き、
第2の絶縁膜13の凸部13a間に形成される凹部13
bが狭い個所では、研磨布2によって摩擦されにくく、
また研磨布2が接触したとしてもその摩擦力は弱い。と
ころが、図15に示すように研磨布2の表面に溝16が
加工されていると、研磨布2の表面では水平方向の張力
は働かず、しかも厚さ方向には定盤1と固定ヘッド4と
に加えられている荷重が溝16の側面16aを介してか
かるため、第2の絶縁膜13の凹部13bも上記荷重と
ほぼ同じ力で摩擦され、結果として凸部13aに対する
選択性が低下する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記で説明したような
従来のCMP(化学機械研磨)技術では、半導体ウエハ
面内における研磨量の均一化と、段差に対する平坦化と
を両立させることが困難であるという問題点があった。
従来のCMP(化学機械研磨)技術では、半導体ウエハ
面内における研磨量の均一化と、段差に対する平坦化と
を両立させることが困難であるという問題点があった。
【0014】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、半導体ウエハ面内における研磨
量の均一化と、段差に対する平坦化とを両立させた研磨
が可能な研磨布を提供することを目的とするものであ
る。
ためになされたもので、半導体ウエハ面内における研磨
量の均一化と、段差に対する平坦化とを両立させた研磨
が可能な研磨布を提供することを目的とするものであ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る研磨布は、研磨面の裏側に所定の厚さを残して溝を形
成したものである。
る研磨布は、研磨面の裏側に所定の厚さを残して溝を形
成したものである。
【0016】又、この発明の請求項2に係る研磨布は、
請求項1において、一側に研磨面を有する第1層部と、
この第1層部の他側に貼布された第2層部とで構成し、
第1層部を第2層部より圧縮率の小さい材質の部材で形
成するようにしたものである。
請求項1において、一側に研磨面を有する第1層部と、
この第1層部の他側に貼布された第2層部とで構成し、
第1層部を第2層部より圧縮率の小さい材質の部材で形
成するようにしたものである。
【0017】又、この発明の請求項3に係る研磨布は、
請求項2において、第1層部の他側に溝を形成するよう
にしたものである。
請求項2において、第1層部の他側に溝を形成するよう
にしたものである。
【0018】又、この発明の請求項4に係る研磨布は、
請求項2において、第2層部の少なくともいずれか一側
に溝を形成するようにしたものである。
請求項2において、第2層部の少なくともいずれか一側
に溝を形成するようにしたものである。
【0019】又、この発明の請求項5に係る研磨布は、
請求項2において、第2層部を他側から貫通して第1層
部まで到達する溝を形成するようにしたものである。
請求項2において、第2層部を他側から貫通して第1層
部まで到達する溝を形成するようにしたものである。
【0020】又、この発明の請求項6に係る研磨布は、
請求項1ないし5のいずれかにおいて、溝を格子状に配
設するとともにピッチを30mm以下に形成したもので
ある。
請求項1ないし5のいずれかにおいて、溝を格子状に配
設するとともにピッチを30mm以下に形成したもので
ある。
【0021】又、この発明の請求項7に係る研磨布は、
請求項1ないし6のいずれかにおいて、溝を研磨面と接
近する方向に幅狭に形成したものである。
請求項1ないし6のいずれかにおいて、溝を研磨面と接
近する方向に幅狭に形成したものである。
【0022】又、この発明の請求項8に係る研磨布は、
請求項1ないし7のいずれかにおいて、溝の幅を3mm
以下に形成したものである。
請求項1ないし7のいずれかにおいて、溝の幅を3mm
以下に形成したものである。
【0023】又、この発明の請求項9に係る研磨布は、
請求項1ないし8のいずれかにおいて、研磨面に幅が1
00μm以下の溝が形成されたものである。
請求項1ないし8のいずれかにおいて、研磨面に幅が1
00μm以下の溝が形成されたものである。
【0024】
【作用】この発明の請求項1における研磨布の溝は、研
磨布表面に水平方向の張力が働くのを可能とし、研磨布
が溝の位置で厚さ方向に突出するのを抑制する。
磨布表面に水平方向の張力が働くのを可能とし、研磨布
が溝の位置で厚さ方向に突出するのを抑制する。
【0025】又、この発明の請求項2における研磨布の
第1層部は、溝と協働して半導体ウエハの面に沿って折
曲し、第2層部は第1層部が半導体ウエハの面に沿うこ
とによる変形を吸収する。
第1層部は、溝と協働して半導体ウエハの面に沿って折
曲し、第2層部は第1層部が半導体ウエハの面に沿うこ
とによる変形を吸収する。
【0026】又、この発明の請求項3における研磨布の
溝は、研磨布表面に水平方向の張力が働くのを可能と
し、研磨布が溝の位置で厚さ方向に突出するのを抑制す
る。
溝は、研磨布表面に水平方向の張力が働くのを可能と
し、研磨布が溝の位置で厚さ方向に突出するのを抑制す
る。
【0027】又、この発明の請求項4における研磨布の
溝は、研磨布表面に水平方向の張力が働くのを可能と
し、研磨布が溝の位置で厚さ方向に突出するのを抑制す
る。
溝は、研磨布表面に水平方向の張力が働くのを可能と
し、研磨布が溝の位置で厚さ方向に突出するのを抑制す
る。
【0028】又、この発明の請求項5における研磨布の
溝は、研磨布表面に水平方向の張力が働くのを可能と
し、研磨布が溝の位置で厚さ方向に突出するのを抑制す
る。
溝は、研磨布表面に水平方向の張力が働くのを可能と
し、研磨布が溝の位置で厚さ方向に突出するのを抑制す
る。
【0029】又、この発明の請求項6における研磨布の
溝は、研磨布表面に水平方向の張力が働くのを可能と
し、研磨布が溝の位置で厚さ方向に突出するのを抑制す
る。
溝は、研磨布表面に水平方向の張力が働くのを可能と
し、研磨布が溝の位置で厚さ方向に突出するのを抑制す
る。
【0030】又、この発明の請求項7における研磨布の
溝は、研磨面と接近する方向に幅狭に形成されるため、
加工が容易となる。
溝は、研磨面と接近する方向に幅狭に形成されるため、
加工が容易となる。
【0031】又、この発明の請求項8における研磨布の
溝は、研磨布表面に水平方向の張力が働くのを可能と
し、研磨布が溝の位置で厚さ方向に突出するのを抑制す
る。
溝は、研磨布表面に水平方向の張力が働くのを可能と
し、研磨布が溝の位置で厚さ方向に突出するのを抑制す
る。
【0032】又、この発明の請求項9における研磨布の
溝は、幅が100μm以下の溝が形成された研磨布表面
に水平方向の張力が働くのを可能とし、研磨布が溝の位
置で厚さ方向に突出するのを抑制する。
溝は、幅が100μm以下の溝が形成された研磨布表面
に水平方向の張力が働くのを可能とし、研磨布が溝の位
置で厚さ方向に突出するのを抑制する。
【0033】
実施例1.以下、この発明の実施例を図について説明す
る。図1はこの発明の実施例1における研磨布の構成を
示す断面図、図2は図1における溝の配置状態を示す斜
視図、図3は図1における研磨布によって半導体ウエハ
を研磨している状態を示す断面図である。
る。図1はこの発明の実施例1における研磨布の構成を
示す断面図、図2は図1における溝の配置状態を示す斜
視図、図3は図1における研磨布によって半導体ウエハ
を研磨している状態を示す断面図である。
【0034】図において、従来の場合と同様な部分は同
一符号を付して説明を省略する。17は一側に研磨面1
7aを有する第1層部で、厚さ1.2mm、圧縮率1%
の発泡ポリウレタンで形成されている。18は第1層部
17の他側に貼布された第2層部で、厚さ1.2mm、
圧縮率10%の不織布で形成されている。19は第1層
部17の他側に研磨面17aと所定の厚さを残して形成
された複数の溝で、半導体ウエハ5の直径が150mm
と仮定して幅1mm、深さ0.8mmに形成され、図2
に示すようにピッチP=15mmの格子状に配置されて
いる。そして、これら17〜19で研磨布20が構成さ
れ、粘着剤3により定盤1に固定されている。
一符号を付して説明を省略する。17は一側に研磨面1
7aを有する第1層部で、厚さ1.2mm、圧縮率1%
の発泡ポリウレタンで形成されている。18は第1層部
17の他側に貼布された第2層部で、厚さ1.2mm、
圧縮率10%の不織布で形成されている。19は第1層
部17の他側に研磨面17aと所定の厚さを残して形成
された複数の溝で、半導体ウエハ5の直径が150mm
と仮定して幅1mm、深さ0.8mmに形成され、図2
に示すようにピッチP=15mmの格子状に配置されて
いる。そして、これら17〜19で研磨布20が構成さ
れ、粘着剤3により定盤1に固定されている。
【0035】上記のように構成された研磨布で半導体ウ
エハ5の表面を研磨する場合、第1層部17に形成され
た溝19が研磨面17aとの間に所定の厚さを残して形
成され、研磨面17aの表面が連続的につながっている
ため、水平方向の力が働いて例えば図15で説明したよ
うに、溝16の側面16a部が第2の絶縁膜13の凹部
13bに接触するようなことも回避されるため、平坦性
を損なうことはない。
エハ5の表面を研磨する場合、第1層部17に形成され
た溝19が研磨面17aとの間に所定の厚さを残して形
成され、研磨面17aの表面が連続的につながっている
ため、水平方向の力が働いて例えば図15で説明したよ
うに、溝16の側面16a部が第2の絶縁膜13の凹部
13bに接触するようなことも回避されるため、平坦性
を損なうことはない。
【0036】又、溝19のピッチPは15mmと、半導
体ウエハ5の直径150mmと比較して十分小さく、第
1層部17は溝19の部分で折曲するため、第2の絶縁
膜13の表面に容易に沿うことができ、また、第1層部
17が第2の絶縁膜13の表面に沿うことによる変形
は、柔軟な第2層部18が吸収するため、半導体ウエハ
5の全面で良好な研磨量の均一性を確保することができ
る。
体ウエハ5の直径150mmと比較して十分小さく、第
1層部17は溝19の部分で折曲するため、第2の絶縁
膜13の表面に容易に沿うことができ、また、第1層部
17が第2の絶縁膜13の表面に沿うことによる変形
は、柔軟な第2層部18が吸収するため、半導体ウエハ
5の全面で良好な研磨量の均一性を確保することができ
る。
【0037】実施例2.尚、上記実施例1では、溝19
を格子状に配置したが、これに限定されるものではな
く、要するに、平坦性を確保するためには、溝19によ
って区画される研磨布20表面の領域は、半導体ウエハ
5の大きさに対して十分小さくなければならず、一般的
に、半導体ウエハ5の直径が主に125mmから250
mm程度であることを考慮すると、各領域の面積は約1
000mm2以下が望ましく、したがって、溝配置を格
子状にした場合の溝のピッチは30mm以下にする必要
がある。
を格子状に配置したが、これに限定されるものではな
く、要するに、平坦性を確保するためには、溝19によ
って区画される研磨布20表面の領域は、半導体ウエハ
5の大きさに対して十分小さくなければならず、一般的
に、半導体ウエハ5の直径が主に125mmから250
mm程度であることを考慮すると、各領域の面積は約1
000mm2以下が望ましく、したがって、溝配置を格
子状にした場合の溝のピッチは30mm以下にする必要
がある。
【0038】実施例3.又、上記実施例1では、溝19
の断面形状を矩形にした場合について説明したが、図4
ないし図6に示すように、研磨布20の第1層部17の
他側にそれぞれ断面形状が台形、V字形、半円形の溝2
1、22、23を形成するようにしても良い。そして、
研磨布20の第1層部17の溝21、22、23が形成
された部分には、定盤からの力がかからないので、この
部分の研磨速度は他の部分に比べて小さくなる。したが
って、平坦性を確保するためには、可能な限り溝幅は細
い方が好ましく、溝の占める面積は研磨布の面積の20
%以下でなければならず、上記実施例2において説明し
た領域の最大面積を考慮すると、溝幅は3mm以下にす
る必要がある。なお、溝の深さは特に限定されるもので
はなく、研磨布20の第1層部17の厚み以下であれば
良い。
の断面形状を矩形にした場合について説明したが、図4
ないし図6に示すように、研磨布20の第1層部17の
他側にそれぞれ断面形状が台形、V字形、半円形の溝2
1、22、23を形成するようにしても良い。そして、
研磨布20の第1層部17の溝21、22、23が形成
された部分には、定盤からの力がかからないので、この
部分の研磨速度は他の部分に比べて小さくなる。したが
って、平坦性を確保するためには、可能な限り溝幅は細
い方が好ましく、溝の占める面積は研磨布の面積の20
%以下でなければならず、上記実施例2において説明し
た領域の最大面積を考慮すると、溝幅は3mm以下にす
る必要がある。なお、溝の深さは特に限定されるもので
はなく、研磨布20の第1層部17の厚み以下であれば
良い。
【0039】上記のように構成される各研磨布20は、
まず、第1層部17の他側を例えばダイヤモンドカッタ
等により、所定の幅、深さ、ピッチで各図4ないし図6
に示す形状の溝21、22、23を格子状に加工し、こ
の溝加工された面に第2層部18を接合することにより
得られる。この工程は図15に示す従来の研磨布2の製
造工程とほとんど変わらず、したがって製造コストの上
昇を伴わない。なお、各溝21、22、23はそれぞれ
台形、V字形、半円形というように、研磨面17aと接
近する方向に幅狭に形成しているので、溝加工が容易に
なるという効果もある。
まず、第1層部17の他側を例えばダイヤモンドカッタ
等により、所定の幅、深さ、ピッチで各図4ないし図6
に示す形状の溝21、22、23を格子状に加工し、こ
の溝加工された面に第2層部18を接合することにより
得られる。この工程は図15に示す従来の研磨布2の製
造工程とほとんど変わらず、したがって製造コストの上
昇を伴わない。なお、各溝21、22、23はそれぞれ
台形、V字形、半円形というように、研磨面17aと接
近する方向に幅狭に形成しているので、溝加工が容易に
なるという効果もある。
【0040】実施例4.尚、上記各実施例では、研磨布
20の第1層部17の他側に各溝19、21、22、2
3を形成した場合について説明したが、図7に示すよう
に、溝24を研磨布20の第2層部18の他側から貫通
させて、第1層部17に到達するように形成し、又、図
8に示すように、溝26を研磨布20の第2層部18の
他側に形成するようにしても良く、上記各実施例と同様
の効果を得ることができる。
20の第1層部17の他側に各溝19、21、22、2
3を形成した場合について説明したが、図7に示すよう
に、溝24を研磨布20の第2層部18の他側から貫通
させて、第1層部17に到達するように形成し、又、図
8に示すように、溝26を研磨布20の第2層部18の
他側に形成するようにしても良く、上記各実施例と同様
の効果を得ることができる。
【0041】上記のように構成される各研磨布20は、
まず、第1層部17および第2層部18を接合加工した
後、第2層部18の他側からダイヤモンドカッタ等によ
り所定の溝加工を行うことにより得られる。この製造工
程は上記実施例3でも説明したように従来の研磨布の製
造工程とほぼ変わらず、したがって製造コストの上昇も
伴わない。
まず、第1層部17および第2層部18を接合加工した
後、第2層部18の他側からダイヤモンドカッタ等によ
り所定の溝加工を行うことにより得られる。この製造工
程は上記実施例3でも説明したように従来の研磨布の製
造工程とほぼ変わらず、したがって製造コストの上昇も
伴わない。
【0042】実施例5.又、上記各実施例では、研磨布
20が第1層部17および第2層部18の2層構造を例
に説明したが、3層以上の構造にしても良いことは言う
までもなく、上記各実施例と同様の効果を発揮すること
ができる。
20が第1層部17および第2層部18の2層構造を例
に説明したが、3層以上の構造にしても良いことは言う
までもなく、上記各実施例と同様の効果を発揮すること
ができる。
【0043】実施例6.さらに又、上記各実施例では、
複数層構造の研磨布20の場合について説明したが、図
9に示すように単層の研磨布26に溝27を施すように
しても良く、溝の配置、形状、幅は上記各実施例と同様
であり、研磨布26の厚み、圧縮率を最適化すること
で、上記各実施例と同様の効果が得られる。
複数層構造の研磨布20の場合について説明したが、図
9に示すように単層の研磨布26に溝27を施すように
しても良く、溝の配置、形状、幅は上記各実施例と同様
であり、研磨布26の厚み、圧縮率を最適化すること
で、上記各実施例と同様の効果が得られる。
【0044】実施例7.そして、図15に示すように、
研磨布2の表面に溝16が加工されていると、第2の絶
縁膜13の凹部13bにも荷重がかかって摩擦されるた
め、凸部13aに対する選択性が低下することを従来の
技術において説明したが、例えば、1993年度精密機
械工学会秋季大会学術講演会論文集「M03、LSIデ
バイス・ウエハのプラナリゼーション加工(第3報)」
に示されたように、研磨面に溝幅が100μm以下の微
小溝が加工された研磨布に、上記各実施例で説明した溝
を形成しても良く、上記各実施例と同様の効果を発揮し
得る。
研磨布2の表面に溝16が加工されていると、第2の絶
縁膜13の凹部13bにも荷重がかかって摩擦されるた
め、凸部13aに対する選択性が低下することを従来の
技術において説明したが、例えば、1993年度精密機
械工学会秋季大会学術講演会論文集「M03、LSIデ
バイス・ウエハのプラナリゼーション加工(第3報)」
に示されたように、研磨面に溝幅が100μm以下の微
小溝が加工された研磨布に、上記各実施例で説明した溝
を形成しても良く、上記各実施例と同様の効果を発揮し
得る。
【0045】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1によ
れば、研磨面の裏側に所定の厚さを残して溝を形成した
ので、半導体ウエハ面内における研磨量の均一化と、段
差に対する平坦化とを両立させた研磨が可能な研磨布を
提供することができる。
れば、研磨面の裏側に所定の厚さを残して溝を形成した
ので、半導体ウエハ面内における研磨量の均一化と、段
差に対する平坦化とを両立させた研磨が可能な研磨布を
提供することができる。
【0046】又、この発明の請求項2によれば、請求項
1において、研磨布を一側に研磨面を有する第1層部
と、この第1層部の他側に貼布された第2層部とで構成
し、第1層部を第2層部より圧縮率の小さい材質の部材
で形成するようにしたので、半導体ウエハ面内における
研磨量の均一化と、段差に対する平坦化とを両立させた
研磨が可能な研磨布を提供することができる。
1において、研磨布を一側に研磨面を有する第1層部
と、この第1層部の他側に貼布された第2層部とで構成
し、第1層部を第2層部より圧縮率の小さい材質の部材
で形成するようにしたので、半導体ウエハ面内における
研磨量の均一化と、段差に対する平坦化とを両立させた
研磨が可能な研磨布を提供することができる。
【0047】又、この発明の請求項3によれば、請求項
2において、溝を第1層部の他側に形成するようにした
ので、半導体ウエハ面内における研磨量の均一化と、段
差に対する平坦化とを両立させた研磨が可能な研磨布を
提供することができる。
2において、溝を第1層部の他側に形成するようにした
ので、半導体ウエハ面内における研磨量の均一化と、段
差に対する平坦化とを両立させた研磨が可能な研磨布を
提供することができる。
【0048】又、この発明の請求項4によれば、請求項
2において、溝を第2層部の少なくともいずれか一側に
形成するようにしたので、半導体ウエハ面内における研
磨量の均一化と、段差に対する平坦化とを両立させた研
磨が可能な研磨布を提供することができる。
2において、溝を第2層部の少なくともいずれか一側に
形成するようにしたので、半導体ウエハ面内における研
磨量の均一化と、段差に対する平坦化とを両立させた研
磨が可能な研磨布を提供することができる。
【0049】又、この発明の請求項5によれば、請求項
3において、溝を第2層部を他側から貫通して第1層部
まで到達するように形成したので、半導体ウエハ面内に
おける研磨量の均一化と、段差に対する平坦化とを両立
させた研磨が可能な研磨布を提供することができる。
3において、溝を第2層部を他側から貫通して第1層部
まで到達するように形成したので、半導体ウエハ面内に
おける研磨量の均一化と、段差に対する平坦化とを両立
させた研磨が可能な研磨布を提供することができる。
【0050】又、この発明の請求項6によれば、請求項
1ないし5のいずれかにおいて、溝を格子状に配置する
とともに、ピッチを30mm以下に形成したので、半導
体ウエハ面内における研磨量の均一化と、段差に対する
平坦化とをより両立させた研磨が可能な研磨布を提供す
ることができる。
1ないし5のいずれかにおいて、溝を格子状に配置する
とともに、ピッチを30mm以下に形成したので、半導
体ウエハ面内における研磨量の均一化と、段差に対する
平坦化とをより両立させた研磨が可能な研磨布を提供す
ることができる。
【0051】又、この発明の請求項7によれば、請求項
1ないし6のいずれかにおいて、溝を研磨面と接近する
方向に幅狭に形成するようにしたので、半導体ウエハ面
内における研磨量の均一化と、段差に対する平坦化とを
両立させた研磨が可能であることは勿論のこと、溝の加
工が容易な研磨布を提供することができる。
1ないし6のいずれかにおいて、溝を研磨面と接近する
方向に幅狭に形成するようにしたので、半導体ウエハ面
内における研磨量の均一化と、段差に対する平坦化とを
両立させた研磨が可能であることは勿論のこと、溝の加
工が容易な研磨布を提供することができる。
【0052】又、この発明の請求項8によれば、請求項
1ないし7のいずれかにおいて、溝の幅を3mm以下に
形成するようにしたので、半導体ウエハ面内における研
磨量の均一化と、段差に対する平坦化とをより両立させ
た研磨が可能な研磨布を提供することができる。
1ないし7のいずれかにおいて、溝の幅を3mm以下に
形成するようにしたので、半導体ウエハ面内における研
磨量の均一化と、段差に対する平坦化とをより両立させ
た研磨が可能な研磨布を提供することができる。
【0053】又、この発明の請求項9によれば、請求項
1ないし8のいずれかにおいて、研磨面に幅が100μ
m以下の溝が形成された研磨布に適用したので、半導体
ウエハ面内における研磨量の均一化と、段差に対する平
坦化とを両立させた研磨が可能な研磨布を提供すること
ができる。
1ないし8のいずれかにおいて、研磨面に幅が100μ
m以下の溝が形成された研磨布に適用したので、半導体
ウエハ面内における研磨量の均一化と、段差に対する平
坦化とを両立させた研磨が可能な研磨布を提供すること
ができる。
【図1】 この発明の実施例1における研磨布の構成を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図2】 図1における溝の配置状態を示す斜視図であ
る。
る。
【図3】 図1における研磨布によって半導体ウエハを
研磨している状態を示す断面図である。
研磨している状態を示す断面図である。
【図4】 この発明の実施例3における研磨布の構成の
一例を示す断面図である。
一例を示す断面図である。
【図5】 この発明の実施例3における研磨布の構成の
異なる一例を示す断面図である。
異なる一例を示す断面図である。
【図6】 この発明の実施例3における研磨布の構成の
さらに異なる一例を示す断面図である。
さらに異なる一例を示す断面図である。
【図7】 この発明の実施例4における研磨布の構成の
一例を示す断面図である。
一例を示す断面図である。
【図8】 この発明の実施例4における研磨布の構成の
異なる一例を示す断面図である。
異なる一例を示す断面図である。
【図9】 この発明の実施例6における研磨布の構成を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図10】 従来の回転研磨装置の要部の概略構成を示
す断面図である。
す断面図である。
【図11】 図10における固定ヘッドの運動の軌跡を
示す図である。
示す図である。
【図12】 単層構造の従来の研磨布により半導体装置
表面の平坦化が行われる様子を模式的に示す断面図であ
る。
表面の平坦化が行われる様子を模式的に示す断面図であ
る。
【図13】 2層構造の従来の研磨布により半導体装置
表面の平坦化が行われる様子を模式的に示す断面図であ
る。
表面の平坦化が行われる様子を模式的に示す断面図であ
る。
【図14】 高さが1μmの段差を研磨により平坦化し
た場合の相対段差と研磨量との関係を示す図である。
た場合の相対段差と研磨量との関係を示す図である。
【図15】 2層構造で研磨面に溝を有する従来の研磨
布により半導体装置表面の平坦化が行われる様子を模式
的に示す断面図である。
布により半導体装置表面の平坦化が行われる様子を模式
的に示す断面図である。
1 定盤、3 粘着剤、5 半導体ウエハ、13 第2
の絶縁膜、13a 凸部、13b 凹部、17 第1層
部、17a 研磨面、18 第2層部、19,21,2
2,23,24,25,27,19a 側面、溝、2
0,26 研磨布。
の絶縁膜、13a 凸部、13b 凹部、17 第1層
部、17a 研磨面、18 第2層部、19,21,2
2,23,24,25,27,19a 側面、溝、2
0,26 研磨布。
Claims (9)
- 【請求項1】 半導体ウエハおよび上記半導体ウエハ上
に形成された半導体装置を研磨する研磨布において、研
磨面の裏側に所定の厚さを残して溝が形成されているこ
とを特徴とする研磨布。 - 【請求項2】 研磨布は一側に研磨面を有する第1層部
と、この第1層部の他側に貼布された第2層部とで構成
され、上記第1層部は上記第2層部より圧縮率の小さい
材質の部材で形成されていることを特徴とする請求項1
記載の研磨布。 - 【請求項3】 溝は第1層部の他側に形成されているこ
とを特徴とする請求項2記載の研磨布。 - 【請求項4】 溝は第2層部の少なくともいずれか一側
に形成されていることを特徴とする請求項2記載の研磨
布。 - 【請求項5】 溝は第2層部を他側から貫通して第1層
部まで到達していることを特徴とする請求項2記載の研
磨布。 - 【請求項6】 溝は格子状に配設されるとともにピッチ
が30mm以下に形成されていることを特徴とする請求
項1ないし5のいずれかに記載の研磨布。 - 【請求項7】 溝は研磨面と接近する方向に幅狭に形成
されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれ
かに記載の研磨布。 - 【請求項8】 溝の幅は3mm以下に形成されているこ
とを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の研
磨布。 - 【請求項9】 研磨面に幅が100μm以下の溝が形成
されていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれ
かに記載の研磨布。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24395794A JPH08108372A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 研磨布 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24395794A JPH08108372A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 研磨布 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08108372A true JPH08108372A (ja) | 1996-04-30 |
Family
ID=17111560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24395794A Pending JPH08108372A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 研磨布 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08108372A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001018165A (ja) * | 1999-04-06 | 2001-01-23 | Applied Materials Inc | 改良型cmp研磨パッド |
JP2004130505A (ja) * | 2003-09-08 | 2004-04-30 | Toho Engineering Kk | 半導体cmp加工用パッドの細溝加工機械 |
JP2006005358A (ja) * | 2004-06-16 | 2006-01-05 | Rohm & Haas Electronic Materials Cmp Holdings Inc | 圧力逃がし通路を有する研磨パッド |
JP2006075959A (ja) * | 2004-09-10 | 2006-03-23 | Inoac Corp | 研磨パッド |
JP2008168433A (ja) * | 2000-12-01 | 2008-07-24 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 研磨パッド及びその製造方法並びに研磨パッド用クッション層 |
WO2011118419A1 (ja) * | 2010-03-25 | 2011-09-29 | 東洋ゴム工業株式会社 | 積層研磨パッド |
US8485862B2 (en) | 2000-05-19 | 2013-07-16 | Applied Materials, Inc. | Polishing pad for endpoint detection and related methods |
JP2016068255A (ja) * | 2014-10-01 | 2016-05-09 | 日東電工株式会社 | 研磨パッド |
-
1994
- 1994-10-07 JP JP24395794A patent/JPH08108372A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN102811838A (zh) * | 2010-03-25 | 2012-12-05 | 东洋橡胶工业株式会社 | 层叠研磨垫 |
KR101399518B1 (ko) * | 2010-03-25 | 2014-05-27 | 도요 고무 고교 가부시키가이샤 | 적층 연마 패드 |
JP2016068255A (ja) * | 2014-10-01 | 2016-05-09 | 日東電工株式会社 | 研磨パッド |
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