JPH08107995A - ロールアイロナー - Google Patents
ロールアイロナーInfo
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- JPH08107995A JPH08107995A JP24377094A JP24377094A JPH08107995A JP H08107995 A JPH08107995 A JP H08107995A JP 24377094 A JP24377094 A JP 24377094A JP 24377094 A JP24377094 A JP 24377094A JP H08107995 A JPH08107995 A JP H08107995A
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Abstract
なく、製作コストも安く、かつ吸引ブロワーの容量負荷
を節約できるロールアイロナーを提供する。 【構成】 発熱媒体16a,16bを収納した曲面を有
する複数の加熱装置13と、この加熱装置の曲面に被洗
物17を圧接しながら回転送りする回転ローラ11a,
11bとを有するロールアイロナーにおいて、前記加熱
装置13間の被洗物通過受け渡し部に設置され上面部に
多数の小孔を形成した曲面状のボックス55と、同ボッ
クスの上面を前記回転ローラ11a,11bの周速と略
同速度で走行する通気性のあるベルト59aと、ボック
ス55内の空気を排気する排気管53aとを具備し、前
記被洗物17を上流の加熱装置端部より前記ベルトに吸
着して載せ下流に加熱装置に受け渡すよう構成してなる
ものである。
Description
をプレスしながら乾燥させるロールアイロナーに関する
ものである。
ローカバー等の被洗物を脱水した後、プレスしながら乾
燥させるものとして、ロールアイロナーが一般に知られ
ている。図5は従来提案されているロールアイロナーの
一例を示すもので、複数、例えば3本の円筒状の回転ロ
ーラ11a〜11cが適宜間隔をあけて並列に配設され
ている。この回転ローラ11a〜11cは、周面部がフ
ェルト状のパッド等の通気性のある弾性体で構成され、
さらにロール部には通気性の小孔が多数形成されてい
る。また回転ローラ11a〜11cは駆動モータ12に
より同一方向に駆動回転される。そしてこの回転ローラ
11a〜11cの下部には加熱装置13が設けられてお
り、同加熱装置13は、前記回転ローラ11a〜11c
と一定の間隙を持つように同回転ローラ11a〜11c
の形状に対応した曲面で構成されている。また加熱装置
13の一端には、回転ローラ11a〜11cの軸部と略
同じ高さで導入コンベア14が配設されており、他端に
は平板台15が加熱装置13と一体に設けられている。
また加熱装置13の回転ローラ11a〜11cと対向す
る曲面には、それぞれ曲板状の発熱体16a〜16cが
埋設されている。
エアシリンダ等で前記発熱体16a〜16cに圧接され
ながら回転する。即ち、脱水を行った後の、まだ水分を
多量に含んだ被洗物17を前記導入コンベア14上に置
くと、被洗物17が回転ローラ11aと加熱装置13と
の間隙に投入され、その後回転ローラ11a〜11cの
回転に伴って、加熱装置13に沿って平板台15まで進
む。この時被洗物17は前記発熱体16a〜16cに圧
接されて、乾燥及びプレスが行われる。また回転ローラ
11a〜11cの軸部には、それぞれ排気用のダクト1
8a〜18cが設けられ、被洗物17が乾燥する際に発
する水蒸気は、同ローラ11a〜11cの外周面を透過
して回転ローラ内部に吸い込まれ、ダクト18a〜18
cを通って排気される。更に被洗物17が回転ローラ1
1a〜11cに巻き付くのを防止するために、テープ2
1が回転ローラ11a〜11cと被洗物17との間に配
置され、被洗物17の通過路を規制するようになってい
る。このテープ21はエンドレステープであり、回転ロ
ーラ11a〜11cの幅に対して十数本装着され、同回
転ローラ11a〜11cの上方に設けられている固定プ
ーリー22a、22b及びテープ21の張力を加減する
テンションプーリー23に連架され、回転ローラ11a
〜11cの回転に従って周回する。
ーにあっては、被洗物が常にテープに押さえられた状態
で乾燥、プレスされるため、被洗物にテープの跡がつい
てしまい、仕上がりの品質が低いものとなってしまう。
この傾向は特に被洗物がテーブルクロスや敷布などのよ
うな生地の厚い物の場合に顕著に現れる。またテープ
は、エアシリンダ等を備えた回転ローラにより発熱体に
圧接されて150℃〜210℃に加熱されつつ摺動され
るため、数時間から数日間使用すると切断してしまう。
このようなときには、その都度ローラアイロナー本体の
運転を中断し、テープを新たなものと交換しなければな
らず、その間は被洗物の乾燥及びプレス作業は停止しな
ければならなかった。これらの欠点を解消するため、従
来も被洗物の通過路を規制するものとして、テープを用
いる代わりに、回転ローラの中間位置それぞれに周面部
に小孔を多数形成した円筒状の回転体を配設し、この回
転体に吸引排気を行うブロワーを接続したものが特公平
3−61480号公報において提案されている。
ローラ11a〜11bや加熱装置13などの主構成部は
図5に示したものと同様であるので、同一部分には同一
符号を付してその説明は省略する。さて図6において、
加熱装置13の被洗物17が発熱体16a〜16cを通
過した位置にある凸部それぞれに、周面に多数の小孔を
形成した円筒状の回転体31a〜31cを配設する。こ
の回転体31a〜31cは、回転ローラ11a〜11c
と逆の方向に回転するもので、その軸部には排気管32
a〜32cが接続されており、これは前記回転体31a
〜31cが回転する際に、その周面に形成された小孔よ
り吸引した空気と水蒸気の排気を行うための配管であ
り、ブロワーに接続されている。また前記回転体31c
の下部に一端を有する前記導入コンベア14と同じ様な
導出コンベア33が傾斜状に設けられている。更に加熱
装置13の回転体31a,31bの下部には、これを加
熱するためのヒータ34a,34bが埋設されている。
ーの動作について説明すると、先ず洗濯、脱水を終えた
後の被洗物17は、導入コンベア14のベルト141に
よって回転ローラ11aと加熱装置13との間隙に導入
される。その後回転ローラ11aにより発熱体16aに
圧接された被洗物17は、回転体31aの吸引力と回転
によって、回転ローラ11aに巻き付くことなく、次の
回転ローラ11bと加熱装置13との間隙に導入され
る。以下回転ローラ11bと加熱装置13及び回転体3
1b、回転ローラ11cと加熱装置13において前記と
同様の動作を繰り返し、乾燥及びプレスを終了した被洗
物17は、最後に回転体31cによって回転ローラ11
cから引き剥がされ、導出コンベア33に載せられて、
次の折り畳み機などへの工程に送られる。
cの構成について説明すると、図7は前記図6において
回転体31aを矢印C方向から見た図で、回転体31
b,31cも同様の構成である。回転体31aは、中空
パイプ41の外側に一定間隔で表面に多数のパンチング
穴42を形成したロール43を取付けるもので、この中
空パイプ41のロール43を取付けた位置には、例えば
ローラ43一つに対して孔411が設けられる。即ち、
前記ブロワーは、排気管32a、中空パイプ41及びこ
の中空パイプ41の孔411を介して、ロール43のパ
ンチング穴で吸引動作を行わせるものである。また中空
パイプ41のロール43を取付けていない部分を覆うよ
うにして、ロール43と同径の半月状のギャッププレー
ト44が加熱装置13に取付けられていている。図8は
図7のD〜D線に沿った回転体31aの、主にロール4
3の断面図であり、発熱体16a,16bの端部は、パ
ンチング穴42を多数形成したロール43の周部まで近
接するように設けられ、被洗物17はこの部分では回転
ローラ11aの回転によって発熱体16aから回転体3
1aに至り、次に回転ローラ11bとの間隙に導かれる
ようになる。
沿った回転体31aの、主にギャッププレート44の断
面図である。ギャッププレート44は発熱体16a,1
6bと一体に設置されるもので、その表面が連続してい
る。そのためこの部分では被洗物17は発熱体16a上
からギャッププレート44を経て発熱体16bまで滑動
するようにして移動する。図10は図8及び図9に示し
た回転体31aにおける被洗物17の移動を説明する斜
視図で、被洗物17はロール43に形成されたパンチン
グ穴42の吸引によって回転ローラ11aから引き剥が
され、次の回転ローラ11bと発熱体16bとの間の間
隙に送られる。この場合被洗物17はギャッププレート
44に沿って進むので、ロール43のパンチング穴42
の吸引力によって回転体31aに巻き付いてしまうこと
はない。そして前記のような動作が、回転体31b,3
1c部においても同様に行われる。
ロナーでは、被洗物の通過路を規制するものとして、回
転ローラの中間位置それぞれに周面部に小孔を多数形成
した円筒状の回転体を配設しており、この回転体に吸引
排気を行うブロワーを接続したものは、形状が複雑とな
るため機械の価格が高くなる欠点があった。また薄い被
洗物を処理するとき、前記図7の場合は、ロール43と
ギャッププレート44の間の固定部と、回転部との隙間
に起因するスジが入ることがあり、場合によっては発熱
体とロール42の間に被洗物が挟まれる虞れがあり、被
洗物の仕上がり品質の低下が問題となる場合があった。
更に吸引部が多いためブロワーの容量が過大であり、ま
た吸引が局部的になり被洗物に皺等の悪い影響を与える
欠点があった。本発明は前記従来の欠点を解消しようと
するもので、薄い被洗物であっても皺やスジが入ること
はなく、製作コストも安く、かつ吸引ブロワーの容量負
荷を節約できるロールアイロナーを提供しようとするも
のである。
媒体を収納した曲面を有する複数の加熱装置と、この加
熱装置の曲面に被洗物を圧接しながら回転送りする回転
ローラとを有するロールアイロナーにおいて、前記加熱
装置間の被洗物通過受け渡し部に設置され上面部に多数
の小孔を形成した曲面状のボックスと、同ボックスの上
面を前記回転ローラの周速と略同速度で走行する通気性
のあるベルトと、ボックス内の空気を排気する排気手段
とを具備し、前記被洗物を上流の加熱装置端部より前記
ベルトに吸着して載せ下流の加熱装置に受け渡すよう構
成してなるもので、これを課題解決のための手段とする
ものである。また本発明は、出口コンベアへの被洗物通
過受け渡し部に吸引ボックスと通気性のベルトからなる
受け渡し機構を設けてなり、更に前記ボックス上面の曲
面の形状を半円筒状に形成してなり、また前記ボックス
の上面に形成される小孔の分布を、入口側を密、出口側
を疎に形成してなり、また前記ベルトの走行を案内する
複数個の小ロールを回転自在に軸支する軸支え板をボッ
クスの幅方向にわたって配設してなり、更に軸支え板の
下流側角部が加熱装置の発熱体と重なるように突出して
おり、また前記ベルトを芳香族ポリアミド又はステンレ
ス製としてなるもので、これを課題解決のための手段と
するものである。
は、回転ローラにより送出りされるとき、曲面状のボッ
クス上面を走行し、ボックスの上面の多数の穴と、ボッ
クス内部のエアを吸い出すブロワーとによって吸引力を
持たせてある吸引ベルトにより回転ローラから剥離さ
れ、同吸引ベルトによって下流側の回転ローラと加熱装
置へ送られる。また半円形状のボックスの出口部におい
ては、下流側加熱装置入口部の固定側発熱体端部の形状
がローラとの間が若干開いた形にしてあるため、被洗物
は容易に下流側加熱装置へ供給され再度アイロン掛けす
ることが出来る。最終の加熱装置の出口においても同様
の構成の吸引ベルトにより被洗物導出コンベアに受け渡
される。
と、図1〜図4は本発明の実施例を示す。先ず図1につ
いて説明すると、回転ローラ11a〜11bや加熱装置
13などの主構成部は従来例の図5に示したものと同様
であるので、同一部分には同一符号を付してその説明を
省略する。ここで被洗物17が導入コンベア14から導
出コンベア33まで送られる送行工程について説明する
と、導入コンベア14によって送り込まれた被洗物17
は、回転ローラ11aによって加熱装置16aの加熱面
上を加圧されながら送られる。駆動モータ12はプーリ
ーー27、Vベルト29a、プーリーー28aを介して
回転ローラ11aを支える1対のアーム25aの軸26
aを駆動回転する。ただし軸26aは回転ローラ11a
の両側に同一軸線上に一対設けられ、外部の固定部材に
回転自在に支えられているが、モータ12により駆動さ
れるのは、どちらか片側だけでよい。また回転ローラ1
1aは軸26aを中心軸として上下に回動可能であり
(2点鎖線で示した11a’のように)、回転ローラ1
1a自身の重量、或いは負荷用シリンダにより、走行中
の被洗物17を加圧することができる。
置を内蔵するのは片側のアーム25aのみでよい)、軸
26aの回転を減速して回転ローラ11aに伝達し、回
転ローラ11aに適当な周速度(被洗物17の送り速
度)を与えるようにしてある。この回転ローラ11aの
支え方、駆動方式は第2回転ローラ11bにおいても全
く同様であり、各部品の付番のaの代わりにbを置き換
えて、そのまま説明できる。 また回転ローラ11aと
11bの間に吸引ベルトユニット51が設けられ(吸引
ベルトユニット51の構造については後述する)てお
り、同吸引ベルトユニット51は被洗物17を回転ロー
ラ11aより受け取り、次の回転ローラ11に受け渡
す。また吸引ベルトユニット51の上面を走行する吸引
ベルト59aは、駆動モータ12によりプーリー27、
Vベルト64aを経て駆動される減速機61aの出力軸
に結合された駆動プーリー63aによって駆動され、回
転ローラ11aの周速度と略同じ速度(厳密には0.1
〜1%高速度)で回動走行する。62aは駆動プーリー
63aの減速機61a側と対称の位置に設置され、駆動
プーリー63aの軸を支える軸受ユニットである。回転
ローラ11bの周速度も吸引ベルト59aと略同じ速度
の調整される。
と導出コンベア33の間にも、吸引ベルトユニット51
と同様な構造の吸引ベルトユニット52が置かれ、この
ユニット52の吸引ベルト59bも、駆動モータ12に
よりVベルト64b、減速機61bを経て回される駆動
プーリー63bに駆動され、回転ローラ11bの周速度
と略同じ速度(厳密には0.1〜1%高速度)で回動走
行し、導出コンベア33に被洗物17を受け渡す。な
お、前記の各回転ローラの周速度及び吸引ベルトの送り
速度は、被洗物17を受け渡すときに、被洗物17に皺
が寄らないように、また滑り過ぎないように相対速度を
微妙に加減することが重要で、そのため前述の各々のV
ベルトプーリーは要所に図示略の可変速プーリーを利用
している。53a,53bは、各吸引ベルト51,52
からエアを排気する排気管であり、図示略の吸引用ブロ
ワーにつながれている。
51,52の構成について説明すると、図2及び図4に
おいて、回転ローラ11aと回転ローラ11bの間に、
上面部に多数のパンチング穴55aを有する曲面状のボ
ックスを設置するが、本実施例では半円筒状のボックス
55とする。更にその上面に通気性のある構造(例えば
耐熱性、強靱性、防炎性のある芳香族ポリアミド繊維、
ステンレス繊維等による編物又は織物組織)又は芳香族
ポリアミド樹脂やステンレス製の帯状物で多数のパンチ
ング穴159が明けてある吸引ベルト59a(図4には
パンチング穴が明けてある例を示している)を幅方向に
亘って複数本走行させる。ボックス55の下部には多数
の軸支え板55cが設けてあり、4本の細長軸58を支
えている。軸支え板55cのガイド部55dが、各吸引
ベルト59aの隙間から図2の如く発熱体16bと重な
る様に突出していて、被洗物17の先端が回転ローラ1
1b側へ導入され易くなっている。また軸支え板55c
の間に小ローラ57が細長軸58によって回転自在に支
えられる。図2において説明したように、吸引ベルト5
9aは駆動プーリー63aによって駆動され、小ローラ
57に導かれて半円形状のボックス55の上面を通り、
ここで半円形状のボックス55から図示略の吸引ブロワ
ーにより吸引した状態で、吸引ベルト59aを被洗物1
7の送り方向に回転させる。また第1回転ローラ11a
の出口部と半円形状のボックス55は、各々を形成する
円周がほぼ接するように位置している。
円筒部のパンチング穴55aの分布状態を示しており、
回転ローラ11a側の区分Aで示した範囲はパンチング
穴55aは密に分布し、区分Bで示した範囲は疎となっ
ている。即ち、吸引ベルト59aが区分A上を通過する
時は、吸引ベルト59aは被洗物17に対して強い吸引
力を発揮して被洗物17を回転ローラ11aの周面より
剥ぎ取り、区分Bにおいては、被洗物17を軽く保持す
る程度の吸引力を呈して、吸引ベルト59aと半円形状
のボックス55との摺動摩擦抵抗を減らし、かつ被洗物
17が回転ローラ11bへの受け渡しを容易にする。ま
た半円形状ボックス55の出口部に接する第2回転ロー
ラ11bの入口部は、発熱体16bの端部を開いて軸支
え板55cのガイド部55dと重なる様にすると共に、
第2回転ローラ11bの入口部が若干広くあくようにし
てあるため、被洗物17が第2回転ローラ11b入り口
部に入り易くなっている。第2回転ローラ11bから出
口コンベア33への被洗物17の受け渡し用の吸引ベル
トユニット52も図3に示したように、前記に準じた構
造である。
について説明する。第1回転ローラ11aにてアイロン
掛けされた被洗物17は、ここから排出されるとき、半
円形状のボックス55の上面の吸引ベルト59aの有す
るエアの吸引力により、第1回転ローラ11aから剥離
され、ベルト59aによって第2回転ローラ11bへ送
られる。半円形状ボックス55の出口部においては、第
2回転ローラ11bの入口部の方が若干開いた形で位置
しているため、被洗物17は容易に第2回転ローラ11
b側へ供給することが出来る。また第2回転ローラ11
bの出口においても、同様の構成の吸引ベルト59bに
より被洗物17が導出コンベア33に受け渡される。な
お、吸引ベルト59aは、図4の如く複数本で構成され
ているが、これに代えて回転ローラの全幅に対応した1
本で対応することもできる。この場合には軸支え板のガ
イド部は両端部の2個所となる。また回転ローラの個数
は、3個以上の場合も同様に適用可能である。
洗物であるリネンの受け渡し部に設置された吸引ベルト
ユニットの半円形状のボックスの吸引穴は、入口側で密
に、出口側で疎に、即ち吸引ベルトが回転ローラに接す
る部分で強い吸引力を持つように分布されているので、
被洗物は回転ローラ出口部全面から確実に剥離され、薄
い被洗物においても皺やスジが入ることなく、高品質に
アイロン仕上げされる。また加熱装置間(回転ローラ
間)の受け渡し用吸引ベルトユニット形状は単純な形で
よいため、機械コストも安価に製作できる。更に半円形
状のボックスの吸引穴は、吸引力が必要な部分には密
に、それ以外の部分は疎に分布してあるため、吸引ブロ
ワーの容量負荷を節約できる。また半円形状ボックスの
出口部に接する回転ローラの入口部は、発熱体の端部を
開いて軸支え板のガイド部と重なる様にすると共に、回
転ローラの入口部が若干広くあくようにしたことによ
り、被洗物の先端の回転ローラ入口部への導入が確実に
なる。
の構成を示す側面図である。
ある。
の詳細断面図である。
視図である。
ある。
である。
Claims (7)
- 【請求項1】 発熱媒体を収納した曲面を有する複数の
加熱装置と、この加熱装置の曲面に被洗物を圧接しなが
ら回転送りする回転ローラとを有するロールアイロナー
において、前記加熱装置間の被洗物通過受け渡し部に設
置され上面部に多数の小孔を形成した曲面状のボックス
と、同ボックスの上面を前記回転ローラの周速と略同速
度で走行する通気性のあるベルトと、ボックス内の空気
を排気する排気手段とを具備し、前記被洗物を上流の加
熱装置端部より前記ベルトに吸着して載せ下流の加熱装
置に受け渡すよう構成したことを特徴とするロールアイ
ロナー。 - 【請求項2】 請求項1記載のロールアイロナーにおい
て、出口コンベアへの被洗物通過受け渡し部に吸引ボッ
クスと通気性のベルトからなる受け渡し機構を設けてな
ることを特徴とするロールアイロナー。 - 【請求項3】 請求項1記載のロールアイロナーにおい
て、前記ボックス上面の曲面の形状を半円筒状に形成し
てなることを特徴とするロールアイロナー。 - 【請求項4】 請求項1乃至3記載のロールアイロナー
において、前記ボックスの上面に形成される小孔の分布
を、入口側を密、出口側を疎に形成してなることを特徴
とするロールアイロナー。 - 【請求項5】 請求項1乃至4記載のロールアイロナー
において、前記ベルトの走行を案内する複数個の小ロー
ルを回転自在に軸支する軸支え板をボックスの幅方向に
わたって配設してなることを特徴とするロールアイロナ
ー。 - 【請求項6】 請求項5記載のロールアイロナーにおい
て、軸支え板の下流側角部が加熱装置の発熱体と重なる
ように突出していることを特徴とするロールアイロナ
ー。 - 【請求項7】 請求項1乃至5記載のロールアイロナー
において、前記ベルトが芳香族ポリアミド又はステンレ
ス製であることを特徴とするロールアイロナー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24377094A JP2923213B2 (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | ロールアイロナー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP24377094A JP2923213B2 (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | ロールアイロナー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH08107995A true JPH08107995A (ja) | 1996-04-30 |
JP2923213B2 JP2923213B2 (ja) | 1999-07-26 |
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ID=17108722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24377094A Expired - Fee Related JP2923213B2 (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | ロールアイロナー |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2923213B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160128364A (ko) | 2014-05-02 | 2016-11-07 | 가부시끼가이샤아사히세이사꾸쇼 | 롤 마무리기 |
JP6306136B1 (ja) * | 2016-12-07 | 2018-04-04 | 株式会社東京洗染機械製作所 | ロール仕上げ機 |
Families Citing this family (1)
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US6760984B1 (en) | 2000-06-30 | 2004-07-13 | Tokyo Sensen Kikai Seinsaskusho, Co., Ltd. | Roll finishing method and roll finishing machine |
-
1994
- 1994-10-07 JP JP24377094A patent/JP2923213B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR20160128364A (ko) | 2014-05-02 | 2016-11-07 | 가부시끼가이샤아사히세이사꾸쇼 | 롤 마무리기 |
JPWO2015166579A1 (ja) * | 2014-05-02 | 2017-04-20 | 株式会社アサヒ製作所 | ロール仕上げ機 |
EP3138955A4 (en) * | 2014-05-02 | 2017-12-20 | Asahi Seisakusho Co., Ltd. | Roll finishing machine |
JP6306136B1 (ja) * | 2016-12-07 | 2018-04-04 | 株式会社東京洗染機械製作所 | ロール仕上げ機 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2923213B2 (ja) | 1999-07-26 |
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