JPH08106366A - 画像ファイル方法、その装置および情報記録媒体 - Google Patents

画像ファイル方法、その装置および情報記録媒体

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JPH08106366A
JPH08106366A JP6243078A JP24307894A JPH08106366A JP H08106366 A JPH08106366 A JP H08106366A JP 6243078 A JP6243078 A JP 6243078A JP 24307894 A JP24307894 A JP 24307894A JP H08106366 A JPH08106366 A JP H08106366A
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Norihisa Haneda
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 情報記録媒体に記録された多数の画像ファイ
ルを再生する場合に検索時間を短縮し、各画像ファイル
の再生間隔のバラツキを低減する。 【構成】 光ディスク18のデータ領域208 に記録された
インデックス情報と画像データとを含む画像ファイル
は、インデックス情報に記録された優先度とその画像フ
ァイルの検索回数に応じてその優先順位A,BまたCが
判定され、優先順位ごとのグループにグループ化され
る。グループ化された画像ファイルは、各グループの画
像ファイルが物理的に近い領域に配置されるように、グ
ループごとに光ディスク18の内周側から優先順位の高い
順に記録されて、データ領域208 に再配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば光磁気ディス
クなどの情報記録媒体に多数の画像ファイルを記録する
画像ファイル方法、その装置および情報記録媒体に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、画像データや音声データなどの
膨大な情報量のデータを記録するのに適した大容量の情
報記録媒体として、コンパクトディスクやミニディスク
などの光(磁気)ディスクが知られている。このような
回転記録媒体としての光ディスクを用いた画像データベ
ースでは、ディスクのトラックに記録された情報を読み
出したり、所望のトラックに情報を書き込んだりする記
録再生ヘッドとしての光ピックアップがディスクの半径
方向に移動されて、ディスクに形成されたトラックをト
レースする。この光ピックアップは、たとえば磁気ディ
スクにおける磁気ヘッドと較べてその自重が大きく、こ
のため、トラック間を移動するシーク速度を大幅に短縮
させることが困難である。したがって、とくに光ピック
アップのような光学的な読取および書込ヘッドを用いた
光磁気ディスク装置では、ディスクのそれぞれのトラッ
クに記録されたデータを検索する検索時間が長くなる。
またディスクの回転線速度が一定の定線速度方式(CLV:C
onstant Linear Velocity)の光磁気ディスクでは、とく
に、シークされた光ピックアップの位置に応じてディス
クを線速度一定に回転制御する時間が必要となり、この
ためさらに光ピックアップのシーク速度および情報の転
送速度が遅くなるので、結局、データの検索時間が長く
なっていた。
【0003】従来、この種の画像ファイル装置として
は、たとえば特開平3-164977号公報に示すように検索情
報と索引画像データ間のシーク距離が短くなるように検
索情報と索引画像データをディスク領域に記録すること
により、検索時間を短縮する方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで画像データを
光ディスクに記録する場合、記録する画像データのファ
イル毎に、光ディスクの記録領域に物理的に追記する方
法が一般的である。したがって、このように記録された
各ファイルを所望の任意の順番で再生すると、ファイル
の記録位置に応じて、光ピックアップが所望のトラック
にトラッキングされる時間が異なるために画像ファイル
の検索時間が長くなり、さらに各ファイルの再生間隔が
一定でなくなるという問題点があった。たとえば、光デ
ィスクに記録された画像ファイルを所定の時間間隔ごと
に読み出して表示装置に再生するスライドショーを行な
う場合、再生される画像と、次に再生される画像とのイ
ンタバルが一定とはならないという問題があった。
【0005】この場合、たとえば再生画像と、バックグ
ラウンド音楽やナレーションなどの音声を再生する外部
のオーディオ機器とを同期させる際に、画像ファイルの
再生間隔にバラツキが生じ、とくに画像ファイルの再生
開始時間が遅れると画像の表示が遅れて音声が先立って
出力されたり、音声が次の画像にまで及ぶので音声を中
断させたりして、音声と画像の再生が正確に同期しなく
なる。この問題は、光ディスクの所定の領域に記録され
た音声情報の再生と画像ファイルの再生とを同期させる
場合も同様に発生していた。
【0006】本発明は上記従来の問題点に鑑み、大容量
情報記録媒体に記録された多数の画像ファイルを連続し
て再生する場合に、所望の画像ファイルを迅速に検索
し、各画像ファイルの再生間隔のバラツキを低減し得る
画像ファイル方法、その装置および情報記録媒体を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による画像ファイ
ル方法は、上述の課題を解決するために、所望の画像を
表わす情報を情報記録媒体に記録する画像ファイル方法
において、この方法は、情報記録媒体に記録された情報
の優先度を判定する判定工程と、判定工程にて判定され
た優先度に基づいて、情報を所定のグループにグループ
化するグループ化工程と、グループ化された情報を、グ
ループごとに情報記録媒体の物理的に近い領域に記録す
る再配置工程とを含むことを特徴とする。
【0008】この場合、情報を情報記録媒体に記録する
工程を含み、この工程は、情報を入力する入力工程と、
入力工程にて入力された情報を検索するためのインデッ
クス情報を生成する生成工程と、情報およびインデック
ス情報を情報記録媒体に記録する記録工程とを含むとよ
い。
【0009】この場合さらに、生成工程は、情報の優先
度を表わす情報を含むインデックス情報を生成するとよ
い。
【0010】また、情報記録媒体に記録された情報をイ
ンデックス情報に基づいて検索する検索工程と、検索工
程にて検索された情報の表わす画像を出力する出力工程
と、検索工程にて情報を検索するつどインデックス情報
を更新する工程とを含むとよい。
【0011】また、判定工程は、情報の優先度を所定の
テーブル情報に基づいて補正し、補正された優先度を表
わす優先順位を判定し、グループ化工程は該判定された
優先順位に基づいて、情報をグループ化するとよい。
【0012】この場合、テーブル情報は、優先度を情報
の検索回数をパラメータとして補正するためのテーブル
情報であるとよい。
【0013】また、再配置工程は、グループ化工程にて
グループ化された情報を、優先順位の高いグループから
順に情報記録媒体に記録するとよい。
【0014】この場合、再配置工程は、グループ化され
た情報を、他の情報記録媒体に記録するとよい。
【0015】本発明による画像ファイル装置は、上述の
課題を解決するために、所望の画像を表わす情報を情報
記録媒体に記録する画像ファイル装置において、この装
置は、情報を情報記録媒体に記録する情報記録手段であ
って、情報記録媒体に記録された情報を読み出す情報記
録手段と、情報記録手段から読み出された情報が表わす
画像を表示する表示手段と、情報の情報記録媒体への書
き込みおよび読み出しを制御する制御手段とを備え、制
御手段は、情報記録媒体に記録された情報の優先度を判
定する判定手段と、判定手段にて判定された優先度に基
づいて、情報を所定のグループにグループ化するグルー
プ化手段と、グループ化された情報をグループごとに情
報記録媒体の物理的に近い領域に記録する制御を行なう
再配置手段とを含み、情報記録手段は、再配置手段の制
御により、グループ化された情報を前記情報記録媒体に
記録することを特徴とする。
【0016】この場合、判定手段は、情報記録媒体に記
録された情報の優先度と情報の検索回数とにより、情報
の優先順位を判定し、グループ化手段は、判定手段にて
判定された優先順位に基づいて、情報をグループ化する
とよい。
【0017】この場合さらに、この装置は、情報の優先
度を、情報の検索回数をパラメータとして補正するため
のテーブル情報が蓄積された記憶手段を備え、判定手段
は、テーブル情報を参照して、優先度が補正された優先
順位を判定するとよい。
【0018】また、再配置手段は、最も優先される優先
度のグループの情報から、情報記録媒体に順に記録する
とよい。
【0019】
【作用】本発明では、情報記録媒体に順に追記して記録
された複数の画像を表わす情報がグループ化され、同一
のグループに属する画像情報を情報記録媒体の物理的に
近いエリアに再配置されて記録される。したがって、同
一のグループに属する各画像情報を連続して再生する場
合に、その検索時間を短縮することができるとともに、
各画像情報の再生間隔のバラツキを低減することができ
る。
【0020】
【実施例】次に、添付図面を参照して本発明による画像
ファイル装置の実施例を詳細に説明する。図4を参照す
ると、同図には本発明に係る画像ファイル装置の一実施
例のブロック図が示されている。
【0021】画像ファイル装置10は、自然画などを表わ
す画像データを入力する画像入力装置12からその都度入
力された画像データを中央処理装置14にて処理し、処理
された画像データをディスクドライブ16に装填された光
ディスク18に逐次記録して画像ファイルを作成し、ま
た、このようにして光ディスク18の記録領域に記録され
た各ファイルの画像データを、各画像ファイルの再生間
隔のばらつきが低減するように、画像データの再生優先
順位に基づいて光ディスク18に再配置して記録する装置
である。さらにこの装置10は、光ディスク18に記録され
た画像ファイルを検索して所望の画像データを読み出
し、読み出した画像データの表わす画像を表示装置20の
表示画面に表示させる装置である。
【0022】まず、図2に本実施例における情報記録媒
体としての光ディスク18の情報記録形式を示す。同図を
参照すると、円盤上の一方の主面に渦巻状に形成された
光ディスク18の情報記録トラックが、説明のため帯状に
展開して記載されている。この図において図の左方がデ
ィスク18の内周側であり、図の右方がディスク18の外周
側に対応している。光ディスク18は、本実施例では、そ
の直径が64mmの光磁気ディスクが所定のカートリッジ
(図示せず)に収容された記録用ミニディスク(MD)を採
用し、ミニディスクの内周部から外周部に向けて、蛇行
型プリグルーブおよびトラックがうず巻き状に形成され
ている。このミニディスクは情報の書換えおよび消去が
可能なMO(Magneto-Optical) 領域を有する回転情報記録
媒体である。光ディスク18は、ミニディスクに限らず、
たとえば、画像情報の読み出しのみが可能な再生専用領
域としてのROM 領域と、MO領域とを有するハイブリッド
型の光磁気ディスクでもよい。またディスク18は、情報
の記録形式として、たとえば、コンパクトディスク規格
に準拠する光ディスクでもよい。
【0023】同図に示すようにディスク18には、ディス
クの種類などに関する情報が記録されたリードインエリ
ア200 と、ディスクを1つまたは複数のボリュームとし
て認識するための管理情報が記録されるUTOC領域202
と、実際の画像情報や、記録された画像情報を管理する
テーブル情報などの情報が記録されるユーザーデータ領
域204 と、ユーザデータ領域204 の終了を示す情報が記
録されたリードアウトエリア206 とがその内周側から外
周に向けて順にそれぞれ配置されている。本実施例で
は、UTOC領域202 、ユーザデータ領域204 およびリード
アウトエリア206 はMO領域にて形成され、残りのリード
インエリア200 は、情報の読み出しのみが可能なROM(Re
ad Only Memory) 領域にて形成されている。
【0024】ユーザデータ領域204 はさらに、データ管
理領域206 と、データ領域208 とを含む領域である。デ
ータ管理領域206 は、データ領域208 に記録された画像
データを管理するためのテーブル情報が記録される領域
であり、この領域206 にはたとえば、データ領域208 に
おける記録データのアドレスやデータ種別などのテーブ
ル情報を表わすファイル管理情報が記録される。次に、
データ領域208 は同図(b) に示すように、実際の画像デ
ータが記録される画像データ領域210 と、画像データ領
域210 に記録された画像データを検索するためのインデ
ックス情報が記録されるインデックス領域212 とを含む
領域である。画像データ領域210 には、カラー画像を表
わす画像情報が、たとえば基本となる解像度の画像デー
タと、この画像データから複数の解像度ごとに作成され
た差分データとが、それぞれ圧縮符号化されて記録され
るのがディスク18への情報記録効率からも有利である。
データ領域208 には、このようにして符号化されたそれ
ぞれの画像データ(IMG 1〜IMGnnn) が、画像ファイルと
してディスク18の内周側から順に記録される。
【0025】インデックス領域210 は、データ領域208
に記録された画像データを検索するための検索情報と、
その検索結果に関する情報とを含むインデックス情報が
それぞれの画像データに対応して記録される領域であ
る。詳しくは、検索情報は、対応する画像データが撮影
された日時を表わす撮影日および時間を表わす情報、撮
影した画像の特徴や解説などを表わす情報およびその画
像データに対応して付与される検索のためのキーワード
を表わす情報などの撮影情報を含む。またインデックス
領域210 は、対応する画像データが検索検索により再生
された回数を示す検索回数と、操作者からの情報入力に
よって画像データごとの重要性に応じて付与される優先
度を表わす情報(優先度a,bまたはc)とを含むイン
デックス情報が記録される領域である。本実施例の画像
ファイル装置10は、後述するように、画像ファイルの検
索回数と、それぞれの画像データに対応して付与された
優先度とに応じた優先順位にしたがって、データ領域20
8 に順次記録され作成された画像ファイルが、同領域20
8 に再配置される。
【0026】なお本実施例では、光ディスク18を1つの
ボリュームとして形成しているが、これに限らず、ディ
スク18に複数のボリュームが形成され、それぞれのボリ
ュームはUTOC領域202 に記録された管理情報に基づいて
複数のユーザデータ領域が管理されるように構成されて
もよい。
【0027】図4に戻って、画像ファイル装置10をさら
に詳しく説明すると、装置10は、たとえば銀鉛写真フィ
ルムなどに形成された画像を読み取ってその画像を表わ
す3原色カラー画像データを出力するフィルムスキャナ
や、被写体の像を撮像してその静止画像または動画像を
表わすカラー画像データを出力するカメラなどの画像入
力装置12がバス22に接続されている。画像入力装置12
は、画像を直接読み取る画像読取装置に限らず、たとえ
ば、画像データが所定の記録媒体に記録された記憶装置
や、所定の伝送制御手順にて他の装置からの画像データ
を受け取る通信制御装置などの画像データを入力する入
力装置、または他装置とのインタフェース機能を有した
入力端子などでもよい。
【0028】バス22には、さらに操作者の操作状態を検
出して対応する操作情報を出力22に出力する操作部24が
接続されている。操作部24は、画像入力装置12から出力
された画像データに対応して、操作者によって付与され
るインデックス情報の入力を検出し対応するコード情報
を出力22に出力する。
【0029】メモリ26は、バス22を介して入力された画
像データを蓄積して処理したり、光ディスク18のデータ
領域208 に記録された画像データの検索や、画像ファイ
ルを同領域に最配置して記録するためにデータを一時蓄
積する作業領域を形成する主記憶装置である。
【0030】詳しくはメモリ26は、本装置10全体の動作
を制御するための処理プログラムや制御データなどの制
御情報が格納されたROM および不揮発性RAM(Random Acc
essMemory) を有し、これら制御情報をバス22を介して
中央処理装置に供給する。メモリ26は、またバス22を介
して入力された画像データをその作業領域に格納するRA
M を有し、中央処理装置14からバス22を介して入力され
る制御信号に基づいて画像データのRAM への蓄積および
RAM からの読み出しを行なう。
【0031】バス22にはまた、CRT コントローラ28およ
びSCSIコントローラ30がそれぞれ接続されている。CRT
コントローラ28は、バス22に現れた画像信号の表わすカ
ラー画像を出力32に接続される表示装置20に表示させる
ために、この画像信号を表示装置20に対応した映像信号
に変換して出力する制御装置である。CRT コントローラ
28は、動画像や静止画像一画面分の画像信号を蓄積する
フレームメモリを有し、画像入力装置12から入力される
画像信号が静止画像である場合には、フレームメモリに
蓄積した1フレームの画像信号を繰り返し読み出して出
力32に出力する。
【0032】CRT コントローラ28の出力32に接続された
表示装置20は、その入力32に現れた映像信号の表わす画
像を表示する装置である。表示装置20は、映像信号に対
応したカラー画像を表示するCRT カラー表示装置や液晶
表示装置などの周知の画像表示装置が適用され、有利に
は、高精細画像の表示可能な高画素タイプの階調特性の
すぐれた表示装置が適用される。また、本実施例におけ
る装置10は、表示装置20に表示された画像を印刷出力す
る画像印刷装置が所定のインタフェースを介してバス22
に接続されてもよく、この場合、高精度のカラー写真画
像の作成が可能なピクトログラフィなどの画像出力装置
が有利に適用される。
【0033】SCSIコントローラ30は、バス22に現れる画
像信号および後述のディスクドライブ16から接続線34を
介して入力される画像信号を、中央処理装置14から供給
される制御信号に基づいて、それぞれ出力34もしくは出
力22に出力する制御装置である。詳しくは、本実施例に
おけるコントローラ30は、バス22に現れる中央処理装置
14からの制御信号に基づいて、ディスクドライブ16に装
填される光ディスク18に対する情報の読出しおよび書込
みを制御するSCSI(Small Computer System Interface)
規格に対応した制御装置である。コントローラ30は、周
辺機器としてのディスクドライブ16に対するビットパラ
レルのデータ転送を実現する。SCSIコントローラ30の出
力34は、ディスクドライブ16に接続されているとともに
ディジー・チェーン方式にて接続線36を介し固定ディス
ク38に接続されている。
【0034】ディスクドライブ16は、光ディスク18にお
ける情報の記録フォーマットに対応した情報記録再生装
置である。本実施例ではドライブ16は、情報記録媒体と
してミニディスク規格に準拠した物理的構造の光ディス
ク18を装填し、この光ディスク18を定線速度方式にて回
転駆動することによってディジタル情報の書き込みおよ
び読み出しを行なう。具体的には、ドライブ16は、光デ
ィスク18に情報を記録したり、記録された情報を読み出
すためのヘッドとして機能する光磁気ピックアップ17を
有している。ドライブ16は、光ディスク18のトラックに
対する光磁気ピックアップ17の位置に応じた回転速度に
て光ディスク18を回転させ、磁界変調光学方式にて情報
を記録し、また、ディスク18に対して照射したレーザ光
の反射に応じた情報を読み出す。ディスクドライブ16
は、光ディスク18から読み出した情報を出力34に出力
し、SCSIコントローラ30を介してメモリ26に転送する。
【0035】固定ディスク38は、光ディスク18から読み
出された画像ファイルを一旦退避するための記憶領域を
有した補助記憶装置である。本実施例では、画像ファイ
ルの一時的な退避をメモリ26のRAM を用いることによっ
て行なうが、光ディスク18のデータ領域208 に記録され
たデータ量に応じて、たとえば画像ファイルを一括して
退避させる場合には、固定ディスク38の所定の領域に一
時的に画像ファイルを退避させる。固定ディスク38は、
データを読み書きする速度が迅速に行なうことのできる
磁気ディスク装置が有利に適用され、もちろんRAM のよ
うな半導体メモリや、他の光ディスク媒体を利用した光
ディスクドライブでもよい。また、固定ディスク38は、
光ディスク18に記録された画像ファイルを最配置する
際、本実施例では同一の光ディスクに画像ファイルを書
き込むが、とくに光ディスク18のユーザデータ領域に記
録された情報を一括して固定ディスク38に退避させる場
合には、他の光ディスク18をディスクドライブ16に装填
することにより、画像ファイルが最配置された光ディス
ク18をほかに作成することができる。
【0036】バス22に接続された中央処理装置14は、バ
ス22を介して入力される指示信号に基づいて、画像ファ
イル装置10の各部を制御する制御装置である。詳しくは
中央処理装置14は、操作部24からの操作情報に応動して
画像入力装置12を制御し、たとえば、銀塩写真フィルム
に記録された画像を読み出させ、この画像に応じた原画
像データをバス22を介してメモリ26に蓄積させる。ま
た、中央処理装置14は、メモリ26に蓄積された原画像デ
ータをディスクドライブ16に装填された光ディスク18に
記録する制御を行なう。
【0037】本実施例における中央処理装置14は、メモ
リ26にRAM 蓄積された原画像データと、光ディスク18に
符号化されて記録された画像データとに対して、それぞ
れ圧縮符号化および伸張復号する機能を有している。こ
の圧縮符号化処理は、たとえば、原画像データから複数
の解像度の階層ごとの差分データを作成し、それぞれの
階層ごとにハフマン符号化などのエントロピー符号化す
る階層符号化方式が有利に適用される。また、装置14
は、符号化した画像データを光ディスク18の画像データ
領域210 に書き込むため制御信号を生成し、この制御信
号を出力30に接続されたSCSIコントローラ30に出力す
る。
【0038】また、中央処理装置14は、画像データを光
ディスク18に書き込む際、そのインデックス領域212 に
おけるインデックス情報を生成し、生成したインデック
ス情報と画像データとを含む画像ファイルをデータ領域
208 の未記録領域の先頭位置に書き込む。つまりこの先
頭位置とは、すでに画像ファイルがいくつか記録されて
いればその次の位置であり、装置14は、画像ファイルを
図2におけるデータ領域208 の左から右へと順番に記録
する。装置14は、操作部24に入力された優先度を表わす
情報を含めたインデックス情報を生成する。
【0039】さらに中央処理装置14は、光ディスク16に
記録された画像ファイルを読み出す制御を行ない、読み
出した画像データをメモリ26に蓄積させ復号する。たと
えば装置14は、操作部24からの操作情報に応動してディ
スクドライブ16を制御し、光ディスク18に記録された画
像ファイルを光ディスク18のデータ管理領域206 に記録
されたファイル管理情報に基づいて検索する。
【0040】具体的には中央処理装置12は、操作者によ
り指定された検索条件を表わす操作情報に応動し、デー
タ管理領域206 に記録されたファイル管理情報に従って
データ領域208 に記録された画像データを検索する。さ
らに装置12は、検索条件に合致する画像ファイルをデー
タ領域208 から読み出してその画像データを復号伸張処
理させ、画像データが表わす画像を表示装置20に表示さ
せる。この場合、装置12は、所望の画像を再生すると、
その画像ファイルのインデックス領域212 における検索
回数を更新する。
【0041】本実施例における中央処理装置12は光ディ
スク18のデータ領域208 に記録された画像ファイル(IMG
nnn)を同一の光ディスク18または他の光ディスクに再配
置して記録する制御機能を有している。詳細には、デー
タ領域208 に順次記録された画像ファイルを同一のディ
スク18に再配置する場合、装置12はインデックス領域21
2 に記録されている検索回数と、それぞれの画像ファイ
ルに付与された優先度とに応じた優先順位にしたがっ
て、画像ファイルをディスク18の内周側から外周側へと
順に記録し直して画像ファイルの再配置を行なう。
【0042】具体的には装置12は、図3に示すような画
像ファイルの検索回数と優先度(a,b,c) とに応じた優先
順位(A,B,C) を規定する優先順位変換テーブルに基づい
て、操作者によって付与された優先度を、画像ファイル
の検索回数をパラメータとして補正し、その画像ファイ
ルの優先順位を判定する。この優先順位変換テーブルは
本実施例ではメモリ26の不揮発性RAM に記憶され、装置
12はこの変換テーブルを参照して画像ファイルの優先順
位を決定する。優先順位変換テーブルは操作部24からの
操作情報に応じて自由に設定および変更することができ
る。なお、本実施例では、優先度および優先順位は、"
a" および"A" が一番優先され、次に"b","B" 、その次
に"c","C" の順に優先される。
【0043】画像ファイル装置12は、光ディスク18に書
き込まれている画像ファイルを最配置する際、それぞれ
の画像ファイルを再生する時間のインターバル時間、つ
まり再生間隔がほぼ一定となるように、判定した優先順
位に対応させて優先順位の高い画像ファイルAから順に
画像ファイルを検索してグループ化し、その優先順位ご
とにグループ化された画像ファイルをデータ領域208 の
内周側から書き込む制御を行なう。装置12は、この方法
により優先順位にしたがってグループ化された画像ファ
イルを、それぞれのグループごとにデータ領域208 内の
物理的に近い領域に再配置するので、再生間隔のばらつ
きを低減させ、画像ファイルの再生時間のインターバル
時間を一定とすることができる。
【0044】画像ファイル装置12は、また、光ディスク
18のデータ領域208 に記録された画像ファイルをデータ
領域208 の内周側から順次所定の時間間隔ごとに読み出
し、その画像ファイルの画像データが表わす画像を表示
装置20の表示画面に表示させるスライドショー機能を有
している。この機能は、たとえば、光ディスク18の内周
側に記録された画像データから順に複数の画像データを
再生する機能であり、上述の検索条件に対応する画像フ
ァイルを順次再生する場合にも機能する。したがって、
データ領域208 に記録された画像ファイルが優先順位ご
とにグループ化されていれば、ピックアップ17を目的外
の優先順位の画像ファイルのグループにまで移動させる
必要がなく、ピックアップ17を目的のグループ内のみで
移動させればよいので、ピックアップ17の余分な移動を
防止させることができる。
【0045】本実施例では装置12は、光ディスク18に記
録された元の画像ファイルを一旦他の記憶媒体に退避さ
せ、退避された画像ファイルを優先順位に従って光ディ
スク18に書き戻し、画像ファイルの最配置を行なう。他
の記憶媒体としては、メモリ26のRAM またはSCSIコント
ローラ30にディジーチェーン接続された固定ディスク38
が用いられる。
【0046】以上の構成による画像ファイル装置10の動
作を、図5および6に示したフローチャートを参照して
説明する。光ディスク18のデータ領域208 には、図1
(a) に示すように、画像入力装置12から入力された画像
データが領域208 の内周側から外周側に向けてデータの
書き込み順に記録される。同図には、説明のために、中
央処理装置12にて判定される優先順位をあらかじめイン
デックスA,BおよびCとして表記している。
【0047】この画像ファイリング動作を図5を参照し
て簡潔に説明すると、ステップ500において、画像入力
装置12にセットされたフィルムに形成されたカラー画像
が読み取られ、その画像を表わす画像データがメモリ26
のRAM に格納される。RAM 格納された画像データはCRT
コントローラ28に転送され、表示装置20の表示画面に
は、CRT コントローラ28に入力された画像データの表わ
す画像が表示される。
【0048】次にステップ502 に進み、この画像データ
を検索するための検索情報を含むインデックス情報が装
置14にて生成され、このインデックス情報はメモリ26の
RAMに一旦格納される。次いでステップ504 において、R
AM に格納された画像データの優先度を表わす優先度(a,
bまたはc)が操作部24に入力され、この優先度を表わす
情報が、RAM に格納されたインデックス情報に付与され
る。
【0049】ステップ506 において、RAM に格納された
インデックス情報は、中央処理装置14によって読み出さ
れ、ディスクドライブ16に装填された光ディスク18のデ
ータ領域208 のうち、未記録領域の先頭位置のインデッ
クス領域212 に書き込まれる。また、RAM に格納されて
いる画像データは、装置14によって圧縮符号化処理が施
され、処理された符号化データは、このインデックス領
域212 に対応する画像データ領域に書き込まれる。イン
デックス情報および画像データが記録されデータ領域20
8 に画像ファイルが作成されると、データ管理領域206
には、作成された画像ファイルの記録位置などを示すフ
ァイル管理情報が記録される。
【0050】このようにして、データ領域208 には、任
意の優先度が付与されたインデックス情報と画像データ
とを含む画像ファイルが領域208 の内周側から順に逐次
記録される。たとえば、図1(a) に示すように、検索回
数が0回に対応する優先順位(図3)、つまりそれぞれ
の画像ファイルの優先度に等しい優先順位が付与された
画像ファイルが領域208 の内周側から順に記録される。
この結果、これら画像ファイルが優先順位に関係なく順
序不同にデータ領域208 に記録される。
【0051】光ディスク18に記録された画像ファイルを
検索する場合、検索のための操作情報が操作部24にて検
出され、その操作情報に合致する検索情報がそれぞれの
画像ファイルのインデックス領域212 に記録されている
か否かが判定される。次に、合致した検索情報に対応す
る画像ファイルが光ディスク18から読み出される。読み
出された画像ファイルの画像データは、CRT コントロー
ラ28を介して表示装置20に転送され、そのデータの表わ
す画像がその表示画面に表示される。この場合、検索条
件に合致する画像ファイルが複数ある場合には、データ
領域208 内のそれぞれの領域に記録された画像ファイル
が所定の時間ごとに順次読み出されて、読み出された画
像データは表示装置20に転送される。
【0052】検索条件に合致した画像データが表示され
ると、その画像データに対応するインデックス領域212
に記録された検索回数に”1”が加算され、加算された
検索回数を表わす情報が領域212 に書き込まれる。この
場合、書き込み単位は、インデックス領域212 における
所定のデータ容量ごとに行なってもよい。こうして画像
ファイルの検索ごとに、その画像ファイルの検索回数が
更新される。
【0053】次に、図6を参照すると、同図には、前述
のようにして光ディスク18に順序不同に記録された画像
ファイルを、データ領域208 内にて最配置する場合のフ
ローチャートが示されている。ステップ600 において、
操作部24にて検出された画像ファイルの再配置を示す操
作情報が中央処理装置14にて認識されると、データ領域
208 に記録された画像ファイルがメモリ26のRAM (また
は固定ディスク38)に転送されて所定の記憶領域に書き
込まれ、画像ファイルが退避される(ステップ602 )。
【0054】つぎにステップ604 に進み、領域208 に記
録された画像ファイルのそれぞれのインデックス領域21
2 に記録された検索回数と優先度とに基づいて、それぞ
れの画像ファイルの優先順位が中央処理装置14にて判定
される。この場合、メモリ26の不揮発性RAM に設定され
ている優先順位判定テーブルが参照され、画像ファイル
ごとの優先度が、その画像ファイルを検索した回数を表
わす検索回数にて補正した優先順位が判定される。
【0055】具体的には、図3に示すような変換テーブ
ルが設定されている場合、たとえばある画像ファイルに
付与された優先度がaのときは、画像ファイルの検索回
数に関係なく優先順位Aが判定される。また、画像ファ
イルに付与された優先度がbのときは、検索回数が9回
以下の場合には優先順位Bが判定され、検索回数が10回
を超えている場合には優先順位Aが判定される。また、
画像ファイルに付与された優先度がcのときは、その画
像ファイルの検索回数0〜4回、5〜9回および10回以
上のそれぞれについて、優先順位C、B、Aが判定され
る。つまり本実施例では、最優先を示す優先度aを除く
優先度bおよびcが付与された画像ファイルに対して、
その画像ファイルの検索回数が多くなるにつれて優先順
位が高くなるように設定される。設定された優先順位を
示す情報は、一旦メモリ26のRAMに格納される。
【0056】次いでステップ508 に進み、設定された優
先順位に基づいて、それぞれの画像ファイルがその優先
順位ごとにグループ化される。画像ファイルがグループ
化されると、ステップ510 において、それぞれの画像フ
ァイルが、そのグループごとにデータ領域208 に書き込
まれる。
【0057】たとえば、優先順位Aが設定された画像フ
ァイルのグループから領域208 の内周側から順に画像フ
ァイルが記録され、次に優先順位B、そして最後に優先
順位Cが設定された画像ファイルのグループの画像ファ
イルが順に領域208 に記録される。なお画像ファイルが
記録される際、データ管理領域206 におけるファイル管
理情報が更新される。このようにして画像ファイルがす
べて再配置されると、ステップ512 において、メモリ26
に退避された画像ファイルが削除される。
【0058】このようにして光ディスク18に記録されて
いた画像ファイルが、たとえば図1(b) に示すように画
像データの優先順位ごとにグループ化および配置変更さ
れてデータ領域208 に再記録される。同図に示したよう
に本実施例では、まず、優先順位Aの画像ファイルのグ
ループ(インデックスA)のデータがデータ領域208の
内周側から記録され、次に優先順位Bの画像ファイルの
グループ(インデックスB)のデータが記録される。そ
して最後には最も優先順位の低い優先順位Cの画像ファ
イルのグループ(インデックスC)のデータがデータ領
域208 に記録され、再配置される。
【0059】なお、上記説明では、画像ファイルを再配
置する際に画像ファイルを優先順位ごとにグループ化す
るように構成されていたがこれに限らず、たとえば画像
ファイルを検索した際に、その画像ファイルの優先順位
を判定してその優先順位を表わす情報をインデックス領
域208 に記録し、それぞれの画像ファイルを優先順位ご
とにグループ化してもよい。この場合、グループ化され
た画像ファイルを再配置するときには、すでに判定され
インデックス領域208 に記録されている優先順位に基づ
いて、それぞれの画像ファイルをその優先順位順にデー
タ領域208 に記録するとよい。
【0060】このようにして光ディスク18のデータ領域
208 内にて、優先順位に対応したグループごとに物理的
に再配置された各画像ファイルを再生すると、ディスク
ドライブ16のピックアップ17が光ディスク18上をシーク
してインデックス情報と画像データが記録されたそれぞ
れのファイル間を移動する場合に、ピックアップ17のシ
ーク時間が短縮される。また、データ領域208 には、優
先順位ごとにグループ化された画像ファイルがそのグル
ープごとに記録されているので、各画像ファイルを再生
する際の再生間隔のバラツキを低減させることができ
る。この場合、さらに、一番優先される優先順位Aのグ
ループの次に、その次に優先される優先順位Bのグルー
プの画像ファイルが物理的に近い領域に再配置されるの
で、グループ間にまたがってピックアップ17がシークさ
れる場合にも、そのシーク時間を短縮させることができ
る。
【0061】ここで図7を参照すると、画像ファイル装
置10を、所定に時間ごとにナレーション再生の切替が可
能な外部オーディオ機器(図示せず)と同期運転する場
合の再生タイミングが示されている。この例では画像フ
ァイル装置10は、オーディオ機器から再生される音声信
号(b) の終了を待って、次の画像ファイルを検索するよ
うに中央処理装置14が構成されている。
【0062】同図(b) に示すように、音声信号の終了時
から次の音声信号の開始までの時間間隔が長い場合(図
示T1)には、画像ファイルを検索する時間に余裕があ
るが、前の音声信号が長い場合(図示T2)には、画像
ファイルを検索する時間に余裕が無くなる。
【0063】しかし、本実施例の画像ファイル装置10に
て、画像ファイルの再配置を行なった光ディスク18で
は、同一グループに属する画像ファイルがデータ領域20
8 の物理的に近いエリアに再配置され、その検索時間が
短縮され、再生間隔のばらつきが低減されているので、
ナレーションの再生と画像ファイルの再生とが同期しな
くなることを防止することができる。
【0064】なお、上記実施例では、画像ファイルを記
録、再生する場合について説明したが、画像と音声とよ
り構成されたマルチメディアファイルを記録、再生する
場合にも同一のグループに属する画像データと音声デー
タとをまとめて物理的に近いエリアに再配置して記録す
ることにより、画像と音声とを同期して再生することが
できる。
【0065】また、大容量記録媒体として定線速度方式
(CLV) 方式の光ディスクを例にして説明したが、これに
限らず角速度一定(CAV) 方式や、各ボリュームで角速度
一定(MCAV)方式の情報記録媒体にも適用することができ
る。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、情報記録
媒体に記録された情報の優先度に基づいて、その情報が
グループ化され、このグループごとに情報記録媒体の物
理的に近い領域に再配置されて記録される。したがっ
て、同一のグループに属する各画像情報を連続して再生
する場合に、その検索時間を短縮することができるとと
もに、各画像情報の再生間隔のバラツキを低減すること
ができる。この結果ナレーションなどの音声再生と、情
報記録媒体に記録された画像情報の再生とを同期して行
なう場合に、同期ずれを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像ファイル装置による画像ファイル
の再配置の実施例を示した図である。
【図2】本実施例における光ディスクのデータ記録形式
を示す図である。
【図3】本実施例における優先順位変換テーブルを示す
図である。
【図4】本実施例における画像ファイル装置の構成例を
示すブロック図である。
【図5】図4に示した画像ファイル装置による画像ファ
イル動作を示すフローチャートである。
【図6】図4に示した画像ファイル装置による光ディス
クに記録された画像ファイルを再配置する際の動作を示
すフローチャートである。
【図7】ナレーション切替タイミングと画像読出開始タ
イミングを示す説明図である。
【符号の説明】
10 画像ファイル装置 12 画像入力装置 14 中央処理装置 16 ディスクドライブ 18 光ディスク 20 表示装置 26 メモリ 208 データ領域 212 インデックス領域 210 画像データ領域
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/21

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望の画像を表わす情報を情報記録媒体
    に記録する画像ファイル方法において、該方法は、 前記情報記録媒体に記録された情報の優先度を判定する
    判定工程と、 該判定工程にて判定された優先度に基づいて、前記情報
    を所定のグループにグループ化するグループ化工程と、 該グループ化された情報を、該グループごとに前記情報
    記録媒体の物理的に近い領域に記録する再配置工程とを
    含むことを特徴とする画像ファイル方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像ファイル方法にお
    いて、該方法は、 前記情報を前記情報記録媒体に記録する工程を含み、 該工程は、前記情報を入力する入力工程と、 前記入力工程にて入力された情報を検索するためのイン
    デックス情報を生成する生成工程と、 前記情報および前記インデックス情報を前記情報記録媒
    体に記録する記録工程とを含むことを特徴とする画像フ
    ァイル方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の画像ファイル方法にお
    いて、前記生成工程は、前記情報の優先度を表わす情報
    を含むインデックス情報を生成することを特徴とする画
    像ファイル方法。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の画像ファイル方法にお
    いて、該方法は、 前記情報記録媒体に記録された情報を前記インデックス
    情報に基づいて検索する検索工程と、 該検索工程にて検索された情報の表わす画像を出力する
    出力工程と、 前記検索工程にて前記情報を検索するつど前記インデッ
    クス情報を更新する工程とを含むことを特徴とする画像
    ファイル方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の画像ファイル方法にお
    いて、前記判定工程は、前記情報の優先度を所定のテー
    ブル情報に基づいて補正し、該補正された優先度を表わ
    す優先順位を判定し、 前記グループ化工程は該判定された優先順位に基づい
    て、前記情報をグループ化することを特徴とする画像フ
    ァイル方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の画像ファイル方法にお
    いて、前記テーブル情報は、前記優先度を前記情報の検
    索回数をパラメータとして補正するためのテーブル情報
    であることを特徴とする画像ファイル方法。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の画像ファイル方法にお
    いて、前記再配置工程は、前記グループ化工程にてグル
    ープ化された情報を、前記優先順位の高いグループから
    順に前記情報記録媒体に記録することを特徴とする画像
    ファイル方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の画像ファイル方法にお
    いて、前記再配置工程は、前記グループ化された情報
    を、他の情報記録媒体に記録することを特徴とする画像
    ファイル方法。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の画像ファイル方法によ
    って、前記情報記録媒体に記録された情報が該情報記録
    媒体に再配置されたことを特徴とする情報記録媒体。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の情報記録媒体におい
    て、該情報記録媒体は、前記情報を所定の領域に順に記
    録する回転情報記録媒体であることを特徴とする情報記
    録媒体。
  11. 【請求項11】 所望の画像を表わす情報を情報記録媒
    体に記録する画像ファイル装置において、該装置は、 前記情報を前記情報記録媒体に記録する情報記録手段で
    あって、該情報記録媒体に記録された情報を読み出す情
    報記録手段と、 前記情報記録手段から読み出された情報が表わす画像を
    表示する表示手段と、 前記情報の前記情報記録媒体への書き込みおよび読み出
    しを制御する制御手段とを備え、該制御手段は、 前記情報記録媒体に記録された情報の優先度を判定する
    判定手段と、 該判定手段にて判定された優先度に基づいて、前記情報
    を所定のグループにグループ化するグループ化手段と、 該グループ化された情報を該グループごとに前記情報記
    録媒体の物理的に近い領域に記録する制御を行なう再配
    置手段とを含み、 前記情報記録手段は、前記再配置手段の制御により、前
    記グループ化された情報を前記情報記録媒体に記録する
    ことを特徴とする画像ファイル装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の画像ファイル装置
    において、前記判定手段は、前記情報記録媒体に記録さ
    れた情報の優先度と該情報の検索回数とにより、該情報
    の優先順位を判定し、 前記グループ化手段は、前記判定手段にて判定された優
    先順位に基づいて、前記情報をグループ化することを特
    徴とする画像ファイル装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の画像ファイル装置
    において、該装置は、前記情報の優先度を、該情報の検
    索回数をパラメータとして補正するためのテーブル情報
    が蓄積された記憶手段を備え、 前記判定手段は、該テーブル情報を参照して、前記優先
    度が補正された優先順位を判定することを特徴とする画
    像ファイル装置。
  14. 【請求項14】 請求項11に記載の画像ファイル装置
    において、前記再配置手段は、最も優先される優先度の
    グループの情報から、前記情報記録媒体に順に記録する
    ことを特徴とする画像ファイル装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100606517B1 (ko) * 1998-08-21 2007-07-06 엘지전자 주식회사 결함 특성을 고려한 데이타 기록방법

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