JPH0810599A - 調液方法 - Google Patents

調液方法

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JPH0810599A
JPH0810599A JP15967695A JP15967695A JPH0810599A JP H0810599 A JPH0810599 A JP H0810599A JP 15967695 A JP15967695 A JP 15967695A JP 15967695 A JP15967695 A JP 15967695A JP H0810599 A JPH0810599 A JP H0810599A
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JP
Japan
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liq
liquid
powder
preparation
dispensed
Prior art date
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Pending
Application number
JP15967695A
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English (en)
Inventor
Kiyoharu Nakatsuka
木代春 中塚
Yukio Murata
幸男 村田
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0810599A publication Critical patent/JPH0810599A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】人為的な作業と、機械的な作業とを組み合わせ
ることにより簡便且正確に調液を調製できるようにする
こと。 【構成】複数種の粉体原料から大まかな所定量の各粉体
を人為的に個別に分取して、夫々の分取粉体を用意する
工程、前記工程で分取された各粉体を精密秤量装置によ
り精密に秤量する工程、この工程で精秤した複数種の粉
体の夫々に、予め定められた量の液体を添加した溶液又
は分散液の粗調液を作製する工程、前記工程で作製した
複数種の粗調液の夫々の濃度、及び、上記所定の濃度に
基づいてこれらの粗調液の分取量及び稀釈用液体の必要
量を、コンピュータにより計算する工程、上記複数種の
粗調液の二種以上を、前記計算値に基づいて複数の調液
容器の夫々に分取した後稀釈して異なる2種以上の粉体
原料を含む調液を複数調製する工程、からなること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉体原料を分取して液
体に溶解又は分散させ、所定濃度の溶液又は分散液を調
液する方法に関するものである。
【0002】
【従来技術及び課題】粉体の定量分取装置として、スク
リューフィーダ、テーブルフィーダ、振動式フィーダ等
種々のものが利用されている。しかしながら、粉体の種
類によっては、これらのフィーダでは定量分取が困難で
あったり、詰まり(閉塞)を生じたりすることがあるた
め、改良の検討が行われているが、全ての粉体に対して
詰まりを生ずることがなく十分精密に定量分取できる装
置は見当たらない。特に、実験室用等の少量分取装置と
しては殆ど実用化されたものがない。
【0003】このため特に実験室においては、粉体を定
量分取し所定濃度の溶液又は分散液を調液する作業の全
てを人為的、手動的に行わなければならず、作業者の個
人差や操作ミスにより信頼性が低いこと、及び、作業に
長時間を要すること、などが問題となっている。本発明
の調液の調製方法は、上記問題点を解決するためになさ
れたもので、人為的な作業と、機械的な作業とを組み合
わせることにより簡便且正確に調液を調製できるように
することを課題とする。
【0004】
【技術的手段】このために、本発明方法は次の技術的手
段を採用する。複数種の粉体原料からなる所定の濃度の
溶液または分散液を調製するための調液方法において、 .複数種の粉体原料から大まかな所定量の各粉体を人
為的に個別に分取して、夫々の分取粉体を用意する工
程、 .前記工程で分取された各粉体を精密秤量装置により
精密に秤量する工程、 .前記の工程で精秤した複数種の粉体の夫々に、予
め定められた量の液体を添加した溶液又は分散液の粗調
液を作製する工程、 .前記の工程で作製した複数種の粗調液の夫々の濃
度、及び、上記所定の濃度に基づいてこれらの粗調液の
分取量及び稀釈用液体の必要量を、コンピュータにより
計算する工程、 .上記の工程で作製した複数種の粗調液の二種以上
を、前記の工程での計算値に基づいて複数の調液容器
の夫々に分取した後稀釈して異なる2種以上の粉体原料
を含む調液を複数調製する工程、からなる。
【0005】
【作用】上記技術的手段によれば、人為的な作業によ
り、大まかに分取された粉体が、正確に機械的に精密に
秤量され、一定量の液体を添加して粗調液が作製され
る。この粗調液が複数種の粉体原料毎に作製され、これ
らから、コンピュータによって、各粗調液の濃度、及
び、粗調液の分取量及び稀釈液体の必要量が計算され、
このあと、この計算結果に基づいて、異なる2種以上の
粗調液の分取及び稀釈が実行されて、複数種の粉体から
なる調液の調製が正確に行える。
【0006】
【実施例】以下、これらの実施例の構成及び相互の作用
等を図面を参照しながら詳細に説明する。図1に上記
〜の構成を具備する装置を示す。 [粉体原料の分取]この装置では、計量スプーン1(例
えばスパチラ)や計量カップ等を用いて手作業により粉
体原料の分取を行う。 [ターンテーブル及び分取等の為の装置]ターンテーブ
ル駆動用モータ8に駆動される粗調液ビーカ移送用のタ
ーンテーブル7上には、マグネチックスターラの攪拌子
3−1,・・・3−6入りの粗調液ビーカ2−1,・・・2−6
を予めセットしておく。
【0007】又、ターンテーブル駆動用モータ21に駆
動される調液ビーカ移送用のターンテーブル20上に
は、マグネチックスターラの攪拌子19−1,・・・19−
6入りの粗調液ビーカ18−1,・・・18−6を予めセッ
トしておく。さらに、洗浄及び稀釈用の液体槽16、排
液の為の排液槽17、パルスモータ13で駆動される液
分取用シリンジ12、これを回転するための回転用モー
タ14等が装備される。 [粉体原料の秤量]粉体原料分取位置にある粗調液ビー
カ2−1は、エアシリンダ5に駆動された天秤4の上昇
により、ターンテーブル7上から離れ、分取された粉体
原料の秤量が可能な状態になる。そして、この上昇位置
にて前記天秤4により粉体原料が秤量される。 [粗調液の作製]粉体原料を分取し秤量が完了した粗調
液ビーカ2−2は、ターンテーブル7の回転により、液
体注入位置へ移送され、定量供給器10−1,10−
2,10−3の何れか又はこれらの複数の組み合わせか
ら一定量の液が供給され、マグネチックスターラ9−1
および攪拌子3−2によって粉体原料の溶解又は分散が
行われる。
【0008】なお、この粗調液の作製の際、定量供給器
10−1,10−2,10−3に接続される定量ポンプ
11を設けて、これの注入口の位置まで移送された粗調
液ビーカ2−5に、前記定量ポンプ11により液体を注
入してもよい。 [調液の調製]次に、粗調液ビーカ2−6中の粗調液は
パルスモータ13で駆動される液分取用シリンジ12に
よって、調液ビーカ18−1中へ所定量分注される。別
の粗調液ビーカからの粗調液を調液ビーカ18−1中へ
分注した後、後述の計算に基づいて上記液体槽16の液
を必要量分注する。調液ビーカ18−1内は、マグネチ
ックスターラ9−6および攪拌子19−1で攪拌され所
定量の均一な溶液または分散液、つまり、調液となる。
この時、複数の調液ビーカに粗調液を分取し、稀釈液を
分注する際、必要に応じてターンテーブル駆動用モータ
21によりターンテーブル20を回転させて対応する調
液ビーカと注入ノズル12b とを一致させる。 [洗浄、置換]以上の過程では、必要に応じて液分取装
置、つまり、液分取用シリンジ12、分取ノズル12a
および注入ノズル12b の洗浄、液の置換等が実行され
る。これら洗浄、液の置換動作、および、上記した稀釈
動作の実際について以下に詳述する。
【0009】洗浄時には、液分取用シリンジ12を上下
駆動するためのエアシリンダ15により前記液分取用シ
リンジ12を上昇させた状態で回転用モータ14によっ
て所定角度回転させて、分取ノズル12a が液体槽16
に一致し、注入ノズル12bが排液槽17に一致した状
態とする。そして、この状態で洗浄動作を実行させる。 [稀釈]稀釈時には、分取ノズル12a が液体槽16に
一致し、注入ノズル12b が調液ビーカ18−1に一致
した状態とする。そして、この状態で稀釈動作を実行さ
せる。 [置換]置換時には、分取ノズル12a が粗調液ビーカ
2−6の位置で、注入ノズル12b が排液槽17に一致
した状態とする。そして、この状態で液分取用シリンジ
12を作動させることにより、液分取用シリンジ12、
分取ノズル12a および注入ノズル12b 内の粗調液に
よる置換動作を実行させる。 [調液の為の洗浄、置換]例えば、複数の粗調液ビーカ
から複数回調液ビーカへ分注を行うときは、初めの粗調
液の分注を1〜複数回行ったのち、分取ノズルと注入ノ
ズルの洗浄を行う。ついで、次の粗調液により分取ノズ
ルと注入ノズルの粗調液置換を行ったのち、調液ビーカ
へ分注を行う。そして、この操作を繰り返す。
【0010】最後に所定の液量あるいは濃度にするため
の稀釈行う。このようにして、正確な調液の調製ができ
る。 [調液の為の計算]図1の装置に於ける各部の動作の制
御や、粗調液を稀釈して調液を作製する際の粗調液の分
取量と液体の注入量の計算等は、コンピュータによって
行う構成とした。又、溶液または分散液の種類濃度等の
パラメータは、前記コンピュータのキーボードを用いて
入力する様になっている。さらに、秤量のデータはコン
ピュータに自動的に入力される。これらデータに基づい
て、所定の濃度の調液を作製する際の各粗調液の分取量
と液体の注入量の計算等が行われることとなる。 [その他]尚、上記実施例では、液体槽16の液を、洗
浄および稀釈用として兼用しているが、洗浄用の液体槽
を稀釈用の液体槽16とは別個に用意しても良い。
【0011】
【効果】以上の様に、本発明の方法によれば、人為的作
業を大幅に減らし、かつ、最小限の人為的作業を組入な
がら、作業者の個人差や操作ミスのない信頼性の高い秤
量調液作業を迅速かつ正確に行うことができる。また、
機械的作業部分が大げさにならず、コンパクトな装置を
用いて一連の調液作業が行える利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の装置の説明図
【符号の説明】
1:計量スプーン 2−1,2−2・・・2−
6:粗調液ビーカ 3−1,3−2・・・3−6:攪拌子 19−1,19−2・・・19−6:攪拌子 4:天秤 5:エアシリンダ 7:ターンテーブル 8,21:ターンテーブル駆
動用モータ 9−1,9−2・・・9−6:マグネチックスターラ 10−1,10−2,10−3:定量給液器 11:定量ポンプ 12:液分取用シリンジ 12a:分取ノズル 12b:注入ノズル 13:パルスモータ 14:回転用モータ 15:エアシリンダ 16:液体槽 17:排液槽 18−1,18−2・・・1
8−6:調液ビーカ 20:ターンテーブル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種の粉体原料からなる所定の濃度の
    溶液または分散液を調製するための調液方法において、 .複数種の粉体原料から大まかな所定量の各粉体を人
    為的に個別に分取して、夫々の分取粉体を用意する工
    程、 .前記工程で分取された各粉体を精密秤量装置により
    精密に秤量する工程、 .前記の工程で精秤した複数種の粉体の夫々に、予
    め定められた量の液体を添加した溶液又は分散液の粗調
    液を作製する工程、 .前記の工程で作製した複数種の粗調液の夫々の濃
    度、及び、上記所定の濃度に基づいてこれらの粗調液の
    分取量及び稀釈用液体の必要量を、コンピュータにより
    計算する工程、 .上記の工程で作製した複数種の粗調液の二種以上
    を、前記の工程での計算値に基づいて複数の調液容器
    の夫々に分取した後稀釈して異なる2種以上の粉体原料
    を含む調液を複数調製する工程、 からなる調液方法。
JP15967695A 1995-06-26 1995-06-26 調液方法 Pending JPH0810599A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5812386A (ja) * 1981-06-29 1983-01-24 Fujitsu Ltd 半導体レ−ザ素子の製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5812386A (ja) * 1981-06-29 1983-01-24 Fujitsu Ltd 半導体レ−ザ素子の製造方法

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