JPH0810513Y2 - ローラバニッシング用ローラホルダ - Google Patents

ローラバニッシング用ローラホルダ

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JPH0810513Y2
JPH0810513Y2 JP6127190U JP6127190U JPH0810513Y2 JP H0810513 Y2 JPH0810513 Y2 JP H0810513Y2 JP 6127190 U JP6127190 U JP 6127190U JP 6127190 U JP6127190 U JP 6127190U JP H0810513 Y2 JPH0810513 Y2 JP H0810513Y2
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roller
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rollers
center
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はバニッシング加工するローラを保持するロ
ーラバニッシング用ローラホルダに関する。
〔従来の技術〕
従来バニッシング加工を行うバニッシング装置にはロ
ーラを保持するローラホルダが使用されている。
上記従来のローラホルダは第5図に示すように一対の
ローラaが斜め方向に間隔Pを置いて取付けられてい
て、これらローラaをワークbの加工面cに押し付ける
ことにより、加工面cをバニッシング加工するように構
成されている。
例えば実開昭60-194460号(実公昭64-276号)公報な
ど。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし上記従来のバニッシング装置では、ローラaを
ワークbに押し当ててバニッシング加工する際その反力
でローラaが第6図に示すようにホルダdの内面に強く
押し付けられ、その結果ローラaが回転しなくなってワ
ークbの加工面cに傷が発生したり、ローラaとホルダ
dの摺動面に焼付きが発生するなどの不具合があった。
この考案は上記不具合を改善する目的でなされたもの
で、加工面に傷が発生したり、ローラとホルダの摺動面
に焼付きが発生することのないローラバニッシング用ロ
ーラホルダを提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
この考案は上記目的を達成するために、ホルダ本体の
ローラガイド部内に回転自在に設けられた一対のローラ
を、回転するワークの加工面へ圧接して加工面をバニッ
シング加工するローラバニッシングにおいて、上記各ロ
ーラを互に周接させてローラガイド部のローラ収容室へ
収容すると共に、ローラの中心をローラ収容室の中心に
対して加工面側へ偏心させたものである。
これによってバニッシング加工すべくローラを加工面
へ圧接させると、そのときの反力をローラ同志が互に支
持し合うと共に、ローラがローラ収容室の内面へ圧接さ
れることがないので、ローラの回転が悪くなったり、ロ
ーラが焼き付いて回転不能になることがない。
〔実施例〕
この考案は一実施例を第1図ないし第4図に示す図面
を参照して詳述する。
図において1はホルダ本体で、下部にほぼ菱形のロー
ラガイド部1aが突設されており、このローラガイド部1a
内に形成されたローラ収容室1b内に2個のローラ2が収
容されている。
上記ローラ収容室1bはワーク3の加工面3aaと直角な
線に対して例えば20°傾斜した中心線上4に間隔Pを存
して2個形成されていて、これらローラ収容室1b内に、
ローラ収容室1bの中心01に対してローラ2の中心02が加
工面3a側へεだけ偏心するようにしてローラ2が収容さ
れている。
上記ローラ収容室1b内に収容されたローラ2の一部は
ローラガイド1aの両側面に形成されたスリット1cより突
出して、この突出部分がワーク3の加工面3aに圧接され
ると共に、各ローラ2の加工面3aへ圧接すると各ローラ
2の外周面が互に周接して圧接時の反力をローラ2同志
で受けるようになっている。
なおローラ収容室1bの内径をD,ローラ2の外径をdと
した場合の公差は、 d:公差幅▲0.00 -0.01▼ P=d−0.013公差幅▲+0.01 0.00▲ D=d+0.017公差幅±0.005 に設定されている。
一方上記各ローラ2より突設された軸部2aはホルダ本
体1内に設けられた軸受け4に回転自在に突出されてい
ると共に、軸部2aの上端にはダブルナット5が螺合され
ていて、軸部2aがホルダ本体1より抜け外れないように
なっている。なお図中6は潤滑油を供給する給油管であ
る。
次に作用を説明すると、ワーク3の加工面3aをバニッ
シング加工するに当ってホルダ本体1を図示しないバニ
ッシング装置のフローティングスライド7へ取付け、ホ
ルダ本体1下部のローラガイド部1aを回転するワーク3
の加工面3a間に第3図に示すように挿入する。
そしてこの状態でホルダ本体1を回動してローラガイ
ド部1aのスリット1cより突出するローラ2の外周面を加
工面3aへ圧接して加工面3aのバニッシング加工を行うも
ので、各ローラ2を加工面3aへ押し付けたときの反力で
各ローラ外周面が互に圧接されて、ローラ2同士で反力
を支持し合うと共に、予めローラ2の中心02をローラ収
容室1bの中心01に対して第4図に示すように加工面3a側
へ偏心εされているので、加工面3aへローラ2を押し付
けてもローラ2の外周面がローラ収容室1bの内面へ押し
付けられることない。
〔考案の効果〕
この考案は以上詳述したように、ローラを互に周接さ
せて加工面と圧接した際の反力をローラ同士で受けるよ
うにすると共に、ローラを収容するローラ収容室の中心
をローラの中心より内側へ偏心させたことから、バニッ
シング加工時ローラがローラ収容室の内周面に圧接され
ることがない。
これによってローラの回転が悪くなってローラとロー
ラ収容室内面の摺動面に焼付きが生じるなどの不具合を
解消することができると共に、バニッシング加工中ロー
ラが回転しなくなることもないので、ローラによって加
工面に傷を付けるなどの不具合も解消することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示すローラホルダの側面
図、第2図は第1図II-II線に沿う断面図、第3図は第
1図III方向からの矢視図、第4図は作用説明図、第5
図及び第6図は従来の説明図である。 1はホルダ本体、1aはガイド部、1bはローラ収容室、2
はローラ、3はワーク、3aは加工面、01はローラ収容室
の中心、02はローラの中心。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホルダ本体1のローラガイド部1a内に回転
    自在に設けられた一対のローラ2を、回転するワーク3
    の加工面3aへ圧接して加工面3aをバニッシング加工する
    ローラバニッシングにおいて、上記各ローラ2を互に周
    接させてローラガイド部1aのローラ収容室1bへ収容する
    と共に、ローラ2の中心02をローラ収容室1bの中心01
    対して加工面3a側へ偏心させてなるローラバニッシング
    用ローラホルダ。
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