JPH08104311A - 金属探知機構付自動袋詰め装置 - Google Patents

金属探知機構付自動袋詰め装置

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JPH08104311A
JPH08104311A JP26829694A JP26829694A JPH08104311A JP H08104311 A JPH08104311 A JP H08104311A JP 26829694 A JP26829694 A JP 26829694A JP 26829694 A JP26829694 A JP 26829694A JP H08104311 A JPH08104311 A JP H08104311A
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JP
Japan
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bag
packaging bag
section
sealing
clip
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JP26829694A
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Toshiaki Abe
部 敏 明 阿
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MARUHACHI KK
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MARUHACHI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 食品素材と漬け汁等食味液とを適量自動的に
袋詰めした上、袋上端縁側が扇状外観に結束されるよう
にした自動袋詰め装置であって、金属破片等金属金属異
物が、袋詰め後の製品の中に混入したまま出荷されてし
まうことを未然に防止する改良された構造の金属探知機
構付自動袋詰め装置を提供する。 【構成】 袋供給部、袋取り部、素材供給部、漬け汁注
入部、脱気部、シール部、および引渡し部からなる袋詰
めシール機構と、商品素材と食味液とが装填、密封され
た包装袋の上端縁側適所をクリップ止めするクリップ結
束機構とからなり、袋詰めシール機構におけるシール部
の後の工程部分に、検知部を組み込んでなる金属探知機
構付自動袋詰め装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】この発明は、食品素材とそれを浸漬状に
する漬け汁その他の食味液とを適量自動的に袋詰めした
上、袋上端縁側が扇状外観に結束されるようにした自動
袋詰め装置に関するものであり、袋詰め、密封工程に至
るまでに紛れ込むかもしれない金属破片等金属異物が、
袋詰め後の製品の中に混入したまま出荷されてしまうこ
とを未然に防止可能とする改良された構造の金属探知機
構付自動袋詰め装置を提供しようとするものである。
【0002】
【従来技術】固形商品素材とそれを浸漬状にする漬け汁
その他の食味液とを適量袋詰めした製品、例えばナス、
キューリ等といった野菜の浅漬けや、リンゴ、洋ナシ等
といった果実のシロップ漬け等々、味付けする食味液や
漬け汁等の食味液共々、固形食品素材を袋詰めして出荷
するようにした加工食品は、製造元において調整された
味わいおよび色合いが、店頭に並べられた段階において
は勿論のこと、消費者の手元に届いて食べる段階におい
てまでも持続するようにしたものであって、消費者は、
見た目で食欲を誘われ、食べて事実美味しさを変わらず
味わうことができる食品として、今では欠くことができ
ない野菜等生もの加工食品の一つの形態となっている。
【0003】この食味液入り袋詰め食品は、それまでの
手詰め加工から脱し、殆どの加工メーカーでは自動袋詰
め機による機械化がなされ、袋詰め過程で直接人が触れ
る段階はなくなってしまっているが、この自動機に供給
されるまでの食品素材および加工食品、例えばナスの浅
漬けの場合でいえば、搬入されたナスのヘタを取り除
き、洗浄して所定の漬け汁内にそれらヘタなしナスを漬
け樽内に付け込むまでの生ナス、および、所定時間が経
過して、予定した食味まで漬け込まれたナスを漬け樽か
ら取り出し、自動機のホッパーに移すまでの漬けナス
は、大抵の場合、作業者が直接か、あるいは夫々工程別
に用意された容器内に収容した状態で取り扱うことにな
る結果、作業者が夫々の工場管理体制の下で厳しく管理
されているにも拘らず、作業者が身に付けていたもの、
あるいは、何かの拍子に何処かで身の回りに付いてしま
ったもの等異物、特に金属細片等が、それらナスの中に
落下、混入してしまう危険性が僅かなりとも残されてい
る。
【0004】しかしながら、これまでのところでは、そ
の確率が極めて少ないこと、それに対処するための設備
費用が高くつくこと等々の理由から、それら金属異物を
検知する装置が自動機の中に組み込まれることは勿論の
こと、独立した装置としても、これら野菜等生もの袋詰
め工程の中に取り入れられたことはなく、度々の社員教
育と徹底した工場管理体制とで、特に大きな問題を起こ
すこともなく無事に経過してきているというのが、多く
のこの種製造業者の実態であった。
【0005】ところが、平成6年7月1日付けで製造物
責任法、通称PL法が公布され、来年には法律として施
行されること等の動きにみられるように、消費者の声が
強まり、社会全体が消費者保護の方向へ向かい始め、製
造業者により以上の製造責任が課せられる時代を向かえ
るに際し、最早、作業者の注意義務や管理者の指導管理
だけで、先のような加工食品の中に金属細片等金属異物
の混入事故を防止するようにしていたのでは、これから
の社会的要請に応えていけず、相応の責任を負わなけれ
ばならないことになる
【0006】この発明では、出願人自らが抱える上記の
ような課題に対処すべく、既に導入済みとなっている自
動袋詰めシール機による異物、特に金属細片の混入され
てしまった袋詰め食品を、袋詰め工程中、最も合理的な
段階において検知、摘出する金属探知機構付自動袋詰め
シール機を開発、実用化することに成功したものであ
り、以下では、この発明を代表する具体例と共に、その
構成を詳述するものである。
【0007】
【発明の構成】この発明の金属探知機構付自動袋詰め装
置は、基本的に次のような構成をその要旨とするもので
ある。即ち、定形の熱可塑性プラスチックフィルム製包
装袋を1枚ずつ送り出す袋供給部、1枚ずつ送り出され
てくる包装袋の上端縁両側辺りを挾着した上、同上端縁
を開口状とさせる袋取り部、開口された包装袋へ塊状の
食品素材を所定量毎投入する素材供給部、食品素材を浸
漬状とするための食味液を所定量注入する漬け汁注入
部、商品素材と食味液とが装填された包装袋内から混入
空気を抜く脱気部、脱気状としたまま包装袋上端縁側所
定箇所を溶着密封するシール部、および商品素材と食味
液とが封入された包装袋をクリップ結束機構に送る引渡
し部からなる袋詰めシール機構と、該袋詰めシール機構
により商品素材と食味液とが装填、密封された包装袋に
対し、その上端縁側適所を飾り用にクリップ止めするク
リップ結束機構とからなり、袋詰めシール機構における
シール部の後の工程部分であって、クリップ結束機構に
おけるクリップ止め部よりも前の段階に、検知部を組み
込んでなる金属探知機構付自動袋詰め装置である。
【0008】袋詰めシール機構は、袋供給部、袋取り
部、素材供給部、漬け汁注入部、脱気部、シール部、お
よび引渡し部と、それら各部の位置に対応すると共に、
先端に包装袋の上端縁両側を挾着、解放可能とする挾着
クリップが形成されてなる一対を一組とするクランプア
ーム複数組とから構成されており、周回軌道上に等間隔
で固定、配置された各部に対応して、それら各部に対向
状に突設形成された各クランプアームは、駆動モーター
で同時に間歇的な停止、移動を繰り返し、各クランプア
ームは、各部を全て経由して一巡し得るよう組み合わさ
れている。
【0009】袋詰めシール機構における袋供給部では、
三方が閉じられ、上端縁だけが開口される1枚板状の包
装袋を多数ストックし、真空カップで1枚だけ吸い付け
て、同所で待機する一対のクランプアームの挾着クリッ
プの間に送り出す作用をし、該袋供給部に相対応する位
置の一対のクランプアームが袋取り部となって、先の袋
供給部から送り込まれてきた包装袋の両側を自動的に挾
着することにより、包装袋は、袋供給部から袋取り部で
あるクランプアームに移される。
【0010】この間歇停止時に、直ぐ隣の素材供給部で
は、既に両側がクランプアーム挾着クリップでホールド
された包装袋が、その表裏面を真空カップに吸い付けら
れて上端縁を開口状とした上、素材供給部ホッパーから
所定量の固形製品素材が包装袋内に装填される工程が実
施されている。更にその隣の漬け汁注入部では、同じく
この停止タイミング内に、既に固形商品素材が装填され
てしまっている包装袋内に、それら固形商品素材の品質
を持続させ、見た目にも美味しそうな雰囲気を醸し出す
役目を果たす漬け汁を所定量注入する工程を実施してい
る。
【0011】漬け汁注入部の隣のステージは脱気部とな
っていて、この停止タイミング中に真空ポンプによる脱
気工程が実施される。この脱気部の隣には、脱気工程を
終えて送り込まれた包装袋の上端を加熱熔着するシール
部が配されていて、同じく停止タイミング中にその工程
を完了することになる。こうして、所定の包装袋の中に
所定量の固形商品素材とそれ用の漬け汁とを封入してし
まう全工程が終了したものは、シール部の隣で、最初の
袋取り部の手前に配された引渡し部において、該袋詰め
シール機に隣接配置したクリップ結束機構に引き渡す工
程が、この停止タイミング内に完了してしまうよう、ク
リップ結束機構の引取りタイミングに同期させて、一対
のクランプアームの各挾着クリップを包装袋から解放す
ることにより実施される。
【0012】このように、袋詰めシール機構では、その
各部、即ち、袋供給部、袋取り部、素材供給部、漬け汁
注入部、脱気部、シール部、および引渡し部において、
夫々クランプアームが間歇的に停止、移動を繰り返し、
その停止タイミング中に、各部が分担する作業工程を実
施、完了しては、次に一斉に移動させてしまう過程を繰
り返す結果、袋供給部にストックされていた包装袋1枚
ずつが、各部を経由していく過程毎に工程が自動的に進
み、最終的に商品素材と漬け汁とが装填、密封される袋
詰めシール作業が連続して実施されるようにするもので
ある。
【0013】一方、上記袋詰めシール機構に隣接して配
されるクリップ結束機構は、袋詰めシール機構の引渡し
部から商品素材と漬け汁とが装填、密封された包装袋を
受け取り、横一文字状に溶着シールされただけで略元の
空の状態のときの包装袋の端部形状となっている上端側
を、適宜位置で萎めてクリップ止めしてしまい、それよ
り上が扇状に拡がった外観を呈するようにし、恰もクリ
ップ止めした箇所において手作り的に袋詰め、結束した
ような外観の商品に加工する機能を果たすようにする部
分であり、したがって、該機構部においては、包装袋内
に何等の金属異物も混入し得ない工程が進み、最終的に
出荷可能な状態の製品として送り出し、コンテナその他
に次々と収容するようにする。
【0014】クリップ結束機構におけるクリップとして
は、針金の外、テープやプラスチックスクリップ等を採
用するが、一般的には針金を採用するケースが多く、先
の袋詰めシール機構の引渡し部で受け取った商品素材と
漬け汁とが装填、密封された包装袋のシール部分辺りを
左右から均等に寄せて絞った後、クリップ止め部におい
て、巻き取られている針金を引き出しては巻き付け、切
断するようにしている。
【0015】このように、袋詰めシール工程とクリップ
結束工程とが連続して、しかも自動化されてなる自動袋
詰め装置の、袋詰めシール機構におけるシール部の後の
工程部分であって、クリップ結束機構におけるクリップ
止め部よりも前の段階に規制して検知部を組み込む。即
ち、検知部は、袋詰めシール工程を完了するまでの間に
混入するかもしれない金属細片等の金属異物を検出する
機能を果たす部分であり、磁気センサー等からなる公知
の金属探知機を採用すればよい。
【0016】そして、この検知部の検知信号をクリップ
結束機構に送り、袋詰めシール機構の引渡し部から引き
渡される包装袋の受取り作動が実行されないよう、クリ
ップ結束機構の受取部の作動を検知部に同期させるか、
あるいは、袋詰めシール部の引渡し部に至るまでの間
に、クランプアームの挾着クリップが解放作動して、そ
れまで挾着していた包装袋をクランプアームから解放、
落下させてしまう信号として、この検知信号を電気的に
検知部以降の工程に望んだクランプアーム作動回路に接
続するようにする。以下、図面に示す具体的な実施例に
ついて説示し、この発明の金属探知機構付自動袋詰め装
置が包含する技術的思想理解の一助とする。
【0017】
【実施例1】図1の平面図の、この発明の自動袋詰め装
置の一部を省略して表した概略平面図からも理解される
とおり、袋詰めシール機構は、時計廻りに間歇回転動す
る如くした回転ディスク1の外周8ケ所に、等間隔で各
所とも一対のクランプアーム2・2,2・2,……を突
出状に配し、各一対のクランプアーム2・2は、先端に
挾着クリップ21,21を有していて、包装袋Pの上端
両側を挾着、解放自在とするように形成されている。
【0018】一方、該回転ディスク1の各クランプアー
ム2・2に対向する位置には、図中に記入表示したとお
り、袋供給部、袋取り部、素材供給部、漬け汁注入部、
振動部、脱気部、シール部、検知部、および引渡し部が
夫々形成され、回転ディスク1の間歇回転作動により、
各クランプアーム2・2が、それら各部に順次対向状に
一定時間停止し、一斉に各部に与えられた作業工程を実
施し、所定時間経過後には、回転ディスク1が所定角度
回転することにより、各クランプアーム2・2に吊り下
げ状とされた包装袋Pが自動的に隣の作業工程に進ん
で、再び一定時間停止して、夫々次の作業工程が実施さ
れるように形成され、以降、同様の間歇回転動を繰り返
しながら1回転することにより、各クランプアーム2・
2にホールドされた包装袋P内に順次商品素材が漬け汁
と共に充填され、シールされてしまう工程を完了する。
【0019】この袋詰めシール機構のシール部と引渡し
部との間には、金属探知機を配して検知部となし、その
直前のシール部で封入状とされた包装袋P内に金属細片
等の金属異物が混入されているかどうかを検知するよう
にし、該検知部で異変を検出しない限り、袋詰めシール
機構は通常の回転作動を継続し、引渡し部に停止したク
ランプアーム2・2は、後述するクリップ結束機構にお
ける包装袋引取り作動完了後に、初めて同挾着クリップ
21,21を解放作動する解放タイミングが実現される
ように設定され、仮に検知部で異変を検出したときだ
け、信号を次の引渡し部に発し、先の通常の解放タイミ
ングよりも早く、回転ディスク1の間歇回転動の停止タ
イミングと同時にクランプアーム2・2の挾着クリップ
21,21が解放作動してしまうよう、タイミング設定
を変更してしまうスウィッチング回路に形成され、それ
までホールドしていた包装袋Pを下方に落下させて、そ
の後のクリップ結束機構に金属異物の検出された包装袋
が引き渡されてしまわないようにする。
【0020】なお、この実施例で採用した上記作動と同
様の、金属異物の検出された包装袋を解放、落下させて
しまう作動は、次の引渡し部に停止した段階に実行され
るようにするだけではなく、場合によっては、金属異物
を検知した信号によって、検知部で該包装袋Pを解放、
落下させてしまうよう、検知部における挾着クリップの
挾着作動を制御、解除する回路として形成することも勿
論可能である。
【0021】クリップ結束機構は、反時計廻りに間歇回
動する如くした回転プレート3外周から、等間隔配置と
なるようにして4本のクランプロッド4,4,……を突
設し、その先端バイダー部41で包装袋Pの上端縁略全
幅を挾着可能とするようにに形成され、上記した袋詰め
シール機構の間歇回転動のタイミングに同期した間歇回
転動で回転プレート3を間歇回転させると共に、1本の
クランプロッド4が常に袋詰めシール機構の引渡し部に
対応した位置で停止し、同引渡し部挾着クリップ21,
21の解放作動タイミングに先んじて、同バインダー部
41の挾着作動が実施され、袋詰めシール機構側で商品
素材および漬け汁が充填、封入された包装袋Pをクリッ
プ結束機構側に受け渡されるようにしてある。
【0022】上記袋詰めシール機構の引渡し部から受け
渡された包装袋Pは、該クリップ結束機構の中に組み込
まれている結束部5でクリップ止めされ、次の間歇回転
動時に、バインダー部41が解放作動して包装袋Pを落
下させてしまい、コンベア等の搬送機で然るべきストッ
ク箇所に移送されることとなる。
【0023】図中、袋詰めシール機構における振動部で
は、商品素材がホッパーから包装袋P内に装填され、更
に漬け汁が充填された後で、包装袋P内に混入状となっ
ている気泡を効果的に上方に浮かせ、その後の脱気部で
の脱気効率を高めるようにする機能を果たす部分であ
る。
【0024】
【作用効果】以上のとおりの構成からなるこの発明の金
属探知機構付自動袋詰め装置は、ストックされた包装袋
を袋供給部から自動的に送り出した後、クランプアーム
にホールドされ、間歇回転動で各部を一周する間に、商
品素材の装填から漬け汁の充填、包装袋上端側のシール
を一貫して自動化してしまうと共に、その後に飾り用の
クリップ止めも、袋詰めシール機構に同期するようにし
て配したクリップ結束機構において自動化するようにし
た自動袋詰め装置において、袋詰めシール機構における
シール部の後の工程部分であって、クリップ結束機構に
おけるクリップ止め部よりも前の段階に、検知部を組み
込んで、包装袋内に誤って混入してしまった金属細片等
の金属異物をクリップ結束前の段階に検出し、クリップ
結束された製品の中には金属異物混入のものが送り出さ
れることがないようにしたものであることから、クリッ
プ結束されて商品として梱包、発送されるものは全て、
金属異物を全く混入させていない安全なものだけに保証
され、したがって、製造者は、不測の事態で消費者から
の信用をなくしてしまう虞が回避できることになり、新
たに施行される製造物責任法への対応策としても万全の
ものになるという特徴を発揮すものである。
【0025】特に、実施例に示すように、この検知部
を、袋詰めシール機構のシール部直後に配するようにし
たものでは、それまでの袋供給部、袋取り部、素材供給
部、漬け汁注入部、脱気部、シール部、および引渡し部
とから構成されていた袋詰めシール機構の回転ディスク
1外周への取り付け間隔を多少変更するだけの簡単な改
良でこの発明の金属探知機構付自動袋詰め装置とするこ
とが可能であるため、改良型の新製品として自動袋詰め
装置を製造する場合は固よりのこと、既に導入済みとな
っている装置に対しても、容易に採用できることにな
り、製造物責任法の法制下に見事に合致した極めて経済
的且つ有用な自動袋詰め装置を実現可能としている。
【0026】叙上の如く、この発明の金属探知機構付自
動袋詰め装置は、それまで作業者の注意力にだけ頼って
きていた包装袋内への金属異物の混入防止対策を、商品
素材や漬け汁の装填あるいは充填等と同様に自動化し
て、省力化と安全確保とを同時に実現可能としたもので
あり、したがって、この種装置を採用して食品を製造す
る人々から高い評価を得、食品製造の生産効率を高める
上で大いに役立つものになると共に、消費者にとって
は、安全性の面で何等懸念を抱くことなく、安心してそ
れら包装袋入り食品を賞味することが可能となることか
ら、この発明の金属探知機構付自動袋詰め装置は、今後
の袋詰め製造装置として極めて有用なものとすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明の技術的思想に基づいて具体化した金
属探知機構付自動袋詰め装置の基本的な構成を示したも
のである。
【図 1】この発明の金属探知機構付自動袋詰め装置の
構成の要部を略図的に示したものの平面図である。
【符号の説明】
1 回転ディスク 2 クランプアーム 21 同挾着クリップ 3 回転プレート 4 クランプロッド 41 同バインダー部 P 包 装 袋

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定形の熱可塑性プラスチックフィルム製
    包装袋を1枚ずつ送り出す袋供給部、1枚ずつ送り出さ
    れてくる包装袋の上端縁両側辺りを挾着した上、同上端
    縁を開口状とさせる袋取り部、開口された包装袋へ塊状
    の商品素材を所定量毎投入する素材供給部、商品素材を
    浸漬状とするための漬け汁その他の食味液を所定量注入
    する漬け汁注入部、商品素材と食味液とが装填された包
    装袋内から混入空気を抜く脱気部、脱気状としたまま包
    装袋上端縁側所定箇所を熔着密封するシール部、および
    商品素材と食味液とが封入された包装袋をクリップ結束
    機構に送る引渡し部からなる袋詰めシール機構と、該袋
    詰めシール機構により商品素材と食味液とが装填、密封
    された包装袋に対し、その上端縁側適所を飾り用にクリ
    ップ止めするクリップ結束機構とからなり、袋詰めシー
    ル機構におけるシール部の後の工程部分であって、クリ
    ップ結束機構におけるクリップ止め部よりも前の段階
    に、検知部を組み込んでなる金属探知機構付自動袋詰め
    装置。
  2. 【請求項2】 定形の熱可塑性プラスチックフィルム製
    包装袋を1枚ずつ送り出す袋供給部、1枚ずつ送り出さ
    れてくる包装袋の上端縁両側辺りを挾着した上、同上端
    縁を開口状とさせる袋取り部、開口された包装袋へ塊状
    の食品素材を所定量毎投入する素材供給部、食品素材を
    浸漬状とするための食味液を所定量注入する漬け汁注入
    部、商品素材と食味液とが装填された包装袋内から混入
    空気を抜く脱気部、脱気状としたまま包装袋上端縁側所
    定箇所を熔着密封するシール部、および商品素材と食味
    液とが封入された包装袋をクリップ結束機構に送る引渡
    し部からなる袋詰めシール機構と、該袋詰めシール機構
    により商品素材と食味液とが装填、密封された包装袋に
    対し、その上端縁側適所を飾り用にクリップ止めするク
    リップ結束機構とからなり、袋詰めシール機構における
    シール部の後の工程部分であって、商品素材と食味液と
    が装填された包装袋がクリップ結束機構に引き渡される
    直前の段階に、検知部が組み込まれ、該検知部の信号に
    よりシール部から送られてきた包装袋を袋詰めシール機
    構から解放、回収する如くしてなる金属探知機構付自動
    袋詰め装置。
JP26829694A 1994-10-06 1994-10-06 金属探知機構付自動袋詰め装置 Pending JPH08104311A (ja)

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