JPH08104282A - 自転車用変速装置 - Google Patents
自転車用変速装置Info
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- JPH08104282A JPH08104282A JP24033094A JP24033094A JPH08104282A JP H08104282 A JPH08104282 A JP H08104282A JP 24033094 A JP24033094 A JP 24033094A JP 24033094 A JP24033094 A JP 24033094A JP H08104282 A JPH08104282 A JP H08104282A
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- drive
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Abstract
(57)【要約】
【目的】変速操作を行う変速用ケーブルを少量の力によ
り操作可能な変速装置を簡易な構造で提供する。 【構成】変速用ケーブル4の一方の端部に接続された変
速機構32を備え、変速用ケーブル4の作動により変速
機構32を制御する自転車用変速装置において、変速用
ケーブル4の途中部分をケーブルの交差方向に移動して
変速用ケーブル4を作動させる変速用ケーブル操作手段
10と、この変速用ケーブル操作手段10を駆動用ケー
ブル70を介して駆動する駆動部60とを備え、変速用
ケーブル操作手段10と駆動部60は夫々互いに離間し
た位置で車両に取り付けた自転車用変速装置。
り操作可能な変速装置を簡易な構造で提供する。 【構成】変速用ケーブル4の一方の端部に接続された変
速機構32を備え、変速用ケーブル4の作動により変速
機構32を制御する自転車用変速装置において、変速用
ケーブル4の途中部分をケーブルの交差方向に移動して
変速用ケーブル4を作動させる変速用ケーブル操作手段
10と、この変速用ケーブル操作手段10を駆動用ケー
ブル70を介して駆動する駆動部60とを備え、変速用
ケーブル操作手段10と駆動部60は夫々互いに離間し
た位置で車両に取り付けた自転車用変速装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自転車用の変速装置に
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自転車の変速装置としては、複数
段の変速ギヤと、この複数段の変速ギヤにチェーンを掛
け替えるディレーラと、このディレーラに接続する変速
用ケーブルとを備えたものがある。この装置は、前記変
速用ケーブルの先端部に取り付けられたギヤレバーを手
動操作することにより、変速用ケーブルを長さ方向に作
動させ、ギヤの位置を選定している。
段の変速ギヤと、この複数段の変速ギヤにチェーンを掛
け替えるディレーラと、このディレーラに接続する変速
用ケーブルとを備えたものがある。この装置は、前記変
速用ケーブルの先端部に取り付けられたギヤレバーを手
動操作することにより、変速用ケーブルを長さ方向に作
動させ、ギヤの位置を選定している。
【0003】しかし、このような変速装置では、減速時
にはブレーキレバーを握るため減速と変速を同時に行え
ないという欠点があった。そこで、変速操作を自動的に
行う装置も考案されている。例えば実開平2ー1339
91号に記載されたものがある。この自転車の自動変速
装置は、自転車のタイヤの回転数に応じて生じるソレノ
イドの推力によって変速ケーブルをその長さ方向に引張
り変速するものである。
にはブレーキレバーを握るため減速と変速を同時に行え
ないという欠点があった。そこで、変速操作を自動的に
行う装置も考案されている。例えば実開平2ー1339
91号に記載されたものがある。この自転車の自動変速
装置は、自転車のタイヤの回転数に応じて生じるソレノ
イドの推力によって変速ケーブルをその長さ方向に引張
り変速するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような装置では減
速時に変速ケーブルをその長さ方向に引張るため、大き
な引き力を要することより、多くの電力を消費すること
となり、装置全体が大型化、コスト高となり、実用には
適さないものとなってしまう。
速時に変速ケーブルをその長さ方向に引張るため、大き
な引き力を要することより、多くの電力を消費すること
となり、装置全体が大型化、コスト高となり、実用には
適さないものとなってしまう。
【0005】本発明は前記事項に鑑みなされたものであ
り、変速操作を行う変速用ケーブルを少量の力により操
作可能な変速装置を提供することを技術的課題とする。
また、変速用ケーブルを少量の力により操作可能な変速
装置を既存の自転車に容易に後付けにて取り付けられる
ことを可能とする装置を提供することを技術的課題とす
る。
り、変速操作を行う変速用ケーブルを少量の力により操
作可能な変速装置を提供することを技術的課題とする。
また、変速用ケーブルを少量の力により操作可能な変速
装置を既存の自転車に容易に後付けにて取り付けられる
ことを可能とする装置を提供することを技術的課題とす
る。
【0006】また、自動的に変速を行う装置を、簡易な
構造で低コストにて提供することを技術的課題とする。
さらに、消費電力の少ない電動変速装置を提供すること
を技術的課題とする。
構造で低コストにて提供することを技術的課題とする。
さらに、消費電力の少ない電動変速装置を提供すること
を技術的課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、以下の手段を採用した。 <本発明の要旨>変速用ケーブルの一方の端部に接続さ
れた変速機構を備え、変速用ケーブルの作動により変速
機構を制御する自転車用変速装置において、変速用ケー
ブルを作動させる変速用ケーブル操作手段と、この変速
用ケーブル操作手段を駆動用ケーブルを介して駆動する
駆動部とを備え、前記変速用ケーブル操作手段と駆動部
は夫々互いに離間した位置で車両に取り付けられてい
る。前記駆動部はサドル下方に取り付けるとともに、前
記変速用ケーブル操作手段は車体フレームに取付けるこ
とが好ましい。なお、変速用ケーブル操作手段を取り付
ける車体フレームは、車体のダウンチューブであること
が望ましい。
決するため、以下の手段を採用した。 <本発明の要旨>変速用ケーブルの一方の端部に接続さ
れた変速機構を備え、変速用ケーブルの作動により変速
機構を制御する自転車用変速装置において、変速用ケー
ブルを作動させる変速用ケーブル操作手段と、この変速
用ケーブル操作手段を駆動用ケーブルを介して駆動する
駆動部とを備え、前記変速用ケーブル操作手段と駆動部
は夫々互いに離間した位置で車両に取り付けられてい
る。前記駆動部はサドル下方に取り付けるとともに、前
記変速用ケーブル操作手段は車体フレームに取付けるこ
とが好ましい。なお、変速用ケーブル操作手段を取り付
ける車体フレームは、車体のダウンチューブであること
が望ましい。
【0008】〔構成要素〕前記変速用ケーブル操作手段
は、変速用ケーブルの途中部分をケーブルの交差方向に
移動(変位)して変速用ケーブルを作動させるものであ
る。
は、変速用ケーブルの途中部分をケーブルの交差方向に
移動(変位)して変速用ケーブルを作動させるものであ
る。
【0009】そして、前記変速用ケーブル操作手段は、
変速用ケーブルの途中部分をケーブルの直角方向(直交
方向)に移動するように構成することが好ましい。ま
た、前記変速用ケーブル操作手段は、変速用ケーブルの
途中部分に連接する連接具と、この連接具に接続する作
動用ケーブルとを備え、作動用ケーブルは、前記駆動用
ケーブルの一端部として形成することができる。
変速用ケーブルの途中部分をケーブルの直角方向(直交
方向)に移動するように構成することが好ましい。ま
た、前記変速用ケーブル操作手段は、変速用ケーブルの
途中部分に連接する連接具と、この連接具に接続する作
動用ケーブルとを備え、作動用ケーブルは、前記駆動用
ケーブルの一端部として形成することができる。
【0010】また、前記変速用ケーブルと前記連接具と
を摺動可能に連接し、変速用ケーブルの他方の端部に、
変速用ケーブルを作動させる手動操作手段を備えること
ができる。
を摺動可能に連接し、変速用ケーブルの他方の端部に、
変速用ケーブルを作動させる手動操作手段を備えること
ができる。
【0011】さらに、前記変速用ケーブル操作手段は、
前記作動用ケーブルを変速用ケーブル方向に付勢する付
勢手段を備えるように構成することができる。この付勢
手段は、弾性体、好ましくはスプリングを例示すること
ができる。
前記作動用ケーブルを変速用ケーブル方向に付勢する付
勢手段を備えるように構成することができる。この付勢
手段は、弾性体、好ましくはスプリングを例示すること
ができる。
【0012】前記駆動部は、前記駆動用ケーブルを引張
または弛緩するモータと、このモータに車両の走行条件
に応じて指示信号を出力する制御部と、モータ及び制御
部に接続する電源とを備えるように構成することができ
る。
または弛緩するモータと、このモータに車両の走行条件
に応じて指示信号を出力する制御部と、モータ及び制御
部に接続する電源とを備えるように構成することができ
る。
【0013】前記制御部は、例えば、中央処理装置(C
PU),読み出し/書き込みメモリ(RAM)、読み出
し専用メモリ(ROM)、入出力装置(I/O)と、こ
れらを接続するバスを備える構成とすることができる。
また、制御部がモータに信号を出力する際の走行条件と
は、例えば、車両の速度や、車両が走行する路面の傾斜
状態等のことである。
PU),読み出し/書き込みメモリ(RAM)、読み出
し専用メモリ(ROM)、入出力装置(I/O)と、こ
れらを接続するバスを備える構成とすることができる。
また、制御部がモータに信号を出力する際の走行条件と
は、例えば、車両の速度や、車両が走行する路面の傾斜
状態等のことである。
【0014】また、前記駆動部と変速用ケーブル操作手
段との間の前記駆動用ケーブルは、アウターケーブル内
に摺動自在に挿入するとよい。なお、前記制御部と電源
は、駆動部とは別に車両に取り付けるようにしてもよ
い。
段との間の前記駆動用ケーブルは、アウターケーブル内
に摺動自在に挿入するとよい。なお、前記制御部と電源
は、駆動部とは別に車両に取り付けるようにしてもよ
い。
【0015】
【作用】駆動部が駆動用ケーブルを介して変速用ケーブ
ル操作手段を駆動し、変速用ケーブルの途中部分をケー
ブルの交差方向に移動して変速用ケーブルを作動させる
ことにより変速機構を制御する。また、変速用ケーブル
からの反力は駆動用ケーブルを介して変速用ケーブル操
作手段と駆動部とに分散される。
ル操作手段を駆動し、変速用ケーブルの途中部分をケー
ブルの交差方向に移動して変速用ケーブルを作動させる
ことにより変速機構を制御する。また、変速用ケーブル
からの反力は駆動用ケーブルを介して変速用ケーブル操
作手段と駆動部とに分散される。
【0016】駆動部が、モータ、制御部、電源を備える
場合、制御部は走行条件に応じてモータを制御し、この
モータの力が駆動用ケーブルを引張あるいは弛緩して変
速用ケーブル操作手段を駆動し、変速用ケーブルを作動
させる。
場合、制御部は走行条件に応じてモータを制御し、この
モータの力が駆動用ケーブルを引張あるいは弛緩して変
速用ケーブル操作手段を駆動し、変速用ケーブルを作動
させる。
【0017】前記駆動部をサドル下方に取り付けるとと
もに、前記変速用ケーブル操作手段を車体フレームに取
り付ければ、変速用機器が車体の一箇所で大型化するこ
とはないので、運転に支障をきたすこともなく、また、
見栄えも良好となる。
もに、前記変速用ケーブル操作手段を車体フレームに取
り付ければ、変速用機器が車体の一箇所で大型化するこ
とはないので、運転に支障をきたすこともなく、また、
見栄えも良好となる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図9に基づ
き説明する。本実施例の自転車用変速装置は、複数段の
変速ギヤ32と、この複数の変速ギヤ32にチェーン8
を掛け替えるリアディレーラ34と、このリアディレー
ラ34に接続する変速用ケーブル4と、変速用ケーブル
4を変位(移動)する変速用ケーブル操作手段10及び
手動操作手段9と、変速用ケーブル操作手段10を駆動
する駆動部60と、スピードセンサ20と、このスピー
ドセンサ20からの信号を入力するとともに変速用ケー
ブル操作手段10に信号を出力する制御部5と、クラン
ク43の回転を検知するクランク回転検出センサ47と
から構成されている。
き説明する。本実施例の自転車用変速装置は、複数段の
変速ギヤ32と、この複数の変速ギヤ32にチェーン8
を掛け替えるリアディレーラ34と、このリアディレー
ラ34に接続する変速用ケーブル4と、変速用ケーブル
4を変位(移動)する変速用ケーブル操作手段10及び
手動操作手段9と、変速用ケーブル操作手段10を駆動
する駆動部60と、スピードセンサ20と、このスピー
ドセンサ20からの信号を入力するとともに変速用ケー
ブル操作手段10に信号を出力する制御部5と、クラン
ク43の回転を検知するクランク回転検出センサ47と
から構成されている。
【0019】前記変速用ケーブル4の一方の端部は、リ
アディレーラ34と接続している。また、変速用ケーブ
ル4の他方の端部は、手動操作手段であるギヤレバー9
と接続している。前記リアディレーラ34が車輪の軸方
向に移動することにより、チェーン8が後輪軸31に取
り付けられた複数の変速ギヤ32間を掛け替えられ、変
速が行われるようになっている。なお、リアディレーラ
34は、チェーン8の張力を調整するためのテンション
プーリ34aとジョッキープーリ34bとを有してい
る。
アディレーラ34と接続している。また、変速用ケーブ
ル4の他方の端部は、手動操作手段であるギヤレバー9
と接続している。前記リアディレーラ34が車輪の軸方
向に移動することにより、チェーン8が後輪軸31に取
り付けられた複数の変速ギヤ32間を掛け替えられ、変
速が行われるようになっている。なお、リアディレーラ
34は、チェーン8の張力を調整するためのテンション
プーリ34aとジョッキープーリ34bとを有してい
る。
【0020】車両のダウンチューブ6には、ケース15
に収容された変速用ケーブル操作手段10が固定されて
いる。前記ケース15は、ダウンチューブ6に沿う変速
用ケーブル4を貫通させている。そして、ケース15内
では、図2に示すようにブラケット17の第1孔17a
及び第2孔17bによって変速用ケーブル4を支承して
いる。前記ブラケット17の中央部には、作動用ケーブ
ル12を案内するブラケットプーリ18が設けられてい
る。そして、この作動用ケーブル12は連接具11を介
して変速用ケーブル4と接続しており、変速用ケーブル
4をその直角方向に引張りあるいは弛緩できるようにな
っている。なお、前記連接具11はリング形状をなして
おり、変速用ケーブル4と摺動自在に接続している。そ
して、連接具11とブラケットプーリ18との間にはコ
イルスプリング19が取り付けられており、作動用ケー
ブル12を変速用ケーブル4方向に付勢している。ま
た、前記作動用ケーブル12は、変速用ケーブル操作手
段10と駆動部60とを接続する駆動用ケーブル70の
一端部として構成されている。
に収容された変速用ケーブル操作手段10が固定されて
いる。前記ケース15は、ダウンチューブ6に沿う変速
用ケーブル4を貫通させている。そして、ケース15内
では、図2に示すようにブラケット17の第1孔17a
及び第2孔17bによって変速用ケーブル4を支承して
いる。前記ブラケット17の中央部には、作動用ケーブ
ル12を案内するブラケットプーリ18が設けられてい
る。そして、この作動用ケーブル12は連接具11を介
して変速用ケーブル4と接続しており、変速用ケーブル
4をその直角方向に引張りあるいは弛緩できるようにな
っている。なお、前記連接具11はリング形状をなして
おり、変速用ケーブル4と摺動自在に接続している。そ
して、連接具11とブラケットプーリ18との間にはコ
イルスプリング19が取り付けられており、作動用ケー
ブル12を変速用ケーブル4方向に付勢している。ま
た、前記作動用ケーブル12は、変速用ケーブル操作手
段10と駆動部60とを接続する駆動用ケーブル70の
一端部として構成されている。
【0021】一方、前記駆動部60は、サドルの下部に
取り付けられたサドルバッグ61内に収納されている。
この駆動部60は、モータ62と、モータ62の駆動力
により駆動用ケーブル70を引張または弛緩するケーブ
ルギヤ64と、前記モータ62の駆動を制御する制御部
5と、モータ62及び制御部5に電力を供給する電源7
とを備えている。
取り付けられたサドルバッグ61内に収納されている。
この駆動部60は、モータ62と、モータ62の駆動力
により駆動用ケーブル70を引張または弛緩するケーブ
ルギヤ64と、前記モータ62の駆動を制御する制御部
5と、モータ62及び制御部5に電力を供給する電源7
とを備えている。
【0022】前記制御部5は、中央処理装置(CP
U),読み出し/書き込みメモリ(RAM)、読み出し
専用メモリ(ROM)、入出力装置(I/O)を備え、
これらはバスにより接続している。そして、I/Oには
前記スピードセンサ20とモータ62とクランク回転検
出センサ47とが接続している(図5参照)。
U),読み出し/書き込みメモリ(RAM)、読み出し
専用メモリ(ROM)、入出力装置(I/O)を備え、
これらはバスにより接続している。そして、I/Oには
前記スピードセンサ20とモータ62とクランク回転検
出センサ47とが接続している(図5参照)。
【0023】RAMには、図7に示す各ギヤ位置ごとの
設定値を格納する。なお、この設定値は、使用する自転
車の仕様や運転者の希望する変速速度域によって変更・
調整が行えるようになっている。または、基準となる設
定値の他に、新たな設定値をRAMに読み込むようにし
てもよい。なお、図8は、ギヤの位置と車輪速度との関
係を表す図である。
設定値を格納する。なお、この設定値は、使用する自転
車の仕様や運転者の希望する変速速度域によって変更・
調整が行えるようになっている。または、基準となる設
定値の他に、新たな設定値をRAMに読み込むようにし
てもよい。なお、図8は、ギヤの位置と車輪速度との関
係を表す図である。
【0024】また、ROMには、後述する実行プラグラ
ムが格納してある。前記モータ62の駆動力はギヤボッ
クス63内でケーブルギヤ64に伝達されている。ま
た、電源7からモータ62への電力はモータ用電線66
を介して供給されている。また、前記モータ62は超音
波モータにより構成され、変速用ケーブル4方向からの
作動力では回転せずに、制御部5からの駆動指令時のみ
に回転作動するようになっている。
ムが格納してある。前記モータ62の駆動力はギヤボッ
クス63内でケーブルギヤ64に伝達されている。ま
た、電源7からモータ62への電力はモータ用電線66
を介して供給されている。また、前記モータ62は超音
波モータにより構成され、変速用ケーブル4方向からの
作動力では回転せずに、制御部5からの駆動指令時のみ
に回転作動するようになっている。
【0025】前記スピードセンサ20は、シートステー
25に取り付けられた磁気検知部21と、後輪側のスポ
ークに取り付けられた磁性体22とにより構成されてい
る。そして、後輪3の回転に伴って磁性体22が磁気検
知部21に近接する度に(すなわち車輪が一回転する度
に)、磁気検知部21がパルス信号を発信するようにな
っている。
25に取り付けられた磁気検知部21と、後輪側のスポ
ークに取り付けられた磁性体22とにより構成されてい
る。そして、後輪3の回転に伴って磁性体22が磁気検
知部21に近接する度に(すなわち車輪が一回転する度
に)、磁気検知部21がパルス信号を発信するようにな
っている。
【0026】前記クランク回転検出センサ47は、ペダ
ル44を支持するクランク43の回転を検知して制御部
5に信号を出力するようになっている。また、前記変速
用ケーブル操作手段10と駆動部60間の駆動用ケーブ
ル70は、アウターケーブル71内のインナーケーブル
となっている。
ル44を支持するクランク43の回転を検知して制御部
5に信号を出力するようになっている。また、前記変速
用ケーブル操作手段10と駆動部60間の駆動用ケーブ
ル70は、アウターケーブル71内のインナーケーブル
となっている。
【0027】次に、制御部5における動作過程を説明す
る。図6は制御部5における実行プログラムのフローで
ある。運転者の操作により電源が入れられると、ステッ
プ101にて初期設定がなされた後、ステップ102に
おいて、クランク回転検出センサ47からの信号によ
り、クランク43が回転しているか否かが判断される。
クランク43が回転してチェーン8が回動している場合
は、ステップ103に移行してモータ62を逆回転させ
てケーブルギヤ64を逆回転(図3において時計回り)
させ、駆動用ケーブル70を弛緩することにより駆動用
ケーブル70の一端部である作動用ケーブル12が変速
用ケーブル4を作動(弛緩)させてギヤを降下させる。
このとき、コイルスプリング19の付勢力により作動用
ケーブル12は円滑に変速用ケーブル4を作動させる。
クランク47が回転せず、チェーン8が停止している場
合はステップ102の循環ルーチンとなる。
る。図6は制御部5における実行プログラムのフローで
ある。運転者の操作により電源が入れられると、ステッ
プ101にて初期設定がなされた後、ステップ102に
おいて、クランク回転検出センサ47からの信号によ
り、クランク43が回転しているか否かが判断される。
クランク43が回転してチェーン8が回動している場合
は、ステップ103に移行してモータ62を逆回転させ
てケーブルギヤ64を逆回転(図3において時計回り)
させ、駆動用ケーブル70を弛緩することにより駆動用
ケーブル70の一端部である作動用ケーブル12が変速
用ケーブル4を作動(弛緩)させてギヤを降下させる。
このとき、コイルスプリング19の付勢力により作動用
ケーブル12は円滑に変速用ケーブル4を作動させる。
クランク47が回転せず、チェーン8が停止している場
合はステップ102の循環ルーチンとなる。
【0028】ステップ104ではモータ62の逆回転が
2秒に満たないか否かが判断される。モータ62の逆転
が2秒に至らない場合は、ステップ103の循環ルーチ
ンとなり、モータ62が2秒以上逆転した場合はステッ
プ105に移行してギヤ位置(PG )が1速であること
が記憶される。なお、本実施例では、モータ62が2秒
逆転すれば、ギヤ位置がトップの状態から1速の状態ま
で降下するようになっている。
2秒に満たないか否かが判断される。モータ62の逆転
が2秒に至らない場合は、ステップ103の循環ルーチ
ンとなり、モータ62が2秒以上逆転した場合はステッ
プ105に移行してギヤ位置(PG )が1速であること
が記憶される。なお、本実施例では、モータ62が2秒
逆転すれば、ギヤ位置がトップの状態から1速の状態ま
で降下するようになっている。
【0029】次に、ステップ106にてギヤ位置(この
場合は1速)に対応する各設定値が呼び出される。すな
わち、ギヤ位置PG が1速の場合は、ギヤアップ用しき
い値(VUP)は5km/hであり、ギヤダウン用しきい値
(VDOWN)は0km/hである。また、ギヤアップ用モータ
駆動時間設定値(TUP)は0.3secであり、ギヤダウン
用モータ駆動時間設定値(TDOWN)は0sec である(図
7参照)。
場合は1速)に対応する各設定値が呼び出される。すな
わち、ギヤ位置PG が1速の場合は、ギヤアップ用しき
い値(VUP)は5km/hであり、ギヤダウン用しきい値
(VDOWN)は0km/hである。また、ギヤアップ用モータ
駆動時間設定値(TUP)は0.3secであり、ギヤダウン
用モータ駆動時間設定値(TDOWN)は0sec である(図
7参照)。
【0030】そして、ステップ107にて、スピードセ
ンサ20からの情報に基づき、自転車の速度(V)が1
速のギヤアップ用しきい値である5km/hよりも速いか否
かが判断される。自転車の速度が5km/hよりも速い場合
はステップ108に移行し、5km/hよりも遅い場合はス
テップ112に移行する。ステップ108では、クラン
ク43が回転しているか否かが判断され、回転していな
い場合はステップ108の循環ルーチンとなり、クラン
ク43が回転している場合はステップ109に移行して
モータ62を正転させてギヤ位置をアップさせる。そし
て、ステップ110にてモータ62の駆動時間(TM )
がギヤアップ用モータ駆動時間設定値である0.3secよ
りも少ないか否かが判断される。前記モータ62の駆動
時間(T M )が0.3secよりも少ない場合はステップ1
09の循環ルーチンとなり、0.3sec に至った場合は
モータ62の駆動が停止され、ステップ111で元のギ
ヤ位置である1速に1を加えた新たなギヤ位置の2速で
あることが記憶される。
ンサ20からの情報に基づき、自転車の速度(V)が1
速のギヤアップ用しきい値である5km/hよりも速いか否
かが判断される。自転車の速度が5km/hよりも速い場合
はステップ108に移行し、5km/hよりも遅い場合はス
テップ112に移行する。ステップ108では、クラン
ク43が回転しているか否かが判断され、回転していな
い場合はステップ108の循環ルーチンとなり、クラン
ク43が回転している場合はステップ109に移行して
モータ62を正転させてギヤ位置をアップさせる。そし
て、ステップ110にてモータ62の駆動時間(TM )
がギヤアップ用モータ駆動時間設定値である0.3secよ
りも少ないか否かが判断される。前記モータ62の駆動
時間(T M )が0.3secよりも少ない場合はステップ1
09の循環ルーチンとなり、0.3sec に至った場合は
モータ62の駆動が停止され、ステップ111で元のギ
ヤ位置である1速に1を加えた新たなギヤ位置の2速で
あることが記憶される。
【0031】また、前記ステップ112では、自転車の
速度(V)が1速のギヤダウン用しきい値である0km/h
よりも遅いか否かが判断される。0km/hよりも遅いこと
はありえないので、1速の場合はステップ112からは
すべてステップ117へ移行する。ステップ117で
は、速度(V)が0km/hであるか否かが判断され、速度
が0で自転車が停止している場合はステップ118に移
行し、3分より長く停止し続けた場合は自動的に装置全
体がパワーオフとなる。また、ステップ117及びステ
ップ118の否定枝はステップ107の循環ルーチンと
なる。
速度(V)が1速のギヤダウン用しきい値である0km/h
よりも遅いか否かが判断される。0km/hよりも遅いこと
はありえないので、1速の場合はステップ112からは
すべてステップ117へ移行する。ステップ117で
は、速度(V)が0km/hであるか否かが判断され、速度
が0で自転車が停止している場合はステップ118に移
行し、3分より長く停止し続けた場合は自動的に装置全
体がパワーオフとなる。また、ステップ117及びステ
ップ118の否定枝はステップ107の循環ルーチンと
なる。
【0032】前記ステップ111からはステップ106
の循環ルーチンとなり、ステップ106にて2速に対応
する各設定値が呼び出され、以下前述と同様に各ステッ
プの動作がなされる。
の循環ルーチンとなり、ステップ106にて2速に対応
する各設定値が呼び出され、以下前述と同様に各ステッ
プの動作がなされる。
【0033】なお、2速以上のギヤ位置においてステッ
プ112に至った場合、自転車の速度(V)がギヤダウ
ン用しきい値(VDOWN)よりも遅い際は、ステップ11
3に移行してクランク43が回転しているか否かが判断
される。クランク43が回転していない場合はステップ
113の循環ルーチンとなり、クランク43が回転して
チェーン8が回動している場合はステップ114にてモ
ータ13を逆転させた後、モータ駆動時間(TM )がギ
ヤダウン用モータ駆動時間設定値である0.5secよりも
少ないか否かが判断される。そして、ステップ115の
肯定枝はステップ114の循環ルーチンとなり、否定枝
はステップ116に移行して元のギヤ位置から1を減じ
た新たなギヤ位置(PG )を記憶し、ステップ106の
循環ルーチンとなる。
プ112に至った場合、自転車の速度(V)がギヤダウ
ン用しきい値(VDOWN)よりも遅い際は、ステップ11
3に移行してクランク43が回転しているか否かが判断
される。クランク43が回転していない場合はステップ
113の循環ルーチンとなり、クランク43が回転して
チェーン8が回動している場合はステップ114にてモ
ータ13を逆転させた後、モータ駆動時間(TM )がギ
ヤダウン用モータ駆動時間設定値である0.5secよりも
少ないか否かが判断される。そして、ステップ115の
肯定枝はステップ114の循環ルーチンとなり、否定枝
はステップ116に移行して元のギヤ位置から1を減じ
た新たなギヤ位置(PG )を記憶し、ステップ106の
循環ルーチンとなる。
【0034】以上のように本実施例によれば、変速用ケ
ーブル操作手段10による変速用ケーブル4の変位は、
ケーブルをその長さ方向に引張るよりも少ない力(2分
の1程度)にて行うことができる。
ーブル操作手段10による変速用ケーブル4の変位は、
ケーブルをその長さ方向に引張るよりも少ない力(2分
の1程度)にて行うことができる。
【0035】つまり、変速用ケーブル4を直角方向に引
いた状態を表す図8に示す如く、変速用ケーブル4をそ
の軸方向に引く力をPとし、変速用ケーブル4の変形に
よって出来る角度をθとし、変速用ケーブル4を直角方
向に引く力をFとすると、これらの力の関係は F=2
P・COS(θ/2) で表される。このことより、θが1
51度以上における直角方向に引く力Fは、軸方向に引
く力Pの半分以下となることが判る。なお、変速用ケー
ブル4をその交差方向に引く力Fは、軸方向に引く力P
よりも小さくなり、更に変速用ケーブル4をその直角方
向に引くことにより、不要な分力の発生を防止し、引く
力Fをより小さくできる。
いた状態を表す図8に示す如く、変速用ケーブル4をそ
の軸方向に引く力をPとし、変速用ケーブル4の変形に
よって出来る角度をθとし、変速用ケーブル4を直角方
向に引く力をFとすると、これらの力の関係は F=2
P・COS(θ/2) で表される。このことより、θが1
51度以上における直角方向に引く力Fは、軸方向に引
く力Pの半分以下となることが判る。なお、変速用ケー
ブル4をその交差方向に引く力Fは、軸方向に引く力P
よりも小さくなり、更に変速用ケーブル4をその直角方
向に引くことにより、不要な分力の発生を防止し、引く
力Fをより小さくできる。
【0036】このように直角方向に引く力Fが小さいこ
とにより、モータ62の消費電流が少なくて済み、装置
を小型化できるとともに、電源の容量を小さくすること
が可能となる。
とにより、モータ62の消費電流が少なくて済み、装置
を小型化できるとともに、電源の容量を小さくすること
が可能となる。
【0037】そして、変速用ケーブル4を直接引っ張る
変速用ケーブル操作手段10と、モータ62や電源7を
備える駆動部60とを駆動用ケーブル70で接続するこ
とにより、駆動部60と変速用ケーブル操作手段10を
夫々互いに離間した位置で車両に取り付けられるように
した。このため、ダウンチューブ6に取り付ける変速関
連の装置を小型化することができ、運転者のペダル操作
も良好に行うことができる。また、変速用ケーブル4を
作動させる場合の反力が、変速用ケーブル操作手段10
と駆動部60とに分散されるため、変速用ケーブル操作
手段10及び駆動部60を車両に強固に取り付ける必要
がなく、簡易化を図ることができる。
変速用ケーブル操作手段10と、モータ62や電源7を
備える駆動部60とを駆動用ケーブル70で接続するこ
とにより、駆動部60と変速用ケーブル操作手段10を
夫々互いに離間した位置で車両に取り付けられるように
した。このため、ダウンチューブ6に取り付ける変速関
連の装置を小型化することができ、運転者のペダル操作
も良好に行うことができる。また、変速用ケーブル4を
作動させる場合の反力が、変速用ケーブル操作手段10
と駆動部60とに分散されるため、変速用ケーブル操作
手段10及び駆動部60を車両に強固に取り付ける必要
がなく、簡易化を図ることができる。
【0038】また、正確な速度に対応した適切なギヤ位
置を選定できる自動変速装置を簡易な構成により得るこ
とができる。また、通常の変速機構を変更することな
く、自動変速装置を容易に自転車に取り付けることが可
能となる。そして、変速用ケーブル操作手段10を停止
してギヤ位置を1速(LOWギヤ)にして、変速用ケー
ブル4が戻った状態であれば、手動操作手段であるギヤ
レバー9を手動により操作して変速を行うこともでき
る。
置を選定できる自動変速装置を簡易な構成により得るこ
とができる。また、通常の変速機構を変更することな
く、自動変速装置を容易に自転車に取り付けることが可
能となる。そして、変速用ケーブル操作手段10を停止
してギヤ位置を1速(LOWギヤ)にして、変速用ケー
ブル4が戻った状態であれば、手動操作手段であるギヤ
レバー9を手動により操作して変速を行うこともでき
る。
【0039】また、リアディレーラの他に、クランク軸
側にフロントディレーラを設けた自転車の場合は、フロ
ントディレーラと接続する変速用ケーブルに、変速用ケ
ーブル操作手段10と同様の装置を連接することができ
る。
側にフロントディレーラを設けた自転車の場合は、フロ
ントディレーラと接続する変速用ケーブルに、変速用ケ
ーブル操作手段10と同様の装置を連接することができ
る。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、変速操作を行う変速用
ケーブルを少量の力により操作可能な変速装置を提供す
ることができる。
ケーブルを少量の力により操作可能な変速装置を提供す
ることができる。
【0041】また、変速用ケーブル操作手段と駆動部と
を夫々互いに離間した位置で車両に取り付けたことによ
り、変速用の機器が一箇所で大型化することがなく、運
転操作に支障をきたすことはない。さらに、変速用ケー
ブルからの反力が変速用ケーブル操作手段と駆動部とに
分散されるため、機器を強固に車体に取り付ける必要が
なく、機器の簡易化を図ることができる。また、変速用
機器が一箇所で大型化しないことから、車両の見栄えも
良好となる。
を夫々互いに離間した位置で車両に取り付けたことによ
り、変速用の機器が一箇所で大型化することがなく、運
転操作に支障をきたすことはない。さらに、変速用ケー
ブルからの反力が変速用ケーブル操作手段と駆動部とに
分散されるため、機器を強固に車体に取り付ける必要が
なく、機器の簡易化を図ることができる。また、変速用
機器が一箇所で大型化しないことから、車両の見栄えも
良好となる。
【0042】また、変速用ケーブルを少量の力により操
作可能な変速装置を既存の自転車に容易に後付けにて取
り付けることが可能となる。また、自動的に変速を行う
装置を、簡易な構造で低コストにて提供することができ
る。
作可能な変速装置を既存の自転車に容易に後付けにて取
り付けることが可能となる。また、自動的に変速を行う
装置を、簡易な構造で低コストにて提供することができ
る。
【0043】さらに、消費電力の少ない電動変速装置を
提供することができる。
提供することができる。
【図1】本発明の一実施例の変速装置を自転車に取り付
けた状態を示す図
けた状態を示す図
【図2】実施例における変速用ケーブル操作手段の断面
図
図
【図3】実施例におけるモータとギヤボックス部の一部
断面とした正面図
断面とした正面図
【図4】実施例におけるモータとギヤボックス部の一部
断面とした側面図
断面とした側面図
【図5】実施例における概略構成を示す図
【図6】実施例の制御部における実行プログラムのフロ
ーチャート
ーチャート
【図7】実施例の制御部における各変速ギヤにおける設
定値を示す図
定値を示す図
【図8】実施例の制御部における各変速ギヤの上昇・降
下の関係を示す図
下の関係を示す図
【図9】実施例の変速用ケーブル操作部における作用力
を示す図
を示す図
3・・後輪 4・・変速用ケーブル 5・・制御部(ECU) 6・・ダウンチューブ 7・・電源 8・・チェーン 9・・手動操作手段(ギヤレバー) 10・・変速用ケーブル操作手段 11・・連接具 12・・作動用ケーブル 15・・ケース 17・・ブラケット 17a・・第1孔 17b・・第2孔 18・・ブラケットプーリ 19・・コイルスプリング 20・・スピードセンサ 21・・磁気検知部 22・・磁性体 25・・シートステー 31・・後輪軸 32・・変速ギヤ 34・・リアディレーラ 34a・・テンションプーリ 34b・・ジョッキープーリ 43・・クランク 44・・ペダル 47・・クランク回転検出センサ 60・・駆動部 62・・モータ 64・・ケーブルギヤ 70・・駆動用ケーブル 71・・アウターケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前原 利史 埼玉県羽生市東5丁目4番71号曙ブレーキ 工業株式会社開発本部内
Claims (2)
- 【請求項1】 変速用ケーブルの一方の端部に接続され
た変速機構を備え、変速用ケーブルの作動により変速機
構を制御する自転車用変速装置において、 前記変速用ケーブルの途中部分をケーブルの交差方向に
移動して変速用ケーブルを作動させる変速用ケーブル操
作手段と、この変速用ケーブル操作手段を駆動用ケーブ
ルを介して駆動する駆動部とを備え、 前記変速用ケーブル操作手段と駆動部は夫々互いに離間
した位置で車両に取り付けられていることを特徴とする
自転車用変速装置。 - 【請求項2】 前記駆動部は、前記駆動用ケーブルを引
張または弛緩するモータと、このモータに車両の走行条
件に応じて指示信号を出力する制御部と、モータ及び制
御部に接続する電源とを備え、 前記駆動部はサドル下方に取付けられるとともに、前記
変速用ケーブル操作手段は車体フレームに取付けられて
いることを特徴とする請求項1記載の自転車用変速装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24033094A JPH08104282A (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | 自転車用変速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24033094A JPH08104282A (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | 自転車用変速装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08104282A true JPH08104282A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17057878
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24033094A Pending JPH08104282A (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | 自転車用変速装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08104282A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6659895B2 (en) | 1998-12-18 | 2003-12-09 | Shimano, Inc. | Motion sensor for use with a bicycle sprocket assembly |
US7290458B2 (en) | 2004-02-24 | 2007-11-06 | Shimano, Inc. | Bicycle derailleur with a motor disposed within a linkage mechanism |
CN100372730C (zh) * | 2004-02-24 | 2008-03-05 | 株式会社岛野 | 自行车部件的齿轮减速设备 |
CN102358394A (zh) * | 2011-07-28 | 2012-02-22 | 关广生 | 安装在自行车中轴上的变速装置 |
-
1994
- 1994-10-04 JP JP24033094A patent/JPH08104282A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6659895B2 (en) | 1998-12-18 | 2003-12-09 | Shimano, Inc. | Motion sensor for use with a bicycle sprocket assembly |
US6761655B2 (en) | 1998-12-18 | 2004-07-13 | Shimano, Inc. | Motion sensor for use with a bicycle sprocket assembly |
US7001294B2 (en) | 1998-12-18 | 2006-02-21 | Shimano, Inc. | Method of using a motion sensor with a bicycle sprocket assembly |
US7004862B2 (en) | 1998-12-18 | 2006-02-28 | Masahiko Fukuda | Method of using a motion sensor with a bicycle sprocket assembly |
US7290458B2 (en) | 2004-02-24 | 2007-11-06 | Shimano, Inc. | Bicycle derailleur with a motor disposed within a linkage mechanism |
CN100351141C (zh) * | 2004-02-24 | 2007-11-28 | 株式会社岛野 | 带有设置于联动机构内的马达的自行车拨链器 |
CN100372730C (zh) * | 2004-02-24 | 2008-03-05 | 株式会社岛野 | 自行车部件的齿轮减速设备 |
US7467567B2 (en) | 2004-02-24 | 2008-12-23 | Shimano, Inc. | Gear reduction apparatus for a bicycle component |
CN102358394A (zh) * | 2011-07-28 | 2012-02-22 | 关广生 | 安装在自行车中轴上的变速装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040226 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040302 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040629 |