JPH0810372A - ゴルフ練習機 - Google Patents
ゴルフ練習機Info
- Publication number
- JPH0810372A JPH0810372A JP14589294A JP14589294A JPH0810372A JP H0810372 A JPH0810372 A JP H0810372A JP 14589294 A JP14589294 A JP 14589294A JP 14589294 A JP14589294 A JP 14589294A JP H0810372 A JPH0810372 A JP H0810372A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball
- substrate
- training machine
- strain
- golf training
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】小さく、かつ軽く、精度の高いゴルフ練習機を
提供することを目的とする。 【構成】結晶化ガラス層（２）を表面に有する基板１
（金属基材）の一方の面に感歪抵抗層４と一対のＡｇ電
極層を設けて被打球基板を構成し、前記基板１の感歪抵
抗層４が形成された側と反対側の面にボールが接触打撃
されたときの前記感歪抵抗層４の抵抗値変化を検出する
演算処理回路１０、表示部１１を設けたゴルフ練習機の
構成とする。 【効果】ボールの接触打撃による前記感歪抵抗層の抵抗
値変化を検知することにより、ボールの飛球方向や飛球
距離を算出表示することができ、軽く、精度高いゴルフ
練習機を実現できる。
提供することを目的とする。 【構成】結晶化ガラス層（２）を表面に有する基板１
（金属基材）の一方の面に感歪抵抗層４と一対のＡｇ電
極層を設けて被打球基板を構成し、前記基板１の感歪抵
抗層４が形成された側と反対側の面にボールが接触打撃
されたときの前記感歪抵抗層４の抵抗値変化を検出する
演算処理回路１０、表示部１１を設けたゴルフ練習機の
構成とする。 【効果】ボールの接触打撃による前記感歪抵抗層の抵抗
値変化を検知することにより、ボールの飛球方向や飛球
距離を算出表示することができ、軽く、精度高いゴルフ
練習機を実現できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はゴルフ練習機に関するも
のであり、打球したボールの飛距離や方向を検知できる
ゴルフ練習機に関する。
のであり、打球したボールの飛距離や方向を検知できる
ゴルフ練習機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ゴルフの打撃練習機で打球の速度
や飛球方向を検知するものとして光センサを用いたもの
がある。図４は、その構成を示すものである。図示のよ
うに基本的には二つの光センサ（発光部３０ａ、３０
ｂ、受光部３１ａ、３１ｂ）の間を通過する打球３２ま
たはクラブヘッド３３の速度を演算算出する回路部３
４、この結果を表示する表示部３５から構成される。さ
らに飛球方向を検知するためには、前記光センサ３０，
３１に直角の方向に発光部と受光部を設けなければなら
ない。
や飛球方向を検知するものとして光センサを用いたもの
がある。図４は、その構成を示すものである。図示のよ
うに基本的には二つの光センサ（発光部３０ａ、３０
ｂ、受光部３１ａ、３１ｂ）の間を通過する打球３２ま
たはクラブヘッド３３の速度を演算算出する回路部３
４、この結果を表示する表示部３５から構成される。さ
らに飛球方向を検知するためには、前記光センサ３０，
３１に直角の方向に発光部と受光部を設けなければなら
ない。
【０００３】また、パッティングの練習機としては、人
工芝を上り坂状態に構成し、先端にボールがころがり込
む穴をあけたものが一般的であった。
工芝を上り坂状態に構成し、先端にボールがころがり込
む穴をあけたものが一般的であった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来のゴルフ練
習機では、光検知方式のものは打球の速度、飛球方向を
正確に検知するために複数個の光センサ（３０ａ，３０
ｂ，３１ａ，３１ｂ）が必要で、各光センサ（３０ａ，
３０ｂ，３１ａ，３１ｂ）の相対的な位置を精度良く支
持固定しなければならない。このために、装置全体の重
量や寸法が大きくなる。
習機では、光検知方式のものは打球の速度、飛球方向を
正確に検知するために複数個の光センサ（３０ａ，３０
ｂ，３１ａ，３１ｂ）が必要で、各光センサ（３０ａ，
３０ｂ，３１ａ，３１ｂ）の相対的な位置を精度良く支
持固定しなければならない。このために、装置全体の重
量や寸法が大きくなる。
【０００５】また、従来のパッティング練習機は、その
形状が決まっているために同じ状況のパッティングの練
習しかできなかった。本発明は前記従来の問題に留意
し、検出構成部が小さく、全体として軽く、かつ精度の
高いゴルフ練習機を提供することを目的とする。
形状が決まっているために同じ状況のパッティングの練
習しかできなかった。本発明は前記従来の問題に留意
し、検出構成部が小さく、全体として軽く、かつ精度の
高いゴルフ練習機を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を解
決するため、絶縁性基材の一方の面に感歪抵抗体と一対
の導電電極を形成した被打球基板を構成し、前記被打球
基板の感歪抵抗体が形成された側と反対側の面に、ボー
ルが接触打撃したときの前記感歪抵抗体の抵抗値変化を
検出する電気回路、表示装置部を設け、ボールの接触打
撃による前記感歪抵抗体の抵抗値変化を検知することに
よりボールの飛球方向や飛球距離を算出表示する手段を
有するゴルフ練習機とする。
決するため、絶縁性基材の一方の面に感歪抵抗体と一対
の導電電極を形成した被打球基板を構成し、前記被打球
基板の感歪抵抗体が形成された側と反対側の面に、ボー
ルが接触打撃したときの前記感歪抵抗体の抵抗値変化を
検出する電気回路、表示装置部を設け、ボールの接触打
撃による前記感歪抵抗体の抵抗値変化を検知することに
よりボールの飛球方向や飛球距離を算出表示する手段を
有するゴルフ練習機とする。
【０００７】
【作用】本発明によれば、被打球基板にボールが接触打
撃したときの、基板上の感歪抵抗体の抵抗変化出力を打
球速度および飛球方向の値に変換するために、検知信号
の回路処理が簡単で、装置全体の寸法と重量が小さくで
き、簡単に持ち運びができ、また衝撃にも強い。
撃したときの、基板上の感歪抵抗体の抵抗変化出力を打
球速度および飛球方向の値に変換するために、検知信号
の回路処理が簡単で、装置全体の寸法と重量が小さくで
き、簡単に持ち運びができ、また衝撃にも強い。
【０００８】
【実施例】次に本発明の具体的な実施例について述べ
る。 （実施例１）図１（ｂ）に示すように厚さ１ｍｍのＳＵ
Ｓ４３０基板１の上に電気泳動電着によりＳｉ−Ｂ−Ｍ
ｇ−Ｃａ−Ｏの基本組成を持つガラス粉末層を形成し、
引続き９００℃で焼成する。２は得られた結晶化ガラス
層である。前記結晶化ガラス層２の上にＡｇ電極層３
ａ、３ｂをスクリーン印刷焼成法により形成する。続い
て、前記Ａｇ電極層３ａ，３ｂに両端が接するように感
歪抵抗層４を形成する。この感歪抵抗層４は、ルテニウ
ム酸化物とガラス粉末よりなる抵抗体ペーストをスクリ
ーン印刷法もしくは描画法とこれに続く焼成法により形
成したものである。さらに基板１全体の表面を樹脂のオ
ーバーコート層５で被覆する。図１ａに示すように得ら
れた感歪検知部６を感歪抵抗層４を裏面にしてケース７
にネジ８で固定する。そしてパッド電極９を演算処理回
路１０と接続し、処理信号から得られた飛球速度や方向
を表示部１１に表示するように構成する。
る。 （実施例１）図１（ｂ）に示すように厚さ１ｍｍのＳＵ
Ｓ４３０基板１の上に電気泳動電着によりＳｉ−Ｂ−Ｍ
ｇ−Ｃａ−Ｏの基本組成を持つガラス粉末層を形成し、
引続き９００℃で焼成する。２は得られた結晶化ガラス
層である。前記結晶化ガラス層２の上にＡｇ電極層３
ａ、３ｂをスクリーン印刷焼成法により形成する。続い
て、前記Ａｇ電極層３ａ，３ｂに両端が接するように感
歪抵抗層４を形成する。この感歪抵抗層４は、ルテニウ
ム酸化物とガラス粉末よりなる抵抗体ペーストをスクリ
ーン印刷法もしくは描画法とこれに続く焼成法により形
成したものである。さらに基板１全体の表面を樹脂のオ
ーバーコート層５で被覆する。図１ａに示すように得ら
れた感歪検知部６を感歪抵抗層４を裏面にしてケース７
にネジ８で固定する。そしてパッド電極９を演算処理回
路１０と接続し、処理信号から得られた飛球速度や方向
を表示部１１に表示するように構成する。
【０００９】この装置の感歪検知部６にたとえばパッテ
ィングしたゴルフ球１２が当たると、このときの接触打
撃強度に対応して感歪抵抗層４が変形し、抵抗値が変化
し、この変化度合から飛球速度と打球距離が計算表示さ
れる。 （実施例２）本実施例は実施例１と同じ材料構成である
が、図２に示すように感歪抵抗層１２をメタルコア基板
１３上に複数個形成した。１４は個別電極、１５は共通
電極であり、全体として櫛歯状に形成し、基本的には実
施例１と同じように配置してあり、打球の強さ（速度）
のみならず、打球時の感歪抵抗層１２ａ、１２ｂ、１２
ｃ、１２ｄ、１２ｅ、１２ｆ、それぞれの抵抗値の相対
的な変化度合から、打球距離と同時に打球方向も算出表
示することができる。 （実施例３）本実施例は図３に示すように、メタルコア
基板１６の上に金の有機金属化合物の印刷焼成エッチン
グにより８本／ｍｍの櫛形アレイ状電極を形成する。１
７は共通電極、１８ａ、１８ｂ、１８ｃ、・・・・は個
別電極である。この１７、１８の電極群に酸化ルテニウ
ムとガラスフリットからなるライン状の感歪抵抗層１９
を形成する。抵抗層１９と電極群１７、１８の上をガラ
スの被覆層で被覆する。そして実施例１と同じ構成に組
み立てて回路とドッキングする。 （比較例１）対象としては従来例の図４で説明した構成
の練習機とする。 （比較例２）対象としては従来の固定式パッティング練
習機とする。
ィングしたゴルフ球１２が当たると、このときの接触打
撃強度に対応して感歪抵抗層４が変形し、抵抗値が変化
し、この変化度合から飛球速度と打球距離が計算表示さ
れる。 （実施例２）本実施例は実施例１と同じ材料構成である
が、図２に示すように感歪抵抗層１２をメタルコア基板
１３上に複数個形成した。１４は個別電極、１５は共通
電極であり、全体として櫛歯状に形成し、基本的には実
施例１と同じように配置してあり、打球の強さ（速度）
のみならず、打球時の感歪抵抗層１２ａ、１２ｂ、１２
ｃ、１２ｄ、１２ｅ、１２ｆ、それぞれの抵抗値の相対
的な変化度合から、打球距離と同時に打球方向も算出表
示することができる。 （実施例３）本実施例は図３に示すように、メタルコア
基板１６の上に金の有機金属化合物の印刷焼成エッチン
グにより８本／ｍｍの櫛形アレイ状電極を形成する。１
７は共通電極、１８ａ、１８ｂ、１８ｃ、・・・・は個
別電極である。この１７、１８の電極群に酸化ルテニウ
ムとガラスフリットからなるライン状の感歪抵抗層１９
を形成する。抵抗層１９と電極群１７、１８の上をガラ
スの被覆層で被覆する。そして実施例１と同じ構成に組
み立てて回路とドッキングする。 （比較例１）対象としては従来例の図４で説明した構成
の練習機とする。 （比較例２）対象としては従来の固定式パッティング練
習機とする。
【００１０】以上の実施例の結果をまとめて表１に示
す。
す。
【００１１】
【表１】
【００１２】なお前記実施例では、基板として金属−ガ
ラス基板を、抵抗としてルテニウム酸化物系を用いて説
明したが、たとえばそれぞれ可とう性セラミック基板、
コンスタンタン膜などを用いることも可能で、上記に限
定されるものではない。
ラス基板を、抵抗としてルテニウム酸化物系を用いて説
明したが、たとえばそれぞれ可とう性セラミック基板、
コンスタンタン膜などを用いることも可能で、上記に限
定されるものではない。
【００１３】
【発明の効果】前記実施例の説明より明らかなように、
本発明によれば任意の形状の基板の上に感歪抵抗体素子
を１個または複数個アレイ状に形成することにより、ゴ
ルフボールの接触打撃強度や方向を検知でき、そして飛
球距離と方向を簡易に表示できる。また、構成の中に従
来のもののような機械的な駆動部分が含まれないこと
や、簡易回路で演算可能なことから、装置全体を小さく
軽くすることができ、ゴルフ場のパッティング練習場で
も手軽に持ち運び使用できる。
本発明によれば任意の形状の基板の上に感歪抵抗体素子
を１個または複数個アレイ状に形成することにより、ゴ
ルフボールの接触打撃強度や方向を検知でき、そして飛
球距離と方向を簡易に表示できる。また、構成の中に従
来のもののような機械的な駆動部分が含まれないこと
や、簡易回路で演算可能なことから、装置全体を小さく
軽くすることができ、ゴルフ場のパッティング練習場で
も手軽に持ち運び使用できる。
【図１】（ａ）は本発明の一実施例のゴルフ練習機の斜
視図 （ｂ）は同ゴルフ練習機の要部断面図
視図 （ｂ）は同ゴルフ練習機の要部断面図
【図２】本発明の他の実施例のゴルフ練習機の要部斜視
図
図
【図３】本発明の他の実施例のゴルフ練習機の要部斜視
図
図
【図４】従来のゴルフ練習機の構成図
１ 基板（金属基材） ２ 結晶化ガラス層 ３ａ，３ｂ Ａｇ電極層 ４ 感歪抵抗層 ５ オーバーコート層 ６ 感歪検知部 ７ ケース ９ パッド電極 １０ 演算処理回路 １１ 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 半田 晴彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 水野 康男 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 小柳津 勝 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (6)
- 【請求項１】 絶縁性の基板の一方の面に感歪抵抗体と
一対の導電電極を設けて被打球基板を構成し、前記被打
球基板の感歪抵抗体が形成された側と反対側の面にボー
ルが接触打撃されたときの前記感歪抵抗体の抵抗値変化
を検出する電気回路、表示装置部を設けて構成され、ボ
ールの接触打撃による前記感歪抵抗体の抵抗値変化を検
知することによりボールの飛球方向や飛球距離を算出表
示する手段を有することを特徴としたゴルフ練習機。 - 【請求項２】 絶縁性の基板が、金属基板の表面に絶縁
層を形成したメタルコア基板、セラミック基板、樹脂基
板から選ばれたものであることを特徴とする請求項１記
載のゴルフ練習機。 - 【請求項３】 金属基板がＳＵＳ４３０であることを特
徴とする請求項２記載のゴルフ練習機。 - 【請求項４】 基板の絶縁層が結晶化ガラス層であるこ
とを特徴とする請求項２記載のゴルフ練習機。 - 【請求項５】 結晶化ガラス層がＳｉ−Ｂ−Ｍｇ−Ｃａ
−Ｏの基本組成を有することを特徴とする請求項４記載
のゴルフ練習機。 - 【請求項６】 感歪抵抗体が複数個アレイ状に形成され
たことを特徴とする請求項１記載のゴルフ練習機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14589294A JPH0810372A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | ゴルフ練習機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14589294A JPH0810372A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | ゴルフ練習機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0810372A true JPH0810372A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=15395471
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14589294A Pending JPH0810372A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | ゴルフ練習機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0810372A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7923959B2 (en) | 2004-04-26 | 2011-04-12 | Ricoh Company, Ltd. | Rotor driving control device and image forming apparatus |
-
1994
- 1994-06-28 JP JP14589294A patent/JPH0810372A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7923959B2 (en) | 2004-04-26 | 2011-04-12 | Ricoh Company, Ltd. | Rotor driving control device and image forming apparatus |
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