JPH08102790A - 情報案内システム - Google Patents

情報案内システム

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JPH08102790A
JPH08102790A JP6236586A JP23658694A JPH08102790A JP H08102790 A JPH08102790 A JP H08102790A JP 6236586 A JP6236586 A JP 6236586A JP 23658694 A JP23658694 A JP 23658694A JP H08102790 A JPH08102790 A JP H08102790A
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Minoru Maruyama
実 丸山
Kunio Watanabe
邦夫 渡辺
Takuro Oguchi
卓郎 小口
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  • Telephonic Communication Services (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 展示物に関する案内を各入館者が先頭から聴
取でき、しかも、携帯端末を小型軽量にする。 【構成】 携帯端末13aは制御回線を介して情報案内
用のサービス番号を無線基地局14aに送信して音声応
答装置21への呼設定の要求を行ない、無線基地局14
aは、該呼設定要求を交換機15に送り、交換機15は
該呼設定要求に基づいて音声応答装置21に対する音声
回線41aを設定する。しかる後、携帯端末13aは音
声ファイルを指定する情報(展示物番号、言語、情報深
度)を無線基地局14a→交換機15→音声回線41a
を介して音声応答装置21に送信する。音声応答装置2
1は音声ファイルを指定する情報に基づいて音声ファイ
ルSFijより展示物11aに関する情報を取り出して可
聴音に変換し、該可聴音信号を音声回線41aに送出
し、該音声信号を交換機15→無線基地局14aを介し
て発呼した前記携帯端末13aに送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は博物館や美術館等の入館
者に対して展示物に関する情報(説明)を音声で提供す
る情報案内システムに係わり、特に展示物に関する説明
を始めから各入館者に音声で提供することができ、しか
も、各入館者の希望する言語あるいは情報深度(詳細説
明、概要説明)で展示物に関する説明を音声で行なうこ
とができる情報案内システムに関する。
【0002】
【従来の技術】博物館や美術館においては、展示室内の
各展示物に関して入館者が説明等を必要とする場合が多
い。従来は、微弱なFM放送、赤外線や超音波を使用し
入館者が保持する端末に放送形式で情報を提供してい
た。図14はかかる従来の情報案内システムの構成図で
あり、1は放送送出源であり、展示物数×言語数の案内
音声を保持するもの、2a〜2nは展示物、3a〜3n
は各展示物の近傍に設けられ、展示物に関する案内音声
信号を送信する送信機、4a1〜4am、4b、・・・4
nは入館者が携帯する受信機である。各送信機は対応す
る展示物に関する音声をFM信号あるいは赤外線あるい
は超音波信号で送出し、各受信機は送信機より送出され
た信号を受信、復調して音声を出力する。・・・第1の
従来方式
【0003】又、別の情報案内方式としては、CDプレ
ーヤを携帯端末として使用する方式がある。図15はか
かる携帯用CDプレーヤを使用した従来の情報案内シス
テムの構成図であり、5a〜5nは展示物、6a1〜6
am、6b1〜、6c1〜6cm、・・・6n1〜は入館者
が携帯するCDプレーヤである。番号と展示物の対応が
予め定められているから、各入館者は希望する展示物の
番号をCDプレーヤの操作部より入力すれば該展示物に
関する情報を始めから音声で聴取することができる。・
・・第2の従来方式
【0004】
【発明が解決しようとする課題】第1の従来方式では、
携帯端末を小型軽量にでき、持ち運びが便利である利点
がある。しかし、展示物の説明の頭出しが入館者毎に個
別にできないため、途中から説明を聴取せざるを得ない
という問題がある。又、第1の従来方式では、展示物の
レイアウトを変更する際は、送信機の設置位置も変更し
なくてはならず、配線の変更が必要となる問題がある。
一方、第2の従来方式では、展示物の説明を入館者毎に
別個にでき、従って、各入館者は始めから説明を聴取で
きる利点がある。しかし、展示物の番号を投入するため
のキー操作が面倒であり、しかも、ディスク駆動部を有
するため携帯端末が比較的大きく、かつ重量が重く、持
ち運びが不便となる問題がある。以上から本発明の目的
は、携帯端末を小型軽量にでき、しかも、展示物のレイ
アウト変更の際に送信機の位置を変更する必要がなく、
又、展示物の説明を入館者毎に別個にでき、従って、各
入館者は始めから説明を聴取でき、更には操作性が良好
な情報案内システムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。11aは展示物、12aは各展示物の近傍に
設置されると共に展示物番号を微弱信号により送信する
微弱信号送信機、13a〜13mは入館者が携帯するコ
ードレスの携帯端末、14aは携帯端末に対する無線回
線と交換機に対する有線回線間の接続制御を行なう無線
基地局、15は無線基地局14aと音声応答装置間の接
続制御を行なう交換機、21は入館者へ展示物に関する
情報を音声で提供するために多数の音声ファイルSFij
を蓄積し、かつ、音声ファイル指定情報により指定され
た音声ファイルより展示物に関する情報を取り出して可
聴音で出力する音声応答装置である。
【0006】
【作用】携帯端末13aは制御チャネル(制御回線)を
介して情報案内用のサービス番号を無線基地局14aに
送信して音声応答装置21への呼設定の要求を行ない、
無線基地局14aは、携帯端末13aから音声応答装置
への呼設定要求を受信したとき、該呼設定要求を有線回
線31を介して交換機15に送信する。交換機15は該
呼設定要求に基づいて音声応答装置21に対する音声回
線41aを設定する。ついで、携帯端末13aは音声フ
ァイル指定情報(展示物番号、言語、情報深度)を無線
基地局14aと交換機15と前記音声回線41aを介し
て音声応答装置21に送信する。音声応答装置21は前
記音声ファイル指定情報により指定された音声ファイル
SFijより展示物11aに関する情報を取り出して可聴
音に変換し、該可聴音信号を前記音声回線41aに送出
し、該音声信号を交換機15及び無線基地局14aを介
して発呼した前記携帯端末13aに送信する。このよう
にすれば、携帯端末毎に個別に通信回線が確立されるた
め、展示物に関する案内を各入館者が先頭から独自に聴
取することができ、しかも、携帯端末を小型軽量にで
き、持ち運びを容易にできる。
【0007】又、携帯端末は微弱信号送信機12aから
送出される該微弱信号を受信して展示物番号を識別し、
該展示物番号を音声ファイル指定情報として音声応答装
置21に送出する。このようにすれば、一々展示物を特
定する番号をキー入力する必要がないため、携帯端末を
起動するだけで所望の展示物の説明を自動的に聴取で
き、操作性能を向上することができる。この場合、微弱
信号送信機は間歇的に微弱信号を送信するように構成す
ることにより、微弱信号送信機の消費電力を軽減するこ
とができる。更に、音声応答装置に、展示物毎に複数
の言語による音声ファイルを設け、あるいは、展示物
毎に情報深度(詳細説明、概要説明など説明の詳細度)
に応じた複数の音声ファイルを設け、あるいは展示物
毎に、かつ、情報深度毎に複数の言語による音声ファイ
ルを設ける。そして、携帯端末13aは、音声ファイル
指定情報として、展示物番号と選択言語、あるいは
展示物番号と選択された情報深度、あるいは展示物番
号と選択言語と選択された情報深度を音声応答装置21
に送信し、音声応答装置は音声ファイル指定情報に応じ
た音声ファイルから音声情報を読み取って可聴音に変換
し、該可聴音信号を前記音声回線41aに送出し、該音
声信号を交換機15及び無線基地局14aを介して発呼
した前記携帯端末13aに送信する。このようにすれ
ば、展示物についての説明を所望の言語で、かつ、所望
の詳細度で受けることができ便利である。
【0008】又、携帯端末に発呼処理、サービス番号送
出の呼設定処理、微弱信号送信機12aから送出される
微弱信号の受信処理、音声ファイル指定情報の送出処理
をワンタッチ操作で開始させる機能キーを設ける。この
ようにすれば、機能キーを操作するだけで、簡単に展示
物の説明を受けることができ、操作性能を向上すること
ができる。又、展示物の説明聴取中において該機能キー
を操作したときは、前記微弱信号の受信処理、音声ファ
イル指定情報の送出処理のみを動作させ、発呼処理、サ
ービス番号送出の呼設定処理を実行しないようにする。
このよにすれば、確立中の通信回線を切断せず、該通信
回線を介して別の音声情報を連続して聴取することがで
きる。
【0009】
【実施例】
(a) 全体の構成 図2は本発明の情報案内システムの全体構成図である。
図中、11a〜11nは展示物、12a〜12nは各展
示物の近傍に設置されると共に展示物番号を微弱信号
(赤外線)により送信する微弱信号送信機(例えば赤外
線送信機)、13a〜13mは入館者が携帯するコード
レスの携帯端末、14a〜14nは携帯端末に対する無
線回線と交換機に対する有線回線間の接続制御を行なう
無線基地局、15は無線基地局14a〜14nと音声応
答装置21間の接続制御を行なう交換機である。20は
情報提供部であり、21は音声応答装置で、図示しない
音声メモリに多数の音声ファイルを蓄積し、かつ、音声
ファイル指定情報により指定された音声ファイルより展
示物に関する音声情報を取り出して可聴音で出力するも
の、22は音声応答装置21に各種音声情報を入力する
音声入力部、23は音声情報入力、音声情報の書き替
え、追加等を制御するパソコンである。微弱信号送信機
(赤外線送信機)12a〜12nは消費電力を軽減する
ために間歇的に微弱信号(赤外線信号)を送信するよう
に構成されている。
【0010】各携帯端末13a〜13mと無線基地局1
4a〜14nは、通常の携帯電話端末と無線基地局と同
様な関係を有し、通信プロトコルも同様になっている。
携帯端末、例えば携帯端末13aは発呼に際して、制御
チャネル(制御回線)を介して発呼信号を無線基地局1
4aに送出する。無線基地局14aは発呼信号を受信す
ると、所定キャリアにおける所定タイムスロットを発呼
した携帯端末13aに指定する(通話チャネルの確
立)。以後、携帯端末13aと無線基地局14a間で同
期バーストを送受しあって同期確立後、携帯端末13a
は着信先ダイヤル番号(実際には、音声応答装置11に
着信させるための所定のサービス番号1XY)を無線基
地局14aに送信する。無線基地局14aは、受信した
サービス番号を交換機15に送出し、交換機15は該サ
ービス番号により音声応答装置21への着信であると認
識し、音声応答装置21に対する空き回線41aを選択
して音声回線を設定する。以後、携帯端末13aは上記
設定した通話回線(無線回線、音声回線)を介して音声
ファイル指定情報(展示物番号、言語、情報深度)を音
声応答装置21に送信し、音声応答装置21は受信した
音声ファイル指定情報により指定された音声ファイルよ
り展示物に関する音声情報を取り出して可聴音に変換
し、該可聴音信号を通話回線を介して携帯端末に送信す
る。
【0011】(b) 携帯端末 (b-1) 構成 図3は携帯端末の構成図であり、131はアンテナ、1
32はアンテナを送信部と受信部に適宜切り替える切替
器(デュープレクサ)、133は受信部、134は送信
部、135は制御チャネルあるいは通話チャネルに応じ
た所定の周波数信号を出力するシンセサイザ、136は
デジタルデータを復調する復調部、137はデジタルデ
ータを変調する変調部、138はTDMA処理部で、デ
ータ(制御データ、PCM音声データ)の受信に際して
所定のタイムスロットより該データを抽出して出力し、
データの送信に際して所定のタイムスロットに該データ
を挿入して送り出す。139はコーデック部であり、受
信したPCM音声データをアナログに変換すると共に、
PB信号(MF信号)をデジタルに変換するもの、14
0はスピーカ(あるいはイヤホーン)、141は数字の
0〜9、記号*、#を2つの周波数信号の組合せで送出
するMF信号発振器、142は携帯端末の全体を制御す
る制御部、143は操作部であり、操作キー部143
a、表示部143bを有している。144は赤外線送信
機より送出される赤外線(展示物番号)を受信して制御
部142に入力する赤外線受信部、145は展示物番号
や選択された言語、情報深度等を一時的に記憶するメモ
リである。
【0012】図4は携帯端末の外観図であり、131は
アンテナ、140はイヤホーン、143aは操作キー
部、143bはLCD等の表示部である。操作キーとし
ては、携帯端末を起動する開始キーSTK、携帯端末を
停止させる切断キーSPK、展示物の説明言語を選択す
る言語キーLGK、展示物の説明の詳細度(詳細説明、
概要説明)を選択する情報深度キーIDKが設けられて
いる。言語キーLGKは押下される毎に予め定めた順序
で、例えば、日本語→英語→フランス後→ドイツ語→ス
ペイン語→中国語→日本語→・・・というように言語を
選択でき、又、情報深度キーIDKは押下される毎に予
め定めた順序で、例えば、詳細説明→概要説明→詳細説
明・・・というように情報深度を選択することができ
る。開始キーSTKが押下されると、制御部142は
発呼処理、サービス番号のダイアリング処理(呼設定
処理)、赤外線送信機から送出される赤外線信号の受
信処理、音声ファイルを指定する情報の送出処理を実
行する。すなわち、開始キーSTKのワンタッチ操作で
展示物の説明を受けることができる。又、展示物の説明
聴取中において開始キーSTKを操作したときは、制御
部142は赤外線送信機から送出される赤外線信号の
受信処理、音声ファイルを指定する情報の送出処理の
みを行ない、発呼処理、サービス番号のダイアリング処
理(呼設定処理)を実行しないようにする。このように
することにより、確立中の通話回線を切断せず、該通話
回線を介して別の音声情報を連続して聴取することがで
きる。
【0013】(b-2) MF信号 図5は可聴音信号であるMF信号(Multi Frequency信
号)の説明図である。MF発振器141は図5に示すよ
うに低群周波数と高群周波数を組合せて、0〜9、*、
#を区別して送る。例えば、数字1を送信するには低群
の697Hz、高群の1209Hzを組合せて送る。
【0014】(b-3) 制御部の機能 制御部142は開始キーSTKのワンタッチ操作により
前述のように、発呼処理、サービス番号のダイアリ
ング処理(呼設定処理)、赤外線送信機から送出され
る赤外線信号(展示物番号)の受信処理、音声ファイ
ルを指定する情報(展示物番号、言語、情報深度)の送
出処理を実行する。このうち、の音声ファイルを指定
する情報は、MF発振器141を制御してMF信号(可
聴音信号)で送出する。又、制御部142は、音声応答
装置21との通信中に、開始キーSTKが操作される
と、赤外線送信機から送出される赤外線信号(展示物
番号)の受信処理、音声ファイルを指定する情報(展
示物番号、言語、情報深度)の送出処理のみを実行し、
発呼処理、サービス番号のダイアリング処理を実行しな
い。更に、制御部142は、最新の展示物番号、選択言
語及び選択された情報深度をメモリ145に記憶する。
そして、開始キーSTKを操作して情報案内サービスを
起動した時は、該メモリ145に記憶されている情報深
度と言語と、赤外線送信機より受信した展示物番号をM
F信号で音声応答装置21に送信するように制御する。
【0015】(c) 音声応答装置 (c-1) 全体の構成 図6は音声応答装置21の構成図であり、交換機15と
はn本のアナログ回線(音声回線)41a〜41nで接
続され、制御ユニット(CPU)61、各アナログ回線
に対応して設けられた回線ユニット62a〜62n、複
数のメモリユニット63a〜63mが設けられ、各ユニ
ットはバス線で接続されている。各回線ユニット62a
〜62nはCPUを備え、該CPUがバスに接続され、
各メモリユニットに直接アクセスして音声情報の読み取
りができるようになっている。すなわち、音声応答装置
21はバスに多数のCPUが接続されたマルチプロセッ
サ構成になっている。
【0016】又、制御ユニット61にはパソコン23が
データ授受可能に、例えばRS232cインタフェース
を介して接続されている。各メモリユニット63a〜6
3nには展示物毎に、かつ、情報深度毎に複数の言語に
よる音声ファイルSF11〜SFmnが格納されている。
音声ファイルは、音声信号(展示物の説明音声)を8K
Hzでサンプリングし、1サンプリング当たり例えば8
ビットでデジタル化してなる音声情報(デジタルオーデ
ィオデータ)で構成されている。制御ユニット61のメ
モリ61aには、音声ファイル指定情報(展示物番号
a、選択言語b、選択された情報深度cの組合せ)に対
応させて音声ファイルの先頭アドレスが記憶されてい
る。尚、音声ファイルをメモリユニット63a〜63m
に不連続に記憶する場合には、音声ファイル指定情報に
対応させて音声ファイルの先頭アドレス及び以降の記憶
アドレスを示すディレクトリが記憶される。
【0017】各回線ユニット62a〜62nは所定の携
帯端末から音声ファイル指定情報(展示物番号a、言語
b、情報深度cの組合せ)を受信すると、該音声ファイ
ル指定情報abcが指示する音声ファイルの先頭アドレ
スを制御ユニット61に問合せ、通知された先頭アドレ
スから音声情報を読み取り、DA変換して音声回線に送
出する。8ビットのデジタルオーディオデータを8KH
z(125μs周期)でメモリユニット63a〜63m
から読み取ってアナログ変換して送出すれば電話回線に
おける音声と同一の品質で展示物の説明を聞くことがで
きる。従って、回線ユニット62a〜62nが2μsで
メモリユニット63a〜63mから8ビットデータを読
み取れるものとすれば、バスを各回線ユニット62a〜
62nに2μsづつ時分割で専有させることにより約6
0の回線ユニット(音声回線)を設けることができる。
【0018】(c-2) 回線ユニット 図7は回線ユニットの構成図であり、71は回線制御
部、72は回線ユニット全体を制御する制御部で、CP
U72a、メモリ72b等を備えている。73はアナロ
グ回線からの信号を制御部側に出力し、音声信号をアナ
ログ回線に送出する切替器(ハイブリッド回路)、74
はメモリユニットから読み出したデジタルオーディオデ
ータをアナログの音声信号に変換するDA変換部であ
り、バッファ(BUF)74a、DA変換器(DAC)
74bを備えている。75はMF信号(プッシュボタン
信号:PB信号)を受信し、該MF信号で送られてくる
展示物番号a、言語b、情報深度cをデジタルデータに
変換して制御部72に入力するMF信号受信部(PB受
信部)である。
【0019】展示物番号a、選択言語b、選択された情
報深度cを組み合わせて音声ファイル指定情報が構成さ
れ、該音声ファイル指定情報は制御部72のメモリ72
bに記憶される。すなわち、制御部72のCPU72a
は携帯端末からPB受信部75を介して音声ファイル指
定情報(展示物番号a、言語b、情報深度c)を受信す
るとメモリ72bに格納する。又、CPU72aは制御
ユニット61(図6)に音声ファイル指定情報abcが
指示する音声ファイルの先頭アドレスを問合せる。そし
て、制御ユニット61から通知された先頭アドレスを現
アドレスとして音声ファイル指定情報abcに対応させ
てメモリ72bに格納する。以後、現アドレスから125
μs周期でデジタルオーディオデータを読み取ってDA
変換部74に入力すると共に、現アドレスを歩進し、以
後、オーディオデータの読み取りを継続する。回線制御
部71は交換機15から送出される呼出信号や切断信号
を検出して制御部に通知する呼出信号検出部71a、切
断信号検出部71b、及び呼出に対して制御部72の制
御で応答信号を送出する応答信号制御部71cを備えて
いる。
【0020】(d) 全体の制御 (d-1) 情報案内サービス起動時における制御 図8は情報案内サービス起動時における本発明の制御シ
ーケンス説明図である。携帯端末(例えば携帯端末13
a)の所持者が開始キーSTKを操作すると、該携帯端
末の制御部142(図3)は赤外線受信部144をイネ
ーブルして赤外線信号で送られてくる展示物の番号を認
識し、メモリ145に記憶する。尚、メモリ145に
は、言語、情報深度のデフォルト値として日本語、説明
概要が記憶されている。ついで、制御部142は発呼信
号(リンクチャネル割当て要求)の送出をTDMA処理
部138に指示する。これにより、TDMA処理部13
8は制御チャネルの所定タイムスロットに発呼信号(リ
ンクチャネル割当て要求データ)を挿入して、変調部1
37、送信部134を介してアンテナ131より無線基
地局14a(図2)に送信する。
【0021】無線基地局14aは発呼信号(リンクチャ
ネル割当て要求データ)を受信すると、空いている無線
回線の所定タイムスロットをリンクチャネル(通話チャ
ネル)として決定し、該リンクチャネルを携帯端末13
aに通知する。携帯端末13aの制御部142はTDM
A処理部138を介してリンクチャネル(周波数、タイ
ムスロット)を受信すると、該周波数信号を出力するよ
うにシンセサイザ135に指示するしかる後、リンクチ
ャネルを介して携帯端末13aと無線基地局14a間で
同期バーストを送受しあって相互の同期を確立する。同
期が確立すれば、携帯端末13aの制御部142は音声
応答装置21に着信させるためのサービス番号(例えば
1XY)をダイヤル番号として制御チャネル(制御回
線)を介して無線基地局14aに送信し、呼設定を要求
する。
【0022】無線基地局14aはサービス番号1XYを
受信すると、携帯端末13aに呼設定の受け付けを通知
すると共に、該サービス番号を有線回線31を介して交
換機15に送信して呼設定を要求する。交換機15は、
サービス番号1XYにより音声応答装置に対する着信呼
であると認識し、アナログ回線41a〜41nより空き
回線(アナログ回線41aとする)を探し、該空き回線
を音声回線として設定する。ついで、該音声回線41a
を介して呼出信号を音声応答装置21に送出する。該音
声回線41aに接続された回線ユニット62a(図6)
は呼出信号を受信すると制御ユニット61に受け付け可
否を問合せ、受け付け可能であれば、交換機15に応答
信号を返す。以後、交換機15は音声応答装置21が応
答した旨を無線基地局14aを介して通話チャネルで携
帯端末13aに通知する。以上により、携帯端末13a
と音声応答装置21間の通話回線が他の携帯端末とは別
個に確立したことになる。
【0023】携帯端末13aの制御部142は応答信号
を受信すると、MF発振器141を制御してメモリ14
5に記憶されている展示物番号、言語、情報深度をMF
信号で出力する。コーデック部139は該MF信号(展
示物番号、言語、情報深度)をデジタルに変換し、TD
MA処理部138は該MF信号(デジタル)を通話チャ
ネルの所定タイムスロットに挿入し、変調部137、送
信部134を介してアンテナ131より無線基地局14
aに送信する。無線基地局14aは該MF信号(デジタ
ル)をアナログ信号に戻して交換機15、音声回線41
aを介して音声応答装置21の回線ユニット62aに送
信する。回線ユニット62a内のPB受信部(MF信号
受信部)75はMF信号を展示物番号、言語、情報深度
データに変換し、これらデータを制御部72にに入力す
る。制御部72のCPU72aはPB受信部75を介し
て音声ファイル指定情報(展示物番号a、言語b、情報
深度c)を受信するとメモリ72bに格納すると共に、
制御ユニット61(図6)に音声ファイル指定情報ab
cが指示する音声ファイルの先頭アドレスを問合せる。
そして、制御ユニット61から通知された先頭アドレス
を現アドレスとして音声ファイル指定情報abcに対応
させてメモリ72bに格納し、以後、現アドレスから12
5μs周期でデジタルオーディオデータを読み取ってDA
変換部74に入力すると共に、現アドレスを歩進し、以
後、オーディオデータの読み取りを継続する。
【0024】DA変換部74はデジタルオーディオデー
タをアナログの音声信号に変換して音声回線41aに送
出し、交換機15が該オーディオ信号を無線基地局14
aに送出する。無線基地局14aは音声信号をデジタル
に変換し、通話チャネルで携帯端末13aに送出する。
携帯端末13aの受信部133は通話チャネルより信号
を取り出して復調部136に入力し、復調部は音声デー
タを復調してTDMA処理部138に入力する。TDM
A処理部138は通話チャネルの所定タイムスロットの
デジタルオーディオデータを分離してコーデック139
に入力し、コーデック139は該デジタルオーディオデ
ータをアナログの音声信号に変換してスピーカあるいは
イヤホーンより出力する。以上により、携帯端末の所持
者は展示物の説明を音声で聴取することが可能となる。
以後、展示物の音声による説明の聴取が終了して切断キ
ーSPKを操作すると、携帯端末13aは制御チャネル
で切断要求を無線基地局14aに送る。これにより、切
断信号は順次交換機15、音声応答装置21に送出さ
れ、基地局と交換機、交換機と音声応答装置間の回線が
切断される。また、無線基地局14aは切断要求を受信
すれば、切断手順に従って携帯端末13aと所定のデー
タを授受しあって通話チャネルを切断する。
【0025】(d-2) 音声情報聴取時における制御 図9は音声情報聴取時における本発明の制御シーケンス
説明図である。音声応答装置21から音声情報を携帯端
末13aに送信している時に(音声情報聴取中に)、該
携帯端末の所持者が移動して別の展示物に到り、そこ
で、開始キーSTKを操作すると、携帯端末13aの制
御部142は赤外線受信部144をイネーブルして赤外
線信号で送られてくる展示物の番号を認識し、メモリ1
45に記憶する。
【0026】ついで、携帯端末13aの制御部142は
MF発振器141を制御してメモリ145に記憶されて
いる展示物番号をMF信号で出力する。該MF信号は前
述と同様に無線基地局14a→交換機15→音声回線4
1aを介して音声応答装置21の回線ユニット62aに
送信される。回線ユニット62内のPB受信部(MF信
号受信部)75はMF信号を展示物番号に変換し、該展
示物番号を制御部72に入力する。制御部72のCPU
72aは、展示物番号を受信するとメモリ72bに既
に格納されている展示物番号を受信した新たな展示物番
号で更新すると共に、新たな展示物番号とそれまでの
言語、情報深度で音声ファイル指定情報を生成し、制御
ユニット61(図6)に該音声ファイル指定情報が指示
する音声ファイルの先頭アドレスを問合せる。
【0027】この問合せに応答して制御ユニット61が
先頭アドレスを通知すると、制御部72は該先頭アド
レスを現アドレスとして音声ファイル指定情報に対応さ
せてメモリ72bに格納し、ついで、現アドレス(先
頭アドレス)からデジタルオーディオデータを読み取っ
てDA変換部74に入力すると共に、現アドレスを歩
進し、オーディオデータの読み取りを継続する。以後、
前述と同様な動作が行なわれ、携帯端末の所持者は新た
な展示物の説明を音声で聴取することが可能となる。す
なわち、音声情報の聴取中に、聴取中の音声情報とは異
なる展示物の音声情報の聴取へ切り替える場合は、既に
設定済みの音声回線を切断することなく、該展示物の音
声情報を聴取することができる。
【0028】一方、音声応答装置21から音声情報を携
帯端末13aに送信している時に(音声情報聴取中
に)、該携帯端末の所持者が言語キーLGKを操作して
別の言語を選択し、しかる後、開始キーSTKを操作す
ると、制御部142は選択された言語をメモリ145に
記憶する。ついで、制御部142はMF発振器141を
制御してメモリ145に記憶されている選択言語をMF
信号で出力する。該MF信号は前述と同様に無線基地局
14a→交換機15→音声回線41aを介して音声応答
装置21の回線ユニット62aに送信される。回線ユニ
ット62内のPB受信部(MF信号受信部)75はMF
信号を選択言語情報に変換し、該選択言語を制御部72
に入力する。制御部72のCPU72aは選択言語を受
信するとメモリ72bに既に格納されている言語を受信
した選択言語で更新する。又、CPU72aは選択言語
とそれまでの展示物番号、情報深度とで音声ファイル指
定情報を生成し、制御ユニット61に該音声ファイル指
定情報が指示する音声ファイルの先頭アドレスを問合せ
る。この問合せに応答して制御ユニット61が先頭アド
レスを通知すると、制御部72は該先頭アドレスを現
アドレスとして音声ファイル指定情報に対応させてメモ
リ72bに格納し、ついで、現アドレス(先頭アドレ
ス)からデジタルオーディオデータを読み取ってDA変
換部74に入力すると共に、現アドレスを歩進し、オ
ーディオデータの読み取りを継続する。以後、前述と同
様な動作が行なわれ、携帯端末の所持者は選択した言語
で展示物の説明を聴取することが可能となる。すなわ
ち、言語を指定することにより希望する言語で音声情報
を聴取することができる。
【0029】また、音声応答装置21から音声情報を携
帯端末13aに送信している時に(音声情報聴取中
に)、該携帯端末の所持者が情報深度キーIDKを操作
して別の情報深度を選択し、しかる後、開始キーSTK
を操作すると、制御部142は選択された情報深度をメ
モリ145に記憶する。ついで、制御部142はMF発
振器141を制御してメモリ145に記憶されている情
報深度をMF信号で出力する。該MF信号は前述と同様
に無線基地局14a→交換機15→音声回線41aを介
して音声応答装置21の回線ユニット62aに送信され
る。回線ユニット62内のPB受信部(MF信号受信
部)75はMF信号を情報深度に変換し、該情報深度を
制御部72に入力する。制御部72のCPU72aは情
報深度を受信するとメモリ72bに既に格納されている
情報深度を受信した新たな情報深度で更新する。又CP
U72aは新たな情報深度とそれまでの展示物番号、言
語番号とで音声ファイル指定情報を生成し、制御ユニッ
ト61(図6)に該音声ファイル指定情報が指示する音
声ファイルの先頭アドレスを問合せる。この問合せに応
答して制御ユニット61が先頭アドレスを通知すると、
制御部72は該先頭アドレスを現アドレスとして音声
ファイル指定情報に対応させてメモリ72bに格納し、
ついで、現アドレス(先頭アドレス)からデジタルオ
ーディオデータを読み取ってDA変換部74に入力する
と共に、現アドレスを歩進し、オーディオデータの読
み取りを継続する。以後、前述と同様な動作が行なわ
れ、携帯端末の所持者は選択した情報深度で展示物の説
明を聴取することが可能となる。すなわち、情報深度を
指定することにより希望する詳細度で展示物の説明を聴
取することができる。
【0030】図10は音声情報聴取中に携帯端末の所持
者が言語キーLGKを操作して別の言語を選択し、及
び、情報深度キーIDKを操作して別の情報深度を選
択した場合における携帯端末の表示部143bの表示例
説明図である。展示物番号「01」、言語が「日本
語」、情報深度が「概要説明」の場合にはこれらを示す
日本語文字が表示部143bに表示される(図10(a)
参照)。かかる状態において、情報深度キーIDKを操
作すると、情報深度が「詳細説明」に変更され、表示部
143bには「概要説明」に変って「詳細説明」の文字
が日本語で表示される(図10(b)参照)。
【0031】また、図10(a)の状態において、言語キ
ーLGKを1回押下すると、言語が「日本語」から「英
語」に変更され、表示部143bには英語で展示物番号
(Object no.1)、言語(English)、情報深度(Abstruc
t)が表示される(図10(c)参照)。更に、言語キーLG
Kを1回押下すると、言語が「英語」から「フランス
語」に変更され、表示部143bには英語で展示物番号
(Object no.1)、言語(French)、情報深度(Abstruct)
が表示される(図10(d)参照)。以後、言語キーLGK
を押下する毎に言語がドイツ語→スペイン語→中国語→
日本語→英語→・・・と変更され、表示も変化する。
【0032】(e) 第1変形例 以上では、展示物毎に、かつ、情報深度毎にそれぞれ複
数の言語による音声ファイルが音声応答装置21に記憶
されている場合であるが、言語は1種類(例えば日本
語)しかない場合がある。かかる場合には、音声ファイ
ルは展示物番号と情報深度により特定される。すなわ
ち、音声応答装置21には展示物数×情報深度数の音声
ファイルが準備され、携帯端末13a〜13mより展示
物番号と情報深度を入力することにより、該展示物番号
と情報深度に応じた音声ファイルの音声情報を聴取する
ことができる。また、情報深度は1種類しかない場合が
ある。かかる場合には、音声ファイルは、展示物番号と
言語により特定される。すなわち、音声応答装置21に
は展示物数×言語数の音声ファイルが準備され、携帯端
末13a〜13mより展示物番号と言語を入力すること
により、該展示物番号と言語に応じた音声ファイルの音
声情報を聴取することができる。更に、言語も情報深度
も1種類しかない場合がある。かかる場合には、音声フ
ァイルは、展示物番号のみにより特定される。かかる場
合には、展示物番号が音声ファイル指定情報となる。従
って、音声応答装置21には展示物数の音声ファイルが
準備され、携帯端末より展示物番号を入力することによ
り、該展示物番号に応じた音声ファイルの音声情報を聴
取することができる。
【0033】(f) 第2変形例 以上では、携帯端末13aより音声ファイルを指定する
情報(展示物番号、言語、情報深度)を可聴音信号(M
F信号)で送出した場合であるが、これら情報を制御チ
ャネル(制御回線)を介して無線基地局14aに送り、
無線基地局14aが該情報をMF信号に変換して音声応
答装置21に送出するように構成することもできる。図
11はかかる場合における情報案内サービス起動時の制
御シーケンスである。図11において図8の制御シーケ
ンスと異なる点は、 携帯端末13aが応答信号を受信したとき、携帯端末
13aが制御チャネル(制御回線)を介して音声ファイ
ルを指定する情報(展示物番号、言語、情報深度)を制
御情報として無線基地局14aに送出する点、 無線基地局14aが該情報(展示物番号、言語、情報
深度)をMF信号に変換して音声応答装置21に送出す
る点である。
【0034】又、以上では音声情報聴取中に、携帯端末
の所持者が開始キーSTKを操作して展示物番号を変更
した時、あるいは、言語キーLGKを操作して別の言語
を選択した時、あるいは、情報深度キーIDKを操作し
て別の情報深度を選択した時、携帯端末13aよりこれ
ら情報(展示物番号、言語、情報深度)を可聴音信号
(MF信号)で送出した場合である。しかし、これら情
報を制御チャネルを介して無線基地局14aに送り、無
線基地局14aが該情報をMF信号に変換して音声応答
装置21に送出するように構成することもできる。図1
2はかかる場合における音声情報聴取時の制御シーケン
スである。図12において図9の制御シーケンスと異な
る点は、 音声情報聴取中に、開始キーSTKが操作された時、
携帯端末13aが制御チャネルを介して展示物番号を制
御情報として無線基地局14aに送出する点、 無線基地局14aが該展示物番号をMF信号に変換し
て音声応答装置21に送出する点、 音声情報聴取中に、言語キーLGKあるいは情報深度
キーIDKが操作された時、携帯端末13aが制御チャ
ネルを介して言語あるいは情報深度を制御情報として無
線基地局14aに送出する点、 無線基地局14aがこれら言語あるいは情報深度をM
F信号に変換して音声応答装置21に送出する点であ
る。
【0035】(g) 第3変形例 図8では呼設定要求により携帯端末13aと音声応答装
置21間の通話回線が確立した後に、携帯端末13aよ
り音声ファイルを指定する情報(展示物番号、言語、情
報深度)をMF信号で送出した場合である。しかし、携
帯端末13aは呼設定要求(サービス番号)の送出と同
時に音声ファイルを指定する情報(展示物番号、言語、
情報深度)を制御情報として送出するように構成するこ
ともできる。図13はかかる場合における情報案内起動
時の制御シーケンス説明図である。図13において図8
と異なる点は、 同期確立後、携帯端末13aがサービス番号1XY
(呼設定要求)と共に展示物番号、言語、情報深度を無
線基地局14aに送信する点、 無線基地局14aはサービス番号と共に展示物番号、
言語、情報深度をMF信号で交換機15に送信し、呼設
定を要求する点、 交換機15は音声応答装置に対する音声回線設定後、
該音声回線を介して呼出信号と共に展示物番号、言語、
情報深度を音声応答装置21に送出する点である。
【0036】以上では、携帯端末としてデジタルの携帯
端末を用いた場合について説明したアナログの携帯端末
であってもよい。また、以上では、展示物番号を展示物
近傍に設けた微弱信号送信機より入力した場合である
が、携帯端末の所持者がキー操作で展示物番号を入力す
ることもできる。以上、本発明を実施例により説明した
が、本発明は請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い
種々の変形が可能であり、本発明はこれらを排除するも
のではない。
【0037】
【発明の効果】以上本発明によれば、携帯端末毎に個別
に通信回線を確立することができるため、展示物に関す
る説明を各入館者が先頭から聴取することができ、しか
も、携帯端末を小型軽量にでき、持ち運びを容易にでき
る。又、本発明によれば、携帯端末は微弱信号送信機か
ら送出される該微弱信号を受信して展示物番号を識別
し、該展示物番号を音声ファイル指定情報として音声応
答装置に送出するように構成したから、一々展示物を特
定する番号をキー入力する必要がないため、携帯端末の
起動操作をするだけで所望の展示物の説明を自動的に聴
取でき、操作性能を向上することができる。又、微弱信
号送信機より間歇的に微弱信号を送信するように構成下
から、微弱信号送信機の消費電力を軽減することができ
る。
【0038】更に、本発明によれば、音声応答装置に、
展示物毎に複数の言語による音声ファイルを設け、あ
るいは、展示物毎に情報深度(詳細説明、概要説明な
ど説明の詳細度)に応じた複数の音声ファイルを設け、
あるいは展示物毎に、かつ、情報深度毎にそれぞれ複
数の言語による音声ファイルを設け、携帯端末より音声
ファイルを指定する情報として、展示物番号と選択言
語、あるいは展示物番号と選択された情報深度、ある
いは展示物番号と選択言語を音声応答装置に送信し、
音声応答装置は音声ファイル指定情報に応じた音声ファ
イルから音声情報を読み取って出力するように構成した
から、展示物についての説明を所望の言語で、かつ、所
望の詳細度で受けることができ便利である。又、本発明
によれば、携帯端末に発呼処理、サービス番号のダイア
リング処理、微弱信号送信機から送出される微弱信号の
受信処理、音声ファイル指定情報の送出処理をワンタッ
チ操作で開始させる機能キー(開始キー)を設けたか
ら、該機能キーを操作するだけで、簡単に展示物の説明
を受けることができ、操作性能を向上することができ
る。又、展示物の説明聴取中において該機能キーを操作
したときは、微弱信号の受信処理、音声ファイル指定情
報の送出処理のみを動作させ、発呼処理、サービス番号
のダイアリング処理を実行しないように構成したから、
通信回線を切断せず、該通信回線を介して別の音声情報
を直ちに連続して聴取することができる。
【0039】又、本発明によれば、音声ファイルを特定
する情報(展示物番号、言語、情報深度)を制御情報と
して制御チャネルを介して送出するように構成したか
ら、携帯端末にMF発振器及びその制御機構を設ける必
要がなくなり、携帯端末の構成を簡単にできる。更に、
本発明によれば、呼設定と同時に音声ファイルを特定す
る情報(展示物番号、言語、情報深度)を制御情報とし
て送出するように構成したから、より早く展示物の説明
を聴取できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の情報案内システムの構成図である。
【図3】携帯端末の構成図である。
【図4】携帯端末の外観図である。
【図5】MF信号説明図である。
【図6】音声応答装置の構成図である。
【図7】回線ユニットの構成図である。
【図8】情報案内サービス起動時における制御シーケン
ス説明図である。
【図9】音声情報聴取時における制御シーケンス説明図
である。
【図10】携帯端末の表示部における表示例である。
【図11】情報案内サービス起動時における別の制御シ
ーケンス説明図である。
【図12】音声情報聴取時における別の制御シーケンス
説明図である。
【図13】情報案内サービス起動時における更に別の制
御シーケンス説明図である。
【図14】従来の情報案内システムの構成図(放送形
式)である。
【図15】従来の情報案内システムの構成図(CDプレ
ーヤ方式)である。
【符号の説明】
11a・・展示物 12a・・展示物番号を送信する微弱信号送信機 13a〜13m・・携帯端末 14a・・無線基地局 15・・交換機 21・・音声応答装置

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入館者へ展示物に関する情報を音声で提
    供するために多数の音声ファイルを蓄積し、かつ、音声
    ファイル指定情報により指定された音声ファイルより展
    示物に関する情報を取り出して可聴音で出力する音声応
    答装置と、 入館者が携帯するコードレスの携帯端末と、 携帯端末に対する無線回線と交換機に対する有線回線間
    の接続制御を行なう無線基地局と、 無線基地局と音声応答装置間の接続制御を行なう交換機
    を備え、 携帯端末は情報案内用のサービス番号を無線基地局に送
    信して音声応答装置への呼設定要求を行ない、 無線基地局は、携帯端末から音声応答装置への呼設定要
    求を受信したとき、該呼設定要求を有線回線を介して交
    換機に送り、 交換機は該呼設定要求に基づいて音声応答装置に対する
    音声回線を設定し、 ついで、携帯端末は音声ファイル指定情報を無線基地局
    と交換機と前記音声回線を介して音声応答装置に送信
    し、 音声応答装置は前記音声ファイル指定情報により指定さ
    れた音声ファイルより展示物に関する音声情報を取り出
    して可聴音に変換し、該可聴音信号を前記音声回線に送
    出し、該可聴音信号を交換機及び無線基地局を介して発
    呼した前記携帯端末に送信することを特徴とする情報案
    内システム。
  2. 【請求項2】 前記情報案内システムは、更に、展示物
    の近傍に設置されると共に展示物番号を微弱信号により
    送信する微弱信号送信機を備え、 携帯端末は該微弱信号を受信して展示物番号を識別し、
    該展示物番号を前記音声ファイル指定情報として送出す
    ることを特徴とする請求項1記載の情報案内システム。
  3. 【請求項3】 前記微弱信号送信機は間歇的に微弱信号
    を送信することを特徴とする請求項2記載の情報案内シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記音声応答装置は、展示物毎に複数の
    言語による音声ファイルを備え、 携帯端末は展示物番号と選択された言語を音声ファイル
    指定情報として音声応答装置に送信し、 音声応答装置は該展示物番号と言語とにより特定される
    音声ファイルから音声情報を取り出して可聴音に変換
    し、該可聴音信号を前記音声回線を介して携帯端末に送
    信することを特徴とする請求項1記載の情報案内システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記音声応答装置は、展示物毎に情報深
    度に応じた複数の音声ファイルを備え、 携帯端末は展示物番号と選択された情報深度を音声ファ
    イル指定情報として音声応答装置に送信し、 音声応答装置は該展示物番号と情報深度とにより特定さ
    れる音声ファイルから音声情報を取り出して可聴音に変
    換し、該可聴音信号を前記音声回線を介して携帯端末に
    送信することを特徴とする請求項1記載の情報案内シス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記音声応答装置は、展示物毎に、か
    つ、情報深度毎に複数の言語による音声ファイルを備
    え、 携帯端末は展示物番号と選択された情報深度と選択され
    た言語を音声ファイル指定情報として音声応答装置に送
    信し、 音声応答装置は該展示物番号と情報深度と言語とにより
    特定される音声ファイルから音声情報を取り出して可聴
    音に変換し、該可聴音信号を前記音声回線を介して携帯
    端末に送信することを特徴とする請求項1記載の情報案
    内システム。
  7. 【請求項7】 音声情報の聴取中に、展示物番号又は言
    語又は情報深度に変更が生じた時、携帯端末は変更があ
    った展示物番号又は言語又は情報深度を無線基地局、交
    換機、音声回線を介して音声応答装置に送信し、音声応
    答装置は受信情報に基づいて音声情報を取り出す音声フ
    ァイルを変更し、変更後の音声ファイルから音声情報を
    取り出して可聴音に変換し、該可聴音信号を前記音声回
    線を介して携帯端末に送信することを特徴とする請求項
    1記載の情報案内システム。
  8. 【請求項8】 携帯端末は、発呼処理、サービス番号送
    出の呼設定処理、前記微弱信号の受信処理、音声ファイ
    ルを指定する情報の送出処理をワンタッチ操作で開始さ
    せる機能キーを備えたことを特徴とする請求項2記載の
    情報案内システム。
  9. 【請求項9】 音声応答装置との通信中において前記機
    能キーが操作されたときは、前記微弱信号の受信処理、
    音声ファイルを指定する情報の送出処理を動作させ、発
    呼処理、サービス番号送出の呼設定処理を実行しないよ
    うにしたことを特徴とする請求項8記載の情報案内シス
    テム。
  10. 【請求項10】 携帯端末は、音声ファイル指定情報を
    数字の組合せで表現し、各数字を可聴音信号に変換して
    無線基地局に送出し、無線基地局は該可聴音信号を交換
    機及び音声回線を介して音声応答装置に送出することを
    特徴とする請求項1記載の情報案内システム。
  11. 【請求項11】 携帯端末は、音声ファイル指定情報を
    数字の組合せで表現し、該数字情報を制御チャネルを介
    して無線基地局に送信し、 無線基地局は音声ファイル指定情報を表現する各数字を
    可聴音信号に変換して交換機及び音声回線を介して音声
    応答装置に送出することを特徴とする請求項1記載の情
    報案内システム。
  12. 【請求項12】 携帯端末は、言語指定キー、情報深度
    指定キー及び展示物番号や選択された言語、選択された
    情報深度を表示する表示部、並びに選択された言語及び
    情報深度を記憶する記憶部を備え、 携帯端末は情報案内サービス起動時、前記記憶部に記憶
    されている情報深度と言語と、入力された展示物番号を
    音声ファイル指定情報として音声応答装置に送信する請
    求項6記載の情報案内システム。
  13. 【請求項13】 入館者へ展示物に関する情報を音声で
    提供するために多数の音声ファイルを蓄積し、かつ、音
    声ファイル指定情報により指定された音声ファイルより
    展示物に関する情報を取り出して可聴音で出力する音声
    応答装置と、入館者が携帯するコードレスの携帯端末
    と、 携帯端末に対する無線回線と交換機に対する有線回線間
    の接続制御を行なう無線基地局と、 無線基地局と音声応答装置間の接続制御を行なう交換機
    を備え、 携帯端末は情報案内用のサービス番号を音声ファイル指
    定情報と共に無線基地局に送信して音声応答装置への呼
    設定要求を行ない、 無線基地局は、携帯端末から呼設定要求があったとき、
    受信したサービス番号及び音声ファイル指定情報を有線
    回線を介して交換機に送信して呼設定要求を行ない、 交換機は該呼設定要求に基づいて音声応答装置に対する
    音声回線を設定すると共に音声ファイル指定情報を音声
    応答装置に送出し、 音声応答装置は該音声ファイル指定情報により指定され
    た音声ファイルより展示物に関する情報を取り出して可
    聴音に変換し、該可聴音信号を前記音声回線に送出し、
    該可聴音信号を交換機及び無線基地局を介して発呼した
    前記携帯端末に送信することを特徴とする情報案内シス
    テム。
  14. 【請求項14】 前記携帯端末は、展示物番号、あるい
    は展示物番号と選択言語、あるいは展示物番号と選択さ
    れた情報深度、あるいは展示物番号と選択言語と選択さ
    れた情報深度を前記音声ファイル指定情報として送出す
    ることを特徴とする請求項13記載の情報案内システ
    ム。
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