JPH0810215A - 内視挿入口及び器具導入方法 - Google Patents
内視挿入口及び器具導入方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 寸法が異なる外科器具を解剖空洞に選択的に
導入するとともに、挿入口を介した流体の望ましくない
流れを防止する。 【構成】 空洞壁を介して挿入される入口スリーブと、
この入口スリーブと連結されるバルブ装置とを内視挿入
口に設けた。空洞に寸法が異なる器具を導入するバルブ
通路を有する袋体を入口スリーブに設け、袋体にバルブ
通路を形成する壁部を設け、この壁部を通常閉鎖すると
ともに、バルブ通路を開放して器具を導入するようにし
た。袋体を、器具との接触により移動可能とし、器具と
ともに移動して器具とのシール接触を維持するようにし
た。
導入するとともに、挿入口を介した流体の望ましくない
流れを防止する。 【構成】 空洞壁を介して挿入される入口スリーブと、
この入口スリーブと連結されるバルブ装置とを内視挿入
口に設けた。空洞に寸法が異なる器具を導入するバルブ
通路を有する袋体を入口スリーブに設け、袋体にバルブ
通路を形成する壁部を設け、この壁部を通常閉鎖すると
ともに、バルブ通路を開放して器具を導入するようにし
た。袋体を、器具との接触により移動可能とし、器具と
ともに移動して器具とのシール接触を維持するようにし
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内視処理において使用
する器具及び方法に関し、さらに詳しくは、解剖空洞内
の手術部位に通じる可変寸法の通路を設け、様々な寸法
の外科器具を挿入口を介して選択的に導入できるように
する一方、挿入口を介して流体の望ましくない流れを防
止するようにした内視挿入口及びそのための方法に関す
る。
する器具及び方法に関し、さらに詳しくは、解剖空洞内
の手術部位に通じる可変寸法の通路を設け、様々な寸法
の外科器具を挿入口を介して選択的に導入できるように
する一方、挿入口を介して流体の望ましくない流れを防
止するようにした内視挿入口及びそのための方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】解剖空洞の壁部を介してスリーブまたは
カニューレ等の内視挿入口を配設し、空洞内に器具挿入
用通路を設ける外科手術では、通路を封じ、内視挿入口
を介して流体の望ましくない流れを防止することがしば
しば必要になってくる。たとえば、多くの内視医療処置
において、解剖空洞の内部へのアクセスは、内部との連
通のため、空洞の壁部を挿通する尖端を有する套管針、
閉塞器あるいは針などの挿通器具を使用して達成され
る。挿通器具により空洞壁を挿通後、スリーブあるいは
カニューレは、解剖空洞に器具を導入するための挿入口
として使用されるので所定位置に残されたまま保持され
る。挿通器具は通常スリーブ内に収容されており、スリ
ーブは、挿通器具とともに解剖空洞の壁部を挿通すると
ともに、挿通器具を引き抜いた後もその位置に配置せし
められ、空洞内の手術部位と連通する内腔を提供する。
スリーブは、一般的に、解剖空洞の外部に配置されると
ともにバルブ付きハウジングに固定された近位端を備え
ており、バルブを介して、挿通器具をスリーブへ挿入あ
るいはスリーブから取り外すことが可能である。挿通器
具がスリーブより取り外されると、行われる手術に応じ
て、様々な器具をスリーブの内腔を介して解剖空洞に導
入することができる。
カニューレ等の内視挿入口を配設し、空洞内に器具挿入
用通路を設ける外科手術では、通路を封じ、内視挿入口
を介して流体の望ましくない流れを防止することがしば
しば必要になってくる。たとえば、多くの内視医療処置
において、解剖空洞の内部へのアクセスは、内部との連
通のため、空洞の壁部を挿通する尖端を有する套管針、
閉塞器あるいは針などの挿通器具を使用して達成され
る。挿通器具により空洞壁を挿通後、スリーブあるいは
カニューレは、解剖空洞に器具を導入するための挿入口
として使用されるので所定位置に残されたまま保持され
る。挿通器具は通常スリーブ内に収容されており、スリ
ーブは、挿通器具とともに解剖空洞の壁部を挿通すると
ともに、挿通器具を引き抜いた後もその位置に配置せし
められ、空洞内の手術部位と連通する内腔を提供する。
スリーブは、一般的に、解剖空洞の外部に配置されると
ともにバルブ付きハウジングに固定された近位端を備え
ており、バルブを介して、挿通器具をスリーブへ挿入あ
るいはスリーブから取り外すことが可能である。挿通器
具がスリーブより取り外されると、行われる手術に応じ
て、様々な器具をスリーブの内腔を介して解剖空洞に導
入することができる。
【0003】内視検査においては、外科手術が行われる
部位への、あるいは、この部位からの流体の望ましくな
い流れを防止することがきわめて重要であり、従って、
器具の挿入前後あるいは器具が所定位置に配設されてい
る時に、挿入口を封じる必要がある。さらに、ガス状の
二酸化炭素や亜酸化窒素などの流体を解剖空洞に導入し
て、内視処置の一部としての吹き込みを達成し、手術時
と同様に、空洞の挿通時において、このような流体の逃
げを防止する必要がある。
部位への、あるいは、この部位からの流体の望ましくな
い流れを防止することがきわめて重要であり、従って、
器具の挿入前後あるいは器具が所定位置に配設されてい
る時に、挿入口を封じる必要がある。さらに、ガス状の
二酸化炭素や亜酸化窒素などの流体を解剖空洞に導入し
て、内視処置の一部としての吹き込みを達成し、手術時
と同様に、空洞の挿通時において、このような流体の逃
げを防止する必要がある。
【0004】内視挿入口のバルブは、一般的に、挿通器
具の外径あるいは寸法に対応する寸法のバルブ通路を有
し、挿通器具を封じている。挿通器具の寸法は、行われ
る内視検査あるいは挿通される解剖空洞の種類に応じて
変化する。さらに、内視挿入口のバルブは、一般的に、
挿通器具が取り外される時に閉鎖され、バルブを介した
流体の流れを防止するよう設計されている。従来の多く
の内視挿入口は、通常閉鎖位置に付勢されるとともに開
放位置に移動してバルブ通路を介して挿通器具を挿入で
きるようにしたフラップバルブあるいはゲートバルブを
利用しており、バルブ通路は挿通器具の寸法に対応した
単一の所定寸法となっている。種類や寸法の異なる別の
器具もバルブ通路を介して解剖空洞に導入できるが、理
解されるように、寸法が小さい器具の場合、流体が逃げ
る。
具の外径あるいは寸法に対応する寸法のバルブ通路を有
し、挿通器具を封じている。挿通器具の寸法は、行われ
る内視検査あるいは挿通される解剖空洞の種類に応じて
変化する。さらに、内視挿入口のバルブは、一般的に、
挿通器具が取り外される時に閉鎖され、バルブを介した
流体の流れを防止するよう設計されている。従来の多く
の内視挿入口は、通常閉鎖位置に付勢されるとともに開
放位置に移動してバルブ通路を介して挿通器具を挿入で
きるようにしたフラップバルブあるいはゲートバルブを
利用しており、バルブ通路は挿通器具の寸法に対応した
単一の所定寸法となっている。種類や寸法の異なる別の
器具もバルブ通路を介して解剖空洞に導入できるが、理
解されるように、寸法が小さい器具の場合、流体が逃げ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来の多
くの内視挿入口は、バルブ通路の寸法より小さい寸法の
器具がバルブ通路に導入された場合、流体が通過あるい
は漏れたりする問題や、挿入口を介して導入される器具
を単一寸法に限定するという問題を有している。内視挿
入口を常に封じて、様々な寸法の器具を挿入口を介して
導入するために多くの試みがなされてきた。しかし、様
々な寸法のシールを挿入口に配設することなく、挿入口
に挿通される寸法の異なる器具を封じることにより流体
の解剖空洞からの逃げを防止する万能バルブを有する内
視挿入口の必要性は今もなお大きい。
くの内視挿入口は、バルブ通路の寸法より小さい寸法の
器具がバルブ通路に導入された場合、流体が通過あるい
は漏れたりする問題や、挿入口を介して導入される器具
を単一寸法に限定するという問題を有している。内視挿
入口を常に封じて、様々な寸法の器具を挿入口を介して
導入するために多くの試みがなされてきた。しかし、様
々な寸法のシールを挿入口に配設することなく、挿入口
に挿通される寸法の異なる器具を封じることにより流体
の解剖空洞からの逃げを防止する万能バルブを有する内
視挿入口の必要性は今もなお大きい。
【0006】本発明は、従来の内視挿入口が有するこの
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的
は、圧縮性バルブ通路を有し、この通路に挿入される様
々な寸法の器具をシール接触する内視挿入口のバルブ装
置を提供することである。
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的
は、圧縮性バルブ通路を有し、この通路に挿入される様
々な寸法の器具をシール接触する内視挿入口のバルブ装
置を提供することである。
【0007】本発明の別の目的は、バルブ装置の加圧に
より挿入される様々な寸法の器具を封じるとともに、バ
ルブ装置に挿入された器具とバルブ通路を形成する移動
可能な壁部を有する内視挿入口のバルブ装置を提供する
ことである。
より挿入される様々な寸法の器具を封じるとともに、バ
ルブ装置に挿入された器具とバルブ通路を形成する移動
可能な壁部を有する内視挿入口のバルブ装置を提供する
ことである。
【0008】本発明のさらに別の目的は、圧縮性材料を
含み、バルブ通路を制限する袋体として形成された内視
挿入口のバルブ装置を提供することである
含み、バルブ通路を制限する袋体として形成された内視
挿入口のバルブ装置を提供することである
【0009】本発明の他の目的は、内視処置において、
内視挿入口を介して器具を挿入する方法を提供すること
である。
内視挿入口を介して器具を挿入する方法を提供すること
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る解剖空洞と
空洞壁を介して連通する内視挿入口は、上記の空洞壁を
介して挿入されるとともに上記の空洞内に配置される遠
位端と上記の空洞の外部に配置される近位端とを有する
細長い円筒状入口スリーブと、この入口スリーブの近位
端近傍に配設され、バルブ通路を有する膨張自在の袋体
を有するバルブ装置とを備える。上記のバルブ通路は、
通常閉鎖されるとともに、バルブ通路を介して上記の入
口スリーブに挿入される器具により自在に開放する一
方、上記の袋体は、上記のバルブ通路を形成する壁部を
有し、器具との接触により移動自在に構成され、器具が
バルブ通路に挿通されるにつれて器具とともに移動す
る。袋体は、袋体壁部と協働してバルブ通路を通常閉鎖
あるいは封じる。好ましくは、上記の袋体に圧縮性材料
を充填し、この圧縮性材料で上記のバルブ通路を器具の
周囲に圧縮してシール接触せしめるとともに、上記のバ
ルブ通路を開放してその寸法を適宜変更することによ
り、様々な寸法の器具をシール状態で保持する。また、
袋体は、バルブ通路に沿って移動する器具により回転あ
るいは反転するよう構成され、裂けたり、たるんだり、
ひっかかることなく、器具とのシール接触を維持しなが
ら、バルブ通路に沿った器具の移動を容易にしている。
好ましくは、上記の入口スリーブの近位端を取り付ける
ハウジングをさらに備え、上記の袋体の縦方向移動をハ
ウジングの内部に制限する。
空洞壁を介して連通する内視挿入口は、上記の空洞壁を
介して挿入されるとともに上記の空洞内に配置される遠
位端と上記の空洞の外部に配置される近位端とを有する
細長い円筒状入口スリーブと、この入口スリーブの近位
端近傍に配設され、バルブ通路を有する膨張自在の袋体
を有するバルブ装置とを備える。上記のバルブ通路は、
通常閉鎖されるとともに、バルブ通路を介して上記の入
口スリーブに挿入される器具により自在に開放する一
方、上記の袋体は、上記のバルブ通路を形成する壁部を
有し、器具との接触により移動自在に構成され、器具が
バルブ通路に挿通されるにつれて器具とともに移動す
る。袋体は、袋体壁部と協働してバルブ通路を通常閉鎖
あるいは封じる。好ましくは、上記の袋体に圧縮性材料
を充填し、この圧縮性材料で上記のバルブ通路を器具の
周囲に圧縮してシール接触せしめるとともに、上記のバ
ルブ通路を開放してその寸法を適宜変更することによ
り、様々な寸法の器具をシール状態で保持する。また、
袋体は、バルブ通路に沿って移動する器具により回転あ
るいは反転するよう構成され、裂けたり、たるんだり、
ひっかかることなく、器具とのシール接触を維持しなが
ら、バルブ通路に沿った器具の移動を容易にしている。
好ましくは、上記の入口スリーブの近位端を取り付ける
ハウジングをさらに備え、上記の袋体の縦方向移動をハ
ウジングの内部に制限する。
【0011】本発明に係る解剖空洞と空洞壁を介して連
通する第2の内視挿入口は、内腔を有するとともに、空
洞の壁を介して挿入されることにより上記の空洞と連通
する細長い入口スリーブと、この入口スリーブの内腔と
連結され、バルブ通路を形成する壁部を有する袋体を備
えたバルブ装置とからなり、上記の空洞に導入される器
具は、上記のバルブ通路に挿通され、上記の袋体には、
バルブ通路を通常は閉鎖するとともに、器具の寸法に対
応して上記のバルブ通路を器具にシール接触せしめるこ
とにより流体の通過を防止する材料が充填され、上記の
バルブ通路を形成する上記の袋体の壁部は、器具がバル
ブ装置を介して移動するにつれて、器具との接触により
反転せしめられる。好ましくは、上記の入口スリーブを
取り付けるハウジングをさらに備え、上記の袋体は、ハ
ウジング内に配設されるとともに、ハウジングは、袋体
の縦方向変位を制限する壁部を備える。好ましくは、上
記のハウジングは、後壁と、この後壁から遠位端側に離
間した内部肩状部とを有し、上記の袋体を上記の後壁と
上記の肩状部との間に配置して袋体の縦方向変位を防止
する。好ましくは、上記の袋体を変形自在とし、上記の
バルブ通路内の様々な寸法の器具にバルブ通路において
順応させる。
通する第2の内視挿入口は、内腔を有するとともに、空
洞の壁を介して挿入されることにより上記の空洞と連通
する細長い入口スリーブと、この入口スリーブの内腔と
連結され、バルブ通路を形成する壁部を有する袋体を備
えたバルブ装置とからなり、上記の空洞に導入される器
具は、上記のバルブ通路に挿通され、上記の袋体には、
バルブ通路を通常は閉鎖するとともに、器具の寸法に対
応して上記のバルブ通路を器具にシール接触せしめるこ
とにより流体の通過を防止する材料が充填され、上記の
バルブ通路を形成する上記の袋体の壁部は、器具がバル
ブ装置を介して移動するにつれて、器具との接触により
反転せしめられる。好ましくは、上記の入口スリーブを
取り付けるハウジングをさらに備え、上記の袋体は、ハ
ウジング内に配設されるとともに、ハウジングは、袋体
の縦方向変位を制限する壁部を備える。好ましくは、上
記のハウジングは、後壁と、この後壁から遠位端側に離
間した内部肩状部とを有し、上記の袋体を上記の後壁と
上記の肩状部との間に配置して袋体の縦方向変位を防止
する。好ましくは、上記の袋体を変形自在とし、上記の
バルブ通路内の様々な寸法の器具にバルブ通路において
順応させる。
【0012】本発明に係る解剖空洞の壁部を介して器具
を導入する方法は、器具をバルブ通路に袋体を介して挿
入するとともに、このバルブ通路を袋体の壁部で形成し
てバルブ通路が通常閉位置を有するようにし、バルブ通
路を拡大して器具とのシール接触を維持しながら器具を
バルブ通路に挿通し、バルブ通路を器具が移動すること
によりバルブ通路を形成する袋体の壁部と器具との接触
を介して上記の壁部を移動させる。好ましくは、上記の
袋体の壁部の移動において、袋体が反転せしめられる。
を導入する方法は、器具をバルブ通路に袋体を介して挿
入するとともに、このバルブ通路を袋体の壁部で形成し
てバルブ通路が通常閉位置を有するようにし、バルブ通
路を拡大して器具とのシール接触を維持しながら器具を
バルブ通路に挿通し、バルブ通路を器具が移動すること
によりバルブ通路を形成する袋体の壁部と器具との接触
を介して上記の壁部を移動させる。好ましくは、上記の
袋体の壁部の移動において、袋体が反転せしめられる。
【0013】
【作用及び発明の効果】本発明にかかる内視挿入口は、
解剖空洞内の手術部位に通じる可変寸法の通路を設け、
様々な寸法の外科器具を挿入口を介して選択的に導入で
きるようにする一方、挿入口を介して流体の望ましくな
い流れを防止する。内視挿入口が備えるバルブ装置は、
バルブ通路に沿って器具を挿入することによりバルブ通
路が反転し、内視挿入口への器具の挿入を容易にしてい
る。袋体は、バルブ通路に沿った器具の移動により様々
な寸法の器具と接触して移動し、袋体が裂けることもな
く、袋体と器具とのシール接触を維持しながら、バルブ
通路に沿った器具の移動を容易にする。内視挿入口のバ
ルブ装置に設けられた袋体のバルブ通路に器具を挿入
し、器具の移動によりバルブ通路を形成する袋体の壁部
を移動させて、内視挿入口内の器具をシールする。色々
な内視検査を一個の挿入口を使用して行なうことができ
るので、器具費用及び内視検査を完了するに必要な時間
を削減することができる。内視挿入口を操作したり、異
なる寸法のシールを追加したり交換することなく、一個
の内視挿入口を様々な寸法や種類の器具とともに使用す
ることができる。寸法の異なる器具をバルブ装置へ容易
に挿入できる。圧縮力やシール力、あるいは、袋体とバ
ルブ通路に挿入される器具との接触を維持しながら、バ
ルブ装置の袋体が裂けるのが防止される。バルブ装置を
簡素な構成とすることができる。内視挿入口を安価に製
造できるので、同一患者専用として使用できる。
解剖空洞内の手術部位に通じる可変寸法の通路を設け、
様々な寸法の外科器具を挿入口を介して選択的に導入で
きるようにする一方、挿入口を介して流体の望ましくな
い流れを防止する。内視挿入口が備えるバルブ装置は、
バルブ通路に沿って器具を挿入することによりバルブ通
路が反転し、内視挿入口への器具の挿入を容易にしてい
る。袋体は、バルブ通路に沿った器具の移動により様々
な寸法の器具と接触して移動し、袋体が裂けることもな
く、袋体と器具とのシール接触を維持しながら、バルブ
通路に沿った器具の移動を容易にする。内視挿入口のバ
ルブ装置に設けられた袋体のバルブ通路に器具を挿入
し、器具の移動によりバルブ通路を形成する袋体の壁部
を移動させて、内視挿入口内の器具をシールする。色々
な内視検査を一個の挿入口を使用して行なうことができ
るので、器具費用及び内視検査を完了するに必要な時間
を削減することができる。内視挿入口を操作したり、異
なる寸法のシールを追加したり交換することなく、一個
の内視挿入口を様々な寸法や種類の器具とともに使用す
ることができる。寸法の異なる器具をバルブ装置へ容易
に挿入できる。圧縮力やシール力、あるいは、袋体とバ
ルブ通路に挿入される器具との接触を維持しながら、バ
ルブ装置の袋体が裂けるのが防止される。バルブ装置を
簡素な構成とすることができる。内視挿入口を安価に製
造できるので、同一患者専用として使用できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について、添付の図面
を参照しながら説明する。図1は、本発明によるバルブ
装置を備えた内視挿入口10を示す。内視挿入口10
は、細長い管状のまたは円筒状の挿入口スリーブすなわ
ちカニューレ14を含み、この挿入口スリーブは、解剖
空洞の中の手術位置へのアクセスのために挿通器具の挿
通または貫通の間に空洞の壁を通って位置される。スリ
ーブ14は、解剖空洞の中に配置される開いた遠位16
と、空洞を通るスリーブ14とともに空洞の外に配置さ
れる開いた近位18とを備える。好ましくは、遠位端1
6は、解剖空洞の中での組織と器官の構造を損傷しない
ための鈍い形状を備え、図1に示されるようにテーパー
を持っていなくてもよく、または、たとえば円錐状に、
テーパーを持っていてもよい。スリーブ14は、近位端
18でフランジ20で終端となり、このフランジ20
は、スリーブ14の近位端18を取り付けるハウジング
25の前壁24における凹部22に収容される。
を参照しながら説明する。図1は、本発明によるバルブ
装置を備えた内視挿入口10を示す。内視挿入口10
は、細長い管状のまたは円筒状の挿入口スリーブすなわ
ちカニューレ14を含み、この挿入口スリーブは、解剖
空洞の中の手術位置へのアクセスのために挿通器具の挿
通または貫通の間に空洞の壁を通って位置される。スリ
ーブ14は、解剖空洞の中に配置される開いた遠位16
と、空洞を通るスリーブ14とともに空洞の外に配置さ
れる開いた近位18とを備える。好ましくは、遠位端1
6は、解剖空洞の中での組織と器官の構造を損傷しない
ための鈍い形状を備え、図1に示されるようにテーパー
を持っていなくてもよく、または、たとえば円錐状に、
テーパーを持っていてもよい。スリーブ14は、近位端
18でフランジ20で終端となり、このフランジ20
は、スリーブ14の近位端18を取り付けるハウジング
25の前壁24における凹部22に収容される。
【0015】フランジ20と凹部22は、種々の形状を
有していてもよいが、図1に示す環状の形状では、凹部
22の外形または外側寸法より小さい外形または寸法を
有して、後で説明するように、スリーブ14の直径方向
または横方向の外方への膨張を可能にする。図示したフ
ランジ20と凹部22に加えて、スリーブ14は、種々
の方法でハウジング25に永久にまたは着脱可能に結合
できるが、これには、直径方向または横方向の外方への
膨張を可能にするものもしないものもある。前壁24が
備える環状開口26は、スリーブ14の通過を可能に
し、環状開口26は、スリーブの直径方向の膨張を可能
にするためスリーブ14の外径または外側寸法より大き
な直径または寸法を有する。
有していてもよいが、図1に示す環状の形状では、凹部
22の外形または外側寸法より小さい外形または寸法を
有して、後で説明するように、スリーブ14の直径方向
または横方向の外方への膨張を可能にする。図示したフ
ランジ20と凹部22に加えて、スリーブ14は、種々
の方法でハウジング25に永久にまたは着脱可能に結合
できるが、これには、直径方向または横方向の外方への
膨張を可能にするものもしないものもある。前壁24が
備える環状開口26は、スリーブ14の通過を可能に
し、環状開口26は、スリーブの直径方向の膨張を可能
にするためスリーブ14の外径または外側寸法より大き
な直径または寸法を有する。
【0016】理解されるように、フランジ20、凹部2
2および開口26は、種々の形状を有し、フランジ20
とスリーブ14の外周は、凹部22と開口26の外周の
中にそれぞれ配置されて、スリーブ14の膨張を可能に
する。さらに理解されるように、フランジ20、凹部2
2および開口26の寸法は、スリーブ14に要求される
膨張の大きさによって変えることができ、フランジ20
の外周と凹部22の外周との間の、および、スリーブ1
4の外周と開口26の外周との間の、隙間または空間を
大きくすることにより、スリーブ14は、より大きく膨
張できる。スリーブ14の膨張の大きさを制限または調
節することが望まれるときは、フランジ20、凹部22
および開口26は、前壁24の材料に接触するフランジ
20および/またはスリーブ14の外周が、スリーブ1
4の直径方向の膨張を制限する停止部材または突き合わ
せ部材として役立つような寸法をとることができる。さ
らに理解されるように、スリーブ14の直径方向または
横方向の膨張が望まれないときは、フランジ20、スリ
ーブ14それぞれとハウジング前壁24の間に隙間また
は空間は必要でない。
2および開口26は、種々の形状を有し、フランジ20
とスリーブ14の外周は、凹部22と開口26の外周の
中にそれぞれ配置されて、スリーブ14の膨張を可能に
する。さらに理解されるように、フランジ20、凹部2
2および開口26の寸法は、スリーブ14に要求される
膨張の大きさによって変えることができ、フランジ20
の外周と凹部22の外周との間の、および、スリーブ1
4の外周と開口26の外周との間の、隙間または空間を
大きくすることにより、スリーブ14は、より大きく膨
張できる。スリーブ14の膨張の大きさを制限または調
節することが望まれるときは、フランジ20、凹部22
および開口26は、前壁24の材料に接触するフランジ
20および/またはスリーブ14の外周が、スリーブ1
4の直径方向の膨張を制限する停止部材または突き合わ
せ部材として役立つような寸法をとることができる。さ
らに理解されるように、スリーブ14の直径方向または
横方向の膨張が望まれないときは、フランジ20、スリ
ーブ14それぞれとハウジング前壁24の間に隙間また
は空間は必要でない。
【0017】スリーブ14は、適当な固い、やや固い、
可撓性の、または、屈曲可能な医療等級の材料(たとえ
ば、金属、プラスチック、または、ゴムなどの膨張また
は伸長が可能な材料)からなり、スリーブ14が、図1
に示す閉じた、撓んでいない、膨張していないまたは伸
長していない状態で正常に配置でき、そして、スリーブ
14の縦軸に直交する方向に、開いた、撓んだ、膨張し
たまたは伸長した状態で半径方向にまたは横方向に膨張
または移動して、スリーブ14の内腔27の直径または
断面寸法を増加して、閉じた状態で内腔27の直径また
は断面寸法より大きな器具または物体をその中に収容す
る。スリーブ14に用いた材料に依存して、縦スリット
28は、スリーブ14の壁の厚さを通って設けられ、ス
リーブ14の全長を延ばし、スリーブ14の撓み、拡大
または伸長を容易にする。スリット28は、対向する端
30を区画し、これらの端30は、閉じた状態で、相互
に接触し、隣接し、または、実質的に隣接し、開いた状
態で、相互にさらに離れて配置される。理解されるよう
に、スリーブ14は、スリーブ14の直径方向の膨張が
希望されないときには、スリット28を設けない固い材
料から製作できる。
可撓性の、または、屈曲可能な医療等級の材料(たとえ
ば、金属、プラスチック、または、ゴムなどの膨張また
は伸長が可能な材料)からなり、スリーブ14が、図1
に示す閉じた、撓んでいない、膨張していないまたは伸
長していない状態で正常に配置でき、そして、スリーブ
14の縦軸に直交する方向に、開いた、撓んだ、膨張し
たまたは伸長した状態で半径方向にまたは横方向に膨張
または移動して、スリーブ14の内腔27の直径または
断面寸法を増加して、閉じた状態で内腔27の直径また
は断面寸法より大きな器具または物体をその中に収容す
る。スリーブ14に用いた材料に依存して、縦スリット
28は、スリーブ14の壁の厚さを通って設けられ、ス
リーブ14の全長を延ばし、スリーブ14の撓み、拡大
または伸長を容易にする。スリット28は、対向する端
30を区画し、これらの端30は、閉じた状態で、相互
に接触し、隣接し、または、実質的に隣接し、開いた状
態で、相互にさらに離れて配置される。理解されるよう
に、スリーブ14は、スリーブ14の直径方向の膨張が
希望されないときには、スリット28を設けない固い材
料から製作できる。
【0018】ハウジング25は、プラスチックなどの、
任意の適当な材料から製作でき、種々の形状を備えるこ
とができるが、図1に示す円筒形状は、手術医による把
握を容易にするために、拡大した前端を備える。好まし
くは、ハウジング25の少なくとも内表面は、滑らかで
滑りやすい材料からなり、後で説明するように、バルブ
装置12の移動を促進する。内表面が滑りやすいハウジ
ング25の代わりに、または、このハウジング25に加
えて、ハウジング25の壁は、その内表面にそってロー
ラ33を備えることができ、バルブ装置12の移動を促
進する。ハウジング25は、開口34を有する後壁32
を備え、この開口34は、スリーブ14の内腔27と縦
に並べられ、種々の器具が、ハウジング25を経て挿入
口10を通って挿入されることを可能にする。開口34
は、内腔27の直径よりも大きな直径または外周寸法を
有し、閉じた状態で、内腔27の直径よりも大きな器具
または物体を収容する。ハウジング25は、肩部35と
ハウジングの後壁32との間のバルブ装置12を閉じ込
める前壁24から近位で間隔をあけた内壁または肩部3
5を有する。肩部35は、ハウジング25の上壁と下壁
から内側にあり、これらの肩部35は、図1に示すよう
に、前壁24と平行にあってもよく、平行でなくてもよ
い。肩部35がハウジング25の上壁と下壁から内側に
存在する距離は、バルブ装置12を閉じ込めるのに十分
であり、後で説明するように器具がバルブ装置12を通
って挿入されるときその縦運動を防止する。好ましく
は、肩部35は、ハウジング25の上壁と下壁から内側
に延び、開口37で終端を有し、内腔27より大きな器
具または対象物がハウジング25を通ることを可能にす
る。もし希望なら、後でさらに説明するように、種々の
寸法の器具が挿入されるとき、肩部35は、遠位で曲げ
られ、または、近位でそこから曲げられるフランジを備
えて、バルブ装置12の反転または回転の運動を増大す
る。ハウジング25の形状に依存して、袋体36は、ハ
ウジング25の中で種々の方法(たとえば、ハウジング
の前壁と後壁または肩部の間で)で閉じ込められる。ハ
ウジング25の内部と連通する栓などのバルブ39は、
解剖空洞の中に流体を供給するために、または、解剖空
洞から内腔27を介して流体を吸引するために、備える
ことができる。バルブ39は、ハウジング25の中に種
々の方法で(たとえば前壁24と肩部35の間に)取り
付けられ、図1に示すように、ハウジング25をつかむ
手術医の手による操作を容易にする。
任意の適当な材料から製作でき、種々の形状を備えるこ
とができるが、図1に示す円筒形状は、手術医による把
握を容易にするために、拡大した前端を備える。好まし
くは、ハウジング25の少なくとも内表面は、滑らかで
滑りやすい材料からなり、後で説明するように、バルブ
装置12の移動を促進する。内表面が滑りやすいハウジ
ング25の代わりに、または、このハウジング25に加
えて、ハウジング25の壁は、その内表面にそってロー
ラ33を備えることができ、バルブ装置12の移動を促
進する。ハウジング25は、開口34を有する後壁32
を備え、この開口34は、スリーブ14の内腔27と縦
に並べられ、種々の器具が、ハウジング25を経て挿入
口10を通って挿入されることを可能にする。開口34
は、内腔27の直径よりも大きな直径または外周寸法を
有し、閉じた状態で、内腔27の直径よりも大きな器具
または物体を収容する。ハウジング25は、肩部35と
ハウジングの後壁32との間のバルブ装置12を閉じ込
める前壁24から近位で間隔をあけた内壁または肩部3
5を有する。肩部35は、ハウジング25の上壁と下壁
から内側にあり、これらの肩部35は、図1に示すよう
に、前壁24と平行にあってもよく、平行でなくてもよ
い。肩部35がハウジング25の上壁と下壁から内側に
存在する距離は、バルブ装置12を閉じ込めるのに十分
であり、後で説明するように器具がバルブ装置12を通
って挿入されるときその縦運動を防止する。好ましく
は、肩部35は、ハウジング25の上壁と下壁から内側
に延び、開口37で終端を有し、内腔27より大きな器
具または対象物がハウジング25を通ることを可能にす
る。もし希望なら、後でさらに説明するように、種々の
寸法の器具が挿入されるとき、肩部35は、遠位で曲げ
られ、または、近位でそこから曲げられるフランジを備
えて、バルブ装置12の反転または回転の運動を増大す
る。ハウジング25の形状に依存して、袋体36は、ハ
ウジング25の中で種々の方法(たとえば、ハウジング
の前壁と後壁または肩部の間で)で閉じ込められる。ハ
ウジング25の内部と連通する栓などのバルブ39は、
解剖空洞の中に流体を供給するために、または、解剖空
洞から内腔27を介して流体を吸引するために、備える
ことができる。バルブ39は、ハウジング25の中に種
々の方法で(たとえば前壁24と肩部35の間に)取り
付けられ、図1に示すように、ハウジング25をつかむ
手術医の手による操作を容易にする。
【0019】バルブ装置12は、ハウジング25の中に
配置された袋体36を含み、袋体36は、内腔27と開
口34、37と並ぶ縦のバルブ通路38を区画する。袋
体36は、任意の適当な拡大可能な材料から製作でき、
その内部に材料を保持するためのエンベロープを形成
し、種々の寸法の器具がバルブ通路38にそって動かさ
れるとき袋体36の移動を促進する。袋体36は、サ−
メディックス(Thermedics)社により製造されるテコフレ
ックス(Tecoflex)などの拡大可能な医療等級の膜、テフ
ロン、ゴレテックス(Goretex)またはゴムから製作で
き、器具または対象物が容易に袋体36を通ることを可
能にする。しかし、袋体36は、裂けることを防止する
材料から製造する必要はなく、簡単さとコスト低減のた
め全体により安価な材料から製造できる。
配置された袋体36を含み、袋体36は、内腔27と開
口34、37と並ぶ縦のバルブ通路38を区画する。袋
体36は、任意の適当な拡大可能な材料から製作でき、
その内部に材料を保持するためのエンベロープを形成
し、種々の寸法の器具がバルブ通路38にそって動かさ
れるとき袋体36の移動を促進する。袋体36は、サ−
メディックス(Thermedics)社により製造されるテコフレ
ックス(Tecoflex)などの拡大可能な医療等級の膜、テフ
ロン、ゴレテックス(Goretex)またはゴムから製作で
き、器具または対象物が容易に袋体36を通ることを可
能にする。しかし、袋体36は、裂けることを防止する
材料から製造する必要はなく、簡単さとコスト低減のた
め全体により安価な材料から製造できる。
【0020】袋体36は、空気、水、塩水、ゲルまたは
泡を含む圧縮可能な流体または固体の材料などの材料を
含み、その寸法と外径は、バルブ通路38を形成する袋
体の壁を通常は閉じ、折り畳み、閉じ、または圧縮する
ことを可能にするが、バルブ通路38に挿入される器具
により袋体36に外で加えられる圧力または力に応答し
てバルブ通路が開くことを可能にする。したがって、袋
体を形成する材料および/または袋体の中の圧縮可能な
材料により、袋体36の形状、寸法および外径は、通常
はバルブ通路を閉じまたは封じるが、袋体36に加えら
れる外部圧力に応答して通路を開いて、袋体36の一時
的な変形または収縮を可能にする。袋体36は、バルブ
通路38を通って移動する器具と、バルブ通路を形成す
る壁との接触に応答して移動または反転するように作ら
れる。袋体36は、バルブ通路38を通って挿入される
器具を移動し、バルブ通路にそっての器具の通過に応答
して転がり、回転しまたは反転するように、種々の方法
で作ることができる。たとえば、弾性材料および/また
はバイアスは、そのような動きを促進するために袋体3
6の中で使用できる。袋体36は、肩部35とハウジン
グの後壁32とによる縦運動または変位に対して閉じ込
められる。そして、袋体36をハウジング25内に配置
して、スリーブ14の開いた近位端18は、封じられな
いままであり、麻酔ガスなどの流体が内腔27を通って
解剖空洞に供給される。袋体36は、種々のあらかじめ
定めた寸法や外径(たとえば、球状、部分的球状、ハー
ト状、トロイド状またはドーナツ状、円盤状、ろと状、
円錐状または乳首状の外径)を持つように寸法と形状を
備えることができ、袋体36は、図3ではトロイド状の
外径を持つ。
泡を含む圧縮可能な流体または固体の材料などの材料を
含み、その寸法と外径は、バルブ通路38を形成する袋
体の壁を通常は閉じ、折り畳み、閉じ、または圧縮する
ことを可能にするが、バルブ通路38に挿入される器具
により袋体36に外で加えられる圧力または力に応答し
てバルブ通路が開くことを可能にする。したがって、袋
体を形成する材料および/または袋体の中の圧縮可能な
材料により、袋体36の形状、寸法および外径は、通常
はバルブ通路を閉じまたは封じるが、袋体36に加えら
れる外部圧力に応答して通路を開いて、袋体36の一時
的な変形または収縮を可能にする。袋体36は、バルブ
通路38を通って移動する器具と、バルブ通路を形成す
る壁との接触に応答して移動または反転するように作ら
れる。袋体36は、バルブ通路38を通って挿入される
器具を移動し、バルブ通路にそっての器具の通過に応答
して転がり、回転しまたは反転するように、種々の方法
で作ることができる。たとえば、弾性材料および/また
はバイアスは、そのような動きを促進するために袋体3
6の中で使用できる。袋体36は、肩部35とハウジン
グの後壁32とによる縦運動または変位に対して閉じ込
められる。そして、袋体36をハウジング25内に配置
して、スリーブ14の開いた近位端18は、封じられな
いままであり、麻酔ガスなどの流体が内腔27を通って
解剖空洞に供給される。袋体36は、種々のあらかじめ
定めた寸法や外径(たとえば、球状、部分的球状、ハー
ト状、トロイド状またはドーナツ状、円盤状、ろと状、
円錐状または乳首状の外径)を持つように寸法と形状を
備えることができ、袋体36は、図3ではトロイド状の
外径を持つ。
【0021】本発明による内視挿入口10とバルブ装置
12の操作法により、袋体36は、圧縮可能な材料によ
り満たされるので、図1に示すように、バルブ通路38
を形成する袋体の壁が、バルブ通路38の縦軸に直交す
る方向に通常は閉じられまたはつぶされて、バルブ通路
38の全長にわたってシールを形成して、バルブ装置1
2を通る流体の流れを防止する。留意されるように、図
1におけるバルブ通路36は、バルブ通路を同定するた
めにわずかに開いて明瞭に図示される。袋体36は、肩
部35とハウジングの後壁34との間で縦軸方向に閉じ
込められる。ハウジングの後壁32における開口34
は、袋体36により覆われ、ハウジングの後ろの開口3
4でシールを形成する。スリーブ14の近位端18は、
袋体36により覆われないままであり、流体がバルブ3
9を経て解剖空洞へ供給され、または、解剖空洞から引
き抜かれる。解剖空洞の壁を挿通するための鋭い先端を
備えた套管針、閉塞器または針などの挿通器具などの器
具Iは、バルブ通路38を通って挿入され、スリーブ1
4の中に収容される(1990年7月20日出願の本出
願人による米国特許出願第07/557,869号参
照)。図2と図3(ハウジングは図示しない)に示すよ
うに、バルブ通路38における器具Iの挿入は、袋体3
6に外部圧力を加え、袋体36を一時的に変形して、器
具Iを収容するバルブ通路38を開く。器具Iは、バル
ブ通路38にそって前にまたは遠位に動かされ、スリー
ブ14の中へ移動され、一方、バルブ通路38にそって
圧縮性封入圧力で袋体36により封じるように接触され
る。ここで、器具Iの挿入または移動の縦方向は、図2
と図3において矢印で示される。挿入方向でのバルブ通
路にそっての器具Iの移動は、袋体36の移動を生じ、
器具Iは、器具Iでの袋体36の封入把握により、図2
と図3に矢印で示すように、袋体36の連続的な転が
り、回転または反転の運動を起こす。挿入方向での器具
Iの移動は、袋体36の通路区画部分または壁41の遠
位または前への移動を生じ、バルブ通路38は、前また
は遠位端で逆にさせられ、袋体36を転がらせまたは回
転させて、バルブ装置を通っての器具の移動を可能にす
る。図2に矢印で示すように、挿入方向での壁41の移
動は、壁41の移動方向と反対の方向に、壁41に対向
して袋体36の壁43を移動させる。器具Iを用いての
袋体36の運動は、バルブ装置12を通っての器具Iの
挿入と通過を、袋体36を裂けたり、ひっかけたり、捕
えたりすることなく容易にし、一方、袋体36が器具I
とともに圧縮性シールを維持することを可能にする。器
具Iがバルブ通路38を通っていると、袋体36は、バ
ルブ通路38にそっての器具Iの寸法と外形に順応して
器具Iとシール状態または接触状態にあり、通路38の
全長にわたってシールを形成し、バルブ装置12を通っ
ての流体の流れを防止する。
12の操作法により、袋体36は、圧縮可能な材料によ
り満たされるので、図1に示すように、バルブ通路38
を形成する袋体の壁が、バルブ通路38の縦軸に直交す
る方向に通常は閉じられまたはつぶされて、バルブ通路
38の全長にわたってシールを形成して、バルブ装置1
2を通る流体の流れを防止する。留意されるように、図
1におけるバルブ通路36は、バルブ通路を同定するた
めにわずかに開いて明瞭に図示される。袋体36は、肩
部35とハウジングの後壁34との間で縦軸方向に閉じ
込められる。ハウジングの後壁32における開口34
は、袋体36により覆われ、ハウジングの後ろの開口3
4でシールを形成する。スリーブ14の近位端18は、
袋体36により覆われないままであり、流体がバルブ3
9を経て解剖空洞へ供給され、または、解剖空洞から引
き抜かれる。解剖空洞の壁を挿通するための鋭い先端を
備えた套管針、閉塞器または針などの挿通器具などの器
具Iは、バルブ通路38を通って挿入され、スリーブ1
4の中に収容される(1990年7月20日出願の本出
願人による米国特許出願第07/557,869号参
照)。図2と図3(ハウジングは図示しない)に示すよ
うに、バルブ通路38における器具Iの挿入は、袋体3
6に外部圧力を加え、袋体36を一時的に変形して、器
具Iを収容するバルブ通路38を開く。器具Iは、バル
ブ通路38にそって前にまたは遠位に動かされ、スリー
ブ14の中へ移動され、一方、バルブ通路38にそって
圧縮性封入圧力で袋体36により封じるように接触され
る。ここで、器具Iの挿入または移動の縦方向は、図2
と図3において矢印で示される。挿入方向でのバルブ通
路にそっての器具Iの移動は、袋体36の移動を生じ、
器具Iは、器具Iでの袋体36の封入把握により、図2
と図3に矢印で示すように、袋体36の連続的な転が
り、回転または反転の運動を起こす。挿入方向での器具
Iの移動は、袋体36の通路区画部分または壁41の遠
位または前への移動を生じ、バルブ通路38は、前また
は遠位端で逆にさせられ、袋体36を転がらせまたは回
転させて、バルブ装置を通っての器具の移動を可能にす
る。図2に矢印で示すように、挿入方向での壁41の移
動は、壁41の移動方向と反対の方向に、壁41に対向
して袋体36の壁43を移動させる。器具Iを用いての
袋体36の運動は、バルブ装置12を通っての器具Iの
挿入と通過を、袋体36を裂けたり、ひっかけたり、捕
えたりすることなく容易にし、一方、袋体36が器具I
とともに圧縮性シールを維持することを可能にする。器
具Iがバルブ通路38を通っていると、袋体36は、バ
ルブ通路38にそっての器具Iの寸法と外形に順応して
器具Iとシール状態または接触状態にあり、通路38の
全長にわたってシールを形成し、バルブ装置12を通っ
ての流体の流れを防止する。
【0022】器具Iが図示した挿通中の器具であると
き、器具Iは、スリーブ14の遠位端16を越えて突き
出る鋭い先端で解剖空洞の壁を挿通するために利用でき
るので、スリーブ14は、挿通中に、空洞の壁を通り、
解剖空洞内において遠位端16を位置し、一方、近位端
18は、空洞の外に留まる。挿通中、または、挿通器具
Iが適当な所にある間に、バルブ装置12を通っての内
外への流体の流れは、挿通器具Iで袋体36により形成
されるシールにより防止される。バルブ39が備えられ
ると、流体は、解剖空洞に供給でき、そのような流体
は、バルブ装置12を通って逃げ出せない。スリーブ1
4の遠位端16が解剖空洞内にあると、挿通器具Iは、
内視挿入口10を適当な位置においたまま、内視挿入口
10から引き抜くことができる。理解されるように、挿
入方向に反対の方向でのバルブ装置12を通っての器具
Iの引き抜きは、袋体36を回転させ、バルブ通路38
の後端は、器具Iの引き抜き方向と反対の方向に反転さ
せられる。挿通器具Iの引き抜きの際に、袋体36は、
その初めの形状または状態に戻り、バルブ通路38を自
動的に閉じさせ、こうして、内視挿入口10を封じる。
種々の寸法の器具は、内視挿入口10の内腔27を通っ
て解剖空洞に挿入でき、袋体36は、器具により加えら
れる外部圧力に応答して変形または収縮し、それととも
に袋体36でシールを形成しつつバルブ通路38を器具
を収容する寸法と形状に開く。
き、器具Iは、スリーブ14の遠位端16を越えて突き
出る鋭い先端で解剖空洞の壁を挿通するために利用でき
るので、スリーブ14は、挿通中に、空洞の壁を通り、
解剖空洞内において遠位端16を位置し、一方、近位端
18は、空洞の外に留まる。挿通中、または、挿通器具
Iが適当な所にある間に、バルブ装置12を通っての内
外への流体の流れは、挿通器具Iで袋体36により形成
されるシールにより防止される。バルブ39が備えられ
ると、流体は、解剖空洞に供給でき、そのような流体
は、バルブ装置12を通って逃げ出せない。スリーブ1
4の遠位端16が解剖空洞内にあると、挿通器具Iは、
内視挿入口10を適当な位置においたまま、内視挿入口
10から引き抜くことができる。理解されるように、挿
入方向に反対の方向でのバルブ装置12を通っての器具
Iの引き抜きは、袋体36を回転させ、バルブ通路38
の後端は、器具Iの引き抜き方向と反対の方向に反転さ
せられる。挿通器具Iの引き抜きの際に、袋体36は、
その初めの形状または状態に戻り、バルブ通路38を自
動的に閉じさせ、こうして、内視挿入口10を封じる。
種々の寸法の器具は、内視挿入口10の内腔27を通っ
て解剖空洞に挿入でき、袋体36は、器具により加えら
れる外部圧力に応答して変形または収縮し、それととも
に袋体36でシールを形成しつつバルブ通路38を器具
を収容する寸法と形状に開く。
【0023】理解されるように、種々の寸法の器具が、
内視挿入口10を介して解剖空洞に導入でき、ここで、
単独のバルブ通路38は、袋体36でシールを形成しつ
つ器具を収容するのに十分なだけの寸法に開く。内腔2
7の直径より大きな寸法の器具は、解剖空洞に導入で
き、組織と他の物体は、解剖空洞から取り外しでき、こ
こで、スリーブ14は、閉じた状態(端30は、開いた
状態へ最小の隙間により相互に接触し、または、分離さ
れる)から開いた状態(端30は、相互に分離され、ま
たは、隙間が増加して内腔27を、器具または物体を収
容するのに充分大きな寸法に膨張する)へ、器具または
物体により直径方向にまたは横方向に外向きに膨張出来
る。
内視挿入口10を介して解剖空洞に導入でき、ここで、
単独のバルブ通路38は、袋体36でシールを形成しつ
つ器具を収容するのに十分なだけの寸法に開く。内腔2
7の直径より大きな寸法の器具は、解剖空洞に導入で
き、組織と他の物体は、解剖空洞から取り外しでき、こ
こで、スリーブ14は、閉じた状態(端30は、開いた
状態へ最小の隙間により相互に接触し、または、分離さ
れる)から開いた状態(端30は、相互に分離され、ま
たは、隙間が増加して内腔27を、器具または物体を収
容するのに充分大きな寸法に膨張する)へ、器具または
物体により直径方向にまたは横方向に外向きに膨張出来
る。
【0024】袋体は、ハウジング内で閉じ込められて図
示される。しかし、袋体は、遠位で伸長でき、バルブ通
路を長くし、そこを通る器具のためのより長いシールと
より大きな支持を生じる。この目的のため、袋体は、挿
入口のスリーブを部分的または全体に通っている乳首状
の部分を備えてもよい。壁が器具にそって移動するよう
に袋体を設計すると、バルブ装置への裂傷または他の損
傷が最小にできる一方、弾性的または他の順応可能な可
撓性材料を使用すると、器具の通過への抵抗が最小なの
で、種々の寸法の器具との封入係合を可能にするバルブ
を提供できる。
示される。しかし、袋体は、遠位で伸長でき、バルブ通
路を長くし、そこを通る器具のためのより長いシールと
より大きな支持を生じる。この目的のため、袋体は、挿
入口のスリーブを部分的または全体に通っている乳首状
の部分を備えてもよい。壁が器具にそって移動するよう
に袋体を設計すると、バルブ装置への裂傷または他の損
傷が最小にできる一方、弾性的または他の順応可能な可
撓性材料を使用すると、器具の通過への抵抗が最小なの
で、種々の寸法の器具との封入係合を可能にするバルブ
を提供できる。
【0025】本発明による内視挿入口の変形は図4〜図
6に110で示される。内視挿入口110は、内視挿入
口110のバルブ装置112が挿入口スリーブ114の
中にまで存在することを除いて、内視挿入口10に似て
いる。バルブ装置112は、ハウジングの中に配置され
る袋体136を含み、袋体136は、それを通る縦のバ
ルブ通路138を区画する。袋体136は、開口137
と開口126とを通って存在する細長い、遠位部分14
5を含む。部分145は、外形が乳首状であってもよ
く、挿入口スリーブ114を通って部分的にまたは全体
に存在して挿入口スリーブ114にまで存在して、挿入
口スリーブを通って導入される器具とともにシールを形
成する。したがって、バルブ通路138とこのバルブ通
路138を区画する壁141とは、挿入口スリーブ11
4の中にまで存在して、挿入口スリーブ114の全長に
おいて、または、部分的に、器具または対象物とともに
シールを形成する。
6に110で示される。内視挿入口110は、内視挿入
口110のバルブ装置112が挿入口スリーブ114の
中にまで存在することを除いて、内視挿入口10に似て
いる。バルブ装置112は、ハウジングの中に配置され
る袋体136を含み、袋体136は、それを通る縦のバ
ルブ通路138を区画する。袋体136は、開口137
と開口126とを通って存在する細長い、遠位部分14
5を含む。部分145は、外形が乳首状であってもよ
く、挿入口スリーブ114を通って部分的にまたは全体
に存在して挿入口スリーブ114にまで存在して、挿入
口スリーブを通って導入される器具とともにシールを形
成する。したがって、バルブ通路138とこのバルブ通
路138を区画する壁141とは、挿入口スリーブ11
4の中にまで存在して、挿入口スリーブ114の全長に
おいて、または、部分的に、器具または対象物とともに
シールを形成する。
【0026】内視挿入口110の操作は、内視挿入口1
0について説明した操作と似ていて、ここに、図6に示
すように、バルブ通路138を区画する壁141は通常
に閉じられて、バルブ装置112の全長にそってシール
を形成し、図4に示すように、バルブ通路138を通っ
て挿入される器具Iにより開かれる。器具Iは、バルブ
通路138にそって前方にスリーブ114の中にまで動
かされ、一方、バルブ通路138にそって袋体136に
より封じるように接触される。図4に矢印により示され
る挿入方向における器具Iの移動は、部分145を備え
る袋体136に器具に伴う移動を生じさせ、そして、壁
141に対向する壁143を、図5と図6で矢印によっ
て示されるように壁141の移動方向と反対の方向に動
かさせる。バルブ装置112を用いて、シールが、器具
Iの封止と支持の増大のために、挿入口スリーブ114
の全長にそって器具Iを用いて得られる。
0について説明した操作と似ていて、ここに、図6に示
すように、バルブ通路138を区画する壁141は通常
に閉じられて、バルブ装置112の全長にそってシール
を形成し、図4に示すように、バルブ通路138を通っ
て挿入される器具Iにより開かれる。器具Iは、バルブ
通路138にそって前方にスリーブ114の中にまで動
かされ、一方、バルブ通路138にそって袋体136に
より封じるように接触される。図4に矢印により示され
る挿入方向における器具Iの移動は、部分145を備え
る袋体136に器具に伴う移動を生じさせ、そして、壁
141に対向する壁143を、図5と図6で矢印によっ
て示されるように壁141の移動方向と反対の方向に動
かさせる。バルブ装置112を用いて、シールが、器具
Iの封止と支持の増大のために、挿入口スリーブ114
の全長にそって器具Iを用いて得られる。
【0027】本発明のバルブ装置を用いて、器具と物体
とを収容するための単独のバルブ通路が、このバルブ通
路を通る器具と物体の寸法に対応する種々の寸法へ開く
ことができ、バルブ装置とともに封をする。バルブ通路
が通常は閉じて、それを通る器具の周りで圧縮されるよ
うに、器具の挿入の前に、器具の挿入の間に、そして、
器具の取り外しの際に、バルブ装置を通る流体の流れが
防止される。バルブ通路にそっての器具の移動に応答し
てバルブ装置の袋体の連続的転がり、回転または反転
は、滑らかな挿入のために裂けたり、捕えられたり、故
障したりせずに、バルブ装置による器具の把握性の増大
を可能にする。挿入される器具に伴うバルブ装置の袋体
の移動は、挿入と取り外しの間の器具による袋体への損
傷なしに、強い圧縮性の力または封入の力の使用を可能
にする。バルブ装置の通過は、2以上の器具が、不規則
な形状の器具と物体も同様に、バルブ装置を同時に通る
ように、バルブ装置を通る器具の寸法と形状に順応させ
ることができる。膨張可能な内視挿入口を提供すること
により、本発明は、挿入口スリーブの内腔の直径より大
きな器具と物体が解剖空洞に挿入されまたは解剖空洞か
ら取り外されることを可能にする。
とを収容するための単独のバルブ通路が、このバルブ通
路を通る器具と物体の寸法に対応する種々の寸法へ開く
ことができ、バルブ装置とともに封をする。バルブ通路
が通常は閉じて、それを通る器具の周りで圧縮されるよ
うに、器具の挿入の前に、器具の挿入の間に、そして、
器具の取り外しの際に、バルブ装置を通る流体の流れが
防止される。バルブ通路にそっての器具の移動に応答し
てバルブ装置の袋体の連続的転がり、回転または反転
は、滑らかな挿入のために裂けたり、捕えられたり、故
障したりせずに、バルブ装置による器具の把握性の増大
を可能にする。挿入される器具に伴うバルブ装置の袋体
の移動は、挿入と取り外しの間の器具による袋体への損
傷なしに、強い圧縮性の力または封入の力の使用を可能
にする。バルブ装置の通過は、2以上の器具が、不規則
な形状の器具と物体も同様に、バルブ装置を同時に通る
ように、バルブ装置を通る器具の寸法と形状に順応させ
ることができる。膨張可能な内視挿入口を提供すること
により、本発明は、挿入口スリーブの内腔の直径より大
きな器具と物体が解剖空洞に挿入されまたは解剖空洞か
ら取り外されることを可能にする。
【0028】本発明は、多くの変形、修正または変化す
ることが可能であるが、上に説明した、または、添付の
図面に示した全主題は、例としてだけ解釈されるべきで
あり、限定する意味にとられるべきではない。
ることが可能であるが、上に説明した、または、添付の
図面に示した全主題は、例としてだけ解釈されるべきで
あり、限定する意味にとられるべきではない。
【図1】 本発明にかかる内視挿入口の部分断面側面図
である。
である。
【図2】 バルブ装置を示す図1の内視挿入口の拡大切
欠断面図である。
欠断面図である。
【図3】 器具が挿通した状態を示す図2のバルブ装置
の切欠斜視図である。
の切欠斜視図である。
【図4】 バルブ装置を示す本発明にかかる内視挿入口
の変形例の拡大切欠断面図である。
の変形例の拡大切欠断面図である。
【図5】 器具が挿通した状態を示す図4のバルブ装置
の切欠斜視図である。
の切欠斜視図である。
【図6】 図4のバルブ装置の側面断面図である。
10…内視挿入口、12…バルブ装置、14…スリー
ブ、25…ハウジング、36…袋体、38…バルブ通
路、110…内視挿入口、112…バルブ装置、114
…スリーブ、136…袋体、138…バルブ通路。
ブ、25…ハウジング、36…袋体、38…バルブ通
路、110…内視挿入口、112…バルブ装置、114
…スリーブ、136…袋体、138…バルブ通路。
Claims (9)
- 【請求項1】 解剖空洞と空洞壁を介して連通する内視
挿入口であって、 上記の空洞壁を介して挿入されるとともに上記の空洞内
に配置される遠位端と上記の空洞の外部に配置される近
位端とを有する細長い円筒状入口スリーブと、 この入口スリーブの近位端近傍に配設され、バルブ通路
を有する膨張自在の袋体を有するバルブ装置とを備え、 上記のバルブ通路は通常閉鎖されるとともに、上記のバ
ルブ通路を介して上記の入口スリーブに挿入される器具
により自在に開放する一方、上記の袋体は上記のバルブ
通路を形成する壁部を有し、器具との接触により移動自
在に構成され、器具が上記のバルブ通路に挿通されるに
つれて器具とともに移動することを特徴とする内視挿入
口。 - 【請求項2】 上記の袋体に圧縮性材料を充填し、この
圧縮性材料で上記のバルブ通路を器具の周囲に圧縮して
シール接触せしめるとともに、上記のバルブ通路を開放
してその寸法を適宜変更することにより、様々な寸法の
器具をシール状態で保持するようにした請求項1に記載
の内視挿入口。 - 【請求項3】 上記の入口スリーブの近位端を取り付け
るハウジングをさらに備え、上記の袋体の縦方向移動を
ハウジングの内部に制限した請求項1に記載の内視挿入
口。 - 【請求項4】 解剖空洞と空洞壁を介して連通する内視
挿入口であって、 内腔を有するとともに、空洞の壁を介して挿入されるこ
とにより上記の空洞と連通する細長い入口スリーブと、
この入口スリーブの内腔と連結され、バルブ通路を形成
する壁部を有する袋体を備えたバルブ装置とからなり、
上記の空洞に導入される器具は、上記のバルブ通路に挿
通され、上記の袋体には、上記のバルブ通路を通常は閉
鎖するとともに、器具の寸法に対応して上記のバルブ通
路を器具にシール接触せしめることにより流体の通過を
防止する材料が充填され、上記のバルブ通路を形成する
上記の袋体の壁部は、器具が上記のバルブ装置を介して
移動するにつれて、器具との接触により反転せしめられ
ることを特徴とする内視挿入口。 - 【請求項5】 上記の入口スリーブを取り付けるハウジ
ングをさらに備え、上記の袋体は、上記のハウジング内
に配設されるとともに、上記のハウジングは、上記の袋
体の縦方向変位を制限する壁部を備えた請求項4に記載
の内視挿入口。 - 【請求項6】 上記のハウジングは、後壁と、この後壁
から遠位端側に離間した内部肩状部とを有し、上記の袋
体を上記の後壁と上記の肩状部との間に配置して上記の
袋体の縦方向変位を防止した請求項5に記載の内視挿入
口。 - 【請求項7】 上記の袋体を変形自在とし、上記のバル
ブ通路内の様々な寸法の器具に上記のバルブ通路におい
て順応させるようにした請求項5に記載の内視挿入口。 - 【請求項8】 解剖空洞の壁部を介して器具を導入する
方法であって、 器具をバルブ通路に袋体を介して挿入するとともに、こ
のバルブ通路を上記の袋体の壁部で形成して上記のバル
ブ通路が通常閉位置を有するようにし、上記のバルブ通
路を拡大して器具とのシール接触を維持しながら器具を
上記のバルブ通路に挿通し、上記のバルブ通路を器具が
移動することにより上記のバルブ通路を形成する上記の
袋体の壁部と器具との接触を介して上記の壁部を移動さ
せるようにしたことを特徴とする器具導入方法。 - 【請求項9】 上記の袋体の壁部の移動において、袋体
が反転せしめられる請求項8に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US220359 | 1994-03-31 | ||
US08/220,359 US5429609A (en) | 1990-07-26 | 1994-03-31 | Endoscopic portal for use in endoscopic procedures and methods therefor |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0810215A true JPH0810215A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=22823243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7076052A Pending JPH0810215A (ja) | 1994-03-31 | 1995-03-31 | 内視挿入口及び器具導入方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5429609A (ja) |
EP (1) | EP0674879A1 (ja) |
JP (1) | JPH0810215A (ja) |
AU (1) | AU673120B2 (ja) |
CA (1) | CA2145380C (ja) |
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