JPH08101914A - パターン検査装置 - Google Patents

パターン検査装置

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JPH08101914A
JPH08101914A JP6261183A JP26118394A JPH08101914A JP H08101914 A JPH08101914 A JP H08101914A JP 6261183 A JP6261183 A JP 6261183A JP 26118394 A JP26118394 A JP 26118394A JP H08101914 A JPH08101914 A JP H08101914A
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hologram
lights
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JP6261183A
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Kenichi Sakai
賢一 酒井
Masayuki Goto
雅幸 後藤
Taiji Kawachi
泰司 河内
Toru Mizuno
透 水野
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一回の検査によって複数の基準パターンとの
照合が可能な効率的なパターン検査装置の提供。 【構成】 パターン検査装置10は,複数の基準パター
ンを別個の記録領域に記録した基準ホログラム11と,
焦点f1 ,f2 ,f3 の位置を上記記録領域に対応した
別個の位置とした第2次検査光31〜33を得るレンズ
アレイ13と,第2次検査光31〜33を被検物に照射
して後方焦点f1 ′,f2 ′,f3 ′に向けて収束さ
せ,後方焦点f1 ′,f2 ′,f3 ′の近傍に配置され
た記録領域に入射させる被検パターン検知部20と,各
記録領域から得られる再生光36〜38を検出する光セ
ンサ16と,判定部17とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,指紋や印影などの照合
を行うパターン検査装置に関するものであり,特に複数
の基準パターンとの照合を同時に実行することのできる
パターン検査装置に関する。
【0002】
【従来技術】同一人物の指紋であるか否かを検査する光
学式の指紋検査装置において,ホログラムを用いる方法
が提案されている。これは,特定の人に関する指紋を記
録した基準となるホログラムを作成し,被検者の指に検
査光を照射し,指紋を記録したこの検査光を上記ホログ
ラムに照射し,両指紋の相関度(類似性)を上記ホログ
ラムの再生光から判断するものである。
【0003】即ち,指紋検査装置90は,図3に示すよ
うに,上記基準ホログラム91の所定の面911に被検
者の指81から得られる検査光991を照射し,その再
生光992(透過光)を光センサ92(フォトダイオー
ド)で受光する。
【0004】そうすると再生光992の強度は両指紋の
間の相関度に応じて変化するから,光センサ92の出力
が一定のしきい値を越えるか否かによって同一人である
か否かを判定することができる。即ち,両指紋の相関度
(類似性)が高い場合には,図5に示すように,断面上
の輝点(ドット)89の分布密度の濃い再生光992が
得られ,他人の指紋である場合には,図6に示すよう
に,断面上の輝点89の分布密度の低い再生光992が
得られる。
【0005】図3において,符号931はレーザー光
源,符号932は対物レンズ,符号933はコリメート
レンズである。そして,光源931から放射された検査
光99は平行光としてプリズム94の第1面941に入
射する。プリズム94の第2面942には,被検者の指
81が圧接されており,プリズム94に入射した検査光
99はその指紋に対応した検査光991となって第2面
942から反射される。
【0006】即ち,図4に示すように,検査光99は,
指81の凹部811(空気部)では全反射され,プリズ
ム94に圧接される指81の凸部812では全反射され
ずに吸収散乱される。その結果,指紋を記録した検査光
991が第2面942の反射光として得られる。
【0007】そして,検査光991は集光用のレンズ9
34により収束されてホログラム91に入射する。な
お,ホログラム91の入射面911はレンズ934の後
方焦点位置の直前に配置されている。
【0008】なお,図3において,符号935は,再生
光992の集光用のレンズ,符号95は光センサ92の
出力から指紋の同一性を判断する判定回路である。そし
て判定回路95は,光センサ92の出力が一定値以上で
あるか否かにより,指紋の同一性を判定する。なお,上
記指紋検査装置90と同様の構成により,指紋を印影に
変えて印影を照合する装置とすることも可能である。
【0009】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記指紋検査
装置90には次のような問題点がある。それは,同一人
物の同一の指による指紋であっても,指81の押圧状態
によって指紋の濃淡等が変化し,その結果指紋を記録し
た検査光991が変化することである。即ち,同一人か
ら得られる指紋であっても,押圧力の大小や指の押圧角
度などによって,検出される検査光991(再生光99
2)が変化し,その結果,同一人であるにも拘わらず別
人であると判定されることがある。
【0010】このような誤判定を回避するためには,指
81の押圧状態に対応する異なったパターンを記録した
複数のホログラム91を用意し,ホログラム91を取り
替えて何回も検査する必要がある。しかしながら,この
方法によって,精度よく指紋を判定するためには検査の
手前と時間がかかるという問題を生じている。
【0011】また,複数の人間のいずれかと一致するか
否かを検査する場合には,同様に複数の人に対応する複
数のホログラム91を用意し,ホログラム91を交換し
て何回も検査しなければならないから,同様に検査の手
間と時間がかかるという問題がある。
【0012】印影の照合を検査する場合についても同様
である。本発明は,かかる従来の問題点に鑑みて,1回
の検査によって複数の基準パターンとの類否を判定する
ことのできる安価なパターン検査装置を提供しようとす
るものである。
【0013】
【課題の解決手段】本発明は,区分された独立の記録領
域に複数の基準パターンを一個ずつ記録した基準ホログ
ラムと,検査光を発する光源と,該光源から発せられた
検査光を同一の焦点距離を有し,焦点位置の異なる複数
の第2次検査光に分割し,その焦点の配置を上記記録領
域の配置と同様とするレンズアレイと,該第2次検査光
を同一の被検物に照射し該被検物のパターンを記録した
後それぞれの後方焦点位置に向けて収束させる被検パタ
ーン検知部と,上記基準ホログラムの各記録領域を上記
後方焦点のそれぞれの近傍に配置し,得られる再生光を
受光する光センサと,該光センサの出力信号から上記被
検物のパターンと上記基準パターンとの類否を判定する
判定部とを有していることを特徴とするパターン検査装
置にある。
【0014】本発明において最も注目すべきことは,複
数の基準パターンを独立の記録領域に一個ずつ記録した
基準ホログラムを設けたこと,検査光を焦点位置の異な
る複数の第2次検査光に分割するレンズアレイを設けた
こと,上記第2次検査光を同一の被検物に照射してそれ
ぞれに被検パターンを記録し基準ホログラムの近傍に集
光させる被検パターン検知部を設けたこと,第2次検査
光の後方焦点の前方の近傍に基準ホログラムの記録領域
を配置してその再生光を検出するようにしたことであ
る。
【0015】なお,上記レンズアレイには,ホログラム
を用いたホログラムレンズアレイがある。そして,ホロ
グラムレンズアレイは,均一な品質のものを安価に大量
生産できるという利点がある。
【0016】このホログラムレンズアレイは,請求項2
記載のように,光源と,光源からの光を参照光と物体光
とに分離する第1分光手段と,該参照光を平行光に変換
するコリメート手段と,上記物体光を焦点位置の異なる
複数の第2次物体光に分割しそれぞれを後方焦点位置に
向けて収束させる第2分光手段とを設け,上記後方焦点
位置の近傍に感光材を配置し,複数の上記第2次物体光
と上記参照光とによるホログラムを一枚の感光材上に形
成することによって製作することができる。
【0017】なぜならば,このようにして製造したホロ
グラムに対して,上記参照光と同様の平行光を入射させ
れば,上記第2次物体と同様に複数の焦点位置を有する
再生光が得られるからである。
【0018】上記パターン検査装置は,例えば指紋検査
装置や印影照合装置等として用いることができる。指紋
検査装置の場合には,被検物は指であり,基準パターン
と被検パターンは指紋である。そして,指紋検査装置に
おける複数の基準パターンは,例えば,指の押圧状態を
変えたときの指紋であり,また異なる人の同一指の指紋
などである。
【0019】複数の基準パターンを,上記のように同一
指の指紋とした場合には,同一人に対する判定誤りを減
少させることが可能となり,異なる人の指紋とした場合
には一回の検査によって複数人との照合が可能となる。
【0020】なお,同一指に関する判定精度を上げよう
とする上記第1の場合には,光センサは1個にすること
ができる。なぜならば,この場合には複数の基準パター
ンのどれかと一致すればよく,どの基準パターンと一致
したかということの区分は必要ないから,再生光をまと
めて単一の光センサに入射させればよいからである。
【0021】しかしながら,どの人の指紋(基準パター
ン)と一致したか否かを知る必要がある上記第2の場合
には,再生光を記録領域毎に別個の光センサに入射さ
せ,その出力を個別に判定する必要がある。このような
光センサには,例えば光ダイオードアレイなどがある。
【0022】
【作用及び効果】本発明における基準ホログラムには複
数の基準パターンが独立した記録領域毎に一個ずつ記録
されている。そして,上記各記録領域に対して同一の被
検パターンを記録した第2次検査光を入射させる。
【0023】即ち,検査光には焦点の位置が異なる複数
の第2次検査光が含まれており,一括して被検物に照射
した検査光は,焦点の違いによって上記第2次検査光に
分離することができる。そして,分離された第2次検査
光を別個の記録領域に入射させて,記録領域毎にホログ
ラムの再生光を得ることができる(なお,それぞれの第
2次検査光を別個の記録領域に入射させるために,第2
次検査光の焦点位置の配置と記録領域配置とが一致する
ように構成されている)。
【0024】そして,記録領域の再生光は,その記録領
域に記録された基準パターンと被検パターンとの相関度
(類似性)によって変化する。従って,再生光を光セン
サで検出し,その出力信号を判定部で解析し複数の基準
パターンと単一の被検パターンとの類否を一回の検査に
よって判定することができる。
【0025】なお,同一指紋に関する複数のパターンを
基準パターンとする前記の指紋検査装置の場合には,複
数の基準パターンのいずれか1つと一致するか否かによ
って同一か否かが判定されるから,必要な分解能が得ら
れる場合にはすべての記録領域の再生光を一括して光セ
ンサに入力させて,そのトータル出力の大小によって一
致,不一致を判定することができる。一方,基準パター
ンが複数の人の指紋である場合には,各記録領域の再生
光は別個の光センサに入力されて別個に判定されなけれ
ばならない。
【0026】そして,本発明にかかるパターン検査装置
は,光路上にレンズアレイを配置して複数の第2次検査
光を得ること,複数の基準パターンを記録した基準ホロ
グラムを用意することなど比較的安価な光学部材を用い
ることによって実現することができるから,安価であ
る。
【0027】更に,レンズアレイを,前記のようにホロ
グラムレンズアレイとすることにより,一段と安価に装
置を製造することができる。上記のように,本発明によ
れば,一回の検査によって複数の基準パターンとの類否
を判定することのできる安価なパターン検査装置を提供
することができる。
【0028】
【実施例】本発明の実施例にかかるパターン検査装置に
ついて,図1,図2を用いて説明する。本例は,図1に
示すように,複数の基準パターンを区分された独立の記
録領域に1個ずつ記録した基準ホログラム11と,検査
光30を発する光源12と,検査光30を同一の焦点距
離を有し焦点f1 ,f2 ,f3 の位置が異なる複数の第
2次検査光31〜33に分割し,その焦点の配置を上記
記録領域の配置と同様とするレンズアレイ13と,第2
次検査光31〜33を同一の被検物(指81)に照射
し,被検物のパターンを記録しそれぞれの後方焦点
1 ′,f2 ′,f3 ′の位置に向けて収束させる被検
パターン検知部20と,基準ホログラム11の各記録領
域を後方焦点f1 ′,f2 ′,f3 ′のいずれかの前方
の近傍に配置し,得られる再生光37〜39を受光する
光センサ16と,光センサ16の電気出力信号161か
ら被検物のパターンと上記基準パターンとの類否を判定
する判定部17とを有しているパターン検査装置10で
ある。
【0029】そして,被検物は指81であり,基準パタ
ーン及び被検パターンは指紋であり,上記パターン検査
装置10は指紋検査装置である。また,複数の基準パタ
ーンは,同一の指に関し押圧状態を変えたときに生ずる
複数の指紋である。
【0030】なお,レンズアレイ13はホログラムレン
ズアレイであり,図2に示す方法によって製造されたも
のである。即ち,図2に示すように,光源41と,光源
41からの光60を参照光61と物体光62とに分離す
る第1分光手段42と,参照光61を平行光に変換する
コリメート手段43と,物体光62を焦点F1 ,F2
3 の位置の異なる複数の第2次物体光631〜633
に分割しそれぞれを後方焦点F1 ′,F2 ′,F3′に
向けて収束させる第2分光手段44とを設け,後方焦点
1 ′,F2 ′,F3 ′の近傍に感光材85を配置し,
第2次物体光631〜633と参照光611とによるホ
ログラムを一枚の感光材85の上に区分して形成するこ
とによりホログラムレンズアレイ13を製造する。
【0031】それぞれについて説明を補足する。本例の
パターン検査装置10は,図1に示すように,レーザー
光源12から放射された検査光30は,対物レンズ14
1とコリメートレンズ142によって平面波の検査光3
01となりレンズアレイ13に入射する。レンズアレイ
13からは,焦点f1 ,f2 ,f3 の異なる発散する第
2次検査光31〜33が出射し,被検パターン検知部2
0に入射する。
【0032】第2次検査光31〜33は,被検パターン
検知部20の第1レンズ21によって平行光となり,プ
リズム22の第1面221に入射して第2面222に達
する。プリズム22の第2面222には,被検者の指8
1が圧接されており,その指紋を記録した第2次検査光
34〜36(前記図4参照)となり,集光用の第2レン
ズ23によって収束される。
【0033】第2次検査光34〜36の後方焦点
1 ′,f2 ′,f3 ′の直前に基準ホログラム11が
配置されており,第2次検査光34〜36はそれぞれ基
準ホログラムの別個の記録領域に所定の角度で入射し,
記録領域に記録され基準パターンとの相関度に対応した
再生光37〜39が得られる。
【0034】再生光37〜39は,第3レンズ15を通
って逆フーリエ変換された検出光160としてまとめて
光センサ16に入射する。検出光160の強度は,被検
指紋と基準パターンとの相関度の強さに対応したものと
なる(前記図5,図6参照)。そして,判定部17は,
光センサ16の出力が所定値以上であるか否かにより被
検指紋が,基準パターンのいずれかに一致するか否かを
判定する。
【0035】一方,図2に示すホログラムレンズアレイ
13の製造装置4においては,光源41から出た光60
は,第1ミラー451で反射されて第1分光手段42
(第1ビームスプリッタ)に入射して参照光61と物体
光62とに分離される。参照光61は,コリメート手段
43の第2ミラー431で方向を転換したのち,対物レ
ンズ432とコリメートレンズ433によって平行光と
なり第2ビームスプリッタ46を経て感光材85に入射
する。
【0036】一方,物体光62は複数の第3ビームスプ
リッタ441,ミラー445によって複数のビーム62
1〜623となり,それぞれ対物レンズ442を経て発
散した第2次物体光631〜633となる。その後,2
つのレンズ443,444によって光路を調整し,後方
焦点F1 ′,F2 ′,F3 ′に向けて収束され,第2ビ
ームスプリッタ46を経て感光材85に入射する。
【0037】その結果,感光材85には複数のレンズ4
42を記録したホログラムが形成され,ホログラムレン
ズアレイ13を得ることができる。即ち,ホログラムレ
ンズアレイ13に対して参照光611と同様の平行光を
入射させれば,再生光としてF1 ′,F2 ′,F3 ′に
焦点を結ぶ発散光(透過光)を得ることができる。
【0038】なお,感光材85には,例えば,銀塩感光
材(アグファゲバルト社製8E75など),フォトポリ
マ,重クロム酸ゼラチン等がある。なお,ホログラムレ
ンズアレイは,上記のような光学的露光処理によって得
られるもののほかに,光学処理によらず機械的処理によ
って製造された計算機ホログラムや複製ホログラム(エ
ンボスホログラム)などがある。
【0039】次に本例のパターン検査装置10の作用効
果について述べる。本例では,単一の検査光30から得
られる第2次検査光31〜33を同時に被検者の指81
に照射し,同一指紋を記録した検査光34〜36を基準
ホログラム11の別個の記録領域に入射させる。そし
て,基準ホログラム11の再生光37〜39として,複
数の基準パターンに対する相関度を示す検出光が得られ
る。
【0040】即ち,複数の基準パターンとの照合を従来
のパターン検査装置のようにホログラム11を交換して
複数回の検査を行う必要がないから検査効率(スピード
と手間)が大幅に向上する。また,図1から知られるよ
うに,パターン検査装置11は汎用的で安価な光学素子
を用いて構成することが可能であり,また従来のパター
ン検査装置(図3)に比べて光学系もほとんど同じ構成
となり,コストの上昇を極めて低く抑制することができ
る。
【0041】そして,主たる追加光学要素であるレンズ
アレイ13は,ホログラムレンズアレイとすることによ
り安価に量産が可能である。上記のように,本例によれ
ば,一回の検査によって複数の基準パターンとの類否を
判定することができる安価なパターン検査装置(指紋検
査装置)を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の指紋検査装置のシステム構成図。
【図2】実施例の指紋検査装置のホログラムレンズアレ
イの製造装置のシステム構成図。
【図3】従来の指紋検査装置のシステム構成図。
【図4】図3のプリズム反射面における光の挙動の模式
図。
【図5】相関度の高い場合におけるホログラムの再生光
の断面上の輝点分布図。
【図6】相関度が低い場合におけるホログラムの再生光
の断面上の輝点分布図。
【符号の説明】
10...パターン検査装置, 11...基準ホログラム, 13...レンズアレイ, 16...光センサ, 17...判定部, 20...被検パターン検知部, 31〜36...検査光, 37〜39...再生光, f1 〜f3 ,f1 ′〜f3 ′...焦点,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9061−5H G06F 15/70 455 A (72)発明者 水野 透 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 区分された独立の記録領域に複数の基準
    パターンを一個ずつ記録した基準ホログラムと,検査光
    を発する光源と,該光源から発せられた検査光を同一の
    焦点距離を有し,焦点位置の異なる複数の第2次検査光
    に分割し,その焦点の配置を上記記録領域の配置と同様
    とするレンズアレイと,該第2次検査光を同一の被検物
    に照射し該被検物のパターンを記録した後それぞれの後
    方焦点位置に向けて収束させる被検パターン検知部と,
    上記基準ホログラムの各記録領域を上記後方焦点のそれ
    ぞれの近傍に配置し,得られる再生光を受光する光セン
    サと,該光センサの出力信号から上記被検物のパターン
    と上記基準パターンとの類否を判定する判定部とを有し
    ていることを特徴とするパターン検査装置。
  2. 【請求項2】 光源と,光源からの光を参照光と物体光
    とに分離する第1分光手段と,該参照光を平行光に変換
    するコリメート手段と,上記物体光を焦点位置の異なる
    複数の第2次物体光に分割しそれぞれを後方焦点位置に
    向けて収束させる第2分光手段とを設け,上記後方焦点
    位置の近傍に感光材を配置し,複数の上記第2次物体光
    と上記参照光とによるホログラムを一枚の感光材上に区
    分して形成することを特徴とする請求項1記載のレンズ
    アレイホログラムの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1において,上記被検物は指であ
    り,上記基準パターン及び被検パターンは指紋であるこ
    とを特徴とする指紋検査装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において,上記複数の基準パタ
    ーンは,同一の指に関し押圧状態を変えたときに生ずる
    複数の指紋であることを特徴とする指紋検査装置。
  5. 【請求項5】 請求項3において,上記複数の基準パタ
    ーンは,異なる指又は異なる人に関する複数の指紋であ
    ることを特徴とする指紋検査装置。
JP6261183A 1994-09-30 1994-09-30 パターン検査装置 Pending JPH08101914A (ja)

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